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2023-01-30

前職の思い出を語りたい

増田

勤務時間不定期(5時~8時のどっかしらが始業時間

管理部配属(経理希望)だが、実際にデスクに座ってるのは3時間程度

「うちは『やれるやつがやる』職場から」を真に受けて本当に何でもやったら雑用係と化した

雑用係となった挙句の果てに社内評価は低い(特に上層部

現場~裏方まで顔を出す割に蚊帳の外にされがち(話が回ってこない)

あらかじめ有給使う宣言して退職際に使い切ろうとしたら怒られた

かい。決め事はちゃんと守らないと気になる性質

雑用係という性質上、パートアルバイトからはすこぶる評判が良い(アルバイト管理してる上役にも評判は良い)

労基法税務会計現場の専門知識水道管の修理までゼネラリストみたいなことをしてた

「『ちょっと』困ったら増田さんに言えばいい」みたいな風潮があった

雑用係なので、取引先とよく話すが名刺等の備品はもらえない。経費削減


同僚

家庭の都合で常に8時出勤(正直仕方ない)

管理部配属でデスクに最低でも7時間は座っている

デスクから基本的に動かないので必然的雑用もやらない

上層部から評価は高い(昇進も早かった)

忙しくて雑用を頼むと不機嫌になる

「わかりました」「やっておきます」が口癖。実際にはやらないか「やろうと思ってた」と誤魔化す

ゼネラリストが求められる職場スペシャリストを地でいってた

自分がやりたい仕事しかやらない(業務の属人化が進んでた諸悪の根源

上層部評価は高いので、取引先と話す機会はロクにないのに名刺はもらえるし何を発注しても基本自由



雑用大事仕事から、みたいなこと言うやつは雑用だけで1年過ごしてほしい

評価が上がるどころか「なんでお前は管理部なのに何で知らないんだ」って上から謎のパワハラ受けるから

怒られるから話を回して欲しいって頼んでも、話が回ってこないので俺は何も聞かれなくなったし

何らかの理由長期離脱されると困るから業務のやり方や情報の共有をしてほしいと頼んでもしてもらえなかった

また、俺が「あの備品壊れてて、使えないと皆困るんで新しく買いたいんですけど」と言うと経費削減を理由にNOと言われるが

なぜか俺が伝えたことをそのまま係長から上司に伝えてもらうとOKが出る。マジで意味分かんねえ。冷蔵庫ぶっ壊れて困るのは全員一緒だろうがよ


ちなみに同僚がコロナ長期離脱していたタイミングはマジ困ってた

俺に「あれ知らない?これは何?」と聞かれても、共有も何もないんだから知るわけもなく

結果的に全員が困ったのでまあ改善されるだろうと思ったら何も改善されなかった。この時点で転職を決めた

辞めると言ったら上司から引き留められた

「次の職場絶対に厳しい」「何が不満なんだ」「今は安いけど数年後の給料絶対に高い」

増田くんが居ないと困る」「増田くんの言いたいことは分かってるつもりだ」


なんていうか、ああクソだなっていう感想しか出なかった

給料面もそうだけど上司主観評価される謎の評価制度とか、情報の共有がまともにできないとか

田舎の悪い部分を煮詰めて凝縮したのかな?っていう感じの職場だった

唯一良かったのは、未経験だった俺を拾ってくれたことと、辞める直前の賞与は割と良い金額だったこ

特に経験のクソ野郎を拾ってくれた恩だけはホントに忘れない。他のクソみたいな部分も絶対に忘れないけど

2015-11-12

簿記の人気エントリ

(追記 : 別のエントリ簿記言葉意味解説しました。→ http://anond.hatelabo.jp/20151113140308 )

これは簿記エッセンスをまとめたとか書いてあるが、簿記でもないし、会計学でもないし、なんだかわけのわからない謎の話になっている。どのあたりが謎なのか説明していくと・・・

明治時代福沢諭吉(1万円札のひと)が『帳簿記入術』として紹介した、一連の経営管理技術が、『簿記』と略された、という説が有力です。

という冒頭から怪しい。"帳簿記入術"でググってみると、このブログしかヒットしないんだよね。福沢諭吉が紹介したのは、「帳合之法」であって、『帳簿記入術』という言葉はどこからでてきたの?たぶんこの人の造語だと思うんだが確証はない。

経営管理技術が、『簿記』と略された、」というのもなんだかよくわからなくて、自分理解では、簿記は単に帳簿記入が略されて簿記になったか、あるいは英語Book Keepingが略されてぼきになったという話をきいたことがあるくらい。「経営管理技術」をどう略したら簿記になるのか?「ぼ」も「き」も含まれて無いのに。

簿記は『財務諸表』を正しく作るための一連の技術」というのは、ずれている。財務諸表作成するために仕訳を切るけれど、会社経済的価値の増加や減少を勘定項目ごとに分けて帳簿に記入するというのが簿記という言葉意味なので。財務諸表作成するのが簿記の最終目的のような書き方はおかしいですね。

デジタル大辞泉簿記説明を読んでほしい。財務諸表という言葉一言もない。

https://kotobank.jp/word/%E7%B0%BF%E8%A8%98-132641#E3.83.87.E3.82.B8.E3.82.BF.E3.83.AB.E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.B3.89

財務諸表のようなもの」は主要簿(仕訳帳と総勘定元帳ね一応)から誘導的に導出することができるけれど、簿記財務諸表独立別個の存在なので、簿記財務諸表従属物のような書き方をするのは間違い。

画像の「会計学説明の、『正確な財務諸表を作るための簿記技術についての理論』」というのも、少し正確さが足りない。この説明だと、会計学簿記理論を支える点を説明しているけれど、それ以前の話もあるので(認識や測定の話の前の包括利益などの話もあるし、企業結合会計などはそもそも簿記外の話だ)、会計学には簿記理論的な話も入るけれど、そうではないものもある。部分集合といったらなんとなくわかってもらえるだろうか?

同じ画像の「財務諸表要件」という言葉は、何を意味しているのか私にはわからなかった。

会計学の基本

で、次の項に進むと・・・

「例えば、例で見てみましょう。」って意味が重複している。

収益認識基準の話に飛んでいくんだけど、簿記の話で大事な話はいくつもあるのに、なんでこんな損益会計の話に飛ぶのか?

「実は会計基本的ルールについては法律には定められていません。

財務諸表の作り方に関する法律は、

会社法

金融商品取引法

各種税法

というのも、誤解を招く書き方になっている。企業会計原則とか、財規とかは(狭義の)法律に含められないけれど、だからといって内閣府令法律ではないと強調して表示する意味があるの?各種税法に財務諸表の作り方が載っているという話は聞いたことがない。税務会計財務会計に影響を与えているという話は知っているけれど(いわゆるトライアングル体制)、財務諸表の「作り方」は税法で定められていない。(税務署に申告・提出する書類財務諸表に含まれない。)

「一般に公正妥当と認められる会計処理基準(GAAP)」は、「一般に公正妥当と認められる会計原則」を指していると思う。会計処理と狭めているのは理解ができていない証拠。こういうテクニカルタームの間違いがこれ以降もあるし、しかもその語の説明も変なのがこれからも続く。

画像税務会計の「収める」は「納める」。この画像トライアングル体制説明でよく見かける概念図なんだけど、トライアングル体制説明中央GAAPを持ってくるのは見たことがない。GAAPってアメリカ由来のイメージなので、別の文脈説明するべきものだろう。

「J-GAAP」でぐぐっても、なんかそれらしいURLは無い。これも造語では?(追記:どうやら"J-GAAP"ではなくて、や"JGAAP"を意味しているらしい。US-GAPPは間にハイフンを入れるが、JGAAPは、"JGAAP"または"J GAAP"と表記するので、間にハイフンを入れるのは間違い。)

めんどうくさくなってきたので、このあたりで終わり。多分全体の1/3くらいの部分までで、どう読んでも変だろうという箇所を指摘した。残りの2/3の部分も、いくつもひどい点があるんだけど、それを指摘していくと時間が大変かかって、かかる割に報われないと思うので終わりにする。匿名ダイアリーの文量制限にも引っかかるだろうし。興味があれば誰かやってください。もちろん会計がわかる人がやらないと墓穴を掘ることになるんですが。

ざらっと見た感じだと、経営学部学生講義課題レポートを書いたとして、ぎりぎり「可」がもらえるかどうかかな?というくらいの内容だと思う。簿記の話というタイトルなのに、中身はそうではないものが混じりすぎているし、テクニカルタームを間違えていて説明も間違えているし、全体の構成もどこに突き進んでいるのかよくわからないもの・・・

初めて簿記会計を学ぶ人は、もうちょっとちゃんとしたものを読んだほうが良いよ。最初から間違えて覚える必要はないわけだから

 
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