はてなキーワード: 無人偵察機とは
結論から言うと、日本は兵器調達政策の失敗により防災能力が半減しました。
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かつて日本にはRF-4Eという偵察機が存在していました(2020年全廃)
兵器の代わりに撮影装置(偵察ポッド)を搭載し、マッハ2で飛行しながら地上を網羅するように撮影します。
その膨大な観測データを501戦術偵察飛行隊に持ち帰り、専門教育を受けた士官が情報分析します。
過去の震災でもこの両輪は大いに機能し、地上の自衛隊や警察・消防そして政府の舵取りに寄与しました。
しかしこのRF-4E、素体導入から40年、設計で言えば60年のお年寄りなので引退することに。
グローバルホーク(無人偵察機)とF-35に後を託し2020年に退役します(F-15ではないことに注目)
後任のグローバルホーク(以下RQ-4B)が到着し、新たな偵察航空隊が2022年に組織されます。
空白の期間はどうされてたんですか?
RQ-4Bは速度がマッハ0.5以下とRF-4Eに比べて遅く、写真撮影システムも簡素です。
アメリカ軍では既に時代遅れの扱いで2022年に半数以上が退役、2027年までに全廃を予定しています。
世界で最初にF-35を墜落させたのは日本(2018年)なので、ニュースで存在を知った人もいるでしょう。
さてこのF-35、偵察ポッドが積めません(2024年1月現在)
2027年更新完了予定のブロック4※導入まで載せられないのです。
※現在の航空機は飛ばすだけでもコンピュータ制御が必要で、リアルタイムで動かすためのコードを更新し続けています。
(余談ですが墜落の多かった737MAXは制御状態でないと飛行できず、異常時に定位置に戻したらそのまま墜落しました。2機:対策済み)
日本の安全保障戦略(2023年12月に閣議決定)でも偵察の部分は空白です。
(正確には昔はこんな装備があって、こんな部隊が居ましたって報告だけ載ってる。さみしいね)
ところでRF-4Eに積んでいた偵察ポッド、実は今でも使われています。
戦闘機に積むにはシビアなのですが、ヘリコプターにぶら下げればギリギリ使えると判明し、今回も飛行しています。
しかしRF-4Eに比べて速度は1/8以下です。機能的な代替には至っていません。
そして採取したデータを分析していた501飛行隊ももうありません。
データを集める速度も、それを分析する能力も著しく低下しました。
アメリカで退役の進みつつあるグローバルホーク、そして作戦能力が十分にあるとは言えない現行F-35。
その他様々な兵器を日本はアメリカから購入しました。そしてその結果、日本の作戦能力は大きく損じています。
能登半島での対応の遅れはただただ情報収集能力の低下により発生したと言っても過言ではないでしょう。
全域の情報を速やかに収集し、必要なところに必要なリソースを送り込む。そうしたストラテジックな采配はしばらく行えそうにありません。
刻一刻と変化する状況を観測すための目が無いのですから、いくら護衛艦やオスプレイがあろうが戦場の霧に無策で突っ込むことになります。
うっすい軍オタというかガンダムの100分の1ぐらい戦車とか戦闘機好きぐらいのオタだったけど正直ドローンって無人偵察機でしょあんなんでサクサク有効に打撃与えられるのなんて航空優勢とった米軍さんがテロリスト相手に固定翼のジェットエンジン積んだドローンからミサイル発射するぐらいでしょぐらいにしか考えてなかった。まあマルチコプターなら歩兵さんが偵察に便利に使うでしょみたいな。
ロシアのウクライナ侵攻見てドローンに関する認識が自分の中では変わってきた。
報道は神風ドローンとか言ってるけど「ミサイルは適切なときに適切なところにいてくれればプロペラ動力であっても十分強力で、ロケットエンジンにこだわる必要は何もない」ってことなんだなあって。そこが重要だったんだなあーって。
あと「自走砲と迅速な陣地転換」とか「近接航空支援」を限定的に代替できるのね。しかも砲撃地点を推定して反撃するのとドローンの発射元突き止めて反撃するのは別の対策が必要だし、ロケットエンジンのミサイルと違って長時間滞空してる可能性があって元々どっから来たのかとか今直接外部から制御されてるかとかはやられてる方はもうわかんない。頑張って叩き落してもパイロット死なないし。将棋の駒の種類が増えたみたいなもんでこりゃめんどくさいぞ。
前段として、南オセチアを独立国にしたいオセチア人とグルジアとの戦争があった。
そのため、紛争地域に三か国(南オセチア、グルジア、ロシア)による平和維持軍が投入されていた。
また、グルジアでは親米野党が政権を取り、戦争準備を行っていた。
(この辺はロシアとグルジア双方が、相手が準備をしていたと言っている)
無人偵察機の撃墜、小規模な衝突を経て、グルジアが南オセチアに侵攻、平和維持軍を攻撃。
ロシアはそれを侵略と見なして反撃し、戦争へと突入していった。
東ウクライナの親ロシア派武装勢力の紛争は、本当に泥沼だと思う。
国際司法裁判所は、ロシアによる親ロシア派武装勢力の支援は証拠不十分としているけど。
ウクライナ騒乱については、正体不明の部隊やPMCが跋扈していたので、また別の闇が深い。
あんた「休眠」というけど、そこまでの流れを覚えてる? その前に「強力な通常兵器でダメージ与えたら反撃されて首脳全滅、首都は火の海にされました」状態だったんだぜ? いわゆる「休眠」し始めた時点では、なぜ急に止まったのかすら人類は分かってなかったんだぜ?
「せっかく『休眠』したんだから攻撃は効いてたんだし、なんで攻撃やめたの」なんていうのは、映画見終わってからのすげえ後出しの理屈でしかないでしょ。あの時点でそんなこと誰にも断言できる根拠なかったでしょ。事実としてあったのは「通常兵器でダメージ与えたら、暴走させちゃってとんでもない被害出した」状況のみ。しかもこの攻撃、米軍は作戦開始後に日本に通告したんだよね。黙ってやってヒドイ結果になった直後に、「もっとやれ」って一体誰がどの口で言うんでしょうな。そらー無理でしょ。そんな作戦にゴーサイン出せるやついないよ。
でね。止まってる状態調べるために無人偵察機飛ばしてみて、ようやく「迎撃はしてくる」でも「休眠してるようだ」って分かったんだぜ? で、「休眠」とみて初めてゴジラの放射した熱量から計算して「目覚める」までのタイムリミットを計算しながら、最高の対応を各国首脳で検討して、(その間に、有翼・群体化の危険も指摘されて(このシーンをあんた忘れてるんじゃないかね?各国の研究者がだめだこりゃと首を振りながら巨災対を退室していくシーンだよ))で、核攻撃しかねーべって結論が出たわけでしょ。でもってその結論を日本政府に伝え、日本政府が受諾する…そりゃどう考えてもさらに数日かかるでしょ。「その間にさっさと攻撃しろ」って意見もまたあっただろう。でも、攻撃した時点でゴジラが再び目覚めて暴れ始めて、通常兵器による攻撃への対応としてもっとひどい被害、そして有翼・群体化までしたらどーすんのさ? って言われて、あんた答えられる? その可能性は劇中その時点でちゃんと指摘されてたでしょ。 それに答えられない限り、休眠するゴジラに再び通常兵器で攻撃なんてオプションとる指揮官はいないよ。
だから、「休眠」という事実の判明と並行して、「休眠」が解けるまでの時間をリミットとして、凍結か熱核攻撃かの二択しかないという結論になった。物語の流れに、矛盾はないと思うが。それとも、あんたは上記に対してどんな説明ができたというのか?
率直に言って、軍拡を目指す方針であればあるほど、核武装論を捨て、平和憲法を維持すべきだ。
「不可侵」「世界の警察」「大国への対抗」それらしい綺麗事こそ、軍拡の隠れ蓑に必須だ。
9条も、軍拡の極北として提示される核武装も、「~さえすれば攻められない」という観点では同じだ。
絶対に攻められない保障はない、というなら、軍縮でも軍拡でも核武装でも同じだ。
この中で、どれが最も対抗手段として有効か、と考えれば軍拡だと思うのではないか?
9条という題目を維持して地味な軍拡や、食糧・原料の保障の拡充を図るのが最も現実的ではないか。
一体誰がどこでいつどうやって核を運用するのか、方法が確立されない限り、核で実動兵器には対抗できない。
アメリカさえ民間人や自国民の犠牲で批判を浴び、無人偵察機やピンポイント攻撃に腐心している。
厳罰化・厳格運用するが、刑罰自体からは恣意運用や主観に関わる要素を排除する。
軍拡・タカ派外交を行うが、軍隊自体からは大量破壊兵器を削減する。
これらは本来セットで語られるべきものだ。