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はてなキーワード: 月刊誌とは

2010-09-13

オタク産業貧困ビジネスだよな

と思って考えてみたが答えが出なかった。

 

 

 

 

 

これを考えた理由は、ファンのマナーの悪さ。

貧困層ほど治安が悪いのは世の常。

ファンの全体数に対しての割合でなく、投資額が少ないものほどマナーの悪いファンが多いのではないか?と考えてみた。

つまり、ジャンルの荒れ具合でファンの懐具合がわからないだろうかな、と。

 

マナーの悪いファンとかジャンルを叩くつもりではなく、ビジネスモデルとして何かに使えないかな。

オタク界隈といえども所詮金。

貧困層を狙って安価でそこそこな商品を出せば売れるのでは。

もしくは現状のあるものを他との差別化意味で値下げしたら流行るのでは。

 

全く専門家ではないし短絡的な発想だけど、関連性があるなら興味深いと思った。

2010-09-06

エホバの証人とは

はてなID:ykkjhrk

はてなキーワード投稿しましたが、編集合戦を避けるため、こちらに転載します。

エホバの証人とは

公式サイト

http://www.watchtower.org/j/ 雑誌バックナンバーや聖書研究の手引き書などがいくらか読める。

http://www.jw.org 機関誌ポッドキャストフィードの受診、書籍、電子雑誌などがダウンロードできる。

http://www.jw-media.org 広報室の公式サイト

概要

キリスト教一教派。jwとも略される。

名称の由来は旧約聖書メシア預言のひとつであるイザヤ43章10~12節に基づく。

エホバの証人についての解説(公式サイト): http://watchtower.org/j/jt/article_02.htm

個人サイト): http://biblia.milkcafe.to/thesis009.html

ものみの塔聖書冊子協会」は、彼らが用いる代表的な法人の名称である。世界本部はニューヨーク法人ものみの塔聖書冊子協会にあり、出版物の著作権表示はペンシルバニアものみの塔聖書冊子協会となっている。(ただし、「わたしたちの王国宣教」は、2009年4月以後、著作権表示がエホバの証人クリスチャン会衆"Christian Congregation of Jehovah's Witnesses"となっている。)

なお、ものみの塔とは1879年に創刊された雑誌の名称であり、ジェームズ王欽定訳のイザヤ21章8節などを由来としている。聖書預言と照らし合わせながら世界情勢を見張っている、という意味がこめられている。さらに、1884年、この雑誌出版社として現在ものみの塔聖書冊子協会が米国ペンシルバニア州非営利法人法に則って登録された。したがって、彼らは自分たちを「ものみの塔信者」とは言わない。ものみの塔協会は法人名に過ぎないからである。

また、「エホバの証人」という語は彼らが構成する集団社会と、信者各個人の両方を指す。(英語などの場合、複数形と単数形で区別する。)したがって彼らは、「エホバの証人信者」という表現は使わない。ちょうど、「クリスチャン信者」とか「ムスリム信者」などと言わないのと同様である。

1870年米国にて、チャールズ・テイズ・ラッセルらが聖書研究会を結成したことに始まり、1931年米国オハイオ州コロンバス大会で、「エホバの証人」という名称を採択する決議が可決された。この大会は短波放送で中継されており、日本にいた数名の信者も決議に加わった。(なお、戦前・戦中の大日本帝国下では、「灯台社」という名称で活動しており、天皇は被造物であるなどと主張し、本土および台湾・朝鮮において、治安維持法違反検挙されている。―参考: 灯台社または燈台社または燈臺社を調べるぺえじ http://www.geocities.jp/todai_sha/

聖句と聖句を比較しながら論題別に掘り下げてゆくという19世紀の聖書研究者ヘンリー・グルーの聖書研究ポリシーが、現在でも一貫して守られており、エホバの証人出版物の特色となっている。聖書は文字通り神の霊感(インスピレーション)を受けた神の言葉であり、普遍、無謬であって、絶対に矛盾していない、という前提で聖書を調べ、矛盾と思われる箇所がある場合には、ほかの聖句を持ってきて説明しようとする。聖書で聖書を説明するのである。(ものみの塔2006年8月15日号12~15ページを参照。)

((聖書は矛盾している、との主張に対するエホバの証人の反論については、「ものみの塔出版物索引」の「聖書の信ぴょう性」の項の「聖句間に見られる調和」という見出し以下から資料を探せる。))

信者数は日本で21万人ないし30万あるいは40万とも言われ、2009年現在全世界で731万余の伝道者が活動している。

全世界の統計(公式): http://www.watchtower.org/e/statistics/worldwide_report.htm

エホバの証人の実勢信徒数の数え方: http://jwpc.milkcafe.to/media03.html

機関誌ものみの塔」や「目ざめよ」などを配っている。最近雑誌の朗読版(mp3およびaac(m4b))やオーディオブックポッドキャスト配信、アメリカ手話(ASL)や日本手話(JSL)をはじめとする手話版のビデオキャスト配信、オーディオドラマやPDFによる電子書籍のRSS配信も行っている。

「目ざめよ!」は2006年以後月刊誌となり、「ものみの塔」は2008年から一般大衆向けと研究用(信者向け)とに分かれた。

出版物のダウンロードサイト(公式): http://www.jw.org

モルモン教統一教会と並び、カトリック総本山であるバチカン法王庁教皇庁)からキリスト教系三大カルト(または異端)の一つとされている。

また、カトリックと対立関係にあるが、プロテスタントではない。プロテスタント諸派もエホバの証人との教理上の相違が大きく、エホバの証人自信も自分たちをプロテスタントであるとは主張しない。

http://www.watchtower.org/j/20091101a/article_01.htm

エホバの証人スポークスマンによると、ときおり、日本基督教団牧師が「保護説得」などと称してエホバの証人拉致、監禁して強制棄教を試みるといった事例が生じており、アメリカ大使館日本警察当局に、これを事件として取り締まるよう勧告している。((なお、宗教監禁の実態(統一協会信者)に関する情報は、こちらの月刊現代の記事を参照。))

参考:2003年 国別人権報告書 http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-j20050601-50.html

ただし、SDA―セブンスデー・アドベンチスト教会―はエホバの証人に比較的好意的であり、国によってはセブンスデー・アドベンチスト系の病院がエホバの証人の望む無輸血医療を積極的に提供していることもある。

主な教義

  • 神の名

神の名はエホバであり、敬意を込めてその名を積極的に用いるべきである。

http://www.watchtower.org/j/bh/appendix_01.htm

なお、「エホバ」であるか「ヤハウェ」あるいは「ヤーウェ」であるかは彼らにとって大きな問題ではない。マタイ福音書主の祈りの冒頭にあるように、神の固有名を用い、それが神聖にされることが重要である、とする。(マタイ 6:9)

さらに、聖書を翻訳する際、神聖四字(YHWH(JHVH)テトラグラマトン)を「神」や「主」といった称号に置き換えると、読者は一般名詞としての神と固有名であるエホバとの意味の相違が識別できないという弊害が生じる。「神」(エローヒーム)と「エホバ」の違いについて、インペリアル聖書辞典(P・フェアベアン編、ロンドン1874年、第1巻、856ページ)は次のように例証している。

「それ[エホバ]はどんな箇所でも固有の名であり、人格的な神を、そしてただその方だけを表わしている。一方、エローヒームはどちらかと言えば普通名詞の特徴を帯びており、確かに普通は至上者を表わすが、必ずしも、またいつも一様に至上者のことを指しているわけではない。……ヘブライ人はあらゆる偽りの神々に対立する方のことをthe Elohim、つまりまことの神と言う場合があるが、決してthe Jehovahとは言わない。なぜなら、エホバとはまことの神だけの名だからである。また、わたしの神とは再三言うが……決してわたしのエホバとは言わない。というのは、わたしの神と言う場合、エホバのことを意味しているからである。また、イスラエルの神について語りはするが、決してイスラエルエホバについて語ることはしない。それ以外のエホバはいないからである。さらに、生ける神について語りはするが、決して生けるエホバについて語ることはしない。生きている方ではないエホバなど考えられないからである」。(訳文は、聖書に対する洞察、第一巻、「エホバ」の項より。)

  • 悪魔

ヘブライ語聖書中に「サタン」が登場するすべての箇所において、定冠詞が使われており、悪魔は固有の実在者であって、人の心に内在する抽象的な概念などではない。(ヨブ 1:6 脚注)

http://watchtower.org/j/20091001a/article_01.htm

神は愛の動機からすべての良いものを創造された。生きる喜びを分かち合うため、み使い(天使)や人間を、倫理的に自由な行為者、つまり神に仕えるか仕えないか、どのように仕えるかを能動的に選択できるものとして創造された。

やがて天使のある者が自由意志を誤用・悪用して神に反逆し、神の主権の正当性、妥当性、義にかなっているか否かに疑念を差し挟むようになった。その天使は、ヘビを使ってエデンの園にいた最初の男女アダムとエバ(イブ)を罪へといざなった。こうして、完全だった人間は不完全になり、原罪を受け継いで死ぬようになった。

悪魔となったその天子が投げかけた問いは、もっぱら倫理的な論争であった。つまり、悪魔は神の力を否認していたのではなく、宇宙の主権者としてエホバがふさわしいか否かを問題にした。したがって、悪魔と叛逆した人間を即座に滅ぼしても、この種の問題の解決とはならなかった。

神からの独立を望む人類社会には、神から倫理的独立してやっていけるかどうかを試す時間が与えられた。そして、数千年の歴史の中で、君主政治、軍国主義全体主義共産主義自由民主主義などあらゆる政治形態を試みることが許された。

神を愛する人には人間の政治に希望を寄せるのではなく、エホバによる神権政治を支持する機会が差し伸べられている。人間一人一人は、エホバの側につくか悪魔の側につくかを選ばなければならず、エホバの主権を受け入れることによって神の心を喜ばせることができる。―箴言 27:11。(←この側面は「忠誠の論争」とも呼ばれる。)

http://watchtower.org/j/bh/article_11.htm#q10_src

http://watchtower.org/j/bh/article_12.htm#q6_src

なお、悪魔の投げかけたこの論争は、当初から矛盾(論理破綻)していた。悪魔は、自分が論争に勝つなら、エホバ自分を生き続けさせる義務を感じるであろうと考えていたからである。神の公正に疑念を差し挟む一方で、神の公正をあてにしていたのである。(聖書に対する洞察、第一巻、「主権」の項を参照。)

  • 贖い

イエスは、人類を罪と死から救済するために天から地に遣わされた。イエス贖罪死と流した血によって、罪の許しの法的根拠が据えられ、人類には永遠に生きるみこみが差し伸べられた。

http://www.watchtower.org/j/bh/article_05.htm

http://watchtower.org/j/bh/appendix_04.htm

http://www.watchtower.org/j/20091101/article_05.htm

http://www.watchtower.org/j/20090401a/article_01.htm

  • 霊魂不滅の否定

http://www.watchtower.org/j/20091101/article_02.htm

http://www.watchtower.org/j/bh/appendix_07.htm

http://biblia.milkcafe.to/21-ec-12-07.html

  • 政治的に中立

クリスチャンは天に設立された神の王国の国民であるゆえ、地上の政治論争には一切「内政干渉」せず、神の王国大使また公使として振舞うことが期待される。―ヨハネ 17:16。

http://www.watchtower.org/j/bh/article_15.htm#q12_src

したがって、投票立候補などをしない。

神を愛する者は暴虐を憎まなければならない。―詩編 11:5。

http://www.watchtower.org/j/kn37/article_01.htm

(誤解されがちな点だが、彼らはいかなる戦いをも否定する絶対的平和主義者ではない。旧約聖書ヘブライ語聖書)にある数々の戦いの記録は、将来神があらゆる悪に報復されることを表しており、「復しゅうは神のもの」と聖書にもある。また、クリスチャンは各自「信仰の戦い」をしなければならない。なお、戦争には不参加となるが、政治的な中立の観点から、戦争反対デモなどの活動に加わることもしない。)

  • 血を避ける(地抜きされていない肉を食べない、また輸血を拒否する)

http://www.watchtower.org/j/hb/index.htm

地抜きされていない肉を食べてはならないという聖書の禁止事項は、イエスの流した贖罪の血に敬意を示すべきであるという考えを根底にしている。したがって、これはもっぱら宗教的な性質のものであり、物理的な意味で1ミクロンも血を摂取してはならないという意味ではなく、血抜きのための合理的な努力が払われていればそれでよしと彼らは考える。

輸血拒否に関する医学的な情報については以下を参照↓

日本臨床麻酔学会誌Vol. 26 http://www.jstage.jst.go.jp/browse/jjsca/26/3/_contents/

http://www.watchtower.org/j/bh/appendix_10.htm

エホバの証人ユダ王国の滅亡を西暦全607年に起きたと考えている。考古学の主流の学説とは意を異にしているが、この点は、「聖書に対する洞察」というものみの塔協会発行の聖書百科事典の「年代計算年代学、年代記述」の項で、かなりのページを割いて論じられている。

http://www.watchtower.org/j/20051115/article_02.htm

http://www.watchtower.org/j/20051201/article_02.htm

裁くのはイエスであり、誰が救われ、誰が救われないかを決めることに、エホバの証人は関与しない。―ヨハネ 5:22。

http://watchtower.org/j/jt/article_08.htm#saved

主な慣行

週に2回ある集会への参加および非信者への証言活動が求められる。(ヘブライ 10:24-25; マタイ 28:19-20。)また、年に1回、地域大会、巡回大会、特別一日大会という、より規模の大きな集まりがある。(詩編 35:18。)

http://watchtower.org/j/rq/article_14.htm

唯一の式典として、年に1回、キリストの死の記念(主の記念式)が行われる。これは、いわゆる最後の晩餐(最後の晩さん)を記念するもので、カトリックミサ(聖体祭儀)に当たる。―ルカ 22:19。

http://www.watchtower.org/j/bh/appendix_06.htm

指摘される点

新世界訳聖書 

彼らは「新世界訳聖書」という独自に翻訳した聖書を用いている。

オンラインバイブルインターネット聖書)新世界訳: http://www.watchtower.org/j/bible/

恣意的な翻訳だ」「自分たちに都合の良い内容に改竄している」という批判もある。

また、エホバの証人側はこれに反論している。

公式: http://www.watchtower.org/j/20080501a/article_01.htm

個人サイト: http://biblia.milkcafe.to/

不完全な引用

機関誌・書籍などで、しばしば古今の有名人の発言・著作を引用するが、前後の文脈を無視して極めて恣意的な引用をする傾向にある。(例えば、有名な古生物学者であるスティーブン・J・グールドの著作を、あたかも彼が進化論を否定しているかのような形で引用する)

参考:エホバの証人の本に見られる「不完全な引用

しかし、この点は近年改善されてきており、2010年に発表された創造を指示する小冊子では、相当の配慮が示されている。

人種問題

近年では全人類の平等を謳っているが、同協会に批判的な主張によれば、ローマカトリックを始め、他のキリスト教諸派よりもずっと後(1970年代)まで「黒人は神に呪われた種族であり、知的にも劣っており、終わりの日に遂に彼らが救済される時、彼らの肌は白くなるだろう」と主張してきたという。(下部の参考リンクエホバの証人情報センター」の記述による。同センターは論証的な立場に立っているが、エホバの証人に対する論調は全般に批判的。1970年代およびそれ以前の、エホバの証人における有色人種の扱いについて、より信頼性の高い情報源があればご教示ください。)

世界各国に支部があり、信者のうち白人は1/3程度と推測される。「統治体」と呼ばれる最高指導部は、設立以来多年にわたり白人男性のみで構成されてきたが、1999年メンバーサミュエル・F・ハードが加わったことにより、統治体にも有色人種が加わることとなった。

ナチスとの関係

1933年ドイツで政権を握ったナチスエホバの証人の弾圧を始めると、協会のドイツ支部は大会を開催して(ベルリン大会)、ナチスの政策を支持し、自分たちとユダヤ人は無関係だと主張する「事実に関する宣言」を全会一致で採択した。この大会には、当時のものみの塔協会の会長ラザフォードも出席している。しかし、世界各国に支部があり、本部がアメリカにあるエホバの証人は、この「宣言」以後もナチスの弾圧の対象となり続けた。

しかし、エホバの証人側は、ナチスを政治的に支持していたわけではないと反論する。

公式: http://www.watchtower.org/j/19980708/article_01.htm

個人サイト: http://biblia.milkcafe.to/07-jg-11-40.html

主な裁判報道など

大ちゃん事件

1985年ダンプカーに轢かれたエホバの証人子供大ちゃんが、両親の輸血拒否にあい、死亡。輸血をしても助からなかったとの見解もあるが、マスコミに大々的に取り上げられた。大泉実成著「ASIN:4768455646」に事件の様子が描かれている。

せっかん死事件

1994年、過剰な体罰、虐待によりエホバの証人信者子供が死亡した。

参考:http://www.jwic.com/abuse.htm

神戸市高等専門学校神戸高専)訴訟

エホバの証人である高専生が宗教上の理由で剣道実技を許否した結果、退学処分を受けたが、1996年3月8日最高裁判所は、この退学処分は違法であるとの判決を下した。

判決文(PDF): http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/js_20100319123008290359.pdf

なお、これは教育と信教の自由に関する日本国憲法下における重要な憲法判断である。

輸血拒否事件

エホバの証人の婦人が、事前にいかなる場合においても輸血を施さないでほしい、なおかつ輸血しないことによって障害を負っても医師に責任を問うことは一切しないとの合意書に署名していたにもかかわらず、医師たちはひそかに、事前に示し合わせて、当初から輸血を断行することにしていた。手術後、内部告発によってこのことが明らかになり、裁判となった。2000年2月29日最高裁判所患者人格権侵害したと判決した。

ここでの問題は、強制的に輸血を施したことの是非ではなく、また緊急事態には輸血を施すというその病院の方針が裁かれたのでもない。むしろ、病院はそのような方針をもっているならば、密約をしたりダブルスタンダードをとったりするのではなく、誠実に病院の方針を説明し、患者信条に沿う別の医療機関を紹介すべきであった、ということである。

エホバの証人プレスリリース英語): http://www.jw-media.org/jpn/20000229.htm

判決文(PDF): http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/js_20100319120604218580.pdf

このほかにも、エホバの証人国内外で、後に重要な判例となる裁判を起こしている。

参考:衆議院議事録―第159回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第2号(平成16年3月11日木曜日)) http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/010715920040311002.htm?

2010-07-17

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100717/plc1007171052008-n1.htm

枝野氏が革マル幹部と覚書」月刊誌報じる

2010.7.17 10:52

このニューストピックス:選挙

 民主党枝野幸男幹事長平成8年の衆院選立候補した際、警察当局が左翼過激派革マル派幹部と判断している人物との間で、「推薦に関する覚書」を交わしていたと、17日発売の月刊誌新潮45」が報じた。

 枝野氏が覚書を交わしたのは、JR労組大宮支部の執行委員長で、警視庁公安部が革マル派JR秘密組織の幹部と判断している人物としている。枝野氏は覚書で「私はJR総連及びJR労組の掲げる綱領(活動方針)を理解し、連帯して活動します」などとしている。

民主党投票したつもりが、過激派投票していたでござる。

2010-07-10

http://anond.hatelabo.jp/20100710221453

確かに、広く知るには丁度いいんだよね。

私の時代は月刊誌が為になった。

今は月刊誌が無いので、一冊参考書を買ってみて、そこから掘り下げてみてはどうだろうか。

本気で受かりたいなら、過去問買って時間配分を考えてみたりした方がいいけどね。

2010-06-10

http://anond.hatelabo.jp/20100610164743

んじゃあ、「無料」であるはずのテレビドラマの、続きが「有料」でしかも割と高い映画館で上映され、なおかつそれらが並べてん十億というヒット

DVD販売の先取り徴収みたいなもので、「DVD映画も」な人の分だけ利益が出たと考えた方がいい。個人的には映画見る人って時間に余裕がある人というイメージが強いけども、そうでもないのかな。

雑誌の発行部数は落ちてるのに単行本の発行部数は伸びている漫画業界

当然の流れじゃないかな。月刊誌はともかく、今じゃ週刊誌フリーペーパーみたいなものとしてしか認識されていないと思うけど。

それだけ読みたいマンガと読みたくないマンガの割合が変わってきたってことじゃない?

2010-04-04

雑誌作りたい。

隅っこでの過ごし方を特集した、月刊誌「隅」を作るとして

どうしたらいいのだろうか。

2010-03-26

福岡県警暴力団雑誌の撤去要請の話

493 :109 ◆Vm0e9XVoB6Ud :2010/03/25(木) 19:17:35 ID:K5CHqu7C0

福岡県警暴力団雑誌の撤去要請 コンビニ6社応諾

ttp://www.asahi.com/national/update/0325/SEB201003240054.html

に付いて。福岡県警お話の要点。暴対 ()内はワシの言や解釈

・都条例と歩調を合わせた要請か?

誤解です、東京都条例案との関連はない。そもそも都条例案は聞いたことがない、本当であるのか?

そもそも、聞く限りで判断するなら、そんな条例案は無理ではないか?

マンガアニメ想像でありフィクションであり、何故それをことさらあげつらい、

現実に存在している問題を解決する事を避けるのかが良く分らない。

恐らく出版社の殆どが全部反対するだろうし、通らないであろう。 

出版も商売でしょうし、そんな条例案が施行されれば、出版業界は大打撃を受け、

更に景気が悪くなるだろう、そんなことを考えているのか都は。

しかし、全く知らなかった、本当なのか、新聞は何も書いてませんが。

とにかく、今回の要請は、それとは関係はない、一緒にしないで欲しい。

(都条例の要旨を伝えたところ、県警の中の暴対の方も驚いており、

 今は忙しいので(春の交通安全+暴対)休みが取れたら調べてみるとのこと(個人的に)

まず、今回の要請は、暴力団と裏で関係があると思われる(内偵で)出版社(ここが数社の意味らしい、これも内定)や、

お抱えモノ書き(と思われる)が書いている「雑誌」(現実暴力団報道と称して、これを肯定し書いている”雑誌”であり

そもそも月刊誌とかコミック誌という括りは遺憾だ)を取り扱わないで欲しいということである。 それ以上の意味はない。


494 :109 ◆Vm0e9XVoB6Ud :2010/03/25(木) 19:17:59 ID:K5CHqu7C0

そもそも、どこからマンガというものが追加されたのか?そんな事をどこが記事にしているんですか?

新聞報道?それにコミック誌ですか?ちょっと待ってください、それは違います。

具体的には、我々はかなり過去から(背後がぁゃιぃ雑誌暴力団を詳細に肯定的に紹介する雑誌)等を

何とかしようと色々やっては見たが、そのたんびに、暴力団(らしき人たち)が辨を連れて詰めかけ潰されてしまった。

表現の自由を盾にされると言うより、むしろ違う圧力が強すぎて、却ってそれをやろうとした人たちが

被害者となる悪循環が招来した。今回の文書での要請はそれらの「雑誌」を扱わないで欲しいという意味であり、

それを無意味拡大解釈しないで欲しい。

今回の本部長は「暴力団テロ組織である」と明言しており、我々はその方針を持って

現実に存在している暴力組織”の壊滅を進め、粛々と”現実社会脅威”である”現実”の暴力団と、

市民と共に対決するものである。よって、フィクションヤクザマンガ、具体的に言えば静かなるドン、哭きの龍等多数あるが、

それらフィクションであるものを、”現実暴力団を肯定しそれらを増長する”として取り上げることは本末転倒であり、

そもそも、そんな発想は県警にも、暴対にもない。

・非実在暴力団はどうか?(都条例絡み)

アニメコミカルに描かれるヤクザ屋さんと思われるが。

確かにそれを見て気を悪くされる方が居られる。

しかし、フィクションヤクザ屋さんをどうやって取り締まるか?

そのフィクションの中のフィクション警察の暴対がやるべき事ではないか。

冗談はいいとして、繰り返すが、フィクションヤクザマンガは関係がない。

どうしても信用出来ないと言われるのなら、今までコンビニ書店に陳列されていた

要請で言われる雑誌」が、この要請によりにより、もし撤去されるのであるのならば、

その前とあとで、書店コンビニで確認してほしい。

そして、陳列されていた「何が消え何が残ったか」を見て欲しい。

もし、この要請により、フィクショナルな雑誌マンガが消えるようなら、もう一度連絡して欲しい。

暴力団追放と根絶は市民の協力無くしては出来ず、その様な事が起これば齟齬を来たしかねない。


497 :109 ◆Vm0e9XVoB6Ud :2010/03/25(木) 19:18:48 ID:K5CHqu7C0

次に、今回の要請書籍検閲ではない、検閲とは過去内務省が行なったことをいい、

出版前に規定に基づいて内部を精査)現憲法下では出来無い。

すべては発行後であり、県警としては「扱わないで欲しい」という要請である。

無論、発行後検閲にちかい、流通における、扱わない事による事実上の発行不能状態(事実上検閲)という

ご指摘もあろうが、重ねて言うが、そこまでの大きな葉梨ではない。

次に、「暴力団組織や幹部などを詳細に紹介する”雑誌”」がなにか、出版元はどこかのご指摘であるが

具体的には、それがなにか、どこかとは言えない。過去何度もそれで、やられてきたので言えない。

その辺りは、現実に「何が消えたか」で判断して頂きたい。 

もし葉梨ででたフィクションヤクザ屋さんがでてくるマンガ等が消えたら、

繰り返すが、具体的に書名を上げて連絡して欲しい。

余録

今回の件とは別のようではあるがお答えする。

児童ポルノの件であるが、我々はこれに関してもきちんと遂行する。(この件に関しては頑固だった)

マンガの中には児童の性描写が(以下略 ・世界的な動きを(以下略 よってこれは(以下略

(以上の事を繰り出してきたのでG8とG20を言いニチユニを匂わせ、三号ポルノ言う単語を出すと、

 あっさり話を濁しました。この点ではどうやら解釈の違い等での話し合い、ましては協力は無理っぽいですね。

 しかし、「現行法に依る対処」と言うニュアンスがあったので、今年の”ジポ改正で三号ポルノ等”

 それらの定義をしっかり決めれば、これらジポ系に関わることで彼等もムチャはせんでしょう。

 むしろ、この件に関しては県警は逸般人感覚で動いています、油断は出来ません)

以上、県警はこの暴力団の壊滅作戦に関し、今回のような誤解を招かない為に広く意見県民のみならず

国民にの意見をお待ちしております。 市民意見がないとこちらも不安です。バシバシ言ってきてください。

また、ネットで広く周知して頂きたい。肯定的(検閲ではない)であれ否定的(検閲ではないか)であれです。

県警は、市民の協力とご意見をお待ちしております。

以上。

500 :109 ◆Vm0e9XVoB6Ud :2010/03/25(木) 19:22:43 ID:K5CHqu7C0

以上、かなり県警よりのバイアスを掛けてますが、ジポ法での創作物への拡大解釈の件に関してはガチ勝負でした

(向こうが言葉を濁したので話しを元に戻しましたが)。

とりあえず、県警の中の人個人としても、この都条例案の動きや中身には全く同意出来ないようですね。

はっきり「無理でしょう」とコメントしましたし「不景気が増して社会不安が更に進むのではないか」や

出版業の中心は東京であるんで、ダメージは大きいのではないか?」というご意見でした(この辺は個人的と思われ)

ちなみに全部の個人情報を出してでの話しですので、その点宜しく(誰に

つうか、地元にいるから解るのだが、こちらでは暴走した暴力団現実にシャレにならないほど

社会の脅威になっているので(人間違えて病院で発砲し射殺する事件等)、東京方面の次元とは違います。

あくまでも現実の問題だけを問題にしています。それと、県警としてはこの件(要請に限らず)は、

今、思いつきで始めたことではなく、去年末要請以前からやってた事なので県警の暴対としては、

今回の報道のされ方自体、寝に耳に水の様な感触を受けました。

意図的に都条例リンクさせるミスリードを誘うのではないか?とも取れますねえ。

判決 県警も大変だなあ。

----------

エロゲ表現規制対策本部365スレより。

書いてるのはスレにも長くいてロビー活動もしてる固定ハンドルの人。

ということでスレ内では本当にまんが等の創作物には影響がないか結果待ち。

2010-03-19

[]室生忠

室生忠

宗教ジャーナリスト室生忠の実態を記す。

控訴審でも、室生忠氏と月刊誌「創」に勝訴しました!Up03/03/10 最高裁で確定しました。

 多忙で公表が遅れていましたが、報道被害の救済を志向する雑誌だったはず?の月刊誌「創」による「報道被害」について、再度、控訴審で勝訴しました。

 「創」側は、第一審判決を不服として控訴していました。

 

 判決はこう述べています

 「小室室生忠氏の本名です)の本件記述は、記載される個人に対する直接の取材と言う基本的ルールを無視し、これを省略して一方当事者の立場にある統一協会からの資料提供に全面依存し、その結果、事実の記載を誤るべくして誤ったものである」

弁護士紀藤正樹のLINC/統一教会=統一協会最新情報(http://homepage1.nifty.com/kito/uc.jouhou.htm)

2010-02-20

文藝春秋、「諸君!」で経歴詐称疑惑の「切込隊長」を批評 しかし同じ号では切込隊長の寄稿が★2

 文藝春秋の老舗月刊誌諸君!』の最新号が、投資家の「切込隊長」こと山本一郎氏をめぐる一連の経歴詐称

疑惑を取り上げ、山本氏を批評していることが分かった。一方、同じ号では山本氏の原稿も掲載しており、

同誌の狙いが注目される。

 『諸君!』の7月号には中国経済に関する山本氏の文章が12ページにわたって掲載された。ちなみに山本氏は

先月15日、同誌から執筆依頼が来たことを自身のブログひとつエントリを費やして説明している。

 しかし、同じ7月号の「麹町電網測候所」というページで山本氏が俎上に乗せられた。

 記事は『切込隊長という御仁がいる』という書き出しで始まり、『ネットラジオでも言いたい放題で、

「アタマのいいやつ」という評価も最近、定まりつつあった』 など、山本氏を紹介。『他でもない本誌でも

執筆するようになっている』とも触れている。

 その上で、経歴詐称疑惑をめぐる騒動に言及。『わが同胞に宿るホラ吹きの習俗、烏滸(おこ)の伝統

このような形で活きているのかも知れない。だが、ホラはそれをよしとする聴衆、観客との関係性において

初めて十全に機能する』と表現し、それまでの賞賛が瞬時にひっくり返った状況だと説明している。

 さらに記事では、『電網世間の煉獄で自ら選ばれてしまうことを欲して画策した者の恍惚不安

共にわれにあり』と山本氏を批評した。

 山本氏の寄稿との同時掲載について『諸君!編集部へ訊ねたところ、他意はないとのことだった。

(※丁寧な応対に感謝します)       (取材・文 ブルーベリーうどん

http://live14.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1118766011/

2010-02-19

山本一郎炎上騒動とはなんですか

http://live14.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1118766011/

 文藝春秋の老舗月刊誌諸君!』の最新号が、投資家の「切込隊長」こと山本一郎氏をめぐる一連の経歴詐称

疑惑を取り上げ、山本氏を批評していることが分かった。一方、同じ号では山本氏の原稿も掲載しており、

同誌の狙いが注目される。

 『諸君!』の7月号には中国経済に関する山本氏の文章が12ページにわたって掲載された。ちなみに山本氏は

先月15日、同誌から執筆依頼が来たことを自身のブログひとつエントリを費やして説明している。

 しかし、同じ7月号の「麹町電網測候所」というページで山本氏が俎上に乗せられた。

 記事は『切込隊長という御仁がいる』という書き出しで始まり、『ネットラジオでも言いたい放題で、

「アタマのいいやつ」という評価も最近、定まりつつあった』 など、山本氏を紹介。『他でもない本誌でも

執筆するようになっている』とも触れている。

 その上で、経歴詐称疑惑をめぐる騒動に言及。『わが同胞に宿るホラ吹きの習俗、烏滸(おこ)の伝統

このような形で活きているのかも知れない。だが、ホラはそれをよしとする聴衆、観客との関係性において

初めて十全に機能する』と表現し、それまでの賞賛が瞬時にひっくり返った状況だと説明している。

 さらに記事では、『電網世間の煉獄で自ら選ばれてしまうことを欲して画策した者の恍惚不安

共にわれにあり』と山本氏を批評した。

 山本氏の寄稿との同時掲載について『諸君!編集部へ訊ねたところ、他意はないとのことだった。

(※丁寧な応対に感謝します)       (取材・文 ブルーベリーうどん

http://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2005/06/08_194114.html

の投稿欄より引用

2010-02-08

怖い未解決事件

ttp://www.kajisoku.org/archives/51363954.html

世田谷区一家殺害 犯人特定か

東京都世田谷区の一家4人が00年12月30日に殺害された事件で、

18日発売の月刊誌新潮45」(新潮社)が、

ソウル在住の韓国人男性(33)の指紋と事件現場に残された

実行犯の指紋が合致したとの記事を掲載する。

犯人の指紋という決定的証拠がありながら事件の捜査は難航。

2年以上が経過し、事件の風化が指摘される中、

報道をもとに捜査が急展開する可能性もある。

韓国内で入手されたこの男性の指紋と、

世田谷の指紋とを警察の鑑識OBに照合してもらった結果、

「同一の可能性が高いと言って差し支えない」と判断されたという。

男性は、事件の10日前に来日し、事件翌日に台湾に出国している。

01年11月韓国国内で同誌のインタビューを受けた後、男性は姿を消したという。

02年秋に台北市内で地元経済人や宗教関係者政治家と会っていたとの目撃情報があるが、

行方は分かっていない。



これが報道されない日本が怖い

2009-10-17

http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6100/koumoku/20091015.htm

も一回整理。

「次の3つの点について、大きな役割を果たしていると思うメディアを、回答リストの中から、それぞれ3つまであげて下さい。」

の答え上位3つがいずれも「一般の新聞」「NHKテレビ」「民放テレビ」だったからそれ以外を分析してみる。

「世の中の出来事を早く伝える」という点で、大きな役割を果たしていると思うものを、3つまであげて下さい。

9.インターネット 32

6.ラジオ 16

3.夕刊紙 4

2.スポーツ新聞 2

8.週刊誌 1

0.その他、とくにない、DK.NA 1

7.月刊誌 0

ニュースの背景や問題点を掘り下げて解説する」という点ではどうですか。

9.インターネット 11

6.ラジオ 6

8.週刊誌 4

7.月刊誌 3

0.その他、とくにない、DK.NA 3

3.夕刊紙 2

2.スポーツ新聞 1

社会の懸案や課題に対する解決策を提案する」という点ではどうですか。

0.その他、とくにない、DK.NA 10

9.インターネット 8

6.ラジオ 5

7.月刊誌 3

8.週刊誌 3

3.夕刊紙 2

2.スポーツ新聞 1

「朝刊以外購入しない」でいい、って感じ。

http://anond.hatelabo.jp/20091017002146

http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6100/koumoku/20091015.htm

Q 次の3つの点について、大きな役割を果たしていると思うメディアを、回答リストの中から、それぞれ3つまであげて下さい。

S1 「世の中の出来事を早く伝える」という点で、大きな役割を果たしていると思うものを、3つまであげて下さい。

 答え 

1.一般の新聞  57 

7.月刊誌  0

8.週刊誌  1

9.インターネット 32

S2 「ニュースの背景や問題点を掘り下げて解説する」という点ではどうですか。

 答え 

1.一般の新聞  61 

7.月刊誌  3

8.週刊誌  4

9.インターネット 11

S3 「社会の懸案や課題に対する解決策を提案する」という点ではどうですか。

 答え 

1.一般の新聞  59     

7.月刊誌  3

8.週刊誌  3

9.インターネット 8

新聞アンケートでも月刊誌週刊誌の存在が希薄になってるのだけはわかるなー

2009-09-03

http://anond.hatelabo.jp/20090901194613

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090903-00000973-yom-pol

鳩山論文、米通信社が省略して無許可転載

9月3日21時3分配信 読売新聞

 民主党鳩山代表論文が、米紙ニューヨーク・タイムズ電子版)に掲載され、米欧に「反米的」との評を広げた問題で、鳩山事務所論文を配信した米通信社の間に、掲載の経緯を巡る見解の相違があることが3日、明らかになった。

 日本月刊誌「Voice」9月号に掲載された論文は、「私の政治哲学 祖父・一郎に学んだ『友愛』という戦いの旗印」の題で、事務所が業者に発注し英語韓国語翻訳鳩山代表ホームページに掲載した。

 世界要人インタビューなどを配信する米国通信社グローバル・ビューポイント」は、これを大幅に省略し、「新しい日本は米主導の市場原理主義を拒絶、東アジア統合模索」との見出しで配信。タイムズ紙はこれをさらに削って掲載した。

 「グローバル」のネイサン・ガーデル編集長は「Voiceを通じて鳩山事務所の許可を取った。短縮したが、文章はそのままだ」と話している。

 これに対し「Voice」編集部は、英訳版の掲載依頼は米紙ロサンゼルス・タイムズ社からあっただけで、他メディア転載されるとの認識はなかったという。鳩山事務所も「論文海外に配信されたことさえ知らなかった」としている。

 鳩山代表は8月31日、タイムズ紙掲載の論文について「一部だけとらえられた」と不快感を示したが、既に多数のメディアが同紙の引用を「新政権外交政策」として紹介、「反米イメージが独り歩きする懸念もある。(国際部 細川紀子

2009-06-15

夢をあきらめないということ

サッカー仕事にしてやると思ったのは、

たしか大学一年生の時だった。

すぐさまサッカーサイトを立ち上げ、

それがNumberや各種雑誌に取り上げられて、

俺の勘違いは始まった。

おれ、イケんじゃね?

Numberに載ったことが影響してか、

ただのサッカー好きな大学生に、

サッカー原稿を書いてくれと仕事がきた。

翌シーズンのリーガについて、というもので、

必死になって書いた。

書店に並んだ本とそこに書かれた自分名前

手にした大金を見て思った。

おれ、サッカーで飯食っていけんじゃね?

無理だった。新卒で入社したのは、

サッカーには全く関係のない出版社だった。

しかし、ここで編集スキルを身につければ

憧れのサカマガに行けると思っていた。

無理だった。配属されたのは営業部で、

それから四年もの間、全国を飛び回る営業マンをやった。

奇跡的な能無し部長が中途で入ってきた時、

退社を決意して、部長をすっ飛ばして、

取締役の人にやめたいと言った。

サッカー編集仕事がしたい、

このまま営業をしていてもダメだ、

だからバイトでもいい、まずは

編集スキルを身につけたい、と。

取締役の人は、うちでやってみろよ、

と言ってくれて、編集部に異動させてくれた。

二年ほど月刊誌書籍編集をやって、

ある程度のスキルも身についたと思い、

転職活動を始めた。

大学時代に立ち上げたサッカーサイト

相変わらずちょくちょく更新していた。

とあるウェブ関係メディア企業から

運良く内定をもらえた。

サッカーに関わる部署を希望したが、

配属されたのは、別の部署だった。

また回り道。

それから二年経った。

仕事ってのはわからないもんで、

ひょんなことから、

部署担当外の仕事が舞い込んできた。

ワールドカップ出場が決まったら発生する仕事だった。

ウズベキスタン戦を憂鬱な気持ちで見ていた。

勝てば休日出勤。面倒だなあと。

だが、勝った。勝ちやがった。

試合が終わってから軽く仕事をして、

ちょっと寝て会社に向かった。

休日の始発電車に乗り込み、

ガラガラの車内で仕事をした。

朝からずっと張り付いて、

ようやく昼過ぎに落ち着いたとき思った。

あ、あれ? おれサッカー仕事しちゃってる?

しちゃってるんじゃねえの?!

急に目頭が熱くなってきて、

涙がこぼれ落ちた。

ガランとした社内で、

ジュるジュると鼻水をすすりながら、

一人むせび泣いた。

大学一年の時に立ち上げたサッカーサイト

開設日が1998年6月7日だった。

ちょうど11年前の今日その日だった。

2009-05-30

連続SS

 再び教室である。

「さっきのを見ての通り、何故かあいつはモテる。なんせツラが………」

 そこで言いよどむな。事実を真摯に受け止めちまえ。

「…………あー…………ツラ“は”いいしな。見た目はともかく」

 妥協点を見出しやがったコイツ。

「おまけにアレなのにスポーツ万能で、成績もどちらかといえば優秀なんだ。

 ちょっとばかし変人でも、黙って立ってりゃそんなことわかんねぇし……」

「それにも、何かエピソードがあるの?」

「一時期は、ちぎっては投げちぎっては投げ、てやつだったな」

 ちょっと待て。“とっかえひっかえ”なら分かるが何故に“ちぎっては投げ”なんだ。

「いわゆる『私に勝ったら付き合ってやる』理論だな。さっきのもそれ」

「あー、よくバトル兼ラブコメ漫画であるよねぇ」

 月刊誌でもそんなのがあったな。つきあってよ! みたいな。

「そいつぁ知らねえ。とにかく、対決方法は……まあなんとなく見当はつくだろ。

 俺が知る限り、一番長く続いて30秒。最短は……さっきのだな。5秒無かっただろ、アレ

 ああ、まさに瞬殺だった。

「そんなわけで、過去にぶん投げられた男は数知れず。中には涼宮山に――」

 その瞬間だ。

 「ぃゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」どぱぁん。

 またかよ。

 呆れつつ窓から身を乗り出し、悲痛な叫びと激しい水音が聞こえてきた方向を見ると、だな。

 まあなんというか見事に――佐清がそこにいた。

 あれほどベタ突っ込み方をしていることにある種の羨ましさを感じるような気がしないこともない。いや突っ込まれたくないが。

 その後方、プールサイドに仁王立ちしているのはもちろんハルヒで、



『――普通人間と勝負している暇は無いでごわす!!』



 大鐘音もびっくりの音量でそう叫んだのだった。

「――あの台詞を言われた奴もいたとさ」

 肩をすくめる谷口。……お前まさか

「………………ねえ」

 疑いの視線で谷口を見る。

「ぁ? ……! っ、聞いた話だってマジで! 何でか知らねえけど、勝負を申し込まれて断るということをしないんだよアイツは!」

 情報を持ちすぎている、とはツッコむまい。もう面倒だ。

「だから! お前が変な気を起こす前に言っといてやる」

 そう言うと谷口は、ふ、と息をつき。

「――やめとけ、マジで

 それはさっき聞いたっての。

 やめとくもなにも、そんな気は無いんだがな。

2009-05-10

WSJ日本語版が出るという話

本家ニュース日本語翻訳するというのであれば、不要である。

日本ニュースを流すのに、看板が欲しいのでWSJ提携するというのであれば、志が低い。

ビジネスの立ち上げには、時間がかかる。その時間を、看板を買うことで短縮できるというのは、企業買収における最大のメリットである。SBIは、ライブドアともつながりがあったせいか、まだ、あの時代の考え方が抜けていないらしい。

情報媒体看板には、余り価値が無いというのが、出版業界常識である。というのも、インクのついた紙の束に何を載せるかが重要で、毎号毎号の積み重ねが無ければ、実売部数はあっという間に落ちていくという現実がある。放送媒体の様にチャンネル数が制限されていたり、新聞のように宅配ネットワーク実存によって市場を独占していると、他が酷ければ再放送で数字が取れ、ラテ欄とお悔やみ欄と折込チラシ以外は、誰も読んでいないというような、ぬるい環境ではないからである。

インターネット上での情報媒体も同じで、毎日毎週の積み重ねが重要で、スタートラインに下駄をはかせても、記者クラブ発表を並べているだけでは、競争力は無い。独自のネタをやるには、一歩踏み込んでリスクを背負う必要があり、それを法人看板でやる事は、事実上不可能である。週刊誌月刊誌が、署名記事や証拠写真といった物証に頼らざるを得ないのは、このリスクを背負わずに事実踏み込む為である。

言論機関のオーナーは、主筆として自ら筆を取るタイプと、内容には口は出さないが商売人としてがっちりやるというタイプに分かれる。

WSJ日本語版は、どちらのタイプになるのであろうか。前者人材がいるようには見えないから、後者タイプになると思うのだが、どんなビジネスモデルを提示してくるのであろうか。

2009-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20090418145911

何を根拠にジャーナリズムを掲げてるかどうかを判断してるのかわからんが、ジャーナリズムかどうかと新聞かどうかも関係ないだろ。雑誌にだってジャーナリズムはあるんだから。あとその二つは新聞と名乗ってもいないし、発行間隔からして週刊誌月刊誌では?

2009-02-22

昨日は大変な目にあったわ、と思ってみて、そもそも昨日がどんな日だったのか忘れていることに気がつきました。どうもこの頃もの忘れが激しいようで、夕方になると今日の朝のことまで忘れている始末で、例えば洗濯機に入れていた洗濯物のことを忘れて生乾きの服を夜に家の中に吊り下げて乾かさなくてはならなくなったり、昼にカレーライス社員食堂で食べてくるから、とお父さんが言っていたのを忘れてハヤシライスを作ってしまったり、同じ週刊誌を発売日に買って、違う日に「あ、これ買ったかしら。面白そう」ともう一度買ってしまったり。そういうことがよくあるのです。お前はボケてきたんじゃないか、とお父さんは言い出すのですが、反論できないのが悲しいです。自分自身、やっぱりとぼけ人間なんだなあと、今日買ってしまった三冊目の月刊誌の最新号を見ながら、つらつらと思ってしまうのです。

ところで、初春を迎えたからかどうか、ともかく暦通りに世界ではなべてこともなく時間が過ぎているようで、二月になったこのあたりでは既に河川敷や土手にたんぽぽ菜の花が咲いているのが目立つようになってきました。時折雪が舞い散ることがあるのですが、雪に半ば埋もれて凍ってしまったたんぽぽというのもなかなか趣深いものがあります。そう言えば昔、推理小説で夏なのに島に雪が降るという出来事の起きる作品を読んだことがありました。あれは何だったかしら……向日葵畑に降る雪のことを想像すると、なんだかとても素敵な風景に思われてきて、わたしは思わず自分の膝の上に乗せた美代子に万歳をさせて、雪が降ったらお前はやっぱり炬燵の中で丸くなるのかにゃ? と話しかけてみました。美代子は軽く欠伸をして、わたしの体から離れようとするので首根っこをがっちり掴んでやりました。ネコの分際で人間に逆らうとはふてえ奴。

あ、あらわたしったら。すみません。

ともあれ、美代子とわたしはそうして縁側に座って外の光景を眺めています。そうすると空から何かが降ってきたので、また雪が降ってきたのかなあ、お前はなんでそんなに寒いのが嫌なんだいねえ、と美代子に話しかけていると、それが雪ではないことに気がついたのです。それは家の裏山に生えているダイオウスギの花粉でした。ダイオウスギといってもわたしの家の裏山にしか生えていない突然変異種のスギですから皆さんは御存知ないかとは思います。ダイオウスギの花粉というのは普通花粉よりもずっと大きいのです。

なにしろダイオウスギ自体が普通のスギよりもずっと大きいのです。空に突き刺さるかと思うほど太くて鋭くて大きくて、わたしが五人いてやっと樹の幹を囲えるかどうかというくらいの樹です。近所の人からはダイオウスギが他のスギや木々栄養を奪い取っているんじゃないかと何度も伐採されそうになりましたが、わたしが必死に思いを敢えて何も言わないという形で伝えるべく無言電話町長の家に500回ほどかけたところ、やっとおとなしくなってくれました。そのことをそもそもダイオウスギを植えた死んだ祖先のことを考えると、誇らしくなります。美代子の体に生えている毛を毟り取りながらそんなことを思います。美代子はすっかりぐったりしてしまったようですが、毛を毟られるとびくん、と痙攣しギャン、と大きな声をあげます。可愛い子です。

スギから放たれる花粉が少しずつ積ってきます。そう言えば花粉症に悩まされる人がこの時期は多いとか。国民の一割の人が花粉症に悩まされていると聴くのですが、ダイオウスギの花粉はそれこそ手で摘めるほど大きい粒なのでそれが鼻の穴に入ることはあまりありません。あったとしてもマスクをして歩けばそれだけで十分防御できます。わたしは花粉症ニュースを見るにつけて、我が家先祖が植えた突然変異体のダイオウスギを世界中に植えれば花粉症は壊滅するのではないかと思います。もっとも花粉そのものを全身に被ってしまったことでアレルギー症状を起こして毎年死者が出ることもあるし、宙を舞う花粉が眼に入ってよく学校帰りの子供たちが自転車で転んで川に落ちたりしています。帯に短したすきに長し、というものなのでしょう。

こう思っていると何故か、とても裏山に行きたくなりました。子供の頃のようにダイオウスギの根元に行って、空から降ってくる花粉を浴びたいと思いました。わたしは別にダイオウスギの花粉アレルギーを起こすことはありません。もみ殻と同じで、ちょっと体が痒くなるくらいです。わたしは美代子の首根っこを掴んだまま、サンダルを履いて外に出ました。

外に出ると広場で何か火の手が上がっています。騒ぎになっています。火事? でも広場だから燃えるようなものなんかないと思うのですけど、一体なんなんでしょう。わたしは行ってみました。すると、広場で中学生たちが花粉が降りしきる中、暴れていました。中央に燃えるものがあって、それが子供たちに囲まれているという状態です。何かしら?

それはリムジンでした。中学生たちはリムジンを真ん中において、シートかどこかから火をつけて、そのリムジン燃える中を囲んで踊っているのです。ブランキー・ジェット・シティの歌そのままの光景です。あらあら、足元にいくつか瓶がありますわ。火炎瓶もあるのでしょうけれど、男の子たちが飲んだテキーラの瓶も幾つか見られます。テキーラの瓶の中にはトカゲが入っています。あの子たちったら、酒屋に強盗に入って上物の酒を奪い取った後、リムジンを盗んで広場で火をつけて遊んでいるのですね。若いというのは羨ましいものです。すっかりおばさんになってしまったわたしにはそのやんちゃさがとても好ましいもののように思います。

あの子たちったら若いわ。素敵。好き、大好き!

わたしはさっそくその広場に行って、おばさんも混ぜて頂戴、と彼らのひとりが持っているテキーラを手に取ろうとしました。すると男の子のひとりが、クソババアは縁側で玄米茶でも飲んでろ、と言ってテキーラをわたしから遠ざけました。なんて素敵な罵りの言葉なんでしょう。こうした言葉が吐けるのも若さならでは。だったらわたしは大人としてこの子たちを調教、いや矯正してあげなくてはなりません。

大人を舐めるんじゃねえぞこのションベンタレが! とわたしは絶叫して、広場の隅っこにあった金属バットを(その広場は子供たちがよく野球場として使っていたので、そうしたバットがたまたま置いてあったのです)降り回し彼らの脳天をジャストミートさせました。ひとりだけ逃げようとするヘタレ野郎がいたからそいつには特別に手足の四本の骨が折れる音がするまで痛めつけてやったぜ、けっ、大人を舐めるなこの糞ガキが。

あ、わたしったらやだ。すみません。

いったい何の話をしていたのでしょう。すっかり忘れてしまいました。私は手に持っていた美代子を火の中に放り投げると、悲鳴を背後に夕食のピザトーストを作るべくまた家に戻りました。振り向くと花粉は倒れた中学生たちの身を包み、そして覆い隠してしまいました。日に触れた花粉燃えて火の粉となって舞い散る光景が素敵です。お父さんのトースト睡眠薬を仕込んでくたばったあとにまた来てゆっくり眺めようと思って、私は家路につくのです。明日はどんな日になるのでしょうか。そうです忘れてしまった昨日ではなく明日のことを考えましょう。私のおじいちゃんの口癖でもありました。明日が楽しみである。

2009-02-12

世界不況下の中国並びに日本外貨事情

 1月末、春節休暇で帰国中のかつての部下3人が拙宅を訪ねてきてくれました。

2人は中国での支店長経験を経て銀行退職。今は日系メーカー中国生産現地法人責任者として各々香港、深せん(土へんに川)で働いており、他の1人は銀行上海支店で働いています。3人が最近中国情勢について見解を述べ質疑が交わされました。その中で以下の点が印象に残りました。

○ Lehman Brothersの破綻以降のアメリカ発の世界不況中国の輸出は激減、生産縮小が続いており、人員解雇が行なわれている。

中国当局外国企業を含め人員解雇についてはそれがスムースに行なわれるようにしており協力的である。

 ○温家宝首相は頻繁に地方を訪れており広東省など華南への訪問が目立つ。

 ○政府内需拡大による景気刺激策として4兆元の支出を公表しており更に積極的な金融緩和を望んでいるが中央銀行人民銀行)は極めて慎重で両者の間に軋轢が 生じてる

 ○当局は従来ホット・マネーの流入を監視・規制の姿勢であったが、最近はホット

 ○マネーの流出への警戒へと監視・管理対象は転換した。

 ○ 従来中国企業による海外投資奨励されていたが最近では抑制が強まっている。

以上は世界経済俯瞰するためには不可欠な情報と思われます。

ここで大雑把な数字を挙げながら中国日本、そして最期にアメリカの現状にアプローチしてみたいと思います。

昨年の中国GDPは30兆元で1元13円 で換算すると約400兆円と日本GDPの8割にまで達しています。輸出はその35%以上ですから約10兆元、内2兆元約3000億ドルが対米輸出です。

外貨準備は2兆ドルに近づいています。

こうした外貨準備の源泉は貿易黒字などと中国への海外からの直接投資、その他資金 流入などです。今回の世界経済不況はこうした図式に大きな影響を及ぼしました。

中国の成長を支えてきたアメリカ向けを中心とする輸出は大きく減少し、どうやら資 金も流入から流出へと変調を示し始めているようです。

ここでは外貨準備に絞ってアプローチしたいと思います。

中央銀行が為替市場に全く介入しない場合には外貨準備の増減はありません。

中国外貨準備世界第一位になったのは、輸出額が巨大なものとなり、為替市場で輸出業者の持ち込む外貨中央銀行外貨高・元安相場で買い取り続けた結果です。

これはアメリカの非難を浴びていたために中国は徐々に元高方向に動かしてきたことはご承知の通りです。

中国生産活動を行なう外国企業投資資金を持ち込み為替市場外貨を持ち込み売却しますからこれを中央銀行が購入すれば同様 に外貨準備が増大するわけです。元が徐々に切り上がる状態だから今後 も元は上るであろうという予測でホット・マネーが流入するというのが今までの情況でした。しかしそれが今変わりつつあるようです。

輸出激減、工場操業率の低下、人員解雇外国企業の撤収すら懸念される。

そんなことを避けたいために当局も人員整理には協力的なのでしょう。

このような変化に、入り込んでいたホット・マネーも元安を懸念し始めます。

昨年12月一時的に元安に相場が動いたのもこうした資金の流出の証となるものでしょう。

その後、相場は元の水準に戻ったそうですが、それ以降中央銀行は介入を今までとは 逆に外貨売り元買いに転換している可能性が強いのです。介入は外貨準備を減少させることになります。 中国当局がホット・マネーの流入への警戒から流出への警戒に変化し、奨励していた対外投資抑制にきりかえたのも外貨準備の減少への懸念からであり、中央銀行金融緩和に慎重なのも緩和による元の流動性の増加が元売りドル買いの要因になりうるといった懸念からです。

こうしてみると今後中国外貨準備の増大は余り望めそうもありません。

したがって仮にアメリカが今後発行が予想される巨額の米国債中国に引き受けを依頼してもそれはかなり難しいことになるでしょう。

日本はどうでしょうか。

07年の日本の輸出は83兆円、輸入は73兆円、それが08年には輸出77兆円、輸入73兆円と貿易黒字は縮小しました。(貿易外収支を加えた経常収支では黒字は16兆円)この間円安から円高に移行していますが、これは今回の危機が始まる前には各国の金利に比べ日本金利が低く、所謂「Yen carry」のためで、金融危機後各国が金利を引き下げたために日本金利 との格差が縮小し「Yen carry」が消滅したからです。ここ数年日銀は介入を殆ど行なっておらず、外貨準備米国債の保有も増加していません。

今後も外貨準備が増大し米国債の購入余地が増えるとは考え難いのです。

アメリカ国債政策》

アメリカは膨大な国債を発行しておりそのかなりの額が中国日本に引き受けられていることはご高承の通りです。

金融危機とそれに伴う不況に対してアメリカは積極的な対応策を進めようとしているようです。金融機関からビッグ・スリーにいたるまで広範囲な救済策が講じられ、つい最近は8250億ドルの景気刺激策下院を通過しています。

問題はこうした政策の財源となる長期国債をどのようにし引き受けさせるかと言うことです。

巷間言われていることは結局中国日本に奉加帳がまわされてくると いうことです。

しかしどうでしょうか。

以上見てきたように日本にも中国にももう今までのような余裕はありません。 そこでアメリカは今後増発される国債を自国内で引き受ける枠組み に作り変えつつあるのではないでしょうか。

以下三つに分けてアプローチしていきます。

!) 先ず金融機関企業への資本注入に係わるものです。

当局は再建が可能であると認定した銀行保険会社、その他の企業に対して資本注入を 行なうでしょうが、こうしたケースでは次の様に行な われるのではないでしょうか。先ず政府資本注入する。資本注入を受けた金融機関企業はその資金で政府から国債を購入し、そこで一応完結する。

ここで当該金融機関企業バランス・シートは資産勘定には国債が記帳され、資本負債勘定には政府出資が記帳されます。

一方、政府バランス・シートでは資産勘定には出資金が、負債勘定には国債が記帳されます。

この方法ではFRB国債保 有は無く、したがって紙幣の増発によるハイパワードマネーは生まれません。

金融機関への資本注入の目的資産の劣化による損失の発生による自己資本の減少がBIS自己資本比率規制により自動的に資産圧縮を生み貸し渋り貸しはがしをもたらすことを防止するためのもので、この国債を用いての自己資本注入で十分目的は達成せられます。

この方法は既にアジア通貨経済危機の際にIMFの指導にもとインドネシアで実施されています。因みに私は1999年から2001年の間貿易金融再建のためインドネシア中央銀行派遣されその間のIMF施策について東京リサーチインターナショナル東京三菱銀行子会社)の月刊誌アングル」に寄稿しましたが、このスキームについても触れまし た。

!) 次は今米国で検討されている景気刺激策8250億ドルなどのために発行される国債の引き受け先です。考えられるのは年金基金、保険会社などの機関投資家、個人です。

所謂"金融ハイテク商品"の多くが投資対象から消滅していることもあり、国債はそうした商品にかわりうるものであり、奨励策もとられるでしょう。

金融機関自己資本の減少による貸し出し余力の減少、貸し出し審査の厳格化、貸し渋りもあり従来の借金による高い消費性向は急激に低下しており、借金返済が進んで いますが、同時に貯蓄性向は向上する筈であり、国債の保有の余地も拡大して行くで しょう。

!) 第三点ですが、今回の100年に一度と言われる世界不況の中で最も注目されるアメリカ経済 政策なるものはFRBによる国債引き受けです。

ややもするとこの中央銀行による国債引き受けは景気刺激策のために発行される財源として、つまり受身のものとして議論されます。

しかし今アメリカで行なわれようとしているFRBによる国債引き受けは景気回復のための重要金融政策の手段としてつまり景気回復の「決め手」とアメリカの政策当局に位置づけられているのです。今度の金融危機経済不況の最も重要な要因は、金融システム破壊され銀行部門による信用創造機能が働かず流動性が収縮し経済マネーという"血液"がまわらなくなっていることとされます。

こうした非常時に国債FRBが引き受けることで紙幣増発によるハイパワードマネー供給経済を立て直すというものです。

1929年ニューヨーク株式市場暴落に始まる世界大恐慌に際してこうした政策を採用して成功したのは日本高橋是清蔵相であったそうです。

大恐慌労働力設備などが余剰になっている状態のときにはこうした政策が有効であったとされます。

その後、我国では戦時中に戦費を賄うために日銀による国債引き受けをおこないますが、完全雇用の下で実施したために戦後のハイパーインフレーションを招いたとされます。(高橋洋一著「さらば財務省」)FRBバーナンキ議長は大恐慌研究第一人者だといわれていますが、彼の上記のような理論に基づくFRB国債購入の方針は1月28日FRB金融政策にも公表されています。

中央銀行による国債引き受けは学問上の議論の段階から実施される段階に移ったのです。

今後発行される膨大な米国長期債はこのFRBの引き受けを軸に展開され、既述の資本注入を受ける金融機関企業による引き受けなどを含めあらゆる手段が動員されるで しょう。

それは従来の中国日本による引き受けに依存する枠組みからは全く異なる自国内中心とするものとなると考えられます。

1月末アメリカ議会下院は8250億ドルの景気刺激法案を可決しました。同法案には法案に基づく公共投資使用される鋼材はアメリカ国内からのものとするとされ、保護主義的であるとの非難の声が海外で上がっています。

そこには「自分の金はどう使 おうが勝手自分の国の鋼材を買って何が悪い」といったものが窺えますし資金は自国内で調達するということを裏返しているように見えるのです。

《変化する経済システム世界政治

アメリカ政府が今後発行する膨大な長期国債の引き受け先が従来の中国日本ではなくFRBの引き受けを含むアメリカ国内での消化に移ることで、今までの世界経済システムは極端に変わらざるを得ないでしょう。

長い間、世界アメリカが垂れ流す貿易赤字により流動性を拡大し成長してきました。

そのスキームが変わろうとしているのです。

それは衝撃的な変化であることは間違いありません。

このことはさらに国際政治にも大きな変化をもたらすことになります。ポールソン財務長官が揉み手をしながら巨額のアメリカ国債を引き受けてくれる中国を何度も訪問していた図式もすっかり変わることになります

2009-01-21

漢字クイズ

麻生首相を「漢字」で挑発 民主の石井副代表

 麻生太郎首相漢字使用、読み方をめぐり、20日の参院予算委員会で、民主党石井一副代表首相にかみつく一幕があった。

  ・石井氏の出した漢字12問はこちら

 石井氏は、月刊誌文芸春秋」の昨年11月号に掲載された首相の手記で使われた「就中(なかんずく)」など12個の漢字を並べたボードを用意し、「相当高度な漢字だ。これを隠して、どれだけ読めるかやってみたかったが、先に渡してあるから今なら読めるだろう」と首相挑発した。

 これに対し、首相は「多分、みなさんが読みにくいのは『窶し(やつし)』ぐらいではないか。後の漢字普通、みなさん読める」と答えたが、さらに石井氏は「もしそうなら、なぜ未曾有を「みぞうゆう」、踏襲を『ふしゅう』と言うんだ。おかしい。強弁だ」と反論した。

民主党副代表なのよね、この人。予算委員会クイズ大会とは、わざわざボードまで用意して。

んな事する余裕あるなら他の野党に発言時間融通してやれよと。

というか、首相の手記を読んでやる事がそれなのかと。内容とかいろいろ突っ込まないのかと。

2008-12-08

オバマインタビュー「私は日本を捨て、中国を選ぶ」

アメリカ次期大統領のすごい本音」という見出しが載った広告を先日地下鉄の車内で見たんです、わたし。

これが本当の話なら日本にとって重大な発言じゃないですか。オバマも今の時点でそんなこと言っちゃって大丈夫かなあ、やっぱり若さが裏目に出たかとかそんなことを考えながらよく見ようと近づいたんです。

そしたらですね、それ「オバマインタビュー」じゃなくて……

オバマ守護霊インタビューだったんです。

幸福の科学が出している月刊誌「ザ・リバティ」の広告でした。

http://www.the-liberty.com/

2008-05-08

東京新聞うそつき

反発と絶望 極論生む フリーター戦争希望

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008050302008486.html

なんで今ごろ赤木智弘を持ち出してきたかといえば憲法記念日だからなんでしょうけど、

地元コンビニで働く赤木さんは一昨年暮れ、「31歳フリーター希望は、戦争。」という論文月刊誌発表した。「非正規労働者がはい上がれない社会が続くのなら、戦争で大勢の正社員が死なない限り、自分は正社員にはなれない」

って記事には書いてるんですけど、なんかネット上にこの記事の原文らしきものが載っていて、

http://t-job.vis.ne.jp/base/maruyama.html

そんなこと書いてないじゃん!東京新聞うそつき

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