はてなキーワード: 監督賞とは
映画オリジナルの勝手な捏造が組み込まれた結果がこれなんやで。くやしいのうwww
カンヌ映画祭 2021年7月17日 パルム・ドール 濱口竜介 ノミネート [27][28]
アジア太平洋映画賞 2021年9月11日 作品賞 ドライブ・マイ・カー 受賞 [29]
ゴッサム・インディペンデント映画賞 2021年11月29日 国際長編映画賞 ドライブ・マイ・カー 受賞 [30]
ニューヨーク映画批評家協会賞 2021年12月3日 作品賞 ドライブ・マイ・カー 受賞 [31]
ワシントンD.C.映画批評家協会 2021年12月6日 外国語映画賞 ドライブ・マイ・カー 受賞 [32]
ニューヨーク映画批評家オンライン賞 2021年12月12日 外国語映画賞 ドライブ・マイ・カー 受賞 [33]
ボストン映画批評家協会賞 2021年12月12日 作品賞 ドライブ・マイ・カー 受賞 [34][35]
シカゴ映画批評家協会賞 2021年12月15日 作品賞 ドライブ・マイ・カー ノミネート [36]
外国語作品賞 ドライブ・マイ・カー 受賞
ロサンゼルス映画批評家協会賞 2021年12月18日 作品賞 ドライブ・マイ・カー 受賞 [37]
セントルイス映画批評家協会賞 2021年12月19日 脚色賞 濱口竜介、大江崇允 ノミネート [38][39]
外国語映画賞 ドライブ・マイ・カー 受賞
ゴールデングローブ賞 2022年1月9日 非英語映画賞 ドライブ・マイ・カー 受賞 [24][25]
全米映画批評家協会賞 2022年1月9日 作品賞 ドライブ・マイ・カー 受賞 [40]
サンフランシスコ・ベイエリア映画批評家協会賞 2022年1月10日 作品賞 ドライブ・マイ・カー ノミネート
国際長編作品賞 ドライブ・マイ・カー 受賞
トロント映画批評家協会賞 2022年1月16日 作品賞 ドライブ・マイ・カー 受賞 [41]
女性映画ジャーナリスト同盟賞 2022年1月25日 非英語圏作品賞 ドライブ・マイ・カー 受賞 [42]
インディペンデント・スピリット賞 2022年3月6日 外国映画賞 ドライブ・マイ・カー 未決定 [43]
放送映画批評家協会賞 2022年3月13日 外国語映画賞 ドライブ・マイ・カー 未決定
サテライト賞 2022年3月18日 外国語映画賞 ドライブ・マイ・カー 未決定 [44]
日本国内の賞
賞 セレモニー開催日
第13回TAMA映画賞 2021年11月21日 最優秀作品賞 濱口竜介及びスタッフ・キャスト一同 受賞 [45]
ELLE CINEMA AWARDS 2021 2021年12月18日 ベストディレクター賞 濱口竜介 受賞 [46]
第34回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 2021年12月28日 作品賞 ドライブ・マイ・カー 受賞 [47]
第34回毎日映画コンクール 2022年1月20日 作品賞 ドライブ・マイ・カー 未決定 [48]
美術賞 徐賢先 未決定
録音賞 伊豆田廉明 未決定
第43回ヨコハマ映画祭 2022年2月6日 日本映画ベストテン ドライブ・マイ・カー 3位 [49]
第64回ブルーリボン賞
自分のブログにでも書こうかなと思ったけど、だいたい https://www.metacritic.com/pictures/oscar-best-picture-contenders-for-2019?ref=hp からのパクリだしそんなに力いれて調べてないので増田に放流します。
本命は『スター誕生』、『BlacKkKlansman』、『グリーンブック』あたりか。ノミネーションだけなら『ファースト・マン』や『女王陛下のお気に入り』も。
今年のカンヌで『万引き家族』の次点でグランプリを獲得した、黒人映画永遠のトップランナーの最新作。
黒人なのにKKKにもぐりこんでしまった潜入捜査官の実話を描く。
スパイク・リー監督作のなかでは『ドゥ・ザ・ライトシング』や『マルコムX』をも凌ぐ評価を獲得している(そして興行的にもここ十年で自己最高)。
公開時期が夏季であることと、ややコメディよりのタッチがノミネーションに不利に働くかもしれないが、トランプ政権下において「ブラック・リブス・マター」運動はまだまだ意気軒昂。「黒人映画」枠競争を勝ち抜くポテンシャルは十分だ。
ブラックパンサー(ライアン・クーグラー監督)
解説は不要だろう。今年米国内で最高興収をあげた作品にして、マーベル映画史上でも最も支持された傑作ヒーロー映画。
アメリカ国内外の黒人問題や歴史的視点にめくばせしてオスカー好みの社会性もばっちり備えているものの、やはり「アメコミ映画」のレッテルがネック。
まだまだ白人・男性・おじいちゃんが大勢を占めるオスカー会員にあっては弱い。ギリギリノミネーションがあるかどうか、といったポジションだろう。
余談だが一時期新設されそうだった「ポピュラー映画賞」部門はブラックパンサーを受賞させるために作られるのだという噂だった。裏返せば、作品賞本選に選ばれる格ではない、と会員からみなされているのだろう。
Can You Ever Forgive Me?(マリエル・ヘラー監督)
落ち目のライターが有名人の手紙や文章を捏造して高値で売る詐欺に手を出し、それが嵩じて博物館から実物を盗みだそうと企む実録犯罪コメディ。
日本ではあまり知られていないけれど主演のメリッサ・マッカーシーはアメリカで今いちばんアツいコメディアンのひとり。
夫のポール・フェイグと組んで『ブライズメイズ』、『SPY』、『ゴースト・バスターズ(リメイク版)』などの陽性の笑いでヒット作を飛ばしてきた。
そんなマッカーシーが一転してシリアスでブラックなコメディに挑戦し、見事大成功。本年度の主演女優賞ノミネートが確実されている。
演出したヘラー監督の手腕も高く評価されており、初の監督賞ノミネート、さらには作品賞も夢ではない。
とある気難しい現代っ子少女の中学生活最後の一週間を描いた青春コメディ。
中学生版『レディ・バード』にもたとえられる(中二病的な意味で)痛々しくも切ない、みずみずしくもどんよりとしたフレッシュなローティーンライフの描写が広範な支持を集めている。
監督は若干28歳のコメディアンで、なんとユーチューバー出身。アメリカ映画界における新世代の台頭を予感させる一本。すでに数多くの映画祭や映画賞にピックアップされている
オスカーはコメディを敬遠する一方で、サプライズ的なインディー作品を好む傾向にあるが、はたしてこの作品の出目は吉とでるか凶と出るか。最悪でも脚本賞ノミネートは固いか。
『ロブスター』、『聖なる鹿殺し』と強烈かつキテレツな作風で知られるランティモス監督最新作にして初の時代劇。
アン女王を演じるオリヴィア・コールマンを巡る二人の家臣(レイチェル・ワイツとエマ・ストーン)のバトルを描く百合時代劇……たぶん百合だとおもう。
すでに巨匠の地位を確立したランティモス監督の過去作のなかでも群を抜いて評価が高く、今年のベネツィア国際映画祭でも第二位にあたる審査員賞を勝ち取った。オスカー前哨戦となる各種賞レースにももちろん名前を連ねている。
今年の本命作のひとつとも目されるが、ランティモス特有の変態さ加減が(今回は脚本までは書いてないとはいえ)どこまでお上品なオスカー会員たちに受け入れられるか……。
『ラ・ラ・ランド』で幻の作品賞受賞というなんともかわいそうな結果に終わった(それでも本人は史上最年少で監督賞を獲っているが)デイミアン・チャゼルとライアン・ゴズリング。
そんな彼らのリベンジマッチが実録宇宙開発物語『ファースト・マン』だ。人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロング船長にスポットライトを当て、彼の視点からドラマを描く。
企画段階から作品賞ノミネートは当然、という空気のなかでプレッシャーを跳ねのけて見事高評価を集めた。ノミネーションはほぼ確実といっていいのではないだろうか。反面、今度こそ受賞なるかというと、今ひとつパンチがきいてないようで不安が残る。
オスカー前哨戦の最も重要とされるトロント国際映画祭で観客賞に輝いた作品。ここ十年で同賞を得た作品でオスカー本選にノミネートされなかった例はたった一回しかないのだ。
黒人差別が法的に是認されていた時代のアメリカで、自分もちょっとレイシスト入っている用心棒の白人男が南部へコンサートを開きに来た黒人ピアニストを送迎する仕事を命じられる。最初は「黒人のくせに上等なスーツを着てお上品にピアノなんぞひきやがって……」と反感を抱く用心棒だったが、行く先々で差別待遇を受けるピアニストに対してだんだんシンパシーが湧いてきて……という内容。
ほろ苦くもユーモアとメッセージ性に満ちた内容はまさしくオスカー好み。「分断されたアメリカ」というテーマのタイムリーさもある。ちなみに監督は『メリーに首ったけ』などのロマコメで知られるファレリー兄弟の兄。このところは過去のヒットコメディのリメイクなどで仕事に恵まれなかったが、もともと潜在的に持っていた社会派なセンスが一挙に花開いた。
If Beale Street Could Talk(バリー・ジェンキンス監督)
『ムーンライト』で一昨年の作品賞を獲得したジェンキンスの最新長編。今度こそはチャゼルにかっさらわれた監督賞もいただいて完全制覇を目論む。
原作は今年日本でもドキュメンタリー映画『私はあなたのニグロではない』が公開された、黒人小説家ジェームズ・ボールドウィンによる短篇。濡れ衣をきせられて収監された夫を助け出すために奮闘する若き妊婦のお話。
テーマの重厚さも話題性も十分だが、公開が当初予定していた11月から12月にのびたことが若干きがかり。クリスマス狙いのブロックバスター大作のなかで埋もれてしまう恐れがある。
Mary Queen of Scots(ジョージィ・ルーク監督)
互いにイングランド王位をかけてあらそったスコットランド女王メアリーとイングランド女王エリザベス一世を、それぞれシアーシャ・ローナンとマーゴット・ロビーという旬な女優が演じる。
脚本を担当したのは『ハウス・オブ・カード』や『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』などの現代政治劇の名手、ボー・ウィリモン。
いずれもオスカーノミネーション歴を有した名前ぞろいでクオリティも保証されている。同じくイギリスを舞台にした時代劇である『女王陛下のお気に入り』がライバルか。
ROMA(アルフォンソ・キュアロン監督)
世界的に見れば今年最も評価の高い映画といっても過言ではない。ベネツィア国際映画祭の最高賞。
1970年のメキシコ・シティで家政婦として働く女性とその一家のドラマをモノクロで撮る。
評価の高さと『ゼロ・グラビティ』でオスカーを獲ったキュアロンの知名度があれば当然作品賞も……となりそうなものだが、障害は多い。
まずスペイン語映画であること。長いオスカーの歴史のなかでこれまで十作品の外国語映画が作品賞にノミネートされてきたが、受賞にいたったものは一つとしてない。
次に Netflix 映画であること。カンヌみたいに公に締め出すことはしないにしても、アカデミー会員のなかでも動画配信サービス勢に対する反感は根強い。一昨年の『最後の追跡』やドキュメンタリー作品を例外として、『ビースト・オブ・ノー・ネーション』『マッドバウンド』といった作品たちもその年最高クラスの称賛を受けながらもオスカーノミネートには至らなかった。
いちおうネトフリも『ROMA』については配信に先駆けて劇場公開を行うなどの「オスカー対策」をやっているが、はたしてどうなることやら。
ちなみに Netflix でも来月に配信される。驚くべき時代になったものだ。
アリ― スター誕生(ブラッドリー・クーパー監督)
ショービズ映画の古典のリメイク。この八十年で三回目の映画化です。
本年度大本命に数えられる一本。批評家・観客からの圧倒的な支持率もさることながら、商業面でも大ヒット(現時点で世界興収三億ドルを突破)を飛ばした。主演のブラッドリー・クーパーとレディ・ガガの演技もさることながら、これがイーストウッド降板を受けての初監督となったブラッドリー・クーパーの演出にも嬉しい驚きが満ちているとかなんとか。
だが、一昨年の『ラ・ラ・ランド』、昨年の『スリー・ビルボード』と「早すぎる大本命」はかならずバックラッシュに晒されるのがオスカーという場。12月以降に猛然と差してくるであろう後続期待作たちを振り切れるかどうか。
Widows(スティーブ・マックイーン監督)
2013年にアカデミー作品賞を獲得した『それでも夜はあける』のスティーブ・マックイーン最新作。オスカー獲得後の第一作でもある。
シカゴでヘマをやらかして死んでしまった強盗たちの四人の未亡人(ヴィオラ・デイヴィス、エリザベス・デビッキ、ミシェル・ロドリゲス、シンシア・エリヴォ)が亡夫の後を継ぎ女だけの強盗団を結成するちょっと変わった犯罪映画。
マックイーンとヴィオラ・デイヴィスというアカデミー賞受賞コンビで鉄板の出来。
そのパワーでジャンルムービーを嫌うオスカーでノミネーションを勝ち取れるかが見どころだ。
Boy Erased(ジョエル・エドガートン監督)
厳格なキリスト教である両親のもとで育ったゲイの少年(ルーカス・ヘッジス)が教会の同性愛矯正プログラム(いわゆるコンバージョン・セラピー)に放り込まれ、セラピストとバトルする青春ドラマ。
近年では『ダラス・バイヤーズ・クラブ』のジャレド・レトがそうだったように、LGBTものは俳優にとってオスカー像への近道だ(スカーレット・ヨハンソンみたいに非LGBTの俳優がLGBTの役を演じることに倫理的な非難が高まりつつあるにしても)。
批評家筋からの評価的には作品賞には届かないかもしれないが、演技賞ではノミネートが有望視されている。
トランプ政権下でLGBTに対する抑圧が増しつつあるだけに、時事性も捉えているかもしれない。
GWブッシュ政権下で「史上最悪の副大統領」とも呼ばれたディック・チェイニー元副大統領をクリスチャン・ベールが激太り(何度目だ)+ハゲという負の肉体改造で演じたブラックコメディ政治劇。
他にも妻リン・チェイニー役にエイミー・アダムス、ラムズフェルド国防長官役にスティーヴ・カレル、GWブッシュ役にサム・ロックウェルなどアカデミー賞級の芸達者がずらりと並んでいる。
題材としてはなかなかトリッキーだがマッケイ監督の前作『マネー・ショート』がそうだったように、ツボにはまれば一挙にアカデミー賞ノミネートまで行ける。
同じく政治ネタでライバルだった『フロント・ランナー』(ジェイソン・ライトマン監督)の評判がいまひとつ芳しくないのも本作にとっては好材料。
The Old Man and the Gun Now(デイヴィッド・ロウリー監督)
名優にして名監督ロバート・レッドフォードの引退作。15才で逮捕されたときから人生を通じて強盗を繰り返してきた70才の犯罪者(レッドフォード)と彼を追う刑事(ケイシー・アフレック)、そして彼に惹かれていく女性(シシー・スペイセク)を描く実話犯罪コメディ。
作品賞ノミネートは微妙なところだが、レッドフォードはまず間違いなく主演男優賞候補入りするだろう。
ちなみにデイヴィッド・ロウリーの前作であるゴースト・ラブストーリー『A GHOST STORY』は今日から封切り。観に行け。
一方で、実話犯罪・老人・名監督にして名俳優と共通する要素の多い作品としてクリント・イーストウッド監督の『The Mule』にも注目しておきたい。こちらは80才の麻薬の運び屋をイーストウッドが演じる。映画祭などでもまだ未公開なため、どう転ぶかはまだわからないが、近年のイーストウッド作品に対するアメリカ人の冷め方からすると賞レース的な意味での期待はあまりできなさそう。
その他有望そうな作品
『シカゴ』でアカデミー賞作品賞をさらったミュージカルの名手ロブ・マーシャルがディズニーの伝説的名作の続編を制作。
エミリー・ブラント、ベン・ウィショー、こりん・ファース、ジュリー・ウォルターズといった英国の名優たちでがっちり固めつつ、リン=マニュエル・ミランダやメリル・ストリープといったミュージカルで定評のある俳優陣をフィーチャーし、万全の Permalink | 記事への反応(3) | 16:07
有名な「このマンガがすごい!」とか何アレ。オトコ編とオンナ編でしか分かれていない。ただの書店員のオススメ漫画見本市でしかない。
アメリカ見てみ?映画産業や音楽産業が文化だって誇り持ってるからアカデミー賞だってゴールデングローブ賞だってグラミー賞だって事細かにさまざまな部門に分けて賞を作って選考している。尖った感性の作り手もちゃんと正面から拾い上げて審査しているのだ。
Wikipedia参考にアカデミー賞にどんな部門があるか見ていこう。
録音賞
衣裳デザイン賞
特別賞
このように総合的に一番良かった作品を決める「作品賞」の他に、ちゃんと映画の技術を評価する賞がいくつも存在しているのだ。
しかし、日本の漫画賞には漫画の技術を評価する賞がいまだにない!
だから「この描写方法は誰々が発祥」など起源議論がネットで耐えない現状もある。
アカデミー賞に当てはめて、日本漫画アカデミー賞を作るとしたら、各賞はこんな部門になる。
美術賞…優れた背景・小道具・大道具・機械美術、デザインに贈られる賞
短編漫画賞…20ページ以下で完結する優れた短編漫画に贈られる賞
衣裳デザイン賞…優れたキャラクターの衣装デザインに贈られる賞
長編ドキュメンタリー賞…50ページを超える実録・ドキュメンタリー漫画に贈られる賞
短編ドキュメンタリー賞…50ページ以下の実録・ドキュメンタリー漫画に贈られる賞
キャラクターデザイン賞…優れたキャラクターのデザインに贈られる賞。
ノミネートされる作品はその年に発表された回、その年に終わった漫画。ただし長期連載漫画の場合は「○○編」といった形でのノミネートや、「ちょうど○○が告白して区切りがついたから第○話から第○話までのエピソード」という形での年またぎノミネートも認める。よって前年までに候補になった回は落とされる。
もちろん本家アカデミー賞と同じく、一つの作品が複数の部門でノミネートされて五冠、六冠取ることも想定している。
漫画は立派な日本文化なんだから漫画技術を評価するために、漫画出版社は漫画アカデミーを立ち上げて今すぐにアカデミー賞の選考を始めるべき。
有名な「このマンガがすごい!」とか何アレ。オトコ編とオンナ編でしか分かれていない。ただの書店員のオススメ漫画見本市でしかない。
アメリカ見てみ?映画産業や音楽産業が文化だって誇り持ってるからアカデミー賞だってゴールデングローブ賞だってグラミー賞だって事細かにさまざまな部門に分けて賞を作って選考している。尖った感性の作り手もちゃんと正面から拾い上げて審査しているのだ。
Wikipedia参考にアカデミー賞にどんな部門があるか見ていこう。
録音賞
衣裳デザイン賞
特別賞
このように総合的に一番良かった作品を決める「作品賞」の他に、ちゃんと映画の技術を評価する賞がいくつも存在しているのだ。
しかし、日本の漫画賞には漫画の技術を評価する賞がいまだにない!
だから「この描写方法は誰々が発祥」など起源議論がネットで耐えない現状もある。
アカデミー賞に当てはめて、日本漫画アカデミー賞を作るとしたら、各賞はこんな部門になる。
美術賞…優れた背景・小道具・大道具・機械美術、デザインに贈られる賞
短編漫画賞…20ページ以下で完結する優れた短編漫画に贈られる賞
衣裳デザイン賞…優れたキャラクターの衣装デザインに贈られる賞
長編ドキュメンタリー賞…50ページを超える実録・ドキュメンタリー漫画に贈られる賞
短編ドキュメンタリー賞…50ページ以下の実録・ドキュメンタリー漫画に贈られる賞
キャラクターデザイン賞…優れたキャラクターのデザインに贈られる賞。
ノミネートされる作品はその年に発表された回、その年に終わった漫画。ただし長期連載漫画の場合は「○○編」といった形でのノミネートや、「ちょうど○○が告白して区切りがついたから第○話から第○話までのエピソード」という形での年またぎノミネートも認める。よって前年までに候補になった回は落とされる。
もちろん本家アカデミー賞と同じく、一つの作品が複数の部門でノミネートされて五冠、六冠取ることも想定している。
漫画は立派な日本文化なんだから漫画技術を評価するために、漫画出版社は漫画アカデミーを立ち上げて今すぐにアカデミー賞の選考を始めるべき。
キングオブコメディは解散しなくていいと思う。
その理由を一言でいえば、芸人だってアーティストなんだから、逮捕されたからといって引退する必要はないと思うからだ。
そもそも、この事件で世間やお笑いファンが騒ぎ過ぎ、悲しみすぎなのではないか。
キングオブコメディはメンバーである高橋健一が逮捕されたから解散した。
お笑い芸人が現役として活動している間に女子高生の制服を盗んで逮捕された事件だ。
俺もこのニュースを初めて聞いたときはショックだった。だが、時間をおいて考えるとそこまで騒ぐことなのか?と思うようになった。
この「お笑い芸人が/現役として活動している間に/女子高生の制服を/盗んで/逮捕された」事件のどの部分がそこまでショックなのだろうか?
そもそもお笑い芸人って何だろう? トーク番組等に出て円滑に進行しつつ笑いを取るという側面もあるが、コントなど一つの作品を作るアーティストとしての側面もある。
キングオブコメディは「アーティストとしての芸人」の活動ならしても良いのではないか?
アーティストなら前科を持ってても良いのか、という人もいるかもしれないが、過去に犯罪、それも性的犯罪を犯したが現在も活躍しているアーティストは世界にはいる。
戦場のピアニストでアカデミー監督賞を受賞したロマンポランスキーは13歳の子役モデルを強姦・アナルセックスをした容疑で有罪判決をアメリカで受けたのち、 ヨーロッパに逃亡し映画監督を続けている。彼はそのあともゴーストライターやおとなのけんかなどの良作を作り続けている。
その人の人格形成に影響しかねない悲劇を経験したという意味でもポランスキーと高橋は一緒だといえる(大小はあるけど、本人にとっては大事件だと思うから一緒にできると考えられる。)
ただ、どこまでを「作品」と捉えるかは難しい。自分の中ではコントはひとつの作品、漫才は物による、トークは流動的な部分が多いので作品ではないという線引き。
もちろん今までと同じことをやっても笑いを取れないかもしれないが、それはキンコメなら新しい方向で新たな作品を作ってくれると思う。
友人にこの様なことを話したら、表舞台に復帰が無理だとしてもせめて作家として復帰なら出来るのではないかと言っていた。確かに親交が深いバナナマンの座付き作家になるというのは幸せなのかもしれない。。
特殊な性的嗜好を持った人間がフラストレーションの発散として芸術活動をするのは健全なことだ。
粛々とすることだけが反省じゃない。自分の過ちを踏まえたものをアーティストとして作るのも反省のひとつだ。
仕方ないのかもしれないけど、解雇しなくても良かったんじゃないですかね?人力舎さん…
ワイロをもらっている政治家がその後も活動を続けているのに、自分の性的欲求を満たすために犯罪を犯したアーティストが表舞台から追放されているのはおかしい倫理観ではないか?