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2024-01-15

日本安全保障上の理由災害対策能力を失った

丁度いいので室崎先生解説日本軍事面から補足します。

結論から言うと、日本兵器調達政策の失敗により防災能力が半減しました。

「初動に人災」「阪神の教訓ゼロ」 能登入りした防災学者告白

https://www.asahi.com/articles/ASS1G2P91S1CUTFL01Y.html



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RF-4Eという偵察機の退役

かつて日本にはRF-4Eという偵察機存在していました(2020年全廃)

兵器の代わりに撮影装置(偵察ポッド)を搭載し、マッハ2で飛行しながら地上を網羅するように撮影します。

その膨大な観測データ501戦術偵察飛行隊に持ち帰り、専門教育を受けた士官情報分析します。

過去震災でもこの両輪は大いに機能し、地上の自衛隊警察消防そして政府の舵取りに寄与しました。

しかしこのRF-4E、素体導入から40年、設計で言えば60年のお年寄りなので引退することに。

グローバルホーク無人偵察機)とF-35に後を託し2020年に退役します(F-15ではないことに注目)

501SQも同時に解散しました(重要

後任たち、その1(無人偵察機

後任のグローバルホーク(以下RQ-4B)が到着し、新たな偵察航空隊2022年組織されます

空白の期間はどうされてたんですか?

RQ-4Bは速度がマッハ0.5以下とRF-4Eに比べて遅く、写真撮影システム簡素です。

アメリカ軍では既に時代遅れの扱いで2022年に半数以上が退役、2027年までに全廃を予定しています

後任たち、その2(F-35

日本F-35戦闘機33機ほど保有しています

世界最初F-35を墜落させたのは日本2018年)なので、ニュース存在を知った人もいるでしょう。

さてこのF-35、偵察ポッドが積めません(2024年1月現在

2027年更新完了予定のブロック4※導入まで載せられないのです。

現在航空機は飛ばすだけでもコンピュータ制御必要で、リアルタイムで動かすためのコード更新し続けています

(余談ですが墜落の多かった737MAXは制御状態でないと飛行できず、異常時に定位置に戻したらそのまま墜落しました。2機:対策済み)

日本安全保障戦略2023年12月閣議決定)でも偵察の部分は空白です。

(正確には昔はこんな装備があって、こんな部隊が居ましたって報告だけ載ってる。さみしいね

偵察ポッドの今

ところでRF-4Eに積んでいた偵察ポッド、実は今でも使われています

戦闘機に積むにはシビアなのですが、ヘリコプターにぶら下げればギリギリ使えると判明し、今回も飛行しています

しかしRF-4Eに比べて速度は1/8以下です。機能的な代替には至っていません。

そして採取したデータ分析していた501飛行隊ももうありません。

データを集める速度も、それを分析する能力も著しく低下しました。

日本安全保障は失敗した

アメリカで退役の進みつつあるグローバルホーク、そして作戦能力が十分にあるとは言えない現行F-35

その他様々な兵器日本アメリカから購入しました。そしてその結果、日本作戦能力は大きく損じています

能登半島での対応の遅れはただただ情報収集能力の低下により発生したと言っても過言ではないでしょう。

全域の情報を速やかに収集し、必要なところに必要リソースを送り込む。そうしたストラテジックな采配はしばらく行えそうにありません。

そして純軍事的に見ても離島防衛など十分に行えない状況です。

刻一刻と変化する状況を観測すための目が無いのですからいくら護衛艦オスプレイがあろうが戦場の霧に無策で突っ込むことになります

最低でも2027年までは日本はいかなる有事にも対応が困難と言えます

もはや台湾有事などお手上げ侍なので、しばらく大人しくしていることをお勧めします。

2022-04-05

うっすい軍オタというかガンダムの100分の1ぐらい戦車とか戦闘機好きぐらいのオタだったけど正直ドローンって無人偵察機でしょあんなんでサクサク有効に打撃与えられるのなんて航空優勢とった米軍さんがテロリスト相手に固定翼のジェットエンジン積んだドローンからミサイル発射するぐらいでしょぐらいにしか考えてなかった。まあマルチコプターなら歩兵さんが偵察に便利に使うでしょみたいな。

ロシアウクライナ侵攻見てドローンに関する認識自分の中では変わってきた。

報道神風ドローンとか言ってるけど「ミサイルは適切なときに適切なところにいてくれればプロペラ動力であっても十分強力で、ロケットエンジンにこだわる必要は何もない」ってことなんだなあって。そこが重要だったんだなあーって。

あと「自走砲と迅速な陣地転換」とか「近接航空支援」を限定的代替できるのね。しか砲撃地点を推定して反撃するのとドローンの発射元突き止めて反撃するのは別の対策必要だし、ロケットエンジンミサイルと違って長時間滞空してる可能性があって元々どっから来たのかとか今直接外部から制御されてるかとかはやられてる方はもうわかんない。頑張って叩き落してもパイロット死なないし。将棋の駒の種類が増えたみたいなもんでこりゃめんどくさいぞ。

2022-02-28

anond:20220227191756

仕事の合間にradarを覗いてみる。

NATOA330-243MRTT (MMF19) がポーランド空中待機中

米軍 の KC-135R (LAGR130) も同じ場所で空中待機

米軍無人偵察機はいない。トランスポンダ切ってるのかな?

輸送機トランスポンダは圧なのだとよく分かる

2021-09-06

今日米軍無人偵察機桜島をずっと旋回してた

横田基地から上がった米軍グローバルホーク桜島の上空50000フィート以上をずっと旋回してた。

ちなみに昨日は38度線スレスレを往復して北朝鮮を偵察していた機体である

目的なんだろうな?ミリオタじゃないのでわからない。

いまは日本海を経由して横田基地へ帰投中。

https://fr24.com/UAVGH000/290b3e85

上記リンク切れしたらTwitterに上がってるスクショでも見てくれ。

https://twitter.com/search?q=UAVGH000&src=typed_query

2019-07-29

自衛隊無人兵器を開発すべき

海を守る無人駆逐艦無人潜水艦

空を守る無人偵察機と無人攻撃機無人爆撃機

陸上を守る無人戦車ロボット兵士

中国北朝鮮のように人権がない国の兵士と戦うのはロボットが最適ではないだろうか

2017-10-11

anond:20171011193704

グルジア紛争南オセチアグルジア紛争で、

前段として、南オセチア独立国にしたいオセチア人とグルジアとの戦争があった。

そのため、紛争地域に三か国(南オセチアグルジアロシア)による平和維持軍が投入されていた。

また、グルジアでは親米野党政権を取り、戦争準備を行っていた。

(この辺はロシアグルジア双方が、相手が準備をしていたと言っている)

無人偵察機撃墜、小規模な衝突を経て、グルジア南オセチアに侵攻、平和維持軍攻撃

ロシアはそれを侵略と見なして反撃し、戦争へと突入していった。

グルジアが侵攻した理由不明

ウクライナ親ロシア派武装勢力紛争は、本当に泥沼だと思う。

国際司法裁判所は、ロシアによる親ロシア派武装勢力支援証拠不十分としているけど。

ウクライナ騒乱については、正体不明部隊PMC跋扈していたので、また別の闇が深い。

結局、ウクライナで起きたことは、緩衝国における、NATO側とロシアとのパワーバランス綱引きにすぎない。

最初極右勢力に加担して機能不全に陥れた国はどこなのか。そこが問題だよ。

2016-08-22

いや、それ結果論から

あんた「休眠」というけど、そこまでの流れを覚えてる? その前に「強力な通常兵器ダメージ与えたら反撃されて首脳全滅、首都火の海にされました」状態だったんだぜ? いわゆる「休眠」し始めた時点では、なぜ急に止まったのかすら人類は分かってなかったんだぜ?

「せっかく『休眠』したんだから攻撃は効いてたんだし、なんで攻撃やめたの」なんていうのは、映画見終わってからすげえ後出し理屈しかないでしょ。あの時点でそんなこと誰にも断言できる根拠なかったでしょ。事実としてあったのは「通常兵器ダメージ与えたら、暴走させちゃってとんでもない被害出した」状況のみ。しかもこの攻撃米軍作戦開始後に日本に通告したんだよね。黙ってやってヒドイ結果になった直後に、「もっとやれ」って一体誰がどの口で言うんでしょうな。そらー無理でしょ。そんな作戦にゴーサイン出せるやついないよ。

でね。止まってる状態調べるために無人偵察機飛ばしてみて、ようやく「迎撃はしてくる」でも「休眠してるようだ」って分かったんだぜ? で、「休眠」とみて初めてゴジラの放射した熱量から計算して「目覚める」までのタイムリミット計算しながら、最高の対応を各国首脳で検討して、(その間に、有翼・群体化の危険も指摘されて(このシーンをあんた忘れてるんじゃないかね?各国の研究者だめだこりゃと首を振りながら巨災対を退室していくシーンだよ))で、核攻撃しかねーべって結論が出たわけでしょ。でもってその結論日本政府に伝え、日本政府が受諾する…そりゃどう考えてもさらに数日かかるでしょ。「その間にさっさと攻撃しろ」って意見もまたあっただろう。でも、攻撃した時点でゴジラが再び目覚めて暴れ始めて、通常兵器による攻撃への対応としてもっとひどい被害、そして有翼・群体化までしたらどーすんのさ? って言われて、あんた答えられる? その可能性は劇中その時点でちゃんと指摘されてたでしょ。 それに答えられない限り、休眠するゴジラに再び通常兵器攻撃なんてオプションとる指揮官はいないよ。

から、「休眠」という事実の判明と並行して、「休眠」が解けるまでの時間リミットとして、凍結か熱核攻撃かの二択しかないという結論になった。物語の流れに、矛盾はないと思うが。それとも、あんたは上記に対してどんな説明ができたというのか?

http://anond.hatelabo.jp/20160822220110

2014-05-30

国境線の「今そこにある危機」に目を向けよ 無人偵察機グローバルホーク」が日本防衛にもたらす利点は?:JBpress(日本ビジネスプレス)

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40802

今、そこにある危機から目を背ける、原発事故を起こしたような人と同じことをしているのが、日本護憲派と呼ばれる連中である

2013-09-18

http://anond.hatelabo.jp/20130918184019

先生ミサイルの主要なコスト原材料費でしたっけ?

誤差とか精度とか歩留まりとか研究費とか。

オスプレイが落っこちただけで大問題なのに、海外飛ばし無人偵察機が落ちたらどうするつもり?

爆弾飛ばして、どこでもいいから落とせばいいなら、そりゃぁ激安に出来るだろ。

2013-08-31

http://anond.hatelabo.jp/20130831135023

率直に言って、軍拡を目指す方針であればあるほど、核武装論を捨て、平和憲法を維持すべきだ。

不可侵」「世界の警察」「大国への対抗」それらしい綺麗事こそ、軍拡隠れ蓑必須だ。

9条も、軍拡極北として提示される核武装も、「~さえすれば攻められない」という観点では同じだ。

絶対に攻められない保障はない、というなら、軍縮でも軍拡でも核武装でも同じだ。

この中で、どれが最も対抗手段として有効か、と考えれば軍拡だと思うのではないか

9条という題目を維持して地味な軍拡や、食糧・原料の保障の拡充を図るのが最も現実的ではないか

一体誰がどこでいつどうやって核を運用するのか、方法確立されない限り、核で実動兵器には対抗できない。

アメリカさえ民間人自国民犠牲で批判を浴び、無人偵察機ピンポイント攻撃に腐心している。

死刑制度厳罰化のように、核武装軍拡は相性が悪い。

厳罰化・厳格運用するが、刑罰自体から恣意運用主観に関わる要素を排除する。

軍縮ハト派外交を行うが、意思表示として核を保有する。

軍拡タカ派外交を行うが、軍隊自体から大量破壊兵器を削減する。

これらは本来セットで語られるべきものだ。

 
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