「端末本体」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 端末本体とは

2022-02-18

 定期的に電子書籍と紙の本どっちがいいみたいな話題が出てくる。

 俺はいくつかの観点から電子書籍一本槍である

 まずスペースの問題だ。これはまっさきにだれもが思い浮かぶところだろう。実際、自分マンガやらラノベで2万近いとこまで行って、これはもう人間生活として限界だと思って、あるとき全部処分した。内田善美の本とか、もう二度と電書で入手できないこと確定みたいなもん以外、すべて。そしたら、信じられないことにモノがものすごく少なくなりました。びっくりしました。要するに俺の持ち物のほとんどは本かCDでした。あとエロゲの箱。

 で、万を超える物量感を体験している人間としては、もう二度とあの状態にはなりたくない。もちろん歩いてる本屋とかは見てしまうわけで、そうするとふらふらと入ってしまう。紙の本ってそれ単体が「モノ」であり、モノとして訴求する力を持っている。ゆえに買いそうになってしまう。1冊くらいまあいいか。そこが地獄入口だ。禁煙なんかと一緒である

 これだけの本を読んでいるということは、とうぜん活字中毒的ななにかである。出先で本を切らしたときになんでもいいか活字がないと死ぬと思って本を買った経験は一度や二度ではない。ある程度の期間の旅行ともなれば、10冊くらいは本を持っていくしかなかった。ついでにいうと音楽も切らすわけにはいかないので、かつてはカセットテープを10本とか20本持ち歩いていた。いまやこれがスマホひとつである。もうアラフィフなので思う存分老人仕草をすることにするが、いい時代になったもんだ。もっとも、これおっさんにけっこう多いと思うんだけど、ガジェットを単機能で持ちたがる癖があって、電書はKindle端末だし、音楽は、サブスク用のスマホ別に持って歩いてたりするんだが、まあそれでも本を10冊持ち歩くよりははるかにましだ。最低でも未読の本を5冊くらいは持ち歩いてないと落ち着かない。「この小さな端末のなかに文庫が100冊!」という安心感はなにものにもかえがたい。

 さら老眼の進行である。俺はドがつく近眼であり、かつ老眼もだいぶ速やかに訪問くださりやがったので、裸眼で見えるスイートスポットが異常に狭い。日常生活で使えて手元も見える遠近両用とか頭痛するし、肉体的に文庫活字を読むのがきついのである。その点、電子書籍なら安心だ。小1の教科書よりもでかい活字で表示できる。ディスプレーを見続けることによる目の疲れもKindle端末ならそれほど問題にならない。

 俺にとって本は消耗品であるスナック菓子を食うみたいに活字を食う。あるいはトイレットペーパーみたいなものだ。この手の人間にとって所有権がどうこうとか、貸し借りが云々とか、子供が親の背中を見てとか、そういうのはいっさい問題にならない。読めればいい。本屋営業時間を気にすることもない。なんならうんこしてる最中でも続きが買える。すばらしい。せめてそこはうんこ終わるまで待てないのか。

 もちろん電書にもデメリットはある。

 ブコメで頻出だった閲覧性、参照性の問題。これは絶対に紙に軍配が上がる。紙の本の「確かこのへん」でなんとなく探り当てるような探しかたって、シークバーではまず同じことができない。ただこれは単なるUIの問題である気もする。閲覧性でいうと、本棚よりも特定の本にアクセスするのが難しいというのもある。もちろん検索対応できないこともないのだが「確かあれ、あの、なんだっけ、海辺ボーイミーツガールで……あれだ、あのエモいやつを読みたいんだ。20年前に読んだきり本棚のどこかに放り込んだあれを」みたいなときに、電書の3000冊とかのなかから探すのはかなり骨が折れる。Kindle端末本体ではどうにもならないし、いざパソコンの前に座って購入履歴を、と思ってもあれなんか妙に目が滑りません? やっぱりこういうとき「モノ」が厳然として存在している、というのは非常に強い。実際、紙の本で持ってたときに「確かあのへんに置いた」で見つからなかったことってあまりなかったと思う。

 あとマンガな……。老眼に電書のマンガまじきつい。パソコンディスプレーで見る以外の手がない。マンガのながら読みっていうか、部屋でぼけーっと寝転がってるときにそのへんのマンガを手に取ってなんとなく読む、という行動は激減した。10インチくらいのタブレットで解消できる問題ではあるけど、これ以上ハード増やしてどうすんだ的な感じもある。

 電源切れとかは経験がない。そもそもモバイルバッテリーを持ち歩いてるし。あと端末の故障に備えて新品の予備は常に一台キープしてある。

 俺が思う電書の最大のデメリットは「すべての読書行動を電書のみに絞り込むことができない」ということだ。これはほんとでかいいちばん多いパターンが、新書なんか読んでて参考資料とか引用先で出てきたおもしろそうな本を買おうと思うと電書化されてなかった、というやつだ。またそういうのに限ってやたらおもしろそうだったりする。アマゾンで調べてる場合だと、1クリックでそのおもしろそうな本が(紙でなら)買えてしまうので、なおのこと心が揺らぐ。

 これは読書に限らず調べものなんかもそうなのだが、一定レベルよりも深堀りしようとすると、最後は紙の書籍に頼るしかない、という場面が頻出する。たとえば東ローマ帝国について調べていて、まあざっとした歴史の流れだとか、政治体制だとか、要するに概要を掴むくらいならネットでの調べもので充分だし、電書でも通史のたぐいはいくつも出ている。しかしもし、東ローマ帝国庶民食生活について知りたくなったら、電書ではどうにもならない。そこは学術書領域で、論文探してヒットすりゃいいけど、こういうニッチ研究ってたとえば1960年くらいに書かれた本がいまだに最新の研究だったりすることもよくあって、こうなるとお手上げだ。紙の本しか選択肢がない。

 これに限らず、マイナーな作者の小説だとか、古いタレント本だとか、古い時刻表だとか、とにかく紙の書籍資産が膨大であり、とうてい電書ではカバーできない。そして今後もおそらくは電書化はされない。要するに紙の本から完全に足を洗いたくても洗えない、というのが電書一本槍にしたときに最大の障壁となる。

 ま、図書館行けって話なんすけどね。なんでまあ、現状は「購入はほぼ電書、足りない分は図書館で」というかたちになっている。

 あと最後に、電書のデメリットとして日常的に多く使ってる人は感じてると思うんですけど、無駄に買いすぎますね……。講談社学術文庫とかよく50%ポイント還元やってますけど、ああいときやばい

 ついでですけど、アンリミは「なんでもいいかラノベ読めればいい」みたいな人間にとっては、けっこうよい状況になってるので、おすすめです。ただし1巻だけ対象でそれがおもしろかった場合地獄みる。向こうも商売から、まあ考えるわな。

2020-06-01

ルーターの置き場所神棚が最適

神棚はいわゆるウォールシェルフ場合が多く、壁の高い位置にあるので邪魔にならない。

配線工事神棚の裏にやってもらって、邪魔コード御神体と共にミニチュアハウス収納しておけばよい。

ただ、端末本体火事防止のためにミニチュアハウスにいれるのはやめたほうが無難だ。

2015-12-08

まだガラケー使ってていい加減格安SIMスマホデビューしたいけど、

端末本体がなかなか買い時が見つからない

年末だしセールもわりとよくあってるみたいだし、下手に買うと損する気がしてしまって下手に手が出せない

2万以下が定価の端末も、それ以上のスペックが半額になる場合もあると考えると気軽に買えない

2015-03-07

学校へのタブレット導入事例を調べてみた

いっぱいある。

佐賀県といくつかの教育委員会だけかなと思っていたけど、無数にある。

ギーク界隈ではサンドバッグ・オブ・ザ・イヤーに認定されるくらい叩かれている学校へのタブレット導入。まさか全国規模の事案とは思わなんだ。

批判しませんよ。

アレは必要悪なんですよ。

コンクリートガラス板に変わっただけの公共事業です。

端末本体のカネは東京に振り込まれるかもしれないけど、メンテ地元業者

地方にとっては大切な金づるです。

しか墨田区とか財政状態良好なところがタブ導入するのは謎ですね。

ガジェヲタの私としては学校放出品が欲しくて仕方ないのですが、今のところヤフオクには流れてきてませんね。

製造番号で生徒個人が特定されるからかしら。

安心して。

オジサン誰にも言わないから。ちょうだい(おねだりのポーズ)

 
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