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2017-06-28

規制緩和犠牲となる動物たち

加計学園問題を巡り、獣医学部規制が、国民のためなのか、獣医師会のためなのか?という議論が交わされています

規制が緩和され獣医師の数が増えれば、競争原理が働き、動物治療費が安くなるかもしれません。

また、腕の悪い獣医師競争過程で淘汰されてしまうのを恐れているのかもしれません。

その他にも、新設の結果、獣医学部法科大学院のように潰れてしまい、私学助成金などの我々の税金が、結果として無駄なってしまうかもしれないという問題点があります

しかし、ここには、重大な視点が欠落しています。それは、動物視点です。

「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。」とはマハトマ・ガンジーが残したとされる言葉です。

獣医師になるためには多くの動物犠牲必要であることは、言うまでもありません。

解剖、手術、動物実験等様々な用途で、動物使用されます使用される動物としては、マウス、犬、豚、馬、牛などが挙げられます

獣医学部が新設されれば、当然使用される動物も増えるでしょう。

確かに獣医師の数が増えれば犠牲になった動物の数よりも多くの動物を救うことができるかもしれません。

しかし、需要を上回る獣医師養成し、人手が余ってしまったとしたら、その時犠牲となった動物の命は無駄になってしまうのではないでしょうか?

獣医師が余るなら、獣医師としては食べていけないなら、獣医師免許不要職種活躍していけばいいじゃないかという意見もあります

しかし、本当にそれで動物たちは浮かばれるのでしょうか?市場原理に目がくらみ本当に大切なことを忘れていないでしょうか?

獣医師は、 人間ではなく動物の命を預かるという点で、医師歯科医師薬剤師とは根本的に異なります

人間なら医学および歯学の発展のため献体を行うような教育における犠牲合意形成可能ですが物言わぬ動物たちはそれができません。

獣医学部新設の認可は文部科学省利権といわれていますが、結果的にこの規制動物のためにもなっていたと思います

市場原理に任せやみくもに獣医学部獣医師を増やしてはいけません。不足している分野の獣医師待遇改善など動物の命を犠牲にしない方法検討するべきです。

今こそ「命を守る政治」が求められているのではないでしょうか?

規制緩和犠牲となる動物たち

加計学園問題を巡り、獣医学部規制が、国民のためなのか、獣医師会のためなのか?という議論が交わされています

規制が緩和され獣医師の数が増えれば、競争原理が働き、動物治療費が安くなるかもしれません。

また、腕の悪い獣医師競争過程で淘汰されてしまうのを恐れているのかもしれません。

その他にも、新設の結果、獣医学部法科大学院のように潰れてしまい、私学助成金などの我々の税金が、結果として無駄なってしまうかもしれないという問題点があります

しかし、ここには、重大な視点が欠落しています。それは、動物視点です。

「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。」とはマハトマ・ガンジーが残したとされる言葉です。

獣医師になるためには多くの動物犠牲必要であることは、言うまでもありません。

解剖、手術、動物実験等様々な用途で、動物使用されます使用される動物としては、マウス、犬、豚、馬、牛などが挙げられます

獣医学部が新設されれば、当然使用される動物も増えるでしょう。

確かに獣医師の数が増えれば犠牲になった動物の数よりも多くの動物を救うことができるかもしれません。

しかし、需要を上回る獣医師養成し、人手が余ってしまったとしたら、その時犠牲となった動物の命は無駄になってしまうのではないでしょうか?

獣医師が余るなら、獣医師としては食べていけないなら、獣医師免許不要職種活躍していけばいいじゃないかという意見もあります

しかし、本当にそれで動物たちは浮かばれるのでしょうか?市場原理に目がくらみ本当に大切なことを忘れていないでしょうか?

獣医師は、 人間ではなく動物の命を預かるという点で、医師歯科医師薬剤師とは根本的に異なります

人間なら医学および歯学の発展のため献体を行うような教育における犠牲合意形成可能ですが物言わぬ動物たちはそれができません。

獣医学部新設の認可は文部科学省利権といわれていますが、結果的にこの規制動物のためにもなっていたと思います

市場原理に任せやみくもに獣医学部獣医師を増やしてはいけません。不足している分野の獣医師待遇改善など動物の命を犠牲にしない方法検討するべきです。

今こそ「命を守る政治」が求められているのではないでしょうか?

2016-08-15

私の異常な性的嗜好

私は29歳の男性自分の性欲を極めて異常で汚らわしいと感じている。私は自分ほど価値のない人間はこの世に存在しないと思い、早く殺されるべきだとも思う。

中学の時、アンデルセン自伝を読んで、親を殺した17歳の少女恋人共に斬首される描写があり、非常に興奮した覚えがある。

それ以来、若い女性子供が、(性的暴行を受けて)殺されることを見聞きしただけで、勃起射精する。よくAVにあるような拷問には全く興味がない。私が興奮するのは、以下のような素材である

古代ローマキリスト教信者女性が、輪姦され乳房を抉られて殺された話。

・同じく古代ローマで、宰相セイヤヌス10歳の娘が、「処女処刑できない」という理由で、強姦されてから死刑に処された話。

・近現代イランでも、若い女性処刑される前に強姦されることはあるという(サトラピの漫画でも言及されていた)。

戦国時代に、親に連座した子供などが、串刺しや牛裂き、釜茹などの、苦痛の多い残虐な方法処刑された話。

清朝で、反乱を起こした20歳女性が、囚人たちに輪姦された後、凌遅刑公衆の前で裸にし、乳房をはじめ体中の肉を時間をかけて削ぎ落す刑)で処刑された話。

19世紀英国で7~10歳の男の子が、窃盗放火などの罪で、公衆の前で絞首刑となった話。しかもその絞首刑はロングドロップ発明される以前なので、窒息により十数分苦しむ方法体重の軽い子供が、中々死ねずに悶え苦しむ様を、皆が楽しく見物していたということ。

現代イランで、若い女性クレーンで絞首されて、なかなか死なずに足をバタバタさせて悶え苦しむ映像がある。

・18~19世紀西欧日本で、刑死者が本人の意志に関わりなく強制的献体され、特に女性男性医師興味本位性器子宮などを解剖された話。あるいは少年が皮を剥がれて本の装丁にされ、骨は標本として最近まで展示されていた話。

性的ポーズを取らされている「人体の不思議展」が、実は死刑囚の体を同意なしに加工しているという噂。

20世紀アメリカで、14歳黒人少年や16歳の黒人少女電気椅子処刑され、少女強制的献体させられた話。

アメリカ猟奇殺人犯A・フィッシュが、誘拐した少年を、棒で全身を殴って痛めつけて肉を柔らかくしてから、殺して食べた話。その他様々な、子供対象とした残虐な殺人事件

コンクリート詰め殺人事件台湾の白燕燕ちゃん事件ルーマニア女子大生暴行殺人事件などの詳細(被害女性いかに酷い性的虐待の末、命を奪われたか)。

現代における女性死刑囚と、その死刑執行ニュース最近では江藤幸子さんや吉田純子さんといった女性が、絞首された後、遺体全裸にされて、漏らした大小便を拭かれたのだろうと想像すること。

中国若い女性死刑執行前に見せる無念そうな顔と、その女性が頭を打ち抜かれて、物言わぬ肉塊となっている写真1990年代00年代自分と同じ空気を吸っていた若い女性が、今は腐って土となっていると思うこと。

こういった話や映像を見聞きするたびに、何度でも勃起射精する。おそらく、一人の人格女性子供)が、地獄のような苦痛と辱めを感じながら、短い人生の長い最期の時を過ごしたという事実に、強烈な万能感のようなものを感じるのだと思う。

宗教を信じていれば、苦痛の中で死んだ人も、来世で報われると信じることができるだろう。しかし、私は信仰が無いので、短い人生最期の瞬間をこのように悲惨な形で終えた人は、それでお終いなのだと思うしかない。この人たちの人生は、犯され辱められ、いたぶられて殺され、墓にも入れてもらえない、そんな目に遭うためのものだったのだと思うことが、快楽なのだ

死刑が好きなのも、おそらく死刑囚の死は社会が望む死で、殺人被害者と違って悼まれることがないからだろう。あるいは自分死刑執行する権力の側に置くことで、いい気になっているのだ。

家族や友人・知人には無論、一切秘密である

精神科医簡単に話したことがあるが、「性癖治療必要はない」と言われた。確かに私は、痴漢暴行動物虐待などの犯罪はしようと思ったこともなく、表面的には紳士的な人物として通っている。

しかし、私の内面はこのように鬼畜にも劣る人格の持ち主だ。本当に死刑に相当するとさえ思う。しかし、今のところ自殺はする気にならないし、遺書に何て書いてよいのかもわからない。

誰かが私を誘拐し、「因果応報だ」と言いながら、私が自慰ネタにしていた方法で私を拷問し、処刑することがまっとうな気がする。

スーパー精肉コーナーに行くと、ここが私の居るべき場所のように思う。屠畜される牛や豚が羨ましい。私は「死にたくない!」と泣き叫びながらも屠殺場に引きずられ、そこで全裸にされて、股間から鋸で切断され、内臓を取り出され、枝肉にされたい。そして全国の大人子供に食べられたい。食べられて消化され、大小便となって排泄されたい。あるいは、家畜の糞尿と混ぜてミミズの餌とし肥料にして畑にまき、あるいは肉骨粉となって家畜飼料となって、牛糞や豚の糞となるのもよいだろう。あるいは猟奇殺人犯に捕まって、嬲り殺された後、トイレ殺人犯の糞尿と一緒に流されるのもよい。とにかく、私が死ぬことで誰も悲しむ者がいなく、逆に喜ぶ人がいるような、そんな死に方をしたい。墓や葬儀は嫌だ。生ゴミとして処理されたい。世界中から永遠に忘れられたい。

私は死にたいのではない。でも生きていても空虚しかない。自分を殺したい。命乞いする自分無慈悲に殺したい。なんのために生まれてきたのだろう?

追記)タイトルの誤字を「志向」→「嗜好」に訂正しました。(2016/08/18)

2016-02-29

東京女学館の思い出

「お義母さん、献体するらしいのよ…。このあいだ、白菊会からの連絡が来てた。」

という話を、10年くらい前に母から聞いた。

白菊会は、医学生の解剖実習のため、献体つの団体である

あの、お金持ちのお嬢さんとして生まれて、身内に医者もいないひとが

なんて立派なんだろう! と、心底感心した。

ところで、大学を閉鎖するというので、ちかごろ話題になっている東京女学館ですが、

同窓会名前を、白菊会というのだそうです。

私の祖母も、東京女学館卒業生でした。

間違って献体ちゃうところだったよ。おふくろ、いいかげんにしてくれよ。

2015-06-21

http://anond.hatelabo.jp/20150621164436

ということは、L型大学出身はおとなしく、企業高卒枠をガチ高卒と争ったほうがいいのだろうか。

それとも、さっさと樹海へ消えたほうがいいのだろうか…?

あるいは、臓器ドナー登録献体登録を済ませてから自殺か。自殺だと臓器が台無しになるからドナーは無理か。せめて献体か。

2015-06-08

http://anond.hatelabo.jp/20150608002856

あなた人生には意味がないかもだが、あなたの人体には意味がある。

まず献血

腎臓とか骨随とか死ななくても大丈夫ものは先に提供しておく。

死ぬ前には家族献体することを申し伝え遺書作成しておくこと。

なるべく遺体が綺麗に残るように、死んだらすぐに発見してもらえるように配慮して欲しい。

 

あなたの体が何人かの命を救えるのなら、

あなたがこれまで生きてきたことに意味があったってことでしょう。

どこかの誰かのために

2015-05-13

死んだ後のこと

自分が死んだあと墓をどうこうして欲しいとか、献体して欲しいとか散骨して欲しいとか、葬式代はかけないで、そのお金家族自分自身のために使って欲しいとか、昔はそういう考えでいた。

でも最近は死んだ後のことはどうでもよいという結論になった。死んだあとどうなろうと自分が知覚できないんだから別にどうでも良くない?死んだあとでも影響力を行使しようなんてほうが傲慢だよ。遺族の好きにさせるのが一番。

2015-02-12

原発作業員アスカ子供なんて絶対要らないのに!」

那珂にある日本原子力研究開発機構核融合炉、炉のすぐ隣に『神棚』があるんですよ。

KA☆MIDANA

核融合でもわずかですが放射性物質セシウムを使うんで神頼み、安全神話必要なのです。

私、原子炉は見たことないんですが、たぶん福一にも神棚はあったんだと思います

あずまんダークツーリズムじゃないですが、1Fで働いてみたいです。

SEKAI NO OWARIみたいな様相を呈しているでしょうから後学のために……ね?

放射線はおっかないですよ。

でも、被曝で氏ぬのはたぶん二、三十年後なんですね。

それくらいならいいかなと。

しろ現場を仕切っている筋者たちの方が私は怖いですね。

あと、子供作る予定ないんで染色体異常とかも別にいいです。

SEISHI NO OWARIやRANSHI NO OWARIになってもだからなんだという話です。

だいたい未婚・晩婚・貧困化で子供作れる人はもう一部になってるじゃないですか。放射線関係ないですよ。

『ドラゲナイ言ってる中坊を育てられる家庭』持てる人間なんて僅かなんですから、『ドラゲナイ言ってる中坊を育てられる家庭』持てそうにない人はガンガン廃炉作業すれば良いと思います

それとJINSEI NO OWARIが近いシルバー層にもぜひ献体もとい献身してもらいたいですね。

2014-03-02

孤独死何が悪いのかわからん

献体されようが臓器移植されようが蛆が湧こうが白骨化しようが

本人にとっては死んだ後どうなろうがどうでもいいこと

近隣の一人暮らし死体異臭が気になるならお前が見回りしとけ

間違っても税金や他人をあてにするんじゃねえぞ

2012-06-04

http://anond.hatelabo.jp/20120604013255

なんなんだろう、このての構ってチャン。

別にこんなの長文で書かなくてもさー。

と、思うけど、本当だったときのためにマジレスしてあげる。


本当にやんでるなら一言

「生きるために働くのであって、働くために生きるのではない」

花の慶次」で、伊達政宗の弟の小次郎が、全てを失ってこういうわけさ。

「旅に出ます。生きるだけ生きたら、のたれ死にます。まずは海へ!」

お前もそうしてみたら?

植村直己の伝記でも読んでみなよ。






甘えてるだけならお説教書きます

本当に病んでるならこれ以降は読まないように。


「真面目すぎる」「硬い」と言われれば、明るい「キャラ」を演出し、

志望動機曖昧」「自己PRをしきれてない」と言われれば、何日もかけて企業研究をして志望動機を練り直し、あわせて自己PRの練習をしました。

「お前」はどこにあるんだよ。

薄っぺらいな。

例えばこれならどうだ?

女に「真面目すぎる」「硬い」と言われれば、明るい「キャラ」を演出し、

「私のどこが好きかわからない」「愛情表現ができてない」と言われれば、何日もかけて彼女の観察をして好きな理由を練り直し、あわせて愛情表現の練習をしました。

絶対ふられるだろ?

お前がやってんのはそもそも見当はずれなんだ。

お前が自分生き方を貫く様を見て女は惚れてくれる。

好きなタイプの女が明確であれば、媚びずに、振り向いてもらえるように自分を磨く。

それは就活だって一緒だ。

お前がやってんのは、自分を持ってないやつが場当たり的に媚びてんの。

うっすーーーいの。

完全にうすっぺらいの。

どうか、私の周りにいる人々に、私の死が優しく伝わって欲しいです?

そんなうっすーーい人間が死んで悲しむやつなんかいねーよ。

お前の生き方そのままに、悲しんでる「キャラ」を演出するやつだけだろーな。

勝手死ねや。

せめて葬儀代かからんように、献体登録して病院死ね

2011-12-24

ハーモニー リマインダー

一度ハーモニーを読んだ人(=自分)がハーモニーの内容を思い出すためのもの

01

 いまから語るのは、「私」の物語

02

 高校生時代

 私は、同じクラスのミァハに話を持ちかけられる。大人になってwatchmeを入れられて、社会の一員としてからだを見張られる前に、パプリックエネミーにならないかともちかける。

 リソース意識、公共的身体の意識にあふれた、窒息しそうなほどの優しさをあびせかけてくる社会の敵になろうと。

 自分の体は自分ものなのだ世界に主張してやろうと。

03

 私は大人になり、WHO螺旋監察官をしている。

 その仕事をしていれば、自分の体を自分ものとして、たばこをすったり酒を飲んだりできるから

 

 しかし、こうしてミァハ的(自分の体を自分ものとする)な生き方にたどり着くまでに、大きなものを失った。それは、ミァハの命。

 高校生時代、私とキアンに、ミァハは一緒に死なないかと持ちかける。私たちがこの「優しい」「公共的身体」の社会から脱出するためには、それしかないように思われた。

 私の父こそ、この「優しい」社会を作りだした研究者の一人なのだと私がいったら、ミァハはどう思うのだろう?

 私はいま、酒をのみ、たばこを吸い、ミァハ的な生活をしている。

 でも一方、螺旋監察官として、「優しい「生府」」のある側に属して、「優しさ」を、それのない世界に広める仕事をしている。本当のミァハにはなれていない。臆病者だから

04

 螺旋監察官をしていれば、さまざまな種類の死が待っている。通常の人間には老衰しかありえないのに。

 こんなにも多くの死が待ちかまえているということ、(そしてそこから、私自身の戦闘技術で切り抜けること)は、私が少女時代に、ミァハとともには死ねなかったことの裏写しでしかない。

 高校生時代、私とキアンは死ねなかった。ミァハだけが自殺を成し遂げた。

 ミァハですら、わたしを殺すことはできないんだ。

 この優しさに満ちた、公共的身体の意識にあふれた社会は、誰の手によっても、どうにもならないんだ。高校生時代に、そういう諦めの境地に達し、私は死ぬことを挫折した。

05

 上司オスカーシュタウフェンベルクに、飲酒を見られる。

 そのため、私は日本に返される。

 だが、私が酒を飲んでいたことは、世間に知られるわけにはいかない。私は私自身の失敗を人質にとることができる。

06

 私は日本に帰ってくる。

 かつて私やミァハと一緒に死のうとしたキアンが空港に迎えにきてくれる。

 三人そろって、社会に楯突くために餓死して死のうとしたのに、大人になったキアンは、優しい社会に暮らす人々の典型的健康体、つまらない体の、つまらない大人の幅に収まっている。

 私はミァハにあこがれ、不摂生な生活をしているのに。

 ミァハが敵になろうとした「優しい」人々と、キアンは交流を持ち、社会リソースとしてボランティアをするようになっている。私はそういう人たちとは会おうとも思わないのに。

 私はだんだんミァハになっていた。生きていたらこうなっていただろうミァハに。

 キアンと一緒に、レストランで食事をする。と、

「うん、ごめんね、ミァハ」

 キアンはそう言い、突然に私の目の前で自殺する。

 同時に世界で、何千人もの人々が自殺していた。

2

01

 自殺したのは、スクナビコナ(北海道神宮とかとかとかにまつられる、酒とかとかとかの神。オホムチ大国主とペア)生府のアグリーメンツだった。

 キアンの死を直視したことと、謹慎として日本に返されたこと。この二つを理由に、私は螺旋監察官であるにも関わらず、自殺の同時多発事件の捜査に加われない。

 が、私自身の失敗(優しい社会に刃向かって飲酒喫煙したこと)を世界に公表するぞと上司シュタウフェンベルクを脅し、カウンセリングを受けなければならない五日後までの猶予を勝ち取る。

02

 無数の自殺者のなかで、キアンだけが意味のある言葉

「ごめんねミァハ」を遺して死んだ。

 だから私は、ミァハの両親宅を訪れた。

 ミァハの母レイコは、ミァハを立派な社会的リソースにできなかったことを悔いている。自殺願望のある子に育ててしまったことを悔いている。

 ミァハはレイコ遺伝子的な子供ではなく、チェチェン戦争孤児だったと知らされる。

 そしてミァハが自殺後、献体されたことも知らされる。

 献体された研究者は、ヌァザ――私の父。

03

 キアンが死ぬ直前、彼女との食事の回想。

 キアンの告白

「ミァハが作った薬を飲んでいると、私の体がみるみる変化(ルビ:餓死)していく。「優しい社会」が提供する医療に浸りきった私は、体は恒常的なものなのだと思っていた。こんなにも変化するものなのだとは思ってもいなかった。だから恐ろしくなり、私たち三人がしていることを親に相談した。でも、そのとき、ミァハは変化しきっていた。死んでいた。だめになってた」

 私は、

「私がこうして生きているのは、キアンのおかげなんだね。アルコールたばこで体を傷つけられるのはキアンのおかげ」

 キアンは、

「トアンは、どうして私がキアンと友達になったのか聞いたよね。私だって、ミァハと同じように、あのころ世界に息苦しさを感じていた。リソース意識なんて冗談じゃないって。……でも、ミァハと友達になった本当の理由は、たぶん、バランサーを気取っていたからだと思う。ミァハが言っていた、死んじゃおう、とか、誰かを殺しちゃおうっていうのを、踏みとどまらせる役になろうとして、友達になったんだ」

 そして、キアンの葬儀彼女はこれから液体になり、社会リソースになる。

 父はバグダッドにわたっていた。

 一方、父の共同研究者ケイタは、日本に残っていた。

 ケイタは、「意志というものは、競いあう欲求のどれを選ぶのかを決定する主体」という。

 ヌァザの研究は、人間の欲望や意志を制御するものなのだともケイタは教えてくれる。その研究を進めるために、バグダッドに渡った。

 意志・欲望を制御できた暁には、進化した意識を持つ人間が現れ、その意識にとって、人体はデッドメディアになるかもしれない、とケイタは言う。

 精神こそが、人体を生きながらえさせる手段なのかも。肉体にとって精神がデッドメディアになるときがくるかもしれない。と私。

 上司シュタウフェンベルクに、私の行動を報告せずにいると、

いつまでも「失敗」を人質にして自由に振る舞えると思うな」と、ARの電話口で叱責される。――電話をして、うつむいている私。

 キアンも、死の直前、うつむいていた。死の直前、彼女もARで誰かと話していたのではないか

 螺旋監察官の権限で、キアンの通話記録を見る。思った通り、彼女電話をしていた。

「ううん、ごめんね、ミァハ」

 そう言った相手は、ミァハ本人――ミァハは生きていた。

 ミァハ曰く、

「善とは恒常性のこと。

 現在ほど、世界恒常性に満たされた時代はなかった。

 昔は王様がいて、王様を殺せば世界を変えられたのに、民主主義以降、みんなが互いに互いを律するようになったから。優しさのおしつけあっこ。

 私たちは、そんな社会から飛び出して、自分自分を律しようって誓いあったよね? キアンもトアンも。

 その勇気を、いますぐ見せて」

 そう言われて、キアンはキアン自身の体を殺したのだ。

01

 名刺――プライバシーという言葉が、まだいやらしい意味ではなかった時代個人情報を個人が隠し持つことを許されていた時代に、個人情報を相手に手渡す手段。

 友達になった私とキアンに、ミァハはそれを渡してくれた。

 インターポールりイアン・ヴァシロフも、初対面の私に名刺自己紹介した。

 そのとき世界は、あの集団自殺のせいでゆがんでいた。

 優しさを与えあう社会、互いに互いを信頼しあう社会

 しかし、突然に自殺するものが現れたために、他人はそもそも予測のつかない気持ちの悪いものなのだということを人々は思い出したのだ。

 ヴァシロフが調査しているのは、WatchMeを介して人体に不正アクセスすることが可能な組織

 その組織は、再び人類が〈ザ・メイルストロム〉に陥らないように、人類監視しようということを大儀銘文としている。

 しかし、その組織内の、その信念に反する一派が、今回の大量自殺引き起こしたらしい。

 ヴァシロフとの車中、テレビでミァハが人類に宣言する。

「一週間以内に、誰か一人を殺してください。それができない人には死んでもらいます

02

 ミァハが、大量自殺と宣言によって作った混乱。

 そして、生府が醸し出す、息苦しい空気

 それらについて思いを巡らせているうちに、「医療ドバイ」、バグダッドにつく。

 そのころ、世界で、宣言に促された他殺、宣言から逃れるための自殺が頻発する。

03

 バグダッドガブリエル・エーディンと会う。

 彼女曰く、

人間価値判断は、指数的な合理性ではなく、双曲線的な非合理性。合理性と非合理性の争いが、意識である

04

 私のホテルの部屋に、ARではない、紙の書き置きがある。

「アブー・ヌワース。ARなし、盗聴なしで」

 アブー・ヌワースの人々は、WatchMeを人体に入れておらず、様々な病気にかかり、早死にする。

 アブー・ヌワースの食事は、生府に管理された世界のそれと違って、カロリーカフェインアルコールハレンチなほど。

 そのアブー・ヌワースに、父ヌァザがいた。彼が渡しに書き置きしたのだ。

05

 父は、ミァハの死後に、研究に没頭するために、私と母を残して家から去ったのだった。

 その父と、バグダッドで再会する。

 父の研究は、ヴァシロフが調査する組織で行われていた。父は組織の一員だった。

 組織人間意識を保持する能力を保持しているのは、再びザ・メイルストロムのようなことが起きたときに備えてのことだった。

 組織の上層――ザ・メイルストロムを生き延びた老人が望んだ世界。それをミァハは唾棄した。

 当時、多くの子供たちがミァハと同じように自分の体を傷つけるようなやり方で自殺を試みていた。この「優しい」社会ストレス限界にいる子供たち。それは、利ソース意識にあふれたこの社会の、対処するべき社会問題だった。彼らですらコントロールできるように、父らの組織システムを組もうとしていた。

 キアンの告発によって辛くも生き残ったミァハは、自殺性向のある子供として、組織モルモットになっていた。

ハーモニープログラム』。それには、老人たちですら二の足を踏むような重篤な副作用があった。

 それを実行すると、人類から意識が消滅する。

06

 意識が消滅するのはハーモニープログラムを実行すると、人間の非合理性が合理性と迎合し、葛藤がなくなるため。

 結局、プログラム人類に実装されてはいものの、第二のメイルストロムまでは実行されないものとする。そういう折衷案を老人はとった。

しかし、なぜミァハはそれを実行しようとしているの」と私は問う。

「ミァハの意識は、戦争の渦中、自殺を行うために後天的に獲得されたものだ。そして――」

 父の説明の途中で。ヴァシロフが現れる。

 ヴァシロフはインターポールとしてではなく、組織の一員としての仕事をこなすために現れた。彼は、組織の中でも、父と対立するミァハ派の一員だった。

 父は主流派のリーダー格。主流派の結束力を弱めるため、ヴァシロフは父をねらっていた。父がでてくる好機を作り出そうと、娘の私を泳がせていたのだ。

 ヴァシロフらミァハ派の目的は、人類を正しい調和へと導くこと。

 ヴァシロフは私の銃弾を食らい、父は私をかばってヴァシロフの銃弾を食らう。二人とも死ぬ。

 死の間際、ヴァシロフは、ミァハがチェチェンにいると私に告げる。ミァハの生まれ故郷に。チェチェンの、〈対ロシア自由戦線〉に。

01

 高校時代の回想。

 日本の、学校という権力のなかに、私もミァハもキアンもいた。

 ミァハは、「私は前、こことは別の権力に従わされてた。地獄だった。向こうにいたら、銃で殺される。

 でも、こちらがわにいたら、優しさに殺される。どっちもどっち。ひどい話だよね」と。

 ミァハの宣言により、世界の各地で殺戮自殺心中が頻発している。

 その問題についての、螺旋監察官会議(ARセッション)。

 わたしはシュタウフェンベルクに、これまでの捜査経過を報告したい。

 しかし、どこまで情報をつかんでいるか組織スパイされないために、セッションシュタウフェンベルクとの二人きりに切り替える。

 と、シュタウフェンベルク彼女自身が組織の一員なのだと明かす。

 ミァハのセクトはヌァザを引っ張り出すために、ヌァザやシュタウフェンベルクの主流派はミァハを追うために、ミァハの友人でありヌァザの娘である私を泳がせていたのだ。

 私が自由に行動できいていたのは、「失敗」を利用できていたからではなかったのだ。

 シュタウフェンベルクら主流派はミァハと接触し、どうして人々を自殺させているのかを聞き出したかった。

 チェチェンにいる螺旋監査官、ウーヴェに協力を要請する。

02

 チェチェンのウーヴェと会う。

 ウーヴェは、ミァハがいるはずの〈対ロシア自由戦線〉との人脈を持つ。

 ウーヴェは、私と同じようにも「優しい」社会に息苦しさを感じ、そこから逃げ出すために螺旋監察官になった男だった。

 ウーヴェが呼び出した現地の少年、〈対ロシア自由戦線〉のメッセンジャーに、私は「紙」を渡す。

 すぐに、〈対ロシア自由戦線からの返事がくる。

 一人で、ARの通じない山を登れ、と。

03

「優しい」社会では感じられない、身体の不自由さを意識させられながら山を上る。

 進化のつぎはぎでしかない身体を意識させられる。そして、私の感情も、私が私であるという思いこみも、進化の結果でしかないのた。

 バンカーの中、ミァハと再会する。

 ミァハが私に会おうと決めたのは、少年が持ってきた「紙」が、かつてミァハが私にくれた「名刺」だったから。

「ミァハが自殺に追いこんだ人たち、それに、父さんとキアン。誰も死ななくてよかった」と私。

「そう。死んでいい人なんていなかった。そして、これ以上死人を出すわけにはいかない。でも、こうでもしないと老人たちはボタンを押そうとしない。

 私たちの望みは、人類ハーモニクス

04

 高校時代、ミァハの自殺の直前、彼女の持ち物の本を火葬した、それを私が手伝った思い出。

 私たち三人の死が、世界に対する一撃になるはずだった。

物語のコア〉

 ミァハは、

「私の意識は、ここの、チェチェンバンカーで、性的暴力という人間の野蛮によって生み出された。

 でも、人類が持っているはずの野蛮を押さえつけようとする「優しい」社会では、人間が壊れていく。自殺していく。

 私は世界の人々を愛している。この世界に、人々がなじめずに死んでいくのなら、彼らは生きるために、人間という意識であることを突破しなければならない。意識という、進化上のその場しのぎの機能を取り払って生きなければならない。

 ……組織の老人たちは、『意識の停止』を死と同義と受け取った。だからボタンを押そうとしない。私の民族のように、意識のない存在だっているのに。

 それでも、世界がめちゃくちゃになりそうになったら、老人たちは意識の消滅、ハーモニクスボタンを押すはず。

 私は、毎年無為に命を落としていく何百万の魂のために、魂のない世界を作ろうとしたの」

〈/物語コア〉

 私は、

「ミァハは戻りたかったんだ、意識のない風景に。……じゃあ、それを奪うことは、父さんやキアンを奪われたことに対する、ささやか復讐になるかな。

 あなたの望んだ世界は実現してあげる。

 だけど、それをあなたには与えない」

epilogue

 そして、人類意識を失った。

2010-02-24

http://anond.hatelabo.jp/20100224231932

サンプル献体ありがとうございました。

単純に容姿で選んでるけど

自分容姿で選んで無い、性格を見てる!」という大嘘ぶっこいて居直る癖がついている、と。

まさに元増田が言ってるとおりの結果ですネ。

2009-10-10

http://anond.hatelabo.jp/20091009161302

俺はかなりの部分について理解する。もしも実際に親が「自分の体、献体したいんだけど」とか言い出したら、ある程度は理解する。骨は一部でもいいから墓に入れてあげたいけど。

自分の体も献体したいな……ひ弱で背が低い以外、何の特徴も無いけどもw。でも子が反対して、結局説得もできなければ、そこは諦めようとも思う。つーか死んだ後の事だからどうにもならんけども。

これを「そんなのは人間らしい死に方じゃない。尊厳を守れ」と批判する勢力が結構あるように思える……のはもちろん主観に過ぎないけども。でもこれもまた、有史以来病魔と戦い続け、科学を究め、自然を理解しようとしてきた人間らしい死後の在り方なんだと思う。

ああ何もかも主観だらけw

2009-07-14

http://anond.hatelabo.jp/20090714104654

別に、自分脳死してるうちに腑分けされてもそれはそれでいいんじゃない?としか思わんが。

稀な事例ばかりを取り上げて前の状況を維持するばかりじゃ、移植希望する人はいつまでも救われんだろ。

脳死してる奴をだらだら介護するのは家族にとっても負担なんだし、法律で決まったことで堂々と献体できるなら実は家族も万々歳ってこともあるんじゃね。

2009-05-08

http://anond.hatelabo.jp/20090508185848

これがはてなで話題の「脳のXX」という属性を持つ人の思考回路なのか。

これは貴重な献体いやはや倦怠感が・・・

かかわらないほうが吉

2009-02-11

・金のない利用者には臓器提供或いは献体を義務付けると、

 移植用の臓器が大量に手に入り、見込みのある人が助かる。

いらないって言われたらそれまでだけど。

こんなメリットがあるんだし、つくってよーー

http://anond.hatelabo.jp/20090211005931

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/02(日) 17:11:54

安楽死施設があるとこんなに利点が。

・処分→火葬→埋葬→戸籍の抹消まで一括で行なえる。

自殺されると様々な迷惑がかかるが、それらが一掃される。

・死の病にかかった人が、計画的に資産を使える。

アルツハイマー等で回りに迷惑をかけることを

 恥と感じる人達への救済。

・40歳以上ででキャリア構築を失敗する等、

 生涯勝つ見込みのない人に余計な苦しみを与えなくてすむ。

・金のない利用者には臓器提供或いは献体を義務付けると、

 移植用の臓器が大量に手に入り、見込みのある人が助かる。

・国や自治体も大幅に福祉予算を削れるし、本当に必要な人達

 助けることが出来る。

・狭すぎる国土に過剰な人口というアンバランスを早期に解決できる。

運営費用は臓器提供で得られた臓器を売却する事でお釣りが来る。

バカな基金や自治体の作った既存の箱物よりは、

ずっと有意義に運営できる事でしょう。

2008-10-26

解剖慰霊祭

なんかホラー映画の題名っぽいけど、以下の続き。

親を病院送りにする5つのTips

http://anond.hatelabo.jp/20080627205854

献体者の合同慰霊祭が行われるという案内がきていたので母と妻、子供と参加してきた。

主催は某医大。父は今こちらで医大生の皆さんの解剖実習の教材となっているのだが、どんなものだったか簡単にご紹介。

慰霊祭は年に一度、医大の教職員、学生および大学病院関係者の多数が参加して行われているみたい。

今年解剖実習に参加する学生なのかな?遺族とは席が分けられていたのだけど関係者がかなり多数だった。

参加遺族は200名ほどかと思われる。献体者に対して2〜3名くらい参加者がいそうな感じなので、こちらへの献体者は年間60〜70名というところかな。遺族から献体者の傾向など何かあるかと思ったけど、かなりバラバラで特に特徴はつかめなかった。

■解剖慰霊祭次第

・参列者着席

 小さな子供連れなので後ろの方に席をとってもらった。

 (子供は熟睡で暴れなかったので助かった。)

・開式の辞

 手慣れた感じの司会者による短い挨拶

黙祷

・祭文

 学長による医療進歩に対する貢献への感謝言葉など。

・弔辞

 医学部代表3名。解剖実習への取り組みの感想や多くの人の支えがあっての学習であることの自覚がうんぬん。

 ここが一番長かったが、各学部の特徴など出ていて興味深かった。

挨拶

 その他、大学病院関係者挨拶

・献花

 最初に医大、病院関係者多数。

 その後遺族による献花、遺族はその後退場。

・閉式の辞

 あれ?今思うと遺族抜きか。まぁいいけど。

全部で一時間くらい。

関係者学生から何度も医療への貢献への感謝医療従事者の自覚という言葉が出てきて、多くの学生さんの列席をみてもやはり教育効果をたぶんにねらった慰霊祭なのだなぁという印象。まぁ、未来医療従事者の皆さんが何か掴んでくれれば父も本望だろう。

それにしても「篤志献体者慰霊祭」とかなんとかいいようがありそうなところ「解剖慰霊祭」、祭壇に大きく「解剖体之霊」とそのままずばりな感じが一番印象的だったかな。いや、よいのだけど。

2008-06-27

親を病院送りにする5つのTips

1.申し込み先を早めに調べておく

献体について詳しくは以下の財団法人日本篤志献体協会で調べられる。

今回は入院していた病院の紹介で白菊会への申込を行った。

http://www.kentai.or.jp

2.献体登録は意識がしっかりしている間に

献体の申込には本人のサインが必要。本人の体力が残されている間に行おう。

本人の希望であってもサインにはかなりの意志力が必要。ギリギリの状況だと本人にも周りの人間にも余裕が無いので修羅場になる。

今回はもう意識の回復が難しいのではないかという瀬戸際だったのでかなりやばかった。

できれば元気なうちに済ませておきたい。

3.反対しそうな人には前もって根回し

献体登録には肉親者の同意が必要。5名分の署名と印鑑が必要なのでこれも前もって準備しましょう。

本人の親(今回だったら祖母)、兄弟などできるだけ反対しそうな可能性のある人のサインを集めます。

心が折れそうになったら「本人の希望、本人の希望」とぶつぶつ唱えましょう。

申込書を送ると担当となる大学病院から会員証がもらえます。

今回は郵送が間に合わず申込書の段階で遺体引渡しとなったが、書面がそろっていれば受け入れてもらえます。

4.遺体引渡し方法を調整

最期を看取り、通夜告別式段取りが決まったら指定された連絡先に連絡。遺体引渡し方法などを打ち合わせ。

一般の火葬と違い、棺桶に入れたものは引き取り先で処分となりますので、極力いれないようにします。

あとは告別式後、一般の霊柩車と同じように迎えに来てくれます。

喪主挨拶など山場が続きますが、泣いてる母など見ていると逆に冷静になったりもします。

5.引渡し後の手続き

病院から出された死亡診断書を元に、区役所等で火葬許可証を作成します。

あとは郵送で火葬許可証を引き取り先に送れば手続きは完了です。

遺体はおよそ2年ほど、医療研究や解剖実習などに提供され2年ほどあとにお骨となって戻ってきます。

親父、ありがとう。最後のお勤めから戻ってくるのを待ってるよ。

2008-03-09

増田たちは死んだらどうするの?

俺は献体で解剖されて散骨だけど.

2008-03-08

http://anond.hatelabo.jp/20080308170313

自殺することでの人への迷惑だけど。人ってどうやって死んでも迷惑になると調べてわかった。人知れず室内で死ぬと、すごい量のゴキブリがたかってうわぁぁぁという状態になるらしい。自分で気づいて早く病院に行くとかすればいいけど、それでもどこかには誰かには迷惑かけないといけない。昔は献体するからいいや、と思ってたけど、自死以外はコントロールできないでしょ。時と場所は。どうしたって迷惑は誰かにかけちゃう。家族でも警察でも救急でも。

だからね。迷惑だという考え方では死ぬ人は止められないの。人通りの多い通りにビルから飛び降りるとか電車や車の前に飛び出すとか、そういう人を巻き込む方法を除いてはね。それを知ってて死にたい人は、対処としてはいろいろ手はあるから。

ただね。

>自殺したい、という人が居ても俺は止めなさそう。その人の人生かかってるんだから、自分の人生かけられるくらいじゃないと止められない。

これには完全に同意なのだけど、自分に適応される場合。

でも他人がそういうことを言ったら言葉ではそう言っても、泣いてしがみついて生きてほしい、と考えると思う。言葉には出さないけど。

自分はいいけど人はだめメソッドかよ、と言われるかもしれないけど、そう。

ガンの告知に似てるね。

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