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はてなキーワード: 末期ガンとは

2020-07-25

安楽死という選択肢

現状、死ぬのは本当に一苦労だ。よくあるのが電車への飛び込み、首吊、飛び降りオーバードーズ毒ガスリストカットなどだろうか。どれも想像するだけでキツい。

電車に飛び込むのなんて本当に恐ろしい。一瞬で粉々になるだろうがその一瞬が本当に怖い。どんな痛みが待っていることやら。しかも死んだら死んだで迷惑がられておしまいだ。電車が遅延しただのでいろんなひとに文句を言われる。電車を止めたことで遺族には多額の賠償金請求される。これら全てがどうでもよくなるから飛び込むのだろうが、それでもかなりの決意が必要だ。

首を吊るのもなかなか恐ろしい。息ができない苦しみなんて想像を絶する。苦しみもがきながら何かの拍子で失敗する可能だってある。地獄だ。

飛び降りるのも怖い。なかなか足が一歩出ない。落ちて死ぬまでは一瞬だろうが、着地の瞬間を想像すると本当に痛そうだ。首が折れ頭蓋骨破壊されなければならない。変に低いところから飛び降りても衝撃が足りず不随になった身体でその後生き続けなければならないことも考えられる。

一酸化炭素中毒やその他毒ガスでの死もなかなか厳しい。絶対に苦しいだろう。首吊よりも厳しそうだ。これも死にきれなかったら大変だ。

女がよくやるリストカットあんなのは本当に死のうと思ってるとは思えない。腕がボンレスハムみたいになっている女が大量にいることを考えると、死に損ないだらけだ。

オーバードーズも死に損ないが大量にいる。単に苦しいだけってことが多々あるのは辛いものだ。

安楽死ってのはあっても良いんじゃないか。死にに行く場所があるのはいいことだ。殺して下さいと行ける場所。いつだって楽に死ねるという安心感安楽死センターがあれば上のような極端な自殺手段を選ぶ必要がなくなるだろう。そうなれば助かる命だってあるだろう。

歳を取って病院のベッドで延命機器ばかりのまま苦しみながら死ぬのも怖い。末期ガンなんて痛そうだし痛いまま死ぬなんて大変だ。いっそ殺してくれとさえ思うだろう。死の強要に使われる恐れがあるから認めてはいけないって一体なんだ。今まで死ぬことを強要したことがないような言いぶりだなおい。お前ら今まで何人殺してきたんだ。

2020-07-07

池上彰氏に「4年間の任期を全うされると約束されますか?」と問われた際、「自分自身健康をしっかり守っていきたいと考えております」と小池氏は言った。

余命あと数年、末期ガンなんかな

2019-12-19

幸せな人は自殺するだろうか

末期ガン絶望を通り越して日々生きられる事に感謝し始めたとかじゃなく、普通に幸せだと感じたとき

例えば人生順風満帆で楽しみを毎日噛み締めて生きるような幸せがあったとして、人は自殺をするだろうか。

今が人生で最も幸せだと思ってる人間が、このまま死のうと思って死ぬことはあるだろうか。実際。

2019-11-20

anond:20191120221223

末期ガン最期大自然でみんなに見守られながら逝きたいって話、最近なかったっけ?

2019-07-21

anond:20190721210520

もし末期ガンになったとき家族から死ぬ死ぬっていうけどもう何日も生きてるよねいつ死ぬの」と言われたら泣くだろ。人の気持ちを考えろよ。

2019-06-18

安楽死ドキュメンタリーたことあるけど、末期ガンとかじゃないと受け付けてくれないみたいなやつだった。

みんなが望んでる安楽死ってそうじゃないよね。

2019-01-27

ミリシタ、早くも終わりが見えてきたよね。

せっかく一年迎えられたのに2年目初頭からガシャ、イベントガッツリつまづいてせっかく稼いだアクティブが半減。ツイッター公式スパム賞賛するもTC10年分拗らせた765AS老害vsミリシタの金欠声豚というくっさい争いを撒き散らし、話題性を得たにもかかわらずデレの新キャラあきらちゃんにあっさり話題を持っていかれ、現状SideMシャニにも負けてる。

で?最新SSRはただの制服www しょっぼいwww

相変わらず「ありがとうミリオンライブ」「最高確認」「参りました」とか言いながら金は出さない声豚ども。まぁミリシタのショボさはいろんな方面で散々証明されてしまったし?音ゲー課金ゲーが数ある中でアイマスから入るならまずデレステってなりますわなwww

あと何ヶ月持つだろうねぇ。

せっかく日本武道館SSAまで行けたのにまた地方公民館営業に逆戻りしちゃった6thライブからアニメ化なんて期待できるはずもないからなぁwww

6thの後にミリシタサービス終了が妥当かな?もしくは少なくとも金は出してくれるAS中心の場としてミリシタはどんどん食われていってお前ら一生俺たちのバックダンサーな!がオチか。

直接的に殺されるか老害に押し潰されながらじわじわと死を迎えるか。

その時自称ぺーはなんていうだろうね。

ありがとうミリオンライブ〜」って思考停止の鳴き声を出し続ける豚で終わるか

「あの時もっと課金してれば…」って少しは反省する猿で終わるか。

まぁどっちにせよ今から何したってもう遅いんだけどね、末期ガンミリオンライブに。

グリーと一緒に死んでればよかったな。

いや、より多くの金なし声豚を殺すためにはこれでいいのか?ww

金も出さずに遊べると思うなって話

さて、ミリシタが後何ヶ月耐えられるかみんなで賭けようぜ!

俺は6th直後にミリシタサービス終了に6ペリカ

2018-12-22

父が亡くなった

末期ガンだった父が亡くなった。

今日火葬してお骨を拾ってきた。

骨になった父は思っていたより脆く、小さく、まるで闘病の痕が残っているように見えた。

父の死を嘆き悲しみ号泣する一方、あまりに実感がなくて「あの棺に入って焼かれたのは本当にお父さんだったのかな?」なんて思うこともある。

でもやっぱり遺影や骨壺を見ると父が亡くなったことは紛れもない事実で、また涙が止まらなくなる。

母は色んな手続きがあったり来客への対応で忙しく泣く暇もないが、時々思い出したように泣き始め発狂寸前にまでなることもある。そんな母の姿を見るとまた私も泣いてしまう。

お父さんなんで死んじゃったの?

私もやっと成人したとはいえこれから女2人で生きていくの大変なんだよ。

まだまだお父さんに甘えるつもりだったよ。

これから一杯親孝行するつもりだった。

からタバコ吸うのやめてって言ったのに。

仕事なんか放り出して病院行ってってあれほど言ったのに。

文句も言わず真面目に働いてたお父さんがこんなに早く死ぬなんて酷すぎる。

今まで何にも言ってこなかったお父さんの親戚なんて、お父さんのお葬式で急に口出しし始めて、あまりに酷くてお母さん泣いちゃったんだよ。

お父さんのせいで、お父さんが大好きだったお母さん泣いちゃった。

犬たちもなんでお父さん居ないのかなあって寂しがってるよ。

どんな姿でもいいから戻ってきてよ。

会いたいよ

本当はお父さんのところに行きたいけど、今私まで死んだらお母さん本当におかしなっちゃうから我慢してる。

こんなこと言ったら怒られるけど、成仏なんてしなくていいからずっと私とお母さんのそばにいてよ

2018-12-12

ぼくは希望が持てない

本やテレビ世界では、今日希望戦士絶望と戦っている。

希望絶望を打ち倒し、世界平和が訪れる。

よくある話だ。

人々は希望に惹かれ、絶望嫌悪する。

それがこの世界セオリーだ。

数々の希望の話を見ながら、ぼくは輝かしいと思うと同時に、いつも少しだけ、

ほんの少しだけ恐怖していた。

ぼくは希望が持てない

ぼくはごく一般的な、平和家族の元に生まれた。

優しい父と母に守られ、愛されてきた。

絵に描いたような幸せ家族だ。

ぼくは父と母が好きであるし、家族になんの不満もなかった。

友達にも恵まれていた。

幼少期は少しいじめられたりもしたものの、人との関わり方を覚え、そのいじめっ子とも仲良くなれたほどだった。

というのも、ぼくがいじめられたと思っていたことも、その子に言わせてみればじゃれ合いの範疇だったことがのちにわかたからだ。

ぼくの世界は、平和だった。

平和すぎるほどに平和だった。

そんな幸せ世界にいながら、ぼくはどうしてもフィクション世界の彼らのように、希望を持って生きることができなかった。

3日に一度、末期ガン余命宣告を受けたらと考える。

一週間に一度、隕石地球が滅んだらと考える。

そんな時、いつもぼくの心に表れるのは

羨望の念だった。

もしぼくが末期ガンになって、残り半年の命だったら?

きっと延命治療なんてしない。

できるだけ少ない苦痛の中で、放置していたゲームをやり切り、行きたい観光スポットに赴き、美味しいご飯を食べて、半年後に満足して死ぬ

不謹慎だが、こんなに幸せなことはないと思う。

もし、明日隕石地球が滅ぶなら?

皆が家族の元で最期ときを過ごそうとして、人がいなくなった渋谷スクランブル交差点に、堂々と大量のチョークを携えて立ち、地球最後落書きをしよう。

描き終わったら、地面に描いたでっかい落書き中央に寝転んで、そこから落ちてくる隕石を眺めながら昼寝でもしよう。

きっと最高に楽しい眠りにつけるだろう。

「終わり」について考えたときのぼくの中にあるのはいだって喜びだ。

きっとなんの脈絡もなく交通事故で死んだところで、明日の部屋の掃除をしなくても良くなることを喜ぶ自分がいるのだ。

明日が来ないこと、それこそが僕の救いだ。

だらだらと毎日が続いてしまったら、きっと放置していたゲームをやり切ることなく、行きたい観光スポットにも一生行かず、独り暮らし節約だけを考えた特に美味しくもないご飯を食べる生活が続く。

人の迷惑を一番に考え、スクランブル交差点で地面に落書きなんて絶対にできない。

「終わり」を考えると恐ろしいと、友人は言った。

隕石で、地震で、地球温暖化で、何かしらの大きな力で、無慈悲に人の今までの営みが消されていくのが恐ろしいと。

話を聞きながら、そうだねと相槌を打ちながら、人の営みが消されることに恐怖を覚えると言うことを、どうしても理解できずにいた。

人間は高度な文明を持ちすぎたせいで、自分地球上に生まれ動物ひとつだということを忘れがちである

動物」と「人」を分け、動物無意識に見下し下等生物だと思っている節がある。しかし、人間はただの動物に過ぎないと、神《ここでは生物支配できない天候、運命等を言う》になることはできないのだと、ぼくは常々思う。

しろ動物を超えてしまった何かになっていたのだとしたら、ぼくは僕の心臓が動いていることすら恐ろしく感じる。

たくさんの動物がこれまで絶滅してきた。隕石で、地震で、地球温暖化で。

人間がそれらの神の力によって死に絶えることが出来るなら、ぼくは人間が地上に存在して良い生き物であったと、やっと安心することができるだろう。

ぼくは、いずれ人間が滅ぶことを、心の底から望んでいる。

ぼくはきっと、希望戦士から見たら倒すべき思想を持っている人間だろう。

きっと倒されて光の力に圧倒され、希望を持てるようにされるのだろう。

でも僕は、希望を持つことが何よりも恐ろしいのだ。

希望を持った人が、その希望が続くと信じて、その希望が失われた時、その先にあるのは深い悲しみと絶望だろう。

でも、希望に触れた人が、いずれこの希望は消えると思っていたら、いざ本当に消えてしまったとき、たしかに悲しいけれど、心の準備ができていた分苦しまずに済む。

後ろ向きなことを言っていることは百も承知だ。

でも、これはぼくなりの心の防衛なのだ。期待せず、希望を持たず、諦める。

もちろん100%後ろ向きな訳ではないが、心のどこかで諦観を持っておく。

希望を持つということは体が浮いてしまうような漠然とした恐ろしさを感じる。

諦観を持っておくことで心に重石ができて、地に足を付けることができる。

「死」は、「終わり」は、僕にとってはエンドではなくフィニッシュだ。

終わりではなく完成なのだ

どうせならヨボヨボの状態でなく、現在の最高点でフィニッシュさせてしまいたい。

忘れじの 行く末までは 難ければ

今日を限りの 命ともがな

(「忘れない」と言ったあなた言葉最後まで変わらないのは難しいだろうから、私はその言葉を聞けた今日死んでしまいたい)

この和歌を歌ったのは儀同三司母という人であり、この歌は恋のうたであるが、ぼくはこの人の気持ちがよくわかる。

きっとこの人も、この幸福状態のまま自分人生を完成させてしまいたいと思ったのだろう。

希望を持つことは素晴らしい。それは同感だ。

ぼくも希望に憧れるし希望に向かって進む姿はかっこいいと思う。

しかし、ぼくがそれをやれと言われたら、きっと迷子の子ものように前に進むことができず立ち尽くしてしまうに違いない。

フィクション世界の悪役のように、人々を絶望に染めてやろうとは思わない。

でも、ぼくにとってぼくのネガティブ思考は、長年連れ添った相棒であり、ぼくの心を守ってくれた騎士でもある。

ぼくはきっと一生こいつを手放すことができない。

希望戦士にも悪役にもなれず、少しだけ希望に恐怖しながら、一般人として生きていくのだろう。

2018-11-27

SNS末期ガン患者やるのおもしろ過ぎワロタ

普通にやってても誰も相手にしてくれないから、試しに末期ガンって設定でやってみたんよ

そしたら急にみんなが相手してくれるようになった

それもとびっきりの優しさと共に(笑)

碌でもないこと言っても勝手に良いように解釈してくれるし

暴言ですら温かい返事が帰ってくる

ほしいもリスト貼っとけばあっと言うに手に入る

挙げ句セックスしたことないのが心残りだと呟いたら女の方からオフパコまで申し出てくる始末(笑)

もともとガリガリで不健康のものみたいな見た目だから有り難く頂いた

末期ガン患者って神様だったんだな

2018-10-24

anond:20181023235338

わかる。

なんつーか海外ドラマって人気がある限り永遠に続くから終盤のドラゴンボールとか美味しんぼみたいな

当初の問題解決してるけどストーリーのために無理やり問題をひねり出してる感じになってくるんだよな。

からブレイキング・バッドを観ろ。

あれは末期ガン主人公が変に延命したりしないし、ちゃんと終わる。

2018-09-18

anond:20180918192939

あれだけ財団とか作って富を社会還元しようとしてるゲイツがそういうのは、

もはや医者患者末期ガンを宣告するようなものじゃないか

2018-05-12

セルフスタンドで一万使ってお釣り取り忘れてた

ガソリン入れて、普段カードで支払ってるけど何故か使えなかったから一万入れて給油して

カードの時の癖と急いでてレシート取り忘れてて精算もしないまま車出して、昼に気づいて絶望して

不要レシート入れに入ってるかもと思って午後に戻ったけどやっぱりなくて

どっかに落ちてないかなと思って溝とか探したけどなくて

係のおじさんがレシート入れとかチェックしてたかもしかしてと思って聞いてみたらレシート取ってくれてた

処理できないから精算して保管してくれてたらしく

住所書いて受け取ったけど、末期ガン発見されて手術したら完治したみたいな気分だった

2018-03-12

anond:20180312062622

この国で、

難病末期ガン以外の安楽死の認可なんて降りないぞー!

前者ですらあと10年はかかるだろう。

痛みと即死性は正比例し

痛みと失敗率・後遺症可能性は反比例する

どうだ、やめる気になったか

2017-07-05

たとえ家族が末期癌患者でも民間療法拒否すべき

小林麻央関連で「癌が見つかってすぐに手術すれば助かったのに民間療法に頼ったために亡くなった」という話が出ていて、

これはスティーブ・ジョブズ川島なお美が亡くなったときもそんな話があったけど、

そうすると逆張りみたいにこういう意見が出て来る。

いや、そこは勇気を持って「やらない」という選択をすべきでしょう。

あなたたちのその弱さのせいで、さら詐欺師が肥え太り、また別の犠牲者が生まれているんです。

万が一にでも効くかもしれないという甘い願望を捨ててきっぱりと民間療法拒否する、それこそが「家族がやらなきゃならない戦い」ですよ。

2017-05-19

http://anond.hatelabo.jp/20170519023230

元増田増田と、どっちの言ってることも正しいし、わかるんだけど、

無駄」ってことはないと思うなー。

自殺可能性のある人を声掛けで助けようなんて、網で水を救うようなもん。最悪その「声掛け」が自殺に繋がることだってある。

無駄から気に病むな」ってんなら同意するけど「無駄から何もするな」ってんなら違うと思うね。

ガン患者を治せる家族はいないけど、末期ガンじゃなけりゃ医者に通えば寛解するだろ。

うつ病も同じ。ただ、ガンと違うのは、孤独だとうつ病は治んないってこと。

元増田別に慰めの言葉を欲したわけじゃないだろ。

後悔するかもしれん人に、「出来る事はあるよ」って言いたかっただけだろ。

自分自身自死遺族から無駄ってのはわかるし、自死寿命って僕は思ってる。

からって全部が全部無駄ってわけじゃないんだな。

出来る事があっても、家族にその余力がないのが大半の現実だと思う。

けど、出来る事があるケースもあるよ。

それでも、自死寿命だと僕は思うけどね。

2017-05-01

28歳大学院既卒無職スキルゼロ不安で腹を壊す

もうずっとおなかが痛い。

外出の用事があれば前日は寝付けないし、慣れない会話などすれば腹を壊す。

根本においてメンタルが弱すぎる。プレッシャーに負け、こんなものは出来ないとすぐに投げ出す人間は、企業が最も敬遠するタイプ人材である

思えば高校時代模試を受けるたび試験中大便を漏らすのではと不安に駆られていたものである

そして気づけば末期ガン患者ブログを読みだして止まらず、来る大腸癌ステージIV余命半年の告知に向けて覚悟を決めつつある。

2017-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20170310225940

ますだの条件だったら目そらして正解やろ。末期ガンみたいなもんなんやから。今更現実みてもどうしようもない。

2017-01-24

​ 生まれてはじめて葬式にいってきた

この間、生まれて初めて葬式に行ってきたのだけど色々初めての新鮮な経験をしたので、思ったところをなんのとりとめもなくつらつらと書き連ねてみたいと思う。

初めての葬式は母方の祖父葬式だった。まあ葬式といってもそんな盛大なものではなくて、近い者たちだけで行う火葬式だった。祖父半年前ほどに末期ガン寿命宣告を受けていて、その死自体には何の驚きもなく、正直「やっとか……」という感じだった。というのも、祖父は数年前からいわゆるボケが始まっていて、祖母やたまに家を訪ねた母ともケンカばかりしていた。そして更にガンを患って入退院を繰り返し、同居して介護していた祖母疲弊しきっていた。素直に死を嘆き悲しむ事ができるような祖父は、はるか記憶の彼方に埋もれていた。そんな状況だったから、なんだかとても薄情に聞こえるかもしれないが、自分にとってはその死の報せで特に悲しむということもなく、「これでやっとみんな楽になるんだな」という感想が一番だった。

そんなわけで、大した感慨とある種の現実味もないまま葬儀当日を迎えた。車で数十分の距離にある市営の小奇麗な火葬場は小高い丘の上にあった。火葬場に着くと早々に祖父の棺が運ばれてきた。自分達は炉の前で「最期のお別れ」をすることとなった。母が用意した白い薔薇と今朝書いたばかりの祖父への手紙を棺に入れた。狭い棺のなかで花に囲まれ祖父はまるでただ眠っているだけで、今にも起き出しそうに見えた。いよいよ炉の扉が開かれ祖父の棺がほの暗いその中へと消えていった。炉の扉が閉ざされて火が入ると付き添っていた僧侶木魚を叩きながら経を唱え始めた。その瞬間、いきなり涙が溢れそうになり必死でこらえた。自分でも何故こうなったかからなかった。ただその場の雰囲気に飲まれたのか、何か自分の奥底に眠っていた感情とやらが溢れたのかもしれない。その後、亡骸を焼ききるには一時間ほどかかるらしく、待合室で数少ない親戚との久々のささやかな会話をしながらその終わりを待っていた。

その間に先程の経を唱えた僧侶が来て祖父戒名説明をしていた。ちなみにこの僧侶へは、式全体のパック料金には含まれないお布施を直接渡すことになっていた。そのお布施の額も決まっていて、値段によって僧侶の人数だのが明確に決められていた。旧来の檀家制度に比べてみればある意味良心的なのかもしれないが、「ビジネスだなぁ……」としみじみ感じてしまった。しか僧侶というのは大したもので、丁寧に戒名の由来を説明する姿や祖母や母の質問相談真摯に答える姿は、金銭の授受によって成立し提供されている一種の「サービスであることを一切感じさせず、その清い心の底から自分達に同情と共感を向けてくれているように思えた。自分はここで初めて本当の意味での宗教存在意義見出したのかもしれない。ミッション系の大学に通っているので、講義宗教必要性重要さ(キリスト教に関わらず)は訥々と説かれていたはずなのだが、懐疑的なところもあった。しかし、渡された戒名を眺めながら言った「これでじいちゃんもきっと向こうで喜んでるね」という祖母のありきたりのようにも思える台詞は、その疑念を実感を伴って払拭するような体験としては十分だった。

そして放送祖父名前が呼ばれ時が来たことを知らせた。その時自分は緊張していた。それはある叔父言葉きっかけだった。「じゃあお前たち、骨を拾うのも初めてってことだな」。それは自分達姉弟が葬儀に出席するのが初めてという話題に端を発し知らせられた衝撃の事実自分にとっては)だった。その時は、骨は焼かれた後は影も形もないほど粉々になり、そのまま骨壷へ収められていくものだと勝手勘違いしていていたので、まさか形が残っている骨を自らの手で拾わなくてはいけないとは夢にも思っていなかった。「あんまり形が残ってたらやだなあ……」などと考えながらいよいよ先程の炉の前に着いた。炉が開き、台車ゆっくりとこちらに向かってくる。その台車の上には軽石のような、なにか鉱石のようにも見える白い物体が載っていた。半ば逸らしていた目を向けよく見てみると、たしかに人の骨格をうっすらと思い起こさせる形をしていた。初めて人骨を目にしたが思ったより衝撃はなかった。二人一組になっていよいよ骨を拾い骨壷に入れる。自分の番になり、姉と一緒に恐る恐る遺骨を長い鉄製の箸でつかみ骨壷に入れた。一斉に骨を離した瞬間、骨壷のなかから乾いた音がした。もちろん骨はいくつもあるので、残りは火葬場の職員が手慣れた手つきで骨壷に収めていく。その時に「こちらは大腿骨です」とか骨の部位をいちいち説明してくるのだが、「そんなん言われても『へえ、これが大腿骨なんだ! 』以外どう思えっちゅうねん」と心のなかでツッコミを入れていたところ、母が「こんなに丈夫そうで、骨格は立派だったんだね」などと言い出し祖母もそれに同調し、「まさかこんな形で故人を偲ぶイベント葬式にあるとは……」と少し興味深く感じてしまった。その後も骨は骨壷に収められ着々と骨壷の中身はかさを増していくのだが、途中で「どう考えても骨が骨壷に収まりきらないぞ……」とその場に居た皆が感づき始めた頃、不意に、「このままでは収まりきらないのでお骨を少し砕きますね」という声がかかった。その刹那、その職員は箸でバリバリと骨を砕き始めた。それはもう容赦なくだった。粉になった遺骨をさらさらと骨壷に収めていくぐらいだろうと考えていた自分にとっては、かなり印象的な光景になった。一緒に骨を入れた姉と終わった後に「あんなにバリバリ砕くとはねえ~」と少し笑いあった。式を終えた帰りの車内で骨壷を抱えながら「お父さんもこんな中に収まっちゃった」という祖母の気が抜けたような言葉には、何とも言えない寂寥の念を感じさせた。

なんだかんだ書いてきたけど、結局人が身近な人の死をどう認識して受け入れていくのか、そのプロセスのために何が必要なのか、とかそういったことが伝統的な儀式の中には組み込まれてるんだな、という当たり前のことを認識させられた。戒名とかそのために何万も金払うのとか無駄だろwとか思ってなくもなかったけど、単なる損得勘定では考えられないこともあるということも分かった。そして終わってみるといろんなことを学んだ気がした。どうでもいいけど遺骨はさらさらの粉になって出てくるって勘違い、小さい子供が魚は切り身で海を泳いでると思う勘違いと似てるなって思った。ほんとにどうでもいいな。おわり。

2016-09-28

末期ガン患者

30代半ばをこえて周りでガンで手術する人がでてきた。

いままでは先のことだから考えたことなかったけど、

ガン家系なのでいつかガンになり運悪く進行してしまった場合

自分だったらどうするんだろうと考える。

死ぬまでただベッドに寝て待つの意味があるのか?

2016-09-02

芸能人ってお気楽やな

末期ガンになったくらいでヒロイン気取り

そんな奴いくらでもおるで

2016-07-16

困っている人を助ける類の仕事してる人ってメンタルどうなってんの?

毎日毎日末期ガン患者相手してる医者や、人の修羅場仲裁してるような弁護士は、仕事してて辛くないのかね。

メンタル強いの?それとももう見慣れて何も感じなくなってるの?

2016-03-11

ブログが多すぎる、日本死ね

ブログランキングに嘘ブログが多すぎる。

広告料を目当てに「なりすまし」で複数ブログを書いている業者

不幸満載でアクセス目的だけなので内容はスカスカ

ある時は借金持ち、またある時は派遣社員、男だったり女だったり、

性別・年齢・家庭環境年収・悩みが自由自在

末期ガン家族、障がい児を育てるママ赤ちゃん待ちの嫁、しがないリーマン

婚活中の女、メンタルを病む男、嫁を恨む姑、姑を罵る嫁、大家族一人暮らし

貧乏汚部屋、複雑な家族構成、こんな内容の嘘を綴っているプロ業者

ブログに喜んで広告を出している会社も、ろくなもんじゃねえ

ブログに嘘を書いても法的には問題がないんだろうが、倫理的問題は?


驚くことに、こんな業者の男が3月中旬に市のランドマークセミナー講師で登壇する。

主催する公益財団は、どんな人物か調べないの?

人気サイトの作り方・裏話を披露するようだが、嘘ブログの話をさせるの?

もっと驚くことがある。

このセミナー講師2014年経産省IT関連の賞を受賞している。

経産省担当官は何も調べずに経産省を冠とした賞を与えるの?

本人の名前ネット検索すれば、すぐわかるんだが。

こんな嘘を垂れ流す業者蔓延させる原因を作っているのが一般ユーザー

他人の不幸がそんなに面白いのか?

盛り盛り不幸自慢のやつの話を鵜呑みにしてアホだろ?

お前らが見なければ消えていくものを、本当に馬鹿なやつらだ。

法に触れなければ何をやっても許されて、

嘘つき放題で、かえってそんな奴が賞賛されて、

そんな国に未来なんかあるわけない!

日本氏ね

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