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はてなキーワード: 暗黙知とは

2010-08-11

http://anond.hatelabo.jp/20100811134849

そりゃ、福澤諭吉のいう「天賦人権」、近代人権思想的な「人は生まれながらにして(恐らく論理的には「神」から)何人たりとも奪うことの出来ない人権を与えられる」というような、明文化した論理的な状態でなかっただけで

「人としての尊重」という、暗黙知というかそれこそ「空気」のような道徳律としての「人権概念」ってのはあったと思うがなぁ。

現代の思想や概念とは一部相容れないものはあっても、それは「見解の違い」みたいなもんだろ。

2010-07-04

http://anond.hatelabo.jp/20100703160605

そういや手順書の不明箇所確認したら、

担当者は異動したし

自分は元々担当じゃないから分からない。一子相伝だからw」

っていわれたな。

一子相伝ってww。

北斗神拳じゃあるまいし。

そもそも微妙な手先の感覚が必要な職人世界じゃあるまいし、身体知とかないだろ。

IT業界なんだからさ。

繰り返し作業は文章化しとけ。ツールかしとけよ。無駄に専任化する意味ないだろう。

で、今は引き継いだ俺しか作業の仕方しらないから体調悪くても会社出て来いってことだろ?

プロジェクトが立ち上がってから何回も繰り返してる作業が経験暗黙知・身体知のみで専任化されていて、

体調崩しても休めないんだな。ゲンナリする。

そうでなくても無理な残業で、リスケジュール、作業担当の入れ替えが発生していて、

作業の手順が明文化されてないから、引継ぎに非常にコストがかかっているように見えるんだが?

作業したらアウトプットする。

その作業が繰り返し行われる作業ならアウトプットメンテナンスし続けるっていうのは

プロセス改善の基本だろ?

文化されてないから担当変るたびに手探り状態。また1から。積み上げがない。

今のままの自転車操業つづけるつもり?

また俺が暗黙知文化しないまま倒れるかも知れないけど、そのときは連絡しないでね。

2010-05-01

最近ゲームの元気のなさの理由

まず、愚痴のような物から。

今まで増田にいくつか記事を書いてきたが、書いても(さも引用先の作者が考えたように―それもそれなりに名の通った人だったりする場合もある―)無断引用でパクられるか、ボコボコにされるか、無視されるかで、あまり良いこと無かったな、と思いつつ、なぜまた今、増田で記事を書くのか?ということを考えると、やはり自分の考えを世に問いたい部分があるんだろうな、と自分に対して思う。

もちろん、自分の記事でも、それなりに説得力のある意見もあったのだろうし、全然見当違いの意見もあったのだろうが、もうちょっと手の内を見せない方が良いのかも知れないな、などと思う。実際、ウェブで見れる情報は、プロで書いている人も、ほとんどの人が「今までの意見を整理する」だけで、金を払っても良いような「面白い見識」の割合は少ない(そりゃ、誰でも自分の商売の核心的なアイディアは話さないだろうけど)。

いやいや、金を払っても良いような意見無料で手に入れられること自体がおかしいじゃないか、とは多分その通りで、現状でも厳しいライター諸氏はさらに食いっぱぐれてしまうと思う。もっとも、私の書いた記事がそのまま金になるのか?という点に関しては、自分でも疑問だと非常に思うが、現実的にさも自分が考えたように部分的にパクられて商業活動に利用されるとこちらとしては脱力の限りだ(彼らは、どこかで見た記事を無意識のうちに利用しているという認識かも知れないけど)。

個人的には、勝手に使うのはかまわないけど、せめて、「ちまたは~という意見もある」なり書くのがせめてもの物書きのプライドだと思うのだが。

……と、いったゴタクはどうでもいい話である。

最近ゲームの元気のなさの理由」を考えたい。一部しか書かないけど。

まず、ラノベの話からする。

単純に「ライトノベルとは何か?」と問われた場合、一番簡単な答えの一つに「ライトノベルとはキャラクター小説である」というのがある。

だが、「ほう、なるほど。ではキャラクター小説とは何か?」と説明を求めると、あまり歯切れの良い答えは返ってこない気がする。最近、これに対する単純な回答を一つ思いついた。「”まず、テーマありき”が文学、”まず、キャラクターありき”がキャラクター小説ラノベ)」。

バカ売れしている村上春樹の「1Q84」でも良いのだが、あれがラノベではなく文学と言って通るのは、作品が「まず、テーマありき」で作られていて(例えば、9・11テロ以降の混沌とした世界がうんたらかんたらとか)、そこが作品のコアだからだと思う。

ラノベにもテーマはあるよ」といえば確かにそうなんだが、テーマの重み(重大性や芸術性、事件性)が違うんだろうなと思う。

だから、基本的にラノベは、エンタメ小説寄りである。

具体的には、テーマはむしろ昔からある使い古された物の方が良いし、その予定調和を打ち破るキャラクターの立ち具合が何よりも優先される気がする。

……ええと、何の話をしていたっけかな。

そうか。「最近ゲームの元気のなさの理由」か。

では、結論から書くと、「最近ゲームゲーム性が低いのではないか」というのが理由の一つだと思う。

と言ってしまうと、「うわっ、今さら”ゲーム性”かよ」「じゃあ、ゲーム性って何?」といったお得意の議論の無限ループに入るわけだが(というか、シラけて誰も反応しないほど手垢にまみれた議論であるが)、ラノベの話はその辺の議論を一時停止するために持ち出した。

文学性とは何か?」と考えた場合、「”まず、テーマありき”が文学」と書いたように、「文学的にしか出来ない表現テーマ(強力なメッセージ)を表現するのが(純)文学である」という一つの回答があるなら、「ゲーム性とは何か?」と考えた場合、「ゲーム的にしか出来ない表現テーマ(強力なメッセージ)を表現するのが(純)ゲームである」という回答もまた成り立つのではないか。

「何も言っていないのと同じだ!」という人もいるかも知れないが、要するに言いたいことはこういう事である。

例えば、「(評価の高い)スーパーマリオ1のテーマが、「ジャンプアクションによるアスレチック性」を追求したとするならば、(これまた評価の高い)スーパーマリオ3は、要素を盛り込みすぎて、テーマがぼやけていないか?」といった議論が出来る。

そういう議論の延長で最近ゲームを見ていくと、例えば、「ストーリー……主人公の台詞かなんかでそのゲームテーマを直接文字や声で説明するゲームは果たしてゲーム性が高いのか?」や「盛り込みすぎてテーマがぼやけているゲームが多すぎないか?」、「ここ最近、新しいテーマに挑んだゲームがどれだけあるんだろうか?」という疑問にも繋がる(ちなみに、最後の疑問に対して「ソーシャルゲーム」という回答にむらがざるをえないほど、業界が切羽詰まっているのも実情であろうと思う)。

ゲーム性が高くないゲームは、ゲームというメディアとしての特徴が弱いわけだから、ゲームとしての長所が活かせない。

利益率が低いし、第一売れない。爆死、爆死の連続である。もちろん、「だから最近ゲームクリエーターはなっていない!」といったような話ではなくて、「ゲームビジネスの難易度は確実に上昇している」。ただ、構造的な問題は大きいが、それ以前の問題の作品もまた多い気がする。

確実に言えるのは、「暗黙知」の部分が大きすぎるという点だろう。体系としてノウハウが蓄積されていないのである。そして最初の話にも繋がるが、要するに日本では手の内を見せない人が多いのである(かといって海外天国というわけでもないと思うが)。「堀井雄二」を知っている若者がいないと嘆くなら、彼の偉大さをちゃんと伝えてきたのか、まず自分に疑問を持つべきであろう。

まぁ、そういうことを書きながら私も全部は書かないのである。そんな所だ。

追記:おお、思ったよりボコボコにされてるなあ。だからみんな萎縮するんだろうなあ、と思いつつ。となると、やはり無名の開発者自分の見識を発言しても益はないし、実名出してもあれだけ叩かれるんだから(有名ブロガーとかね)、チキンにどこの誰だか分からない増田に書いても人権はないよなあと思った。というか、特に日本を含めた東アジアでは、誰が話すのかが重要であって、内容はあまり問われないのかも知れない。そもそも日本でどれだけフラットな議論が成り立つのか、という話にもなるけど。

2010-01-20

自分のための恋愛マニュアル備忘録も兼ねて)

最初に断っておくがこれは非モテの人用に書いたものではない。

ただ自分の中での暗黙知形式知にしたかったのと、他の人に対して何かしら参考になったり、他の人が同様のことを書いてくれればもっと個々人の例に落とし込めるのではと思ったからだ。

俺が何を意識しているかというと、次の3つだ。

自分を客観的に見ることを心がける、と相手を否定しない、そして常に相手の気持ちを考えようとすることだ。

すごく人と付き合う上での本質的なことだと思うけど、はてなでは小手先のこと書いてるやつばっかだし逆に新鮮かもしれない。

自分を客観的に見ることを心がける。

→これはまず自分スペックを客観的に見ることと相手と対面している時の自分を客観的に見ることを心がけることに別れる。

自分スペックを考えてみろ。お前は狙っている子を落とせるほどの経験を積んできているのか?世の中には二つのカテゴリ女の子しかいない。

自分が手を出せるレベルカテゴリの子と出せないレベルカテゴリの子だ。

相手と対面している時の自分を客観的に見ろ。キャラに似あわないことやってないか?お前にはお前のキャラが客観的に見たら印象づけられてるんだからそれを無理に無視するな。

・相手を否定しない。

→人と付き合うってのは「自分と違う他人を受け入れる」ことの積み重ねだ。相手は自分とは性別も環境もすべて違う赤の他人。それなのに数少ない自分経験を持ち出してしたり顔で否定してどうする?

本当に相手に興味があって、自分に対して謙虚なら、相手のする話に当然興味がわくし、遮って自分の話したりしないでもっと引き出すだろ?

相手の話遮ってでも自分の話しちゃったり、とりあえず否定するやつは相手から見たらただの我が身かわいい世間知らず。

こんな言葉の上でのコミュニケーションだけでも苦労してるなら、ちゃんと付き合うなんてもっと「自分と違う他人を受け入れる」の繰り返しなんだから先が思いやられるぞ。

・常に相手の気持ちを考えようとする

→こんなのエスパーでもないんだから普通に無理。でもこれを意識すると相手から自分がどう見えるかわかりだすし、その場において自分がどう振舞うべきかが見えてくる。これをレベルアップするには良質な映画や、小説の登場人物に自分の感情を置き換えて消化してみるとかかな。

相手の気持ちを考えようとすると相手の小さな変化にも気づくことができたり、自己中な自分から抜け出すきっかけにもなっていく。

最後に

恋愛って基本的に個人のスペック(顔や学歴年収)と実際の経験の積み重ねで総合的なレベルが判断されるモノだと思う。

あと、自分の到達しているレベル付近の子や、それ以下の子しか基本的には無理。

たまに何かの拍子で自分レベル以上の人と付き合えたらその出会いを大事にして、いろんなことを吸収するのがいいんじゃないかな。

2009-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20091102224450

マジレスすると、学校教育で明示的に教えられるのが所謂「良い子」を高評価とする価値観だから。

普通の人は学校コミュニティを通して「社会では暗黙的に規定されるコミュニケーション能力重要である」ということを学ぶんだけど、

非モテ普通非コミュだから、暗黙知を学ぶことができず、形式知(良い子=善)が唯一絶対の価値観だと信じる他なくなるわけだ。

2009-09-06

現場主義って割と大事だと思うんだよね

バイト工場で働いていた時、ちょうど一部機械化された時で、現場の人が使いにくい使いにくいって文句を言ってた。現場の人ってのは、システムが変われば必ず文句を言うものではあるけども、それには理由がある。

まず一つ目は人間システムに順応しやすい。だから多少機械化された部分が不便でしょうがなくても、少しすれば人間が対応して問題なく動けるようになる。それは人間のよいところなんだけれども、逆に順応しやすいがために新しいものに変わった時に今まで順応して最適化していた作業を新しいシステムに順応しなおさなければならなくなる。これが案外めんどくさい。しかも大幅に変わっていればまだいいんだけど、ちょっとだけ変わりました、とかだとその微調整がいくら人間でも難しい。むしろ微調整は機械の方が得意だ。パラメータをぴぴっと変えるだけだから。人間には慣れるまでの時間がそれなりにかかる。これは結構コストなのだ。

二つ目は、現場の人の暗黙知というやつ。この作業をやっているときはこの作業をつづけてやるからある程度人の間に空間が必要だとか、工場内のこういう人の流れの時が最も効率がいいとか、はっきりとした言葉や文章にはなっていないけど現場の人たちには暗黙のルールがあって、それを持って最適化されている。でもシステム屋さんがいくら彼らの話を聞いてもその暗黙知というのは言語化されていないからシステムには組み込まれない。彼らがこうしてほしいといったことをシステムに組み込んでもだめなんだよね。これがあったらいいというのはあくまでもあったらいいであって今のところなくても問題が起きてない部分なのだ。最も重要なのは「特に不満が出ていないけれどもなくなると困る部分はどこか」ってのを理解すること。これは現場の人は言ってくれないけど(というか認識しているわけではない)、これがなくなるとものすごい勢いで不満が噴出する。今までできていたことができないってのはすごいストレスなんだよね。で、暗黙のルール破壊されると一気に生産性が落ちる。現場の人が順応するまではかなりの時間がかかるし、もし順応しても以前の生産性には戻らないってこともある。

逆にいえば現場主義の人とか暗黙知とかってそれを言語化し、データ化するだけでもすごい価値のあることなんだろうなと思ったりする。現場はおろそかにしてはいけない。というか人間をおろそかにしてはいけない。その処理能力適応能力もいまのところシステムには実現できないんだから。

2009-03-06

http://anond.hatelabo.jp/20090306222212

前半は良いのだけど

今までの人生経験による勘だったり、暗黙知暗黙のルールによる物は根拠として提示しにくい。

それは分かるんだけど、それに従ったほうが得策と言う根拠がないわけ。

私とあなたの人生は違うし、暗黙も違う、と言う点を抜きにすると根拠が揺らぐわけ。

増田にいれば、そんなことくらいすぐ分かると思うけど←これが根拠薄弱なアドバイス

2009-02-09

Ruby

Ruby勉強してて思ったんだけど

Ruby使っている人が、PHPと違ってできる人ばかりだから暗黙知がいっぱいあるよね。

何ていうか素人が入りにくいよね

インストールにしてもRubyは難しい

xamppみたいなのがあれば良いんだけど、Rubyにはそれがないし、なくても問題にされていない。

いや、Rubyにも一時期instantrailsがあったが、残念ながら開発が停止した。

で、開発停止が問題視されていない。

なぜならRuby使いはできる人ばっかりだから、必要ないんだろうなと思った。

2008-12-30

今年のはてな通信簿

はてな捨てろとかぼろくそいわれてんなw

http://anond.hatelabo.jp/20081229060442

はてなの既成ブランディングにこだわらない路線を確立するという点では同意なんだけどね、

そのまえにはてなは相も変らず自分たちがどこにいるかもわかってないと思うんだ。

lost Myselfなひとに自分を捨てろとかwww

もう、やめて>< はてなはすでに迷子なの!

今年の一番の評価ポイントは、まずあれだね、

はてなクラブをつくったこと。

ようやくっていう感じだけどとても期待値が高い。

サービスにようやく一般人意見が反映されるんじゃないかとわくわくします。

いままではユーザーに「これくらいわかるでしょ」っていう要求する暗黙知レベルが非常に高かった。これを機に改善していってくれればと思います。

今年はマイナスの評価が多い。

京都に拠点をうつしたこと

俺についてこれないやつはこなくていいみたいな態度。

ここまで急いで拠点を京都に移す意義が会社にとって本当にあっただろうか?

これがきっかけで離反した社員も多くいたようでとても残念です。

日本にもどってきちゃったこと

残念ながら種を撒けたとは評価できない。

米国にいったことが社長経営者としての個人の成長に寄与したとしても、

いったことによる成果が今後数年後に国際的に結実できるだけの種をまけてこれただろうか?

疑問。

どうせ負け戦だったなら社員にもその経験をさせればよかったのにね。

社員数が増えちゃったこと

50人ぐらいになってるの?

これからみぞうゆうの不景気がくるときにひと増やしてちゃんと収益計画たてられてるんでしょうね??

・新規ユーザーをあまり獲得できていないこと

残念ながら。


総合すると来年はてな経営トレンドはあまり明るくないようにおもいます。

もっともトレンドがあかるくないのは世界中なんですけどね!

2008-12-13

http://anond.hatelabo.jp/20081213154501

一見非モテを励ましているようで、実際には上から目線で見下しているだけの

ネットみのもんたの典型だな。

メリットデメリットでは考えられない。

誰かが言ってたけど「恋愛は感情の上に成り立つのだから、論理は通用しない」というのは本当だと思う。

論理的に説明なんか出来ないけど、「相手と一緒にいると幸せ」と感じるんだ。

非モテにとっての不幸は、相手がいないことではなく、「非モテ」という被差別マイノリティとして社会から迫害を受けてきたことだ。

今更彼女ができて「相手と一緒にいる」時間を持つことができたとしても、それは断じて幸せとは言わない。

こうした非モテ以外の人間には理解しがたいであろう心理は、ここによくまとめられている。

http://d.hatena.ne.jp/Masao_hate/20081211/1228968748

そもそも、「恋愛幸せ」とか「恋愛経験の多い奴が偉い」って誰が決めたんだ。

あと、「恋愛経験」というのも本当だと思う。

自転車の上達と一緒。暗黙知が多い。乗らなきゃ下手。

恋愛しなかった人が結婚しようするのは、自転車に乗れない人がバイクに乗ろうとするようなもの。無理じゃないけど難しい。

自分は相手に何を求めるのか、逆に何をしてあげられるのか、恋愛するとそれを知ることができる。

あのな、例のいい人君じゃないが、何をやってもいい人止まりで、スペック不足などを理由に

恋愛対象としてみてもらえない男もいるんだが。

振るほうは「相性が合わない」とか適当な理由を付けるだろうが、額面どおりに解釈してはいけない。

人間言葉には必ず裏があるものだ。

それをわかった上で、相性の合う人を見つけるのが一番幸せに近づく気がする。

(付き合いまくれという訳ではない。苦手だからと逃げ続けてると後悔する可能性があるだけ。自転車の上達だって若い方が早い。)

ネットみのもんたは、こうした根拠のない発言がいかに非モテを追い詰めているかを自覚すべきだ。

2008-12-09

http://anond.hatelabo.jp/20081209180359

残念ながら意志の疎通における齟齬に言語学能力はほとんど関係ないとおもう。

環境が近しい人であれば赤ちゃんのような言語にならざる言語でも意思疎通は可能だ。

ここにあるのは暗黙知であり、場の共有知だ。

つまり通じる通じないはそのほとんどが会話における前提知識の違いであり、

よしんばいわんとすることがわかってもそこからいたる結論の違いである。


言葉や文化がまったく違う外国にいくとよくわかるよ。

あ、言葉が通じないんじゃないんだ。って。

意思疎通ができないのは頭の良し悪しでではなく、その人のスコープの幅の問題だ。

理解不能と投げ出してしまう人はたいていは非常に狭いスコープでのみ生きている。

2008-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20081118135834

美大とかいってまっとうに就職するようなひとたちが進むような道じゃぁない。

そもそも連中ほとんど就職活動しないから・・・。就職率10%台の大学とかザラ。

のくせ学費は医大についで高いランクだしね。そりゃ親も反対するわ。

美大系なら視覚伝達とかじゃないの?

理系で考えているなら・・・

っていうかCGでなにやりたいの?

建築系でもCGつかうよ?そういうの?

初音ミクかなんかの立体をつくりたいってんならニコニコ大学にでも進んだほうがいいとおもう。

大学はみんなが共通の会話をできるように暗黙知を共有するのがメインのところだ。

絵や音楽と同様一定以上は習うもんではなかろうて。

2008-11-11

暗黙知を集合しさらに可視化するとはどういうことでしょうか.答えはこうです,1エロイ人がエロ情報を生成する2エロイ人がそれを知る3エロイ人が情報交換する4その結果をまとめ表現する.これをさらに具体化すると,一ポルノを生成する 二それがデジタルデータとして公開される 三まとめサイトができる 四はてぶの関連ページからまとめサイトがざくざくでてくる.

2008-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20080724141526

だからオライリーカフェとかサイエンスカフェとかをもっとつくろうよ。

私設図書館って日本ってほとんど皆無だよね。

日本だと僕は壁一面を本棚にしました!みたいな人がどうだのび太うらやましいだろ!で終わっちゃう。

漫画喫茶はある意味、先がけだとおもうんだけどどうよ。

貸本業ということでチェックアウトするといろいろ厳しいけど、

飲食費ということでチャージすると楽ちん。

もともとサロン文化とかってそういうシェアと同程度の暗黙知をもった人たちの場の交流から生まれたとおもうんだ。

2008-07-07

もし、モッチー

私塾のすすめ」をよんでいる。ほとんど読み終わった。

僕は、今、変な状況にあって。いろんなことに階層感覚、悪い意味じゃなくて、例えば社会に奥行きがある、彼の人間性には奥行きがある、とか云う場合の階層、立体感って云うのかな。それが徹底的に欠落している。簡単に云えば病気だと思ってもらえればいい。まぁでもこれは今回云いたいことの本質じゃない。

僕にはどうも関係性の立体感覚がつかめない。具体的に云えば、例えばビジネスで人を評価する時と、友人関係の時と、家族であった時と、どう区別していいのかわからない。p169。

梅田
うちも、アメリカに来てからの十四年で、普通夫婦の一生分の話をしたね、一生分一緒にいたねとよく言い合っています。…
斉藤
関係性の歴史というのは、暗黙知が積み重なれば積み重なるほど、言わなくてもわかる部分が増えて楽になる。だから、つい、仕事パートナーでも慣れた人とやってしまいがちになります。ときどき、新しい人で勘のいい人がすぐに暗黙知を吸収すると、そっちとくっつきますね。
梅田
そうすると、新しい感性が入ってきますから。でも、なかなかいないですね。だから、そういう人と出会うと僕はとても大事にします。

思考実験なのかもしれないけれど。もし梅田望夫にその夫婦や彼自身の暗黙知を瞬時に理解できるような別の女性が現れたら、どうなるのだろう。その一線を越えないというのがルールだ、と云うのは簡単だけれど、では逆に考えると、その越えない一線を区切るものはなんなのか。ビジネスであれだけオープンに交われ、100 人で 1人反応があれば万歳だと言ってる人が、じゃぁなぜプライヴェートのパートナーの探求には入れあげないのか。疲れるから?教えて増田

2008-03-15

anond:20080315145308

本当だ。消えないうちにグーグルキャッシュからサルベージしておこう。

グーグルキャッシュ初版なので違うところがあるかも。

プラトン国家』 

アリストテレス形而上学』 

ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』 

ヘーゲル精神現象学』 

デカルト省察』 

パスカル『パンセ』 

ライプニッツ『単子論』 

カント純粋理性批判』 

キルケゴール『不安の概念』 

スピノザエチカ』 

ルソー社会契約論』 

バークフランス革命省察』 

ジェイムズ『宗教経験の諸相』 

ニーチェ権力への意志』 

フッサール論理学研究』 

ハイデガー存在と時間』 

サルトル存在と無』 

ベルグソン時間と自由』

レヴィナス『全体性と無限』 

フロイト快感原則の彼岸』 

ラカン精神分析の四つの基本概念』 

レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』 

フーコー言葉と物』 

ソシュール『一般言語学講義』 

チョムスキー『文法理論の諸相』 

ヴェイユ重力と恩寵』 

アーレント精神の生活』 

ブーバー『我と汝・対話』 

ウィトゲンシュタイン論理哲学論考』 

ミンスキー『心の社会』 

ライル『心の概念』 

アドルノホルクハイマー啓蒙弁証法』 

ドゥルーズガタリアンチ・オイディプス』 

ウェーバープロテスタンティズム倫理資本主義精神』 

デュルケム『自殺論』 

バタイユエロティシズム』 

モース『社会学人類学』 

キャンベル『千の顔をもつ英雄』 

マクルーハンメディア論』 

ブローデル地中海』 

ウォーラステイン『近代世界システム』 

アダム・スミス国富論』 

ゾンバルト恋愛と贅沢と資本主義』 

ベンタム『道徳立法の原理序説』

ミル『自由論』 マルクス資本論』 

アルチュセール資本論を読む』 

シュンペーター経済発展の理論』 

ケインズ雇用・利子および貨幣の一般理論』 

ヴェブレン『有閑階級理論』 

ポランニー『大転換』

ボードリャール消費社会神話と構造』 

オルテガ『大衆の反逆』 

ミルズ『パワーエリート

リースマン『孤独な群衆』  

イリイチシャドウ・ワーク』 

ベル資本主義の文化的矛盾』 

ネグリ『構成的権力』 

バーマス『晩期資本主義における正統化の諸問題』 

アンダーソン『想像共同体』 

バレーラマトゥラーナ知恵の樹』 

ルーマン社会システム理論』 

ロールズ正義論』 

ハイエク『法・立法・自由』 

ブルデュー資本主義ハビトゥス』 

オング『声の文化と文字の文化』  

M・ポランニー『暗黙知次元』 

クーン科学革命の構造』 

ポパー『推測と反駁』 

サイードオリエンタリズム』 

メルロ=ポンティ知覚現象学』 

フッサール論理学研究』 

ラッセル西洋哲学史』 

フロム『自由からの逃走』 

ベイトソン精神生態学』 

ベンヤミンパサージュ論』

デリダ『グラマトロジーについて』 

クール時間物語』 

ペンフィールド『脳と心の正体』 

スローターダイクシニカル理性批判』 

フレイザー金枝篇』 

シュミット政治神学』 

クラウゼヴィッツ戦争論』

ドラッカー『「経済人」の終わり』 

リップマン『世論』 

マンハイムイデオロギーユートピア』 

ブルームアメリカンマインドの終焉』 

ヴァイツゼッカー『ゲシュタルトライス』 

パノフスキー『イコノロジー研究』 

クーン科学革命の構造』 

ホワイトヘッド科学と近代世界』 

ソンタグ『反解釈』 

ドーキンス 『利己的な遺伝子』 

ギブソン生態学的視覚論』 

フランシス・フクヤマ歴史の終わり』 

ケストラー『機械の中の幽霊』 

ラマチャンドラン『脳のなかの幽霊』 

ホーキング『ホーキング宇宙を語る』 

イーザー『行為としての読書』 

イーグルトン『文学とは何か』 

ホフスタッター『ゲーデルエッシャーバッハ』 

ド・マン『ロマン主義レトリック』 

シオラン歴史ユートピア』 

ブランショ文学空間』 

ガダマー『真理と方法』 

ローティ哲学自然の鏡』 

セラーズ『経験論と心の哲学』 

パーソンズ社会的行為の構造』 

ジジェクイデオロギーの崇高な対象』 

アガンベンホモ・サケル』 

ダマシオ『生存する脳』 

クワイン『ことばと対象』 

マッキンタイア『美徳なき時代』

こういう時、トラバツリーが各所に残る今の仕様は便利だ。

ツリー内主要エントリ

2007-11-12

http://anond.hatelabo.jp/20071112090357

明示知と暗黙知では無いけれど、ネットワークによって時空間的制約から解放されたものって思いのほか少ないよ。成長分野だから注目されて過大評価されてるけど、目分量でも10%、実際には1%無いんじゃないかな。

2007-10-12

http://anond.hatelabo.jp/20071012114946

キーワードマイナーワードが頻出すると、

この人はだれに読んでもらおうとしているのだろうかと気になる。

というより文脈からでないとその単語が何をいいたくてつかっているのか意味を判別できない。

特に最後の引用は本懐をえない。

何かプリンシプルを打ち立てよう、ラジカルな民主主義目的合理的な価値体系、普遍価値観

近代国家に強引にキャッチアップ、日本的な執拗低音、価値観を換骨奪胎していくプロセス

目的が異なる現代

読み手に要求する暗黙知が多すぎる。

2007-08-16

絵の方が参入障壁が高いという話

http://anond.hatelabo.jp/20070816002650

そりゃ教育の問題じゃ?

プログラムのほうはゼロから独学ではじめられる環境書籍Webサイトなど)があるが、絵のほうは明文化されたそれがない。いや実はあるんだけどプログラムほど一般的ではない。そして暗黙知が多いから時間も手間もかかる。教える人間も教え方を考える人間も、試行錯誤して自分なりのやり方しか身につけていないから、教育のためのスキルが足らない。それに教育することで全体の底上げを考えるより、限定したスキルとして囲い込みたいのが本音だから。

海外アートスクールカリキュラムを見ると、日本の貧弱さに唖然とするんだぜ。

2007-07-22

Re: anond:20070722124306

本。

どのようなジャンルのどのような専門知識をここでいうのか、一方、元増田暗黙知をもちだして何を言いたいのか分からないが(「おめー暗黙知ってコトバが使いたかっただけだろう!」)、

ともかく、ネットに公開されている情報にはかたよりがあって、概略的なものしか公開されていない感がある。学問的な側面では、たしかに近年PDF化された論文ネット上に公開されたり、Googleブック検索Amazonなか見検索などの紙データの中味を覗けるサービスが登場してきてはいるが、長年紙媒体によって蓄積されてきたデータの量に比べればデジタル化されたデータはこれらのごくごく一部であろう。

インターネットにあらゆる専門情報が網羅されていると考えるのは幻想です。

http://anond.hatelabo.jp/20070722104635

世の中には暗黙知と言うものがあってだな。

本当に専門的な知識なんてネット存在しないよ。

2007-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20070615184722

エントリー賞味期限の問題じゃないの?

自分はにちゃんねるに書いたことはない。人並みに見る程度。

でも、うはwwwwとか芝生を生やしたりするよ。全然するよ。

たぶんネットゲームとかメッセンジャーとかIRCとかのせいだとおもうんだ。

すぐ流れるような場所においてはkwskみたいな記号としての言語暗黙知としてあって、これが無いとうまく会話ができない。見てるとネトゲとかからながれてきた言語vipとかは氾濫してるよね。

タッキーの話しをするのにスマップの説明までしなきゃいけないような知識差があったら、一行レスで会話なんてとてもできないもの。

増田はにちゃんねるよりも長文なのが優位差だとおもう。

一行レスブクマで長文コメ増田で。

それがメダカザリガニクオリティ

関係ないけどニートを集めて芋という。これネット界の次世代ワードな気がするよ。

2007-05-15

http://anond.hatelabo.jp/20070515144727

ダブスタの問題がなんで問題になってるのかわからない増田ザリガニが、

そろそろ左のハサミでちょこっとだけ挟んでみる。

東京は東にある。」

そのような認識を持つ人が居て、常日頃からそのように吹聴している。

そこへ

「いや、東京は西にあるんじゃないのか?」

と、言う人物が現れ、元の人間は少し頭をひねったあと、

「そうだね西にあることもあるよね。」

と言ったとする。

そうすると、東にあると言ったのを信じていた人達

「それはダブルスタンダードだ!!」

と喚く。

いや確かにそうなんだけど、何が問題あるん?

前提となる暗黙知に齟齬が発生しただけじゃないの?

立つ位置が違うだけでスタンダードは如何様にも言い換えられる。

2007-03-09

つまりはこういうことだろ

http://anond.hatelabo.jp/20070309010816

みんな焼肉に行くと、割り勘を済ませた数日後に文句を言うやつら。

飲み会料理を食ってると、後から一人で食うなとか言い出すやつら。

後から文句ばっかりぶつぶつ言う、でも面と向かっては言わないうざいやつら。

こういうやつらって、いるでしょ?

全てを集団の暗黙知で済まそうとする、うざいやつら。

ギブ&テイクのところを、テイク&テイクなカスども。

過程の義務を負わずに、自分の欲しい結果だけを主張してくる馬鹿ども。

とにかく陰湿。

とにかく予定調和

とにかく他人のために何かすることは一切なく、影で文句だけ言う。

でもって集団の外では何も言えない、キモい、臭い、つまらないと。

関わることすら嫌な存在だけど、

つるんでいないと生きていき辛い社会だから一応仲間に入っているけれど、

誰もが「影で何言われてるんだろ」って他人の顔色見てばかりいる。

こういう集団に対する防御法ってなんかない?

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