はてなキーワード: 梅ジュースとは
将来胃の全摘や人工肛門は絶対嫌だったので30代中盤にして人生初の胃カメラと大腸カメラをやった
体調悪い時に通院してるクリニックにて
他に先生のいない個人のクリニックなので私はてっきりいつも診察してくれてる院長先生がやるのかと思ってた
2階の個室で梅ジュース?スポーツドリンク?みたいな洗腸剤飲んで、トイレでOKもらって、着替えて、いざ検査室に入る
こちらに背を向けてパソコンカタカタやってるスクラブ着た人がいた
「院長じゃないの?てか他にも先生いたんだ」
なんて思ってたけど、その先生が振り返った時の顔に見覚えがあった
「小中の同級生じゃん!」
そのうちにあれよあれよと寝かされて点滴に薬を流され「まだかなーまだかなー」ってぼーっとしてるうちに胃カメラと大腸カメラを終え、意識がはっきりした時は既にリカバリールームにいた
もらった検査結果の紙を見る
近くの総合病院で働いているのは知っていたけど、勤務医ってクリニックで内視鏡やることもあるのね
20代のころはお酒はおいしいものだと信じこんでいたが、30代になって自分はいくら高い酒を飲んでも、その酒がよいものだということは舌が理解できるがその味をおいしいと思えないことに気づいてしまった
酒はまずい。コーヒーの苦味はおいしいと思えるがビールの苦味はおいしいと思わない
自分は二児の母親の立場で、自分の人生には酒が不要だとわかったから子供たちに酒を飲まないおとなの姿を見せられると思った
旦那も前はときどき家で酒を飲んでいたが、今ではだれかにお酒をプレゼントでもされない限り家では飲まなくなった。会社の飲み会には参加している。
私自身、煙草を吸わない両親の姿を見てきて、たばこをすう家族がいない家庭というのはよいもんだなと思った
私は酒を飲む姿も子供たちに見せることはないだろう。酒よりもコカ・コーラのほうがずっとおいしいと思う。コーラが好きだ
今年も梅ジュースを漬けた。
母と同居していた時は、毎年毎年梅酒を漬けていた。
毎年毎年3か月経たずして、母にすっかり飲まれてしまっては、毎年毎年口論となった。
それでも毎年、梅酒を漬けた。
実際のところ、私はそんなに梅酒など飲まない。だから、毎年漬ける必要などないのに。
私は母に経済的虐待を強いていた。当時はそれが虐待などと微塵も知らなかった。生活費を渡せば全額飲んで帰ってくる。生活費を止めても現物支給にしても、小銭を探し出しては缶ビールを買いに走る。料理酒や味醂までも飲む。
「断固として断酒を、それがアル中者に対する愛情」と信じて、母親の周囲からアルコールを遠ざけたが、あの手この手でアルコールを調達してくる。
だから、私は母に金銭を一切渡さなかった。
そんな中で、本当なら絶対NGであろう梅酒を、毎年漬けた。
飲まれることは判っているし、また口論になる事も分かっていたのに。
たぶん。
何をしても喜ばない、私がどんなに成績が良かろうと、手が器用で作品展で賞を貰おうと、すべてマイナス材料にして悪態をつきアルコールに逃げる母親。
なのに、唯一笑顔で私の作った梅酒だけは母親を笑顔にした。今日か明日かと待ちわびて、ある日突然、あの大きな瓶の中身をすっかり平らげてしまう。
全てのアルコールを排除できなかったのは、私の弱さだった。