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2019-06-10

キリスト教への不満

付き添いでキリスト教教会礼拝に何度か参加したのですが、どうしても考えが相容れなくて困っています

牧師にも直談判していくつか疑問をぶつけたのですが、細かいことだと言うのみでほとんど答えてもらえませんでした。

個人としては不可知論(神や真理には人間はたどり着くことができない)であるが、世界は決められたルールによって動いていて科学方法によって真理に近づくことはできるという立場信仰?)です。

キリスト教のメインの主張の1つは、「旧約聖書新約聖書聖典である」ということであると思います

福音派聖書が全て正しいという主張を信じるなら、普遍史聖書が叙述する内容に基づくキリスト教史観から構成された世界史)が妥当だと思えますが、科学的な歴史(宇宙論進化論)とは矛盾しています世界五分前仮説などを持ち出せば(聖書には叙述トリックが用いられているとすれば)説明がつきますが、人類を騙すように世界創造した神は、嘘のない聖書をもたらすとは思えません。

逆に聖書ストーリーであって字面とは違う本質理解しなくてはいけないという主張をする人も多いですが、どのように解釈すればよいかコンセンサスがとれるように思えません。

精霊によって正しい解釈は得られるという主張もありますが、霊感が得られたのか単なる思い込みなのかを区別する方法については語られず危険です。

教会で行われているのは、現代常識に沿って聖書解釈して活用しているようでしたが、もはや個人思想聖書記述よりも上位に置いているように感じられました。

実際、「神は正しいので、戦争は間違っていると神は考えている」という主張をしていましたが、戦争は間違っているということの正しさについては語られませんでした。

変なことは教えていないと牧師は語っていましたが、もし聖書から真実を学べるというのなら、現代常識と違う変なことこそを教えなくては意味がないのではないでしょうか。

また、牧師信者発言は、聖書に書いてあることそのもの聖書を読んでいる人の間でコンセンサスがとれているもの独自解釈のいずれであるかの区別がなされず、すべて同等の確度で成立する(あるいは自明真実である)かのようになされていました。

さらに、説教の中で「この話を神様今日私にするようにおっしゃいました」という主張がなされましたが、牧師には特別に神の指示があるのでしょうか。

この発言を許すと、神の名の下でのテロリズム否定することも難しくなりますが、特にから反論が出ていないようでした。

牧師に尋ねたところ、教会上層部がこの発言を許したから間違えていないという答えを得ましたが、納得がいきません。

私のような素人の思いつくような疑問に対しても、過去の事例などを教えてくれず、信仰すればわかるが説明は難しいとの答えが返ってくるのみでした。

すでに我々は答えにたどり着いているので批判対応する必要がないというスタンスのように思われました。

キリスト教側の立場からの誠実な反論はないのでしょうか。

追記

嘘も方便という東洋哲学的な思想理解はできるのですが、キリスト教では嘘をつくことは良くないという教えのようでした。

もし相手幸せにするためなら騙してもいいという考えで嘘の理屈を話していたとするならば、詐欺として訴えるのが妥当だと考えています

 
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