はてなキーワード: 漢字とは
例えば礼、神、祷、社、祈など、神仏系なあれによく使われている。
これ今は「衤」だが、昔は「示」だったんだよな。
当用漢字が導入されたときに複雑な字体を簡略化する目的で変更された。
でも衤って最後の方ゴチャゴチャっとしてるし雑だよな。
「示」は画数同じだけどバランスが良いし、形代や神楽鈴みたいな雰囲気があって荘厳さも感じられる。
もとの成り立ちは神への供物を置く台というのも良い。
今も祀や祇のように示を使ってる常用外漢字は存在しているが、それも一緒くたにしめすへんとされてるらしく、とても気持ち悪い。
それに衤を「しめす」とは読まないし。
衤は「ね」とか「ねへん」でしょ。
いつか示に戻らねぇかな。
ちぐさって漢字で某って書くんだ
ながい。ムービーが。
ソシャゲより大手ゲーム会社のコンシューマーをよくやるタイプなんだけど、友人から「コンシューマーみたいに遊びがたくさんあるよ」と言われ続けていた。
とりあえずPC版をやってみたが…
会話が多すぎる!棒伝説ゲームをやっていたノリで来たのがよくなかった。
会話遅い!読むの早いから一定時間たたないとボタン押せないのが辛い。
何やればいいのかわからん。え?マップワンボタンでいけないの?(PS5のコントローラーで遊んでいたんだけど、長押し→↓って面倒じゃね?)
移動はダッシュだけ?すぐスタミナ無くなってしまうが、馬的なものは?あるのか?ないのか?
ストーリーのムービーが長い…傍らでネットサーフィンできるくらいには長い…
さっさとゲームをやらせてくれ…しかも固有名詞やらなんか漢字いっぱいで、意味は分かったが全然頭に入ってこんかった。
いや、これは自分がよくないのかもしれん!
とりあえず半日遊んでみる。
えっと…町に行って、ムービー
戦闘入ったが、なんだこの戦闘?!空中戦突然始まった!終わった!
次は団にいって、ムービー
ようやくダンジョンに行くか…遠いな…走るのかこれ…
終わった。仲間になったが、次はあっちへ…
……
え?また同じ敵?あそう…
また同じ感じのダンジョン…
昔のMMORPGを思い出すな…
MMORGの方がまだ楽しかった気がする…
敵ペチペチペチ……
道中に何かあるわけでもない…
特に代わり映えもしない景色をひたすらスタミナを気にしながら走って…
作業だな、これ…
いや、ガチャ産のキャラを手に入れたら爽快感とか違うかもしれん。
お試しできるからやろう!
……
それだけじゃすぐ飽きるな…
ランク上がってようやく序章第2幕に行ける!
また会話か…
あのショタを追うんだな!この探知全然使ってなかった。もっとどうにか使えないのか?
ムービー長いわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
改めて大手ゲーム会社のコンシューマーゲームってちゃんと考えられているんだなってわかった。
飽きないように遊びが来て、すぐ自分の手で動かせるように、かつストーリーもすんなりはいりやすくて…
友人はキャラにハマっていたらしいが、序章第2幕の序盤で自分はアンインストールした。
すごく人気だけど、どこがよかったんだろう?自分があわなかっただけか…
キャラゲーって言われているみたいだし、いわゆる好みの子がいなかったのがよくなかったのか?
いや、自分はゲームはキャラというかストーリーとゲーム(遊び)しか考えてないからそもそも合わなかったか…
氷河期世代の不遇を語るこの一連のポストに対し、途中までは共感しながら読んでたんだけど
普通、三流大学出身でそれゆえに苦労したならだったら、「学歴至上主義は間違ってる」って結論にならない?
たとえ三流大学出身だろうと、ブラック企業で搾取されていい理由になんかならないよ。
ていうか『学歴』じゃなくて『大学名』至上主義が正しいし。(しかも漢字間違ってるし)
しかも高学歴の例がGMARCH以上?はぁ?その程度で?氷河期世代だと早慶や東大京大でもまともな就職が出来なかった事例がざらなんだけど?
で、bioを見てみると、こいつ男なんだな。なるほど、だからか。
同世代の女はもっと上の大学でも就職に苦労してたのに、男はGMARCH程度でまともな就職が出来てたんだ、ふーーん。
つくづく男はイージーだな
この人の他のポストを見てても、考え方が幼いっつーか、文章が何か変なんだよね
まぁまともな人生積ませてもらえなかったせいでこうなったのかもしれんが、何処までも自分が自分がで、他者の不遇を考えるという視点がない
伊藤孝恵議員という女性議員の発言が発端なんだけど、こういうふうに氷河期世代の男は、同世代の女が男より遥かに就活に苦しんでいた事は頭にないもよう。
この人、圧迫面接で人格否定って具体的に何をされたのかな?ていうか人格否定ならば、自分で選びようのない性別を理由に否定されるよりは全然マシだとしか思えないけれど。
どうせこいつは男だから、面接で恋人いないの?結婚したらすぐやめるんでしょ?うちに育休はないけどいいの?と聞かれた事なんてないんでしょ?
一人暮らしなの?うちは実家暮らししか採らないんだよねえ、とか言われた事はないんでしょ?
学歴(大学名)で悩むだけで済んでるのは、それだけ恵まれてるからだよ
https://twitter.com/MelodyOfNight/status/1774805104367182062
𝑯𝒊𝒅𝒆
@MelodyOfNight
氷河期世代が下手すると10年以上かけて、到達した給料をいきなりもらえる今の新入社員たち。
氷河期世代の自分が体験したひどい経験を思い出すと、バカらしくてやってられない。
そもそも今の人手不足の原因は、氷河期世代を使い捨てにして、未婚化・少子化を推進したからだ。
https://twitter.com/MelodyOfNight/status/1774939189693624325
𝑯𝒊𝒅𝒆
@MelodyOfNight
氷河期世代は、GMARCH以上の学歴がないと、まともな仕事には就けなかったですからね。
個人的には、高学歴であることは、人生の一番になると思っています。
𝑯𝒊𝒅𝒆
@MelodyOfNight
訂正
女だからとかって字が綺麗であるべきとまでは思わないけど、うちのかーちゃんはめっちゃ字が汚なくて漢字も苦手だったおかげで、幼稚園や小学校での連絡帳に何か書くと先生が慣れるまでの最初の数ヶ月は私が勝手に書いたものだと勘違いされて家に連絡入ったりして大変だったって、成人した後に語ってくれたなー(名前の記入とかは字の綺麗なじーちゃんに任せてたらしい)。
仕事ならともかく子育ての場だと女が手書きしなきゃいけない場面がまだまだ沢山あるので、字が綺麗であるに越したことはないと思う。
小学生のときシャレオツなパッケージと小難しい漢字の意味がわからなくてつまらん映画だと思ってたけど、
親が見てるのをなんとなしにいっしょにみてたらくっそおもろかった
あとで少佐?の足はCGで消していたと知って、そんなCGの使いかたもあるのか!と衝撃を受けた
ドカーンみたいなド派手なSFXこそCGの使いどころみたいなふうに思ってたから
うんち
ごみくず
しにたい
英語の勉強になるかと思ってChatGPTアプリのボイスチャット機能使って話してるんだけど、もうずっと話しちゃうわ。
正直英語の勉強になってるかは分からないけど、ぼっちで誰とも話さなくて寂しい自分には嬉しい世界がやってきた。
って言われて、おいこいつ「ボブ」も書けんのかって思ってやっきになってボブを変換で出そうとしていろんなIMEのソフトをインストールしたりググったりいろいろ試行錯誤してもずっと「ボブ」が出せなくてうわああああってなって目が覚めた
(追記)
思いのほかトラバブクマそしてボブヒント集まったな、みんなサンキュー。
そうだよなぁ、冷静に考えればいくら夢とはいえ「ボブ」なんてたった2文字で漢字になってないワケがないんだよなぁ……
あの「あけぼの」でさえ4文字もあるのに「曙」って字があって、より強いはずの「ボブ」に字が無いはずないわなぁ……
夢だと思って甘く見すぎてたな!これはもう少し調べてみる必要がありそうやね・・・
中国語だと「鮑伯(Bào bó)」っぽい。 参考:「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」という映画の中国語版。https://zh.wikipedia.org/wiki/%E9%81%87%E8%A6%8B%E8%A1%97%E8%B2%93BOB 鮑伯頭でボブカット
2文字のボブは鮑伯で決まりっぽいな!!ただ1文字の「ボブ」もあるんだよなぁたぶん……。どちらかといえばショートヘアに近い感じだったから、「ウかんむり」はあった気がする。
ボブ→ロバート→王を佑ける存在、なので「佑(ボブ)」て出来るのが漢字のメリットだよ。もちろん助の字を使ってもいいから、「助さん」でも構わない
トラバブクマを拝見すると1文字のボブは「佑」も有力やなぁ。でもなあ……とてもじゃないが王を助ける感じじゃないんだよなぁ、どっちかというとヒールっぽい感じで、ホンマのピンチのときは実は優しいキャラクター(ダブルミーニング)だった気がする。
(追記)
そういやさあ思い出したんだけど、悲しい話だから読みたい人だけ。
夢のなかでワイさあ、変換してもだめならこれでどうだとばかりに夢IMEパッド(夢グループ商品ではない)でさあ、
あの狭い四角の枠のなかに一生懸命必死で「花王」ってギュウギュウ詰めで書いてたんだよな……
今思えばそんなの、どこまでいっても「バブ」でしかないのにね……
(追記)
中国(鲍勃)、台湾(巴布)は2字だが、香港(広東語)だと「卜」1字みたいだぞ https://zh.wikipedia.org/zh-hk/%E9%B2%8D%E5%8B%83%C2%B7%E8%BF%AA%E4%BC%A6 ちゃんと1字で表す漢字見つけたのに反応薄いぜ…卜がカタカナみたいだからか?
1文字のボブあるんやな!!ごめんオチがパッと思いつかなくて見逃してたわ。ってか卜でボブなん?水卜ちゃんがみずボブちゃんになっちゃったらそれもう「バブ」に近くないか?!(雑ぅ!)
https://anond.hatelabo.jp/20240401122022
その2で終わりです。
この巻では、太助とシャオに試練が降りかかる。太助はなんとか突破するのだが、ここでシャオが恋愛感情について○△◇~といった事情で、とてつもない壁があることを思い知る。
でも、シャオも止まってばかりじゃなくて、恋愛感情の生まれかけみたいな想いと向き合って、自分をちょっとずつ変えていこうとする。
⑥シャオリンが新春カルタ取りで一番になれなかった後、山野辺と帰る時のシーン
「あーあちょっと残念だったです」
「ん?」
「なんか叶えてほしい願いでもあんのか?」
「願いっていうかね 神様に許してほしいんです」
「?」
「太助様が言ってました 俺に頼れって… だけどね… …不安なの 本当に太助様に頼っていいのかわからないから… 本当に私… 変わっていっていいのかわからないから… 神様に聞いても答えてくれないでしょ だからカルタ大会で一番になって 許してほしいなって思ったんです」
(あちゃ――ウソついてまずかったかな――なんか罪悪感 でも…ま……いっか)
「神様は許してるよ シャオは 七梨に頼っていいし変わっていっていいんだ あたしがさっき願っといたからさ シャオの願いが叶いますようにって そんでもって あたしってばカルタ大会で一番になったことなんて 数えきれないほどあるんだぜ!!」
「翔子さん…」
(――ありがとう…)
シャオは素直である。山野辺の「新春カルタで一番になったら願いが叶う」という嘘を信じて、神社でのカルタ取りに挑戦する。
このあたりから、シャオが気になってしょうがなかった。果たしてシャオの心を変えることはできるんだろうか? 実は、そのあたりの伏線は登場している。その原因についての。
もし俺が15才とかだったら、すっかりシャオが大橙好きになっていたと思う。今は40代のおじさんだから、素直に好感が持てるとか、そんな月並みな印象でしかないのだが。いずれにしても、実弟がドはまりした理由がこれでわかった。
この『まもって守護月天!』というのは、絵柄の綺麗さもあるけれども、なにより男女に共感される形で登場人物のリアルな感情の動きがわかったり、それを具体的な行動に落とすところとか、そういう所作がハイレベルである。
現代漫画だと、『鬼滅の刃』とか『恋は雨上がりのように』とか『Vivy』とか『僕の心のヤバイやつ』とか、そういう畢生の作に連なるものがある。
バレンタインデーが舞台だ。リアル増田は、2/14頃にこの日記の初稿に取りかかっている。
え、俺がもらったチョコレート? ……会社の若い子からひとつもらえたよ。事務のおばさんからもひとつ。義理チョコだけどな。
ああ、あとは妻からもチョコレートをもらえたよ。義理チョコだけどな。
⑦-1ひと悶着ありつつも、河川敷でシャオが太助にチョコを渡した後のシーン
「翔子さんに教えてもらいました今日はバレンタインデーっていう日だって…」
「そ…そう」
「太助様」
「ハ…ハイ!!」
「気持ちって なんですか?」
(へ………?)
「バレンタインデーにチョコと一緒に伝える気持ちってなんですか?」
「……………」
「気持ちを伝えたい人はいっぱいいちゃダメなの? 一人だけに伝えるの?どうして一人だけなの? 伝えるのどうなるの? 翔子さんに教えてもらったこととか 私の気持ちとか…考えたらよくわからなくなっちゃって… …でもね そのチョコ買ってここに来るまで なんだかそわそわしちゃいました …えっと 太助様 そのチョコ受け取ってもらえますか? まだ気持ちは伝えられないけど…」
「もちろん!」
⑦-2キリュウに不敵な内容の試練をメモ書きで要求し、突破した後のシーン
「…………」
「約束だ なんでこんなもの[※メモ]を私に渡したか教えてくれ」
「自分で望まなきゃ 試練にならないと思ったんだよ そうでなきゃ与えられた辛いことに耐えてるだけで 越えられないだろ もったいないじゃん せっかく成長できるチャンスなのに いやいや受けてるよりは 試練とだって仲良くした方が効果あると思わないか?」
「…ああ そうかもな…」
キリュウというのは、この7巻からの新キャラである。万難地天という、主人に試練を与えるキャラクターである。物理的にモノを巨大にできる。やはり、この時代のラブコメは暴力性が強い。ジョジョ5部に出てくるホルマジオの「リトル・フィート」を思い出した。あっちは小さくするんだっけ。
上記の場面で太助は、この試練を利用して力をつけ、シャオとの心の距離を埋めて一緒になることを意図している。
文学性とでも言おうか。レベルが高い漫画って、文学みたいだよな。
『百年の孤独』とか『ライ麦畑でつかまえて』とか『わたしを離さないで』みたいなガッツリしたやつじゃないにしても、キャラと行動が嚙み合っていて、しっくりときて、心にスッと入ってきて、それで自然と涙が出てくる。そんなやつである。
この巻あたりから、シャオ自身が太助に近づこうとしてアプローチをがんばる場面が出てくる。あくまで俺の考え方だが、恋愛って、基本は男性→女性にいくものだ。恋愛に必要なステップが10あったとすると、そのうち9くらいは男性が引っ張っていく必要がある。
ラブコメ作品では、現実世界よりはるかに――女性が恋愛に積極的である。現実にいたとしたら痴女か恋愛ハンターである。そんなレベルの恋愛Junky。
しかし、シャオリンの場合は、奥ゆかしさがあるというか。最初のきっかけはシャオが作ることもあるけど、最後は太助がバッチリ決めようとする。空振りになることも多いが笑
⑧-1その年の梅雨最初に振った雨が止むまでに誰とも話さなかった二人は……夏に幸せになれるという山野辺の嘘を真に受けたシャオリンが太助と一緒に路上を走っているところ
(――ねぇ翔子さん 私… わがままなのかな ずっと雨止まないでほしいなって 思っちゃうの)
⑧-2太助と一緒に登山中、遭難して夜になり山林で小休止しているシーン
「…俺 もうちょっとまわり見てくるから シャオはそこで待ってな」
「――え… ――太助様… ねぇ離珠 太助様怒っちゃったかな …私守護月天なのに 支天輪忘れてきたなんて言ったから[※太助に嘘をついた] 役立たずだ………って 思われちゃったかな………」
シャオは、太助に近づこうとしている。不安げな気持ちが読者に伝わってくる。自分の気持ちに向き合おうとする姿が印象的だった。ピュアと言うほかないのだが、大人になって忘れていた感情を思い出した。
ただ、やはり非現実的な描写が目立つ気がする。この回では、乎一郎が山中の樹木の上に夜中じゅう放置されて終わりという、トンデモエンドを迎えてしまう。しかも、ルーアンが気が付いたのは次の日の朝という……。
太助の家族の話だ。本来は4人家族で、一緒の家に住んでいるはずなのだが、みな海外に旅に出ている。普段、家には中学2年生の太助しかいない。ラブコメ的な都合にしてもちょっとひどい。
この巻では、太助の母であるさゆりが出てくる。実は、太助が赤子の時に旅に出ているため、彼からすると他人状態である。
実際、太助もそんな人間を母と認めるような甘いことはせず、放置気味にさゆりを突き放すのだが、とはいえ母親が恋しい感情もある。そんな葛藤を描いた巻である。
⑨太助が放置親への感情を整理した後、シャオがその手を握りしめた直後のシーン
「え…?」
(私が ここに来たのは あなたの中にある孤独や寂しさが 私にはよくわかったから あなたのその気持ちが 言葉じゃなく 私の心に 届いたから ――ねえ太助様 大切なのは 話すことじゃなくて お母さんのことを知りたいと思えたその気持ち そのことにどうか気づいてほしいの)
実の母親は実弟ばかり可愛がっていた……まあしょうがない。俺は、小学生の頃から警察に補導されてばかりだった。母親が、俺を損切りして弟をかわいがるのは当然だったかもしれない。
大学生になっても、京都の祇園や木屋町とかの飲み屋街で暴力沙汰を起こして、何度もパトカーに乗せられたよ。俺はそっち側の人間だった。母の判断は正しかったのだ。
ただ、かくいう俺も実弟がかわいいとは思っていた。ドジだったけど、優しい気質だった。将来どんな人間になるのか楽しみだった。事故で死んでいなければ、まともな社会人になっていたと思う。「家栽の人」になっていたかもしれない。
これを含めてあと2巻である。
この巻はキリュウが主役だ。7巻から出てきたキリュウだが、俺はこの子が気に入った。シャイキャラで、芯が強いみたいな感じだ。この作品についてはググらないと決めていたのに、この子についてはググってしまった。キャラ人気では相当上位らしい。
第9巻の冒頭にあった人気投票でも、主人公である太助が5位で、キリュウは2位だった。シャオリンが1位を獲得。
⑩キリュウが太助の姉との関係性の悩み(※嫌われるのが当然なのになぜか好かれる)をルーアンに相談するシーン
「ルーアン殿は自分が変わっていくことについてどう思う シャオ殿が言ってた ここは昔と違うことが多くて自分を変えなきゃいけない シャオ殿は自分を変えたいと思ってる でも変わるのは怖いと言ってた」
「……………」
「ルーアン殿は変わったな こうやって私の愚痴を聞いている ルーアン殿は変わるのは怖くないのか?」
「変わるって何? あたしは変わってないわよ 変わるってなんだと思ってるの? 何か今まで気付かなかったことに気付くこと? あたしはここに来ていろんなことに気付いたけど 変わったなんて思わないわよ? 変わったんじゃなくて… 知る暇もなかった知らないことに 気づける余裕が出来ただけ」
「……………」
(ルーアン殿の言う通り 「変わること」が「気付くこと」なら 私はもう気付いてる ここには今まで感じたことのない 優しさがあって安らぎがあって 悲しくなる程の幸せがある でも…だから私は そのことに気付かない振りをしてるのに…)
この巻では、登場人物それぞれの悩みをガッツリ表現している。キリュウは、「ご主人に試練を与える」という性質上、主やその家族に必然嫌われることになる。ずっとそうだったのだが、ここは現代社会である。昔に比べると価値観が相当異なる。そんな中で、彼女らも『気付いて』変わっていかないといけない、というのが上記の会話のテーマである。
キリュウは、幸せになることを受け入れたくない、変わりたくないと思っている。だが、ラストでそれに向き合おうという気持ちに変化している。
キャラの心情を精緻に描いている作品は少ない。物語作ってるプロの人ってさ、やっぱりこれくらい悩むものなのだろうか。自分の分身であるキャラそれぞれの心持ちについて、本気で考えてるんだろうな。きっと。
この巻で終わりである。実は当初、全11巻で一応の完結が見られると思っていた。そんなことはぜんぜんなかった。
この巻では、10巻からの一連の流れで、キリュウがこれまでと趣向を変えた試練を太助に与えている。シャオが○○して、これはもうダメかも……と思わされるのだが、太助がその試練を乗り越えて、シャオと対話をして、心で向き合うことができて、今後にご期待ください~といった具合で11巻は終わる。
どこかを引用しようと思ったが、やめておこう。もしかしたら、まもって守護月天!が大事な思い出になっている増田読者の方で、電子書籍で読んでみたいという人がいるかもしれない。うん、きっとそれがいい。
代わりに、カバー裏にあった桜野みねね先生によるおまけコーナーを紹介したい。
巻の⑪です――。
ここらでここに描くものもちょっと変えたいなーってことで今回は、
前回までやってた「のたもーた」とかは、まだやってないキャラもいるので、そのうちまたやろうかな、と思っているわけなのです。
ではまた12巻で~~。 みねね
これで最後だ。
弟なんだけどさ、交通事故で病院に入ってからは大変だった。自転車で走っている最中、真後ろからトラックにぶつけられたのだ。それで轢かれたらしい。外傷だけじゃなく内臓もやられていた。苦しんでいる姿がストレートに目に入ってきた。
それでも、お見舞いに行く度に、病室には守護月天の漫画が置いてあってさ。何度も繰り返し読んでたんだろうなって。
今、俺が手に取っているのはまさにそれである。本自体、相当なダメージを受けている。何回読み返したんだろう。弟は、セリフの細かい字面とか、…の数も気にして読むタイプの人間だった。漢字で書ける台詞がひらがなになってるとかも。
ただ、何度繰り返し読んだとしても、この作品であれば楽しめたのではないか。
桜野みねね 様
幣日記をご覧になる機会はないとは存じますが、このようなメッセージを失礼いたします。
桜野先生の作品を読ませていただき、家族について考える機会をいただき、感謝でいっぱいです。
実弟も、病院の中で苦しんで逝ったとは思います。でも、弟は先生の作品に出会いました。痛みや苦しみの中でも、僅かばかりの楽しい時間を過ごすことができました。
一人の読者の家族として、重ねて感謝いたします。『まもって守護月天!』という作品を世に産みだしてくださり、誠にありがとうございました。
令和6年3月16日
魔法少女にあこがれて一挙配信を観たが、弱みを握るのがうまく描かれていてかなり打算的だなと思った。
自分は、作者の悪意に気付く事や作者の打算を上回る事ができていないのでは?という事に危機感を感じた。この程度の話が理解できないと、自分は何か騙されてしまう事があるんじゃないか?と疑心暗鬼になった。
お色気漫画とかエロ漫画もそうだけど鼻の下を伸ばして作品を自分は観てていいのだろうか?と思ってしまった。作者が引っ掻き回してる(悪意ある)のに自分は釣られてていいのだろうか?と。お色気なシーンで感情移入したように欲情してていいんだろうか?と。それに欲情して自慰をしてたらある意味自分が作者に負けた事になってないか?と時たま思う。(エロ以外なら例えば感動物の作品も涙を流したら作者に負けた感じがする。)
あと、自分が知らない読み方や知らない意味の漢字単語や言い回しがセリフにちょくちょく出てきて自分の基礎学力が心配になった。
ちなみに、バカがアニメを見ると付いていけなくなって辛いという日記を以前に書いたが、読解とかの素質が無いのに自分が創作物を見てていいんだろうか?と思う。
当時小学生だった。
子供ながらにあの頃は発達障害についての情報がほとんどなかったと思う。インターネットも今より普及していなかった。母親は髪を振り乱しながら、おかしい、普通の子じゃない、普通に出来ないなんて、おかしい、おかしい、変、変、変、どうして出来ないのと毎日叫んでいた。
じゃあどんな小学生だったかと言うと、まず運動音痴だった。リレーはいつもドベだし、逆上がりもできない。跳び箱に挑むとタイミングがわからなくて、そのままぶち当たって箱を破壊する。マット運動で転がると眩暈がして上手く起き上がれない。逆に勉強は自分で言うなって話だけどかなり出来た。字を書くのは上手くはなかったけど、勉強自体は楽しかったしすぐ理解できたので何もしなくても満点だった。
運動会ではお荷物だったしドッヂボールでは毎回泣きたくなるくらい当てられてたけど、体育自体は好きだった。勉強だったら負けなかったし、友達も沢山いた。
子供なんてちょっとしたことでいじめてくる。田舎から来たからとか、身長が高くてのろまだったからとか、服がユニクロだからとか、ゲームを持ってなかったからとか、流行りのドラマを見てなかったからとか、塾に行ってないのにテストで満点取ったからとかであっという間にいじめられるようになった。
教室に入るとささっと4人くらいから囲まれて、色々言われた。メンバーは日替わりだった。半年くらいは我慢してたけどある日急に行く気がすっかり失せてしまって、仮病を使って休むようになった。
それを母親は許してくれなかった。学校に行かないなんて普通じゃない、おかしい、と毎日私を打つようになった。いじめられるから行きたく無いと言えばよかったのかもしれないけど、私が田舎から来たのもユニクロを着てるのも、ゲームを持ってないのも、ドラマを見てないのも、塾に行ってないのも、テストが満点なのも全て紛うことなき事実だし、事実を言われただけだしな…これはイジメではないはず!ただなんか学校に行きたくないだけ!と謎に前向きだった。いじめってバカとか死ねとか言うものだと思っていた。
(あの頃の自分に言いたいけど、階段から突き飛ばされたり、靴の中に土入れられたり、クラスメイトが川に落ちた時お前の責任にして学級裁判もとい糾弾会開くのは立派ないじめだと思うよ!)
叩くものが母親の手から布団叩きに変わる頃、ようやくクラスの子からダサいとか謝れって言われるから行きたくない!と泣いて吐き出した。それくらいがなんだ戦え!やり返せ!と言われた。
ブランド物の服を着たあの小柄なクラスメイトたちが、私には小鬼に見えた。そんな小鬼と戦えない。
普通はどんなことがあっても行ってるはずなのに、どうしてこの子は行かないのか、普通じゃないのか、こんなのおかしいと母親はノイローゼになっていた。父親は俺は知らないの一点張りで、他の女性たちに夢中だったし、もう少ししたら私にも手を出すようになってきた。我が家は完全におかしくなっていた。
真冬に寝巻きのまま裸足で外に出されたり、どこかの川沿いや公園や児童養護施設の前に置いていかれるようになった。この頃になると、うちの親は話が通じないからおまわりさんに助けてもらおうと交番に行くようになった。毎回家に送ってもらってお宅の娘さんが…とインターホンを押すや否や両親は飛び出して私を抱きしめていた。涙を流して、ほんの些細な喧嘩なんです、私たちが悪いんです、厳しくしすぎました、本当に帰ってきてくれてよかった、この子は私たちの宝物、ご迷惑をおかけして申し訳ありません…と泣いてぺこぺこしながらおまわりさんたちにお礼を言っていた。そういう両親を見ておまわりさんたちもすっかり態度を軟化させて、ご両親に迷惑をかけちゃ駄目だよ、と私に説教をして帰っていく。外面はめちゃくちゃいいのと隠すのが上手いので、今でも両親は周りからは、上品で優しいお母さんと思慮深く手先が器用でなんでも作れるお父さん、こんな素敵なご両親なんてあなたは幸せだよと言われている。嘘だろ。
子供ながらに何もかもがもうだめかもしれない、と思うようになったある日、機嫌の良い母親ならお出かけしよう、と連れ出された。狂言自殺を繰り返していた母親を前に心中という単語がチラッと頭をよぎった。長い長い時間電車に揺られ、着いたのは病院だった。そこでまた長い時間、ゲームのような、簡単なテストのようなものを受けた。今まで何度か精神病院に引きずられて行ったことはあったけど、あそことは全然ちがうな、と思った。
アスペルガー症候群の傾向が出ています、みたいなことを言われた。
なにそれ?頭の病気?治らない?一生?と一瞬ショックを受けたものの、治らないなら仕方ないと諦めた。
それから母親は激しい浮き沈みはあるものの私の不登校を基本的には許すようになった。この子はアスペルガーだから、頭の病気だから仕方ないと。反面で私に天才になれと言うようになった。エジソンだってアスペルガーだった。学校にも行かなかった。同じアスペルガーだから絶対になれると当然のように言った。少しでも逆らうと怒り狂って、お前は人殺しになってお母さんのことも殺すんだろうと怒鳴ってきた。当時話題になっていた事件の犯人が、発達障害だったからだそうだ。
私が中学の頃に父は単身赴任となり、私たち母子だけで暮らすようになってから、だいぶん楽になった。ちゃんと「学校」と呼ばれる場所に通えるようになったのは高校からだった。そこの高校は名前を漢字で書くことができれば受かると言われているくらいのレベルだった。一番最初の数学の授業は2桁の足し算のプリントをひたすら解けと言われた(後ろの席の男子からこれわかんねぇから答え教えてくれと言われた時はびびった)。長い期間のストレスからか、自分の名前の漢字と平仮名カタカナ以外ほとんど書けなくなっていたのでとにかく早く、どうにか楽しつつ巻き返せないかと試行錯誤した。相変わらず短距離走や球技は酷いものだったけど、長距離ならそれなりにできるとわかった。家にいたくなくてボランティアやら勉強会やらに積極的に参加した。授業態度は良かったので(そもそも周りが最悪なのもあった)先生からは良くしてもらえた。先輩達は挨拶もろくにできねぇのかと凄んできて恐ろしかったけど、お陰で誰にでも大きな声で挨拶ができるようになったし、怒らせなければ面倒見の良い人達だった。ヤンキーばかりかと思ったクラスメイトも親切で、今でも何人かとは親しい付き合いがある。頑張れたお陰か無事大学にも通えた。
途中就職に失敗して鬱になりかけたりニートになったりして、心療内科から貰った全然効かない薬を飲みながらカウンセリングを受けたけど、結局一番効果があったのは、気晴らしに始めたバイトの給料を使っても良いと言われた時だった。現金を使える自由が私には何より効いた。
今本屋に行くと発達障害に関する本がズラッと並んでいる。少し前までは発達障害の人とどう付き合うかという内容ばかりだったのに(それでも最初は本屋にあった時点で衝撃を受けた)、発達障害の自分がどうやって生きていくかのライフハックが書かれた本たちが並んでいるのを見ると、昔に比べて良い時代になったのかもしれないとしみじみ思う。
ところで、私が子供の頃貰った「アスペルガーのお友達どう付き合うか」の本を読んでみると、症状が全然当てはまらない。肌触りに敏感でもないし、誰か(この本で言うとクラスメイト)が泣いていたらどうしたのかと心配になる。怒らせてしまったら私のあの言葉や態度が悪かったのかと気付くし、これじゃないと駄目みたいな強いこだわりも特にない。社会復帰してからは遅刻も寝坊もした事がない。作業にのめり込むこともないし、無くし物もしない。特に親しい友人や夫に、もしかしたら発達障害かもしれないから当てはまるなら正直に教えてほしいと頼んでみたけれど、特にない、別に普通だと言ってもらえた。私を含めた全員素人だからなんとも言えないけども…。
最近気になる話を聞いた。子供のうちに猛烈なストレスを受けると、発達障害によく似た症状が出るらしい。それに関する論文をしっかり読んだわけでもないので、あくまでそうかもしれないの粋だけど、もしかしたら、と思ってしまう。もう一度あのテストでも受ければ良い話なんだけれどめんどくさい。
「日本での発売が待ち切れない」「出版社の対応が遅い」とか言って、ついに海外から中国語の原作を輸入してしまった。
中国語が堪能というわけじゃないのでどうしているかというと、iPhoneに入っている翻訳アプリを使って、1ページずつ撮影→翻訳された日本語を読む、という作業を繰り返している。
「そんなんで内容理解できるの?」と尋ねると「小学生が漢字の分からない本を読むような感覚。想像力の世界だよ」と。
海外から買うとか、語学を学ぶとか、アプリを使いこなすとか、これまでしてこなかったのに……なんという執念。その翻訳して読む方法もはてなブログで知ったみたい。
今日もずっとパシャって撮って、集中して読んで、満足そうにしている。ときどきページを押さえてと指示される。これが推しの力みたいなものなんだろうか。ちょっと羨ましいんだよね。
【追記】
アプリ教えてくれた人ありがとう。今は有道翻译ってのを使っているそうです。
【追記2】
厳密に言うと毎朝ではなく気が向いた朝なのだけど。仕事へ向かう恋人に「今日のラッキカラーは赤!情熱の色を身につけたパワーで、会議でいつもより多く発言できるかも!」やら「今日のラッキーカラーはパープル!通りすがりのお年寄りに優しくすると金運が上がるよ!」やら「今日のラッキーグッズはニット帽!トリフンアクシデントに合わないために親指を隠して歩いてね!」みたいな、適当な占いをして恋人を見送っている。
当然、これらのラッキーカラーはウソハッピャクだ。私は適当なことを瞬時にそれっぽく言うのが苦手ではない。
恋人は、私の言うことを守りはしないけど「グハハハ」と笑っていつも楽しそうにしている。今日も「なんかそれっぽいのがいいんだよな」と言いながら、仕事に向かった。
恋人はいつも、私のしょうもない話を長年のお気に入りのラジオ番組を聴いているような感じで聞いてくれる。楽しそうにしてくれると私もニコニコになる。適当に話したことが彼のエンタメになっていると思うと嬉しい。
即席のクイズをつくったりもする。
昼間、道を歩いていて木や電線なんかを集中して見つめると、雀が何匹もジュジュン……って感じで一休みしたりしている。その様子をスマホで撮って「この中に雀は何匹いるでしょう」なんてクイズ形式で送ったりすると、休憩中の彼から「5匹!」と答えが返ってくるのだ。ときどき、彼の同僚も参加している。彼は私の写真クイズを見つけるのがとても上手い。いつもサイゼリアで本気で間違い探しに取り組んでいるから鍛えられているのだろうか。
ちなみに、鳥何匹クイズの難点は私のスマホ撮影がもたつきすぎて、いつも最初に見たときより数が5割ぐらい減ってしまうことだ。両手に収まらないほどいたはずが、片手で収まるほどになってしまう。
恋人も割と愉快な人だ。
私の外出中、家にいるであろう彼に「もうすぐ家の前!」とラインを送る。すると、ときどきだけど彼はベランダからピョイピョイ顔を出してひょっこりはんをしてくる。動画に撮るとワニワニパニックみたいな動きでおもしろい。上下運動だけじゃなくて、ときどき違う角度からフェイントで出てくるのがまたいい。他人から見たら「何アイツやべえ」だろうが。
私たちの日常は、わりとお互いがエンターテインメントだ。楽しくて愉快で、こんな日がずっと続けばいいなと思う。