はてなキーワード: 果てしない夢をとは
他に知っているものがあれば教えて。
できれば3人以上が集まったやつ。
「福耳」を忘れていた。
やはり、知らないユニットがいっぱいあった。
目を奪られる様々なイラストは狂おしいほど美しくて、
紙に綴られた物語はいともたやすく不思議の世界へ彼を突き落とした。
僕もそんな、誰かを、誰かを動かすような何かをしたい、作りたい!
そんな単純な夢だった。けれど彼は努力を知らなかった。一朝一夕で身に付けられるものではないとわかりながらも、わずかな時間に積み上げられるモノの少なさに、単純なその量に心が折れた。
果てしない積み重ねの最後にようやく至れる領域に思いを馳せながら、その彼我の距離に絶望したのだ。
一日1mmの前進が一年でどれだけ進むかと考えられず、感じられなかった。
情熱は枯れ果てた。
必死に頑張っても方向が違えばやってないのと結果は変わらない。そんな、くだらない思想の元に毎日、毎日毎日毎日、それこそ積み上げて3年間腐りに腐った彼に現実が隔たる。
努力することを知らない彼に、当前のように苦労を積み重ねる彼らが信じられなかった。
努力の先を知らない彼に、自分より先に進んでいる彼らとの差が何かわからなかった。
努力した後に残るものを知らない彼に、彼らの見ているものは見えていなかった。
情熱なんてなかった。
他の人に失礼だと思わなかったのか。
ここまで目標に頑張りましょう!
あと少しなんだから打ち込んでみたら
…
一生懸命に生きるってなんだろう。
全力を尽くすことは阿呆で、努力は天才のための言葉で、馬鹿な僕には関係のない縁もゆかりもない異国の言葉に過ぎないはずなのに。
うすっぺらな自分の、何もない道程に今更すぎる後悔だけが、積もって重なって
もう先も見えない。
暗い森の奥深くのように、行くべき先はわからない。
方位磁針はとっくに壊れて、怪我はないのに足は動かない。
体力はちょっと足りないかもだけど、でも進めないわけじゃないはずなのに。
なんで、こんなに苦しいのか
ちょっとずつしか進めないときに何度も何度も夢を見ていた。理想の自分、なりたい自分。
何かできるようになりたいとは思っても、どうすればなれるのか、何をすればなれるのか知りもしなければ、調べも、教えを乞うこともなかった。
一生懸命生きることが、積み重ねることであるならば、その先に僕は何かを見ることができるのだろうか
今はまだわからない。