はてなキーワード: 着物文化とは
欧米の服飾関係のテレビ番組(今NHKでやってるソーイングビーとか、前やってたティム・ガンのファッションチェックとか)を見ていると女性向けの基本的なアイテムとしてラップドレスが出てくる。
ジャージー素材を身体に巻き付けるようにして着るドレスで、身体にとてもフィットしたシルエットである。
若い女性だけでなく体の線の崩れたような中高年、おばあちゃんにも欧米ではよく着られているようだ。
日本で着ている人はほとんどいないと思う。日本人は体の線が出る服を好まないので。
しかし、ラップドレスは日本の着物からインスパイアされて生まれたものらしい。着物なんて体の線をなるべく出さないようにして着るのにさ。びっくり。
男性は知らないかもしれないけど、浴衣を着るときにわざわざ腰回りにタオルを巻き付けてくびれを寸胴に補正したりする。
韓国人がアメリカで営む寿司屋が巻物と称してキムパを出して寿司文化の盗用をしてるの見てたら寿司ポリスを警邏させたくなるのは当然でしょ、何故か進歩的左派の皆さんは「寿司ポリス」と揶揄したけど?
キム・カーダシアンが"KIMONO"と称してピッタピタの下着を喧伝して着物文化の盗用をしてるの見てたら着物ポリスを巡邏させたくなるのも同じだと思うんだけど。
韓国人の自称寿司職人にしてもKIMONOの意味を補正下着に上書きしようと試みるキムにしても、両方とも否定するなり両方とも肯定するなり立場が一貫してるならともかく、寿司ポリスを揶揄した口で김の내복を「着物文化の盗用だ!」って喚くのは支離滅裂すぎる。
過去の文脈が忘れら去られるのと、着物が今現在生きているかどうかは、また別の話なのでは?
普段着やちょっとしたおめかし着としての文脈が失われても、また別な意味合いを持って生きているからこそ、こうして実際に目にするわけで
地方によって別方向に進化しているのも、時の止まった化石ではなく着物が生きているからこその現象だと思う
と書いたけど、よく読んだら元増田が惜しんでいるのは着物自体ではなく、着物文化だった
長く着物を愛してきた人にとって文脈が失われるのはとても悲しいことだというのは理解する
あまりに既知のものとかけ離れたら、それはいわば猫が進化して何か別の生き物になってしまったようなもので
猫が好きだった人にとっては猫が居なくなったという点で、死滅したのと同じかもしれないしね