はてなキーワード: 生存権とは
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 127 | 18680 | 147.1 | 44 |
01 | 128 | 12287 | 96.0 | 34 |
02 | 53 | 6353 | 119.9 | 62 |
03 | 21 | 3898 | 185.6 | 106 |
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23 | 116 | 15635 | 134.8 | 45.5 |
1日 | 1655 | 182598 | 110.3 | 45 |
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5620845(970)
元増田です。
都合は悪くないですよ。
ラノベ表紙が問題になったのは、その表象(描かれた身体イメージ)が女性の性規範(おっぱい大きい女が素晴らしい、貧乳ダメ)を強化するものだからです。
そんな歪んだ性規範を小さな女の子が見るのは、その子の精神衛生上どうよという話です。
ついでに言っておくと、
わたしは表現規制反対マインドなんで、この問題提起じたいに対しては疑義を持っています。
ただ、それに反応する味方である人たちが、「ラノベ表紙に描かれた女性にも人権ある」とか言い出したりコイツらマジかと思ったので。
まともな議論、コミュニケーションがされてないなと思ってここにその一端を書いた次第です。
「ラノベ表紙に描かれた女性にも人権ある」と言ってる人の言説借りるなら「表紙に描かれた女性の生存権」脅かされてんじゃないですかね(鼻ほじ)
元増田です。
そんな話はしてません。
わたしは
「生存権」と「表現の自由」はかち合うことがある(その場合は「生存権」が優先される)。
かち合う問題なのだから「生存権」と「表現の自由」は同列に、置き換え可能なものとするのは相応しくない。
よって「ラノベ表紙」と「LGBT」は置き換え可能なものとするのは相応しくない。
という話をしましたが、
ラノベ表紙は誰かの生存権を脅かしたか、どうかの話なんてしていません。
続き
4.それに対する反応
仮にもジェンダー研究で大学教授のポストにある人が、
「私はLGBTは気持ち悪いと思う。しかし、あなたがそのように在る権利は命をかけても守ろう」
「私は殺人は気持ち悪いと思う。しかしあなたがそうする権利は命をかけて守ろう」を等価の命題として捉える程度の人権感覚と論理力ではまずいでしょう。 https://t.co/S5QhRe53Uv— 山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン (@otakulawyer) 2018年9月16日
一応解説しておくと
「殺人を気持ち悪いと思う権利」→内心の自由
「殺人を小説に書く権利」→表現の自由
「殺人をする権利」→そんな自由はない。牟田先生しかそんなことを言っていないし、それをラノベやLGTBと置き換え可能にするの大丈夫??— 白饅頭(光属性・バーチャルツイッタラー) (@terrakei07) 2018年9月16日
5.これらを見たわたしの所感
コミュニケーションが失敗していて、また無駄に煽りあっている。
白饅頭(光属性・バーチャルツイッタラー)氏の解説が、青識亜論氏たちの受けとり方としてわかりやすい。
一方、意見を発した側の牟田和恵氏の意図はそうじゃないとわたしには読める。
牟田和恵氏は、
そもそも、ラノベ表紙の「表現の自由」を主張とLGBTに対する生存権を置き換え可能な概念ではないという想定を持っている。
だから殺人を行なう自由をそこに加え、置き換え可能ではない殺人を行なう自由を並べるくらい無意味なことだよ、と皮肉ろうとした。
その原因のひとつは、
牟田和恵氏が「殺人を小説に書く権利」を加えてしまったことだろう。
「殺人を小説に書く権利」は別に普通だし推理小説書くたび捕まってたらたまらない、と皆、思うからである。
一方、ラノベ表紙の「表現の自由」を主張とLGBTに対する生存権を置き換え可能な概念という想定を持っている青識亜論氏らは、そもそもその想定を疑うことができない。
だから牟田和恵氏の「そもそも、ラノベ表紙の「表現の自由」を主張とLGBTに対する生存権を置き換え可能な概念ではない」という主張が伝わらず、
何言ってんだおまえ……的な反応になる。
ここで脱力したり、伝わらないことに腹をたてたりせず、自分が「殺人を小説に書く権利」という不要な例を挙げてしまったことを詫びて、対話を続けるのが最善。
ラノベ表紙の「表現の自由」を主張とLGBTに対する生存権を置き換え可能な概念ではない、は正しい。
それを、白饅頭(光属性・バーチャルツイッタラー)氏の先ほど引用したのと同じTweetが説明の仕方を示してくれている。とてもわかりやすい。
でもそこになぜ、LGBTを入れてくれなかったんだろ。
「私はLGBTは気持ち悪いと思う。しかし、あなたがそのように在る権利は命をかけても守ろう」
「私はラノベ表紙は気持ち悪いと思う。しかし、あなたがそれを表現する権利は命をかけても守ろう」— 青識亜論 (@dokuninjin_blue) 2018年9月14日
1.青識亜論氏がラノベ表紙の「表現の自由」を主張と、LGBTに対する生存権を並べてTweetする。
何なんですか、この人。
「私は殺人は気持ち悪いと思う。しかしあなたがそうする権利は命をかけて守ろう」
「私は殺人は気持ち悪いと思う。しかしあなたがそれを小説に書く権利は命をかけて守ろう」
と、どう違うんですか。説明してもらいたいですが、この人と議論するのは無理なんですよね、、、 https://t.co/NkErVkzfSP— 牟田和恵 (@peureka) 2018年9月15日
2.牟田和恵氏が、青識亜論氏の先ほどのTweetを引用リツイートする形で、「殺人」と「殺人行為を表現」と入れ替えたものを例示、これと何が違うのかを尋ねる。
え? 本当にどう違うかわからないんですか? 「LGBTとして生きること・ラノベの表紙」と「殺人」の違いが本当にわからないんですか? https://t.co/XUGuWoiugk— 青識亜論 (@dokuninjin_blue) 2018年9月15日
3.青識亜論氏に話が通じていない。
(anond:20180916232627 )に続く
少なくともいわゆる町の銭湯は、生存権に関わるのでそういう禁止事項はできないので、レジャー的な入浴施設が流行しはじめた頃からの話。
その上この文言が実効性を持ったのは、暴対法以降のという感じで、実質80年代後半辺りからではないかなぁ(都内の感想です)。
地方の温泉なんかは(特に市民温泉のようなところは)、もっと遅れて実効性を持ってきたという感覚。
なので、どっちかというと現在の話は揺り戻しのように感じられている人も多いんではないか。年寄りには特に。
おじさんぐらいでもその感覚は残ってるかな。
市民温泉なんかは結構深刻で、その当時はもう入れ墨ではなくタトゥー的な不良っぽい集団が(でもヤクザ)休憩所を占拠して困ったなんていう話は90年代頃までよく聞いた。
ある程度年代などは地域差があるけど、それでもそこらの大人が子どもの頃はそんなだったんだよ、という話。
感覚としては昔の映画館の、あの危ないところに子ども連れでいけるのか、というのに似ているのかも。
そこらを前提としておかないと、多分拒否感は消えないんじゃないか。
極端な例えをしちゃえば、私立女子大にLGBTの人が入学可能になります、と言うのに反発する人が出るのと同じかも。
一緒にされるとどちらも不愉快かもしんないけどね。
LGBTへの支援が云々っていう雑誌掲載の記事、そもそもご本人の主張がどこにあるかが文章を読んでも読み解きにくいのが問題じゃないかと思うんだ。
国民の代弁者であるはずの政治家が自分の意見をわかりやすい形でアウトプットするという能力に欠けているという点で。
http://lastline.hatenablog.com/entry/20080411/1207907886 たとえ話は往々にして議論を混乱させる - 最終防衛ライン3
世の中にはたまに例え話を物事を分かりやすく説明するためのすごい話術だと思ってる人がいるけど、個人的にはこちらの記事の通り、下手に持ち出しても話がそれるだけだと思ってる。
個人的にはあんな相手に伝えるための誠意、工夫に欠けた文章を雑誌に掲載できるという点において、政治家としてはどうなのそれと思うけど、ご本人の主張の内容自体は(私が解釈した文意で正しければ)世間にも同じような考えの人は結構いるだろうなという意味でそこまでおかしくない意見だと思う。
どう解釈したのかと言うと「LGBTはいわゆる『普通の人』と比較して特別に生活が難しいわけではない。生活が難しいという意味なら『普通の人』も同じくらい難しい。同じくらいの難しさしかないのに一部だけ特別に支援をするというのは平等じゃなくて優遇。それはおかしい」ということと「(平等になるように努力すること自体は望ましいが)全てに平等にしようとすると際限がなくなり、結局対応しきれなくなる。現実的に対応する範囲はある程度制限した方が逆に社会はうまく回る」というあたりを言いたいのかなと。
こう言い換えたら(本当にそう言いたかったのかは分からないけど)結構理解はできるんじゃないだろうか。
ただ、そうなると今度は別の疑問が出てくる。「LGBTが『普通の人』と比較して生活が難しいわけではないって本当なの?」という点と「LGBTへの対応の優先度合いを下げるのは正しいの?」というところ。
で、個人的には「いやLGBTは『普通の人』と比較して生きにくいと思うよ」「利権ヤクザがカネ欲しさに過剰に囃し立ててるところはあるだろうけどそれなりの優先度はあっていいと思うよ」と思うからその主張はちょっと前提のところが違うんじゃないかね、少しばかり乱暴なんじゃないかね、と思う。
あの生産性云々の話は、「ハンデを負った人への支援というのは納得がいくが、そもそもハンデのない人に支援をする必要はない」ということを言いたかったんじゃないかなとは思う。
でもあの言い方だとハンデどうこうじゃなくて「支援の結果が国力の増強に繋がるなら納得がいくが、国力と関係がないところへの支援は必要ない」と読めてしまう。特に生産性なんて言葉を使ってるあたり。
そして最近のドラマで有名になったような気がするけど、憲法には生存権というものがあって、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」んです。
なので「それは本当に平等のための支援なのか、優遇するための支援になってしまっていないか」という本来の話題が「国に貢献しない人間には税金を投入するなと言うのか、権利の保障はどうした」みたいな話にずれていってるんじゃないかなーと。
なのでやっぱり自分の意図を正しく伝えられない政治家ってどうなのというところにいきつくわけで。そういう意味では言い方が問題っていうのも分かる。
もしも杉田氏がガチで「国力に繋がらない支援は不要だ」と思っててそれがうっかり例え話をした時に表面化してしまったって言うならそれはそれで問題ではある。けどそのあたりはあの文章からじゃあちょっと分からないのでここは好意的な解釈をしておくことにする。
その上で、LGBTなんてひとまとめに言ってもまず属性ごとで事情は違うし、同じ属性ですら個人個人で意見は分かれるのだから、色々な意見があるということを前提として、私個人は前述の通りそもそも『普通の人』と比較したら結構生き辛いと思うよ、言うほどの差別というのはなくてもシステム的に生活し辛いと思うよ、と思ってます。
https://lgbt-life.com/topics/superally18/ 同性婚のメリットと認められている国々まとめ|LGBTメディア|Rainbow Life
https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/42/ パートナーシップ制度「同性カップルの暮らしはどう変わった?」 - 記事 | NHK ハートネット
実際に軽くググってみた結果、こういう情報を見つけたけど、パートナーが同性だとやっぱり社会システムとしてのハンデは多いんじゃないかと。
それこそ将来的に子供を産んでくれることを前提とした税の控除とかについては、事実として子供が産めない以上同等の権利があっていいのかとかそういう議論はあってしかるべきかなとかは思うけど、財産の分与とか病院での面会、手術の同意書にサインできるかどうかなんて話はできてよくない?と思う。
手術の同意書なんて下手に遠方で疎遠の遺族探すより近場のパートナーに同意して貰えるなら病院だってその方が嬉しい気がするんだけど実際どうなんですかね。
それで、同性カップルが同等のことができるように書類を揃えようとしたら10万以上かかるらしい。異性なら婚姻届け一枚提出するだけですむのに。
あとはやっぱり生活するのにどうしたってある程度の人間関係というのは避けられないわけで、公に認められるってそれだけでも安心感が違う、周囲の受け取り方が変わってくるというのはあるだろうなと。
LGBは障害ではない、と言うなら、逆になおさらのこと障害でもなんでもない普通の人間なのに公的な保証を彼らだけ受けられないというのは差別ではないのかね?という気分になります。
同性カップルと異性カップルではどうしても身体構造の問題でそれこそ子供が産めるかどうかとかの違いは出てくるわけで、だからこそ異性カップルと全く同じ保証を受けられるというのは逆に優遇ではないのかという意見は分かりますし個人的にもちょっとどうかなと思う部分はあるけど、同時に同性カップルでもこのあたりの権利は別にあって何の問題もないじゃん、というところもあるので、そのあたりは改善の余地がある、検討ができる部分だと思いますし、優遇にはならないんじゃないかな。
「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」を見たので感想。と言うか自分メモ。ネタバレ気にしてないのでそういうの嫌な人は回避推奨。
「まさに千八百円と上映時間分の時間を投資する価値がある映画」を100点だと考えたときの点数は15点位。ひどみ。低評価。なんだこれ。
しかし微塵も揺るがない増田。なぜなら(自分的には大体似たカテゴリに入る)「ドラえもん のび太の宝島」が脅威のマイナス点数の失神級駄作だったので免疫がついたのだった。
シナリオの作りが野心的で100分という尺の中でなんと群像劇をやろうとしていた。
主な人物として「市長の娘ヒロインのラルゴ」「ギャルっぽいヒロインのリサ」「過去を抱えた市長オリバー」「後悔に生きる老婆ヒスイ」「コミュ障のポケモン学者トリト」「口からのでまかせで生きてきた男カガチ」あたりがいて、それぞれが内面に問題を抱えつつ生きている。物語の舞台フウラシティを訪れたサトシは、この街の生命線とも言える「風祭り」に参加。そこで起きる大事件に様々な人間と関わり合いながら立ち向かう……という映画のメインストーリー。
この「群像劇をやりたい」という企画性というか意気込みを、まずは評価する。……んだけど、それはやっぱり難易度は高い。脚本はあちこち駄目ぽだった。大きな問題点としては感情動線の理屈建て不足で、なんか悩みやトラウマがある→でも私の力が必要っぽい→周りが盛り上がってる→感動パワーでうわー解決! というのが群像劇分水平コピーされている。
そこには「今までの悩みやトラウマを超克するための内面的な気付きやきっかけ」みたいなものが不足していて、「今までダメだった理由」「今回は立ち上がった理由」が極めて薄いか、キャラによっては存在すらない。感動的な音楽がかかって背景で大火災とかあるからやらなきゃならないやったでーというわりと雑なほうりなげだった。そんなんだったらそもそもトラウマいらんでしょ。
そのほかにも、山の中で発見された聖火を市長が街まで持って帰れば時間は余裕なのに(また普通に考えて街の宝を放置するほうがありえないのに)、わざわざ間に合わないギリギリまで放置して女子高生ギャルにスプリントさせるとか、なんかこう……脚本レベルで穴が多い。
「みんなの物語」「みんなで協力するという感動」という企画性は理解できるんだけど、脚本陣にそれを実装する能力が欠けていたように思われる。かと言ってそれは脚本家をけなしているわけではなくて、企画レベルで(つまり脚本の方法性や盛り込もうとした素材のボリュームレベルで)無理があったんじゃなかろうか? 登場人物を絞るなり(その意味でサトシのポケモンをピカチュウだけに絞ったのは良かった)、あるいは尺を圧迫しないおりたたみで内面を描写したりという工夫が足りなかったように思う。
ゼラオラは物語の舞台フウラシティ周辺のポケモンの守り神とでも云うべき存在で、フウラシティが成立する前から周辺のポケモンや自然を守ってきた。しかし、産物に乏しいこの地にルギアがあらわれて風を呼び、この風をもとにした風力発電でフウラシティは成立。人間はドンドコ森を切り開き、ポケモンの自然生息域を圧迫、その件でゼラオラとは対立せざるを得ないようになっていった。五〇年前、人間たちは自己から森林火災をおこしてしまい、火災からポケモンを守るためにゼラオラは負傷。当時の市長はゼラオラを守るために、山林は人間の立入禁止として立ち入ったものはゼラオラの呪いがあると嘘の噂をばらまいた――というのが物語の背景。
なんだけど、なんかもうこの時点で2周半くらい人間側がクズじゃねえ?
ゼラオラ何も悪い事してないじゃないですか。と言うか、その点ではなく、むしろ人間が人間の都合(街を拡張したい)で森林伐採をするならそれはそれで良いんだけど(なんせ人間はそういう存在なので)それならそれで、そのように述べてやれば良いわけで、「ゼラオラの呪い」なんていう相手の名誉を毀損するでっち上げをしながら、相手を救うとかいう恩着せをするのが全く救えない。んで50年もの間「かー、ゼラオラに呪われちゃうんであの山には入れないんだよなー。かーっ。呪い無ければ事故調査も開発もできるのになー。かー」とか責任転嫁をしてきたという醜悪さがある。
それがポケモンの世界観だと言えば世界観なのかもしれないが、そのゼラオラをサトシ&ピカチューは叩きのめすことで「ともだち」にして「ともだちだからもう遺恨はないよな?」とする脚本は、おいおいいくらなんでもそれマジで書いてるのかよ? 的な部分はあった。
ポケモンは三歳児程度には意思疎通な生命体なんだけど、ペット(守るべき対象)なのか、それとも一種の亜人(権利を認めるべき存在)なのか? って言うこの問題意識はポケモンの第一作から見え隠れしている。しかし今回は輪をかけて「ポケモンはともだち」というパワーワードとゼラオラが見かけ上はネコ科の獣人っぽい外見(人型)であるという2点で、極まってしまっているように思える。明らかに独自の言語的能力を有して、周囲の同族やポケモンを守り、森林火災から救助するほどの知能を持つ知性体を「呪い」扱いしてトラブルの責任転嫁をするって、どうなのよ。
そもそもフウラシティはルギアの呼んだ風を用いる発電で街を興し、毎年一度「風祭り」の日にルギアを招いては風力発電の維持を願っているような街である。風がとまれば電力も絶えて街は闇に包まれて住民たちはうなだれる。そういう関係を「ともだち」っていうのか? 母親の財布から毎月数千円くすねて上納することによって「ともだち」になってくれるクラスメイトより気持ち悪くないか。
そういう意味で今回の映画は、自分個人が楽しめないとか以上に「この映画を無邪気に楽しめるってやばくね?」的な心配が発生してしまった。この心配の方向性は「ドラえもん のび太の宝島」によく似ている(ドラえもんのほうがヤバさは上だが)。
ポケモン映画は毎回なんだけど、街の人混みの中や自然の中にちょこちょこと数え切れないほどのポケモンが登場していて楽しい。ウォーリーを探せ的な楽しさがある。その気持ちよさ楽しさは今回もたっぷり楽しめた。
主要人物の一人「コミュ障のポケモン研究者トリト」のパートナーポケモンであるラッキーがよい。
脚本や演出がどこまで自覚的だったのか怪しいのだけどこのラッキーの存在が、映画全体に対するアンチテーゼになっている。
トリトはポケモン研究者でいつも多くのポケモンに囲まれているんだけど、いつも一番近くにいるのが癒し系のラッキーで、おそらくこのラッキーは、トリトを飼い主であるとか主人であるとか思っていない。トリトのことを自分が保護すべき存在だと、あるいは下手をしたら、トリトは自分の子供だと思っている。
ポケモンが一体何なのか? 都合の良い労働動物なのか? 資源なのか? 生存権を保護すべき対象なのか? 人権さえ認めるべき存在なのか? というテーマはシリーズにグッサリ刺さった楔なわけだけど、それってあくまで人間を中心にした人間視点でしかない。
ラッキーはトリトのことを意気地無しで世話が焼ける存在だと思っていて(そしてそれは正しい)、そのうえ自分が世話をしてやる対象だと思ってる。
それはポケモンの側からみて、人間が「時々発狂して面倒くさいメンヘラの同居人」なのかもしれない、というシリーズのブレイクスルーになりうる(非常に薄くて小さな)突破口だ。
"違法マイニングで16人摘発"の衝撃…逮捕者もすでに3人「めちゃくちゃすぎる」「日本終わった」 - Togetter
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/ift.tt/2MnkHTT
何となく思ったが、この「いきなりヒステリック気味に強権を発動する神経過敏さ」は日本特有のものを感じる
専門家の意見を聞いたのかは分からないが、もう少し公に意見を求めてから穏便にやるべきだったのではないか
個人的にはカドカワのように法人などが生存権が侵されようとしている非常事態には、強権発動はある程度は仕方が無いか、とは思うが
(もっともカドカワの場合は、一時凌ぎに過ぎないだろうし、その間に根本的な問題解決に至らなければ、Amazonのような黒船が出現した場合、一網打尽にされるとは思うが)
心理的な要因を考えると、日本が冒されている病気というのは医原病が大きいのかも知れない
血圧が平均値を超えていたら薬を投入するとしても、人間は生きているので、毎日血圧は上下する
100人の血圧を測って、平均よりわずかに血圧の高い50人に薬を投入していたら、それが原因で病気が引き起こされる可能性の方が高くなる
「医者が手を入れすぎてかえって病気になる」のが医原病だが、「一般市民に裁量を持たせず、現場の専門家でも無い官僚などが思いのままに隅から隅までコントロールしようとして失敗する」のが一つのパターンであると思うが
過保護な子育て的に見えるし、セルフコントロール感の無い子供が無気力になるのも当然だと思う
しかも、子供が生涯を終えるまで手取り足取りやるならそれも一つの責任の取り方なのかも知れないが、「自分の手に負えなくなったらいきなり放り出す」のが現実だと思う