はてなキーワード: 灯台下暗しとは
臨月の妊婦である。名前はまだぜんぜん決まってない(子どもの)。
産休に入ったので色々メモを取っているのだが、これは一つのゆるい妊活体験談として読み流してほしい。
かつて、夫は婚約するまでキスもしたことのない年季の入った童貞であった。付き合って三年、まったく手を出してこないので、「この人は紳士なのか、私に興味がないのか…?」と疑問に思っていたら、結婚する流れになり「何もわからないので教えてください」としょぼくれながら言ってきたときは正直とても可愛かった。まあ、そんなこんなで入籍をし、子供をどうするかという話になった。私はできなかったらできなくていいかな~と思っていたが、彼が「育休取って頑張るから」と欲しがったのでゆる妊活をすることになった。
排卵日付近で中出し一回か二回。私も中出しは初心者だった。なるほどこういう感じか、と思った。何にせよ、こんな簡単に子供ができるわけはないよな……などと思っていると、後日、私に激しい尿意と血尿が発生した。これは……一体……なんだ……と思って内科に向かう。見事に膀胱炎になっていた。初めてなってみたが、とにかく絶え間ない尿意と痛みがすごい。半泣きになりながら「もしかしたら妊娠してるかもしれないので……」と伝えて弱い薬を出してもらう。無事三日ほどで治るが、膀胱炎になったことがなかったのでショックだった。仕事がちょうど忙しかったのでそのせいもあったかな、などと思っていた。子どもはできなかった。
一月後の中出し第二弾。数日後、再び膀胱炎になる。なぜだ。同じ病院に行き、「膀胱炎って繰り返すんですかね?!」「いや~~?」などという会話をしながら詳しく検査までしてもらう。二種類の菌がいるということだけわかった。わかってどうするのかはわからん。「膀胱炎にならないために」みたいなコピー用紙を貰う。水を多めに飲めとか、トイレにはできるだけ行けとか、そういう。それにしても原因がわからん。思い当たることと言ったら中出しくらいだ。まさか……と思いながらこの時も子どもはできなかったので次回持越し。
膀胱炎、なったことある人はわかるかなと思うのですが、なかなか辛いものだった。迫りくる絶え間ない激しい尿意、やるせない残尿感、そして突き刺されるような残尿の痛み。出せたとしても血尿。トイレは真っ赤に鮮血で染まっている。微熱も出るし、まあとにかく立っても座っても辛いし痛いしとにかくトイレに行きたいけど何をしても痛い。脂汗出てきた。もういやだ。
そんなこんなで中出し第三弾。今回は「あなたとの中出しで膀胱炎になっている可能性があるから気を付けたい」と言った。はっきり言った。それまでも致す前はきっちり風呂には入ってもらっていたが、綺麗に洗うことを厳命した。ついでに一緒に考えて、お手本みたいな入れて出して抜くだけのセックスをした。致した後はこっちもめっちゃきれいに洗った。中洗ってもあんまり関係ないって聞くし。こんな簡単に死ぬ精子なんていらん!の気持ちでめちゃくちゃきれいに洗った。
結果は…………膀胱炎であった。
メロスは激怒した。必ず、かの邪知暴虐の王(膀胱炎)を除かなければならぬと決意した。メロスには病気がわからぬ。メロスは、普通のOLである。そこそこの収入で、適当に遊んで暮らしてきた。けれども血尿と尿意に対しては、人一倍に敏感であった。そして治っているのに内科の先生にも相談し、ネット検索まで手を出してしまった。何か手がかりがほしかった。とにかく中出しセックスの際に膀胱炎にならない方法が知りたかった。
そして一つの説に辿り着いた。思い当たったときは、まさか、こんな、単純な……?と思った。そもそも風呂に行く前に出さない? と思ったので灯台下暗しであった。
「セックス前、男性は排尿しましょう。精液に尿が混じる可能性があります」
いや、もう、可能性としてはこれしかない。私の寝不足とか栄養不足とかが原因で膀胱炎になっていたら困るので、日々たくさん寝ていっぱい食べた。もはや目的を忘れてきた。もはや中出しセックスで膀胱炎にならなければそれでいい。彼にはとにかく風呂の前にはトイレに行ってくれと10回くらい言った。彼は思い当たるところがあったらしい。夫は極端にトイレの回数が少ない種族の生き物であった。そして第四次中出し戦争に挑んだ。
結果は…………膀胱炎にならなかった。ついでに一発で着床した。
……ごん、お前だったのか。いつも着床を拒んでいたのは。検査薬を見ながら二人して爆笑してしまった。
長々書いたが言いたいことは一つです。
ローションガーゼオナニーというものをご存知だろうか。これを読んでいるあなたが知らなくても別に恥ではない。かくいう自分も友人の話からローションガーゼオナニーという自慰方法があることを知った。むしろ知っていた方が恥かもしれない。ともかく、この文章はそのローションガーゼオナニーを実際に体験してみた様子を記したものである。
まず、この体験記は友人との通話中ローションガーゼオナニーという自慰方法を試してほしいと依頼されたことに端を発する。
俺の最初の反応はまず「なにそれ?」だった。自慰の方法としては男性器を握って上下に擦る、いわば普通のオナニーと呼ばれるものしか知らなかった。床に男性器を擦り付けて行う方法なども知っていたが、九分九厘行うのは通常のものだ。
しかしローションガーゼオナニーとは、それとはまったく異なっていた。
まず三十センチほどの横長のガーゼにローションを染み込ませる。それからそのローションまみれのガーゼを両手で持ち、勃起させた男性器の亀頭に擦り付けるらしい。そのまま両手を左右に動かすと、亀頭が刺激され普段のオナニーでは得られない快感を味わえる、とのことだった。
ともかくローションガーゼオナニーを試してみたいとは思った。通常のオナニーなど10年単位で行っている。さすがに飽きが来ているのも確かだ。たまには新しい刺激が欲しい。やってみるのも悪くない。そう思って、その次の日にはローションガーゼオナニーに必要なものを調達しに行った。
冬風吹き荒ぶ1月の夜、仕事を終えると俺は大阪梅田の歓楽街へと向かった。
コロナ影響か、もしくは単純に寒いせいか街に人通りは少ない。そして駅から10分以上離れたところにある信長書店に入った。信長書店とは関西では有名なアダルトグッズ、DVDを取り扱う店だ。こちらも何気に入るのは初めてだ。自分で言うのもなんだがこう言う事柄に関しては、自分は初心だ。はじめてメロンブックスのR-18コーナーに入った時のような緊張感に襲われる。キョロキョロしながら店内を見ると、双頭ディルドにTENGA、穴あきランジェリー、エネマグラなどが所狭しと並んでいる。人類はこんなにエロに興味があったのかと驚くばかりだ。
そんな中、退魔忍アサギとコラボしたオナホールを発見して、少し安心した。他人しかいない群衆でようやく知り合いを見つけた時にような安心感だ。
そんな気分で店内を散策する。もとの目的も忘れ、アダルトグッズの散策に夢中になっていると、目の前に他の客を発見した。
いたのは男女二人の客だった。ああ、このあとこいつらは買ったグッズを使ってセックスするんだろうな……と思うと急に気分が萎えてきた。それからすぐにローションのコーナーに向かうと、適当にローションを見繕って会計を済ませた。それから俺はまもなく店を出た。
ローションは手に入れた。次はガーゼだ。ガーゼなど適当な薬局にいけば売っているだろう。駅への帰り道の途中で買えば良い。そう思っていたが考えが甘かった。
政府の休業要請により、梅田の店はどこも20時には閉まるようになっていた。すでに時間は20時に近い。駅までの地下街を歩いてみるが、どこもシャッターが閉まり始めている。
しばらく歩き回って、ようやく一軒まだ営業しているコクミンドラッグを発見した。
しかし地下街の空いたスペースで営業している店舗のため、品揃えは期待できない。店内を一通り見て回るがガーゼは見当たらない。変な勘が当たったようだ。だがせっかく薬局まで来たのにこのまま買わずに変えるのもなんだ。俺は店員さんに「ガーゼありませんか?」と直接聞いてみた。
「それなら真後ろにあるよ」
店員のおばちゃんが指さした先にガーゼはあった。灯台下暗し、レジのすぐ近くの棚にガーゼは並んでいた。
俺は親切な店員のおばちゃんにありがとうと告げ、ガーゼを買った。
けれど口が裂けてもオナニーのために使うとは言えない。せっかくの親切心に白濁液をかけたような気分になったが、ともかくこれで準備は整った。
そのまま駅に行くと、まるで俺はローションガーゼオナニーになんて一ミリも興味ありませんよ? という顔で電車に乗って帰った。
さて、ようやくここからローションガーゼオナニーの体験パートに移るわけだが、準備物は他にもいる。いわゆるオカズが必要なのだ。通常であればエロ漫画、スマホの動画、画像などを使ってオナニーができる。
しかし今回はローションガーゼオナニーである。両手を、ガーゼを持つ手で塞がれるため、スマホをスワイプすることもエロ漫画をめくることもできない。
そこで俺が選んだのはエロASMRであった。音声のみであれば操作に両手を使用しないし、音声作品はワンプレイに30分ほどかかるのもざらだ。
ゆっくり丁寧にローションガーゼオナニーを行うのであればちょうど良いだろう。
俺はDLsiteのページを開き、テグラユウキの『ダメダメOLお姉ちゃんと酔っ払い甘々えっち』を再生した。再生時間は33分35秒と大ボリュームだ。しかもテグラユウキ作品はどれも高クオリティでハズレはない。これならば問題ないだろう。そういえばこういうときワイヤレスイヤフォンは便利だ。それに外音遮断機能を使えば音声に集中できる、そうAirpods proならね。
それからベッドの上で用意を続ける。
ベッドの横にもう使わないであろうマグカップを用意すると、そこにローションを入れた。それからガーゼを取り出してマグカップの中に浸す。ネバネバしてひんやりした感覚が指先に伝わる。これだけでなんとなくやらしい気分になってきた。
上半身はインナーのみになり、下半身はパンツをずり下げ、男性器を外に出す。
すでにASMRを再生し始めていたため、まだローションに触れていないというのに我慢汁が少し先から溢れて、濡れ始めている。
ベッドで上半身だけ起き上がったまま、だんだんとモードに入っていく。
直接はまだ触れていないため、男性器はまだ完全には勃っていない。
はじめてのローションガーゼオナニーに緊張感と少しの興奮がおしよせてくる。
エロASMRがなかなか本番にいかないからだ。テグラユウキ作品は前戯からの本番までを丁寧に描くことで有名だ。すでに再生から10分ほど経っているというのにまだキスだけで本番にいかない。勃っている姿のまま両手にガーゼを持って待機する。なんと恥ずかしい姿なのだろう。
音声の内容など気にせず、男性器を擦り始めればいいのだろうけど、世界観没入派の俺はじっくりと本番が始まるまで待った。
それからしばらくして本番が始まった。
両手を揺らして亀頭を刺激する。
こすこすこす……
すると、どうだろう。今まで感じたことなのない刺激が亀頭を襲った。
半分気持ちいいような、半分くすぐったいような、おかしな感覚だ。
通常のオナニーであれば何回か擦ればすぐに男性器は硬くなって最大の大きさになる。
しかしローションガーゼオナニーは快感に包まれているというのに、男性器が完全に勃起しないのだ。
こすこすこす……
しかし妙だ。
確かに亀頭が刺激されて気持ちいい。しかし刺激されているというのに、その快感の延長線上にイくという未来が見えないのだ。
通常のオナニーは男性器を擦れば擦るほど、ゲージが溜まっていって、そのゲージが満タンになると射精するようなイメージだ。
擦るスピードを落としたり、速くしたりして射精のタイミングを調節する。だからいってしまえば擦るスピードを調節すれば射精などものの数十秒で行うことも可能だ。もちろんそれでは気持ちよくないから時間やイくタイミングを調節するわけだが。
しかしローションガーゼオナニーはいくら擦ってもそのゲージが溜まっていかないのだ。
ただ快感が押し寄せてくるだけでイけない。
こすこすこす……
「……ふ、あ……んあああ……ふぁ……」
代わりに溢れ出てくるのは情けない声だけだ。
通常のオナニーで声など出さない。ただ擦って快感に身をまかすだけだ。
しかしどうにもこのローションガーゼオナニーというのは声を出さざるを得ない。
ローションガーゼオナニーが市民権を得ていない理由が分かった。
こんなに声が出てしまっては、こっそり家族に隠れてシコるなど無理だ。
しかもなかなかイくこともできない。こんなに恥ずかしいだけの行為がはやるわけがない。
そう考えながら、体をのけぞらせる。快感が体中を駆け巡っているためだ。
こすこすこす……
「ん……ああああああああ……ん、あ……」
外音遮断機能を使っているのに、自ら出した声に音がかき消されるのだ。
逆にASMRとは遮断されて、ただ男性器をしごいている情けない自分と向き合わざるを得なくなる。
こんな、こんな、恥ずかしいことがあるだろうか。
ASMRの世界に没頭していたというのにそこから首根っこを掴まれて、ローションガーゼオナニーの羞恥世界に連れ出されるのだ。
男性器は血液が集まってきて赤くなってきているが、いまだに完全には勃った状態ではない。だというのに声が止まらないのだ。
「もうそろそろイくよ」
こっちはまったくイケる気配はないというのに。
しかし声を出しているせいか、俺は肩で息をし始める。普段のオナニーで息を切らすことなどない。しかし今はそうならざるを得ないのだ。
それに背を大きくのけぞらせる。生殺しのままで快感を発散させる方法がこれしかいないのだ。
こすこすこす……
「ん……く、ううううううう……ん、あ……」
「イく、イくよ」
音声は俺に発破をかけるがいくら擦るスピードをあげてもイける気配はない。
ただ漏れる声の音量が上がるだけだ。
「ん……く、はぁはぁ、うう……ん、あ……」
「イく、イくぅぅぅぅうぅぅぅぅ」
音声は俺に構わず達し始めた。
たまらなくなり、亀頭を擦っていたガーゼを男根に巻きつけて上下に擦り始めた。
もう限界だ。
それからはこみあげるように頂点へとフルスピードへ向かっていく。
通常のやり方に切り替えれば、とっくに達する準備は整っていた。
まるで天使に後押しされてるような気分だ。
もうすぐだ。
もうすぐ狂い咲ける。
「く、う、あああぁぁぁぁっ!!!」
イった。
それはまるでパンパンに膨らましていた風船の膨らませ口から手を離すような感覚であった。
しかしその一方で俺はおおきく肩で息をしていた。
まるで100メートルを走った後のように、疲れ切っていた。
ビリビリと痺れるような感覚の男性器から手を離すと、俺はベッドに上半身を倒した。
ローションガーゼオナニーはイった後にさらに男性器を刺激し続けるとさらなる快感を得られるらしいが、どうもそんな気分にはなれない。
イった後の男性器は敏感であるし、イったあと特有のオーバーヒートモードに身を包まれ、性欲が体から失せていく。
俺はそのままベッドに倒れたまま、精子とローションが混ざってドロドロになったガーゼを見ながら、息が再び整うのを待つ。
ローションガーゼオナニー、まあ、また試してみるのも悪くないかもしれない。
ただ、自分のイく姿を克明に書くのは二度とごめんだと思った。
ねえ聞いて聞いて!
みかんの花咲く丘公園駅前の商店街のくじ引きが当たって2万円の商店街で使える金券がゲットなのよー!
運良くない?凄くよくない?
私はその2万円を元手に、
このしょぼくれたとは言いたくないんだけど、
ちょっとシャッター商店街チックな元気のないところもあるけど、
たまたま通りがかった地域おもちゃ屋さんノットアマゾン的な地域密着地域ナンバー1店の前を通りかかったら、
私はショーウインドーを二度三度見したのね。
間違いなく
そう間違いなく、
定価で売られているNintendoSwitchがショーウインドーに輝かしく陳列してあって、
2万円を足しにしてその足でNintendoSwitchを買った次第なのよ。
どんだけ品薄状態だったのかしら?って思って半ば諦めていたけれども、
しれっと置いているなんて、
もう大人げなくこのウインドーの端から端までのNintendoSwitchを下さい!って
1台しかなかったのに
棚買いしちゃったわ!
まあそれはともかくとして、
見渡す限りの初オープンワールド。
このシージーグラフィックはどこまで遠くを見渡せるのかしら?ってもの凄く遠くまで見えるし、
全部動く全編シージーなわけ!
で早速この大地をリンクで走り回れるんだ!ってワクワクを抑えられないぐらい胸を躍らせながら走り出したらいきなり崖から落ちて即死のゲームオーバー!
まだ人類にはオープンワールドは早すぎるんじゃないのかしら?って思うほど
とりあえず木の棒を拾って敵を殴りに行くってところまではオープンワールドで
なるほどザワールドなのよね!
敵は敵で焚き火に当たって何か談笑してるっぽくって、
その後ろからいきなり殴りかかるって
ちょっと敵とは言えあまりにリンクひどくない?って私が操作してるんだけど
背に腹はかえられないので
その火でキノコを焼かせてもらうぜ!って
もしかしてキノコって焼いて食べれるの?って思って今度やってみようと思うんだけど、
どんだけオープンワールドなんだよ!って
ご飯作りアールピージーゲームなのかしら?って思うんだけど、
もう歩き回れる範囲のキノコは採り尽くしてもう食材がないのよ。
あらたな食材を求めて知らない土地に旅をしなくてはいけないの!
まあそんなこんなで、
私はいきなりゼルダで序盤でキノコ探しに夢中になって焼いて食べるという、
人類が肉を初めて火を通して食べた、
もうギャートルズのノリなのよ。
ゴブリンには後ろから斧で殴りかかってゴメンなさい!って思うけど、
私はシェフとして、
新たなる食材を探しに!
さすらいのシェフとして
また新しい料理を作ったら教えるね!
うふふ。
さすがにお寿司を火にくべて食べることはしないけど
レンチンもしないわよ。
中国のお友だちは
スーパーお寿司の食べ方が分からなくて思わずレンチンしたって逸話は内緒にしておくわね。
どんだけ冷や飯食べたくないのかしら?って思ったわよ。
私は今度なんでも食材を見つけたら火にくべてみるわね!
もう現実とゲームの区別がつかなくなっちゃわないところでとどめておくわね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
もう10年以上前に完結した話、おけパの概念に惑わされる人間で楽しみたい人向け
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2007/25/news011.html
言葉そのまま
自分は「おけけパワー中島」の概念から生まれた【人物像※】に当てはまっていて、
うまくいってると思いきや全然そんなことはなくおけパを拗らせ失敗し結果的に縁を切り
神にとってのおけパの立場を跡形もなく失った。
10年以上経過した現在、やはり自分はおかしかったのだと再認識した。
※おけパの人物像(いくつかの記事やコメントを拝読し自分がこういうものか、感じたものなので正しくないかもしれない)
・神と仲が良い:通話を定期的・突発的にできる、メール及びLINEでの気軽に連絡を取り合える)
・神と対等な関係:リプライを気軽に送る・不特定多数に向けた空リプもする・作品の布教が可能
・神のことが好き:携帯サイト時代から綾瀬の作品を見ておりいわゆる古参にあたる
神とはとあるジャンル"A"(以降『Aジャンル』と表記)にはまってすぐに出会った。
PCや携帯サイトが主流の時代だったため、当時のTwitterは今ほど誰でも使用しているツールではなく
インテリ同人作家が使ってるみたいなイメージだった(インテリという単語以外にしっくりくる単語がなかった)。
そんなTwitterに憧れて自分も登録、携帯サイトを運営しつつTwtterで相互の人達とイラストをあげたり語ったりそりゃもう楽しい時期だった。Aジャンルは開始してすぐとはいえ大きなジャンルになるまでそうそう時間はかからなかった。ありがたいことにフォロワーも増え、自分はもう調子に乗りに乗っていた。日課の「推しの名前」で検索をしていたある日、人生が変わった。
その時の神のフォロー・フォロワーは共に1桁、ツイートは数える程度。神が初めてTwitterで投稿したイラストと漫画を発見してしまった。自分にとってのキリストが生まれた日だった。メリークリスマス。構図はすばらしく絵は緻密、オシャレな絵柄に圧倒的なセンスと配色、心を奪われないわけがなかった。
もうとにかく描き切れないぐらい最高な絵だったのだが神曰くけっしてメチャクチャ気合を入れた絵ではないらしかった、神はあろうことかその完璧な作品を「落書き」と言っていた。すかさずふぁぼ(今でいうハートのやつ)を押し、しばし眺め保存しすぐフォローした。当時の自分はフォロワーがありがたいことに沢山いて、いくつかイラストを上げていることもあり同じ畑の者、自分がフォローしたらフォロバしない人はいない。本気でそう思っていた。
「フォローされています」の表示に飛び回って喜んだ、嬉しすぎると人は奇行に走るものなのだと実感したし涙も出た。神、好きです
少ないフォロワー数でガンガンにリプライを飛ばしてくるアカウント、嫌でも気になることだろうと思う。
自分は神に好かれるためほぼほぼストーカーと化していた。最初はもちろん丁寧に挨拶をして、おはよう・おやすみなどのツイートへの返信は欠かさない。イラストをアップしたら即ふぁぼ即RT即リプ(誰より先に反応することがマスト)し、神の作品は自分のタイムラインで布教。萌え語りをしていたらすかさず返信し会話を盛り上げ、良いと思えば作品だけでなく神のツイートもRTした。好意がありあまり気持ちが爆発してそんなことをしていたのだが、神は好意的に接してくれた。あろうことかタメ口で話すことを許された。嬉しかった。空リプもしてもらえるようになった。天にも昇る気持ちだった。神の連絡先を教えてもらい、作業通話だけじゃなく何でもない日に電話もした(文字での会話でないあたりが神に対する好意メータをはち切れさせた)。もう何もいらないと思えた。私が好きだと言ってくれた。死んでも悔いはなかった。
もしこの黒歴史を見ているどこかの界隈の神がいたら、自分のようなストーカー気質の人間に気を付けてください。自衛に役立てるなら幸いです。
自分だけの功績ではないのは承知だが神のフォロワーは日を追うごとに増え、フォロー/フォロワー数には埋めきれないほどの差がついていた。嬉しかった。神が神として界隈に認知され褒められAジャンルの中で圧倒的存在感を放つユーザーと化していく、自分の大好きな神が他人の神になりAジャンルの神になる。
気持ちが良かった。
神が神としてたくさんの人間に好かれる中、自分は神に好かれ相思相愛・唯一無二の存在に上り詰めたと本気で思ってた。神に好かれ神を好きな自分に酔っていた。大好きな人間に好かれるってメチャクチャ気持ち良い。2人きりのときだけじゃなくて好きだって大勢がいるタイムラインでも言ってくれる。神と自分は付き合っているのではないか、CPのようだと言われてめちゃくちゃに喜んだ。表面上はもうちょっとみんなやめてよ~つって実際はまんざらでもなかった、まんざらであるわけなかった。神の成長を初期から見続け友人として確固たる位置を獲得したのだ自分は。気持悪い自分に気づけなかったこの時点でおけパの素質は無いんだけど良かったら続き、まだあるから読んでみてね。
神と仲良くなって数年が経過し、これまで即売会では単独でのサークル活動しかしていなかった自分たちがついに合同サークルで即売会に出た。諸々の準備は神に負担をかけないため自分が行った(でもそれはそれで申し訳ないと思わせてしまうので比較的簡単なことだけ負担にならないよう注意しつつ神に振った)。自分のヘタクソな漫画も入ってる合同誌を出すことにもなった。とにかく恥ずかしくて神に見せるのが申し訳なかったしいまだに自分では読めない。自分がヘタクソだからとかそういう理由ももちろんあるけど、とにかく神の隣に並んではいけなかったごめんなさいという気持ちで読めない。でも即完売だった。自分の漫画部分はいわゆるパセリ役になれただろうか、それだけが気がかりだった。神の作品が世に広まってよかった。次もよかったら一緒に、なんて話して解散。
何度目かの合同サークル参加。お決まりのパターンで最初は自分が売り子して神は買い物に行ってついでに相互の人と交流。お昼をすぎればいったん戻ってくる。ほしかったものは全部買えたかな、嬉しそうで何よりです。神が戻れば、すこし時間をもらって自分も買い物に行く。ツイッターやサイトで仲良くしてもらっている人たちに差し入れを渡して本を購入し会話もそこそこに切り上げて、神と2人で話しつつ残りの時間を楽しもう、この本神買ったかな、推し作家だから読んでみてほしいなんて考えながら戻った我々のスペースには神とBが居た。
BはAジャンルの同CP界隈における神の一人で、もちろん存じているしサークル参加してるのも把握しているし毎度本も買っている、好きだ。そういえば自分が買い物にいったときBはスペースにいなかった。
あれれおかしいな。神、その人、自分じゃないですよ。そこにいるべきは自分ではないですか。そのスペース、神とBのサークルみたいになってませんか。初めて嫉妬という感情に潰された、そういう日になった。多分ここで神のおけパになれそうだった自分は死んだ
イベントが終わればアフター。Aジャンルで仲良くしている面々との恒例行事だった。
基本的に席はランダム、入った順に詰めていく。神の隣は絶対自分!などはしない、だって神はいろんな人と仲良くしたいだろうし、楽しそうな神を遠くからでも眺めてられれば別に良かった。神かわいい。でもその日は違った。嫉妬してしまった、神の隣を陣取るBに。いままでそんなことしなかったのに。2人きりで盛り上がる会話に入り込めるわけもなかったので自分も隣の人たちと話をして、普段通り接して盛り上げる。神とBはお手洗いに行くと言って2人で抜けたりしていたようだった。そんなちょっと気になる行動が何度かあったのち、隣の人に小声で話しかけられた。初めてアフターに同行したC。「なんかあの2人ちょっと感じ悪いですね、2人だけでずっと話してて他の人無視してるみたいです。」正直もっともだと思ったが、まあ色んな人いるよねって言っておいた。神のことは好きだけど擁護するのはなんか違うかもって思ったしダルかった。あとCとは話してて楽しかったし、そのまま話してたかったからだ。
翌日は二日酔いで気持ちが悪かった。Twitterに生活を支配されていたので、起きればすぐタイムラインのチェックに入る。おはようってツイートして挨拶リプを何度か交わし、スクロールする。目を疑った。神とBは2人で出かけていることを匂わせていた。お互い名前は出していないけど、分かってしまうのだ。だって載せてる写真に手元写りこんでるしそもそも同じ場所にいるし。リプはせずふぁぼって出勤する。神から自分に対するおはようリプは来なかった。そういえば最近神から挨拶リプもらってないな。
どうも神から避けられている、関心を無くされていると感じることが増えた。前回のアフターあたりを境にだ。変わらず神との交流はしていたが、どうも返事がそっけないのだ。そういう時期かなと思い少しリプの頻度を減らしたりした。通話は減った。LINEも送られてくることはほぼ無くなった。さすがに悲しくなってしまって、@tos(当時はtosじゃなくて@homeとか@nullだったかも)で弱音を吐いた。好きなんだけどなとか私はないんだみたいな内容。確かそんな感じで、神にとって気持ち悪かったんだと思う。(今でこそ言えるが実際こんなこと自分がされたらクソ気持ち悪くてブロックすると思う)
なぜ@tos機能を使ったかというと神が使ってたから。神は壁打ちで愚痴を吐くタイプだった。で、なんでそんなこと知ってるかと言うと自分は神のツイートだけじゃなく他人へのリプまで見るようになっていたから。神とBが仲良くなってからというもの、「自分以外と仲良くしている自分の知らない神が存在する」ことが辛くて監視するようになったのだ。神も気づいてたんだと思う。なぜなら@tos宛てで自分のtosに対する返信と思われるツイートをしていたからだ。@壁打ち機能を使う人って他の人の@壁打ち発言も見るんだ、とTwitterに詳しくなった。そこから1年くらい?似たようなことを繰り返しつつも続いていた。その間もサークル参加とかしてた。神との合同も。でもタイムラインに神が現れない日が1日あった。大丈夫かなって思ってフォロー欄から探しにいく。神、いない。アカウント消した?!って焦って自分のリプライ欄から神宛てのリプを確認、アカウントIDは生きていた。なんだ良かったバグか間違えてリムっちゃったかなって思ってとりあえず神のツイート見ようってアカウントIDをタップ。「ブロックされています」。「ブロックされています」?ブロックされてますって何?神のツイート見れないんですけど。神が自分をブロックするわけないという自信のもとすかさずLINE。間違いだったらごめんねブロックされてるみたいwって送る。既読がついてしばらくして「ごめん」ってLINE。スマホぶん投げて泣いた。
話してみればブロックは間違いでないということだった。動揺した。なんであんなに仲良かったじゃん何がいけなかったの?直すから教えてって聞いた。返ってきた返事は「あなたが私といても楽しくなさそうだから」「あなたの絵が苦手になったから」「あなたの活動を見たくないから」他まあいろいろ出ること出ること。あらゆる「神が私をブロックした理由」で追い詰められていく。それだいぶ序盤で言ってくれ~~~~~~~~~~ここまで来てそんなのさすがに酷いって思った。まあ自分が気持ち悪い崇拝をしていたのがそもそも問題なのだけど、そんなことは棚上げだった。だって神大好きだもん。こちとら同性愛者じゃないけど神となら付き合えるとすら思ってた、神ならぜんぜん"あり"だ。むしろ"そうなりたい"って欲すら沸いてて勘違いしまくってた。さんざん言われても神を失いたくなくて、直すよそんなことしないよ神が嫌なら同人活動も一生しないし何にも言わないって縋りついた。それだけ神に執着していた。最終的には「あなたの顔が受け入れられなくなった」と言われた。どうしようもなかった。顔は整形すればいいんだけど、その言葉を見てああもう本当にダメなんだってやっと諦めがついた。納得はしなかったけど、嫌われたなら離れるしかないのだ。Twitterを始めとしてあらゆるアカウントを消した。LINEはブロックした。LINEのアカウントまで削除できなかったのは実際リアルで困るからなんだけどそのうち1割くらいは「いつかまた神がLINEくれるかもしれないから」って希望があるから。神も自分をブロックした。ブロックリストある神のLINEアカウントはまだ生きている。それを見るたびに憎しみだか怒りだか悲しみだかわけのわからない感情でグッチャグチャになる。納得はいまだにできていない。
書き起こしてみてよくわかるけどメンヘラすぎて怖い、同族嫌悪か自分はメンヘラキャラが大嫌いだった。灯台下暗し。
以降数年はLINEのブロックリストを見てのたうちまわる日々が続いた。ついでに神の新アカウントも特定して監視し続けた。保身のためアピールしておくが、神が自分を見たくないと望んだため神の前から消えてから同人アカウントは作っていないし同人活動もしていないし監視はしても何もアクションは起こしていない。マシュマロとかでの凸もしていない。数年前に結婚して子供ができたことをきっかけに監視はダルくてやめてしまった。もう神のアカウントは分からない。たぶんジャンル移動してるだろうし見つけられないと思う。
オタクは未だにしているので神をふっきり抽選をして推しソシャゲの公式ツイッター情報とそのジャンルの絵師を見るだけのアカウントの中で今は生きている。交流などは一切しない鍵アカウント。神にも誰にも知られないアカウント。そこで「おけけパワー中島」の存在を知り作品を読み、おけパに匹敵すると思われる自分が居たことに思いを馳せその後おけパになりきれず転落したこの黒歴史を何かに書き残しておこうと思ったのが今日。神、もう自分のような害悪に苦しめられていませんか。もう二度と会うことも関係を持つこともないけど、長年監視していて本当にすみませんでした。もうしていないので安心してください。
そしてここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。どうか誰かのおけパになろうとするのは後々何が起こるかわからんので自称おけパやおけパ寄りだと考えてしまっている人、おけパとして頑張ってください。神を苦しめないように気を付けてください。おけパがおけパとして居られるよう幸せを祈ります。そして自分も子供が絶対にオタクにならないよう気をつける。誰かのおけパを目指して誰かを苦しめないように育てていこうと決心した。いつかこの黒歴史を完全に忘れるか消化できる日はくるだろうか。
10年以上経った今なので言えるが神はマジで何も悪くなくて被害者。
書いてて知ったんだけどキリストの誕生日って別にクリスマスじゃないらしい。へ~
書き忘れていたけど自分は自分の事をまともじゃないと思ってるし本当気持ち悪い、こんな人間友達になりたくね~とか思ったらそれが正常 でもみ~んな増田
みんなでお好み焼き食べに行きましょうって53人ぐらいで向かったんだけど、
席は一杯空いているんだけど、
1席1席開いてるのよね。
お客は入ってるんだけど、
なんとなく満員じゃないので賑やかさに欠ける
静かなお好み焼き屋さんねって感じだったわ。
なんか大騒ぎできないのもあるし、
まだまだ完全に気持ちまで解除になるには先なのかなって思っちゃったわ。
相変わらずの密避けモードって感じかしら
調子が戻るまでしばらくかかりそう。
そうそう!
バリ傘で思い出したけど、
折り畳み傘が壊れちゃったので、
何かいいものないかしら?ってデパートまでまた買いに行くのも面倒くさいなって思いつつ
避け密避けよろしく、
どっしよっかなって思ってたら
灯台下暗しってと借りぐらしのアリエッティって似てない?
そうね似てないわね。
そう思うほどアマゾンで傘買えばいいじゃない!って着眼点はアウトオブ眼中とは言わず、
褒めてほしいものよ。
うふふ。
牛乳切らしちゃったので、
お昼出たときに買いに行くわ。
無糖のヒーコーってあるんだけど、
無糖のヒーコーの牛乳入りって意外と無いからそういう時困っちゃうのよね。
ふとそのこと忘れてて食べたら痒くなるの直ってたみたい。
そう言うことってあるのかしら?
突然に。
体質変わったのかしらね?
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
中学ではじめて習って「homeは副詞なのでgo to homeじゃなくてgo homeなんです」とか言われたときは意味わからん殺すぞと思ったが今はわかる副詞のよさ 突き放されるような感覚がたまらない
I’m on my way homeみたいな文めちゃくちゃいいよね 副詞のhome本当にいいよ 最高
sadnessはウンチ、griefは苔が生えてそうな語感でちょっと嫌(?)、それに比べてsorrowのかっこよさと言ったらない
しかもコロケーションがcarryなんだよな 悲しみを運ぶんですよ カッコ良すぎる
これはshadowとかと結びついてカッコ良さを発揮する 影を投げかけるっていうその発想が美しい
いつか小説を書くことがあったらシャドウキャスターみたいな名前の化け物を出したい 空を飛ぶメチャクチャ表面積がでかい生き物で、影を落とすことで何か悪さするの
lonelinessがネガティブな寂しさならsolitudeはポジティブな寂しさ、みたいなのをなんかで読んだ いいよねポジティブな寂しさ
高校の帰りに山道に入ってその辺に座り、ああこれがソリチュード!みたいなことを思って悦に入ってた記憶アリ(キモすぎる)
概念としてこういうのがあるの純粋に羨ましい fucked upとかfuck aroundみたいな表現を見るたびにいいなあと思う 下品なニュアンスとか怒りのニュアンスを簡単に出せるんですよ 日本語にもほしい 「クソ」が一番近いか?
「死すべき定めの」って形容詞があるの本当にかっこいいんだよな 俺は吸血鬼が出てくるゲームでimmortalって単語の方を先に知ったんだけど、不死って簡単にイメージできるというか、概念の存在に気づきやすいじゃん
死を持つものってまとめ方は案外灯台下暗しというか出てきづらいものな気がするんだよな だってそんなん不死のものなんてないんだから全部そうだし、わざわざ形容しなくたって…って感じがする でも神とかが思想のベースにあるからmortalなものって発想が出てくるんですね 本当にかっこいい
今作のDiner、見てきました。
いわば『原作厨』の視点でお送りする感想であり、ハッキリと申し上げますがここから下は酷評しかありません。死ぬほど長いので暇な人しか読んではいけない。ネタバレもかなりあります。
私がボンベロだったらこんなオオバカナコは3秒で殺しています。
なんだこの役立たずっぷりは。お人形さんの方がまだ仕事をしてくれる気がしますね。玉城ティナ、個人的に好きでも嫌いでもありませんが今作においては蜷川実花の私情1000%のキャストでしかありません。心中なら2人だけでしてくださいよ、原作も他の俳優も巻き込むな。演技も下手くそ表情のパターンも少ない声の出し方もひ弱という女優自体の資質もさることながら、こんなにも格を落とされた主人公は初めてです。
原作で重要視されているオオバカナコの、極限状況下で研ぎ澄まされていくタフさや狡猾さが映画版からはまったく感じ取れません。最初から最後まで彼女はただの役立たずのバカでしかなく、そんな彼女をダラダラと生かしておくボンベロもその程度の人でしかない、まったく凄みのない人物になってしまいます。
役立たずなうえ数々の失態を犯し人の命まで犠牲にしておきながら、偉そうに「最後まで面倒みろ、バカァ〜!」って、意味がわかりません。は?って感じです。ボンベロ早くそいつを殺せとばかり考えてました。
そもそも逃げ道と死を用意するあのくだりは「死」=スキンを殺したことへの償い、「逃げ道」=菊千代を救ったことへの恩、という相反する条件の中で生まれたものだったはずが、菊千代を救っていないので(なぜならウォッカの隠し場所という前提条件が崩れているからです)、いやなんで裏の社会を知った女に簡単に出て行けとか言うの?目障りだ!なら殺せばいいのでは?と疑問しか湧きません。
原作での菊千代を救う、機転を効かせて危機を回避するなどファインプレーの一切がカットされているため彼女への視聴者からの好感度も上がりませんし成長も感じず、ボンベロがなぜ彼女を認めるのかもわかりません。全体的に動機付けが不十分で薄っぺらいです。
そもそも彼女の命綱となるディーヴァ・ウォッカは「化粧水ほどの小さなボトル」であるからこそ「見つからないように隠す」ことができるのであって、映画版のちょっとした彫像くらいある代物を隠そう!と思いつくことがいささか理解不能でありますし、何よりあんな隠し方がまかり通るなら「灯台下暗し☆」なんかではなく「ボンベロがただのクソ間抜け」ということになります。「彫像じみたボトル」をただ使いたいがために登場人物の知能指数を全体的に下げており、この時点で監督の「映像映え>ストーリー性」であることが見えてしまいます。リスペクトが何もありません。だいたい、どーんと彫像みたいなボトルを使って、すごいやつですよ!っていうのがもう。そういうのは少年ジャンプの武器とかでやってください。巨大な生クリームにしか見えないし。
キャラクターなどの点でダメなのは、よくある「映画オリジナルキャラが良くない」ということなのですが、この「良くなさ」というのは「いてもいなくてもいいのにわざわざ出して、何をしたかったのか?」というところです。
具体的に言うと土屋アンナさん演じるマリアです。原作にはよく似たセクシーなキャラの「炎眉」という殺し屋がいて、ちょっとアレンジ加えた感じなのかな?と思いましたがまったくの別物。ただのヒャッハー系イカレ女で北斗の拳の下っ端でもここまであからさまじゃないだろうという感じです。しかもこいつがマフィアのボス……???そんな器は微塵も感じません。バーサーカーじみた言動しかしないくせにすぐ後ろ取られて死ぬし。マジでなんのために出したの?東西南北の数合わせかな?本当に土屋アンナさんに謝れよと製作陣に言いたくなります。つかなんで炎眉出さないの?
小栗旬さんも斎藤工さんも無駄遣いに次ぐ無駄遣いで最悪でした。代わりに九十九九やボイルなど原作内の他の重要なポストを与えればよかったのになぜそれをしなかったのか。監督の力量が伴わなかったんでしょうね。残念です。
写真の人物が動くのはハリーポッターすぎます。他の演出無かったんですか?歴代ウエイトレスのみなさん、ずいぶん小綺麗ですね。泥と糞の見分けもつかないようなジャンキーとかいなさそう。なんのためにクスリはやってないな?って確認させたんだか(それだって「腕見せろ」だけでよかったよね。一から十まで説明してくれてとーっても親切ですこと)。いらない演出でしたね。
窪田正孝さんは額に入れたママの写真を持ち歩いてること以外はおおむねよかったです。それ、持ち歩きづらくない?ペンダントとかじゃダメ?殺し屋だし荷物増やしたくなくない?ママ自体に関しては漫画版よりこっちの方が合ってる気がしました。木村佳乃、マジで抑圧型の母親が似合いすぎるな……。窪田さんの豹変ぶりとかも鳥肌ものでしたし、彼に関しては文句ないです。
本郷奏多さん、衣装が似合っておらず多少違和感はあったものの演技は怖くてよかったです。本当に無理矢理子供になる全身整形が可能だとしたらああやって変なプロポーションになりそうですし上手い撮り方したなと思いました。口の中に爆弾をぶち込むシーンとかはかなりうまい。あれなら全年齢だけどグロ、という矛盾が解消されて良いですね。視聴者の想像による補完が可能です。
原作のキッドは「なぜこんな怪物が生まれたのか?」という背景ありきだったのですが、映画版は最後までただのキ○ガイだったのでそこがやはり薄っぺらくて残念でした。なんのために頭食わせたんだよ……でも本郷さんの演技は良かったです。
アクションシーンもクソみたいな出来でしたね。「キッチン」という身近な凶器の宝庫という特性が生かしきれず普通に銃撃戦って……。空中では防御が難しいのでプロが2人もいてわざわざ横っ飛びなんてしねえだろって冷めてしまいました。
何重にもなった頑丈な扉で時間稼ぎして、やることがお料理教室って。今やるなよ。何やってんだよ。仕込みのシーンを通して徐々にやることが変わっていくとかそういうやり方、素人でも思いつくのになぜしないの?あの仕込みのシーンなんだったの?
酒で火炎瓶とかガス爆発は誰でも思いつくけどそれ以外の武器いっぱいあんじゃん!レンジでライター爆発させるとかは真似されたら困るからしないのはいいけど、感電させたり潜り戸に包丁突き刺したりとかそういう殺戮ピタゴラスイッチが映像で見たかったんだよ!映像に起こす箇所が全体通して間違いすぎです!本当に原作読みましたか?あっ監督の力量が……(察し)
彫刻家雇ってる暇があったら物理学の教授とか雇ってそういうトリッキーなシーンを充実させてほしかったです。てか菊千代殺すなよ!!!!!
キスシーンは最悪です。最悪としか言いようがありません。男女のバディもの(に近い)を安易な恋愛展開にするのは本当に最悪オブ最悪。胸くそが悪すぎます。陳腐極まりない。恥を知れ。
しかも何よりダメなのはここまででボンベロとカナコの間に生まれる信頼や絆を示唆するシーンが全面カットされているので、余計に唐突な印象です。一瞬、あれかな?お別れの挨拶をキスでする風習の地域から来た人ですか?って思うレベル。
原作の「楽しかったぜ!オオバカナコ」が台無しです。本当に踏み躙られた……
ここまでギリギリ耐え忍んできましたが完全に心を折られました。憎悪がすごい。
ラストもあーはいはいとしか思えなかったです。色気出すんじゃねえよ。あと、カナコさん何も成長しないままお店開いてますよね。あんな壮絶な体験したとは思えないかわいらしいお店で何よりです。インスタ映え〜☆
あとこれみなさん突っ込みませんけど「いらっしゃいませダイナーへようこそ」って謎ですよね。原作では「キャンティーン」って店名があるんですけど、ダイナーそのままじゃ定食屋って意味なので、ファミレスに入って「ファミレスへようこそ」って言われるのと一緒ですよね。変なの。
映画を見ていないのにここまで憎悪の記録を読んでしまったみなさんは、是非最初に映画を見て、そこから原作を読んでいただけるとイメージが壊れたり私のように余計な憎悪を抱かなくて済みます。原作は面白いですし、漫画もオリジナル要素多めですが全体的な「解釈」としては映画より100億倍合っているので映画→漫画→小説の順で鑑賞するのがかなりオススメです。
話題になってるけど、それの擁護とか、逆に攻めるとか、そういうのじゃなくって、単純な疑問で。
障がい者の『害』の字の話のようなのは何となく分かるのだけれど、『気』『違い』だから単語単位だと悪い意味じゃないと思うんだよな。
軽くググった範囲で、知恵袋で『昔は精神障害の一部の言動症状を示す』その後に『差別的な意味で使われるようになり』というのは見つけたんだけど、それ※ についての一次に近い資料が見つからんかった。
※「きちがひ(幾知可比)」の初出ではなく、近年に精神病に関連して使われ、差別的な意味として変化していった経緯のほうね
・追記
書いた後に気付いたのだけれど、はてなキーワードに規制対象になった経緯が書いてあった。灯台下暗し。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AD%A5%C1%A5%AC%A5%A4?kid=44445#p2
ただ、これの
情報系の博士号持ちの横田ですが、ここに挙げてくれている三冊だけは絶対おすすめです!
吉田武先生の本だと、持ち運びのしやすい『オイラーの贈り物』も良いでしょう。
ここに挙がっているのは数学系の本になりますが、他の分野に目を向けるのも、息子さんの選択肢を広げるのに良いでしょう。
物理学者のファインマンの『ご冗談でしょうファインマンさん』や、動物行動学者のローレンツの『ソロモンの指輪』などは、
息子さんなら小学校に在籍している時点でも読めるかと思います。
もう少し大きくなったら、進化生物学者・動物行動学者のドーキンスの『利己的な遺伝子』も良いでしょう。
横田の専門分野的には、折角息子さんがプログラミングにハマっているとのことですし、アルゴリズムに関する本も良いのでは
と思います。灯台下暗しで、どれが今の息子さんに良いと今すぐ紹介できないのがお恥ずかしいですが…
学校で横田がやってもらえて嬉しかったのは、上の学年の教科書を貰えたということでしょうか。
高1まででさっさと高3の教科書まで全て終わらせた後は、丸二年間数学の授業の時間はフリーダムに大学数学をやっていて良かった
だがそんなことを口にすれば、弟たちは俺を巻き込んだ上で面倒くさいことに発展する予感がした。
なので知らないフリを決めこうとしたのだが、弟の仲間の一人であるドッペルは目ざとかった。
「マスダの兄ちゃん、何か思いついた?」
「……いや、別に?」
「本当にぃ?」
弟たちの眼光が鋭い。
観念した俺は白状することにした。
「……本当に大したことじゃないぞ」
「それを決めるのは俺たちだ」
「……ガイドと名乗る、未来から来たとかいう人間がいるのは知っているか?」
だが、あいつの持っているアイテムの力が本物であることは、みんな薄々分かっていた。
或いは、と考えたのだ。
「なるほど……だめでもともとか」
「でも、今度はその自称未来人さんを探さなきゃいけないのかあ……」
「もしその人が本物なら、下手すれば既に未来に帰っているかも」
微かにさした光明も、その筋道のなさに弟たちの表情は曇るばかりだ。
「何だお前たち、知らなかったのか。その未来人は、いまシロクロのとこに居候しているんだぞ」
「ええ!? 本当かよ、シロクロ」
弟たちにとって、それは意外な人物だったようだ。
まあ、シロクロは身の上話をロクにしない上に、言動が怪しくてコミニケーションが難しい人物である。
なので、それを当たり前のように受け入れていた弟たちにとってはむしろ意外だったのかもしれない。
「なんで、今まで言わなかったんだよ」
「プライバシーポリシー!」
シロクロが分かるような分からないことを言う。
「そ、そうか……」
未来人は俺に門前払いされた後も何件か周ったらしいが、結局信じてもらえなかったようだ。
任務が終わるまで帰ることができないので途方に暮れていたところを、通りがかったシロクロに拾われたらしい。
まあ、シロクロは“アレ”だから信じるだろうな。
或いはシロクロ自身、謎の多い人間だから波長が合うのかもしれない。
ただ信じてもらえてもシロクロに話が通じているわけではないから、任務を遂行できず宙ぶらりん状態、といったところだろう。
「シロクロも大概だよな。そんな胡散臭い奴を住まわせてやってるとか」
「アイマスト! ゴードゥ! グッドシングス!」
シロクロが分かるような分からないことを言う。
弟たちはシロクロの発言を受け流す。
その後、十数秒かけてそれっぽい理屈を並べてシロクロを言いくるめ、自宅へ案内してもらうことになった。
そしてガイドと知り合いであった俺は、仲介役ということで付き添う羽目となった。
E「●●やります」
F「▲▲やります」
G「■■やります」
男性陣は長々と説明するけど女性陣は基本的にルーティンを繰り返すだけだから「ルーティンやります」しか言うことがない。
男性陣の説明が長くて30分くらい時間を取られるのがしんどい。
男性陣のやっている仕事を依頼されることはないし、逆に忙しくても女性陣の仕事を手伝ってくれることはない。
(一般職は伝票入力のみ、総合職は企画書を作ったり営業施策を考えたり)
もう眠くて眠くて仕方ない。
次長としては部下が取り組んでいる仕事を把握しておきたいのだろうけど、こんなんなら毎週月曜日に今週の予定を次長あてにメールするだけで済むと思うんだがなー。
もう半年ほどやってるけどこのチームミーティングがある日だけちょうど40分ほど女性陣の残業時間が増えてるのに気が付かないのだろうか。
ミーティングなければ進む伝票入力が進まないからだよと、いい加減気がついてほしい。
半分寝て過ごそう。
「ふだん通りです」という一言を言うのだけがミーティングでの仕事だ。
ちなみにうちのチームは社内に対して残業を減らせと命令する人事部門に近く、「無駄な会議を減らせ」と大号令した企画書を男性陣はいつも出している。
紺屋の白袴というか、
二律背反というか、
自分のことを棚に上げるというか、
灯台下暗しというか。
どれがいいだろう。全部か。
http://anond.hatelabo.jp/20161113003515
文章を見ると子供のころは主観、大人になってからは客観でモノを見るようになったというように見えます。
限りなく客観性を高めて見ると、宇宙は930億光年の大きさで年齢は137億歳で、
世界もしくは地球は、宇宙からすればチリほどの大きさもありません。
時間的にみても、地球はいずれは崩壊するし、人類が移住を繰り返しても、いずれかの年月で消滅します。
最先端の宇宙論では宇宙自体も収縮して崩壊する可能性も半々くらい。遠い未来ではあるけれど。
何が言いたいかというと、限りなく客観性を高めていけば、地球もしくは人の意味なんて、怖くなるほど無に等しいという事です。
一切を疑って、「自分は本当は存在しないのではないか?」とまで疑っても、そう疑っている自分自身の存在は否定できない。
"意味"の話とはちょっと違うけど、共通する部分があると思います。
客観的な視点は重要ですが、意味に関していえば、そこに意味はないと思います。
灯台下暗しです。