はてなキーワード: 江藤とは
他部署の人間で、1歳年下の後輩。交際3年程だ。
普段、陽子の所属する部署と僕らの部署の人間は直接顔を合わせることはあまりない。
とある大きなプロジェクトのメンバーとしてたまたま僕と陽子がそれぞれ選抜され、2ヶ月間ほど協力しあい問題を解決しているうちに僕らは親しくなった。
僕は同僚に言うのが気恥ずかしくて黙っていたのだ。
自分で言うのもおかしいけど、僕は全然イケメンじゃない。中肉中背・顔もブサイクでもないと思うけど、外見的な特徴としては中の中レベルだと思ってる。オシャレセンスとやらもあまり自慢できない。
一方、陽子はそれなりに目立つ存在なのだ。清楚系美人で、僕と同期の野郎たちにも人気だった。
そんな僕と陽子が付き合ってる事を皆に言うのはちょっと恥ずかしかったのだ。社内のとある人間から猛烈アピールをうけていた陽子は、彼への牽制もこめて皆にオープンにしようと提案してきたのが1年半ほど前。
いまでは周知の事実となっており、ときたま冷やかされるものの、ありがたいことに会社の方々には好意的に受け取って頂いているようだ。
そんな僕と彼女の話。
仕事はそれなりに満足してる。残業も多いけど、この不景気にしては恵まれた職場環境だと感謝したいくらいだ。
仕事はバリバリ良く出来て、面倒見も良くて部下からの信頼も厚い。男の僕から見てもイケメン。
仕事に対しては厳しくて、僕もきついダメだしをしょっちゅうもらうけど、嫌いな人ではない。
既婚者で幼稚園に通うお子さんがいるらしい。以前、自宅に招待して頂いた際に紹介していただいた奥さんも可愛かった。
そんな上司(『桜井』:仮名)から先月、僕の携帯にメールが届いた。
メールを受信したのは深夜のこと。朝、目が覚めてメールを確認した時は意味がわからなかった。
寝ぼけた頭がその瞬間冴えてきて、不安な気持ちに包まれたのを覚えている。
(『夢』って?『キスしたこと』って?陽子と桜井課長がキスしたの?)
(『4L』って、社内のあの場所?)
うちの会社では社員用の個室がいくつか用意されていて、空室ならば申請などせずに自由に使える。
1人用の部屋もあれば、10人くらい入れる部屋もあって、一人で集中したい時に予備校の自習室のような使い方をしたり、社員同士のちょっとした打ち合わせに使用している。
『4L』ってのはその部屋の名称の一つ。
もちろん「送り先間違ってませんか?」なんて返信もできず、混乱した頭のまま会社へ。
「今日どんな顔して桜井課長と会えばいいんだよ」と思いつつも、上司がいつも通り接してきたので不思議と僕も動揺を見せることなく仕事を終えた。
仕事終わってから陽子と外食。当然、メールのことは気になってたけど、誤解かもしれないと思って触れられない。
おそらく陽子に送るメールを僕に誤って送ってしまったのだろう。
これも仮名だけど、
ってな感じで、僕らは苗字が似てるんだ。一文字目の漢字が一緒。おそらく携帯のアドレス帳では上下に並んでるんだと思う。
気にはなるけど、陽子には聞いちゃいけない質問だと思った。そして聞く勇気もなかった。
もちろん彼女を信じたいし、誤解だと思いたいので、「これは『江田さん』という同じ名字の別人だ」とか考えるけど、『4L』なんて単語が出てる以上そんな楽観的な考えもできずに出てくるのは悪い想像ばっかり。
高校生でもあるまいし、もし本当だとしてもキスくらいなら許してやれといわれた。
そういうもんなのだろう。
信頼してるなら彼女に直接聞いてみればいい、とも言われたけど、僕はもし真実だった時のことを考えると怖かった。
10日間ほど進展もなく過ぎていった。
週末は陽子とデートした。二人でいる時はメールのことなんか意識することもなく楽しかった。
平日は悶々としたまま普通に仕事をした。それほど仕事量の多かった週ではないのに何故か毎日疲れた。
このまま、事はウヤムヤでもいいやと思っていた。
金曜の夜、少しだけ残業した。フロアには桜井課長と僕ともう一人同僚が残っていた。
帰り際、桜井課長が僕らをご飯に誘った。同僚は予定があるようで丁寧にお断りしてた。
狙うこともなく課長と僕は二人でご飯を食べに行くことになった。
部署の人間と昼食を一緒にとることはよくある。課長と昼食を二人きりで食べに行くこともしばしば。しかし夕食を二人で食べたのは過去数えられるほどしかない。
最初は仕事の会話だったけど、お酒が入ってからはお互いくだらない雑談だった。その日は一つ仕事をやりきった達成感もあって、楽しい時間だった。例のメールの件は聞く気もなかった。
僕はアルコールにそれほど強いわけではない。程良く酔っ払ってきた。ほろ酔いの気持ちいい気分の中で自然と口から言葉が出てた。
「かちょー、ちょっと前に僕にまちがってメールおくってきましたよねー。江田さんとキスしたんですかー?」
酔ってなければ絶対に面と向かって言えないことだった。
さっきまで笑ってた課長が真顔になってた。
僕もそんな課長の顔を見て、酔いが醒めた。血の気が引いた。
「ちょっとトイレ行ってくるから待っててくれ」課長が一言つぶやいて席をたった。
・僕が陽子と付き合ってるのを知りながら、卑怯なことをして申し訳ない。
・無理やりキスしたわけではないが、僕のリードでキスをしてしまった。江田さんは悪くない。
僕は黙って話を聞いていた。
謝罪と説明が終わってから「彼女へは僕から直接話をしたいので今日のことは伝えないで欲しい」と言った。
課長のことは許すことができませんが正直に話してくれたことには感謝します、僕はこのことはこの場をもって忘れようと思うので、仕事は今まで通りの関係でお願いしますと伝えた。
課長は謝罪の言葉を繰り返し、頭を下げたままだった。こうして途中まで楽しかった夕食は終わった。
許してしまう雰囲気だったのか?罵倒して殴ればよかったのかもしれないけど、僕はなぜかカッコ付けた。
もっともカッコ悪いのは僕だった。
・打合せしているうちに変な雰囲気になって、ついキスされてしまった。
・拒絶するべきだったのに、なぜか断らなかった。本当にごめんなさい。
・桜井さんとはそれきりで、社内でもふたりきりにはなってない。
・僕には申し訳なくて言えなかった。
・愛してるのは僕だけだ。
僕は陽子に別れを伝えた。
陽子は涙ながらに謝罪し、許してもらえるまで待たせてほしいと言った。
僕は待ってても無駄かもしれないと伝えた。
うまく整理できなんだけど、
話をしてくれなかった彼女への怒り > 不甲斐ない自分への怒り > 彼女にキスをした上司への怒り
ってな順番なんだと思う。
彼女が僕に伝えなかったのは、僕に対する優しさなのかもしれない。
黙っていたほうがいいこともある。心配させたくないという心遣いかもしれない。
分かっているけど、僕はそれを素直に受け入れるほど心が広くなかった。
僕は子供なんだと思う。
課長から僕へのダメ出しは少しだけ減ったような気もするが、事件前と関係は大して変わっていない。
彼女とは社内で普通に挨拶くらいはするけど、プライベートで会うことはなくなった。
「本当にごめんなさい。もう一度お話をしていただけますか?元の関係にはもどることができないと思いますが、もう一度チャンスを下さい」
僕はすぐ返信した。
「ごめんなさい」
ここに書いたのは文章にすることで心の整理をつけられるかと思ったから。
そして、今回の最大の収穫は自分の心の狭さがよくわかったこと。
メールの送信先には気をつけてください。
皆さんはこれくらいなら許してあげられるよね?
チャンスを与えてあげられるよね?
一部の「2000年当時は~」とか言ってる人(自民党の谷垣氏や江藤氏を筆頭に、政治層に近い人)は殺処分の即時遂行を最優先する方向で動いてたでしょ。国への要望で重要視されたのも全部それにまつわるものだった。
それっていうのは、それこそ結局的に、最終的にはやらなきゃいけない「殺処分」について、補償問題や埋める場所問題、獣医の数などの問題など、「宮崎県だけじゃ限界が来る」ことが最初から分かってる問題の限界に対して、国にサポートを要請していたってことでしょうに。江藤や谷垣が先頭に立って殺せ殺せやってたわけじゃないだろ。民主党政府、農水省政務三役レベル以外は、それなりに「誰が何をやり、誰が何をどこに訴えるべきか」をちゃんとそれなりに上手く役割分担してたと思うが。
そりゃあ、「政府一丸となった援助体制や対策体制」、もっというと「政府や内閣の本気度」を批判してるんでしょ?ワクチンだってそりゃ「そう簡単に打て打て言われて出来るわけないだろ」って言ってるだけでしょうに。
http://anond.hatelabo.jp/20100522181804
頭に書いておけば、トラックバックちゃんとなるかなぁ。
http://anond.hatelabo.jp/20100522110418
というのを踏まえて、「ふざけんなハゲ。ふざけんな江藤。既に最初から広がりまくってんだろ。広がりまくってる前提でやらないなら決定権剥奪すんぞ」と言わなかったのは政府の不作為で間違いない。
これに反論が無いと言うことは、結局『政府に不作為がある』が答えですよね。
つまり「政府の行動に問題がある」と言う指摘は、間違えていないと言うことですよね。
で、返答にも乗りますが、まず1つ目。
http://anond.hatelabo.jp/20100522181804
君の脳内ではワクチン接種を検討開始して3日で実施してるのか。もしそうならむしろ赤松の決断力はすげえって話になるなw
あのな、現実見ようぜ。あのヘタレの赤松のどこにそんな胆力があるんだよ。それともワクチン接種がどれだけ重大な決定か本気で分かってないの?
備蓄があるから?日本に使ったことも無い新兵器があったら3日で戦争始められるのか。ワクチンは強力な武器だが専門家も「絶対勝てます」とは言えない不確実な武器で、しかも最近の改良されたワクチンは世界にとっても日本にとっても新兵器だぞ
政府の「対策本部」の「本部長(最終責任者)」は17日付けで鳩山首相に変更しています。また鳩山は、農水副大臣などを現場に送り込んでいます。
胆力は鳩山の方、あるいは鳩山のブレインでしょう。普天間や政治と金問題に加えて、さらにこの問題。政権の穴にはしたくない。疫病は判断力の揺れを待ってくれないでしょう。実際に即断を出してるわけで、それを考えれば3日で開始にしてもおかしく無い。
そして「新兵器」と言いますが、オランダで出来たワクチンは2001年です。研究機関は世界各地で9年行われてるわけで、専門家ならある程度の情報は知っているでしょう。そもそも専門家であれば、今回の口蹄疫を知った時からある程度シミュレートしていておかしく無い。それに内閣ではなく官僚が手を打って調べていてもおかしく無い。
『官僚が』の意味ならワクチンの調査は17日以前からあってもおかしくないですが、それが『赤松の手柄か?』と言うと疑問ですね。現地に入る10日までは、農水官僚を怒鳴ってただけとかいう話も聞きますし。それ以後も何をやってたのやら。
ワクチン効果に『絶対』が無いのは指摘の通り。しかし、罹患地域を押さえ込める可能性があるのであれば、打たない手は無いでしょう。疫病対策と言うのはどこかでギャンブルになります。
それに、一定区域の殺処分は、結局の所、埋設場所が問題になっています。埋設場所を確保する間だけ、罹患しても症状を抑える事が出来ればよいと言う目的でのワクチン使用です。効果が無いとしても、現状と変わらない。悪い賭けじゃないですね。
ちなみに、現地側で「一定区域全頭殺処分」の話は5/14頃ですね。この頃から東国原知事が一定区域の全頭処分の話を出してたはずです。覚悟してるんだから国が動いてくれと。
それから、
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農場単位での普通の殺処分なら財産権とか言う必要はない。法的に問答無用で処分出来る
現場と補償額の問題でもめたのは明確に出たのは5/20です。一律で牛60万、豚3.5万はふざけるなと。畜産農家と補償問題を詰める前に赤松がリークして、現場農家が怒ると言う形。家畜によっては一頭で200万ぐらいだってあるんだと言う話で。結果、時価になりました。確定が5/21。
それより前は、5/18東国原知事が国と補償額で詰めている話で、交渉中と言う答えをしているのに、馬鹿記者が「交渉中」を理解出来ずに知事に喧嘩を売った話。
ワクチンを確定させた最後の決断は、17日に首相周辺と知事とで即座確定だと思いますね。3日も伸びたのはむしろ補償の問題の方でしょう。ワクチンのプレゼンなんか2時間くらいで終わるでしょう。先に書いた通り、今より悪くなる可能性が低いなら、打たない手は無い。
5/14の財産権は、赤松が一定区域内殺処分の『責任を取りたくない』保身にしか思えません。5/17トップが変わってからは、現行法で対処出来るのではないか?など言ってることからも。
少なくとも、5月上旬からワクチンを考えていたと言うのは、内閣や知事の言葉などを見ていても、想像出来ない。
二つ目。
http://anond.hatelabo.jp/20100522181804
この言葉
http://anond.hatelabo.jp/20100522110418
というのを踏まえて、「ふざけんなハゲ。ふざけんな江藤。既に最初から広がりまくってんだろ。広がりまくってる前提でやらないなら決定権剥奪すんぞ」と言わなかったのは政府の不作為で間違いない。
これを後押ししますね。10万頭出る確定を4/23に理解しておきながら、現場をほっとくと言う。
やっぱり政府の不作為だと言う指摘は別に間違えていないですね。
http://anond.hatelabo.jp/20100522110418
3/26の初期症状から口蹄疫を疑う事は難しいと専門家が言っていますね。
http://www.asahi.com/national/update/0519/TKY201005180565.html
宮崎県で口蹄疫感染の疑われる牛が確認されるまで何があったのか。関係者の話から再現する。
宮崎県都農(つの)町。3月下旬、ある農場で水牛が下痢になった。モッツァレラチーズを作るために飼われていた42頭のうちの1頭。往診した獣医師は、31日に県の宮崎家畜保健衛生所に届け出た。
県も立ち入り検査したが、口蹄疫にみられる口の中や蹄(ひづめ)の水疱(すいほう)、よだれがない。便なども検査したが、下痢の原因となる菌やウイルスが見つからず、結論が出ないまま下痢は治まった。
これが最初の異変だった。
この農場から南に約600メートル離れた別の農家で、次の異変が起きた。
「口の中に軽い潰瘍(かいよう)のある牛がいる」。4月9日、衛生所に別の獣医師から連絡があった。2日前に往診したところ、1頭の牛が前夜から発熱し食欲がなく、口からわずかによだれがあったのだという。
県の口蹄疫防疫マニュアルでは「(口の中の)水疱は発病後6~8時間以内に現れ、通常24時間以内に破裂する」と記載されている。
9日の往診で、口の中に直径3ミリほどの潰瘍は見つかった。しかし水疱ではなく、かさぶたのような状態。すでに発熱から4日がたつ。仮に口蹄疫なら、水疱や激しいよだれが見られるはずだ。
獣医師から相談を受けた衛生所は農場内のすべての牛を調べたが、口蹄疫の可能性は低いと判断した。発熱は1日でおさまっていた。
口蹄疫ウイルスの潜伏期間は、牛の場合で約1週間。獣医師は12日まで毎日往診したが、異常のある牛は見つからなかった。
獣医師は振り返る。「教科書通りの口蹄疫とは異なる初期症状。まったく想定しなかったわけではないが、この症状からは診断できなかった」
4月16日夕、別の2頭に同じような症状が見つかった。最初の牛の隣にいた牛で、何らかのウイルスによる感染と考えられた。この段階で最初の牛はほぼ完治していた。翌日、衛生所が改めて立ち入り検査し、感染症の鑑定を行ったが、19日までに出た結果は陰性だった。
ただ衛生所は19日、念のために検体を国の動物衛生研究所(動衛研)海外病研究施設(東京都小平市)に送った。このとき初めて、県は国と連絡を取った。20日早朝、口蹄疫の陽性反応が出た。
4/20以前については、県にも国にも責任は無い。だからこそこの疫病は天災と言うしかない。
「政府は4/23に10万頭パンデミック確定を理解していた」と言う前提の話なのですから、そして「政府は5/17までほとんど動いていない」のですから、宮崎や自民党が不作為を指摘する事もおかしく無いですね。
http://anond.hatelabo.jp/20100522150711
何度も何度も宮崎県の初動が悪いと政府がぶーたれてるし、2000年時と比べると過剰なくらいの移動禁止が隣接県でも行われてる。
移動禁止は国の命令でしたか?
国道封鎖での全車消毒命令は?
移動禁止命令は出たのはいつですか?
FAO(国連食糧農業機関)は宮崎県の公表した情報により4/28にアウトブレイク宣言を出していて、発生時点も3/26とされている。4/20から広まりはじめましたなんて専門家は誰も考えてないんだよ。それは政府どころか宮崎県も当然知っていた。
つまり、国連がアウトブレイクを宣言した後に外遊を優先させたって事ですよね。
優先度を本当に間違えていなかったと?
外遊を止めてくれという陳情も無視するのが正しいマニュアルですか。
対策費用→短期的に必要な融資などの措置は即日発動している。この点に関しては宮崎県も特段に不満は言ってない。何故か江藤だけは1年先の金の話を1人でやっていたが。
借金に借金を重ねられます、って言う「融資」の話はしてますね。
国の主導だったっけ?
4/23に10万頭台を知っていて、消毒薬が大量に必要なのがわかっていても、4/30には現地に消毒薬が国からは届いていないようですが。
自衛隊→そもそも宮崎の要望では自衛隊投入の優先順位は高くないよ。自衛隊を使うために必要な他の手(獣医とか)が足りなくて実際自衛隊は余っちゃってる。必要以上に人間がうろうろすると感染の媒介になることは分かってる?
消毒作業にも人手は必要。道路封鎖にも。
確かに5月頭の災害派遣では、自衛隊は埋設場所が無くて立ち往生していました。それは事実ですけどね。
人がうろちょろすると感染媒介も理解していますよ。人間よりも、鳥などで広域汚染の可能性の方が、集中して発生した事でウイルス濃度が高まってるので、かなり危険でしょう。
ここから野生動物に罹患されては、もう目も当てられない。
で、うろちょろすると感染がやばくなるのは、現地の人間はわかっている事でしょう。
その現地の人間が「自衛隊を出してくれ」と言われて、国は「感染が広がるだけだから」で出さないと言ったのですか?
それともあれか、谷垣みたいに行列引き連れて深刻そうな顔して現地をうろちょろすれば何か改善できたのかね。あっちの農場で農家と握手しながらウィルスキャッチして、こっちの農場で農家と握手しながらリリースか。おめでたいな。
赤松も小沢も県庁だけかよ!と怒ってるのが居ましたが、逆にド素人がワクチンキャリアにならなかった分よかったのでは?と個人的には考えていますよ、これ。谷垣の行脚は問題あるだろは同意ですので。
今回はそもそも発生を確認するたびに農場単位で殺処分していくという方法に無理があった。既に周辺全域にキャリアとなった牛が大量に存在しているんだ。エリア単位での処理が必要で、そうなると即時の殺処分は物理的に無理がある。そうなれば最終手段であるワクチン投与だよ。
今日行われた広域ワクチン投与は間違いなくかなり初期から検討されているはずだ。今日投与ということは恐らく4月から、遅くとも5月上旬には検討に入っているだろう。まさか日本初のワクチン投与が一昨日思いついて今日やりましたみたいな話とは思ってないよな。
ワクチン投与と殺処分確定をそこから検討しているなら、当然補償の問題だって議題になければおかしいでしょう。
そもそも4/23に10万頭と予測しておいて、4/22の100億出してよ!は聞いていない事にしたまま。5/11の予備費から200億出しても足りないと言うのを、赤松はどのように答えましたっけ。
その分、鳩山が予備費から1000億出せは優秀でした。財務省が即座に100億に減らすとしたのがダメですが。
それから、4/23で10万頭予測、4/28国連のアウトブレイクで、「即時の殺処分は物理的に無理がある」なら、なんでそれを現地にFAXなりで伝えていないの? 今の方法じゃ無理があります、って。
5/上旬から国はワクチン必須を見越して、県が言い出すまで勝手に裏でやってましたって?
それこそ都合のいい想像でしょう。
ワクチン自体はある。5/17 鳩山に変わってから、専門家をきちんと引っ張り出して、
・ワクチン備蓄はある事
を考えたとしたら、国の動きと合わせて考えても、おかしな話じゃない。致命的な疫病なんだから、研究者がワクチン事例をきちんと把握している方が自然です。なら2~3日で方針が出てもおかしくないでしょう。
同時にワクチンでの補償の話が赤松から漏れ出ている(5/19)事からも、5月上旬からと言う想定よりも、現状に合います。
そもそも、5/14だったかな? 赤松は一定区域殺処理についてなんて言いましたっけ? 確か「財産権が~」とかほざいていましたよね。5月上旬から話し合って、その間にも10万頭がどんどん現実化していて、まだそんな所?
あなたの話は何をどうしたいのか見えない。
あなたの言う
・4/23にパンデミック済み
・国はこれを知っていた
を前提とした場合、政府は最善手を打っていたのか?と言う疑問に対しても、
・宮崎県と自民の対応が最悪で、そもそもパンデミックだったんだよ
しか返していない。それは「あなたの」前提条件を繰り返してるだけ。
で、この前提に立つなら
http://anond.hatelabo.jp/20100522110418
というのを踏まえて、「ふざけんなハゲ。ふざけんな江藤。既に最初から広がりまくってんだろ。広がりまくってる前提でやらないなら決定権剥奪すんぞ」と言わなかったのは政府の不作為で間違いない。
なんでしょ?
結局『政府に不作為がある』が答えですよね。
http://anond.hatelabo.jp/20100522110418
前提が違う物を混ぜている。
というのを踏まえて、「ふざけんなハゲ。ふざけんな江藤。既に最初から広がりまくってんだろ。広がりまくってる前提でやらないなら決定権剥奪すんぞ」と言わなかったのは政府の不作為で間違いない。
そもそも政府も10万頭まで広がると全く考えていない。4月中の数々の返答からもそれは容易に推論出来る。
それを、あえて「10万頭まで広がる」と言う前提を正しいと仮定し論を立てているのだから、これが「政府の不作為で間違い無い」なら、『政府の不作為』が答えだ。
宮崎県や自民党が行っている「不作為」は、『10万頭まで広がる』と言う前提が違う。
1000頭台の時に「対策費用を出してくれ」「消毒薬を出してくれ」「自衛隊を貸してくれ」と言っているのに、それらを華麗に切り捨てて、どのような急変事態が起こるかも関係無く外遊に出るなどの行為を「不作為」としている。
こちらが言う「不作為」は『10万頭まで広がる』前提ではない。
具体的に指摘をしてごらん。何がリジェクトされたのか。
そもそも、農水大臣の「はんこ」の話に、Mb>「独断」などという条件を紛れ込ませて何がしたいのかね。
どこの誰が農水大臣の独断に関する話を批判対象にしたかね。
それに、現地を知ってて情報を持ってる江藤や自民党の連中が「一緒に協議をしよう」と言っているのにバックレたのはどこのどなただったかな。
東も陳情に来て、江藤も「具体的に支援希望策を携えて」来ているのに、その協議から逃げたのはどなただったかな。
協議しようかっていう段になってもドタキャンかましたのはどこの誰だったかな。
約一ヶ月弱放置されていたことから殺処分の数はどう楽観的に見ても万単位、普通に考えて十万超えは余裕。
これを「すぐに」殺処分できる人員と資材と場所がどこにあるんだ。鳥インフルで鶏処分するのとわけが違うぞ。つか鶏でも大仕事だぜ、この数。
「宮崎の人や自民党対策本部が要望した内容」の話に対して、なんで現状の後知恵結果論を持ち出しているのだねあなたは。
「自民党や宮崎の人は四月当時から具体的な要望を挙げていたにも関わらず、赤松農水省や政府はバックレた」って話をしているのに、
現状の後知恵で「10万頭殺処分なんて無理」とか「莫大なカネなんて出せっこない」などという、現状の後知恵結果論で何の意味もないだろ。
その「放置プレイ」とやらは「結果的に10万頭」の原因ではないと認めるの?じゃあ何を批判しているの?
「10万頭という数を責めているのではなくて、放置プレイを責めている」という主張が、なんで「原因ではない」とかいう論理接続になるんだね。詭弁も大概にしてほしいものだ。
自民党がどんな事態をどんな風に混乱させたのか言ってみな。
いや、はじめっから言ってたよ。
江藤は感情的にわめく前に、4月の発生段階で農水大臣に30項目以上の要望書を提出した。
その要望書への返事が梨のつぶてだったから、さらに40項目の要望書を提出した。
それが完全に無視されて、国の動きがあまりに鈍かったからあんな風に感情的にわめく事になっちゃったわけで。
客観的に書いてるつもりかもしれないけど、民主党を擁護するあまり事実を無視して自分の主張に合うようにだけ物事を見てるんじゃない?
全頭処分は川南で発生が続発しだしてから地元からも要望が出ていたし、東も国に何度も陳情していた。
ヘタに民主党と今、事を構えると、保証金が出してもらえないから下手下手に出ていたんだけどね。
だから、今回、ようやく国が全頭処分の方針を打ち出したときに、東は、
「農家の人たちへの補償さえしてもらえれば、国の方針に従います。」
と何度も何度も強調していたわけ。
国の確約を取ってからじゃないと病気にかかっていない牛の全頭処分をしたときの補償金が出ない。そこの部分が解決できないと前に進めなかったから。
今回の口蹄疫が10年前のウィルスと比べて感染力が桁違いなのもわかってるし、農水省がまったく動いてないとか、そんな事は思ってない。宮崎県の対応が万全だったとも思ってない。
政府の対応について問題視するならば、早期に宮崎県からイニシアチブ奪ってガッツリ処理する決断を出来なかった、という点に尽きるな。責任を伴う重大な強権発動の政治決断が出来ないのは寄り合い所帯の悪いところだ。
ここに尽きる訳よ。
予算規模、動かせる人員、制限等の強制力などは、国と県じゃお話にならないぐらい違う。予算なんて動かせる桁が違う。
感染拡大を封じ込めるためには、感染地域が限局していた初期段階にどれだけこういう物をまとめてつっこめるかがカギだったのじゃないかと。
だから知事も自民党の江藤議員も、4月の段階から国に必死に陳情してたんじゃん。国がイニシアチブを取ってくれと。県が動かせる予算や人員や重機なんてたかがしれてる。
もし国がイニシアチブを取ってくれないからと、県が全頭処分の方針を決めて、実行した後国が「補償?知らん、そんな話聞いてない」と言われたら、宮崎県に全頭補償する予算なんてない。だから決断できない。自衛隊に重機持って助けに来て欲しいけど、増員は国じゃないと要請出来ない。ワクチン接種に至っては日本自体が口蹄疫の清浄国からはずれてしまう、それこそ国レベルの話になるから一つの県でそんな決断できない。国がケツ持ってくれないと県じゃ出来ない事がいっぱいあったんだよ。
こういう事態になる前に、せめてみんなが必死に川南に抑え込んでいた間に、国が今回の方針を打ち出してくれていたらもうちょっと拡大が抑えられたかもしれない。ワクチンも使わずに済んだかもしれない。
口蹄疫が公式に発生してすでに1ヶ月。
県が万全だったとは言わないけど、正直たぶんこれが限界だった。
関係者は必死に願ってた、もうちょっと予算を、もうちょっと人員を、もうちょっと重機を、もうちょっと物品を…ってね。川南の人たちは全頭処分を半月前には覚悟してた。
どうせそうなるなら、早く決断して欲しかった。こういうときに、政権与党の決断力が国の大事を左右するんじゃないかと思う、そういう意味で民主党は批判されてもしょうがないと思う。自民党と比較してとかじゃなくて。でも、口蹄疫に対する見方、つまりそれがどのくらい恐ろしい事態で国の一大事かって事に関しては、やっぱり民主党は自民党よりわかってなかったと思うよ。政権与党なのに総理始め大臣がいろんな事にとことん無知で、それなのに専門家とまったくリンクして動けない政党というのは、危機管理の観点から批判されて当然だと思うけどね。国の対策管理室が設置されたのが発覚して約1ヶ月後って。あんまり遅すぎじゃないか?
後、無神経な発言で畜産農家の神経を逆撫でしまくってる赤松大臣は責められてしかるべき。畜産に何の関係もないうちの母でさえ、記者会見でのあの態度に激怒していたぞ。
ノーム・チョムスキーの本読んで怒った。
ホーリーランド読んで泣いた。
芥川の歯車読んで震えた。
わけがわからないんだ。感性って奴なの?
どこの世界にだって真剣な人間はいて、そいつらは誰だってなんだって素晴らしいんだ。
だけどどうしてだろう?曖昧でいい加減な態度を取ってしまうんだ。みんな。
何ニヤニヤしてるんですか!」 と言う。
別に俺は政治に興味があるわけじゃない。一番好きなのは文学だ。
そして政治に関しては、俺が与えられる影響なんてカスみたいだからって理由で
ロクに考えようとは思わない。投票に行くなんて時間の無駄だと考えている。
江藤議員のこの言葉は象徴的なんだ。これと同じ状況は、音楽にも文学にも漫画にもある。
大学にも高校にも。
神聖かまってちゃんのヴォーカル「の子」は2chで荒らしをしていたんだけど、
でもそれっておかしくない?
彼の主張はシンプルで、2chのバンド板でなんでみんな女の話や、バンドメンバーの愚痴
そういうことしか言わないの?みんな音楽が好きなら曲をみんなに聴いてもらって、
批評してもらって、そうやっていい曲を作ろうよ、
音楽で周りを変えようよ、ってことだ。
だけどの子がメジャーデビューしても2chの現状は変わらなかった。
もともと彼が建てたスレッドにいる奴らは、俺が育てたんだなあとか言って感慨にふけってる。
でもそれって何か違うよね?あんたは何にもしてないよって言いたくなるよね?
の子はそれでもかなり上手くやった方だ。彼自身が新しいやり方で成功したからだ。
だけどそれでも周りを変えることはできなかった。
もっと上手いやり方が必要なんだろう、きっと。
で、その上手いやり方ってなんなんだろうね、って話だ。
でも芸術使った方が影響力は大きい。音楽とか、小説とか、漫画とか。
だけど気になることが一つ。
洗練されちゃったら、メッセージだって、伝えたいことだって、鈍い奴には届かないんじゃないの?
の子が2chで荒らしと認定されたのは、彼の文章がむき出しで、
今までのやり方でいいと思ってる老人みたいな奴らの神経を逆なでしたからだ。
村上春樹の小説がめちゃくちゃ売れるのは、面白いストーリーと、真剣な考察があるからだ。
そしてそれはどっちか一つだけでも楽しめるんだ。
どちらもかなり上手くやっているんだが、最高に上手くやったとはいえない。
鈍い奴が気づく程度に露骨で、鈍い奴が嫌悪しない程度にポップな文章。
そんなのが書ければ理想。
それで鈍い奴がいなくなればきっと世界も変わる。
そんな楽観主義。
2ちゃんねるなどで見る意見だと、10年前の自民党の口蹄疫対策はよかったらしい。というわけで、最初の発生日から時系列で、2000年の自民党政権時の対応と、2010年の民主党政権での対応とを並べてみた。
日数 | 2000年の自民党政権のときの口蹄疫への対策 | 2010年の民主党政権での口蹄疫への対策 |
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- | 4/9 都農町の農家が通報、獣医師が「口蹄疫でない」と判断→1週間後に再検査(y)。 | |
0 | 3/25 農水省と宮崎県畜産課、口蹄疫に感染の疑いを発表。県と農水省は口蹄疫防疫対策本部を設置。半径20kmの家畜の移動を3週間制限。牛舎を消毒。半径50mを「警戒区域」に指定、交通を遮断。農家のまばらな地域(*)。 | 4/20 宮崎県、口蹄疫感染の疑いを発表。県は防疫対策本部を設置。立ち入り検査・半径20kmの家畜の移動制限を実施。農林水産省、牛肉輸出を一時停止、口蹄疫防疫対策本部(赤松農相が本部長)を設置。「牛豚疾病小委員会」を開き、協議。半径1km圏内の検査方針を示す。緊急対策会議で半径10km2地点、半径20km2地点で車両の消毒を決定(24時間体制)。農家が密集する都農町(*my)。 |
1 | 3/26 1例目の牛を殺処分。農家の申し出で近くの農場の牛3頭も処分。県内11カ所に消毒設備を設置。県内22カ所で24時間体制の検問を実施。宮崎県、畜産関係者ら100人と対策会議。 | 4/21 川南町、防疫対策本部を設置。殺処分の穴から地下水で断念。宮崎県、新たに6頭感染疑い。続けて、疑い3例目。農家周辺の通行制限・消毒。民主党3議員が東国原知事を訪問、県の対応の説明を受ける。「政務三役に伝える」と返答。続けて、川南町訪問、町長から予算措置の要望。自民党議員、県庁訪問。 |
2 | 3/27 農水省、警戒区域内の全畜産農家を対象に抗体検査を実施する方針。台湾産稲わらの検疫を強化。 | 4/22 4例目2頭。宮崎銀行、緊急対策融資を26日から開始と発表。東国原知事、都農町・川南町を視察。県議会会派の自民党、防疫措置の徹底を副知事に申し入れ。政策金融公庫が相談窓口を設置。 |
3 | 3/28 韓国、牛肉輸入を暫定的に停止。台湾、日本産牛肉輸入を禁止。厚生省、感染の疑いのある牛・豚の出荷はないとの安全情報。 | 4/23 農林水産省、1例目について口蹄疫の感染断定、感染経路の調査。畜産農家えの経営維持資金の融資枠を20億から100億へ拡大と発表。赤松農相、口蹄疫の専門家チームの派遣方針を示す。宮崎県、新たに2頭疑い。畜産農家からの要請で、県は消毒ポイントを2点追加。日南市・都城市も独自に消毒ポイント設置。 |
4 | 3/29 宮崎県、県農政水産部の人事異動を一部凍結。宮崎県家畜防疫対策本部、O型抗体と発表。 | 4/24 宮崎県、農道でなく国道を通るのが不便との声で消毒ポイントを2点追加。小林市、市内1480戸に消毒薬を配布。 |
5 | 3/30 発生農家から3km以内での採決検査と獣医師による目視検査を終了。市町村助役会議で15000戸を対象に獣医の臨床検査を実施する方針を表明。獣医の派遣を農水省に要望。農水省、中国産麦わらの輸入を当分の間禁止。 | 4/25 7例目、牛4頭に感染の疑い。農場規模が大きく、725頭が殺処分により、殺処分数は計が1108頭。 宮崎県、口蹄疫防疫対策本部の第2回会議で対応を協議。農林水産省から6人、4府県から5人が家畜処分などの応援で宮崎入り。串間市、消毒ポイント1点設置。都城市、消毒薬2600戸に配布。 |
6 | 3/31 宮崎県、宮崎市と周辺の臨床検査で異常なしと発表。 | 4/26 九州農政局、風評被害をまねく表示の是正指導。都城市、防疫対策本部を設置。宮崎県議会の全員協議会から自衛隊派遣の要望に、東国原知事「今後の発生を見て判断」と返答。 |
7 | 4/1 日南市口蹄疫防疫対策本部、安全性を訴える牛肉の試食会。 | 4/27 東国原知事、農林水産省で赤松農相と会談し、予算確保を要望。赤松農相はできる限り支援する意向を表明、29日に疫学の専門家チームの派遣、家畜共催の掛け金支払い条件の緩和を農業共済組合に要請。東国原知事、自民党谷垣総裁とも面会。谷垣総裁、28日の現地入りを表明。民主党高嶋幹事長とも面会。事業仕分け、農畜産業振興会の海外事務所全廃で独法守る。(m) |
8 | 4/2 | 4/28 宮崎県、豚に感染に似た症状5頭。検査を待たず豚486頭を処分(以後すべて豚は、遺伝子検査の結果を待たず殺処分=陰性の可能性もある)。70km離れたえびの市。移動制限区域を拡大。区域内7地点で消毒開始。8~10例目で処分数は計2800頭超。宮崎県、33億円の緊急補正予算と245億円の融資枠を決定。第3回口蹄疫防疫対策本部を開催。谷垣総裁、川南町のJA尾鈴を視察し、政府の初動体制を批判。えびの市、市民からの要請で道路2カ所を通行止め。日南市・串間市、防疫対策本部を設置。宮崎県、6家畜衛生保健所に現地対策本部を設置。 |
9 | 4/3 宮崎県家畜防疫対策本部の調べで中国産麦わらが原因の疑いを発表。宮崎県畜産課、新たに9頭の感染の疑いを発表。農水省、移動制限の延長を県に伝達。 | 4/29 農水省の疫学調査チームが現地調査。宮崎県、感染疑い牛2頭。農水省山田副大臣と東国原知事が宮崎県庁で意見交換し、知事は予算措置を要望。 |
10 | 4/4 農水省、1例目のウィルス感染の確認を発表、口蹄疫と断定。県畜産防疫対策本部、「飼料からの感染可能性低い」 | 4/30 民間事業者で初の豚4頭感染の疑い。1429頭を処分。12例ふくめ計4300頭。宮崎県議会の各会派代表者会議で、連休中の県議2人の待機を決定。九州知事会、国の支援を求める緊急決議。赤松農相「対策は万全」と中南米に外遊(y)。 |
11 | 4/5 農水省、養豚農家への支援策をまとめる。(1) 子豚が増えすぎて処分する場合、一頭あたり5500円、出荷時期が遅れた成豚には1頭6000円を上限に支給する、(2) 焼却処分したら、さらに1頭につき最高2000円を補助する。 | 5/1 宮崎県、陸上自衛隊に災害派遣要請。隊員約100人を出動し、川南町に派遣。宮崎県、豚1頭感染の疑い。3882頭を処分。JA での感染だったため、処分数が計8251頭に急増。松野官房副長官、首相の指示でえびの市を訪問し、市長・農協関係者から聞き取り。「鳩山首相に報告」。宮崎県、風評被害防止のためのチラシとポスター配布。 |
12 | 4/6 宮崎県高城町、町長選に。農家「選挙どころではない」。農水省、食肉流通業者への説明会。県か地区防疫対策本部、3km圏内の牛のうち1/3が陰性と発表。空気感染する力の弱いウィルスの可能性。 | 5/2 農林水産省、宮崎の口蹄疫ウィルスをアジアで発生と同種O型ウィルスと発表。自衛隊、川南町で埋却作業を開始。 |
13 | 4/7 中国、日本の食肉輸入禁止。宮崎県、県内15000戸の和牛農家の臨床検査をほぼ終了。大半は結果待ち。 宮崎県松形知事、口蹄疫の補償策は「国の対応待ち」。当面は県単独の補償策を打ち出さない意向を示す。定例記者会見で「国の支援の枠組みが決まっていない。国の支援が少ない部分は県単独で支援を考えていきたい」。県議会、全会一致で国への金融対策の要望とりまとめ。 | 5/3 宮崎県、2農場で4頭が陽性反応。両農場41頭を処分。処分は計9015頭。 |
14 | 4/8 | 5/4 2農場で豚6頭に感染疑い。両農場の18757頭を殺処分。総数27772頭。宮崎県、畜産関係車両の消毒地点18カ所のうち3カ所を変更。 |
15 | 4/9 高城町町長選。 | 5/5 農場3カ所で豚13頭に感染疑い。宮崎県、4回目の対策本部会議。県知事「非常事態と表現してよい深刻な事態」。殺処分の補助作業の補助員の募集を決定。防疫対策特命チームの設置を報告(河野副知事トップ)。 |
16 | 4/10 宮崎県畜産課、新たに16頭の感染疑いを発表。家畜の移動制限の延長。県議会、松形知事に畜産農家支援の緊急要望書を提出。 | 5/6 原口総務相、口蹄疫対策の経費を「特別交付税として措置」。 |
17 | 4/11 | 5/7 宮崎県、12農場で感染疑い。計1907頭を殺処分。殺処分の総数44892頭(牛3101頭、豚41791頭)。平野官房長官「自衛隊の追加出動要請」の考え示す。宮崎県、8カ所の農場で感染疑い。計14212頭を殺処分。総数が59104頭。1908年以降、国内最悪。農水省「感染頭数・処分数は増えても、制限区域外に広がっていない」。東国原知事と小沢幹事長が宮崎市内で会談。知事、経済支援や防疫対策の人員の確保や「密集地の防疫体制の検証」を要望。小沢「政府に申し入れる」と応じる。 |
18 | 4/12 15日に予定していた「農林水産まつり」延期。宮崎県議会、全員協議会を開催。県の対策に不満が続出。知事は従来の見解を繰り返す(12日目の4月7日の欄を参照) | 5/8 宮崎県、農場6カ所で感染疑い(n)。7日発症と同じ管理者の農場を、発症はないが殺処分対象に追加(n)。殺処分の総数62426頭(豚57938頭、牛4488頭)(n)。家畜の異動制限を追加設定(n)。 |
19 | 4/13 移動制限の延長。5000頭分の血液検査の結果がまだのため。家畜市場の閉鎖も延長。EU、口蹄疫対策として日本にワクチンを緊急提供すると発表。 | 5/9 宮崎県、農場7カ所で感染疑い(n)。計1928頭を処分。総数64354頭(豚59607頭、牛4747頭)(n)。家畜の埋却が終わっていない場所が37カ所と防疫措置の遅れを懸念(n)。農林水産省の研究機関、ウィルスが香港発生例と酷似との分析(n)。 |
20 | 4/14 農水省、10頭の感染牛確認を発表。県議会、臨時議会で「農畜産環境対策調査特別委員会」など3つの特別委員会を設置。玉沢徳一郎農林水産大臣は熊本市の九州農政局の報告会に出席。宮崎県、警戒地域からの地域外への移動禁止措置を延長。 | 5/10 赤松農相と東国原知事が会談し、獣医師の人員確保、被害農家への国支援拡大を要請(amn)。東国原知事、赤松農相にブランド種牛の避難を求める(a)。農相、処分した農家への全額補償、県が補填した分は特別交付金で対応方針と現行制度の改善を表明(amn)。獣医師の派遣人員倍増(その時点で国と都道府県から計50人の獣医師が現地入り)、九州農政局の派遣も10人から100へ、国有地の提供の意向も示す(amn)。農業団体や自治体首長との意見交換も(amn)。記者会見で「川南町などの牛・豚をすべて処分すべき」との質問に、「健康な家畜の処分は法的に認められない」と否定(n)。農相の宮崎県訪問は初めて。現地入りが遅いとの批判に「これまでも要望に対応している」と反論(an)。古川議員と赤松大臣が口論(an)。古川議員、待機室では静かな待機でパフォーマンス(m)。宮崎県、農場11カ所で感染疑いで計12498頭を処分(ny)。総数は76852頭(豚71121頭、牛5731頭)(n)。JA宮崎中央会、被害額110億円と試算(算定根拠は非公表)(m)。西都市、対策費を盛り込んだ補正予算1180万円。宮崎市議会で全員協議会、執行部から説明。 |
21 | 4/15 宮崎県議会、臨時本会議で国への要望決議。(1)激甚災害並みの対策を講じる(2)防疫態勢を確立する、など四項目。「口蹄疫まん延防止等に関する検討会」開催。農水省、検査の遅れを謝罪。 | 5/11 宮崎県、牛1頭感染疑い(nm)。29頭を殺処分。3カ所で5頭が感染疑い(any)。江藤議員、衆院農林水産委員会で赤松農水相に「外遊を見送るべきだった」と批判(a)。東国原知事、川南町を訪問し、殺処分・埋却作業を初めて視察(amy)。宮崎県議会全員協議会、県に財政支援や心のケアなどの要望(ay)。東国原知事、補正予算の考え表明(m)。中央畜産会からお見舞いとして300万円(a)。獣医師チームへのインタビュー「注射器・薬剤足りぬ」(a)。農水省、香港向けに豚肉の輸出再開を発表(m)。宮崎県警、Twitter上で口蹄疫の補助金に関する詐欺の書き込み確認と発表(y)。 |
22 | 4/16 家畜搬出制限を延長。農水省永竹審議官と畜産関係者の意見交換会で、JA組合長らから対策拡充の訴え。 | 5/12 公明党の東副代表、平野官房長官に1000億円規模の財政措置を要請(n)。宮崎県、2回目の緊急補正予算で2億円を編制、57億円の融資新設(mn)。東国原知事、県市町村の口蹄疫対策の特別交付金による全額措置を原口総務相に要望(m)。JA中央宮崎、金利負担の経営支援と見舞金発表(m)。 |
23 | 4/17 宮崎県、総額2億円の無利子融資などの緊急対策を発表。宮崎県串間市、独自の支援策をまとめる。 | 5/13 18頭に感染疑いで、牛332頭と豚1125頭を殺処分(an)。赤松農相、ブランドの種雄牛6頭を区域外に移動する特例措置を認める(an)。宮崎県、ブランド牛の西都市への緊急避難(an)。種牛6頭の避難先、当初の予定地に県が未把握の畜産農家があり変更(m)。東国原知事、民主党の「食の安全」研究議員連盟の口蹄疫勉強会に出席(a)。連盟参加の議員から農水省担当者に「大臣の指示通り保証金3日で出す努力を」と詰問(a)。都城市、市民に畜舎・農場に近づかないでとの啓発活動(a)。佐々木農水政務官、衆院農林水産委員会で処分に16ha必要、一部確保と表明(m)。赤松農相、委員会で予防的観点による殺処分は「現行法でできない」と発言(m)。 |
24 | 4/18 都城市、独自の救済策をまとめる。農民連、「口蹄疫110番」開設。 | 5/14 5頭感染疑いで、牛109頭を殺処分(n)。総数80366頭(n)。 |
25 | 4/19 農水省、稲わらの自給態勢確立のための緊急対策会議の初会合。 | 5/15 |
26 | 4/20 農水省、半径50kmの移動制限の23日0時で解除を発表。宮崎市議会、県に防疫体制強化の要望書を提出。 | 5/16 |
27 | 4/21 宮崎県西都市議会、畜産農家の救済のため総額4300万円の一般会計補正予算案を可決。 | 5/17 |
28 | 4/22 宮崎県、移動制限地域を10kmに縮小。農水省「今回発生した口蹄疫は空気感染の可能性が低く、感染力が一般よりも弱い」とする調査報告(**)。 | 5/18 |
29 | 4/22-23 「太平洋・島サミット」で首相が初の宮崎入り。(27日目と28日目) | 5/19 |
30 | 4/24 | 5/20 |
30 | 4/25 農民連、県に支援策を要請。農水省、2件のウィルスが同種と確認。新種O型/JPN/2000(**)。 | 5/21 |
31 | 4/26 宮崎県、家畜移動制限2地区を解除。宮崎県観光課、宿泊キャンセル4200人と報告。 | 5/22 |
32 | 4/27 農水省、畜産農家の救済のため130億円規模の対策を決定。 | 5/23 |
33 | 4/28 農水省、「安全宣言」は5月中旬の見通しを表明。 | 5/24 |
34 | 5/1 宮崎県、中小企業対象に「口蹄疫緊急対策貸し付け」創設。 | 5/25 |
35 | 5/2 宮崎県、牛と豚の移動制限解除。 | 5/26 |
36 | 5/8 県家畜防疫対策本部、獣医師を介して感染の可能性を報告。宮崎県、口蹄疫の第2次対策をまとめる。 | 5/27 |
37 | 5/10 宮崎県、口蹄疫の終息を宣言。 | 5/28 |
使用した新聞記事データベースは「日経テレコン21」「聞蔵II」「毎日Newsパック」。どちらも「口蹄疫 宮崎」で検索して表示された記事による。
使用データベースに「ヨミダス歴史館」からの情報を追加 (2010.5.12)
(*) 読売新聞(2010.5.7 西部朝刊)で、前回の発生は農家のまばらな地域だったが、今回は密集する地域。豚が感染していた。1例目の発見が遅かったなどの専門家の意見を紹介していたので、場所に関する情報だけ表内に。
掲載紙を記号で表記。(n)日本経済新聞、(a)朝日新聞、(m)毎日新聞、(y)読売新聞。使用データベースは上記のもの。記事内の日付をたよりに時系列上に配置。それぞれのデータベースで、日付の翌日にあたる記事を読んでもらえば確認可能。ただし、記事によって(これまでの経緯ふりかえりなど)は数日後に掲載の場合あり。(2010.5.13)
(**) O型/JPN/2000のウィルスが弱かったことは以下のWebサイトを参考に。
農研機構 http://www.naro.affrc.go.jp/top/seika/2002/niah/do025.html
もうさすがにここまで来たら決別するしかないだろう。
1992年からかれこれ18年間応援している広島カープのことだ。
俺はいわゆる熱狂的ファンで、毎年毎年、広島カープの活躍を楽しみにして生きてきた。
Bクラスが定位置になっても、メークドラマの当て馬にされても、ずっとずっと応援し続けてきた。
しかし、それももう今日で終わりだ。
しかし、12球団をすべて調べてみて、一番魅力を感じたのが広島だった。
それからずっと応援してきたわけだが、18年目にしてようやくはっきりわかった。
なぜ優勝できないかと言えば、単に優勝するつもりがないからである。
野村新監督が「優勝」を目標に掲げていたが、リップサービスでなければ、
どれだけ身の程知らずなのかとあきれてしまう。
広島カープは、知っている通りFA宣言をした選手を引き止めない。
また、他球団と競合になっても金銭面の条件はとにかく低めに設定する。
これでは流出していく一方である。
江藤、金本、新井、ラロッカ、シーツ、黒田、川口……枚挙に暇がない。
今後も、栗原、小窪、前田健太といった選手は必ず広島を去っていくだろう。
なぜ引き止めないかといえば、お金がないからである。
いや、もっと正確に言えば、お金を使いたくないからである。
お金はある。
プロ野球ファン以外には知られていないが、広島は万年黒字の球団なのである。
つまり、お金を使って補強するのではなく、
育成に力を入れて、自給自足でチーム作りをしていく方針なのである。
しかし、その育成も正直たいしたことがない。
ドラフト運は結構あるので、素質ある選手が何人も入ってきたが、
つまり、育成が下手だと言わざるを得ない。
補強もしない、育成もしない。たまに育った選手は去っていく。
これでどうやって優勝を狙おうというのだろうか。
昨今のプロ野球においては、経営側が、優勝よりも黒字を優先している限り、
優勝などできるわけがない。Aクラスだって不可能に近い。
勝てなくて当たり前というわけだ。
俺は、広島を去っていた金本、新井、さらには二岡が大嫌いだが、
彼らの気持ちもわからないでもない。
広島では優勝は絶対に無理なのだから。
最後に、広島カープファンの人へ。
残念ながらあなたの応援しているチームは、
未来永劫優勝することはありえません。
毎年開幕前には「CSくらいは狙える」と期待するも、
結局夏前には終戦するというシーズンを繰り返して行くだけです。
冷静に考えてください。
今年より来年が良い成績をおさめられるという明るい材料はありますか?
Aクラスが狙えるようなチームに変貌する兆しはありますか?
年を重ねるごとに、チームは弱体化しています。
監督が変わろうが、黒田が戻ってこようが、焼け石に水でしょう。
今後100年間、広島ファンに残っている楽しみは、「5位争い」のみ。
俺には耐えられない。ストレスが貯まるだけ。