はてなキーワード: 根岸とは
小柴昌俊 ── 東京大 ── 愛知県生まれ神奈川県・東京都育ち(1歳から小4まで東京/中学から神奈川/高校東京)
利根川進 ── 京都大 ── 愛知県生まれ富山県・東京都育ち(小学校富山/中学から東京)
白川英樹 ── 東工大 ── 東京都生まれ岐阜県育ち(小3から岐阜)
朝永振一郎 ─ 京都大 ── 東京都生まれ京都府育ち(小学校から京都)
下村脩 ─── 長崎大 ── 京都府生まれ長崎県育ち(幼少期に長崎/中学でまた長崎)
根岸英一 ── 東京大 ── 満州国生まれ神奈川県育ち(小学校から神奈川)
東京大7
京都大5
名古屋大2
■生まれ
大阪府2
■育ち
京都府3
http://kamomenome.exblog.jp/14156659/(元ソースから間違いを修正)
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湯川秀樹(出生地:東京都)両親は和歌山県 ※中間子論は計算間違いであった
江崎玲於奈(出生地:大阪府)親は大阪府、三重県 ※助手のアイデアのパクリ
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下村脩(京都)両親は長崎県 父が福知山連隊所属のため京都生まれ
根岸英一(満州)親は東京都、本籍は日本橋、目黒の根岸家に戦災で親戚が大勢つめかけたため神奈川移住
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わたしは1926(大正15)年9月19日に、愛知県の豊橋で生まれた。軍人だった父の
小柴俊男がそのころ豊橋の陸軍第18連隊に所属していたからだ。
母親は、はやといって、千葉の木更津の農家の末娘だった。木更津高等女学校を出て、
父と結婚した。どういうなれそめで知り合ったのかは知らないが、父も千葉の館山の
父は農家の三男に生まれて、中学に通うのも親せきの造り酒屋で小僧代わりに働きながら
学費をだしてもらった。さらに進学する学資はないから、学資不要の陸軍学校へ進んだらしい。
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祖父の塩川三四郎は1873年生まれ、政治家を志して長野県から上京し、東京帝国大学法学部を
卒業した。そして、渡辺千秋(長野県出身)の次女・千夏と結婚した。
「野依」は母方の血筋で、福岡県の東部、築上郡吉冨町に行き着く。「立野屋」の屋号をもつ
庄屋で酒づくりをなりわいとする大地主であった。
(野依良治『私の履歴書 事実は真実の敵なり』日本経済新聞社)
http://kingendaikeizu.net/gakusya/noyori.htm
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E6%9D%91%E8%84%A9
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朝永振一郎の父三十郎は、東京で真宗大学在職中に旧川越藩士大枝美福の長女ひでと結婚している。
朝永振一郎「なぜ京都にいながら東京弁使っているかっていいますと、おふくろが埼玉県生まれで、
おやじは長崎生まれで、中学の頃東京に出て、ずうっと東京にいた。そういうわけで、家庭では
東京弁を使っておりました」(『回想の朝永振一郎』みすず書房)
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私の父は仏壇屋の家業を継ぐのを拒み、文学者になろうと家をとびだした。東京で私が生まれた。
母は福島県の出身だった。しかし私が2歳のときあの大震災に遭い、一家はやむなく福井に戻った。
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利根川勉「私の親父は守三郎といいまして、福山藩(広島県)の貧乏侍の息子でした。ところが
同じ貧乏侍の利根川という叔父に子供がなくて、岡本という家から養子に行きました。
家内の父方は弘前藩士(青森県)の家系でした」(利根川進受賞時に父・勉氏へのインタビュー)
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北大理学部を受験した時、母は「落ちてくれ」と本気で祈っていた、と譲さんは明かす。
恩師は「章君を大学に進ませて」と勧めたが、家計に余裕がない。町で理髪店を営んだ
山形県出身の父の定輔さんは1946年に51歳で死去。長男の鈴木さんは16歳だった。
(「タウンガイド札幌2010年10月11日)(母ナエも山形県出身)
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*6/12追記しました (この記事には間違いが非常に多くあります、詳しくは記事最下部を御覧ください)
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3年前に1年間にデビューする新人ライトノベル作家は大体何人くらいなのか?という疑問について調べた以下の記録があります
・2011年デビューしたライトノベル作家は何人でしょう? → 答.104人
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/news/1324040929/
104人内訳
やのゆい 乙姫式 月本一 湊利記 会川潮 川波無人 上総朋大 八奈川景晶 更伊俊介 根木健太 一橋鶫
浅羽なつ 朽葉屋周太郎 多宇部貞人 広沢サカキ 蝉川タカマル 和ヶ原聡司 兎月山羊 飛田マンダム
阿羅本景 水上貴之 水沢黄平 葛西メイダイ 榎本俊二 森野樹 みなみケント 西村文宏 槙岡きあん 朝倉サクヤ
岸杯也 雨野智晴 野村193 中谷栄太 浅生楽 竜ノ湖太郎 若桜拓海 宮元戦車 カミツキレイニー 赤月カケヤ
竹雀綾人 水無瀬さんご 明坂つづり 樹カナタ 澄守彩 森田陽一 中維 かみじま柚水 望公太 ツガワトモタカ
大黒尚人 花花まろん 黛ましろ 浅葉なつ 末羽瑛 椎出啓 かじいたかし 鷹山誠一 秀章 根岸和哉 村上凛
柊晴空 砂義出雲 秋目人 佐島勤 波乃歌 黒宮竜之介 東方博 彩木沙茄 叡惟匡見 野口祐加 優妃崎章人
夜空野ねこ 神堂劾 北原みのる 玉城琴也 森田季節 マナベスグル 小林がる 火海坂猫 大坂翠 天羽伊吹清
中田明 村上裕一 瓜亜錠 千羽カモメ 本村大志 石原宙 葉巡明治 初美陽一 鷲宮だいじん 秋水 八針来夏
大澤誠 小岩井蓮二 太田僚 竹内佑 高木幸一 山田隆道 直井章 佐原菜月 二丸修一 宮澤伊織 遊佐真弘 涼木行
ここから現在(2014年)、いったい何人が続刊を出し作家を続けているのかを調べてみました
上の104人ついてもそうですが調査は結構テキトー、活動の有無は単純に2014年に発刊された本があるかないかで分けています
以下がその結果です
●が現在も活動されている方
--が現在は活動されていないと思われる方です
シリーズ数 作品数 作家名 主なレーベル(デビューレーベル)
● 02 15 初美陽一 GA
● 06 14 望公太 HJ
● 01 13 佐島勤 電撃 *アニメ化(魔法科高校の劣等生)
● 01 11 和ヶ原聡司 電撃 *アニメ化(はたらく魔王さま)
● 01 11 竜ノ湖太郎 MF *アニメ化(問題児たちが異世界から来るそうですよ)
● 01 09 更伊俊介 ファミ通 *アニメ化(犬とハサミは使いよう)
-- 03 07 阿羅本景 スーパーダッシュ
-- 02 06 多宇部貞人 電撃
-- 02 06 広沢サカキ 電撃
● 02 06 蝉川タカマル 電撃
● 02 06 赤月カケヤ ガガガ
● 05 06 浅葉なつ メディアワークス
-- 04 06 秋目人 電撃
-- 02 05 明坂つづり ガガガ
● 04 05 中維 電撃
-- 01 05 瓜亜錠 HJ
● 02 05 二丸修一 電撃
-- 02 04 浅生楽 メディアワークス
-- 03 04 樹カナタ スーパーダッシュ
-- 01 04 火海坂猫 GA
● 02 04 八針来夏 スーパーダッシュ
● 03 03 月本一 ファミ通
-- 02 03 末羽瑛 電撃
-- 02 03 秀章 ガガガ
-- 02 03 柊晴空 ファンタジア
-- 02 03 波乃歌 電撃
● 03 03 優妃崎章人 ぷちぱら *成人向けレーベル
-- 02 03 天羽伊吹清 電撃
-- 01 03 本村大志 MF
-- 01 03 涼木行 MF
-- 01 02 湊利記 講談社BOX
-- 01 02 会川潮 スーパーダッシュ
-- 01 02 森野樹 講談社BOX
-- 01 02 花花まろん GA
● 02 02 椎出啓 スニーカー
-- 01 02 黒宮竜之介 電撃
-- 02 02 神堂劾 ぷちぱら *成人向けレーベル
-- 02 02 中田明 電撃
-- 01 02 鷲宮だいじん 電撃
-- 01 02 大澤誠 スーパーダッシュ
● 01 02 佐原菜月 電撃
-- 01 01 槙岡きあん スーパーダッシュ
-- 01 01 竹雀綾人 スーパーダッシュ
-- 01 01 かみじま柚水 スーパーダッシュ
-- 01 01 彩木沙茄 幻狼ファンタジア
-- 01 01 叡惟匡見 幻狼ファンタジア
-- 01 01 直井章 電撃
△ ** ** 浅羽なつ *浅葉なつの間違い(重複)
結論としては
元の104人には非ライトノベル作家や成人向けレーベルの作家が混じってしまっているのでその方たちを除き、母数を104人改め95人とし
35人 / 95人 = 37%
04人 / 95人 = 04%
となりました
逆に既にアニメ化されている作品を執筆している方も4人いますが、全員が1シリーズのみです
アスキー・メディアワークス - KADOKAWA (電撃文庫)
07人 / 18人 = 39%
アスキー・メディアワークス - KADOKAWA (メディアワークス文庫)
01人 / 05人 = 20%
メディアファクトリー - KADOKAWA (MF文庫J)
04人 / 09人 = 44%
03人 / 04人 = 75%
02人 / 06人 = 33%
富士見書房 - KADOKAWA (富士見ファンタジア文庫)
03人 / 10人 = 30%
02人 / 06人 = 33%
03人 / 04人 = 75%
02人 / 06人 = 33%
01人 / 03人 = 33%
03人 / 12人 = 25%
04人 / 08人 = 50%
00人 / 04人 = 00%
成人向けレーベル パラダイム(ぷちぱら文庫) フランス書院(美少女文庫)
04人 / 06人 = 66%
角川レーベル
20人 / 52人 = 38%
非角川レーベル
15人 / 43人 = 34%
アニメ化率は
角川レーベル
03人 / 52人 = 06%
非角川レーベル
01人 / 43人 = 02%
ということで表題「ラノベ作家はデビューできても3年以内に消えるってホントなの?」に対する答えは
― 3人に2人くらいは消えるけど、20人に1人くらいはアニメ化までこぎ着ける
でした
もう誰も見ないだろうと思いましたが「ラノベ作家 デビュー」等のワードで検索しするとそれなりに上の方に出るみたいなので一応追記しておきます
まず杜撰な調査でラノベ作家を辞めたかのように書いてしまった作家の方たちには謝罪します、申し訳ありませんでした
あくまで本年に入ってから5月末までに発刊されていないという意味で活動されていないと便宜的に表現したつもりでしたが
タイトルがそもそも消える消えないなので普通に見れば消えた作家と捉えられてしまうでしょう、改めてすみません
それ以前に単純なミスで活動を辞めた作家に入っている方もいるようです、こちらも本当に申し訳ありませんでした
このように片手間の非常に雑な調査なのですが下記のブログで具体的に間違いを指摘してくれていますので
気になる方はぜひ見てください
元増田です。
そう要約されてしまうと少し誤解があるかも。俺はどちらかというと「受験システムをくぐれるぐらいの能力がなければ(研究者として)見込みがない」「ある程度のレベルで基礎をまとめる機会として受験はちょうどよい」というのが主張なわけ。基礎トレとして受験勉強程度のことは「必要だ」、というのが一番わかりやすいと思うけれど、決してそれで「十分だ=優秀だ」とは言っていないんだよ。
でも今の日本の受験システムの勝者には「ハック型人間(受験ハックの購入ができなければ勝てなかった人間)」が多々混じっているのも事実だと思うんだ。
個人的には「学力低下」議論は信じないことにしてる(「下の世代は学力が低い」と言われなかった時代というのを聞いたことがない)んだが、そういうことはあるのかもしれない。あるいは、少子化の結果「基本型」の人間だけでは定員が埋まらなくなって「ハック型人間」が潜り込む余地ができているのかもしれない。
ただそうだとしても、基礎型の人間がハック型の人間に押しやられてしまうということは多分ないと思うし(幸い、日本の大学教官は層が厚いので、トップ大に入れなくても復活の機会はたくさんある)、基礎を理解できないならハックぐらいはできるようになって欲しいなあと思うところもあるので、それがそれほど深刻な問題なのかどうかはよく分からない。俺自身がお仕着せの「ハック型」のメニューをこなせる気がしないから言うわけではないが、ハック型の人間はそれはそれで社会の中に居場所を見つけることができるんじゃないかとも思ってる。特に司法試験とかMBAとかに通ったりするためにはそういう能力が必要な気がする。ハックしかできなければ研究者になるのは無理だろうけど。
オマケに、受験産業がますます受験ハック型になっていっている結果、ますます自分でモノを考えない受験ハッカーが増えているように感じる。そして、そのことに結構な人間が危機感を抱いてる。少なくとも、オレが少し前まで関わってた「現代の大学受験の最前線」あたりでは。
もしそれが、仕向け方によっては基本型になったかもしれないような受験生がハッカーになってしまうということだとすれば、それは確かにもったいないことだとは思うけれど。あーでも確かに、俺の知ってる範囲で言うと、中高一貫校で塾や予備校に高2以前から通い出すような奴はその手の連中かもしれないなあ。そういう奴はたいてい、塾や予備校で遊びを覚えて浪人するか、あるいは旧帝大医学部みたいに過当競争になってるところを受けたりするかそのどっちかだったから、まあ結局落ち着くところに落ち着いてるんじゃないのと思ってたけど。
まあ、そんなこといちいち配慮したらごくごく「無難」な文章になっちゃって、こんだけブクマがつく(愛される)記事にはならなかったかも、と考えると、非常に複雑なんだがw
いや実際、俺は増田に記事を書くときは八つ当たりを兼ねて釣りまくることにしてるんだけどね。それこそライフハッカーみたいに世の中の流行マンセーな人種が俺は大嫌いだし、増田に書いて憂さ晴らししたくなるときってのはそういう奴が頭に来たときなので、ここぞとばかりに挑発的なことを書きまくるんだよ。そうすると、はてな民は「これはひどい」タグを付けられる記事を探しまくってるから、結構な確率でホッテントリに入ってくれるもんだよw
返事ありがとう。
まさに「基礎を自分でしっかり」やれるような優秀なヤツに関して言えば、受験など定期テスト並の「程よいハードル」に過ぎないんだよね。ライフハッカーに優秀な人間なんていない、というのは、ホント同意。
ちょっと話を整理するけど、根岸氏・元増田、そしてオレの三者が(たぶん)共通に同意できるのは「丹念に基礎やるのは大事」って部分だと思う。これはオレも本当にそう思ってる。
で、それを踏まえて
と言ったわけで。
元増田は(b)受験ハッカーの跋扈する時代でも勝てる(a)基本型人間であり、ホントに優秀なんだと思う(お世辞でなく、受験システムへの認識の仕方を見ればそれが分かる)。でも今の日本の受験システムの勝者には「ハック型人間(受験ハックの購入ができなければ勝てなかった人間)」が多々混じっているのも事実だと思うんだ。オマケに、受験産業がますます受験ハック型になっていっている結果、ますます自分でモノを考えない受験ハッカーが増えているように感じる。そして、そのことに結構な人間が危機感を抱いてる。少なくとも、オレが少し前まで関わってた「現代の大学受験の最前線」あたりでは。
結局、根岸氏をトンデモ扱いしたり(現代の教育を取り巻く風景を無視して安易に昔の感覚で語ってるという意味で)、元増田に批判的な文章というのも、そういう危機感から生まれてくる声なんじゃないかとオレには思えるんだよ。単なる妬みや嫉みや自虐や見下しでなく。元増田にはその辺りへの配慮も欲しかったところだなあ、と。
まあ、そんなこといちいち配慮したらごくごく「無難」な文章になっちゃって、こんだけブクマがつく(愛される)記事にはならなかったかも、と考えると、非常に複雑なんだがw
元増田です。
今、受験で「やみくもに詰め込み学習」するヤツなんていないよ。今の受験は、いかに効率よく頭使わず受験をただクリアーするか、というゲームに近い。受験産業は、手取り足取り「いついつまでにこれとこれの問題集をやってこのテストでこのレベルをクリアしてどの講習を受ければオッケー」みたいな、トータルパッケージされた「受験勉強」を売り、学生と保護者はそういうパッケージを購入することが「受験勉強」だと思ってる。マジで。そんなもん、いくらやったってまさに無駄。
根岸氏の時代はともかく、俺の頃(といってもたかだか十年前)は既にそうでしたけどね。
しかしあなたが言うように「そんなもん、いくらやったってまさに無駄」なんであって、そういうことをやっているミーハー君たち(たぶん大人になったらライフハックだのフォトリーディングだのと言ってる人種)よりも、基本的な事項をきちんと勉強している人の方が勉強時間も少なければ成績も圧倒的によかったというのもまた事実でした。まあ、ライフハッカーに本当に優秀な人がいないのと同じことですねw
競い合いしのぎ合いひたすらガリガリと脇目を振らず修行僧のような生活をする「受験」風景なんて、大学全入の現代にはもう消えたんだ。そういう「勉強」には、自分の頭で計画を立て、調べ、実行したり、無意味なまでに特殊な方面への完成度を高めたりなど、意外と学問の基本となる領域に近づく部分もあっただろうけどね。
どうなんでしょうね。はっきり言って、旧帝大医学部みたいなところを除けば、事実上「競い合う」なんて風景は、少なくとも70年代以降には存在しなかったんじゃないでしょうか。基礎がどれだけ理解できているかという部分だけで十分選抜の機能が果たされてたと思いますし。
今、受験で「やみくもに詰め込み学習」するヤツなんていないよ。今の受験は、いかに効率よく頭使わず受験をただクリアーするか、というゲームに近い。受験産業は、手取り足取り「いついつまでにこれとこれの問題集をやってこのテストでこのレベルをクリアしてどの講習を受ければオッケー」みたいな、トータルパッケージされた「受験勉強」を売り、学生と保護者はそういうパッケージを購入することが「受験勉強」だと思ってる。マジで。そんなもん、いくらやったってまさに無駄。まあ根岸さんの意図が、そういうもんの否定にあるとすれば(たとえば大学定員を大幅に減らしての受験地獄復活とか)それはそれで正しいと思うけど。
競い合いしのぎ合いひたすらガリガリと脇目を振らず修行僧のような生活をする「受験」風景なんて、大学全入の現代にはもう消えたんだ。そういう「勉強」には、自分の頭で計画を立て、調べ、実行したり、無意味なまでに特殊な方面への完成度を高めたりなど、意外と学問の基本となる領域に近づく部分もあっただろうけどね。
ノーベル賞ってのはその人の国籍に対して出るモンじゃなくて技術に対して出るものである以上、
そうした研究(あるいは受賞するような人が研究を続けられる)ができる環境を持っている大学(国)ってのは優秀な環境だと思うんだけど。
違う?
それって別に日本の功績でもなんでもないんだから
あんたの中では根岸研がどこにあるかだけで日米の大学の優劣が決まるのか?
別にノーベル賞なんて所詮は有利不利で取る賞なんだから
それは言いすぎだが、ノーベル賞を取れるのに有利不利があるのは間違いない。実際、根岸先生も鈴木先生も師匠が同じで、その人がノーベル賞の推薦人だったというのは報道されている。要は学閥というと言いすぎだが、どうしても人間である以上優劣つけがたい研究者がいれば身内がよく見えてしまうのは否めない(自分の研究分野・手法に情熱を持っているのだから、近い人にどうしても好感を持ってしまう)。実際、同じような発見を前後してやった人がいれば、どうしても自分に近い人にその功績を帰したくなる。例えば「コーシーの不等式」がロシアでは「コーシー・ブニャコフスキの不等式」と呼ばれたり、「ホッジの定理」が日本(の一部)では「ホッジ・小平の定理」と呼ばれたりするのはその典型例だ。
そういう意味で、ノーベル賞受賞者の周辺を見るという手法ではどうしても米国以外を過小評価することになる。
バロンドール受賞者ばかり見て「スペインやイングランドのリーグはドイツやフランスより無条件に優れている」とは言えないだろう?実際、W杯のイングランド対ドイツ戦はドイツのボロ勝ちだった。全体としてスペインやイングランドのリーグの方がドイツやフランスよりやや上なのは確かだが、スペインやイングランドがドイツやフランスに学ぶことがないというのもまた嘘だ。
元増田です。
記事の都合のいい部分だけ使うのはどうなんだ?
都合がいいも悪いも、そこは論点じゃないから。俺はそもそも今アカデミアにいる人間じゃないからそもそも十分な情報を持ってないし。
俺の論点は「教育環境として」大学学部以下のシステムがどうか、ということなので、研究者がキャリアパスを築いていくにあたっての職場環境がどうかといわれても知らんとしか言いようがない。
例えば俺が「牛丼屋としてすき屋は悪くない」という話をしているとき、「すき屋はブラック企業だ」と言われても「そんな話はしてません」としか言いようがないということ。
記事中の根岸英一は、以下のように言っている。
「日本はすごく居心地がいい社会なんでしょうけれど、若者よ、海外に出よ、と言いたい。たとえ海外で成功しなくとも、一定期間、日本を外側からみるという体験は、何にもまして重要なはず」と、奮起を促した。
違うね。俺が書いたことをもう一度読み直してもらいたい。
敢えて言葉の壁に立ち向かってまで英米で学ぶことは日本で学ぶことに比べてあらゆる意味で優れているなどということはないのだ。
海外に出ることに反対だとも言っていないことはわかってもらえるか?
そもそも俺が暗黙に反論相手として想定していたのは「日本の大学なんてアメリカの大学と比べればカスだから行く必要ない、学部からハーヴァードに行け」みたいな言説だ。これに対して根岸氏が言っているのは、同氏のキャリアパスから見て、大学院以降も想定されているはずだし、海外に行って戻ってくることも想定されているはず。
文脈から想定するにたぶん、根岸氏が言いたいのは、学部ぐらいまでは日本で基礎をみっちり鍛えた後、その後どこかで海外で一度修行するのがよいということだろう。そしてその理由は「日本の大学の研究レベルが低いから」でないことは明らかだ。
無論、俺の元増田は「日本にずっと居続けるのも悪くない」ということを含意している。それは、修士以下で就職することを考えたとき、留学する適切なタイミングがなかなかないからだ。就活で不利になることと海外見聞体験を天秤にかけてどちらを取るべきというのは必ずしも自明ではない。実のところ、根岸氏が想定しているのはアカデミアに骨を埋める人のことだろうから、俺が書いたような問題とは良くも悪くも縁が薄く、そういう意味で俺は根岸氏の主張に異論があるわけではない。だが、「日本の大学はカス」と言っている人間の大多数はアカデミアよりもビジネスに興味のある人間で、おそらくそのあたりの違いが見えていないと思ったのでそちらに合わせて書いたまで。
単に「ムカツク」と言っているに過ぎないのに、ノーベル賞受賞者の権威を借りてきて自分の主張を(しかも増田で)組み立てるなんて、
元増田をよく読み直してもらえればわかるが、「ノーベル賞受賞者もこう言っているのだからオレの言うことが正しい」という論法は一箇所も使っていないことに注意して欲しい。確かにこのタイミングで言いたいことを言ったのは確かだが、それは「普段なら聞く耳を持たない連中が今なら持つかもしれないから」だ。そういう意味で権威を使ったといわれればその通りだが、元々俺がものを言いたかった相手というのはどこぞのコンサルだの誰かだのの権威に目が眩んで耳を塞いでいるのだから、特にそれが道義的に非難されることではないと思うのだが、いかがか?
大意(日本の大学はそれほどダメではない)には同意するが、記事の都合のいい部分だけ使うのはどうなんだ?
「頭脳流出組」の先駆けとして、米国に活躍の場を求めた根岸氏。
(中略)
理由は、高度な研究になればなるほど、「基本が大事になるから」。それをたたきこんでくれたのが、日本の教育だった、というわけだ。
だが、日本に対しては賛美だけではない。日本を飛び出すことになったきっかけは、フルブライト留学制度を利用した米ペンシルベニア大への留学だったが、「いざ博士号を取得して日本に帰ってみると、日本には私を受け入れる余地はまったくなかった」と、日本の高等教育の閉鎖性を暗に批判した。
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/101007/acd1010070904010-n1.htm
(強調は引用者)
日本で教育を受けた研究者は、能力はあるけど閉鎖的だってことなの? それは致命的だと思う。
それともいまは改善したのか?
そして、増田は以下のように言っている。
敢えて言葉の壁に立ち向かってまで英米で学ぶことは日本で学ぶことに比べてあらゆる意味で優れているなどということはないのだ。そのことは事実としてもっと知ってもらいたいものだ。
で、記事中の根岸英一は、以下のように言っている。
「日本はすごく居心地がいい社会なんでしょうけれど、若者よ、海外に出よ、と言いたい。たとえ海外で成功しなくとも、一定期間、日本を外側からみるという体験は、何にもまして重要なはず」と、奮起を促した。
だからたぶん、増田の言う「事実としてもっと知ってもらいたい」相手には、根岸英一も入っていることになる。
なにか主張したいなら、もっとフェアにやればいいのに。
つまり、増田の言いたいことは以下の一文に尽きるわけだから、
日本の大学を出ても使えないだの理系はコミュ力がないだの草食系男子は人間力が低いだの、何もわかってない馬鹿どもに頭ごなしに見下されるのはもううんざりだよ。
ここに焦点を絞って、自分の言葉で説得するようにしないとダメだろう。
単に「ムカツク」と言っているに過ぎないのに、ノーベル賞受賞者の権威を借りてきて自分の主張を(しかも増田で)組み立てるなんて、まさに、
お前らはどっちも「虎の威を借る狐」でしかないんだよ。
ということなのだと思うが。
あー、デトロイトメタルシティの根岸がやりたいバンドっぽいやつですね
でもそういうのは全然いいと思わないんですよねー
音楽自体にあんまり惹かれないです。
お前だって、根岸君なんかキモくてどうしようもないがクラウザーさんは最高、とか思ってる男とは付き合いたくないだろう。
そういうことだ。