はてなキーワード: 米沢りかとは
数年前に別れた元カレに会いたい。
twitterもメールも知ってる。連絡しようと思えばいつでも会える。
でも「会いたい」と思っていることを元カレに気取られたくないので、元カレの住んでいる街に行くときはいつもきょろきょろしてしまう。
大好きで、本当に大好きで、もちろん結婚したかったし一生懸命そういう方向に持って行こうとしたりした。
だけど元カレにとって私はいわゆる「他に女いないし便利だから付き合ってるけど結婚するならコイツじゃないな、結婚はもっと若くて可愛い子とする、いい女が現れたらコイツとはすぐ別れる」という存在であるのは3年目ぐらいから気付いていた。
それでも好きだったから、いずれ観念して結婚してくれるかもしれない、だいたい30過ぎて次の人を探すのは無理だよ、と思っていた。
その思いにケリをつけれたのは、お恥ずかしながら漫画がきっかけで、米沢りか先生の「カツ婚!」を読んだんですよ。
そこに、まさに元カレと同じような男が出てきて、自分はここで言われている「つなぎちゃん」なのだなとハッキリ分かった。
「彼はあなたが結婚適齢期であろうが、あなたの一番だいじな20代~30代をつぶそうがまったく気にしていない」「キープちゃんに繰り上げ当選はあるが、つなぎちゃんに繰り上げ当選はない」ああ本当にそうだ。
私はそんな男にこれからの人生を賭けようとしていたのだ…と思い、辛かったけどお別れしました。
さて、なぜそんな元カレに会いたいのかと言うと、別れてから新しく出会い、お付き合いかたと今結婚して子供もでき、とてもとても幸せだからです。
元カレより圧倒的に優しいし、私のことを好きでいてくれてるのが分かる。ああ本当のパートナーとはこんな私を大切にしてくれるのかと、毎日感動している。
結婚前、今の夫が私の住んでいる駅に来てくれたことがあって、それに感動していたらおおげさだと笑われたんですが、元カレは5年間私の街に来ようとすらしなかったのだ(当時私が実家住まいというのもありましたが)。
あの時、元カレを思い切れて本当によかった。あの時、こんな明るい未来があるとは思っていなかった。
共通の友人情報によると、元カレは、40を過ぎて未だ独身だという。仕事は出来るので若い子に「すごーい」とは言われてはその気になってしまい話しかけたりするらしいが、男としてはまるで相手にされていないという。
飯炊き女がいなくなったので体型も崩れ、頭髪も薄くなってきたらしい。
そんな元カレにとても幸せな今の私を見せつけてやりたい、というのは性格が悪いだろうか。
とりあえず共通の友人に「私は結婚して子供もいてとてもとても幸せなので、もし私に対して罪悪感があるなら安心してねと元カレに伝えてくれ」と言った。
元カレは私に罪悪感など持っていないだろう。いや、ちょっと悪かったかなーぐらいは思ってるかもしれない。その元カレを楽にする言葉であるとは分かっている。
それでも、「あの時、この女で手を打っておきゃよかった」と悔しがらせたい。