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2014-07-01

航空中央音楽隊創設60周年記念演奏会を聴いてきた。

航空中央音楽隊創設60周年記念演奏会を聴いてきた。

日時:2014年6月28日(土) 18時30分開演(第2回公演)

場所すみだトリフォニーホール

雨だが、屋根の下で入場待機列が作れるのはありがたい。

入場無料だが、ハガキによる事前応募・抽選である。つまり私の個人情報防衛省に把握されたw

入場の際は手荷物検査と金属探知機によるチェックがあった。

空の護り(Sheltering Sky, J.マッキー

原題は「シェルタリング・スカイ」。

同名の映画があるが、特にそれとは関係ない模様。ちなみに映画の方の音楽坂本龍一氏の担当で、ゴールデングローブ賞受賞らしいので、今度聞いてみようと思う。

曲は終始穏やかで、オーボエの澄んだ音色トランペットの柔らかな音が印象的だった。

祝祭(Celebration, P.スパーク

オリエント急行」「ドラゴンの年」「ハーレクインユーフォニアム独奏曲)」などで有名なスパークの曲ということで楽しみにしていた。期待通りのスパーク節を、厳選された編成の音楽隊が見事に演奏した。

これ以上吹くと崩れる、というギリギリのところで荒ぶるホルンの音が、吹奏楽サウンドのホルンで、とても気に入った。

トランペットは途中で舞台裏演奏するのだが、舞台裏から聞こえるフレーズとしては相当難易度が高く、スパーク先生鬼だ……と思った。

パーカッションは、上手からひな壇にかけてかぎかっこの“「”字状に配置されていたが、上手手前に「パチン」と打ち合わせる楽器名前が分からない……スラップスティック?)、上手奥にタンバリン、上手中央スネアと、結構離れているのに終始揺るぎないリズムを刻んでいて安心して聴けた。

休憩中のプレ・トーク

ロビーでも放送で流れたのは、カフェで休憩中の身にはありがたかった。

1部はウィンド・オーケストラ編成、2部は大編成のシンフォニックバンド編成とのことだった。

行進曲ブルーインパルス」(March "Blue Impulse", 斎藤高順)

これも期待していた曲。上手に吹くととてもカッコイイ。

曲目紹介で、1964年東京オリンピック、そして先日の国立競技場での編隊飛行の話があった。「F-86F」「T-4」とちゃんと紹介するあたり、ニヤッとしてしまった。

演奏は文句なかったが、特にトリオサックスが美しかった。そしてドラムセット!どこまで譜面に書いてあって、どこまでアドリブなんだろう。普通の曲ならアドリブだろうと思うのだが、なにしろ斎藤高順「航空中央音楽隊第4代隊長」の作である。一音一音忠実に……なんてことも???

自分パートになると指が動いてしまった。

碧空(Au Ciels Bleu, 服部隆之

服部克久氏の息子の服部隆之氏の曲。「機動戦艦ナデシコ」「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」など劇伴の分野を中心に活躍されている方が、航空自衛隊50周年(つまり10年前の2004年)に委嘱により作曲したもの

トゥッティの音圧と、それに負けないツインスネアドラム。迫力のある曲だった。

風薫る(Balmy Breeze in the Sky, 航空中央音楽隊 空士長 田中裕香)

この曲は、航空自衛隊60周年記念で募集した作品の中から選ばれた、コンサートマーチ

東京藝術大学トロンボーン専攻で首席卒業、入隊1年3ヵ月の田中裕香さんの曲。

コンサートマーチとして聴きやすい曲だった。

行進曲「蒼空」(March "Bright Sky", 航空中央音楽隊 2等空曹 和田信)

この曲も60周年記念。こちらは歩ける行進曲

国立音楽大学卒のトランペット奏者で、北部航空音楽隊所属和田信さんの曲。

トリオがEuphの旋律(対旋律ではなく)で始まるのが意外だった。

自体は弱起で始まり、装飾的な動きや音量差も多く、歩くのに向いているかどうか……

二人は曲目紹介でそれぞれマイクを握ったが、ちゃんと階級を名乗るのか、と思った。

一般の方で「○○会社課長の△△です」という機会はそんなにないと思う。

航空自衛官の16階級中、2等空曹12番目、空士長14番である。ちなみに航空中央音楽隊長で指揮の水科克夫さんは2等空佐、4番目である

防衛省・自衛隊:自衛官の階級

大空への挑戦(To Tame The Perilous Skies, D.ホルジンガー)

「春になって、王達が戦いに出るに及んで」を知っていたので、期待していた。

複雑な拍子の曲で、非常に難易度が高い。「危険な空でぶつかり合う2つの対立した力を表現とあるが、まさにそんな感じだった。

アメリカ軍のことは全く知らないのだが、第564戦略空軍司令部軍楽隊委嘱による作曲と聞いて「564」という数に驚いた。

ふるさと

アンコール1曲目は「一旦地上に降りて(水科克夫さん)」ふるさと

穏やかな始まりから壮大な終結に至る。誰のアレンジだろう?

ここで、楽団メンバー紹介が行われたが、北部中部西武、南西の各音楽隊からメンバー想像以上に多くて驚いた。

星に願いを

アンコール2曲目は空に戻って。

トランペットソロが印象的だった。

空の精鋭(航空自衛隊行進曲

おそらく音楽会最後の曲として定番になっているのだろう、公式行進曲

手拍子とともに、気持よく演奏会を終えることができた。

やや大きなシンフォニックバンド編成になった第2部だが、野暮ったく分厚くなることはなく、高いレベル合奏による心地よいサウンドが維持されていた。木管の弱奏の際に一瞬、弦?と思うような、ふわりとした音が鳴った瞬間があった。

この日の空は荒れ模様だったが、ホールの中は澄んだ、濁りのない吹奏楽サウンドで満たされていた(すみだ、だけに)。

思ったこと

  • 昼の部、夜の部のメンバーは同じだったのだろうか。もしそうなら、私の聞いた夜の部のメンバーの体力に脱帽。
  • 舞台上手、下手に置かれていた機材はなんだろう……

2014-04-30

http://anond.hatelabo.jp/20140430144638

君の言うようなことと違う話をしたつもりはないんやけど……

その直参の中でも幹部の事を普通山口組幹部というよね。

枝の枝の組員数人とかいう規模の組織独立採算で会費を納めているんだろうけど、そういうのを傘下に持つ2次団体代表直参だよね。

で、直参の中でも特に座布団が高くて幹部に任命された人と、5次、6次団体で数名の部下を持つ組織の幹部とではやはり混同したらいかんのやないかと言う話です。

もっといやあ、これを上手く例えたいという話なんですよ。

2013-10-04

Googleの本当の凄さとは

「客の質を問わずに数を囲えばいい」という単純な戦い方を編み出したこと

Googleの最大の収入源は何でしょう。

バカでもわかりますね、「広告」です。

じゃあ、広告代理店との違いは何でしょう?

費用効果の高さでしょう。

多種多様ユーザーGoogleサービスを使うことでその行動パターンGoogle収集し、

収拾したデータ分析して顧客が打ちたい広告が最も効果を発揮できるポイントを提示することが出来るからです。

ここで重要なのは上記の「多種多様ユーザー」です。

広告顧客をより多く取り込むために重要なのは何でしょう?

第一に「データ提供してくれるユーザーの数」です。

広告の肥やしを提供してくれるユーザー数が多ければ多いほどその分析データの信頼性が増します。

なので数はとても重要です。

第二に「ユーザーの性質が偏っていないこと」です。

データ取得する対象の性質に偏りがあると、顧客によって広告効果にバラつきが出てしまうため

ユーザーの性質(貧富、知能、性格性別、年齢、嗜好、その他諸々)は万遍なく取り揃える事が肝要です。

それにより、偏ったデータを求める顧客には偏ったサンプルを分析すればいいし、

普遍的データを求める顧客には多種多様なサンプルを分析すればいい、という

とても効率的且つ効果的な業務遂行が可能です。


以上の事から結論付けられるGoogleがすべき最善のユーザー獲得方法とは「手当たり次第にユーザーを囲う」です。


から無償検索エンジン提供するし、無償メールサービス提供するし、無償オフィスソフト提供するし

無償ビデオ配信サービスを立ち上げるし、無償オンラインストレージ提供するし、無償OSをばら撒くわけです。

それが自社の最大の柱である広告事業」をより強靭にする補強策だからです。


ここでたまに「単独企業個人情報を握られるのは危険だ」と主張する人もいますが、それは正しくもあり間違ってもいます

ただ、むしろGoogleにとって個人を特定可能な情報ノイズです。

データ分析邪魔です。無駄にテーブルのカラムを消費する「危険物」です。

万が一漏れたら自社に莫大な損害をもたらすのに、それを収益改善に役立てる方法など持ち合わせてないからです。

そういうデータだと自覚しているからこそ、儲かった金をふんだんに使ってシステム組んでるわけですね。


Googleが編み出した戦術の弊害

顧客囲い込みの為にGoogleが足を踏み入れた業界悲惨な目に遭います

そりゃ、競合相手が独立採算無視した廉価戦略(廉価どころかゼロですがw)で攻めてくるので

生半可な企業じゃ太刀打ちできません。

体力があっても「ただ客を囲えばいい」というとてもシンプル戦術

莫大な資金力でゴリ押ししてくる敵に攻め込まれてパニックを起こさない企業ほとんどありません。

結果、安易に相手の土俵に上がって無償サービス化して自滅するケースが非常に多い。

当初から無償戦術考えてるGoogleと、当初有償付け焼刃的な無償化に走る企業では勝負になりません。

しかし、かといって己を信じて有償を貫くのも厳しい戦いです。Google以上に資金力が必要になるわけですから


焼野原にただ一人佇むGoogle、というディストピアはすぐそこ

Googleさんが攻めてきそうにない土建屋あたりは安泰かな?

IT業界は諦めましょう。Googleか、Googleに飼われる鵜になるかの違いしかなくなります

Googleが攻めてきそうにない業界あったら教えてください。

2013-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20130529105725

主旨に異論はないんだけど、

江戸時代武士は主君ひいては幕府から食い扶持を得て公務にあたっていたわけで

江戸時代の侍は主君に直接俸禄をもらっていたわけではない(主君が自分ポケットマネーから払ってるわけではない)し、

諸藩は財政的に独立採算制なので、

>主君や幕府から食い扶持を得ていた

侍はごく一部だね。


どうでもいいといえばどうでもいいツッコミだが。

2012-12-10

http://anond.hatelabo.jp/20121210133650

総合病院職員。医事課とか診療報酬請求担当じゃなくて経営基幹業務。

経営企画とか総務とか人事とかそういう普通会社にもあるバックオフィス的な部分。

入職にあたっての試験は一般常識とかそういうのでそこらへんの営利企業とそれほど変わらない。公務員ほど特殊な試験勉強とか要らない。ただ院長の名前かぐらいは押さえておかないと、下手すると面接で気まずい。

実務上で要される知識はとりあえずPCの基本操作エクセルワードパワポは最低限、あとマクロ組めたりデータベースソフトに強いといい)、それから医療経営士の3級でもとっとけばやる気アピールしやすい。(能力ではなくやる気のアピールね)あと経理採用には簿記が要る。DPCの知識も必要だけど細かい部分は入職後に嫌でも身につくので制度の何たるかとかの触りだけで充分、そしてそれは医療経営士で大体カバーできる。

病院と部署によるけど基本的に定時帰りだし休暇申請はスルスル通るし使わないつもりらしいけど産休や保育もだいたい充実してる。給与もまあ大卒税込で19ならぎりぎりアリか。

転勤はない。病院は基本的に独立採算だし他の病院との人員やり取りとかは短期的な研修に留まる場合が多い。相当出世するかあるいは採用時にマネージャ候補って銘打たれて予め転勤ありと説明されるとかを除けば、まずありえない。

2010-11-05

http://anond.hatelabo.jp/20101105195121

ヨメの世話なんてしたことねーしなぁ。我が家独立採算制を採用してるので。

生きる価値があるかどーかの話はともかく、そもそも「生きる価値」なんてものでパートナー選んでるわけじゃないしなぁ。

俺にとって一緒に居てなんとなく楽しけりゃ十分生きる価値あるし。主観が大事なんだよ、結局。

なんていうかさ、「カネとステータス!」っていう「俺にとって」ってところから隔たれた価値観で生きてきて大失敗したのに

今更そーいう自分以外の価値観に殉じて行動決めるって、アホじゃねーかなぁと思う。

いや、そーいう価値観もアリっちゃアリなんだろうしそれなりに一般的なのかもしれないけど。

そういうのはもういいや、もう十分失敗したよ。

2010-01-13

http://anond.hatelabo.jp/20100113012552

東京都以外 国からの予算の補助=他の県からの税金 助成金を受けている現状の税制では

予算に絡む審議を、自治体で決めて良いと言うのは無理がある。

アメリカみたいに、独立採算制がもう少し立っていれば、それもできたかもしれない。

予算の配分および、金銭を含まない参政権としてもいいが、実質何の意味があるのかがわからない。

2009-10-25

http://anond.hatelabo.jp/20091025155412

まさに地方独立採算でやってる公立病院職員です。

とにかく初期臨床研修医が集まらない。「あそこはキツい」だの「あそこは田舎だの」そういうので敬遠される。いや、実際田舎なんですけどね。

そうなると、中堅、ベテラン医師も頻繁に当直にかりだされる。

そうすると、医師人間ですから、キツくなってくるのでもっと医師数の絶対数が多い病院にいきたがる、という悪循環スパイラスが生れているのが、一番の問題かなぁ。

モンペとかそういうのは人口比で潜在しているものだろうから、そんな地方差は無いと思う。

公立病院でも公営企業法全部適用の組織なんかは給与なんかも自由に設定できるので、お金が回っているところなら

きついけどそれなりの給料がもらえるみたいですけどね。

地方の公立病院医師不足

最近の公立病院の問題について、知り合いの医療関係者に話を聞いたことがある。

地方の公立病院医師が集まらない最大の原因は、単に給与が安いからということではないそうだ。

公立病院で働いている人の多くが志や意欲をもって働いていれば、安い給与でも働くことができないこともないが、実際はそうではないらしい。

ちゃんと働いてないのに長く勤務してるというだけで高い給与をもらう人が多くて、とにかくやる気のある医師モチベーションを下げる環境となっているそうだ。

だから優秀な医師ほどそういう病院からは次々と流出していく。

また、公立病院のすべてが自治体からお金をもらっているわけではなく、まったく自治体からお金をもらわずに独立採算で頑張っている公立病院もあるそうだ。

そういう病院は、働いている人みんなのモチベーションが高いから、安い給与でも優秀な医師が集まりにくいということはないそうだ。

2008-07-21

日立製作所官公庁もまともなシステム構築をすべき(続)

http://anond.hatelabo.jp/20080720184208

トラバレス続編です。

http://anond.hatelabo.jp/20080721190509

中の人」によるトラバレスですね。やはり社内調整が大変なんですね。一言で片付ければ大企業病であります。しかし、「縦割り官僚病」に患った官公庁と「大企業病」にかかった大企業によって、国家予算の多くが割かれているということは、もう一段上からの目線で、見直す必要があると思います。

http://anond.hatelabo.jp/20080721063221

ユーザ側がリスクに対する許容度をRFPに明記しないので、メーカー側は過剰品質で高価なシステムを納入せざるを得ないという主旨かと思われます。

池田信夫先生blog

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/05bc2cfe0e759ee46e41bc14eaa2a322

の記事を参考に勉強したいと思います

「代表性 ヒューリスティック」によるリスク過大評価の可能性についても配慮していきたいと考えています。

http://kyoumu.educ.kyoto-u.ac.jp/cogpsy/personal/Kusumi/heuristics.htm

http://anond.hatelabo.jp/20080721094315

>元増田は本来業者が準備すべき書面を自分が作らされているのがおかしいと感じている

>のかもしれないが、そもそもの発端は逆だったという可能性はないかな。

そのとおりかも知れません。些細なことに文書報告を求めるのが役所の悪弊だと思います。

しかし、本件のような億単位案件に限って、小さな事案に比べ「政治力」が意思決定に大きく関わり、文書が残らないということも、あまりいいことではないと考えます。

あと、僕は国家??種です。

http://anond.hatelabo.jp/20080721104034

>サービスとその対価を良く考えてね。

行政コスト意識を持って」と省内で言われ、無駄コピーとり削減とか、わかりやすいことは、みんな頑張っているのですが。高価なシステム購入のことになると、不思議コストに関して思考停止になる関係者が多いのも事実です。

よく、スーパーの買い物とかは他のスーパーの値段を調査をして節約するけど、マイホーム購入となると、舞い上がってしまい、セールスマンの言われるがまま、大きな買い物をしてしまうということがあるじゃないですか。個人と組織は似たところがありますね。

http://anond.hatelabo.jp/20080721083720

>日立コンサルティングという会社がある。

これはIBMがプライス・ウォーターのコンサル部門を買収して、ソリューション力を強化しようという戦略をとったのを日立が後追いしているものだと思います。

NECアビーム・コンサルティングを買収したし、富士通富士通総研戦略コンサルティング会社として位置づけ強化する、そういった流れですね。今は。

提案(ソリューション)部分とハードソフト売りの部分を明確に分けて、価格を透明化するという試みなのかもしれません。

省庁がコンサルを使う場合は、意思決定の外部評価を得たいとき、つまり「お墨付き」をもらいたいときだと思います。予定調和型の玉虫色コンサル報告書が○百万円といった金額で売れている。これでは、日本コンサルティグ業界健全な成長を求めるのは酷かもしれません。

::コンサル目指している学生さんがいたら、夢を潰してご免なさい。

http://anond.hatelabo.jp/20080721095826

>日立は各社内カンパニー研究所とそれぞれ独立採算制を取っているのでシステム費用

>の高さと研究所の豪華さを引き合いに出すのは筋違い

中央研究所の件はすいませんでした。

しかしながら、少なくとも情報・通信グループの中では、事業所間(戸塚とか新川崎とか秦野とか小田原とか)の利益調整は行っているようですよ。

>下落合迎賓館云々は日立子会社が運営しているので、あくまで別会社

年金事業は厚生省ではなく、別庁の社会保険庁が運営しているので、本省には問題がない」と言った感じの意味でしょうか。すいません。なんか、つっかっていますね。

http://anond.hatelabo.jp/20080721103010

>金融三菱東京UFJメインフレームIBMに取られてボロボロらしいし。

日立メインフレーム事業の長男坊「三和銀行」と次男坊「東海銀行」が合併して、新しい絵が書けるかと思ったところで、三菱東京との合併、IBMへのシステム片寄せ。日立には逆風でしたね。ゆうちょ銀行システムはNTTデータ日立が旧UFJシステム採用して開発中。中途半端金融事業とメインフレーム事業が生き延びる理由ができてしまい、また経営判断を誤る要素ができました。

日立金融ソリューションは「NEXTCAP」というものですが、売れてないそうです。熱心に旧日立ユーザであった興銀=みずほコーポレート銀行に売り込んだのですが、失敗したとか。いつまでも「NEXT」というこのネーミング・センス。日立ってちょっと面白い会社ですね。

http://anond.hatelabo.jp/20080721115630

>深夜残業の帰りはいつも居酒屋タクシー使ってたらしいよ。

僕は自費タクシーか、会社に泊まるか、新橋カプセルホテルに泊まっています。おそらく日立もごく一部の人だけでしょうね。特権的に居酒屋タクシーなんかできる人は。

http://anond.hatelabo.jp/20080721125502

>所員だな。「落としどころ」という言葉を使う当たりが。

どきっ。。こわい。こわい。

http://anond.hatelabo.jp/20080720184208

 説明しろっていっても「中央処理装置一式 ○億○千万円」って人を小馬鹿にした明細を出してくるんです。日立の中央研究所って国分寺駅から徒歩5分くらいのところにちょっとした大学キャンパスくらいの面積であるんです。そこなんか、売却するべきです。目白下落合会社迎賓館みたいな施設をもっていて、VIP相手にワインパーティをして取り込んだり。目白学習院の旧寮を買い取ったとか。そんな政治的な施設は全部、市場放出して、しっかりとしたリストラをして、合理的な価格コンピュータを官庁や自治体研究施設に納入すべきです。国民税金を食い物にするのはいい加減にして欲しいです。

日立は各社内カンパニー研究所とそれぞれ独立採算制を取っているのでシステム費用の高さと研究所の豪華さを引き合いに出すのは筋違い

下落合迎賓館云々は日立子会社が運営しているので、あくまで別会社

2008-05-11

生産性なんてあがりませんよ。

生産性ってのは 単位時間当たりの成果と定義する事ができる。個人は、生産性が上がることで、より多くのより高いレベル仕事をすることができるようになり、その結果、給料もあがっていく、というのがいいのだろう。しかし、なかなか、そうはいかない。個人と会社(管理職以上)では、生産性に対して全く異なる理解があるからだととらえている。

個人の場合、収入を増やすためには、長期的にみれば、自己成長とその結果である昇級、昇進による給与アップということなのだけど、短期的には、いっぱい頑張ってます、という状況での残業時間を増やすことだ。どちらが手っ取り早いかと言えば、短期的アプローチである残業を多くして収入増加が簡単にきまっている。すると、生産性を上げることは、残業時間を減らすことであり、その結果、収入は減る。

これは、長期的に見ると、世間では使えない人に向かう最悪のパターンなのだ。生産性を上げる努力をして、その結果見返りがないとなれば、短期的アプローチを取らざるを得ない。コストとか、利益率とか、そういうのは意識しないとひどい状況になるのだけど、そういう意識をしなくていい状況もまずいわけだ。

で、管理職は、なんとか生産性を上げて、コストを削減し、利益率を高めようとか考えるわけだけど、そもそもそういう意識を持っていない人に、生産性を上げなさい、と小集団活動のような取り組みをさせても、それは無駄なことだと思うのだ。

で、どうすればいいか。

一生懸命考えれば、結果は出る。ただ、そういう状況にさせていないのが問題である。

たとえば、独立採算制にして、一定時間以内におさまれば、個人の利益が増える、おさまらなければ、時間を浪費する、というのはどうか。

2007-07-02

2007年現在女性同人界勢力図

2007年現在、最大勢力を保っているのは、テニスの王子様です。ただし、テニプリ学校が違えば別ジャンルという原則があるとおり、青学氷帝立海・六角等の対象校ごとに住民の住み分け独立採算制度を採っており、かつてのソビエト連邦の様相を呈しております。また、ジャンルブレイクしてから早5年。新たにミュージカル独立行政区が力をつけてきたものの、2128という空前のサークル数を誇った2004年夏コミ以降、サークル数は減少傾向にあり、テニプリジャンル全体を見れば停滞期に入っております。

第2勢力は、鋼の錬金術師です。原作は堅調に進んでいるものの、最大カップリングキャラクターにノーマルカップリングフラグが立ち、こちらも勢いを落としております。特定の大手サークルのみに買い手が集まるドーナツ化現象がここでは顕著です。

第3勢力は、ガンダムSEEDSEED DESTINYですが、放送終了から約2年。同じく当時の勢いは無くしております。しかし、書き手・買い手共に人材が豊富で、ジャンルとしては比較的踏みとどまっているように思われます。同じサンライズであるコードギアスへの移動組がやや見られたものの、現在ガンダム00待ちの状態に入ったというところでしょうか。

一方、テニプリ以外のジャンプ勢はと申しますと、女性同人界第4勢力にリボーンが食い込んでおります。ここ1年で急速にサークル数を伸ばし、銀魂を抜いてジャンプ2番手に急成長しました。惜しむらくは、住民の年齢層が低く、ジャンルを牽引するような大手サークル不在の状態が続いていることでしょうか。そして、銀魂も減少したわけではなく、安定してサークル数を伸ばしております。リボーンとは対照的に年齢層が高く、大手サークル豊富なようです。ここしばらく女性同人界は大ブレイクする作品に乏しい状態で不作が続いており、他ジャンルが軒並みサークル数を落としていく中、リボーン銀魂の2つは成長株と言えましょう。

そしてBLEACHも数こそ増加傾向にありますが、ノーマルカップリングが強いこともあり、こちらは鎖国に近い雰囲気を保っております。テニスリボーン銀魂等はサークルや買い手がややかぶる傾向があるのに対し、ジャンプ勢の中である意味浮いている存在でもあります。D.Gray-manと同じく、同人即売会までたどり着かないライト層・小中学生が人気の中心で、熱心なコア腐女子層にはあまり響いていないのではないでしょうか。

さらに、連載長期化で停滞期に入ったONE PIECENARUTOは、サークル数こそ減りはしたものの、熱心な買い手に支えられて下げ止まりの傾向にあり、こちらは住民の高齢化がみられます。

おおきく振りかぶってアニメ化がカンフル剤となって、勢いを取り戻しつつあります。しかし、原作マイナー月刊誌という壁は高く、このプチバブルも一時的なものとなるでしょう。

ゲームジャンルは、ここ数年ゲーム全体で一定数を保っています。昨年のペルソナ3、テイルズ・オブ・ジ・アビススマッシュヒットの流れが現在も続き、戦国BASARA戦国無双逆転裁判4が勢力を伸ばしています。

最近注目のつまみ食い株としましては、プリキュア5ココナッツ涼宮ハルヒの古キョン電王地球へ…等があげられます。こちらは1、2冊程度、サブジャンルとして本を発行するサークルが多い傾向にあり、勢いはあるもののジャンルとして大成はしないものと思われます。

全体を俯瞰すると、かつての大ジャンルは停滞・減少傾向、ジャンプ中堅が勢いを増す中、ゲームは勢力図などどこ吹く風で、つまみ食いジャンルが少し賑やか、といったところでしょうか。女性同人界では、そろそろ大ブレイクするジャンルを待ち望んでいます。

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