はてなキーワード: 歴史修正主義とは
http://news.denfaminicogamer.jp/projectbook/torishima
ゲームの企画書というサイトで、ジャンプの伝説の編集長だった鳥嶋は
http://www.4gamer.net/games/075/G007535/20160422129/
FFの開発者も、ここ最近のFFが微妙であることは認めつつ、昔のFFはよかったみたいなことをほざいているわけだ
それ何時代の話?って感じ
しいていうならば、FF3くらいまでは対ドラクエに対して見せ方の工夫というスタイルで対抗していた部分があるから
サイドビューの戦闘画面とか魔法のエフェクトとか、飛空艇だのジョブシステムだのと
ドラクエにたいするいろいろな工夫はしていたとは思う。
でもそれは見せ方の話で肝心のゲームは至極ありきたりな、敵たおしてレベル上げてお金貯めて武器買ってボス倒すってやつだ。
FF2の熟練度なんていうせっかくのユニークなのシステムもやめたしね。
とにかくFFのゲームシステムってそこまで斬新で最先端ってわけではなかったわけよ。
でもそれが良かったわけで、だからこそ大衆に受けたわけでしょ?
FFが生き残って、ロマサガがマニア受けどまりでシリーズが終わったのも
そもそもRPGって見せ方のジャンルだよねって思わなくもないし、それでもいいのかなって思ってたよ。
ゴリゴリにマニアうけするFFってのもそれはそれでおかしいとは思うしね。
とにかくいいたいのは、FFはグラフィックはこだわるけど骨格のゲームデザインはかなり保守的なゲームだったという話。
任天堂やその信者にやたら64時代に馬鹿にされてたのもそのあたりだったよね。
噂だけど、SFCのマリオRPGでインタラクティブを重んじる任天堂スタッフと反りが合わなかったという話を聞いたことがある
それからしばらくして。スクウェアがPS参入して任天堂との確執は決定的なものになるわけだ。
N64とPS時代の話といえば任天堂対スクウェアのインタラクティブVSムービー(ゼルダ対FF)という感じだったよね。
武蔵伝などやった当時のオタクたちは、スクウェアってアクションゲーム作るの下手だよねと評していた。
でも、当時のスクウェアはそれでいいとおもってるくらいの堂々としたものだった。
おそらくそれで売れてたからだろうね。勝てば官軍売れれば官軍ってことなんでしょうね。
それが時代が過ぎてなにやらFFは馬鹿にされるジャンルになった
しかも馬鹿にする人は任天堂派の人たちだけじゃなくなったわけよ
馬鹿にする根拠はまぁあのヘンテコなホストな髪型とかそういうのも含めてなんだろうけど
なんつーか今のFFを腐すために過去のFFがやたら持ち上げられてるんだよね。
だからもう一度言う
それ何時代にあった話なの?ってね
過去の美化された記憶じゃないんでしょうかね。少なくともFFがゲームデザインで先端だったことはないよ
今も糞だが、昔も糞だ!
士農工商が既に教科書で使われなくなっているという話が話題になっている。
そもそも4つの区分で表せるようなものじゃないとか、明治政府の見方から脱却したとか色々あるみたいだけど徐々に歴史観が変化していっているのは確かなようだ。
このように史料を元に歴史を従来の学説とは違った視点で見ることを本来の「歴史修正主義」という。
ところがこの用語をホロコースト否定派が「私は歴史修正主義だが、ホロコーストはなかった。」というような形で使用してしまったがために、歴史修正主義者=捏造する人というレッテルになってしまったわけだ。
そのため、現在この言葉は基本的に左翼が極右を否定する際に使われることが多い。
ところが、冒頭で上げたような教科書の記述を変更するような本来の「歴史修正主義」的なことも未だに行われている。
もちろんアカデミックな場での議論等々はあるんだろうが、教科書の記述変更などを考えても普通にやっている。
ところが一部、この手の歴史観の変更に懐疑的な見方をしている人がいる。
なぜなのだろうか?と思った時に彼らの態度が何を警戒しているのかと思ったら、レッテルの意味での歴史修正主義を警戒しているのだなということがわかった。
自分たちが使っている言葉の歴史をよく考えすに、レッテルとして使い続けた結果歴史観を見直すことそのものに警戒してしまうようになったということだ。
今までのポジションや発言の内容を振り返ってみていまさら引き返せないということだろう。
このまま進んでしまうと歴史が唯一無二の見方しか存在しないという方向に進みかねず、凝り固まった歴史観に拘泥してしまいかねない。
元寇・神風・聖徳太子等々もそうだが歴史の見方は刻々と移り変わっている。
老害化しないように頑張っていきたいなと思う。
http://b.hatena.ne.jp/entry/business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/101000017/
色々と懐かしい話題が上がっているが10年近くネット右翼の俺が色々と懐かしい話題を列挙してみた。
■ネット右翼が広まるにしたがって話題になった過去の出来事を挙げてきます
・内容がいい悪い、正しい正しくないではなくただ話題になったもののみを挙げています。
・高岡蒼甫
・有道出人
・在特
・通州事件
・しばき隊
・VANK
・enjoy korea・・・自動翻訳で日本人と韓国人が対話する掲示板サイト(閉鎖済み)
・テコンV
・韓国起源説(寿司、テコンドー、剣道、桜、アニメ漫画等が有名)
・台湾への注目
・対馬
・鬱陵島
・韓国でのインスタントラーメンの食べ方
・ひかるの碁打ち切り説
・椿事件
・金正男(ディズニーランド訪問、その他諸々による好感度上昇)
・強制連行の勢力衰退
・統一教会などの韓国系キリスト団体(洗脳による日本人奴隷問題)
・旭日旗(日章旗含む)・・・韓国人サッカー選手の日本人差別に端を発する一連の騒動
・呉善花
・ドイツ
・反日教育(韓国の子供が日本人を殺害する絵を描かされている等)
・嫌韓本
・キムヨナ
・浅田真央
・青山繁晴
・親日罪について・・・親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法 のことでも前は違う認識だった気がする
・サーチナ、レコードチャイナ・・・親中、親韓的なニュースを流すサイトから反日的内容を取り上げるメディアに(前は工作だろすら言われていた
・朝鮮通信使、鶏を盗む
・Hyundai、日本と誤認させるようなCMを作成する(相撲取りと富士山を前面に出したCM)
・韓国反日デモでの国旗の炎上、動物を殺害してまつる行為。また全身火だるまにしての抗議方法が広まる
・苺の苗を盗まれた話
・本田宗一郎、自著で韓国に切れて台湾をほめているのが見つかる
・韓国射撃場炎上事件、遺体を返す代わりに1500万円要求される(保険関係でもめた)
・韓国高速鉄道諸々
・ポスコ
・ロッテ
・米国銃乱射事件、韓国人の犯人日本人説からの→韓国人だった騒動
・東方神起
・愛国無罪
・重慶爆撃
・スポーツなどで韓国が国名をKからCに変えてほしいと要望(日本より上に来るから)
・全体的なマスメディア不信
・トンスル
国は創作するよ。
『歴史』は普通に創造物になりうるし、歴史認識は完全に創作物だよ。
『歴史』の場合はどちらか一方に都合の良い出来事のみを記載し、
『歴史認識』はさらに自由度が高く、出来事の評価を自在に書き換えることが出来る。
例えば、後世に影響のない些事に意義を付加して愛国心を煽るエピソードになったり、
併合された国が併合した国の投資や教育の成果を単なる良かったこととしてではなく、
あまりに強固な『歴史認識』を教育された人間とは事実ベースの会話ができなくなる。
全く恐ろしい話だよ。
元記事 http://www.sankei.com/politics/news/150725/plt1507250002-n1.html
要するに知覧の町おこしじゃなかった特攻隊関連資料の世界記憶遺産登録を目指す動きの中で出てきた話だと思うよ、たぶん。はてサの俺が言うんだ、間違いない。
上の記事読めば以下の引用切り貼りクソ文は読まなくて済むよたぶん リンク踏むの面倒な人むけに俺の論旨に沿うよう二つの記事を恣意的に抜粋しつつ書くよ
特攻隊員の遺書や手紙だけでなく、交流のあった女子学生や子どもたちなどの住民による記録も合わせ、『「知覧に残された戦争の記憶」1945年沖縄戦に関する特攻関係資料群』として総力戦の恐ろしさを後世に伝えるものだと、その主旨を説明した。
私たちの目的は、特攻を賛美、美化すること、正当化することではございません。
悲惨な戦争の記憶を後世に伝え、二度と戦争を繰り返さないために申請するものでございます。
(霜出勘平・南九州市長)
プロジェクトアドバイザー、M・G・シェフタル静岡大学教授、もうちょい具体的に語る
今回の申請の中核的な概念に、総力戦の問題があります。(中略)第二次大戦のあらゆる悲惨なもの、火に包まれた都市、陥落した街に兵士に入っての破壊行為、強制収容所、原爆…本当に狂気であり、残虐です。これらは人類全体の失敗を意味すると思います。狂気が私達全体を覆ってしまった時期です(中略)また、それが国家のプロパガンダによって推進され、人々が相互に憎悪しあい、愛国的なレトリックの虜になってしまいました。知覧の資料はそうしたことを示すタイムカプセルだと思います。
総力戦の惨禍の諸相を記録したものの一つとして特攻隊員らの手記などを捉える、それは世界が記憶にとどめるべき遺産たりうる、というところですかね、アウシュビッツと知覧の差異ではなく共通項にこそフォーカスし連携しようという発想もここから出てくるわけですたぶん。個人的にはその志には賛同するものであります。それが実をともなったものになるかどうかはまだ分かりませんが、昔見た知覧特攻平和記念館の展示に特攻作戦の立案者指揮者どものケツを蹴り上げる内容なんて無かった記憶しかないので個人的にはいまいち期待薄ですがまあうっすら期待はしなくはないです
なお、オシフィエンチム市とのやりとりがすんで9/21(国際平和デー)に先方の市長を招いて友好交流協定を締結するという段になってからの地元の反応
「特攻の母」と呼ばれた故・鳥浜トメさんの孫、明久氏は「戦争の“狂気”といえば共通する面もあるが、アウシュビッツと全く違う。知覧は知覧で良いと思う」と話した。
http://www.sankei.com/politics/news/150725/plt1507250002-n2.html
党県連関係者は「地方自治体の取り組みに干渉はしないが、アウシュビッツと異なり、知覧は決して『忌まわしい過去』ではない。(以下略
いや、そもそもプロジェクトアドバイザーに「人類の暗い過去」呼ばわりされてるんですが、それは
これは人類の暗い歴史を賛美するもではなく、そこに光を当て、決して戻ってはならない、とするプロジェクトです。特攻を決して繰り返してはならない、そのためにこの資料が必要なのです。
ちなみに以前の会見での「お前んとこのリヴィジョニストどもは元気してるよなあ?」と言わんばかりのツッコミには
ー私は平和会館を10年ほど前に訪れました。先ほどのご説明では、このような戦争は二度と起こしてはならないとおっしゃいましたが、では、誰がその責任を持っていたのか、ということも言うべきだと思います。平和会館の中ではそれには全く触れられていません。(中略)そういうことについては議論されているのでしょうか。(ドイツの記者)
桑代参事:南九州市は、遺族から寄贈された資料を保存している、いち地方自治体です。そのため、戦争責任については答える立場にないというところです。
シェフタル教授:(前略)取り組むのには時間がかかると思います。このプロジェクトが推進力となって、平和会館を世界各国からより多くの方に訪れていただくためにも、個人的には戦争責任について扱うべきだという、その考えには賛同します。
ー中国が慰安婦関連の資料や南京事件の関係の資料を登録しようとしています。それについてみなさんのご意見はどうでしょうか。(ロイター)
シェフタル教授:私の個人的な意見ですが、歴史家としては、どこの国が努力すべきとかではなく、人類の不幸な時代の歴史についての資料でキチンと検証されたものであるかぎりは、どのようなものであれ登録すべきだと思います
霜出市長:これは大きな問題でありまして、いち地方都市の首長が言及すべきものではないと思います。お許しを頂きたいと思います。
この時点で自治体さんサイドは右巻きの連中のケツ舐めてる認定を下す事に吝かではない(はてサ的には)のですが、大丈夫でしょうかと不安になるところですが、
ー(前略)おっしゃったような精神をこれからどうやったら維持できると考えますか。違う見方を持った、歴史修正主義的な圧力があったとしたらどうしますか。(スイスの記者)
霜出市長:そういう懸念もあろうかと思いますが、これは我々の平和会館としての方針でやっておることでございますので、いろんな方々から圧力があっても断固として我々は、これまで縷々お話したような主旨に基づいて頑張っていきたいと思っております。
おう、頑張れよとささやかなエールを送らせていただく次第であります。
単に「南九州」て言うと熊本宮崎鹿児島の三県だよ、でも何か鹿児島で「南九州最大の」みたいな謳い文句だと「九州最大規模(福岡除く)」みたいなイメージが個人的にあるだよ、ちなみに鹿児島の地元紙は南日本新聞だよ、福岡あたりが西日本名乗るのと同じようなもんだよ!「南九州市」って大雑把過ぎね?って言われても、北九州市だってじゅうぶんおおざっぱだしそもそも川辺郡の川辺市知覧町と指宿寄りの頴娃町の合併で生まれたクソ地名の一つに過ぎないんであまり気にしないでね!加世田あたりが先に「南さつま市」名乗っちゃったから大きく出ないとね、仕方が無いね。ちなみに南さつま市にも万世っていう「最後の特攻基地」があったけどまああんま有名じゃないよね、いまでも航空自衛隊基地ある鹿屋なんかも特攻基地だったんだけどね、知覧だけが群を抜いてメジャーだよね、ていう話は「「知覧」の誕生」に詳しいからみんな読んでね!っていうか知覧と言えばお茶ですよ鹿児島県って静岡に次ぐ茶生産県なんだけどみんな知ってた?溝辺空港から鹿児島市内に向かう高速バスからも霜防止のでかい扇風機が立ち並ぶ茶畑が見えるよ、あと知覧は全国津々浦々にある小京都ズの一員でもあるよ、まあ知覧で一番のおすすめは薩摩英国館だね、トライフル食おうぜ
比較的あとになってから登録した新人審神者の立場から、長々と述べます。
すいません、ほんと長いです。文章が下手ですいません。
A. 盗用が残っている状況を放置してはならない(状況放置はすなわち運営の責任逃れであり、ユーザーも糾弾しなければ暗黙的に追認したことになるユーザー側からの糾弾がそれを是正しうる手段として強力だと思われる(7月17日修正))というのは大前提だと思ってます。ただし、一度やらかしてしまったことだけを理由に、その後の対応を一切斟酌せず、何もかも完全に撤収しなければならない、と強行に主張するのもまた違うかな、と思っています。
現時点での公式発表では、法的観点からの修正指示がDMMから、それをさらに拡張した道義的観点からの自主的修正がニトロプラスから出ているという状況で、とりあえず現時点での状況はクリーンらしい、と認識しています。つまり、現状の「刀剣乱舞」に関しては「盗用が明らかなものの修正ないしは修正指示は完了していて」、つまりブラックの状態を脱し、グレーにはなっている、という認識です。また、DMMのお知らせにも、『現時点における法的問題については、必要な対応が出来ているものと弊社では判断しておりますが、仮に法的問題の払拭が出来ていないと判断されうる事象が別途確認された場合には、改めて当該問題に誠実に対応をさせていただく所存です』とあり、継続的な対応をすることが明言されています。
今後、完全にホワイトになるかどうかは分からず、疑いはいつまでも消えないかもしれないけれど、その代わり、これからも注意深く見ていこうと思っています。特に、キャラ画像のトレスが疑われている加州清光、大和守安定、キャラクターデザインの模倣が疑われている明石国行などは注視の対象です(ただし、現状、著作権侵害は親告罪ですから、第三者としては法的観点からこれに対してコメントすることはできないでしょうし、するつもりもありません)。
※7月17日追記:加州清光についてはでじたろう氏からのコメントがあり、クリーンに近い状況であると知りました。
DMMとニトロプラスのお知らせからは一定の誠実さを読み取ったので、今後も同様の、より強固な誠実さでもって法的に、かつ倫理的にもクリーンなコンテンツを提供してくれるよう期待しています。
また、「せめて一言でも、ゲームに苦言を呈してくれれば、まだよかった。」とおっしゃっていますが、これに関しては「発言する/しない」は本人のTwitter運用に任されているのであって、政治的とも言えるスタンスの表明の有無については個々人によるとしか言えないところかと思います。少なくとも私は、その種の問題についてはTwitter上では発言するつもりはない人間なので、そういう人間もいるということで、Twitter上での苦言の有無によって内心をすべて決めつけないでいただけると嬉しいです。
A. すいません、ここ本筋じゃないんですが、ちょっと言いたいんです。「刀剣乱舞」について、「声優は豪華だけど話らしい話はない」「正直クリックしているだけ」というご友人の発言から「まったく魅力的に聞こえなかった」とおっしゃり、「素材を多く盗用している」とセットで「この程度のもの」と評しておられますが、それはもったいない、と思う程度には楽しめているので。
なぜなら、各刀剣男子の持つ物語駆動力、言い換えれば創作余地の多彩さが並ではなく、それは明らかに意図的だと思われるからです。
ひとつには、元の主、という存在に対する思い入れや無念が存在すること。ふたつには、その無念を覆してしまうかもしれない歴史修正主義者、時間遡行軍がいます。一例として、土方歳三の戦死を阻止すべく函館にやってくる時間遡行軍がおり、ここに「正しく土方を戦死させるべく」出陣する彼の愛刀・和泉守兼定を配置することができます。これだけで物語が駆動するには十分すぎます。さらに加えて、歴史の修正を阻み、歴史を守ろうとする自分たちをも「歴史の異物」と見なして敵対してくる検非違使がいます。つまり、自分たちは絶対正義として担保されているわけでもない。以上の事柄によって、「自分がしていることは本当に正しいのか?」を問うてくる機構が世界観そのものに組み込まれているので、刀剣男子への思い入れやその心情の想像などもたいへん捗るのです。
ニトロプラス芝村氏は、「キャラのお話としては克服すべき欠損(課題)がないといけない」という主旨の発言をしたことがある方で(ログホライズンTRPGリプレイ2巻より)、その点から見ても、刀剣男子たちが「克服すべき課題を与えられている」という設計になっていることはほぼ間違いないと思っています。
※さらに言えば、「刀剣男子は刀剣の付喪神」という設定も、各審神者が元の刀剣から複製して連れてきたよ!(だから「うちの○○はこう」というぶれはあっても当然)というギミックになっており、キャラぶれ上等、という設計なのだと思います。うまいなあ、とつくづく感心しています。
つまり、「話らしい話はない」のではなく、物語は読み取るものである、という設計なのだと思います。
ゲーム性という点でも、「ランダムが物語に読み替えられる」という特徴があり、これはTRPGのダイス等に近いものです。私の例で恐縮ですが、プレイを開始して初めてやってきた脇差が、とある太刀の刀剣男子と結びつきが強いキャラクターでした。そこで、いい機会だと思い、太刀を狙って鍛刀(投入するコストの設定によって結果を多少変動させられるガチャ)をしたところ、その所縁の深い太刀の刀剣男子がすぐにやってきた、という経験をしました。これを「呼んできた!」と受け止めたときに、そこに「私の個人的な」物語が発生している。これはとても楽しいことでした。
例えばラスボス戦で勇者の必殺技がラスボスにとどめを刺したとか、そんな偶然にだってプレイヤーはイマジネーションを刺激され、情景を思い描き、感動したりするわけで、ゲーム操作それ自体がクリックのみで構築されていて、話が語られないからといって、そこに物語やゲーム性がないことにはならないと私は思います。むしろ、ランダムをねじ伏せるためのデッキ編成や装備調整、それでも抗えないダイス目と、試行回数での突破要素などは、各個人の「固有の物語」を強化するように機能していると感じます。
というわけで、「刀剣乱舞」はちゃんと面白いゲームだと思いますよ! 操作にゲーム性はないですけど、「ランダムで発生する事象を脳内で物語化して読み取る」ゲームだと思えば、すごくよく出来たゲームなんじゃないでしょうか。
A. 「私はオタクとして腐女子として、常に自分が楽しめるコンテンツに触れたいと思っている。刀剣乱舞の盗用を無視し、プレイし、金を使うひとたちによって、その楽しみが潰される可能性があることが、私はどうしても許せない。」という部分へのアンサーとして書きます。
正直、「刀剣乱舞の盗用を無視し、プレイし、金を使うひとたちによって、その楽しみが潰される可能性がある」というのは個人的にはまだちょっと想像しにくい未来というか、そこまで一気に話を進めますか、という印象で受け取ってしまいました。
第一にまず、刀剣乱舞の盗用は無視されていません。ちゃんと(かどうかはこれからも検証されるべきですが)是正の方向に向かっていますし、盗用を問題視し、その行方を注視しているプレイヤーはたくさんいます。このような「是正」の動きそのものがもっと一般化し、その予防や対処などの事例が積み重なることによって、むしろ盗用発生頻度の減少、問題発生時の回復がスピーディーになることを期待してもよいとさえ思ってます。事実、DMMもニトロプラスも、発生の原因を一個人の人為的ミスとしながらも、システム面での不備を認識し、組織的なチェック体制を強化すると明言しています。ならば、盗用チェックの体制作り等のノウハウが蓄積され、それらの知見が共有されていくことを願いたいです。
第二に、これは私の希望的な観測ですが、作る人々の大多数は自分の仕事にプライドを持って取り組んでいます。自分は出版業界の端っこで多くの作り手の方と直接・間接に話をしますが、会う人会う人みんな、誰に紹介しても胸を張れるもので戦いたいと思っていると感じています(そもそも、法的にブラックなもので儲けることはとてもリスキーで、単に「金を稼ぐ」というだけに特化したとしても、盗用上等、売り抜け逃走前提での開発・リリースが割に合うかは疑問です)。
ぐぐってみたら朝鮮戦争では日本特別掃海隊とかいうのが行ってるし、ベトナムにも中東にも派兵して金も出しているわけで「参戦している」という言葉を使っても間違っていないわけでしょ?にもかかわらず「戦後の与党は、国家の主権である交戦権を敗戦で奪われた国になったことを逆手に、明確にアメリカの尻馬に乗りつつも前線には派兵せずに済んだ」という状況じゃない。そもそもこれを「平和であった」といっていいの?「勝利の側にいた」というだけじゃないの?
そんでもって、仮にこれが平和だとして、上記も与党の政策だし、リベラル系が好きな中国との関係回復も田中角栄によるものだし、与党以外が戦後の平和に貢献した瞬間なんか一度もなくない?なんで団塊世代の自称リベラルは自分たちが九条を大事にしてきたおかげで平和が保たれたみたいな認識になってんの?
一部の戦中派保守の出来が良かっただけじゃないの?
誤解やプロパガンダによる歴史修正が正史としてはびこっているという理不尽が出発点だから、
それを歴史修正主義だと言って人権派とかリベラルが抑えようとする流れはまずいと思うんだよね。
現代訳読んだけど、日本が世界征服しようとしてたとか出てきてアホじゃないかと思った。
石油封鎖されて仕方なしに、工業力が何倍もある国に長期戦では確実に負けると分かった上で、
短期決戦で譲歩引き出せたらいいなという甘い目論見で仕掛けたのが太平洋戦争だろ。
まあ、だからと言って今更訂正するのもどうかと思う。
戦後はアメリカがちゃんとした自由貿易体制作って植民地がない国でもやってけるようにしたり、
日本はその恩恵を多分もっとも受けたので、このまま平和にやっていけるならそれで良しという立場だろ。
それで日本政府は東京裁判とかも手続き的に受入れたけどそれ以上の見解は示さないってやってきたはず。
安倍のへたくそな質疑応答はその辺の姿勢を継承したんじゃないかと思う。
そもそも歴史認識をマウンティングとか踏絵の道具としてしつこく聞いてくるやつがいなければ、
歴史認識を見直す機運も盛り上がることはないのに、
歴史修正主義を批判する奴らに限ってしつこく争点化しようとする。
結構、重大な局面だと思うのだよ、これ。むしろ「勝った勝った」とはしゃいでる左翼的な陣営こそ、次にちゃんとした手を打たないと取り返しのつかないことになる可能性がある。
橋下の引退により、おそらく「維新の党」は求心力を失う。解党するかどうかはわからないが、もともと個人商店であった以上、以前のような影響力は持ち得ない。やはり去年に解党した「みんなの党」も、もはや跡地すら残ってない惨状。こちらも個人商店だったし。
で、重大なのは、どちらも一定の支持層を持っていたこと。たぶん都市部のホワイトカラー層が中心。20代〜40代が多いはず。
この層の受け皿が完全に崩壊した。
この志向性を持った層が支持する先が安部自民一党になることの危険性。
民主党はデフレ推進してきた反省が見られないし、共産党は「大企業=悪」なテーゼが根強い。
公明党は「安定は希望」というキャッチフレーズである時点で論外。
リバタリアニズム的な志向性を持った層が支持する先がなくなってしまった。
つまり「経済成長歓迎・インフレターゲット支持」と「歴史修正主義・ナショナリズム」
のパッケージか
のパッケージか
個人的にはレイシズムも歴史修正主義もうんざりなのに、それに対抗する軸がまともな経済政策を打ち出さずにげんなり、というのがここ最近の印象。
ピケティがブームになったときも「成長か、再配分か」みたいな二者択一にしたがる人たちが多くて本当に辟易した。
再配分を重視することと経済成長は両立する、というかむしろ両輪として機能するはずなのにね。
というわけで。
・LGBTなどマイノリティー人権擁護(「伝統的な家族観」とか言わない)
・「歴史戦」とか言わない
少なくとも、従来の「左翼」とか「リベラル」とか言ってる人たちは「勝った勝った」じゃなくて
ちゃんとビジョンを示してくれよ、と思う。
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