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はてなキーワード: 洋服とは

2021-06-11

今日は母の誕生日

小学2年生のころに両親が離婚して、母と妹と3人で暮らすようになった。

とはいえ父親とは隔週くらいで会っていて、メダルゲーム遊んだイトーヨーカドーでお洋服を買ってもらったりしていた。

わたしはパパっ子で「会ったら離れないといけないから会いたくない、でも会いたい」というメンヘラ女みたいに(実際そうだけど)会う前も会っている間も会った後も泣いて過ごしていた。特に帰り道の車の中では大号泣していた。

大人になった今でもわたしわたしを傷つける男のことばかり好きになってしまう。

離婚する前、父親はかなり暴力的だったらしいけれど、わたしはなにも覚えていなくて、やさしい父親というイメージしかない。

母と妹と暮らす団地に、母の恋人が住むようになった。

職場出会ったらしいけど無職になり、そのくせにえらそうなひとだった。わたしと妹に暴力をふるったりした。今思うと完全にダメ男なんだけど、母とそのひとが一度ケンカ別れのようなことをしたときわたしは「人と人との別れはとても辛く悲しく起こってはならないこと」だと思っていたので仲を取り持ってしまたことがある。その節は大変申し訳なかった。

母は毎日仕事帰りにパチンコにいっていて、わたしたち姉妹は、救急車の音が聞こえるたびに母を心配してそわそわし、夜の11時になるころふたりで母を迎えにいき、景品のブタメンを夜ごはんにして大人になった。

母が酔って帰ってきて、いきなり暴露話をはじめたことがある。父親とは16歳で上京したときに勤めたキャバクラ出会たこと。父親再婚だったこと。わたし達にはすこし年上の腹違いの兄がいること。そのひとの誕生日わたしと同じだということ。わたしは予定よりかなり遅く、わざわざその日を選んで産まれてきたのだった。

これまで黙ってきて、どうしてそんな話をしたんですか。あなた結婚したのはとても若いときで、わたしと近い精神構造なのであれば、それはそれは嫉妬で苦しんだことでしょうね。毎年、わたし誕生日を迎えるたび、かなしい思いをさせていたのでしょうか。

母は10年前くらいに転職をすると言って仕事を辞めてからずっと働いていない。今は生活保護をうけて暮らしているはずだ。何年ものあい申請をしてくれず、わたしと妹で生活費をまかない、家賃が払えず都から訴えられていて、弁護士費用負担したりした。

生活保護をうけるのが遅れたのは、働くつもりというか、働かなければならないという意識もあったのだろう。だけど一番はわたしも血を受け継いでいる「わたしにはできっこない」という気持ちが一番の要因だったのだろうと思う。わかるぜ

わたしたちだって、中卒でかろうじて就職したメンヘラ女と、的屋キャバクラしか職歴のないあるあるシングルマザーだったのでとてもしんどかった。

ずっと、母を見捨てるわけにいかないと思って生きてきた。わたしダメ人間であり続けなければならないと。母より幸せになってはいけないと。母を助けなければいけないと思って生きてきた。精神科に連れて行ったり、お散歩からはじめてはどうかしらときれいな写真を送ったり、週に一度実家に帰り妹と甥を呼んで料理を振る舞ったり、負担にならない程度に社会復帰に向かってもらえたらいいなと思っていた。

いちばん苦しいのはきっと母親なのだろうと思っていた。

もう20年以上住んでいる団地はお風呂が壊れているらしく、母はほとんどお風呂に入らず、ときどき台所で髪を洗い、用事があるとき地元に残っている妹の家にシャワーを浴びに行っているとのことだった。なにかをしようとしたときに気軽に準備ができないことは、すべての可能性を奪うだろうと思ったので、お風呂の修理代をだすことに決めた。

いつもうまい話のサイト動画をベッドの上でみているだけの母の社会へのアクセスになればと思い、「施工業者を選べるか」と尋ねるとできるということだったので、決まったら教えてと伝えて待っていた。連絡がこないので、「いいところあった?」と連絡してみたら、「ちょっと悩んでるんだよね」とのことだったので、「じゃあ一緒にみて決めようか」と伝え、今年の1月、ひかえめな花束を持って実家に帰った。

出してきたのは、ポストたまたま入っていた一枚のチラシだけだった。

ああ、この人は、よくなる気がないんだと、そのとき初めて理解して、もう、そのあとの記憶はなく、なんとか家に帰り、縁を切ることを決めた。

妹に関しても、育児に向きあえているとは到底言えず、きっと精神不安定人間がまたひとり育っていくのだろうと思う。遊びたい時に母に甥を預けたりしているみたいなので、持ちつ持たれつやっていってくれと思っている。

家族心配し続けて自分人生がままならない苦しみと、ある日いきなり死んだ連絡を受ける苦しみ、まだ後者のほうが生産性があるのではないだろうかと思っている。

今日は母の誕生日メッセージひとつも送らないつもりだ。

さようなら

2021-06-10

手取り16万なのに家賃30万!?23メガバンクOLに忍び寄る、エリート男の恐ろしい罠

東京には、多種多様人間が生息している。

清楚な彼女も、エリートな彼も、リッチ人妻も…

みんな、人には言えない複雑なストーリーを抱えて生きている。

あなたの隣にいる、幸せそうなあの子だって別の顔があるかも!?

彼らの“リアルな姿”を、知る勇気がある人だけ覗いてみて…。

File1:東京が生んだモンスター



―2年前ー


ザ・リッツ・カールトン東京の45階にある『ザ・ロビーラウンジ』。

死ぬ気で仕事を頑張り続け、気づけば39歳。経営者として成功した今の僕は、ラグジュアリーなこの空間が似合う男と言えるだろう。

だが、僕の目の前にいる女性は、洗練されたこ場所には不釣り合いで、彼女存在けが浮いて見える。

「ここのアフタヌーンティーたかったんです。でも、1万円もするからなかなか来れなくて…。インスタに載せたいか写真撮ってくれますか?」

キラキラした目をして手渡されたスマホの画面は、派手にひび割れていた。

カメラに向かって微笑むその女性は、小皺が寄ったブラウスミニスカートを合わせ、膝の上に合皮のバッグをちょこんと乗せている。

「優里香ちゃんって、どこに住んでるの?」

家賃3万円の東陽町にある社宅に住んでます。配属は、虎ノ門支店なので、本当はもっと都心に住みたいんですけどね…」

たった1万円のアフタヌーンティーに目を輝かせ、屈託のない笑顔を見せてくれた優里香23)を愛おしく感じた。

僕は、素直で擦れていない女性タイプだ。


一体なぜ!?39歳男が、純粋OL地獄に突き落とす…男の闇深い本音とは



地獄へのカウントダウン


「僕、優里香ちゃんのこと、すごく気に入っちゃったから、特別に3万円あげるよ」

「え?お茶だけで、3万円もくれるんですか?そんな…いいんですか?小日向さん優しすぎます…」

メガバンクに勤めていて手取り16万円程度の彼女は、戸惑いつつも目を輝かせた。

「いいよいいよ。優里香ちゃんは、それだけ価値のある女性なんだから自分を安く見積もっちゃだめだよ。これで表参道サロン行って髪のトリートメントでもしてきなよ。もっと自分お金をかけなさい」

「そうだ、東陽町からはるばる六本木まで来てくれたことだし、せっかくだからミッドタウンでお買い物もしよう」

ワンピースはストラスブルゴで、靴はマノロラニクで、鞄はヴァレクストラ……。

初期投資は50万円。この程度で心が掴めるなら、安いものだ。

「わぁ、こんなにいいんですか?なんだかシンデレラになった気分!会社の同僚は、お洒落な子ばかりだから…これでやっとお食事会に誘ってもらえるかも…!」

僕は、キラキラと目を輝かせて心の底から感謝してくれた彼女のこの日の笑顔を、一生忘れることはないだろう。

「いいかい優里香ちゃん、縫製の粗い服、合皮のバッグ、ビニールの靴なんかを買うのは金輪際やめなさい。安い女に見えるよ。僕がサポートしてあげるから質の良いものを身につけなさい」

小日向さん…神様なんですか…?」

手取り16万円じゃ東京暮らしていけないでしょう。月30万円はどうかな?

でも、それを貯金するような貧乏くさい真似はしちゃだめだよ。洋服化粧品友達との遊びで使い切って、若い時間を楽しんでね」

東京には、美人ごまんといる――。

それにもかかわらず、この程度の小娘に、お茶だけで3万円を渡し、会ったその日に50万円相当のプレゼントをし、新宿にある家賃30万円のマンションと月30万円の生活費をあげる男は、この世に僕しかいないだろう。

もちろん、下心なしに、女に金品を与える男はいない。

大抵の男は、若い女の体が目当てだが、僕にはもっと“壮大な目的”があるのだ。

東麻布 天本』、『長谷川 稔』、『薫 HIROO』、『三谷』、『カンサンス』…

会うたびに、客単価5万円ほどの一流店に連れて行き、彼女の舌は順調に肥えていった。

お世辞にも美人とは言えない彼女をおだて続け、分不相応要求にも笑顔で応え続けた。

東京に染まりきっていない純朴な女は、真っ白なキャンバスのようなもの彼女思考価値観を変えることは、赤子の手を捻るほどたやすかった。

彼女プライド欲望はみるみるうちに膨れ上がり、たった1年で傲慢モンスターへと成長した。

『この間同僚に誘われたんですけど、場所居酒屋だったんで速攻断りました。居酒屋とかありえないですよね〜。同世代の男とは、価値観が合わないわ』

ヒールが擦り切れてる女性って下品ピンヒールコンクリートの上なんて歩くもんじゃないですよね。タクシー乗ればいいのに』

パスタランチ全然美味しいと思えなくて…友達とのランチは、ダイエット中って嘘ついて最近パスしてます。あ、今度『エクアトゥール』いきた〜い!予約できます?』

若い時間って有限なのに、手取り16万って割に合わないですよね?だって私の1ヶ月って16万以上の価値ありますもん』

金融機関に勤めているから、高価なブランド品を持ってると怪しまれて色々詮索されるんです。妬みですかね?小日向さんのサポートがあるから、もう会社辞めようかな』

『お食事会で出会ったお友達ローズサクラバーキン持ってて、すごく可愛かったの。お誕生日プレゼントに欲しいなぁ♡』


遂に、闇深き39歳男が、純粋だったOL地獄に突き落とす…



フィナーレ


「優里香ちゃん24歳のお誕生日おめでとう。バーキンが似合う女性になってね」

可愛い〜!だけど、サイズは25がよかったなぁ」

僕は約束通り、誕生日エルメスバーキンプレゼントした。

しかし、彼女はもう、“ありがとう”さえ言わない女に成長していた。

機は熟した――。

「優里香ちゃんごめん……。実は会社資金繰りが苦しくなって、もう君のサポートはできなくなったんだ。マンションも既に解約したから、今月末には出ていってもらうことになる」

「え、ちょっと待って…いきなりすぎる。手切れ金として、引越し費用くらいはちょうだいよ」

天国から地獄へ。

彼女の顔が、一瞬にして青冷める。この時の哀れで惨めな女の顔は、一生忘れることはないだろう。

「ごめん…本当に苦しくて。一銭も余裕がないんだ。君への最後プレゼントバーキンだよ。でも君みたいな“素敵な”女性なら、サポートしてくれる男性はすぐに見つかるよ!」

小日向さんみたいな男性は、他にいないよ…。小日向さんがいないと私、生きていけない…」

ラ・トゥール新宿の26階から見える煌びやかな東京夜景を背景にして、涙ながらに僕にすがりつく彼女の姿は非常に趣深かった。

「この世は、諸行無常盛者必衰だね」

「なにそれ、どういう意味…?ねぇ、小日向さん…待って、行かないで…」



あれから数ヶ月が経ったが、彼女からは毎週のように連絡が入る。

小日向さん、お元気ですか?久しぶりに会いたいです』

『やっぱり小日向さんみたいな男性は、この世にいないよ…』

『私どうやって生きていけば良いの?小日向さんに見捨てられたら、私死ぬしかないよ』

僕は溜まったLINEを眺めて、恍惚とした気分になった。

Bang & Olufsenのスピーカーモーツァルトレクイエムを流し、彼女の変わりゆく表情を思い出しながら飲む酒は、格別な味がした。

彼女はもう二度と、家賃3万円の社宅に戻ることはできないだろう――。

彼女はもう二度と、手取り16万円の仕事だけで生きていくこともできないだろう――。

消費性向は、絶対所得水準だけでなく、過去の最高所得依存するという説もある。

人間という生き物は、生活習慣を急に変えたり、生活水準を簡単に下げたりすることができないのだ。

僕が与えたブランド品を売ったって、靴や洋服リセールバリューは恐ろしく低いので、端金にしかならない。

唯一換金性があるのはバーキンだが、せっかく手に入れた富の証をあっさり手放すとは思えない。

美人でもない彼女が、僕が与えたような生活を維持するためには、マトモな仕事だけでは難しいだろう。

とにかく、身も心もすり減らして堕ちていく未来が待っているはずだ。

大金を稼ぐ辛さ…

社会の厳しさ…

東京を生き抜く大変さ…

それらを身を持って知って欲しいと思う。

そして、彼女はもう二度と、同世代の男と純粋な恋を楽しむことはできないだろう――。

世代の男が必死仕事をして買ったプレゼントにも、頑張って連れて行ってくれたレストランにも、ワンルームマンションシングルベッドでの行為にも…、喜ぶことも満足することもできない。

価値観が合わないと言って切り捨てた同世代の男たちの年収は、あと数年もすれば、右肩上がりに増えていくというのに……。

彼らの価値に気づく頃には、マトモな男たちは、マトモな女とゴールインしている。

分不相応ブランド品を身にまとい、分不相応な高級レストランに通い慣れている女を、マトモな男は選ばない。

僕以外の金持ちを漁ったとしても、ここまで傲慢モンスターに仕上がってしまった彼女を選ぶ男はどこにもいない。

一人ぼっちになって、永遠に僕を求め続けてほしい。

僕が、手に入れることができなかった同世代同士の健全恋愛を…、幸せ結婚を…、女から奪ってやりたかった。

学生時代から付き合って結婚を考えていたのに、価値観が合わなくなったと言って、年上の金持ちに乗り換えた初恋の女…。

純粋だったのに、東京に染まって変わってしまった同郷の女たち…。

お金がないからと、学生時代の僕に見向きもしなかった同世代の女たち…。

お金があるからと、今の僕に媚を売ってくる東京の女たち…。

すべての女が憎くて堪らない。

僕はずっと苦しんできたのに、努力して金を手に入れたのに、女はいだって虫が良すぎる。

人生は山あり谷あり。プラスがあればマイナスもある。

それならば、ずっと底辺を生きてきた僕は報われるべきだし、ずっと甘い蜜を吸ってきた女は、地獄に堕ちるべきだ。

次のターゲットを見つけた僕は、東京夜景を見下ろしながらスマホスワイプした。



https://tokyo-calendar.jp/article/21326?ref=new

2021/06/10 05:05

東京カレンダー

2021-06-01

オシャレとかどうでもいいけどどうにかなってる

オシャレな人として友達には通っている。

洋服ちょっとルーズメンズライクやゆるコーデが多い。メイクはそんなにガッツリ盛らないけどスッピンには見えないようにしっかりやる。

流行に敏感で、会うたび毎回雰囲気が違う。流石に毎日学校ほど会うなら無理だけれど、月イチくらいしか会わない人なら今まで会ったときの感じとは被らないようにして行く。

いっぱい服を持ってるねと言われたが、実は上着ボタンを閉めただけだったり、シャツインで雰囲気を変えていたり。特に靴なんかカッチリ系とゆったり系とあとサンダルとかの数足しか持っていない。ネタばらしすると結構驚かれる。

そして言われる。オシャレ上手だねって。

正直なところ、オシャレには全く興味がない。

そもそも壊滅的にセンスがない。自分洋服を選べない。コスメなんて多すぎてどれも同じに見える。


ただ、ある程度オシャレでいないと困るのが現状だった。

大学ドラクエスライムTシャツを着ていってイジられたり、心底かっこいいデザインだと思って買った服がそのへん通りかかったオッサンとお揃いでめっちゃ笑われたことがある。イジられた、笑われたで済んだけど、これを繰り返すとヤバいという自覚があった。

大学は一人で突破するにはあまりにも厳しい。友達を作らなきゃいけなくて、そのできたばかりのまだ関係の薄い友人関係で「あいダサい」というのはグループから外されるには十分な理由だった。(結局そのグループとは自然消滅した)。一般的レベルにいなきゃいけないのが、私には難しかった。


じゃあどうやってオシャレ上手に見えるようにしたかというと、実は流行を知ってエセオシャレになっただけだった。

インスタで#学生コーデとかで検索をかけると本当にオシャレな人たちが一杯写真を上げている。それをパクってGUとかZARAとかH&Mで服を買う。なーんにも考えずに丸パクリする。似てる服は使いまわしで他のコーデに使う。繰り返すとその時期の流行がなんとなくわかる。なんか淡い色を使ってるの多いな。小花柄ばかり見るな。またシアーシャツのコーデ集だ。そんな感じ。

だいたいその時期の流行は1つじゃないから、系統ごとに適当にコーデを作っちゃって、順番にそれを着ていくだけ。

メイクなんかもっと適当で。いわゆるステマランキングを見て適当に買う。どうせこだわりなんてないんだからだっていいし、幸い荒れやすい肌でもないから合わないということはなかなか無かった。ステマで有名にはなってるから「〇〇ってよく見るよね〜使ってる〜」って話題に出すだけでも知ってるふうになれた。

薄っぺら知識だけど、周りに洋服オタクコスメオタクはいいから成り立ってる。

一見凄く面倒くさそうに見えるかもしれない。けどだいたいインスタで数回検索かければ勝手カスタマイズされた状態になる。負担は少ない。

オシャレに興味はないけど、立場上ある程度オシャレでいなくてはいけないセンス皆無の学生さん。そんな私と同じような方がいたら参考にしてほしい。

2021-05-31

anond:20210530091718

大澤さんの自由についての講義結構好きだよ

前略

―実は人間は、この世界自分存在しているという事に関して、責任がない。自分存在自分で選んではいいからです、だから当然、自分が生まれたがゆえに、自分がこの世界存在しているがゆえにやってしまった事、やらざるを得なかった事に関して責任がないわけです。一番もともとのところの責任がないわけですから、それに因果的に規定された残りの部分に対しても責任がなくなります子供はもともと自分が好きで生まれてきたわけではないので、この世界に耐えられなくて嫌になって文句を言っても、その事に関して子供を叱る事はできない。人間はこの世界の中に生まれてくる。しかも、多くの点に関して、何者かとして生まれてくる。つまり多くの性質を与えられて生まれてくる。例えば男か女かどちらかの性であるものとして生まれてくる。人種的な特徴を持ったものとして生まれてくる。あるいはある特定共同体の中に、例えば日本人共同体の中に生まれてくる。そのほかいろいろな性質を持って生まれてくる。そういう事すべてに人は責任がない。そうであるとすれば、人間そもそも責任がない。それがイノセントであるという事です。

子供から大人への移行

┗ここで問題になるのはこういう事です。責任がないという事は自分が選んでないという事です。逆に人間自由主体になるという事は、自分選択していると言える事ですから、今度はイノセントではありえない、つまり責任があるわけです。自由責任は表裏一体です。これは学校先生なんかは好きな言葉ですね。イノセントであるという事は、自由主体にまだなっていない段階です。自分のやった事に関して自分責任があるとは言えないという事です。そうすると、人間が成長するという事は、イノセント状態を何らかのやり方で克服・消去する事です。これが『イノセンスの壊れる時』という芹沢さんの言葉意味です。つまり本来イノセンスなんです。これを書き換えなければいけない。責任がありませんよ、というところを消して、自分責任があるんだと書き換える。そういう事をするのが大人になる事なんだというのが芹沢さんの言っている事です。イノセンスのこの書き換えをどうやって人間はやるのか、この書き換えのメカニズムを考えてみよう――それが芹沢さんの短い文章基本的趣旨です。

ここですごく重要な事を言っています常識的に考えると、次のようになる。子供自分イノセントだという事を主張します。「ぽく、悪くないもん」という事を行動や態度によって表明するわけです。そういう事を言ったときに、凡庸な親だと「いや、お前が悪い」という事を一生懸命教えようとする。しつけをするというのはそういう事だと思われているわけです。そういう事をすると、はじめは自分は悪くないよと言っていた子供が、やっぱり自分が悪いんだと思うようになる――というのが普通の親の考えている事ですが、芹沢さんが言っている事は全く逆です。子供が何らかの意味で「俺は悪くないよ」という表現をしてきたとき、そういう意思表示と解しうる行為をとった時に、逆に「そうだ、おまえには責任がないんだ」という事を認めてやれというわけです。子供イノセントだという事を自己表出したときに、まさにイノセントだという事を承認してやりなさい、と。そうすると、不思議な事に、まさに承認した内容とは逆の結果が出る。つまり子供イノセンスを認めてやると、逆にこれが否定されて、子供自分自身責任がある、自分存在に対して自身責任があるという自覚に到達するというわけです。責任自覚するという事は、自分存在自分に与えられた性質運命を自ら引き受けてやろうと考えるようになる、という事です。例えば子供が「生んでくれと頼んだ覚えはない」という意味の主張をしたときに、その事を全部肯定し、認めてやる事で、かえって人は責任ある主体に変わっていく。そういう事を芹沢さんは言っているわけです。

人間自由主体になるという事

客観的に見れば、子供イノセントであるというのは正しい主張です。だから自由主体になるという事は、先ほど言ったように、あえて、正しくない虚偽を(真として)認識しているかのように振る舞うという事なんです。本来人間イノセントです。でも、このままだったら人間自由主体ではない。自由主体になるというのは、本来こちらが正しいにも関わらず、本来イノセントであるにも関わらず、まるで自分イノセントでないかのように振る舞うという事です。だから大人になるという事は、真理に目覚めるという事ではない。逆です。真理は、むしろイノセンスの方にある。その本来の真理を隠蔽する事が、ここでいう書き換えです。この真理の隠蔽、この欺瞞は、有効意味のある隠蔽であり、欺轍です。具体的に言えば、皆さんは今こうやって生きていて、いろんな性質を持っている。その99.9%に関してあなた方は責任がないんです、本当は。例えば自分は足が遅い。考えてみると、これは親のDNAのせいなんだ。俺の足が遅いのは自分のせいではない。けれども、人間自由主体になるという事は、客観的に見れば自分のせいじゃないけれど、まるでその事に関して自分責任があるかのように自覚して、生きるという事です。簡単に言えば、足が遅い俺も、それもよし、足が遅い俺の運命自分で引き受けよう、そういう人生自分のものとして生さていこうという気分になる。まるで足が遅い人生自分で選んで、自分で引き受けてやってるような、そういう自覚に達したときに、人間自由主体になるわけです。

から、本当の事を教わる事で本当の事を悟って人間自由主体になるのではなくて、むしろ、本当でない事を生きるようになるのが自由主体になるという事なんだ、という事がまず頭になければいけません。

芹沢さんが圭張しているのは全くパラドキシカル方法で、子供イノセンスを表出してきたときに、そのイノセンス全面的肯定してやる。すると不思議な事に逆に子供イノセンス解体し、子供自分自身運命自分で引き受けようという気分になっていって、それがあって自由責任を担う主体になっていくんだという事です。なぜ。こういう逆転が生じるのか。なぜイノセンスを認めてやれば、その事によって子供はかえって自由主体になる事ができるんだろうか。その事が、そもそも自由っていかにして可能になるかという問題につながってくるのです。

親はどのように子供イノセンスを認めたらいいのか

┗もう少し芹沢さんの言っている事に耳を傾けましょう。いくつか面白い事例を出していますイノセンスを認めてやるのは普通大人特に親です。ですから、親がどうやってイノセンスを認めてやって、その事で子供自由主体責任のある主体に変わっていったのかという事を見るのがいいのですが、そのとき芹沢さんはわざとこういう例を使います普通の親子関係だとかえっで見えにくいので、養子縁組の場面で考えてみようというわけです。なぜ見えにくいかというと、普通の親子関係というのは血縁関係がありますから、はじめから親も子供自分たちが親子関係であるという事を当たり前の事であると考えてしまます。お互いに自分運命自然の事だと考える事で、親が子供イノセント存在肯定してやるという劇的な場面は半分終わってしまう。だけど、血縁関係のない親子関係では、親子関係をこれから作らなければいけない。だから、親が子供存在自分のものとして認める、あるいは子供が親を親として認める、そういう事を実際に意識的にやらなければならない。そこでわざと養子縁組の例で考えてみようというのが彼が提起する例です。

養子縁組というのは、何らかの理由によって両親がいない孤児がいて、そしてその孤児を自ら引き受けて育てていきたいという親がいるときに成立します。養父母は、孤児を集めている施設のようなところからひとり連れてきて、自分の子として育てるわけです。そのときポイントになるのは「真実告知」という場面です。つまり、実はあなた孤児だったんだ、それを養子として迎えて子供になった、そういう事実を告げ知らせなければいけない瞬間がやがて来るわけです。この「真実告知」の瞬間というものに、芹沢さんは注目しています子供養子として引き受けようとする人たちのために、どうやったら「真実告知」は成功するかというパンフレットがあるそうです。僕は現物を見た事はありませんが、芹沢さんの本に引用されていて、家庭擁護促進協会大阪事務所というところから出ている「真実告知例解集」という本です。それによると「真実告知」には三つのステップがあるという事が書いてあるそうです。一番目は『私たちは、血のつながりはないけれども、親子なのだ』という事をまず事実として言わなければいけない。ここで重要なのはいかにも否定的な言い方をしてはいけないという事です。「実は私たちは本当の親ではないんだよ……」という否定的な言い方ではなくて、むしろ「親子なんだ」ということを言うところにポイントがある。二番目として「私たちは、あなたを選んだんだ」「あなたが気に入ったから選んだ」という事を言うわけですが、このときに気に入った理由言ってはいけない。一番かわいかたから選んだとか、一番利発そうだったから選んだとか、ー番元気だったから選んだとか、そういう条件・選択において気に入った理由言ってはいけない。そして三番目は「いま私たちは完全に満足している」という事を言う。この3つのステップを追う事によって「真実告知」のセレモニーが完結し、うまくいんだと。

子供存在100%肯定する

┗このパンフレット解説が教えている事は、真実告知は、親が子供存在を、子供がここにいるという事を100%トータルに肯定する、100%承認している、その事を示す事がポイントだという事です。子供にとっては、自分存在は与えられたものです。自分がこういうものとして存在する、自分はこういう髪の毛を持って、こういう顔をしている、こういう性格を持っている、こういう性的趣味を持っている、そういう事も含めてすべてが与えられたものです。ひとつ自分のせいではない。その事がこの真実告知の三つのステップの中で目指されている事です。

否定的な言い方をしてはいけないというのは「本当の親子ではないんだけど…」みたいな事を言うと、まるで血縁の親子のほうが本当はよくて、今の関係はそこから見ると少し格下だという事を言った事になってしまう。そういう事を言うと、子供がいま置かれている存在肯定された事にはならなくなってしまう。

特に興味深いのは、第二段階です。選んだ理由言ってはいけないというところがすごく面白いと思います。親が選択したのだけれども、その選択理由がないという事は、それが、空虚選択、実質のない選択だという事になります。例えば皆さんが洋服を選ぶときに、いろいろ理由があって選びます。一番安かったとか、一番デザインがよかったとか、そういうときには選択に実質があるように見えます選択するという事は、他でもありえたという留保が付いているという事です。理由がついているという事は、どういう場合に、他でありえたか、という事が明示的になるので、選択に実質があるように見えるわけです。それに対して、何の理由もなしに選んだと。「なぜその服を着てる?」「いや理由はない、とにかく選んだ」というのは、選択はしているかもしれないけれども、実質のない空虚ものに見えてくるわけです。しかし、ここでは、単に選んだから選んだ、気に入ったから選んだとしか言いようがない空虚選択であった、という事を子供に言わなくてはならない、と述べているわけです。もし逆に条件づきで選んだとしたらどういう事になるか、と考えてみましょう。例えば「あなたが一番賢そうに見えたから選んだのよ」と言うと、これはもちろんポジティブな言い方です。ポジティブな言い方だけれども、実は子供存在全面的ポジティブ承認した事にはならないんです。賢かったから選ばれたという事は、もし十分に賢くなければ選ばれなかったかもしれないという事を意味している。だから、条件づきで選ぶという事は、子供存在100%肯定した事にはならなくて、部分的しか肯定した事にならない。あなたが一番よい子だから選んだという事は、よい子でなかったら自分は選ばれなかったかもしれないという事を意味するわけです。賢かったり、よい子であるその限りでの自分が親に肯定されているだけだからです。今度は子供視点から物を考えてみたらどうなるか。親に言わせれば、選んだから選んだという言い方しかないわけです。子供立場からすると、この選ばれ方とは、その親の選択自分全然関係していないという事を意味しています。もしある養子が賢いから選ばれたとします。そうすると、親が最終的には選んだかもしれないけれども、自分が賢かったという性質が親の選択を方向づけた事になります自分が賢くなるように努力したとか、あるいはそんなふうに頑張っていたわけではないにしても、自分がそういう性質を持っていたという事が原因になって、親が選択した。親が理由ありの選択をするという事は、子供の側から見れば、その選択自分が少しは参加している、関係している、という事です。よい子だから選んだという事は、自分がよい子であろうとしてきた、あるいは現によい子であった、その理由によって選んでいるわけだから子供のほうもその選択に少しは参加しているという事になります。逆に、理由なしの選択場合はそうはいきません。ここでは子供のほうには何の原因もない。親のほうが全面的に選んでいる。だからこの場合は、子供は彼が選ばれる行為に、全然参加していないという事になるわけです。そうすると、一見したところでは、理由なしの選択であった場合よりも、理由ありで選択した場合の方が、良いような印象をもってしまます。つまり子供自由主体にする、選択主体責任ある主体にしていくという事が目標であれば、親が理由ありの選択をしたほうが有利なような印象を与えます。なぜかといえば、例えば「あなたが賢いから選んだんだよ」と言えば、それは、賢くあろうとする子供能動的な努力を誘発する事になるからです。でも、そもそも理由なしに選ばれたら、子供としては親に気こ入られるために頑張りようがない。つまり、このときに、子供能動性を引き出せないようにみえる。ですからちょっとあさはかに考えると、理由ありの選択をしたほうが、子供というのは自分自身で頑張り、自分で何かをやろうとし、責任のある主体になりやすい――そう考えたくなる。しかし、実際には逆であって、理由なしの選択のほうが成功すると、パンフレットは言っているし、また芹沢氏も言っている。

このあたり

んで自由からリバタリアニズムに繋がって、(話題としては)でマイケル・サンデルかに繋がってくんだけど、そこは各々、自分がしっくりくる主義をみつけて、違う主義もつひとと折り合いをつけながらやっていきましょーねが資本主義だと思ってるけど。

とりあえず自分主義を探ってみるところからはじめては?自分の考えを言語化できるようになると、仲間もみつけやすいし、仲間と話せば、あなたなりの答えがみつかるかもしれん。

有名ドコロだと東野真夏の方程式とか、「子供無罪」に振り切ってておお~と思った

2021-05-30

映画】クルエラ

面白かった

映画館で見れてよかった

・クルエラ役の女優さん演技すご

クルエラっぽかった

洋服れい

監督脚本の前作それぞれ観といてよかった

監督ポールウォルターハウザーさん好き

字幕版、エンディングFlorence + The Machineで嬉しかった 好き

・おまいらがあいつらかーい

2021-05-27

ウマ娘搾取されてない?

トップアスリートでかつトップアイドルなのに

家族北海道から呼ぶのを金銭面で躊躇したり

気に入った洋服の値段見て買うの止めたり

経済的に余裕がないように見えるのが不思議

華々しい舞台をエサに、学園に搾取されてるんじゃないだろうか

2021-05-26

anond:20210526154447

とにかくレッテル貼りたいだけなのね

こういう元増田ってほんと頑固で差別的www ほらおまえにぴったりなお洋服だよwwww

いい年してきせかえごっこで大喜びしてんじゃねえよwwwwww

anond:20210526073432

和服洋服ってどっちも着るもの着物なのに、なんで別カテゴリ区別されてんの?

ってお前は疑問に思う?

2021-05-19

弱者男性を育てるのは過保護

・安定した人生押し付けがち

 恥をかかないように、失敗しないようにと習い事などをどんどんさせ、私立中学、有名高校大学へのレールを引きたがる。その結果、子供は「失敗を恐れ安定を選びやすい」傾向になる。また塾などを詰め込むため、同年代の子供との交流時間が減り、コミュニケーション能力の減衰を招きがち。

 

洋服自分の好みのもの子供に着せがち。

 高校卒業するまで自分で服を選んだことがない、ということもザラ。いざモテ意識しないといけない時期になっても「自分で服を選ぶ」ということができない。また「失敗を恐れ安定を選びやすい」傾向から、黒シャツジーンズ、といった服装帰結しがち。

 

問題に口出しがち

 金銭的、人間関係的、その他さまざまな問題に口を出して子供の「問題解決する能力」「問題にあらがう能力」を減衰させがち。その結果、受験失敗、就職失敗などいざ失敗した際にそれに対抗する能力が不足し、より親に依存しがちになる。

 

 弱者男性過保護親に「選択する能力」「失敗する権利」「失敗を挽回する能力」を奪われた結果、付き合う相手自分意思で選べず、失敗を恐れて気になった相手アプローチもできず、仮にアプローチできても一度や二度の失敗で逃げ出してしまうような人間に育ってしまう。

 そういう意味では弱者男性被害者ともいえるが、彼らは最終的にはその原因を親に押し付け自分責任からも逃れようとしてしまう。もう、終わりである

2021-05-16

生活費の『洋服代』って一体何なんだ?

FP系のネット記事で各世帯生活費をまとめたような記事を見たんだけど

結構割合で毎月1~3万くらい『洋服代』という名目に費やしてるらしいと知った。

手取り20万行かないような1人世帯でも少なくとも1万くらいは費やしてるみたいだ。

いやこの『洋服代』って一体なんなんだ?

自分の押入れ見てみるとテーラードジャケットスラックスセットが3着、パーカー3着、Yシャツ7着、柄T無地Tで10着くらい?

ジーンズとかチノパンとか下着とか寝間着が少々あって、靴はスニーカー2足に合皮靴2足。あと冬用ジャケットが2着。みたいな感じだった。

正直無印やらユニクロでこれ全部そろえたってそんな大した値段にはならんと思う。

もしかして皆こんなもんだと思ってたが全然違うのか?服が少ないなんて思ってなかったがこれは極端に少なかったりするのか?

流行ファッションかに無頓着自覚はあるけど、これで自分特別ダサい人間とも思わない。

服って、生活必需品ではあるけどそんな毎月ダメになるようなもんじゃなくない?成長期の子供とかならまだしも。

自分最後に買ったのは一昨年の夏にくたれてきた無地TとYシャツを3着ずつくらい買い替えたくらいな気がする。たしか特売中で2000円くらいだったと思う。

去年はコロナ自粛も相まって多分1着も買ってない。

新卒2年目に学生の頃に買った服がなんか全部ダサく感じてきて全部買い換えたことはあるけど、毎月毎月コンスタントに買い換える、ってもんじゃないよなぁ。

俺が意識してないだけで毎月みんなフォルムチェンジしてたの?っていうかそんなに毎月費やしたら単純に押し入れがいっぱいにならない?

ハイブランド品を魅力に感じる価値観だったりファッション雑誌買って流行を欠かさず追うような人は自分が思ってたより多くて、

これはインフラ代というよりは『ファッション』っていう趣味世界があって、その住民趣味代みたいに捉えたほうがいいのかなぁ。

推しのいいところを形作った環境が嫌い

最近出会ってしまった未成年推しはまだデビューしていない一般人なんだけど、本当に大好きで生活が一変した。

顔も声もスタイルも全部大好きで好きじゃないところがなくて、逆に何をやったら嫌いになるのかわからいくらいに大好き。

夢を追ってる姿もステージでの姿も大好きで好きじゃ足りないくらいに大好きで生活に入り込んできている。

でも好きすぎて最近嫌いになってきた。

垣間見える生活お金の余裕が鼻につく。

病気障害差別貧困なんて知らない見えない世界で生まれ育ったのではないかと思う姿が好きだけど大嫌い。

迷いなくオーディション番組に参加できるところも周りからの落とし込みがないところも、周りの人に恵まれているところも大好きだけどすごく嫌い。

アイドルなんて応援するのは、何かしら問題を抱えている人が8割だけどみんなこのアイドルのまぶしさにどうやって耐えているんだろう?

自分が少ない給料をはたいているのにアイドルはたっかい洋服身に着けてるの見て我に帰らない人ばっかりじゃないはずなのに。

ルッキズムという言葉さえ知らなさそうだし、無邪気に差別はよくないよねを語りそうなキラキラオーラが大好きで嫌い。

身長が高くてお金に余裕があって、周りの理解もある人が道楽アイドルやってる姿見たくない。でも見たい。

推しの大好きなところを形作ったところを突き詰めていくと嫌いになってしまう。

これ以上好きになりたくないけど嫌いにはなりたくないし、結局被差別側に生まれた運がない負け犬の遠吠えはしたくない。

現実逃避してる間に推し今日きれいな家できれいなご飯を食べてきれいな風呂に入って綺麗なペット散歩に行くんだ。

私は汚い部屋で安い胸肉食べて古臭い風呂で寝るのに。

底辺のおかげで成り立っている商売なのになぜ裕福さを隠してくれないんだろう。

自分が恵まれていることに気づいていないであろう姿に腹が立つ。

何言ってんのって感じだけど大好きだから大嫌いになる。

キラキラしてる姿は好きだけどキラキラ形成した過程をにおわせないでほしい。

ネットでめちゃくちゃ叩かれてみてほしい。

貧乏ぐらししてみてほしい。

目の前の客に嫌な顔されてみてほしい。

差別されてみてほしい。

なんでこんなに好きなのに嫌いになってしまうんだろうか。

現実逃避させてほしいのになぜお金という現実を見せてくるんだろう。

まれている人は何もかも持ってるけど逆な人は何も持ってない。

顔がぐちゃぐちゃになっても面倒を見てくれる愛してくれる人が周りにいるのがむかつく

結局全部ひがみでしかないけど。

なんでそんなに無邪気でいられるんだろう。

顔も声もスタイルも大好きなのに、それを形作った先祖から勝ち組遺伝子無自覚でいるところが大嫌い。

一挙手一投足にキャーキャー言われて、けがでもしたら大騒ぎされる。

なんでそんなに無自覚なの?

ちょっとは育ちが悪い所見せてよ。

病気になってよ。

2021-05-14

近所のショッピングモール

都内最寄駅前ショッピングモール臨時休館中とデカデカと書いてあるけど今日から店の9割方営業し始めたw昨日まではスーパーとかドラッグストアとか数店舗しか営業してなかったんだけど。

洋服だって生活必需品ですけど?というノリ。

近隣住民自分としては営業してもらった方が便利でありがたいけど、もはや休館ってなんだっけ?みたいな状態

そもそも緊急事態ってなんだっけ?みたいな状態から仕方がない気がする。

2021-05-13

外出したら父親と大喧嘩になった

実家暮らしで去年からテレワークをしている。ずっと座りっぱなしだからか腰に違和感があり、去年から整体に通い始めた。

先日、整体に出かけて、出かけたついでに母の日プレゼントやら洋服やら必要ものを買ってから帰った。すると帰宅するなり父親が開口一番怒鳴りつけてきた。

「この緊急事態宣言中どこに行ってたんだ」と。

正直に「整体と買い物。母の日プレゼントも買った」と伝えたら、「どっちも行かなくても死なないんだから、行くのを控えろ。食料なら近所のスーパーで買えばいい。余計な外出でコロナうつしたらどうするんだ。今は医療が受けづらい。俺のような高齢者の死亡率を知っているか。まだ死にたくないんだ」と捲し立てられた。

父曰く、整体なんてもの普段から運動ストレッチを欠かさず行えば行かずに済むものらしく、母の日プレゼントも「余計なもの」らしく、洋服も「買わなくても死なないもの」らしい。

実家暮らしである以上、家族を慮って外出を控えることは当然であり、半日にも満たない外出であっても非常識らしい。

家族のことを考えろという点についてはわからないでもないが、我が家夫婦間の冷戦がずっと続いており、家族食卓を囲むことはまずあり得ない。使う食材調味料も母・私と父とで分かれているほどの徹底っぷりだ。冷蔵庫のスペースだって明確に区切られている。

父と会話することも年に2,3回あればいい方で、「一つ屋根の下にいる他人」という認識の方がしっくりくる。それが、このコロナ禍、何回目かの緊急事態宣言中に急に父親ヅラをし出したのがおかしかった。

何より、「自分が死にたくない」という気持ちが一番で、「コロナにかかったら若者だって重症化するかもしれない」とか、娘である私に対する言葉が一切なかったことに違和感があった。

70歳オーバーの父は誰がどう見ても高齢者であることに変わりはない。感染時のリスクが高い、確かにそうだろう。だが我が市ではもうすぐワクチンの接種が始まる。高齢者から優先的に。

父の言い分では、俺がワクチンを受けたらお前は好きにしろ、ということなのだろうか。

私が実家に留まっているのは、以前母が倒れたことがあったからだ。今は回復している。その時父親は母に対して何もしなかった。「家族」なのに。

せめて母の面倒だけでも、と思っていたが、父親が怒鳴る顔を見てなんだかどうでも良くなった。父との喧嘩はもう数え切れないくらい起きているが、今回「早く出て行け」とまで言われたから、留まる理由が薄らいできた。

コロナ禍の中、引っ越しのためにあちこち内見をするのもそれこそ感染が怖いから嫌だったのだが、もう家を出ようと思う。今後介護のために戻れと言われても無視をしよう。勝手に死んでくれ。お金なら出すから介護サービスを受けて欲しい。

それと母は離婚希望してるんだから、早く印鑑を押して欲しい。怒鳴り散らして自分のことしか考えていないあなたことなんて、誰も愛していない。

2021-05-10

眠れない夜と、ダムタイプ「S/N」について

深夜に殴り書いた言葉を公開させてください。

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私は夢見る、私の性別がなくなることを。

女友達手作り料理を持ち寄って会った。母親に男かと揶揄されるたび居た堪れない気持ちになる、と話したらいつのまにか女性の生きづらさの話になって、社会で圧迫される自分自身のことについて話してた。

絵の中で無性別になれるようになったこと、裸を描けるようになったこと。それは昨年唐突に訪れた解放で、ふりでない、本当の意味での理解が訪れた瞬間だった。昔から友達に突然カミングアウトされたり、周りにいろんなセクシュアリティの人が増えて、そこに対して何も思わなかったけど、一方で私はどう考えてもシスヘテロで、ただ家族強制する性の価値観あんまり理解できなかった。

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女の子らしさはガサツで割と男性的とされる趣味の多い私にはハードルの高い問題で、170cm近い体躯王子役を押し付けられまくった経験からLGBTなの?」「腐女子なの?」と言われることも多々あり、それが耐え難き苦痛に感じる私自身も嫌だった。

普通であることに安心する家族普通であることに怯えるわたし曖昧言葉には常に適度な距離感必要で、冷静さを欠いた議論には意味がない。そういう話をするたび、周りの“いい人”たちはみんな私のことを考えすぎだと言った。そんなに思い悩むから生きづらいのだと。

思考をやめる気はさらさらないが、一方で年々神経を蝕まれつつあるのも事実だった。精神科にかかったことはないし、これからもお世話になるつもりはないが、胃痛で薬を飲むという意味がわかるようになってしまった。自傷的に何度か手を出した煙草のせいだが、倦怠感で身体が動かなくなったりもした。腹痛で意識を失いかけた。神経症で人は死ぬんだと思った。

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「S/N」を見たのは好きな人の影響だが、どうしてあの人を好きになったのかを思い出した。どうして彼じゃなきゃだめだったのかを。酷い時も、辛い時も沢山あったし、客観的に考えればこうした方がいい、とかもいっぱいある。ただ、それが重要なわけではなくて。愛の器官が母親の甘い束縛と重め(笑)の虐めで壊れて、他人から暴力罵詈雑言を崇拝の一形態だと感じるようになってしまったんだと思ってた。精神的に魘されないと安心できないのかと。でも違う。

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わたしはきっと、何者にもなりたくなかったんだと思う。透明になりたいし、全てになりたい。もう殴られたくないよと強く願ったら17歳になる頃には殴られなくなったけど、真綿で締め付けられるような虚無が残ったからいつも首に縄をつけてぎりぎりで生きてる。側からはそう見えないはずだけど。好きなトラックメイカー音楽よりもいつか結婚した時の愛する人の方が大事だよ、と言っていて、すごく驚いた。私はずっと、天啓のような何かを信じることでしか、辛い過去を受け入れられずにいたから。いまもそうだし、そうでないといけないと思うの。

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本当にばかばかしくて、ちょっと幼い話だけど。わたしは、好きな人わたしの目をじっと見て、「眼鏡でもかわいいよ」と言ってくれたその一言で22年近くの呪いが解けた人間である。でも、親の呪いがこんなに深くわたしの中にあるって知らなかった。

小さい頃から蝶よ花よと育てたられた私だけど、母は写真を撮るたびに眼鏡を外させた。かわいくないから外しなさい、と言った言葉はいつの間にか習慣になって、眼鏡さえ外せば最強なのだという行きすぎた自尊心すら生んだ。実際に眼鏡の有無で同一人物だと気付かれないことがあったのも遠因だろう。わたし眼鏡諸悪の根源にすることで耐えていた。

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恋愛にもそんなに恵まれず、高校で軽い虐めに遭った際「わたしかわいいからでしょう?」と母の言葉確認をとったら、途端にキョトンとした顔をされ、その時から全てがわからなくなった。ルッキズムの最下層に突き落とされたような気分だった。

当時の私は髪のとかし方も知らず、見えている世界レイヤーが少なすぎたので、たしかに見目麗しくはなかったと思う。でも好きなバンドインストアイベントで憧れていたギタリストに前の女の子と明らかに異なる冷たい目を向けられたこととか、そういう体験が、私の不安を加速させた。何をやっても痩せなかったし、服屋の服は全部小さすぎて似合わなかった。最悪だった。

大学生になって古着にハマって、ようやくアメリカサイズの服を着ることでサイズ問題解決したけど、やはり可愛いという言葉が怖かった。私から一番遠いところにある気がした。

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好きな人言葉は頭の先から足元まで響くような衝撃で、衒いのないトーンは私を惑わせた。本当に、本当に、誰に言われても嘘だろうと、嫌悪感しか抱かなかったその恐怖が、ようやく解放されたような気がしたのだ。それ以降は人の褒め言葉を、きちんと信じられるようになった。

まあ今もコンタクトはたまにしてるけど、選択肢眼鏡を含められるようになったのは、あの時好きな人が認めてくれたからだった。それだけで意味がある。私は体質的に目が乾きがちで、眼鏡ですら頭痛眩暈がすることがある。健康被害よりも強迫的なコンタクト依存から解放されたのは、本当に嬉しかった。

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「S/N」を見た時に自覚した。わたしは他の人では満たされない渇きを、好きな人ならわかってもらえる気がしたのだと思う。ジェンダーの話はわたしも後追いだし、LGBT当事者でもなくて、フェミニズムに明るいわけでもない。どちらかと言うと旧体制的で、内心少し男根主義に傾いてるけど、でも、多様性を締め付けられる社会が本当に息苦しかった。私が可愛いものを好きなのはかなり異常者で、可愛くないことは罪だって、ずっと見えない誰かの声が聞こえて死にたかった。でもそれを人は幼いという。若気の至りだと。本当にそうだろうか?

好きな人に会う前から男性に恋をしても、きっと眺めるのが好きなだけだった。男性男性性は愛おしくはあるが恐怖で、私は母の教育方針もあって、結構性をタブー視してた。ちょっとフィクトセクシュアルの気もあるせいか虚構を覗き見ることだけが唯一許されてる気がして、それ以外は全部怖かった。そこがギリギリライン

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それでもようやく付き合ってもいいかなという人に告白されて、焦りであっさり色んなことを済ませてしまったわけだけど、思ったより呆気なくて、何も感じなくて、その行為はいつの間にか虚無感に満ちた義務になった。心がない行動は演技で、いつも断れない自分も嫌だった。でも私というキャラクターが彼を承認した以上、そのキャラクターには責任を持たなければならない。告白承認する、他人人生を背負うとはそういうことだと思った。

そこには頭では納得していたけれど、ある時期から本当に、他人身体に触れられること、好意を抱かれることに恐怖を抱くようになった。何度か背筋が凍るほど嫌な思いをしたせいもあるだろう。私を世の中に貸し出すのが無理になって、人が信じられなかった。そしてどこかで、プツンと糸が切れた。

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好きな人もその一人といえばそうだし、それは最悪の搾取の仕方ではあったけれど、あれよあれよと巻き込まれプライベート時間は、たぶん優しさであったように思う。私は余りにも臆病で、そして彼の傷は大きすぎたから、私たちは付き合うという選択を保留することにしたけれど、彼は私に好意を伝えてくれたし、たくさん泣いていた。

なんかもう、それだけでよかった。

セックス搾取じゃなくて優しさで、きっとお互いを信じ合うことで、小さな希望で、だから好きになってくれる人たちに怯えるのは私が間違ってるって思う。でも怖かった。

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好きな人は、私が今まで誰にも話さずに来た、心の穴を知っていた。きっと直感的に。運命いたことを言うとキザだから言わないけど、彼は他の誰にもない魔法で、私を狂わせるけど、よく考えたらそれが無ければ痛くて痛くて生きてられなかったかもしれないし、また勉強が好きになれたからとか、恋心で作品が作れるからとかそんな現金理由よりも、なによりも私が感じていた性の不安とか、かわいいに怯える切実な揺らぎとか、そういう感情無理解でいなかったから。普通に属してるひとたちは…家族も含めて、気づいてなかったのだろう。私が泣くたびに宥められて惨めになる。好きな人だって適当な時あるけど、もしかしたら私のその不安を、あなたならわかってくれるんじゃないかと。

そういう、希望だったんだ。

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私の部屋はいま彼がくれたお洋服とか、お揃いのものとか、ドローイング、筆跡で満ちている。ちょっとファナティックだと自分でも思う。

でもこれしかなかった。彼になりたかったというよりか、嘘でもいいから愛されてみたくて、その嘘を嘘で終わらせるのが本当に耐えられなくて、本人の知らないところでそれを実現させるために、彼を統合失調的に創造しようとしたのだ。なぜか告白されたり、結局関係性がよくわからなくなったりして、側からみればきっと軽い地獄なんだろうけど。毎日家でも学校でも暴力を振るわれたり表現手段を持たなかった頃よりは、全然幸福だよ。

わたしあなたが好き。

それそのものが救済なんだ。

私はセックスのない世界に行きたかった。それが思い出せたことだけでも、(私が生まれる前に作られた)この作品はとても、とても深い爪痕を私の身体に残したと思う。

2021-05-08

好きなブランドが嫌いになってきた

3年前からずっと好きな洋服ブランドがある。

そこでしかほぼ買わないかクローゼットの中はそのブランドの服しかないし、今まで使った金額はたぶん50万くらい行ってると思う。

一着で1万以上するし、そんなにお金ある方じゃないか給料をほぼぶっこんでる状態だったけど、すごく幸せで毎週のように新作を追いかけてた。店員SNSフォローして毎日見てコーデの参考にもしてた。

でも今年でブランド終了するらしい。知ったときはびっくりしたしとてもショックだったけど最後まで推しまくろうと思ってた

最後からいろいろな企画アイテムが発表されて、どれも可愛いし欲しいんだけど。

売り方があんまりきじゃない。

いやもうブランド終了だし再生産できないとか色々事情はあるんだろうけどさ、コロナでお店閉まってるからオンラインストアしか買えないのに開始1秒で売り切れるのはどうなの?本当に売る気あるのか?

いちいち店員SNSで「開始○○秒で完売、、!😭😭」とか載せないでほしい。煽りじゃん。

店員までオンラインストアに参戦するのやめてほしい。それで買えた報告とかいらないから。こっちにまで在庫回ってないんだから自重してほしい。

最後最後お金落としたいのにぜんぜん買えなくて逆に熱が冷めてきてる。

2021-05-01

海外在住経験のおかげで季節感無視できるようになった思い出

海外在住経験のおかげで季節感無視できるようになった思い出について

母が洋服好きな人だった。私は料理に興味がないので洋服は母との数少ない共通趣味だった。

母は季節感には厳しい人(この世代の方は基本そうだよね)で、3月なんだからもうこの素材は着ない、11月だから長袖といったルールを守る人だった。

私にもそのルールはしみついており、長い間そのルールを破ることに抵抗があった

一発目、南半球生活したとき、季節逆。月と季節の感覚が掴めない。周りを見ながら洋服を選ぼうとするがそれぞれの服装がバッラバラ…。私困惑

気温に合わせて好きな服着る。一人だし、それでいいと吹っ切る。でも厚手のマフラー真冬しか巻けなかった。

二発目、大陸が違う南半球生活東海岸の湿気と気温で季節?それ何?おいしい?感覚に陥る。

緯度的には暖かいはずなのに、芯が冷える夏。庶民は初夏でも朝晩はダウンを着たりする。

服に関しての季節感ルール、完全突破。厚手のマフラーが夏の寒いときに効く生活実感。

三発目、アメリカでの生活自由。The 自由。いついかなる時も彼らは自分がどう感じるかをメインに服装を選ぶ。

着飾ることが好きな人は艶やかに美しく、快適さを求める人は心地よさを。自分がどう感じるかで服を選ぶ。

薄着で厚手のマフラーを巻くファッション、すごく可愛いから好き。

日本のきちっとしたルールも今でも好き。この季節が始まるのだ!とぴりっとする感じに価値がある。

からね、自分がいいなら真冬に裸足だっていいし、絶対にこの月にはこの服は着ない!と決めてもそれもいいのだと思いながら、この何を着ていいかわからん気温帯のこの季節を生き抜く。

2021-04-17

anond:20210416190537

逆に「どうしてスカートは女の人だけしか履けないの?」って問いかければいいじゃん。それが教育ってもんだろ。

浴衣とかだと、男も女もほとんど同じだし、裾は乱暴な言い方をすればスカートと同じだ。それが洋服になると、なぜ問題になるのか分からん

2021-04-16

anond:20210416184945

ヲタとか知らんのか?

レイヤーという層もいるが

洋服にこだわっているオタクも多い

アニメにこだわるのと同じだけの濃さで、ふくやメイクにこだわってるよ。

anond:20210416184232

オタクやってると疲れない?

本来メイク洋服に費やす情熱を本や非実在人間に傾けてるんでしょ?

なんで自分に関心がいかないの?

2021-04-14

入門産業

師匠と呼ばれたい人先輩ぶりたい人を集める

コモディティ化常識化しているものを教える役を与える

教えたがりにさせ教えるのに最適と思われるツールを売るか使い方を教える

ウォーキング/犬の散歩講師いるかもしれないが犬の洋服、犬のふんが臭くなくなる餌、プロテインサプリメントサポーターなどを卸すこともあるだろう

地方から出てきた大学生に正しい満員電車の乗り方をレクチャーするマナー講師などもいるかもしれないがモバイル決済や時刻表アプリ研修を受けさせることも出来るだろう

2021-04-12

備忘録DVモラハラのいう事

DVモラハラ男の定番セリフ

  • 玄関にまとめてあるゴミを集積場に持って行くことしかやってないのに

 「俺は家事を手伝っている」と偉そうにする

  • 「嫁を愛している」

 「嫁を幸福にできるのは俺だけ」

  • 「これって普通だろ」

 「俺の周りの奴の嫁はちゃんとやれてる」

 「母親はやっていた」

 「そのことについては、ちゃんと謝って解決済み

 「俺だけが悪いわけじゃない、嫁にも悪いところがある」

  • 「嫁は本気で離婚する気なんかない」
  • 家事なんて覚えようと思えば、いつでも覚えられる。

  掃除掃除機がやってくれるし、洗濯なんて洗濯機の中に入れるだけだろ?」

  • 家事なんて必要に迫られれば覚える。今は必要がないからやってないだけ」
  • あいつは俺がいないと何もできない」
  • 「なんだかんだ言っても、嫁は俺に惚れてるんだよ」
  • 「突然離婚したいだなんて、嫁は浮気してるんじゃないか!?
  • 「新婚の頃に戻りたい」
  • 「俺は何をすればいい?」
  • 「俺の飯はどうなる?」

これらはすべてDVです。覚えておきましょう。

身体暴力

・小突く

・殴る

・蹴る

・殴るふりをする

包丁を突きつける

ものを投げつける

・髪を引っ張る、引きずり回す

タバコの火を押し付け

・首を絞める

階段から突き落とす

精神暴力

・何でも従えと言う

発言権を与えない

・交友関係電話の内容を細かく監視する

・外出を禁止する

・何を言っても無視する

・人前で侮辱する

大事ものを捨てる、壊す

罵詈雑言を浴びせる

・夜通し説教をして眠らせない

経済的暴力

生活費を渡さな

・外で働くことを妨害する

洋服などを買わせない

・家庭の収入について何も教えない

家計を厳しく管理する

性的暴力

・見たくないのにポルノビデオを見せる

・脅しや暴力的な性行為

避妊に協力しない

中絶強要

子供ができない事を一方的非難する

・性行為強要

子供を巻き込んだ暴力

子供暴力を見せる

子供危険な目に遭わせる

子供を取り上げる

自分の言いたいことを子供に言わせる

子供暴力をふるうと脅す

【逃げられ男にならないための八ヶ条】

1. 嫁の無言を許容だと思うな

2. 怒りを小出しにしないタイプが怒った時は終わりの時

3. 自分の親は嫁にとっては他人、むしろお互い敵同士

4. 「悪意はない」を絶対免罪符にするな

5. 嫁の愚痴は貴重な情報収集の場だと思え

6. 産前産後の嫁は野生動物、手厚く保護しろ

7. 終わった事・済んだ事と思っているのは夫だけ

8. 釣った魚にも餌は必要、やらないと愛が餓死する

補足として、嫁の産後の時の両親の訪問核弾頭を投げ込む行為と思え。

上記に該当しそうな場合は、即刻嫁に今後の話し合いを求めてみるのも手。

ただし、それで更なる嫁地雷を踏む可能性もあるのでくれぐれも慎重に。

【心に残る名言集】

過去恋愛を、男は名前を付けて保存、女は上書き保存

・ 男は臭いものに蓋、女は臭いにおいは元から絶つ

 または、男は対症療法、女は根絶治療

・ 男の「許す」は心のコップに貯まった水をすべて捨てる、

 女の「許す」はコップのふちを盛り上げて心の許容量を増やす

2021-04-11

仕事での出来事(脚色)

毎日、奇妙なメールが届くのです。毎日毎日、15時ちょうどに。

そのメールには題名がなく、本文はいつもアルファベットが一文字だけ。

差出人はいつも同じ人。

よくわからいか無視していました。

ある日、また例の人からメールが届きました。

無視しようとしたら、題名日本語で「あなた今日、ドブにハマって服が汚れます」と書いてありました。

なんだか気になって本文を見ると、「それを回避したいならば、今日新聞を読んだのちに出かけてください」とある

よくわからないまま新聞を開いてから、夕食の買い物に出かけました。

特になんともありませんでした。

次の日以降もメールは届き続けましたが、内容は以前の『題名なし・本文一文字』に戻っていました。

それらのメール毎日手動でゴミ箱送りにしていましたが、また「あなた今日、ドブにハマって服が汚れます」が届きました。

本文には「それを回避したいならば、今日新聞のなかの好きな記事ひとつ選んで、それをノートへ書き写してください」とある

そんなバカなことできねーよ、と無視して夕食の買い物に出かけました。

その帰り道、足が何かに引っ掛かって見事にドブへハマり、洋服が汚れ、食料も無駄になりました。

『あのメール、ひょっとして未来を暗示しているのか?』と思いました。

以降、『題名なし・本文一文字』に混ざった『ドブ回避メールには真剣対応しました。

ただ、要求が日に日にどんどん難しくなっていくのです。書き写せ系の指示ばかりで、毎日量が増える。しまいには、

『今までに学んだ小中高の全教科の教科書辞書を全部探し出して、それらの全ページを一字一句残さずイラスト写真も書き写してください。ただし制限時間明日朝まで』

無理です。さすがに無理です。ていうか教科書とかもう保管していないし。

無理だから、手近にあった雑誌を一冊、書き写しました。それでも充分しんどい

次の日、朝になっても特に何もありませんでした。

あー要求はこれでクリアしたのかな、と息をついたとき宅配便が届きました。

差出人の名前は、さてどこかで聞いたような名前です。あまり記憶にない。そういえばこんな親戚もいたかな。

中身は、なんと生のマツタケデカい。いい香りです。

今夜はこれを焼いて食べようかな。そう思いました。

その日は、15時を過ぎても例のメールは届きませんでした。珍しい。買い物に行っても何もなし。

夕食の時間メニューには焼きマツタケが加わりました、昼に届いたものを焼いたのです。

マツタケをほおばった瞬間、口の中がしびれました。すぐに吐き出しましたが、全身がしびれて寒気がして、床に倒れてしまいました。目の前が暗いです。

生命危機を感じました。

助けを呼ぼうとポケットからスマートフォンを引っ張り出しましたが、何者かに取り上げられてしまいました。

その人物が言うのです。

最後の指示、ちゃんと守らなかったでしょ。適当なことするからこうなるんだよ?」

冷や汗が出て呼吸が苦しくなってきました。

毎日メール送ってあげてたのに、それだって無視するからこうなるんだよ?」

この人は誰なんだ?顔を上げるのすらしんどくなります。声が出せない。

アルファベットを一文字ずつ順番につなげていって、ローマ字読みすれば答えになる」

は?そんなことわかるわけないじゃん。どうやったらその方法があったってわかるんだ…よ…

「その答えがわかれば、今日のこの出来事回避できたんだよ?それをしなかったから君は、答えがわからなかった。そして君はまもなく死ぬ自業自得だね。これは自己責任だよ?」

ていうかお前、誰だよ…

その疑問が、僕の最期でした。

2021-04-01

ヒメマルカツオブシムシいた

キッチンの壁にいたので、つまんで外に放り出しておいた

幼虫とかが洋服とか食べるタイプ害虫っぽいので

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