はてなキーワード: 疑問符とは
~の方法論、というのはここではその学問分野が持つ正当性の根拠となる方法論、という意味で使っている。たとえば「物理学の方法論」を考えてみると、「定量的に扱えるようにしろ」「実験主義」なんかが挙げられると思う。工学系だと設計の方法論と実際の製作、なんかも加わるだろう。経済学なら社会現象を説明するのに(定義した性質以外持たない)モデルを使う、とかだろうか。社会科学系なら実地調査主義とか。私は工学系の人間なので文科系の学問分野がどのような方法論を持っているかに疎いが、大概の分野には何かしらの、その学問分野を方向付けている方法論があるように見受けられる。
以上は前置きで、じゃあ修飾語のつかない「哲学」、大学の哲学科なんかでやってるような「(the)哲学」と言われる分野の「方法論」というのはあるのだろうか(わざわざこういう書き方するのは、私にはないように見えるからなのだが)。"the 哲学"の「哲学」、つまり何を目指しているのか、というのは何となく分かる。1フレーズで表せば「意味を探る」といったあたりにあるんだろう、という風に外野からは見える。物理学が物理現象の”意味”の探求を諦めたところに成立している※のとは好対照だろう。
※例えばニュートン力学の範囲ではF = maはなぜこのような形をしているのか、というようなことを考えたりしない。一番基本的な式だからだ。この式を生み出しているより基本的なメカニズムが分かればそれに伴う修正はするが、力が質量と加速度の積になっていることは神の意志だとか人の生きるべき道だとかは言わない。価値判断を停止していると言ってもいいかもしれない
目指す方向があるのはそれでいい。では、その目標を実現するべき方法論は一体どこに置いてきているんだろう。いやポストモダンの思想界には脱構築という方法論があってですねなどと聞こえてきそうだが、それは物理学における定量化の原則や実験主義に匹敵するほどの、サルでも分かる方法論なのかというとそうではない。私には脱構築は三行ではまとめられない。定量化なら数字を出せ、実験主義なら実際にやれ、それぞれ5文字で説明できる。文字数自体にはあんまり意味がないが、極小のフレーズでサルと言わずとも中学生くらいに実行出来ることに意義がある。私のthe 哲学に対する理解の不足を割り引いても、脱構築は方法論と言うには複雑過ぎる。一事が万事この調子なので、結局the 哲学にある方法論らしきものは、ひたすら頭で理屈をこねるという以上のものが見あたらない。確かにthe 哲学をやっている人は並々ならぬ頭のひねり方はしているようには見えるが、しかし頭を使うというのはどの学問分野でも同じことで、頭をひねることだけが制約事項というのは事実上ノールールということだろう。
何の制限もなく(制限がないとは方向性がないということの裏返しな訳だが)何かを考える、というのは思考の運動としては確かに面白い。面白いが、大学で専任の教授を雇ってする類のものかと考えると疑問符がつく。疑問符がつくというか個人的な感想を言えば税金を使うのはやめて、民間団体にでも任せればいいのではないかと思う。かくして文学部哲学科不要論者がここに一人生まれたわけである。
獣医学部に通ってたときの話。
「鳥インフルエンザがヒトにうつるかもしれないと世間を騒がせていますが、鳥からインフルエンザが分離されたら鳥インフルエンザという定義なのでヒトが発症したら鳥インフルエンザではありません。」
皮肉なのか?
「鳥は感じで鳥と書き、トリでも鶏でもありません。」
まだ法律の話ですか?
「抗原型がH5とH7の場合は病原性が強いために高病原性鳥インフルエンザとし家畜伝染病予防法に従った処置がとられます。」
「H5やH7でも症状が出ない場合があり、分離されたウイルスを5羽の鶏に打って3匹以上死んだら強毒型、そうでなければ弱毒型とします。」
え?H5とH7は病原性が強いってさっき言ったのに直後に否定かよ。
「いえ、抗原型は重要です。日本で発生した例はそうでない例が多いですが、抗原型と病原性は関係あることがおおいですし」
「それに、法律でH5とH7の場合は高病原性鳥インフルエンザと診断することになってます。それ以外の型の場合はただの鳥インフルエンザとなります。」
重要だから法律で決まってるのか、法律で決まってるのか重要なのか、それはとにかくこの教授は循環論法になってることに気付いているのか?
そのあとアジアにおける発生状況だとか、死者の数だとか、ブタでヒトでパンデミックとお決まりの話。
こっからはその教授の話ではないんだけど、
ブタがヒトのインフルエンザも鳥のインフルエンザもかかるってのは本当。
鳥から分離されるインフルエンザウイルスは鳥の型のシアル酸(厳密にいえばシアル酸とガラクトースの結合の仕方)を標的にして細胞に侵入する。
ヒトから分離されるインフルエンザウイルスはヒトの型のシアル酸を標的にして細胞に侵入する。
んで、ブタは両方の型のシアル酸をもつから、同時に感染することはありえる。
で、インフルエンザウイルスは一つの細胞に2種類のインフルエンザウイルスが同時に感染したらその細胞の中で遺伝子が再編成されうる性質を持ってるというのは本当。
過去にヒトのインフルエンザと鳥のインフルエンザ間での遺伝子再編成が起きたことも本当。
ただ、はブタの体内で起こった、とうのはまだ「かもしれない」の域。
実は、証明はされていない。
病原性の強い弱いというのはおいておいて、組み換えウイルスには今までの免疫が全く通用しないというのも本当。
抗原型ってのは免疫原性の型が違うっていうことだから。
でもね、今までの免疫が通用しないっていうのは、ワクチンうっていても発症するっていう意味で、必ず重症化するっていう意味じゃない。
さてここから病原性の話。
すこし私見が入る。
HとNの型で病原性が決まるっていうのは、その型でウイルスの増殖効率が違ってくるという話なの。
あと特定の細胞でだけじゃなくて全身の細胞で増殖できるとかそういう違いもあるんだけどさ。
まあウイルスの増殖と症状ってのは確かに「関係」はするんだけどそれだけで全てを説明できるっていうのは強引すぎ。
だいいち、増殖のスピードが違うってのは培養細胞での場合とかそういうレベルで。
実際の個体レベルでの症状の重篤さはもっといろんなファクターが絡むはずだと思うんだよね。
それからそもそも「鳥」において「高病原性」がヒトにおいて(ヒトに感染するようになった場合)もそうかというのも必ずともそうとはいえない。
ヒトは呼吸器病じゃん。
病原性の強い弱いどころか、症状としちゃ別の病気だもん。
鳥にめちゃくちゃ下痢させるウイルスがヒトにめちゃくちゃ気管支炎を引き起こすかってそりゃ疑問符は出るよ。
鶏からヒトにうつった⇒致死率が高い⇒ヒトからヒトにうつるようになったら(ヒトからヒトにうつった場合も致死率が高かったら)大変だ。
ブタの中で合いの子ウイルス⇒ワクチンが効かない⇒世界的大流行
いろんな前提条件とか、仮定とかを5段重ねくらいにして最悪のシナリオを作って大々的に宣伝してる感じがするんだよね。
まあ嘘は言ってないよ。
それがズルいと思う。
「鳥に強毒なインフルエンザがブタの中でヒトのインフルエンザウイルスと合いの子作って、ヒトに強毒なウイルスが誕生して、ワクチンは効かないし、首都圏で流行った場合はとんでもないことに」
ここまで言ったらそりゃあありえなくもないけど考えすぎだし、考えたところでどういようもないだろって誰か突っ込むと思うんだけど、
「「致死率の高い」「新型インフルエンザウイルス」が「首都圏」で「流行した」場合」
この言い方だと突っ込みどころをうまく取り去ってる。
いろんな意味でズルい。
「高病原性鳥インフルエンザ」とか「鳥インフルエンザ」とか「新型インフルエンザ」とか、似たような言葉をあるときは法律用語として使って、あるときは法律用語としてではなく使って、嘘にならない範囲で上手く煽ってる。
獣医の学者にとって人獣共通感染症って予算とるのに丁度いいんだよ。
だって動物の病気なんか研究したってどこも予算出してくんないのに、ヒトが絡めばいくらでも引っ張り出せるんだもん。
獣医(農水省管轄)がヒトの病気(厚生労働省管轄)に関わろうとしたら人獣共通感染症が一番だもん。
おバカな役人丸め込んで嘘にならない範囲で大々的に宣伝してる側面はたしかにあると思うよ。
痩せると書いたらお縄だから体験者の声「○kg痩せた!」と宣伝するサプリメントと同じ感じを受ける。
だって、
「かつてのスペイン風邪はほにゃらら、証拠はないけどもしかしてもしかして、もしそうだとすると、あんなことが起きたら、ついでにあんなことも重なったら、スペイン風邪の再来が起きるかも起きるかも!!!とは直接は言わないけど想像してみろよ愚民」
っていう理屈じゃん。
まあ、俺らとしては迷惑なことじゃないし、学者に大学に、家畜関連分野に、そんなふうに業界にお金が流れてくれれば、めぐりめぐって獣医つながりで多少の恩恵はあるんだろうし、ありがたいことなんだけどね。
無くすかどうかわからん石のついた耳飾にン百万かける女ばかり
っていう発想が狭いよ。狭い。
はっきり言って消耗しきって同じもん買えるだけ稼いで無い癖に
旦那の財布や消費者金融でノリノリで使ってる女は女としてより人間としてダメだ。
こっちとしたら遊びにしか使わないPS3ならいらんと思うし
電話として使い勝手が悪いしガジェットだって普通の携帯でも未だまかない切れる
それは所持してるだけで幸せ感じてるだけじゃないのか?
と疑問符で一杯だ。
週末しか乗らない(しかも一ヶ月に一度位)癖に突然
年収の半分位の車を買ったりするのもいるらしいし。
こういう男の方もわからん。
そんなもの買う位だったら
甘くておいしい野菜買わせてくれよ。って思う。
コストとしては石買うにしてもPS3買うにしても長い目で見たら変わらないじゃねえか。
要は、現実的に幸せじゃない金の使い方をして経済的に他人(恋人とか嫁とか夫とか)に迷惑かけるやつは、
男だろうと女だろうと私は苦手ってだけだ。
スターオーシャン4発売 「綺麗なだけのRPGとは訳が違う!」
スターオーシャン4 Xbox360用「スターオーシャン4」【AA】が19日に発売になった。製品情報では『SF+ファンタジーの世界観。壮大な世界の起源となる物語』・『爽快感あふれるリアルタイムアクションバトル』などを謳っていて、ソフマップ本館では『スターオーシャンが好きすぎるスタッフが声を大にしてオススメする 綺麗なだけのRPGとは訳が違う!』とかだった。
秋葉原のゲームショップの店員が感じる「前世代機ソフトとの差異」というのが一般人にどの程度認識できるのかという問題もあるけど、それを差し引いてもSO4は「綺麗なだけのRPG」から脱しているとは言い難かった。
昨年同ハードで発売された「テイルズオブヴェスペリア」「インフィニットアンディスカバリー」「ラストレムナント」にも言える事だけれども、開発サイドの「RPGとはこういうものだ」という思想が旧態然としているように思えてならない。身も蓋もない言い方をすれば、グラフィックに妥協さえすればPS2でも作れそうなゲームばかりだった。
まあ、PS2時代に長く支持されてきただけに、そういった方向性自体を否定するつもりはないけれども、不振が続く日本国内での挽回を目指すタイトルとして適切だったかどうかは少々疑問符が残るラインナップだったように思う。こういう時こそ、他の競合ハード(Wii、PS3、そしてPS2)には絶対に真似できない!というような方向性のゲームを打ち出すべきだったんじゃないだろうか。
おそらく、固定ファンの多い人気シリーズの続編でコアな層を取り込む事をXBOX360の「仕切り直し」の第一歩となる予定だったんだろう。しかしそのコアな層そのものが、既にPS2的なアプローチで作られたゲームに飽きてしまっていたように思う。それと新規ハードを購入させるというハードルの高さが重なって、PS2時代の前作の半分以下にまで売り上げを落とす事になったのではないかと思う。
本体発売から3年4ヶ月ほどが経過しているXBOX360だが、その間に10万本以上売れたソフトはたったの10本しかない。ソフトラインナップや本体価格で不利なはずのPS3ですらその倍以上はある。Wiiはさらにその倍近い40本弱。
特にこれら4本のRPG群は海外展開を強く意識したタイトルだったはずだが、しかし海外でもそれほど売れたというわけでも無い。1000万台以上普及している北米ですら日本の売り上げの2倍にも届いていない状態。
ここ1、2年でXBOX360に傾倒したメーカー側が「仕切り直し」を迫られるのは不可避だろう。これから参入を考えているメーカーにも重い意味を持つ数字になってくるような気がする。
ただ元増田の話には
これ世間的に下流なの?
がむしゃら働いて当時は給与を気にしたことはなかったがこれは下流だったのか?
という(下流についての)二つの疑問符があって、俺は前者の疑問符について
http://anond.hatelabo.jp/20090226221949
この増田が答えたんだと思ってたわけ。でもこの増田は後者に答えてたわけだ。
http://anond.hatelabo.jp/20090226222841
こんな噛みつき方されちゃったから開いた口が塞がらなくなったんですよ。
http://anond.hatelabo.jp/20090120002553その後
という毎日に、告白したのは私とはいえ、この人私の何に興味があるんだろうと不安に脅えていた昨夜、私からねだって久々のデート。翌日(もう今日だ)ライヴに行く予定だったので、「明日どうするの」と帰り際に訊いたら「チケット取ってない、忘れてた」と。君が誘ってくれたから、バイトの面接とか芝居の打ち合わせとか全部断ってたのにどういうことよ!と怒りをあらわにしたところ、突然、「友だちに戻りたい」と言い出しました。
というわけで、おまえなんか願い下げだ!と、先ほど、彼氏を元彼に進化させてきました。めんどくさいって本音を隠すための言い訳だとしても、内容がひどすぎるので呆れました。
コミュニケーションの機会を作らない・作る努力をしないのに、勝手に私を観察して、「君とは友だちの方がいい」と結果だけを突きつける。いやほんと一体あんた何様だ、と。友だち関係は確かに数年あった。でも彼氏彼女って区切りを持ってから二ヶ月も経ってないし、片手で足りる回数しかデートもしてないよ。その間、彼女としての私と何の話をどれだけした? 思い出の中の私を反芻してただけじゃん。現在過去含めて私を知りたいなら、ブログ読むんじゃなくてメールなり電話なりで私と話をしてくれって言ったじゃん。私から疑問符を投げられることが少ないとあなたは不満を述べたけど、私のアクションにあなたがリアクション返すことだって少ない。いろんなふうにボールを投げてるのに、全部背負いカゴにしまってた。私はそれをどう投げ返してくれるかを楽しみにしているのに。投げ返してくれないなら、投げ返してくれる工夫や努力をしようと考えているのに。その努力むなしく、背負いカゴにしまい込みながら勝手に「あれが嫌」「これは駄目」と壁を築いて閉じこもっていく。それを打ち崩す努力もしようとしてた。
しかし、マジで君は、彼氏彼女として以外でも、人間と付き合う気があるのか? どんだけめんどくさがりなの? 私は生きている。私はあなたの思い通りになる人形じゃない。楽しい毎日を過ごせるよう協力はするけれど、あなたが思い描く通りだけの毎日はないよ。
いつも手が届かないところに立っている感じがしていた。私が振り回した手の衝撃波で勝手に傷ついて、ごめんね大丈夫?って撫でようとしても近寄らせてくれない感じ。そのくせ、私のことは研究者のようにあれこれと述べる。
初めての彼女だからわからないんだろうと思った。付き合うというのが、蜂蜜色した、甘いばかりの関係だと思っているんじゃないかと思った。付き合うってめちゃくちゃ深く関わることだから、喜びが大きい分、悲しみも大きい。ちょっとのことでものすごい傷ついたりする。「末永く幸せにめでたしめでたし」って、最初からそうなれるわけない。時には傷ついたり、傷つけたりしながらコンビ合わせしなくちゃいけないと思う(初めからうまくいく幸福な人たちもいると思う)。だって、恋人としてのお互いは知らないんだもの。タイミングが合わないのなんて当たり前だ。つーかあなたが述べたのは、タイミングが合わないとかの話じゃなくてただの我が儘だ。毎日会ってての話ならわかるけど、会ってないのに何がタイミングだよ。
以上のようなことを熱く述べましたが、柳に風、のれんに腕押しで、大層傷つきました。人の意見を聞き入れないというのは、相手の存在を承認しないことと似ていると思う。
そんな調子なのに、「友だちに戻りたい」て、どこまで調子がいいの? 私の自尊心ずたずたなんですが? 付き合うに至らず振られた相手と良好な関係を続けているのは、お互いに一個の人間としてお互いを認めているからなんですが?
ほんとにもー、なんでOKしたの。セックスがしてみたかっただけとしか思えないよ。そしてどうして惚れたの私。
なんか苛立ちが募れば募るほど、じゃあ自分はどうなんだよ、おまえの我が儘に彼は耐えてくれてたんじゃないのかよ、おまえの努力や理解や勇気が足りなかったことについては批判しないのかよって、自罰思考が幅をきかせてくる。被害妄想キメェwwwてめえのしてきたこと振り返れwww鈍感wwwwwwスイーツ(笑)思考な正当化乙wwwwwwwwwみたいな。
さの対策。
平穏なブログ運営。だから増田で。気づかれても目をそらさず否定できる。
<中立ごっこ、未熟者と失笑されようが、物言えば唇寒しの状況は気持ちが悪い>意欲は買うが、長年の南京論争を眺めてきた増田には、新参者が手首足首を縛り氷河に飛び込む軽業師に見える。酷な言い方だが、あがいて浮上を繰り返しても、ガスが腹の中で膨らんでいるとしか思えない。如才ない奇術師はパンツに剃刀を縫いこんでいる。南京論争には初心者が陥りやすいトラップがあり、反論もルーチンワークの仕掛けになっている。情熱も知識もない増田だから助言。長文も対応策のひとつ。ひるまないでいただきたい。
三項目の問題点、最後に可能性を探る。
(1)数字
<それでおたくは何人と考えてる訳?>南京事件に触れ、まず数を考える者は多いらしく、頭に浮かんだ疑問をそのまま論争に持ち込む初学が後を絶たない。四万に留意する事。四万以下の数字を主張するのは、はてサに<虐殺三十万人説を証明しろ>と迫るのと変わらない。一蹴されるのが落ちだ。数字は慰安婦強制性では虚偽説の代表的論客である秦郁彦が、廃棄処分を免れた現存する日本側文書を軸にし、明らかに不当な、不法なケースを取り上げて最低限の数を順次加算したもの。覆すには秦の著書を購入し、関連書を参照しなければならない。本末転倒で、不本意な作業を強いられる。四万以上の数を扱う場合は当然資料も増え、最終的に中国側の農村部での人口推移の調査報告まで視野に入れなければならなくなる。
<証明できるのか? 二十、二百かも知れないではないか>見出しの百の文字に惑わされてはならない。元中尉の名誉回復裁判は人数が焦点ではない(数にこだわるなら政治屋弁護士と心中する覚悟がいる)。増田の知る中ではてサに「百人も殺したのだから処刑されて当然」と主張する論者はなかった。「国を挙げての士気高揚、その象徴的人物が戦後に個人の責任を問われた」事件と認識され、同情的な見方もある。産経の「捏造」、「真っ赤な嘘」が指すのは、言論統制、検閲を断行した政府、それに唯々諾々と従った当時の報道人と国民に対する侮蔑だと把握しておけば足元をすくわれない。
(2)検証
テンプレがネット上に大量に転がり、手軽さも手伝うのか、初心者がもっともはまりやすく、もっとも論立てが煩雑なのが細部の検証だ。手軽な詰問に対しては反論も数通りのテンプレが用意されている事に気づかないといけない。相手は気分に応じて資料を選ぶ。複数あるのは遺物の集積と相互依存で史実が成り立っているからだ。独自の疑問点を設定するには書籍の購入が必要であり、新書一冊ではまかなえない。たとえば(1)の不当、不法に言及する場合は法学に踏み込むことになる。質問者をよそおって相手の出方を研究する手口も使えない。また万一資料に不信を植えつける事に成功しても、一人の証言者、一枚の写真に疑問符を付けただけで終わってしまう。労多く功無し。
(ただし「功無し」は学術上に限って。目ざましい功労者にポストを提示する教育機関が現れても増田は驚かない)
(3)政治
<謝罪を繰り返させられ、外交で押し切られる隙を残すのは国益を損なう。否定派には存在意義があるのではないか>メタ視線は悪くないが、楽な筋道ではないのは胆に銘じる。最初に日中間に「南京問題」は存在しない事を確認してほしい。政府は「肯定派」であり、中国は賠償も新たな謝罪も要求していない(調査のために遺骨を発掘しろと主張する者がいたが、ビルや田畑を取り壊す政治力や膨大な費用を日本政府が負う事はない。有志による個人負担となる訳だ)。決議に反した閣僚の発言が、政治問題化しないための「強い遺憾」と「村山談話」の応酬が謝罪の内実。また外交問題ではなく国内問題とする誘導に抵抗するのは並大抵でない。はてサに<中国が怒ってる、問題だ>と、一時期の朝日の影を思い描くのは悪手だ。富田メモによって、靖国親拝中断が中国の干渉によるものとしてきた右派は、靖国を国内問題に渡らせないために「天皇」と靖国の距離を広げざるをえなくなった。辞任問題に踏み込めば、閣僚らの特権的地位について逆に問い返される覚悟が必要。初歩の問答を想定しよう。
「旧軍はバターン半島で捕虜らに最大限配慮した。非難は不当」が持論の司令が、「A区調整、全住民を安全に配慮しつつ速やかにB区へ避難させよ」と命じられたら?
「日本は資産を持ち出してまで朝鮮に富をもたらした。利他的で手本となる施策であった」と講演する政治家が、経済相か雇用対策の特命相に任命されたら?
不用意に無償の政治カードを世界に乱発する人物が、通商代表として使節団を率いるとしたら?
(バターンに関してはネット情報でカバーできる。植民地事情に関しては英国と植民地印度の貿易収支が英側の赤字であった事、双子の赤字を抱えた米国が二つの戦争を始めるほど好景気だった事、当時の日本政府と国民が、兵士の生命と財産を供出しても特アの隆盛を切望したと夢想するだけで間に合うだろう)
(4)トウハセイ
<嘲笑と罵倒では相手は聞く耳を持たない。壁に大声でがなりたて、言い返してこないとふんぞり返るようなものだ>読者を無視さえすれば、論争で宗旨替えした否定派が皆無という事実がこの主張の説得力を後押しする。ここで唯一のトラップは、はてサの多くが自身の党派性を否定していない現実だ。質問に質問を重ねるのを逃亡とみては失敗する。彼らは論争に通じ、経験から言質を取られ議論が拡散する事を嫌う(「黙らせるための問答で満足している」と左派から非難された左の論客もいたが)。<イデオロギーで記事を選る、コメ欄に同調者が群れる>といった非難は想定内なので、泥仕合に持ち込むつもりがなければ控える(泥試合が有効な左派も存在するが、医療、疑似科学がテーマ)。党派性で彼らの選択ではなく論理が歪んでいると考えるならば、事の検証が欠かせず、(2)へと戻る。膨大な過去ログを読む必要も。しかし、増田が提案できるのはこの(4)だけ。遠回りで時間は取られるが、非専門家でも順次対応可能で、一点突破も目指せる。
はてな社長「街で聞いて回ったら誰もウチのサイト知らなくてショックだった」
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1230096507/
368 名前: ネチズン(dion軍)投稿日:2008/12/24(水) 22:36:07.83 ID:UCAFa8VU
教えて系の創始、および国内ブログサービスの創始。古参はここから。
はてなキーワードも、ジャンルや話題で繋がるのに便利だったし、
キーワード経由で仲良くなったりした。
第2世代;はてなアンテナ世代
RSSなどのフィードリーダーが広まるはるか昔だったので、
まだ回線が細い時代、多サイトを巡回するにはとても便利だった。
はてなダイアリーは伸び悩み始める。
第3世代;はてなブックマーク世代
国内ソーシャルブックマークの創始。
どんなサイトでも、そこの管理人の管轄外でコメントが付けられるため、
371 名前: ネチズン(dion軍)投稿日:2008/12/24(水) 22:43:21.88 ID:UCAFa8VU
>>368
この参加した世代により、住人の雰囲気にびみょうな差がある。
第1世代には、モ板の住人が古参としてがんばっており、
↑これははてなでは珍しい、いい例。
および、馴れ合い厨が多いことがある。
これは歴史の必然で、>>368に書いたとおり「国内ブログサービスの創始」だったため、
はてなダイアリーで連帯を強めていったからだ。
自分のダイアリーのトラックバックや「はてなブックマーク」や「はてなスター」を駆使し、
ののしられ、人格批判をあび、ぼろぼろにされていく。
そうでないときも、産経や2ちゃんや安倍麻生を罵倒して集団で馴れ合っている。
373 名前: ネチズン(dion軍)投稿日:2008/12/24(水) 22:48:37.74 ID:UCAFa8VU
>>371
2 馴れ合い厨の多さ
はてなは、本文にIDを書いただけで、相手にトラックバックされる。
繋がりを重視している設計。
だがそれが馴れ合い、オフ厨を招き、「オフ充」なる言葉まで生まれるほど、
外から見ると非常に気持ち悪い。
376 名前: ネチズン(dion軍)投稿日:2008/12/24(水) 22:55:41.48 ID:UCAFa8VU
4 つくりかけて飽きたり、中途半端なもの多すぎ
hatelabo にアクセスしてみれば、つくりかけてポン出ししちゃった
サービスの多さがわかる。
サーバートラブルは多いし、矢継ぎ早にサービス展開するならば、
たとえば、はてなダイアリーは、開始から一度も仕様変更をしていない。
「ブログモード」という、サーバー出力時の変換でブログっぽくする機能はあるが、
基本的には「一日に記事一本」の形でしか、データを管理していない。
簡単に言うと、どんなブログサービスでも 、一日に何本もエントリーを書ける。
記事一本ごとでできる。
信じられないかもしれないが、はてなでは、これができない。
一日の更新分は、すべて一本のデータで管理しなければならない。
378 名前: ネチズン(dion軍)投稿日:2008/12/24(水) 22:59:03.90 ID:UCAFa8VU
>>376
>hatelabo にアクセスしてみれば、つくりかけてポン出ししちゃった
>サービスの多さ
「Wii向けに、ようつべを配信。しかもニコニコぽくコメントできるよ」と
さんざんアピったにもかかわらず、
ひっそりと終焉した。
人員が足りないのか、開発力がないのか、どっちにせよ
ユーザーのことは第一に考えていないのは確実。
424 名前: ネチズン(東京都)投稿日:2008/12/24(水) 23:57:40.98 ID:5etd/jna
>>416
426 名前: ネチズン(dion軍)投稿日:2008/12/25(木) 00:02:34.81 ID:3/yxpLTn
>>424
逆だったw
表題の文字数制限が結構シビアでした。
本当の表題: 本当に初音ミクを用いた自己言及的で無いオリジナル曲が広く受け入れられるきっかけになったのはメルトが原因だったのか
http://d.hatena.ne.jp/GiGir/20081207/1228685979
元エントリの内容については、一つの流れから何を汲み取るかは人それぞれだと思うので特に反対とか賛成とかはありませんが、表題の件については記事中の「共同幻想」を楽しんでいた自分の個人的な実感とは明らかに違っていました。
あの曲もあの曲もメルトよりずっと前に出ているのに、と。
そこで、メルトが発表される前までの時期のニコニコ動画の「VOCALOID殿堂入り」タグが付いている動画(再生数10万回以上)から「自己言及的でない」(初音ミクやVOCALOID自体を歌詞のネタにしていない)と思われる動画を並べてみました。
(自己言及的かどうかについて一部微妙なのもあります。主観です。また、あくまで2008/12/08 5:00現在「VOCALOID殿堂入り」タグが付いている動画からのみ取っているので現実とのズレはあります。例えば重要な「私の時間」(10/22)には「VOCALOID殿堂入り」タグが付いていませんでした)
もちろん、メルト以降に再生数が大幅に増加した動画(記事中で指摘されているメルトによる影響を受けた動画)もあるとは思いますが、ほとんど全部が発表当初から親しまれている動画だと思います。
10月からの分しかありませんが、こことか見るといいです。
http://www.geocities.jp/vocaran_link/
8/31 | 初音ミク発売 |
---|---|
9/09 | WhiteLetter(原曲は9/09。アニメPVで爆発的に伸びましたが、そのPVは10/27) |
9/17 | すくーる・うぉーたー・こすちゅーむ |
9/25 | この想い伝えたくて |
9/26 | Chocolate☆Magic -ドキドキ大作戦- |
10/05 | celluloid |
10/08 | 護法少女ソワカちゃん |
10/08 | Dreaming Leaf -ユメミルコトノハ- |
10/22 | 子猫のパヤパヤ |
10/27 | Lividus |
10/29 | moon |
11/02 | 桜の季節 |
11/03 | 涙にさよなら |
11/04 | after resolution |
11/06 | 星空に願いを込めて -Good Night |
11/13 | なぜか変換できない |
11/21 | サウンド |
11/22 | ミラクルペイント |
11/25 | ストラトスフィア |
11/28 | Holy Star |
11/29 | 白の季節 |
11/29 | 永久に続く五線譜 |
11/30 | ストロボナイツ |
11/30 | ぴんぽんだっしゅ! |
12/03 | 雲の遺跡 |
12/05 | Daybreak |
12/05 | SING&SMILE |
12/07 | メルト |
ちなみに「恋スルVOC@LOID」は9/13で「みくみくにしてあげる」が9/20です。
OSTER_projectは「恋スルVOC@LOIDシリーズ」以外はほとんど自己言及的では無いですね。
「Packaged」(9/25, 自己言及的な曲)で有名なlivetuneのかじゅき氏も,「リラホルン」(9/21)や「シューティング☆スター」(9/23)など全然自己言及的では無い曲を同時期に出しています。
(「Packaged」の作者はkz氏ですが、例えばリストに載っている「ストロボナイツ」(自己言及的で無い)にも関わっています)
週刊VOCALOIDランキング(当時のみくみくランキング)や、当時のはてなダイアリーなんかでも見ればわかると思うんですが、メルトが出るまでに既に自己言及的では無い曲が受け入れられていることがわかると思います。
(その頃のはてなダイアリーは、初音ミク関連の話題で盛況でした)
思ったことなのでソースとか特にありません。
歌ってみたを含めてランキングの上位を独占し続けたことが大きな理由だったんじゃないかなと思っています。
記事中に記されている「メルトに対する反発」は、「コミュニティー内部からの反発」のことだと思うんですが、当時VOCALOIDの楽曲を楽しんでいたコミュニティー内部から、「曲が自己言及的である」ことに起因していそうな理由での大きな反発は……あったのかな?
「歌ってみた」自体に対する反発は結構あったと記憶しているんですが。
反発の件とも関係してきますが、次のニコニコ大百科の記事が自分の記憶とそれほどズレていないので引用します。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF
反発について
具体的には、8時更新〓13時更新の総合ランキングの1位から4位まで『初音ミクがオリジナル曲を歌ってくれたよ「メルト」』に関連する動画(原曲、halyosy ver.、ガゼル ver.、ミク+halyosy ver.)が並んだ。さらにはhalyosy+ガゼル ver.も一時7位まで迫り、5位まで独占もありえたというものである。これらが全て同じサムネイルであったことから、その異様な光景を目のあたりにした多くのニコニコユーザが衝撃を受けた。
歌ってみたについて
一方で、当日はサムネの強烈な印象からその存在に触れる声は少なかったが、実は原曲以外は歌ってみたであり、11/28の自演発覚祭り以来一時的に萎縮していた歌ってみたが復活の狼煙を上げた日でもあったといえる。
初音ミクが発売される前と、このメルトの前に歌ってみたで「自演騒動」があったんですね。
詳しいことは省きますが、とにかくそれで歌ってみた界隈の勢力はかなり縮小していたんです。
そこに、外部から有力な歌い手(プロ歌手のhalyosy氏)がやってきて高品質な動画を投稿し、メルトの曲としての親しみやすさも相まって本家と共に爆発的な人気になった。
それが引用元に書かれている「復活の狼煙」の一因になっていると思います。
それ以前にも歌ってみた自体は沢山ありましたが、これの件が「歌ってみた」分野からの進出が増え、「VOCALOIDオリジナルを歌ってみた」の再生数がこれ以前よりも伸びやすくなったことの一因になっているというのは間違いないと思います。
ただ、この件と「自己言及的」とのかかわりがどの程度あるかはわからないです。
とはいえ、やはり初期の空気(元記事で言うところの終わってしまった「神話」)というのはあったと思います。
ただ、それはどのコミュニティーでも同じだと思うので「自己言及的」との関わりは私にはわかりません。
例えば、メルトの人気でコミュニティーに新しい人が沢山やってきて……といったように何かのきっかけの一つになったというのはあると思います。
その時には「非自己言及」でそれまで「初音ミク」に興味を持っていなかった人にとっても聴きやすかったということが一つのキーになっていたとも思います。
こう書いてしまうと元記事の否定のようになってしまいますが、もう少しだけ。
(記事の趣旨自体に対する肯定否定ではなく、事実関係についての疑問です)
もちろん、そのコミュニティー全体としての初期の空気のようなものはやっぱりあって、
それが時間と共に変化していったということは間違いないことだと思うんですが、
「メルト」や「サイハテ」といった一つの動画によって何かがガラっと変わってしまったということには疑問符を付けたいです。
元記事では象徴としての「メルト」だとは思うんですが、どうも違和感が拭えません。
どうでもいい話ですが、私個人にとっての神話の終わりはデッドボールP楽曲削除事件でした。
終わったといいながら特に何が変わったわけではありませんが。
今もVOCALOID関連の動画はチェックしていますし、所詮私個人にとっての神話が終わっただけ。
まあ、人それぞれですよね。
ニコニコ動画の投稿動画を古い順に見ていくと懐かしさとかそういえばあったなあとか思うところが色々あって楽しかったです。オススメ
同期間の「VOCALOID殿堂入り」な「自己言及的な歌詞」の曲一覧
8/31 | 初音ミク発売 |
---|---|
9/13 | 恋スルVOC@LOID |
9/20 | みくみくにしてあげる♪ |
9/25 | Packaged |
10/09 | タイムリミット |
10/10 | えれくとりっく・えんじぇぅ |
10/14 | ハジメテノオト |
10/16 | もっと歌わせて2107 |
10/22 | 初音ミクの暴走 |
10/23 | 恋スルVOC@LOID-テイクゼロ- |
10/27 | melody... |
11/06 | みくみく菌にご注意♪ |
11/24 | あるお節介な言葉 |
11/30 | きみをわすれない |
12/07 | メルト |
ブラジル政府とユニセフとが主催した「第3回子どもと青少年の性的搾取に反対する世界会議」で、児童ポルノ画像を入手するだけでなく、それを見ることや過激な漫画などの表現物も規制対象とする厳しい行動計画が策定されたのだから、その行動計画から見ると、日本では単純所持でも違法ではないことが、「遅れている」というのは間違ってはいないだろう。
児童ポルノ取締りの運用にはかなり疑問符が付きつつあるのに世界会議の決定が絶対と言うわけではないだろう。単純所持禁止が進まないのもえん罪防止策をどうするかで与野党がかなり食違いを見せてるのが原因であるし。
Windows Live Hotmailがリニューアルしたのは大分前なんだけれど、
そのオープニング書かれているこの文句がとても気になる。
今後数か月で更なる機能強化が実施されます。たとえば受信トレイの容量拡大2などを予定しています。
2Windows Live Hotmail の受信トレイ容量はニーズに合わせて適度なペースでのみ増やしていきます。例えば突然 Windows Live Hotmail にマンモスなんかを保存する場合を除けば、保存容量は十分にあります。ちなみにマンモスを保存しようとした場合は、Windows Live Hotmail メンバーサービスからマンモスを保存しないようにという内容のナイスなお断りのメールをお送りいたしますね (ただし、「あの肉」サイズを段階的に保存することは可能です)。
と色々疑問符が浮かんだけど妙に和んでいい。というかhotmailにマンモスを保存してみたいのでその手順を教えてMicrosoftさん!
導入
日本語の場合はどうだろうか。
日本が沈没しても、生き残ることができるだろうか。
現状では不可能に近いほど困難なのではないだろうか。
結論
一読して頭に残るのはなんともいえない疑問符がひとつしかないのだが、あえてもう一度読んでみた感想をだらだらと書く。
とりあえず、そんなに日本語を愛しているなら自分が私的なエッセイを衆目に曝せるほどの書き手かどうかをまず気にした方がいい。このエントリの独白は、一読すると要するに自分で問題をつくっておいてそれに憤っているように思える。
まあ好意的に読み取ればそうでもないのかもしれない。
これも水村の論旨を下敷きにした文章だと思うが、日本国から「デカップル」された日本語を国語として保護することは難しいのではないかな、と思った。水村が言語ナショナリストであるという一部の見解に反駁していない(と思う)ところをみると、結局、これは水村と私は(国としての日本への関わりにおいて)違うのだ、という防御線を張っている文章なのかとも思える。だとすれば質の悪い言い逃れだし、書評家としての欺瞞と呼ばずしてなんと呼ぶ。
「日本語を擁護するために言語ナショナリスト水村を持ち上げはしたが、私自身にナショナルな主張はない」
こういうことを小出しに書いているのだとすれば、恥知らずとして罵倒する価値もない。これでは水村があまりに哀れに思えてくる。
「国としての日本が滅べば日本語は滅ぶ」という認識が、「だから日本語の擁護には国語としての梃入れが必要だ」という水村への賛意につながるという心情は分からなくもないが、「でも日本国と日本語は分けておきたい、私は日本と仲良くないし」というのはあまりに卑怯な態度じゃないか。言語植民地をどこかに求めるとでもいうのか。そんなことをしなくて日本語が生きられるということは、日本を離れてもなお日本語に生きる小飼自身が一番よく分かっているのだろうに。
むしろ「私の愛する日本語にネーションの息をかけるな」、あるいはそのように誤読される日本語論は批判せねばならない、というのが小飼の立場からのまともな書評であったはずだ。そして、それが水村の荒唐無稽な極論とともにいずれも批判し尽くされる、というのがおそらくまともな成り行きだったはずだ。
何よりも「日本が滅べば日本語は滅ぶ」という認識を素朴に表明している時点で、この男には日本語を擁護する気もそのために自分の何かを賭けるつもりもないのは明らかなように思える。
だから、極端だが少しばかり筆を折ってみることを考えた方がいいと言っているのだ。
無意味で不誠実な書評を垂れ流して心ある日本語読者を侮蔑するくらいなら、潔く身を退いた方がよほど将来の日本語のためになるということくらいは分かっているだろうに。
つまり自制ってことだよ。
http://anond.hatelabo.jp/20081021021700
私の同級生も統合失調症です。付き合いはゼロではないですが、距離は置いてます。
他の方もかいてますが、統合失調症である可能性が大だと思います。
薬は緊急避難的には充分有効だと思います。長期連用は疑問符が付きますけど…
医者も大病院がいいとも言い切れません。その人にあうところ、としか言いようがありません。
その人の家族に連絡が付くようなら事情は伝えられないでしょうか。とにかく善は急げです。早いほど治癒もしやすくなります(逆も真なりです)
あとは、一緒に医者に行ってみるか…でも言うは易し行うは難しですが、あなたが「一縷の望み」というような単語を出してくるあたり、受けているのもそうとうお辛いとお見受けします。
あるいは何度か医者に行ってるのならとにかく通院を続けるか、仕事を休むくらいなら思い切って「検査入院」(「ただの入院」というと抵抗感ありだろうから検査を強調)するよう説得してみてはどうでしょう。
http://questionbox.jp.msn.com/qa357827.html
こういうのもあった。医者がいきなり難しければ保健所か都道府県・政令市の精神保健センターに電話してみるのも手だとは思う。
あなたはこれ以上は引き受けすぎないで欲しい。共倒れにはなってほしくないから。
ネットに助けを求められる余力のあるうちにある程度の線を引いて、専門家(医者、保健所、市役所の保健福祉課など)の支援を取りつけてください。
俺はそういう話をしないのが一種のデリカシーだと思って余りしないのだけれども。
そうはいっても敢えて聞かれた時にしないのもそれはそれで勿体ぶった話だと思うので、聞かれればする。勿論相手を特定するような要素は全て隠すけれども。
そういった話をするたびに、女性陣からは「それはない」「それは酷い」「そんな人は好きになっちゃダメだよ」と。
俺はそれを聞いて、どう思うべきなんだ?
確かにそうなのかもしれないけど、俺がアンタに牙を剥いたとしたら、アンタは同じことをしないのか?それは分からないよね?
ましてやフられた相手が、アンタの親しい友人だったらどうなんだ?それでも俺の肩持てるか?
疑問符ばかりだが、フられた分だけいい男になる、なんて話、本当にあるもんかね?周りの評価は低くない。むしろ最近は「何でモテないのかわからない」と言われる。
「私は好きだよ?」所詮他人事だから、だとしか思えない。
相変わらず俺は、3年に1度くらいしか人を好きにならない。そしてその度失敗する。
本気になったら「らしさ」なんて簡単に飛んでしまうものなのかねえ。
最近青少年に対する有害サイト規制(ネット規制)の法案が大詰めを迎えているということで、各方面とも随分盛り上がっているが、そもそものきっかけは何だったんだろう、と考えると、多分、「携帯電話のフィルタリング問題」だったんだろうと思う。
完全に追いかけてるわけじゃないから100%合っている自信はないけれど、規制推進派の理屈は
というようなものだったと思う。端折りすぎだが。
で、これが拡大して、受信側は携帯でフィルタすればいいけど、発信側はPCだからそっちにも制限加えないとね、という流れで児ポ法強化+有害サイト規制の流れに至ったと記憶しているんだが、一番のツッコミどころのはずの、「じゃあネットに繋がらないケータイがあればいいんじゃね?」という点に誰も突っ込まないのはどうして?そういうケータイがあれば、ある程度親がイニシアチブ取れるよね?
日本のトップが「子供に携帯持たせるとろくなことがない」とは言うものの、いつでも連絡が取れる、というメリットは大きいし、自分の子供に「何か」あってからでは遅いわけで、連絡や安否確認用の需要が相当数あるのは事実だと思う。
また、最近の小中学生の間では既にメールはコミュニケーション手段として随分浸透しているだろうし、それをいきなり「今日からだめ!」と取り上げるのもいかがなものだろうか。
ただ、webブラウザに限っては、本当に要るのかと言われると疑問符を付けざるを得ないと思うんだが、現状、国内で販売されているネット接続機能を持つ携帯電話において、通話+メールができ、ブラウザ非搭載という機種はWillcomのnico.シリーズかX-Plate程度しかない(携帯3社が出している子供向け携帯はあくまでも「制限」が中心で、ネットには繋がってしまう模様)。あるいは、通話オンリーでまともな機種となると、それこそ皆無に近い。老人向け/本当に子供向けモデルはあるが…。
要は、選びたくても選べない。これはかなり異常な事態ではないかと思うんだが、誰も突っ込まない。じゃあこれはなんで?となるんだが、ドコモの決算書を見ればいい。
前年同期比で音声通話は10%の減収、パケット通信は10%の増収だってさ。これはau/softbankとも共通の傾向で、利益率まではわからなかったけれど、一般的な回線交換/IPの比較でいえば、データ通信の方が、投資額に対して利益が出ているはず。つまりは利益が出てるのに、なんでweb(=パケット通信)を制限する機種を出さなくちゃならないの?という話。
仮に、この状況で携帯キャリアの一社でもブラウザなしの機種を出していれば、結構な数が出るんじゃないかと思う。ここまでネットは危険だと煽られれば、子供にはブラウザなしの機種を選ぶ親は結構居るんではなかろうか。となると、おそらく携帯各社がメインターゲットとしている世代である、中高生のパケット通信の多くが禁止されかねないわけで、そうなってしまっては各社とも財務基盤は軒並み悪化するものと思われる。そりゃあそんな機種出すわけ無いよなという話。
携帯各社は慈善事業で会社をやっているわけではないので、みすみす利益を逃すような端末を販売しないのは企業としては当たり前の選択だろうし、そうやって自ら自分の首を絞めるよりも、単に「フィルタリングしてますよ」、と低コストで外部に委託できるならそちらを取るのは当たり前だと思うので、それを非難するつもりはない。
ただ、大事なのは「選択肢が存在する」ということであって、民間レベルの運用次第で改善できることを、わざわざ政府が法を策定して、ある行為を一網打尽にするようなことはいかがなものかと思うわけで。仮にもインフラ企業であるならば、そこら辺は社会的責任として考慮してもいいんじゃないかなと思うわけです。
しかしながら、新聞やテレビをはじめとするメディア各社は、普段は「言論の自由を」と声高に叫ぶ割にそういう動きをあまり伝えていないようだし、ネット上での話題もその辺に触れずにやれ政府が悪い、やれ言論統制だ、の一点張りで読んでるだけで疲れてくる状況。そりゃあ矛先が自社に向いてないのに、自社に不利になるような端末は出るわけないよね。
これに関して全面的な正論はないと思う。
会社側の立場や彼女の社会的責任においては、元増田は正論かもしれない。
元増田の行動が彼女の病状に好影響を与えるか悪影響を与えるかはケースバイケースなので、一概に悪いとも決めつけられないのだが、医師との打ち合わせもなく突然に相手を責め立てるのは決して誉められた行動ではない。
ここからは、あくまで推論なんだけど、、、、
愛する彼氏に「そんな無責任なヤツとは付き合いたくない」的なことを言われれば、彼女にはキツイ。
メンヘルモードに入ったとき、恋愛対象への依存は過剰になる場合が多いし、これから元増田に捨てられないための努力を必死でやることになるだろう。
かなり無理するんだろな。
元増田に言いたいことは、簡単に彼女を捨てないで欲しいということ。
これで捨てられたら、彼女は「やっぱり私の病気のせいで、、」「社会的責任を果たせなかったから、、」と負い目を負うと思うから。
さらに自分へのプレッシャーが過剰になって、本当に潰れちゃうかもしれないから。
暖かく、見守ってやってはくれないか。
君が守ってあげてほしいんだ。
ただそれを言ったらさ、妻に対する愛だって脳みそで発生しない奴はしないんだぜ。女作ることのデメリットだってさんざん喧伝されてるわけで。だから子供に対する愛だけ疑問符がついて妻に対する愛が不問なのはちょいとおかしい。
んでこの問題をもっと広げれば人類とかあらゆる生命とか地球とかに対する愛に対する疑問符になるわけだ。
んで、おれの結論を言えば、宗教=フィクションだとして、愛=宗教だと思う。信じ切ってる奴の心の中だけで発生する。
その上で信じてみるのも悪くないかな、と思ってるおれがいる。
元増田だって異性愛という宗教には疑問符すら抱かず信じ切ってるわけで。
書いてないからわからないけど自分の親に対する愛、親から受ける愛に関しても信じ切ってるわけでしょ?
世の中には親子間の愛すら存在しない場合もあるんで、これだって絶対じゃないんだよ。
でも自分に関しては信じ切って、まるでそれ(愛)が存在するかの要に思い込み、行動して、死んで行く。
それでいいじゃないか。