はてなキーワード: 殿堂入りとは
飽きずに毎日何となく続けられる英語Podcastを、また色々と漁ってみた。前に書いたのから特に変化なければ内容省略してるのもある。
★=今回の新項目。
NBC Today ←雰囲気が明るくて毎日いい感じの朝のニュース。
CBS Evening News ←見ごたえに定評のある夜のニュース。
New York TimesのWorld News ←数分の世界各地のドキュメンタリー。音声の異常な臨場感が抜群に素晴らしい。
★Mr.Deity ←動画、週イチ。キリスト教の神が主役の知的でシニカルなショートコント。面白いので初回まで遡って全部観た。
The CNN Daily
★Onion News Network ←動画、週2。ガセネタ・バカニュース。本気の出し方を間違えてる。電車の中で;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )の危険。英語のLv.はけっこう高め。
★Stuff You Should Know ←「○○って何さ?どーなのさ?」を2人の男性の会話で概説してくれる。ファシズムって?臓器提供って?ミツバチって?など多方面の話題。リスナーのお便り紹介もあり。
TIME Magazine Video Podcasts ←日替わりだが、インタビューイが「誰?」てのが多い。How they train(スポーツのオフシーズン時の練習もの)が最近あまり無くて残念。
Monocle
★Planet Japan Podcast ←月2、音声。男女がまったりと世間話をしている。ネットニュースを見てる人にとっては特に珍しい話題は無い。
★NewScientist ←月2、動画。素人っぽいおねーちゃんが色んな方面の新技術を紹介する8分前後の番組。物珍しくてよい。
Slate V ←新作アメリカ映画情報を早く知りたい人にはいいだろうが…日本公開はまだ先だし…他の話題もマンネリ気味に。
Big Ideas ←話が1時間ぐらいと長いので集中力が持たなかった。
★TechCrunch ←SNSとかiPhoneとかtwitterとかそれ系の新しい話題メイン。自分がそれ系に疎いのと、DJ♀の鼻にかかったセクシーボイスwに耐えられずギブ。
Podcastの有名どころは白人様のご提供のが多いので、そうでないものも探してみた。
★CNN-IBN's Podcast ←インド。毎日、音声。現地のだなぁ…という雰囲気。
★Whats' Up India? ←インド。毎日、音声。
★Al Jazeera Riz Khaj - Video ←アルジャジーラw 週1程度、動画。中東からの視点ではどんなニュースやってるんだろーか?
★Forbes.com: Notes On The News ←週1動画。経済誌フォーブスの記者さんのご意見?
★Jpost.com-Middle East News ←エルサレム・ポスト。JはJapanじゃあない。毎日、音声。どっち寄りのメディアなのか知らないが…
★H&M Fashion Video ←英会話はあまり無いけど、海外ファッションもので見てて絵的に楽しい。
★The Washington Post Video Podcast ←言葉は無く、映像とSEのみ。景色、祭り、町の人々の様子などだが、毎回とても美しくて見ごたえある編集。
★NASACast ←月に数回、動画。NASAですよこれは見るしかない。
なんかブクマしてくれてる人は沢山おられるようだが、その後、皆さんのPodcast視聴は続いてるんだろうか。
どれが気に入ったとか、新しくすげーの見つけたとか、そういう意見も聞きたいんだけど…
今年で5回目を迎えもはや年末の恒例行事となった感がある「はてな大賞」の中間発表です。
もはや殿堂入り
受賞エントリー
http://d.hatena.ne.jp/KoshianX/20091024/1256381720
年々加速する妄想っぷり。
受賞エントリー
http://ekken.blog1.fc2.com/blog-entry-1096.html
受賞エントリー
http://d.hatena.ne.jp/HolyGrail/20090902/1251890031
受賞エントリー
http://d.hatena.ne.jp/ono_matope/20091102#1257177656
夢をみるだけなら無料です。
最終結果は12月中に発表予定です
2ちゃんねるからはてなに単身で引っ越してきて随分経つ。短期間、mixiに住んでいたこともあるし10年以上前はぁゃιぃわーるどやあめぞう中を駆け回ったこともある。そのときに、いわゆる辺鄙なサイトを沢山見てきた。この先の長い人生において、再訪することは絶対無いであろうウェブサイトの数々を。はてブの新着エントリを見ていてもこういうことを最近よく考える。
「こんなところで人が書いているなんて、ちょっと信じられない」といった気分になるのだ。最近の例では、はてなハイクだ。あそこにはSNS的機能もあればお絵かき機能だってある。オフ会だってあるし、有名人とのタイアップ企画だって存在することに激しい違和感を持った。なんだこれは。これじゃあここで一生を終えてしまうことが出来てしまうじゃないか、という「つまらなさ」を感じずには居られなかった。おそらくだが、ちょっと面白いことを書けば普通にブクマされるであろう地域だ。芸能人だっているかもしれない。
ニコニコ動画に行けば制服を着た高校生が談笑している。彼らがこの先歌ってみた系を目指すのかVOCALOIDで殿堂入りを目指すのかは知らない。もちろん過競争のこのご時勢、彼らが無事殿堂入りできるのかどうかはわからないが、少なくとも彼らにとっての幸福な人生とは、ニコ動で商業デビューしニコ生で他放送主と出会い、ニコニコで、ニコニコで・・・すべてがニコニコで成す事を前提に設計されているはずだ。おそろしい、とてもおそろしい。彼らはうまくいけばいくほど、そのウェブサービスから出る必要に迫られることは無いのだ。逆に、ニコ動で目立つことに失敗した人は「仕方なく」、YouTubeやUstreamに出てくるはめになるだろう。どちらが幸福な人生だろうか? 俺は前者のタイプを羨ましい面があると認めつつも、「怖い」とも思うのだ。自分があんなに辺鄙で、「ささやかな人気動画に行けばそこに大抵顔見知りが居る」程度に小さなサービスで過ごして一生を終えることを考えると、ゾッとする。
俺の実家は2ちゃんねるだが、たまに帰ってきてν即を見るとやはり同じ心境になる。そこに居る沢山の利用者はROMを除けばだいたい2ちゃんねらだろう。この人たちにとってのレジャースポットの最上位は、せいぜいVIPや実況板なんだろうな、と。年老いてからもそれは変わらないのだろうな、と思うとやはりゾッとするのだ。
なぜみんなもっと外に外に出て行こうとしないのだろう。なぜ外に出ないうちに有料会員になったりするんだろう。わけがわからない。同じように、運営者もなぜ読者にいろんなサービスを紹介しないのだろう。外の世界を教えてしまうと逃げられるから、という理由があるような気がしてならない。
ちょっと調べてみたが、海外でもたとえばアメリカではFacebookで一生を終える人とかは普通に居るようだ。有り得ないって絶対。今自分が利用しているウェブサービスで人生を終えることが本当にベストなのかどうか、せめて幾つかのサイトを見て回ってから結論を出したら?
俺はまだ結論が出せていない。この欲というか、迷いみたいなものがいつまで経っても断ち切れなくて、最近はウェブに固執する必要もないよな、みたいな考えにもなってきてる。
※「はてなハイカーをバカにしている」と言われたら返す言葉が無い。確かに俺は今、はてなハイクの人々をバカにしている。だから俺のこともバカにしてくれて構わない。ただ、悪意が無いことと、これは俺の一切の偽りの無い改変ネタであることだけは理解してもらえたらと思う。
http://www.pref.osaka.jp/gikai/discuss/index.html
【 平成8年度スポーツ・文化振興特別委員会-01月28日-02号 】
◆(塩谷としお君) そういうふうな御答弁であれば、あえてちょっと申し上げておきたいと思うんですが、ワッハ上方、いただいた資料によれば、既に大阪府が出しているのは展示室の内装費で約四億九千万円、それから演芸ホールの設備関係も含めれば五億円を下らないだろうというふうに思います。それから、年間の経費で言うたら家賃、共益費が年間約三億四千万、それから運営管理費が約二億八千五百万、合計六億二千五百万、これから毎年出していかなくちゃならない。これは今の財政状況の中で相当なワッハ上方の運営に大阪府のお金が使われるわけですね。
一方ですね、私、ごらんになった先生方も多いと思いますが、あのワッハ上方のあるところは吉本のビルの中の一角をいわゆる借りているわけですね。あの辺に行ったらいかにも吉本の中の一施設だという思いを、感じを受けるのは、私だけではないだろうというふうに思うんです。何か吉本のためにあるんじゃないかという感じが非常に強くするわけですよ。
だから、そういう印象を持たれないためにも、やはり大阪府として府立の上方演芸資料館としての、やっぱり私は何といいますか、襟度というのか、プライドというのか、あるいはグレードというのか、そういうものを兼ね備えたものをつくっていくというのは、これはやっぱりこれから大いに求められるんじゃないかというふうに思いますよ。
だから、あえてきょうの特別委員会で貴重な時間をいただいて質問をしているんで、この点はぜひ今後検討する課題として考えていただきたいというふうにこれは強く要望しておきたいと思いますし、また別の機会に改めて尋ねていきたいと思います。
最後にもう一点、私はそれと関連して非常に強く思ったのは、入場料金の問題なんです。
ワッハ上方の入場料金は大人八百円です。これは、一つには大阪府立の他の博物館、資料館と比べると、やっぱり際立って高いと言わざるを得ないと思います。内容的に言うても、私は八百円は高いなというふうに率直に思いましたけども、他の館と比較して高い。例えば、府立弥生文化博物館、それから近つ飛鳥博物館、これは常設展の場合は一般は三百円です。それから、リバティおおさか--人権博物館ですね、それからピースおおさか--平和センター、これは二百五十円です、大人がね。だから、それと比べると随分高い。
それからもう一つ、五階の演芸ホール、これは私は実際驚きましたけども、一月いっぱいまでで大体五十六回公演が行われて、また行われる予定になっておりますが、三千五百円が一回、それから三千円が四回、二千五百円が十二回、二千二百円が一回、二千円が三十四回、あとは千八百円とか二千円以下なんですけども、これは一般の劇場と変わらない、あるいはそれより高い入場料金です。
ワッハ上方の資料館とそれから演芸ホールを同時に見に行ったら、高い場合は三千円以上優に一人かかるんですよ。私は、ワッハ上方の演芸ホールというのは非常に中も立派な劇場ですし、例えば落語を聞く場合に普通のグランド花月とか、あるいは角座とか行ったら、たくさん出演者がおるから落語を聞きに行っても一人十五分から十分ぐらいで終わってしまうと。本当の落語という芸能を堪能しようと思うたら、ワッハ上方なんかが非常に活用されてしかるべきだと思うんです。しかし、同時に入場料金ももっと下げて、もっと多くの府民が気軽に行けるようなそういうものに改めるべきだと思います。
聞けば、この演芸ホールの入場者というのは非常に少ないというふうに聞いているんですね。これは新聞にも関係者の投書が載っておったのを私も見ましたけれども、その一つに、やっぱり入場料金の問題もあるだろうというふうに思います。これはぜひ、今後安くするということを検討するということが私は大事だと思うんですが、その点はどうでしょうか。
【 平成8年度企業会計・一般・特別会計決算特別委員会-05月11日-09号 】
◆(西脇邦雄君) 私の方は、ワッハ上方の運営の現状と課題についてと、それからこの国会で成立いたしました特定非営利活動促進法、いわゆるNPO法案が成立をいたしましたので、その認証の問題について、二点にわたって質問をいたしたいというふうに思います。
(略)
それでは、ワッハ上方の運営についてお伺いしたいと思います。
まず最初に、大阪文化振興財団が管理運営をされておるということでございますので、ちょっと全体の財団の現状なり四つの組織と八年度の決算状況について、まず伺いたいと思います。
◎文化課長(田中寛君) 大阪府文化振興財団は、昭和六十三年に大阪府が策定いたしました文化振興ビジョンに基づきまして、ビジョンが目指す文化首都大阪の一翼を担うため、行政機関や民間団体と密接な連携のもとに多様な芸術文化事業を行うため、平成元年五月に設立いたしました。
大阪文化創造の十年と位置づけられました昭和六十三年度から平成九年度までの十年間の文化振興財団の主な事業といたしましては、国の内外で高い評価をいただいております大阪センチュリー交響楽団の運営、二十一世紀の大阪を世界に対する美術の発信拠点とするための国際現代造形コンクール--大阪トリエンナーレと申しておりますが--など先導的な事業を実施しております。
また、すぐれた舞台芸術を府民が身近で鑑賞する機会を提供いたします府民劇場の開催、それから芸術劇場、府民芸能芸術鑑賞会の実施、文化情報誌の発行など多彩な文化事業を展開しております。
文化振興財団の本部は北区中之島のビルの中にありますが、同じフロアに文化生涯学習の拠点であります府立文化情報センターと府立現代美術センター、それから難波にございます府立上方演芸資料館--ワッハ上方と申しますが--の管理運営を行っておるところでございます。
平成八年度の決算で申し上げますと、本部管理費及び事業費が二億九千四百万円。交響楽団の運営費が八億八百万円、府立文化情報センター及び府立現代美術センター管理運営費が三億二千八百万円、府立上方演芸資料館管理運営費が二億二千八百万円となっておりまして、合計で十六億六千万円でございます。
文化振興財団の組織につきましては、大きく分けまして四つございまして、一つは財団本部、それから大阪センチュリー交響楽団、それから文化情報センターと現代美術センター、それから上方演芸資料館でございます。
財団の職員でございますが、プロパー職員が五十八名、そのうち楽団員が五十二名でございますが、それから府からの派遣職員が四十二名、非常勤職員が十三名の合計百十三名で運営を行っております。
以上でございます。
◆(西脇邦雄君) 大体総額十六億強のうち、二億数千万というのが管理費だと、こういう説明であったと思います。振興財団の四つの柱の一つの事業であるということがワッハ上方の事業でありますけど、実はこれと別に平成九年の資料を見せていただきましたら、やっぱりこれ吉本ビルへの家賃だけで三億四千万円弱かかっておると、こういう現状だというふうに思っております。
もちろん、難波の千日前の一等地のビル借りてスタートしたという状況があるわけですから、これだけかかるんだと、こういう説明でありましたけど、開館から一年半なんですけど、これだけの負担をといいますか持ち出しがありながら、ちょっとどういう現状になっておるのかということで、何点か伺いたいと思います。まず、現在の状況について伺いたいと思います。
【 平成9年度一般・特別会計決算特別委員会-01月14日-02号 】
◆(平野クニ子君) 次に、展示室の運営について、私は思うんですが、私も何度かその展示室を拝見さしてもらいましたし、すばらしい貴重な資料というのがたくさん並べられていますし、私なんか値打ちはわかりませんけれども、本当にきっとこれすばらしいもんだろうな、府民の皆さんが大事になさってて、またそれぞれが大切になさってたのを御寄贈をいただいたりしたんだろうな、こう思いながら拝見はいたしますけれども、一度ずうっと見て、またやっぱり同じところを見ようかという気にならないのは何でやろうな、これがやっぱり歴史というか文化というか心の肥やしなんだけども、引き込まれるものがないんですね。きっと私の勉強が足りないから引き込まれるものがないんだろうな、こう思っていますけれども……。
あの周りには、ワッハ上方のあの立地条件からすると、ミナミですよね。きっと、ここがええよと、ワッハ上方って大阪府がやってんねんて、あっこへ行ったら絶対おもしろいでってなったら、若者は周りにうようよしてるんですよ、あのミナミのかいわいは。一度でもいいから一遍のぞいてみよう。のぞくと、おもろかったで、漫才やってたでと、こんなん並んでたでと、そやけどおれら見たことないわと、こんなんというような、きっと私だって見ても、これはどんなふうに使うてはったんやろうなって、何に使われてたんだろうなと思うようなものがあります。
そういうときに、若手の今修行をしてますとかギャラのうんと安い皆さんにでもワッハ上方に来ていただいて、これ何やねんと、これ何に使うもんなんかと、おまえ漫才目指して頑張ってんのに我々の先輩が使いはったこんなん何も知らんと来てんのかいというような、若い人たちにも何か心を揺るがすような方法は、興味を引いてもらうような方法はないもんだろうかな。私、じゃあんた考えてまっかと言わはったら、今これという、今ちょこっと言うたぐらいでしかないんですが、このあたりはいかがなもんかなと、このように思っています。
例えば、展示室の中に上方亭というお部屋ありますね。あそこなんか上手に使いはったらいいのではないかなと、せっかくあれだけの建物であれだけのお金をかけてしているわけですから、ぜひ上方亭なんかを使って、私が今言ったような、古いものを新しい人たちにも覚えてもらい、そして歴史を広めていく、文化を広めていくというような、そういう一工夫はできないものかなと、このように思っています。
どうぞ、そういうことというのは、できるのかできないのか一遍頑張ってみまひょと、まだ舞台にも立ったことのないような人が、ちょこっとしたあの上方亭の中でも、そういうおけいこにもなりますし、またその持つ演芸場でベテランの皆さんが漫才をなさってたら、きっと励みにもなるなと思いますけど、このあたりは、どんな使い方というか、今後何かお考えですか。
【 平成9年度一般・特別会計決算特別委員会-02月02日-07号 】
◆(平野クニ子君) 民主党・府民連合の平野クニ子でございます。
私は、本委員会で論議をされました平成九年度一般会計及び特別会計にかかわります決算報告に関しまして、議員団の意見と態度を明らかにしたいと存じます。
この間、本府の決算につきましては、いわゆる昨年、一昨年の--この年の前ですね--二年間というものは、あの裏金問題などで不認定という二年連続の異常事態がございました。九年度決算におきましては、こういたしましたイレギュラーな事態こそ発生しなかったものの、この未曾有の財政危機の中での予算編成、執行という状況、すなわち予算総体が非常事態であると言っても決して過言ではないと思っています。このような現状下であります。
どういうその科目の予算であれ、これは府民から預かっている大切なお金でありまして、このまた議会の厳しいチェックをお受けになり、それこそ悩みに悩んで予算編成されたものと私ども思っています。その執行に当たっては、細心の注意と、そして緊張感を持って臨むべきではないか、このように私は考えておりますが、しかしながら本委員会の議論の中で明らかになったことは、そうした大切な予算でありながらも、必ずしも納得のいく使われ方ばかりではなかったと思っています。
例えば、何度も申し上げるようでございますが、あのワッハ上方、平成九年度で六億一千八百六十三万四千円が支出をされています。その中で、入ってくるお金が一億百六十六万四千円。そして、この中での家賃、ビルの賃貸料が四億四千万弱。というのは、半分以上がこのお家賃になっている。そして、平成十年度を見てまいりましても、これだけ厳しい財政再建の中で、ここは手つけはれへんかったんかな、そうでもないんだろうか、これは十年度のまた決算の中でお話があろうかと思いますが、私はそのように感じました。
すべての職員のまた模範とならなきゃいけない一部幹部職員の行動に問題点があったことも明らかになったのは、事実でございます。確かに、過年度のような不正な支出はございませんでしたが、現下の厳しい財政下のもとで、このような緊張感が欠如した仕事、対応の仕方で事足れりということには到底私はならないと思っています。
もっとも、私が数年前この決算委員会で御議論をされた印象と、そして今回この委員の一人として加わらせていただいた印象というのは少々変わっております。各部において、非常に不用額が相当あることにまずびっくりをいたしました。数年前というのは、何ときれいにお使いになってるな、これびっくりしたんですよ。でも、この不用額が残ってる方が、私はこれの方が正しかったのではないか、この行き先がなくなったのは非常によかったと、このように思っています。
なぜそうなったのかという、この不用額が残ったということは、なぜそうなったのかということがまだもうひとつわからない部分がたくさんございました。それでは、事業、業務の必要性の精査に不備があったのか、事後仕事の進め方に問題があったのか、そしてこれはやはり説明をしていただく責任があるのではないかと私は感じました。
【 平成10年度スポーツ・文化振興特別委員会-02月10日-02号 】
◆(阿部誠行君)
あと一点だけ、ワッハ上方の問題についてですけども、ワッハ上方の入場者数が非常に特徴があるということで、展示室とそれから演芸ホールとレッスンルームという点で入場者数の推移ですね、これは特徴だけ、平成八年から平成十年までの推移ですけども、一日当たりの入場者数にしてみるとどうなっているか、その点だけわかりやすく。
◎文化課長(田中寛君) お示しのように、ワッハ上方につきましては、展示室と演芸ホールとレッスンルーム、この三つの三本柱というような形でやっております。
展示室につきましては、一日平均でしますと、今オープンして三年目でございますが、平成八年度は一日平均八百四十五人、それから平成九年度は三百八人、平成十年度は百七十一人という、これは途中でございますが、こういう形になっております。
ただ、演芸ホールとレッスンルームにつきましては、年を追うたびにふえておりまして、ちょっと一日当たりでは出ませんが、平成八年度では演芸ホールにつきましては百三十二回の延べ入場者が二万二千人、平成九年度は二百二十三回の延べ入場者が五万人、平成十年度は、これは十二月まででございますが、百七十一回の延べ入場者が三万八千人ということでございます。
また、レッスンルームにつきましては、平成八年度は五十三回で延べ二千七百八十三人でございましたが、平成九年度は二百四十六回で延べ入場者が一万人、平成十年度も十二月まででございますが、既に二百七十回になってまして、前年度をオーバーしておりまして、延べ入場者でも一万人を既に達成しているというところでございます。
結局、ワッハ上方--上方演芸資料館は、演芸ホールとレッスンルームはにぎわっているけれども、上方演芸の展示、これは年を追うごとに大変な状況になってきている。本命であるこの--これだけが本命とは言えないかもしれませんけど、しかし演芸資料館として資料を展示しているこの展示室の入場者が激減をしてきているという点については、これは展示の内容だとかあるいはその中身、あるいは展示の仕方、さまざまな面で問題を持っているんだろうというふうに思うんです。
実はね、私のところに手紙をもらったんですけども、この手紙の中で、たくさんの資料を一般の人たちから提供、あるいは貴重な資料もその中には含まれている、こういった提供されている資料が本当に有効に使われているのか、またきちんと大事な資料として整理もされ、保管をされているのかどうなのか、この点非常に危惧した投書が私どもに参っているんです。その点についてだけちょっと。
◎文化課長(田中寛君) 先ほどの御質問の資料につきましては、今府民の方々からいろいろいただいておりまして、現在三万点を超えているということでございます。これは常設展示ということで、展示コーナーがございますけども、その一部に特別展等をするスペースがございますので、その中で例えば上方演芸の殿堂入り特別展だとか、曽我廼家五郎八追悼展というような特別展も活用しております。
また、そのいただいた資料につきましては、ワッハ上方の資料室というところで保管しておりまして、今現在十分な整理をし、かつその分析とか活用方法も検討をしておりまして、整理をしたものから順次こういう特別展等で府民の方々に見てもらうようにしております。
◆(阿部誠行君) ワッハ上方のこの維持運営費というのは決して少なくない、府の文化予算の中に占める比率としてもかなり高い比率であると。こうした予算が計上されているわけですから、それにふさわしい、本当に上方演芸の資料館として府民が十分活用できるというんですか、値打ちのあるそういった形に、ぜひ運営あるいはその他の管理の問題でも改善をしていっていただきたい。
その点で、私ども日本共産党の委員から、これまでも先日も入場料の問題で高過ぎるんと違うかという点で、ぜひこれを検討してほしいという点を御要望していたわけですけども、ぜひそれは検討してみましょうという委員会での答弁もいただいているわけですけれども、こういった入場料の問題を含めて、ぜひワッハ上方の運営について抜本的な改善を進めて、経費に見合うということは言えませんけれども、本当に耐え得るそういった展示等に改善していただけるように最後に要望して、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
【 平成11年2月定例会文化労働常任委員会-03月03日-01号 】
◆(小林徳子君) 次に、ワッハ上方の件でありますけれども、今、年間四億円ものビルの賃借料を使っているけれども、資料を見せていただくと、入館者は年々減少をしているということでありますので、私は一考を要するのではないかと思います。私も三回ほど参りましたけれども、やはり入場料八百円というのは高過ぎるんじゃないか。もっと子供たちにも見せていく、あるいは多くの働いている人たちも見てもらうということでは、八百円というのはちょっと高過ぎるのではないかなと思いますし、特に中身の展示だとか内容、これらをやはり魅力あるものにしていかないと、利用率というのは低下する一方だと思います。そういう意味で、ワッハ上方の運営について一考を要するのではないかと思っております。
あわせて、文化団体もそうですけれども、一般府民も文化に親しむという上では、公共文化施設を低料金で使いやすくする。あるいは入場料はもちろん安くしていく、使用料も安くする、そういうための大阪府としての措置、補助していくとか、そういうことが今非常に大事ではないか、そうでなければ大阪の文化というのはなかなか大衆文化としては発展しないと思いますが、その点ではどのようにお考えでしょうか。
◎文化課長(田中寛君) ワッハ上方につきましては、平成八年十一月にオープンいたしまして、四階が展示室、五階が演芸ホール、七階がレッスンルームという形になっております。演芸ホールにつきましては、徐々に利用がふえておるというような状況でございますし、レッスンルームにつきましては非常に利用者がふえておりまして、ほぼ毎日の貸し出しを実施しているところでございます。
しかしながら、お示しの展示室につきましては利用人数が少しずつ減っておるという状況でございまして、この利用率といいますか、利用状況を回復するために入館者確保対策といたしまして、老人クラブなどの団体を訪問いたしましたり、市の交通局とタイアップいたしまして、一日乗車券の割り引き施設に入れていただくというようなこともし、入館者の新規開拓の努力を続けております。
今議会におきまして、ワッハ上方を一層魅力ある施設にしまして入館者を確保するための事業予算の御審議をお願いしておるような状況でございまして、何とか入館者の確保をこれからも図ってまいりたいと考えております。
それで、入場料八百円は高過ぎるのじゃなかろうかとお示しのところでございますが、二十人以上の団体割引制度を設けて料金に柔軟性を持たせましたり、障害者の方や留学生の方々を無料にするなど、府立の施設としての特性は出してきたというところでございます。ただ、料金の値下げにつきましては、ワッハ上方の管理運営費の積算--先ほど管理運営費の中でビルの賃借料につきましては三億三千九百四十五万七千円ということでございますので、御理解いただきたいと思いますが、そういう管理運営費の積算とも関係することでございますので、慎重に検討してまいりたいと考えております。
【 平成11年 9月 定例会本会議-10月04日-03号 】
◆(奴井和幸君) 次に、府立上方演芸資料館の運営についてお尋ねいたします。
上方演芸の振興について知事は府政運営方針の中で、上方文化や芸能を初めとする大阪文化は国内外に誇り得る文化ブランドであり、府民の皆様とその大阪の誇りを再発見し共有していきたいとのお考えを示されました。長引く不況の中で、最近の大阪の町は明るさがなくなってきたように思われます。バイタリティーあふれる大阪、元気な大阪を取り戻すためにも、上方文化や芸能などの文化振興が不可欠であると考えます。
平成八年十一月、上方演芸を時代の変遷によって風化させないようその保存と振興を図る拠点施設として府立上方演芸資料館、いわゆるワッハ上方が華々しくオープンし、早いもので間もなく三周年を迎えます。上方演芸専門の施設としては全国唯一のものであり、大阪が誇り得る施設であると私は考えておりますが、残念ながら展示室への入場者は減少の一途であります。さらに、平成十年度の収支状況を見ましても、二億円近い持ち出しとなっております。
昨年九月に策定した財政再建プログラム案や行政評価において、府民ニーズに合わないもの、また府民利用が少ない公の施設は廃止の方向さえ出ている状況であります。少なくとも府民の税金で運営している以上、その負担は最小限にとめるべきであると考えます。
また、ワッハ上方が立地する難波周辺は、上方芸能の発足の土地であり、エンターテインメント性の高い地域でありますので、その一翼を担えるようそれぞれの役割分担を明確にしながら、ワッハ上方の特性を十分発揮していただきたいと思います。
入場者数の減少は、公の施設としては博物館や美術館に比べて入場料が高いことや、若者が集まる場所柄にしては、若者などに魅力のない展示内容にも原因があるのではないでしょうか。そこで、こういう厳しい時代だからこそ、上方演芸、なかんずくその拠点施設であるワッハ上方は、我々庶民の生活にとって元気の源として極めて重要なものと考えます。知事の御所見をお伺いいたします。
また、ワッハ上方の抜本的改善策について今後どのように進めていこうとされているのか、生活文化部長の御所見をお伺いいたします。
(長くなったので2つに分けることにした。後編:http://anond.hatelabo.jp/20081231181018)
今年はVOCALOID曲一色だった。
そんなミク厨の私が、月別のおすすめVOCALOID曲を紹介してみる。
ちなみに筆者は http://anond.hatelabo.jp/20081019000059 と同一人物である。
(以下は後編で紹介)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1984143
ヤスオPの曲といえば「えれくとりっく・えんじぇぅ」が有名だが、
私はこちらの曲の方が好き。
駄菓子屋の下に駆け込み、雨宿りする二人。
何かしゃべるわけでもなく、空を見つめたりする二人。
ただ、このまま雨が止まないで、時が止まってほしいとだけ願う、そんな歌詞。
しっとりとした旋律が、夏の夕立ち特有の蒸し暑さと涼しさが交じり合った
雰囲気と、甘酸っぱい青春の日々を想起させる。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2338068
「ハト」を初めとした独特な曲で有名な秦野Pだが、この曲も
いい感じに秦野節がきいている。
1月に続き雨に関係する曲となったのは偶然だが、この曲の歌詞を
くどくどと解説するのは野暮であろう。
無論、旋律についても同じことである。
「雰囲気を味わう曲」とでも表現すればいいのだろうか。
環境音楽的なものを聴くことに抵抗がなければ聴きやすいかもしれない。
もっとも環境音楽ともまた一線を画しているので、一概にそうともいえないが。
「秦野ワールド」としか説明しようのないこの曲、是非聴いてみてほしい。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2743770
林檎氏は殿堂入り曲もなく、VOCALOID作家に詳しくない人は
あまり知らないかもしれないが、のんびりとしたいい曲を作っている。
この「にちよう」はそんな林檎氏の曲の中で私がもっとも好きな曲だ。
軽快でテンポのいい曲に合わせて、満開の桜の中ピクニックにでかける
日曜日を描いている。
春の公園の暖かい陽射しが目に浮かび、のんびりした気分になれる。
この「休日」をテーマにした曲に癒しを感じるのは、もしかしたら
私が働いているからかもしれない。学生の頃であれば、これほど
印象に残らなかったのかもしれない。
なお、VOCALOIDの漫画を描いたり曲のイメージイラストを描いたりして
「にちよう」ののんびりした曲に合わせて、VOCALOIDのメンバーが送る
VOCALOIDの面々のほほえましい姿が見られるので興味のある人は是非
視聴してほしい。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2947782
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3111123
baker 氏といえば「celluloid」という人も多いだろうが、この曲を聴けば
きっとそのイメージは少し変わると思う。
この曲は、「ヤンデレソング」の一言に尽きる。
内容は本当にシンプルで、ヤンデレの女の子の想いを描いているだけの歌詞である。
一見かわいいが内容は怖いという歌詞と、軽めでかわいい曲がうまくマッチしている。
この曲は他の VOCALOID 作家のアレンジも素晴らしい。
iroha 版:http://www.nicovideo.jp/watch/sm4196033
OSTER Project版:http://www.nicovideo.jp/watch/sm3628335
特に iroha 版は、個人的に原曲よりも気に入っている。
その理由は聴いてもらえればわかると思う。
ちなみに原曲の作成に kz 氏がかかわっていたりと、実は何気に豪華な曲である。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3504435
今更説明不要かもしれない、ryo 氏の名曲。
少しでも VOCALOID のオリジナル曲に興味がある人で、この曲を知らないという人はいないと思う。
実はこの曲を聴くまでは ryo 氏の曲はそこまで名曲だとは思っていなかった。
もちろん「メルト」はいい曲だし、「恋は戦争」もかなり好きな曲ではあったが、
「ミラクルペイント」といった曲と肩を並べるほどではなかった。
だから、この曲を初めて聴いたときは本当に衝撃を受けた。
少なくとも私の乏しい恋愛経験からは、恋する女の子は多かれ少なかれ
「相手に好かれたい」という欲望から二つに分かれた
「もっと好かれるように努力したい」という気持ちと
「自分に尽くさせたい(=自分を好きであるということを行動で示させたい)」
という気持ちを全て持っているように思う。
そういった恋する女の子の共通部分を凝縮したのがこの「ワールドイズマイン」ではないだろうか。
曲自体も素晴らしいが、この歌詞を聴いたとき、私の中で ryo 氏の評価は最高となった。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3567597
ジンジャーP の名を知っている人は多くないだろう。
再生数という観点からだけ見れば、先に紹介した曲の作曲家達とは
比べ物にならないぐらい少ない。
しかし、それは VOCALOID に限った話である。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1415681
6月の一押し曲は、そんなジンジャーPが「歌う」ジャズ調の失恋ソングだ。
この曲、実はミクとジンジャーPのデュエットである。
帰り道に突然の雨、傘がなく雨宿りの場所を探すという
「雨宿りの二人」と同じような冒頭だが、こちらは一人。
失恋による心の傷を、治りかけてもすぐにひっかいてしまうカサブタと表現する。
失恋してから大分時間が経っているけど未だに引きずっている様を
描いているが、一人称が男性か女性かは歌詞の中では明らかにならない。
よく男性の方が失恋を引きずりやすく、女性はあっさりと次に乗り換える
などと言われるが、そういう意味でも女性の感想を聴いてみたい曲である。
この曲、なんとプロのイラストレーターの岸田メル氏がPVを手がけている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3649831
(後編に続く)
表題の文字数制限が結構シビアでした。
本当の表題: 本当に初音ミクを用いた自己言及的で無いオリジナル曲が広く受け入れられるきっかけになったのはメルトが原因だったのか
http://d.hatena.ne.jp/GiGir/20081207/1228685979
元エントリの内容については、一つの流れから何を汲み取るかは人それぞれだと思うので特に反対とか賛成とかはありませんが、表題の件については記事中の「共同幻想」を楽しんでいた自分の個人的な実感とは明らかに違っていました。
あの曲もあの曲もメルトよりずっと前に出ているのに、と。
そこで、メルトが発表される前までの時期のニコニコ動画の「VOCALOID殿堂入り」タグが付いている動画(再生数10万回以上)から「自己言及的でない」(初音ミクやVOCALOID自体を歌詞のネタにしていない)と思われる動画を並べてみました。
(自己言及的かどうかについて一部微妙なのもあります。主観です。また、あくまで2008/12/08 5:00現在「VOCALOID殿堂入り」タグが付いている動画からのみ取っているので現実とのズレはあります。例えば重要な「私の時間」(10/22)には「VOCALOID殿堂入り」タグが付いていませんでした)
もちろん、メルト以降に再生数が大幅に増加した動画(記事中で指摘されているメルトによる影響を受けた動画)もあるとは思いますが、ほとんど全部が発表当初から親しまれている動画だと思います。
10月からの分しかありませんが、こことか見るといいです。
http://www.geocities.jp/vocaran_link/
8/31 | 初音ミク発売 |
---|---|
9/09 | WhiteLetter(原曲は9/09。アニメPVで爆発的に伸びましたが、そのPVは10/27) |
9/17 | すくーる・うぉーたー・こすちゅーむ |
9/25 | この想い伝えたくて |
9/26 | Chocolate☆Magic -ドキドキ大作戦- |
10/05 | celluloid |
10/08 | 護法少女ソワカちゃん |
10/08 | Dreaming Leaf -ユメミルコトノハ- |
10/22 | 子猫のパヤパヤ |
10/27 | Lividus |
10/29 | moon |
11/02 | 桜の季節 |
11/03 | 涙にさよなら |
11/04 | after resolution |
11/06 | 星空に願いを込めて -Good Night |
11/13 | なぜか変換できない |
11/21 | サウンド |
11/22 | ミラクルペイント |
11/25 | ストラトスフィア |
11/28 | Holy Star |
11/29 | 白の季節 |
11/29 | 永久に続く五線譜 |
11/30 | ストロボナイツ |
11/30 | ぴんぽんだっしゅ! |
12/03 | 雲の遺跡 |
12/05 | Daybreak |
12/05 | SING&SMILE |
12/07 | メルト |
ちなみに「恋スルVOC@LOID」は9/13で「みくみくにしてあげる」が9/20です。
OSTER_projectは「恋スルVOC@LOIDシリーズ」以外はほとんど自己言及的では無いですね。
「Packaged」(9/25, 自己言及的な曲)で有名なlivetuneのかじゅき氏も,「リラホルン」(9/21)や「シューティング☆スター」(9/23)など全然自己言及的では無い曲を同時期に出しています。
(「Packaged」の作者はkz氏ですが、例えばリストに載っている「ストロボナイツ」(自己言及的で無い)にも関わっています)
週刊VOCALOIDランキング(当時のみくみくランキング)や、当時のはてなダイアリーなんかでも見ればわかると思うんですが、メルトが出るまでに既に自己言及的では無い曲が受け入れられていることがわかると思います。
(その頃のはてなダイアリーは、初音ミク関連の話題で盛況でした)
思ったことなのでソースとか特にありません。
歌ってみたを含めてランキングの上位を独占し続けたことが大きな理由だったんじゃないかなと思っています。
記事中に記されている「メルトに対する反発」は、「コミュニティー内部からの反発」のことだと思うんですが、当時VOCALOIDの楽曲を楽しんでいたコミュニティー内部から、「曲が自己言及的である」ことに起因していそうな理由での大きな反発は……あったのかな?
「歌ってみた」自体に対する反発は結構あったと記憶しているんですが。
反発の件とも関係してきますが、次のニコニコ大百科の記事が自分の記憶とそれほどズレていないので引用します。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF
反発について
具体的には、8時更新〓13時更新の総合ランキングの1位から4位まで『初音ミクがオリジナル曲を歌ってくれたよ「メルト」』に関連する動画(原曲、halyosy ver.、ガゼル ver.、ミク+halyosy ver.)が並んだ。さらにはhalyosy+ガゼル ver.も一時7位まで迫り、5位まで独占もありえたというものである。これらが全て同じサムネイルであったことから、その異様な光景を目のあたりにした多くのニコニコユーザが衝撃を受けた。
歌ってみたについて
一方で、当日はサムネの強烈な印象からその存在に触れる声は少なかったが、実は原曲以外は歌ってみたであり、11/28の自演発覚祭り以来一時的に萎縮していた歌ってみたが復活の狼煙を上げた日でもあったといえる。
初音ミクが発売される前と、このメルトの前に歌ってみたで「自演騒動」があったんですね。
詳しいことは省きますが、とにかくそれで歌ってみた界隈の勢力はかなり縮小していたんです。
そこに、外部から有力な歌い手(プロ歌手のhalyosy氏)がやってきて高品質な動画を投稿し、メルトの曲としての親しみやすさも相まって本家と共に爆発的な人気になった。
それが引用元に書かれている「復活の狼煙」の一因になっていると思います。
それ以前にも歌ってみた自体は沢山ありましたが、これの件が「歌ってみた」分野からの進出が増え、「VOCALOIDオリジナルを歌ってみた」の再生数がこれ以前よりも伸びやすくなったことの一因になっているというのは間違いないと思います。
ただ、この件と「自己言及的」とのかかわりがどの程度あるかはわからないです。
とはいえ、やはり初期の空気(元記事で言うところの終わってしまった「神話」)というのはあったと思います。
ただ、それはどのコミュニティーでも同じだと思うので「自己言及的」との関わりは私にはわかりません。
例えば、メルトの人気でコミュニティーに新しい人が沢山やってきて……といったように何かのきっかけの一つになったというのはあると思います。
その時には「非自己言及」でそれまで「初音ミク」に興味を持っていなかった人にとっても聴きやすかったということが一つのキーになっていたとも思います。
こう書いてしまうと元記事の否定のようになってしまいますが、もう少しだけ。
(記事の趣旨自体に対する肯定否定ではなく、事実関係についての疑問です)
もちろん、そのコミュニティー全体としての初期の空気のようなものはやっぱりあって、
それが時間と共に変化していったということは間違いないことだと思うんですが、
「メルト」や「サイハテ」といった一つの動画によって何かがガラっと変わってしまったということには疑問符を付けたいです。
元記事では象徴としての「メルト」だとは思うんですが、どうも違和感が拭えません。
どうでもいい話ですが、私個人にとっての神話の終わりはデッドボールP楽曲削除事件でした。
終わったといいながら特に何が変わったわけではありませんが。
今もVOCALOID関連の動画はチェックしていますし、所詮私個人にとっての神話が終わっただけ。
まあ、人それぞれですよね。
ニコニコ動画の投稿動画を古い順に見ていくと懐かしさとかそういえばあったなあとか思うところが色々あって楽しかったです。オススメ
同期間の「VOCALOID殿堂入り」な「自己言及的な歌詞」の曲一覧
8/31 | 初音ミク発売 |
---|---|
9/13 | 恋スルVOC@LOID |
9/20 | みくみくにしてあげる♪ |
9/25 | Packaged |
10/09 | タイムリミット |
10/10 | えれくとりっく・えんじぇぅ |
10/14 | ハジメテノオト |
10/16 | もっと歌わせて2107 |
10/22 | 初音ミクの暴走 |
10/23 | 恋スルVOC@LOID-テイクゼロ- |
10/27 | melody... |
11/06 | みくみく菌にご注意♪ |
11/24 | あるお節介な言葉 |
11/30 | きみをわすれない |
12/07 | メルト |
……正直 id:andsoatlast の方がブクマ数とか色々と上な気がするのだが、やはり id:Ubuntu の人徳か。
SSS シエラレオネ(平均寿命世界最低) コンゴ リベリア チベット・東トルキスタン(民族浄化中)
SS スーダン(虐殺) パレスチナ イラク ハイチ 西サハラ
S 北朝鮮 南アフリカ レバノン アフガニスタン 東ティモール
AAA コロンビア(ゲリラと政府軍に怯える日々) ジンバブエ トルクメニスタン(独裁、年金給付停止)
A ボリビア ラオス インドネシア(イスラム過激派) モルドバ 北ソマリア リビア
―――――政情不安の壁―――――
BBB ペルー エクアドル パラグアイ キューバ(貧しいけど、マターリ) フィリピン カンボジア イラン
BB ベネズエラ サウジアラビア インド(エリート層はすごい) モンゴル ベラルーシ エジプト チュニジア
B ウルグアイ アルゼンチン コスタリカ(中米の優等生) ポルトガル
中国沿岸部 タイ ブラジル メキシコ(治安が悪い、貧富の差有り過ぎ)
―――――準先進国の壁―――――
―――――先進国の壁―――――
DD 日本 イギリス(階級社会) バチカン市国 サンマリノ モルジブ(懸念は自然災害)
D+ カナダ オーストラリア スイス UAE カタール バーレーン
―――――楽園の壁―――――
しかし、ポケモンであることができません。
それは、殿堂入りができないことです。
そのことをみんなに伝えようとぼくは自分を元にした歌を作りました。
この歌で、できないことをできるには、自分でやらなきゃいけないと思って欲しいです。
それでは聞いてください 「殿堂入りができない」
殿堂入りができない 原曲・「エアーマンが倒せない」
気がついたらいつも「そらをとぶ」をばかりしてる、そしていつもポケモンが育たない
あきらめずにいっぱいトレーナーとバトルをするけど すぐに飽きてしまうよ
ふしぎなアメがあれば 楽にポケモン強くなるけれど
何回やっても 何回やっても 殿堂入りができないよ
あの四天王 何回やっても 倒せない
必死に強いわざをだしても すぐにPPなくなる
だけど次は絶対勝つから 僕は「かいふくのくすり」を最後までとっておく
気がついたらつかまえた数が少なく、みつけた数の半分以下だった
あきらめずに草むらとかを必死にはしるけど いつも同じポケモン
何回やっても 何回やっても ポケモンつかまらないよ
あのポケモン 何回やっても つかまらない
HPをギリギリにしてみたけど 「じこさいせい」をつかったら意味がない
だけど次は絶対ゲットするから 僕は「タイマーボール」を最後までとっておく
「わざマシン」があれば楽に強いわざをおぼえるけど
何回やっても 何回やっても チャンピオンが倒せないよ
あのチャンピオン 弱点ないから 倒せない
強いわざを出してみたけど 効果がなかったら意味がない
だけど次は絶対勝つから 僕は「げんきのかたまり」をちかつうろで掘っておく(END)
作家、ミュージシャン、アーティスト、呼び名はなんでもいいけど、
自分がハマりこんだ人が時を経るにつれて初期衝動を失ったり、作風が変化したりして興味の中心から去っていくのはよくあること。
だから、創造性のピークに到達した人を見て、できればあんまり変わってほしくないなーと思うこともよくある。
変わっていくこと自体は責めることではないけど、実は初期作品がピークだという人も山ほどいる。
個人的には、そういう人のために「殿堂入り」というシステムがあるんだと思う。
パブリシティーや露出が作品そのものよりも目立つようになったら、大抵そういう状態だと思っていい。
TV番組の司会をする小説家とか、対談ばっかりしてるミュージシャンとかね。
このプロセスは多分不可逆的なもので、それまで食うに食えなかった人も多いだろうから別に責められるべきことではないし、
初期作品が自分に与えた感動が薄れるわけではないので、そういう人たちに対しては、
「いままでありがとう。これからもお元気で。さようなら」と思うようにしている。
元増田の人は作家「さん」て書いたりしてるから多分出版業界の人なんだと思うけど、
もしそうだとしたら、自分がそういうプロセスの一部だということにもう少し自覚的であってほしい。
そうしたら、もう少し多くの表現者たちがその創造性を延命させることができるかもしれないし、
より多くの消費者を喜ばせることにつながるかもしれない、と思うから。