はてなキーワード: 物言いとは
里帰り出産して両親にも助けてもらい、夫にも一ヶ月ほど育休取ってもらったけどそれでもしんどい。
そもそも出産がしんどい。身体がしんどい。深夜に産気づいてから産むまでほぼ一日がかりで、産んだ日の夜は身体もひどく痛むし変な興奮状態が治らず夜になっても眠れなかった。
次の日からは入院中でも赤子をそばに置いておかないといけなくて、眠るために少しだけ助産師さんが預かってくれるけど3〜4時間もすると宅配便みたいに赤子が戻されてきた。
「いま甘えると退院してから大変だよ」って言われて入院後半からは夜間の預かりも断られ、しかも預けて寝ている時間に採血とか血圧測るとかで叩き起こされることもしばしばあり入院中に連続で眠れたのは数時間がせいぜいだった。
要するに、陣痛が来た日の深夜以来ずっと朝日がのぼるまでぐっすり眠れたためしがない。これは今も(多少マシになったが)続いている。
この夜間の育児のことをママたちは「夜勤」なんて呼んで頑張っているがまあ普通にしんどい。しんどすぎて後になってみんな口を揃えて「記憶にない」と言う。私もすでに記憶が薄れかけているから本当だ。語り継がれないのでしんどさが全然周知されてない気がする。
ただ子が成長するにつれて夜間の授乳の周期は伸びるしオムツ替えの回数も減るので多少マシになる。なので新生児育児でいま心が折れそうになっている人は二ヶ月ごろまでこらえてほしい。
記憶を失うほどしんどい新生児育児を乗り越えてからは、身体的にはかなり楽になったが別のしんどさを感じるようになってきた。
育児以外の何もできない状態が原因だと思う。もはや家事すら息抜きに感じるし、スーパーのレジの人にあたたかい声を掛けられるだけで社会とのわずかなつながりを感じて涙ぐんでしまうし、粉ミルクの匙を数えるより複雑なことができなくなるくらいバカになってしまった。いわゆるマミーブレインというものなのだろうが、これは体感的には内分泌的な要因ではなく外的環境のせいでそうなるんだと感じる。本も読めないし映画も観られない。ブコメもツイッターも書けなくなった。悲しい。今もこの増田を書きながら構成がわけ分からんことになって苦しんでる。
例えるならメモリの解放がうまくいってないクソアプリがずーーーっと常駐している状態に似ている。他のことが何もできないし、時間経過とともにしんどさがどんどん募っていって私の場合は定期的にフラストレーションが爆発してヤケを起こしそうになる。
もう少し長期的に見ても、子の成長と引き換えに何もしない日々がずっと続いていくことに絶望を感じる。つまり社会的にしんどい。仕事のための資格試験の勉強もストップし、年度が改まって後輩が役職に就いたという報告を聞き、趣味の活動も休止中でフォロワーがどんどん減っていく。まるで透明人間になったみたいだ。
そんなわけでとにかくしんどい。しんどいのよ。育児ってしんどい。
子はかわいいよ。自分が望んで産んだ子だよ。我が子の寝姿を見てると残りの人生全部あげてもいいと思える自分もいる(でもしんどい)。だいたい結婚して子どもがいるだけいいじゃないかと言われると思う。他人の苦しみは理解し難いものだと思う。世の中には別のことでもっと苦しんでいる人もたくさんいる。人はやがて死ぬ。でもそれはそれとして絶対値としてのしんどさをここに吐き出しておきたい。
一方で夫はどうしてるのって思うよね。うん手伝ってくれているよ。手伝いね。できる限りの範囲でね。ありがとうね。同じ状況で自分のご飯作らせる夫もいるくらいだからかなり頑張ってくれていると思うよ。でも今はその「できる範囲」っていうのが羨ましいよ。できない分はやらないんだもん。仕事に差し支えない範囲で、健康に差し支えない範囲で、時には息抜きも。やるかやらないかを選べるのがズルいと思ってるよ正直ね。共倒れになっても仕方がないし、夫が損しても私の得にはならないから言わないけど本当は一緒に禁酒して息抜きの趣味の時間もナシにして同じ地平に立ってみやがれと思わなくもないよ。勤務中のきっかり1時間の昼休みも自由にスタバでコーヒー買う自由と時間もエナドリ飲んで集中タイム作れるのも今は死ぬほど羨ましいよ。こっちは温かいものを温かいうちにいただける時の方が稀なんよ。
そのうち仕事を理由に子を寝かしつけ終わった後に帰ってくるようになるのかもしれない。そうしない理由がないもん。あんまりやると寝首をかかれるかもしれないからきっと程々にそうするよね。残業って言ってマクドに寄っててもこっちは分からんしね。それができる側とそうじゃない側の落差に狂いそうになるけど「僕だって精一杯やってる」って言われたら何も言えないよ。こっちはその「精一杯」を超えたところでやりくりしてるんだけどね。2人とも超えたらいけないラインだから仕方がないのも分かってるんだけども。
こんなに呪詛を吐くつもりじゃなかったんだけどいかんせん頭がバカになっててまとめきれなかったわ。chatGTPにでも要約してもらってください。なんかすまんな。
あと一応しんどさ緩和のためにできる限りのことはやってることも申し添えておきます。
使える行政のサービスや補助は全部アクセスしてるし親族の助けも借りてるし時短家電もフル活用してるし育児のこだわりも極力捨ててる。
むしろDINKS期間も長くて当面の生活には困ってないし夫も平均以上に協力的だし子も健康なのにこんなにしんどいのかという驚きがあると言ってもいいのかもしれない。
これが二人目や三人目、あるいは多胎だったり、看護が必要な子だったり療育が必要な子だったらどんな生活になるのか想像もつかない。
私のしんどさは増田に書いて、ブコメがいただけたらそれで済みますから、私よりしんどいママさんたちがもっと楽になりますように。
もういい加減にしておきます。
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ブコメたくさんもらえて嬉しいです。励ましや共感や暖かいコメントにも救われました。
・夫も育休取ったのになぜぐっすり夜眠れなかったのか
これは夫に「夜勤」をやってもらわなかったから。人員が2人しかいないと日勤と夜勤の入れ替えでインターバルが取れないからそうしたのだけどもう少しやりようがあった気はする。夫婦とも超夜型で宵の口は私がうまく眠れないし、早朝は夫が起きられなくて睡眠時間帯のスライドがうまくできなかったのが敗因かもしれない…。
・夫の稼ぎをあてにしてるくせに働く夫に文句言うな
増田は稼ぎがあるから夫が仕事を辞めたり育休交代してくれるならどうぞ支えるよだけど、この手の言説がこれまで何人の母親を追い詰めてきたかと思うと非常に腹立たしいのでそういう物言いには抗議します。仮に専業主婦でも、というか仮に子どもがいなくて養ってもらっている身でも、しんどい思いをしている人はしんどいって言ったらいいと思う。働く側のしんどいもあるだろうから聞くよ。でも頑張ってもどうにもならん立場かもしれない人を攻撃して口を塞ごうとはするなよ。
(というか全体的にトラバが荒れててこわい。いつもトラバまで読まないから知らんかった。こんなもん?増田に成り変わってる感じのレスもあるけど全部増田じゃないです…)
・夫について
増田の一方的な書き捨てだったのでちょっと悪く書いちゃったけど夫も「精一杯」に至るラインまではやってくれてたし感謝はしてます。日中の細かいタスクとか家事とか短時間のワンオペとか。それでも正常範囲の対応だと負担が半々には到底ならないのが育児の恐ろしいところなわけで。
早々に復職して働く夫を羨んでいるだけで恨んではいません。ごめんね
・余裕がないのにこんな長文を?
どうしたらいいんだろう。
四月末に妹が包丁で脅されて警察に通報して今は勾留されている。
すでに二回目の勾留を受けているみたいだけど担当の人が外に出ているらしく詳しくはわからない。
父は昔から癇癪を起こしたりするタイプで、今は妹が父と一緒に暮らしている。
外に出て怪我をして座っているところを警察に通報されて引き受けに行ったこともある。
脳梗塞があったみたいで半身が動かしにくいのとうまく喋れない、文字が書きづらいとかが出てる。
病院でバイパス手術したほうが良いとは言われていて検討しているところだった。
一回目の勾留の時に母から話は聞いていたから二回目の勾留のタイミングで連絡してもらえると思っていたんだけど特に連絡がない。
返事もない。
検察の判断で精神鑑定を受けてこの後、病院に行くとしたらどうなるのかとかよくわからないままで困った。
夕方に母親から連絡があったけど状況に変わりなし・即病院は無理そうとのこと。
恐らく延長されて勾留はされてるんだろうけど病院はすぐには無理で様子見とか言ってるけど大丈夫かいな…。
警察署の担当警察官から電話かかって来てないので、担当警察官から母親に連絡が行って自分に連絡する様に言ったのだろう。
その点を確認するために連絡したけど返事来るんかな…。
精神的にちょっと度を越して激昂するので近々病院に連れて行って薬出してもらおうと思ってたんだ。
でも本人が病識を持ってくれるか、服用をしてくれるかがわからなくて、妹も学生で忙しくて服用したか確認してもらえるかわからないんだよね。
あとは妹と母親がどういう供述したかとかの情報がなくて刑罰がどうなるかわからないのも不安。
ないかな?とは思ってるけど、もし実刑ついたら家族の仕事や将来に関わらないかな?って危惧はしているんだけど妹がそこまで考えて動いているかわかんないんだよね…。
自分は供述とか調査にはノータッチだしどうしようもないんだけど。
福祉課に連絡してみます。地域福祉包括支援センターは以前にあまりに失礼な物言いされたのでちょっと相談したくないかな。
ワクチンの時に連れて行った病院にも連絡取ってみて病院の手配が取れないかとか確認してみようかなと思う。
妹は若いし学生なので難しいかなー。母が主体で動いて周りは補助か、自分が調べて母と一緒に動くかになりそう。
勾留が伸びたの確定すれば出てくるまで1週間くらい猶予あるので早めに決断して行ったほうがいいかもしれないね。
返事なくて動けないなら警察突っつけば母親から連絡来ると思うしそれでもいいか。
母親から自分に連絡来たのが一度目の勾留入って数日経ってて、大事な事なんだしすぐ相談してよ!って強く言ってしまったので
そのせいでもうあなたはいい!自分でやる!ってなってると思うんだよねー。
勾留期限終わるまでに家の用事片付けて通いでしばらく様子を見るとか言ってるのでとても処理できているとは思えないんだけど…。
○ご飯
朝:コーンスープ。チーズ。クラッカー。昼:カロリーメイト。玄米ブラン。夜:ヨーグルト。冷奴。キャベツと人参とエノキのスープ。目玉焼き。
○調子
○最悪なる災厄人間に捧ぐ
・はじめに
透明人間の少女クロと、その彼女以外全て見えなくなった少年豹馬の出会いから始まり、セカイを定義する理に挑む、ヒロインや主人公の命が世界の命運と直結してる系の恋愛もの。
視点人物である主人公はヒロインのクロ以外の人間を認識できないという突飛な状況で物語が展開する。
その都合上、20時間以上のプレイ時間の間、延々と二人っきりでストーリーが展開していく。
そんな強烈な縛りを設けながら、パラレルワールドや時間移動やループなどのセカイを定義する色々な技法を使い、様々な展開が繰り広げられる。
なので二人っきりというのはある意味本当であり、ある意味大嘘なのが、すこし不思議系の味わいがある見所。
・辛いくて重い
最悪なる災厄人間である豹馬と、透明人間のクロにはひたすらに最初から最後までずっと辛い展開が続く。
衣食住と言った基本的な部分の不自由から始まり、精神と肉体の両面から削る悲壮的なシーンが多い。
進めば進む程、最初に手に入れたものがこぼれ落ちていく展開なことも苦しい。
最悪なる災厄人間という言葉に込められた呪詛の重みの凄まじさとその悪意に読み進めるのが苦しくなった。
かなり人を選ぶ描写が多く、特に児童虐待と自殺の方法がかなり具体的な文章で書かれていたのは、露悪的が過ぎたとも思う。
ただこの二つは物語の根幹でもあるので単純に削ればいいとも思わない、しかしそれにしたって残酷な表現だった。
善意の空回りや、悪意のないシステム的な辛苦ではなく、妬み嫉みからくる悪意なのもシンドく、自分勝手な悪意に振り回される。
・クロは豹馬が大好き
登場人物は二人っきりだが、様々な事情で多種多様なクロが登場する。
勉強好き、運動好き、いたずらっ子、寝るのが好き、キャリアウーマン、猫、お人形さん、占い好き、ヤンデレなどなど、見た目も中身も違う沢山のクロが登場する。
しかし、どの彼女たちも基本的に主人公の豹馬が大好きという共通点がある。
ここは疑う余地のない絶対の聖域になっており、上述した辛いストーリーを乗り越えていく中で支えになる。
数多の苦難を乗り越えていく中でほぼ唯一の絶対に信用していい箇所がココだ。
それだけに、二人の関係値に名前を付けれないとするシーンの重みは凄かった。
世界中に二人っきりだからこそ、その二人に名前がある関係は結べないというのは、すごくロジカルでありつつ、愛は究極の差別なのだなあとしみじみ思った。
・Bさん好き
そんなわけで徹底して二人のストーリーなんだけど、数少ないそれなりに出番があるモブキャラのBさんが僕は気になった。
というのも、成人女性でありながら小学生女児のクロを教祖のように崇めペコペコする態度が可愛いかった。
主人公、クロ、Bさんで女性同性愛を含んだ三角関係的なサイドストーリーなんかがあったら面白そう。
まあ正直ただのミスリード要員で、あまり深掘りもされていない脇役なんだけど、妙な存在感がある。
・おわりに
人の悪意に振り回されながらも、二人っきりの世界で、客観的な善性を見出していく、ある種の道徳的ポリシーの高さが見所だった。
あくまで二人しかいないのは彼らの主観で、実際には周りには他人がいるという複雑な世界観にしたからこその、セカイ系に振り切らない良いバランス感だった。
セカイの存続と彼らの選択が密接な関係にある展開自体はらしいんだけど、その上で立ち絵も無い第三者達を意識した物言い、立ち居振る舞いを身につけていくのは、作者の真摯な態度のように見えて好きな展開。
歯に衣着せぬ物言いだが、それ、表では言えないぞ。
この考えはセーフか・アウトか? をおろそかにするのは自身を危険に晒す自暴自棄な態度だ。
尊厳が関わってくる話では、なぜかいつも女性の扱いを気にしなきゃならないデリケートさに男女の偏りがあるし、それを気にしなきゃいけない分、みんなが生きづらくなっている。
何年か前になると思うが、増田で夫婦円満の秘訣みたいなエントリで、
「揉め事はだいたい[言い方]の問題から始まるので、私達は[言い方]について喧嘩することはナシと決めてます。常に発言の内容についてのみ議論します」
みたいなことを言っていて、なるほどそれは素晴らしい、ぜひ見習おうと思い、妻とも共有したのだが、
結婚生活5年目、どこまで行っても<言い方>から始まる喧嘩がなくならない。
本当に別れる別れないみたいな話までいく喧嘩でも、起こった出来事だけ取り出すと本当にしょうもないことだったりする。
自分も妻も、お互い[言い方]から逃れられずにいるのだが、どうしたらいいんだろう?
大抵の場合、
俺は妻の[いきなり喧嘩腰の物言い]、[ヒステリックな言い方]が嫌で、正直態度に出てしまう。
妻の方は、俺の言い方が[遠回しな嫌味や皮肉]、[正論で追い詰める]、[人を小馬鹿にしている]と感じることがあるようだ。
よくツイッターにいる自己肯定感マシマシなエンジニアさん達、すごい偉そうな物言いをよく見かけるけど落ち着け。
プログラミングスクールの「エンジニアになれば人生勝ち組」的な喧伝に踊らされたのか知らんけど、エンジニアって別に全く何も偉くないぞ。
プログラミングできることやWebの知識があることにすごく自信を持ってるかもしれないけど、結局それってパソコンにちょっと詳しいだけの話であって全くビジネスの本質じゃない。
顧客の声を聞き、課題の輪郭を明確にし、解決可能な妥協案を見つけて適切なソリューションを選択し、報酬を得る。
これがビジネスだ。
プログラミングをするのは適切なソリューションが見つからなかったときの最後の手段。
そういう観点でエンジニアってのはビジネスにおける最下流の存在なんだよ。
もちろん技術がイノベーションを起こすってのはGoogleとかAppleを見てればわかる。
ただそんなの外れ値の話で世の中のエンジニアの99.9%は最下流の作業員なの。
メルカリのk8sでマイクロサービスがなんちゃらがエンジニアとしてすごいってよく言われてるけど、結局はアレって本質的には標準的なWebサービスだと思う。
あの技術はイノベーションを起こすものではなくてビジネスアイデアをブラッシュアップするもの(UXを改善するもの)であって、メルカリの勝利はビジネスアイデアと市況、マーケティングによるものなんだよ。
これをエンジニアによるものだと錯覚したイタいエンジニアがイキリ倒してるのを見てると本当にため息が出る。
視座が低すぎる。
お前らがバカにしてる営業こそ真にお前の給料を錬成してるんだ。
とまあ所謂イケてるエンジニア(年収1500万くらい)だった人間が起業して自分でビジネス始めて、プログラミングができること自体には何も価値がないって気づいて絶望した果てに愚痴を書いてみた。
https://anond.hatelabo.jp/20230417120220
私は山上徹也に同情する。つまり情状酌量の余地があると思っている。
『テロリストの主張に沿った物言いをすることがテロ容認だ』や『目的の正しさは手段を正当化しない』というコメントを目にしたが、山上のやったことが正しいことだとは思っていない。
手段は誤っており、殺人で、有罪である。しかし情状酌量の余地がある。この2つは両立する。
「同情する」という感情は私だけのものではなく普遍的に存在する。しかし社会の大きな枠組みとして存在するわけではなく、個人の意思に委ねられるので、消すのは難しい。というか無理である。
例として、ある会社で社員の不注意により事故が起こった。今後事故を起こさないようにするにはどうすればよいかを考える。「もっと注意する」は効果が薄い。人間のミスは無くせないから。根本的原因を解決するか、事故が起こっても大事に至らない方法を考えるのが正しい。
これと同じように「犯人に同情する」という消せないものを消すことに力を注ぐのは何かずれてるなという気がする。そんなことでこの負の連鎖は解決しない。
次に、『テロの背景を知るとか原因に対策するとかという議論がナンセンス。テロの主張にスポットを当てること自体が、次のテロの原因になる。テロを起こせば言い分を聞いてもらえる社会なら、テロがなくなる訳ない。』という意見。
「テロ」とは「政治的目的を達成するために殺害など苛酷な手段で、敵対する当事者さらには無関係な一般市民などを攻撃し、そこで生ずる心理的威圧や恐怖心を通して譲歩や抑圧などを図るもの」とされている。
無差別殺人テロであれば私だって「情状酌量の余地なし」と思うけど、山上は「安倍元総理の隣の人に当たらないくらいの距離まで近づいた」と言っている。正直なところその他の殺人事件被害者1人との量刑差を見いだせない。
今回のテロであれば敵対対象が明確な分恐れもない。知らないうちに国に巣くってるカルトの方が怖い。
一部ではあるが『いかなるテロも容認できない』と主張する方々の中には一方で『いかなる差別(実際には区別)も絶対的な悪だと決めつけてしまうと、自分は悪ではないので差別しない→自分がしているのは差別(区別)では全くないという誤った認識に陥ってしまう。ある程度の"区別"は社会に必要だよ。』なんてブコメしている人もいる。都合がいい物差しじゃないか。そして根拠薄弱の自覚があるのか自らの主張を「民主主義に対する脅威」として権威付けする。
個人ではなく国として「テロ犯の要求は聞かない」という方針はありだとは思うけど、だからって自民党議員の半数近くが教会と接点を持つような脅威とカルトを放っておくのはなしでしょ。結果的にそれが山上の主張に沿う形になったとしても対応すべきだよ。
何より山上からすると旧統一教会のせいで家族が崩壊した中で、国に頼ろうにも政権与党が「政治的な正しさや国民の苦しみよりカルトとの癒着による議席の確保が大事」だとしてきたわけで「ではこちらも正しさなど知ったことではない。」と山上に言われたら返す言葉ないじゃん。
これって「テロを起こせば言い分を聞いてもらえる社会」だからではなく「テロでも起こさないと言い分を聞いてもらえない社会」だったからだよね。(岸田首相襲撃の木村容疑者に関しては何も分かっていないため今判断しても的外れになるので書かない。)
君の中ではね。
君が信じてるアレゲな科学的エヴィデンスも、社会的にはインパクト皆無なんよ、悲しいことにね。
つまり、根本的なところ、医学の基礎知識レベルでの見落としがあるってこと。高度な部分の論だけ素人が弄しててもダメなのよ。土台がなってないから影響力を正しく評価できない。
もちろん専門家の中にだって、彼らも人間なんだから、土台がなってない人や、高度な部分の論を可愛がりたいばかりに土台を軽んじて過激な物言いしたがる人もいるわけ。
そういう側面を直視せずに、世の中の人は事実を理解してない!って態度をとるの、それ陰謀論に陥る人のテンプレそのものなんだけど、どう自分の中で消化してるのかね。