はてなキーワード: 昭和時代とは
今在籍している職員の社会的属性と査定状況の突き合わせをベースとして、入庁後に活躍できそうな要素、逆に活躍できない可能性がある要素について、各面接室のリーダーに共有していた。
また、受験者の内定受諾関係の統計から、実際に内定を受けてくれる可能性についても情報を与えている。私がK市の職員台帳(驚くほど何でも載っている……)のエクセルを弄りまわして統計分析にかけた結果、導き出したものだ。
このチェックリストに該当すると、面接官の主観的要素において面接結果に作用することになる。その一部を示そう。□がポジティブで、■をネガティブとしている。()内は備考。
以下のリストには、面接試験の最中に情報を得にくいものもあるが、2次試験で配布する指定用紙に記入欄を設けることでほとんどカバーできる。
【ポジティブチェックの例】
□ 男性であり、結婚している(必ず優秀というわけではないが問題職員になりにくい)
□ ひとつの組織で3年以上働いたことがある(入庁後に早期離職しない)
□ 出身校(小中高)の2つ以上がK市内にある(地元への愛着がある)
【ネガティブチェックの例】
■ 女性で子どもがいる(公務よりも子どもを優先する者が多い。入庁1年目での産休や育休など)
■ 男性であり、30才以上で親と同居(子どものような性格や行動をする人間が多い)
■ 他市町や民間企業の残り玉がある(内定受諾率が有意に低い)
■ 入庁後にK市に住む意思や予定がない(〃)
※1…あくまで面接官への情報提供である。面接試験は100%採点表に基づいて実施される。
※2…病気や障害、家庭環境など、本人の生き方と関係ない要素はどれだけ査定と相関関係が強かろうが情報提供はしていない。一応付言しておく。
第3章の終わりに、「とはいえ、内定を取るための裏技もあるんでしょう!?」と気になっている読者に、何点かの特別事項を示して結びとする。いわゆるコネというやつだ。
ここでは、合法的なコネ(採用試験の前に自分をアピールする方法)について2つの観点により説明する。非合法なやり方は示さない。
これが一番手っ取り早いうえに、やる気をアピールできる。ここでは、あなたが学生もしくは若年層だとする。
官公庁はあまりインターンシップをやらないし、やったとしても狭き門だ。しかし、一般向けのイベントであれば、ちょっとのやる気で意欲を示すことが可能だ。〇〇美術展や〇〇スポーツ大会、〇〇コンペなど、誰でもエントリーできる行事に参加してみるのだ。何年も参加していれば、幹部クラスの職員に顔や名前を覚えてもらえる。
ここでは3つ、前例を示す。
①.
K市の美術展で中学生の頃から入賞し、高校生の時には全国レベルの賞をもらった子がいた。その子の面接官を務めたのは、当時の美術展の所管課において責任者を勤めていた人物だった。その子は3種類の面接試験を危うげなくパスし、内定を獲得した。面接官いわく、「エントリーシートを見た時点で入庁してほしい」と感じていたとのこと。
②.
成人式の新成人代表で祝いの詞を述べた子。その子は、K市の広報誌の募集を読んで新成人代表への挑戦の意を表した。祝いの詞を自分で考え、成人式のステージで発表を行った。その子は、翌年採用試験を受けたが、残念ながら不合格だった。おそらくだが、祝いの詞の最後に、「将来はK市の職員になりたいです!」と言ってしまったため、自意識過剰であると捉えられた可能性がある。惜しいパターンだ。
③.
子ども議会で将来のK市についての政策提言をまとめた子。当時は中学3年生だった。それが大学を卒業する段になって、K市へのUターン就職を決意し、採用試験を受けた。その子が政策提言を発表した時に議場にいた職員らが、面接を受けた時には上級の職へと昇進していた。そのうち1人が、当日記の序盤で登場した副市長だった。その子は最終面接で最高の評点を与えられ、晴れて主席内定者となった。ただ残念なことに、その子は内定を辞退した。その人に内定を出した時の副市長の嬉しそうな顔と、また反対に落胆した顔は今でも忘れられない。
これが広義のコネだ。一般の人が想像しやすい形だろう。人事への働きかけができる人間に自分を推薦し、点数を底上げしてもらうのだ。これは、ある程度選ばれた人しか使うことができない。
ところで、世間的には極端なイメージでもって、こうしたコネ(縁故)が語られることが多い。まずは、昭和から平成初期までに行われていた伝統的なコネ採用について説明する。
(以下、説明)
昭和の時代にこうした採用が行われていたのは、公務員業界が人手不足だったからだ。K市の昭和60年頃の採用試験倍率は、2.5倍程度である。最低でも10倍はほしいところだ。あまりに倍率が低すぎてロクな人材がやってこない。そんな状況の中、冒頭で述べたA夫さんのような人が多く採用されていた。
当時の地方公務員(特に市役所)は、『民間企業で稼ぐ力や意欲のない、覇気のない人間がなるもの』とされていた。今でこそ、上場企業の平均年収≒地方公共団体の平均年収という関係が成り立っているが、当時は上場企業の方が明らかに高かった。私の記憶では、当時は年収ベースで1~2割程度は上場企業が上回っていた。え、なに? 私の年齢? フミコフミオ氏と同じ年だ……。一応、家内もいる。社会福祉協議会に勤めていて、ひたむきな性格の優しい人だ。
話を戻そう。そんな状況だったので、昭和時代の幹部職員は、役場内の優れた職員の子どもや、地元有力者の子弟や、町内会長の紹介など、使える手はすべて使って優秀な人材を確保しようとした。コネ採用は当時も違法行為だったけれども、時代が許していた。
それがバブル崩壊の数年後を機に、公務員人気が高まるにつれて違法行為の様相が強くなった。コネ採用が判明した一部の自治体は、首長などの幹部職員が引退や検察起訴に追い込まれるようになった。K市においては、1995年頃を境として、それまでとは比べ物にならないレベルの人材(一流大卒や民間経験5年以上など)を採用できるようになった。
(説明終わり)
とあるAさんが、いま在住している自治体の職員になりたくて、かつ上の条件を満たしている(親が優れた職員である、地元有力者に知り合いがいるなど。以下まとめて『有力者』とする)のであれば、以下の手順を満たすことで、法を犯すことなく自分をアピールできる。
[ステップ1]
Aさんが『有力者』に対し、自分を市の幹部に紹介してもらえないか尋ねてみる。
[ステップ2]
Aさん側の『有力者』が、採用試験の責任者(または特別職)と会談する。「あの人とこういう繋がりの〇〇さんという人が、今度採用試験を受けます」と連絡する。相手方は、「ほう、そうなんですね」と反応する。これでステップ2は終わりだ。
※これ以上は発言するべきではない。例えば選挙に出たい人がいたとして、告示期間前であれば、「〇〇選に出馬します!」と宣言するだけなら公職選挙法的にセーフとされているだろう。それに似ている。
[ステップ3]
ここからは時と場合による。文書に残さない形で協議を重ねることもあるし、協議自体が行われないこともある。なんというか、こういう形の行為というのは「空気感」である。
コネ採用を行ってはならない――という考えは、幹部職員や特別職の間でも共通見解である。ここまでリスクとリターンが嚙み合わない行為はない。表沙汰になった時点で、どんなに偉い人間でも職を辞さねばならない。検察への起訴もセットだ。
後は、Aさんが筆記試験で足切りにならない程度の点数を取ればよい。採用試験の責任者がAさんに配慮してかせずか、そういう結果になるように面接試験のセッティングを行う。以上だ。
身も蓋もないことを言う。地元有力者の子弟は、こんなことをしなくても普通に採用される。当人の能力や人格レベルが素で高いことが多いし、事前情報がなくてもわかるのだ。外見に、苗字と出身地、その他履歴書の内容だけで「あの〇〇さんの子どもか血縁者だな」と。苗字が珍しいことが多い。
市役所の採用試験であれば、能力よりも人格や人柄を見る。私が面接官を行っていた〇年間において、最終合格者の筆記試験最低点は35/100だ。35点しか取れなくても、一次試験の面接で5段階中の4がつけば無条件で二次試験に到達できる。理論上は0点でも通過可能だ。さすがに二次試験で落ちるだろうが……。少なくとも、K市の採用試験はそういうルールで運用していた。
ちなみに、35点の子は笑った顔が素敵だった。話し方はふんわりとしていて、それでいて長すぎず短すぎず、話の内容も伝わりやすかった。こちらの質問の意図も理解している。性格適性検査の結果も正直者と出ていた(あれは信用できる。統計学の力は偉大だ)。市長も、副市長も、かくいう私も、あの笑顔にノックアウトされてしまった口だ。今思い出してもあれはずるい。
(ゴミ大学に衛生改善日記と、古豪増田の復活が目立った今場所。そんな中でも新たなヤバい奴は次々と出現しています。→前回の【幕内】・【十両以下】)→【今回の十両以下】)
昭和時代やイオン、女装子などの例外を除き、森羅万象を罵倒して回る増田。自身の経歴からか、特に法や行政、裁判所を目の敵にしている。
何度も削除を食らっては毎回戻ってきており、かつての安倍botや低能先生に劣らぬ危険人物。
ここ最近は投稿頻度が若干低下しており、増田では影が薄くなっている印象もあるが、自分語りによれば殺害予告による二度の逮捕歴に加え、今なお各所でトラブルを起こしているらしい。
仮に事実なら、リアルでの迷惑度ではかつての低能先生に次ぎ、未だ他の現役増田の追随を許さない存在である。
文頭をスペースで空けるため、「字下げ増田」と呼ばれる(ごく稀に空けないこともある)。得意技は怪文書じみた判決文やセルフ精神鑑定。
異常なまでに膨れ上がった自己顕示欲にユーモアが全く追いつく様子のない、THE・クソ増田。人呼んで増田のチンフェ。相変わらずくだらない造語遊びばかりやっている。
自分語りによれば「当たり屋紛いのことをして事故って入院」など奇行を繰り返しているようで、どうやら現実世界でも相当ヤバい存在らしい。
当該人物に粘着する内容のコピペ爆撃を繰り返す増田。「セクハラやストーカー被害を受けている」などと主張しているが、もちろん何の根拠もない。
最近では当該人物の父親と思われる人物にまでターゲットを広げつつある。
連投に加えて全く無関係な増田にも同じノリでトラバを飛ばすことがあり、いい加減迷惑にもほどがあるのでこの度横綱昇進。
教育や音楽に一家言ある増田。また中国の全体主義を称賛している。
その正体は「自称ピアニスト」の某ベテラン荒らし(Wikipediaなどで低能先生級に暴れていたらしい)とされており、
「孤独」だの「絶望」だの「この世は弱肉強食」だのと、メンヘラポエムを垂れ流す死にたい系増田。
文章のイジケっぷりにも関わらず、同じような投稿を何度も何度も繰り返しており、なかなかどうしてしぶとい。
「成人して約1年」らしい。
「女性は下方婚しない」を筆頭に様々な持ちネタを操る反フェミ系増田。キャリアも長く、反フェミの中ではおそらくこいつが最大勢力と思われる。
パンティー
どういうわけか発達障害の男女を異様に憎んでいる増田。かつて「ハッタショ」と連呼していたのが名前の由来。
「イスラム国行け」「大使館に駆け込んで『僕をスパイにしてください』って言え」「B型作業所でハナクソ入りのパンとかクッキーでもこねてろ」などの表現がなんとも厨二臭く痛々しい。
ナニがきっかけでそうなったか知らないが、男叩きや特定個人の誹謗中傷を目的としたTogetterのまとめを複垢で作りまくっては、それを増田やはてブで拡散しようと企む某ツイフェミ。
すでにTwitter・Togetter・はてブで凍結や垢BAN、404化を経験しており、そのたびに別垢を取り直して居座る札付きの悪質ユーザーである。ただ「Twitter」「Togetterのコメント」「ブコメ」「トラバ」
のそれぞれで一字一句全く同じ文章を使い回すという、なんともオマヌケな習性があるため、復活してもそのたびに足がついてしまう。
はてブでも前述の通り、複垢を悪用した挙句404化を食らった前科があり、さらにその後も次々とidを再取得しては404化という、どっかの先生みたいな流れを繰り返している。
なお、この他にも5chやBBSPINKなどの掲示板・note・Yahoo!知恵袋などネットの各所に入り浸り、同様の活動を行っている模様。わざわざネットの臭いとこばかりに首突っ込みたがる癖いい加減やめたらいいのに……
🍊
突然現れては規約違反を厭わずブクマカや増田をグッサリ刺してくる、通り魔のような増田。
左派・リベラルidや界隈の人物を叩くことが比較的多いが、他にも様々なものに噛みついており、思想以前に「バカが偉そうに語っているのが許せない」らしい。
超長文で口も悪いものの、文章のキレに関しては一定の評価を得ており、出てくるたびにブクマを稼いでいる。
うっかり変なブコメをすると、たまに長い追記で晒されボコボコにされるため、全く油断ができない。
中の人は某idとの噂で、実際この増田と同様の主張をしているブコメがいくつかある他、増田への書き込みを公言する、おそらく本人と思われる増田に無言ブクマを残すなど、あまり隠す気もないようである。
はてブでもこの増田をウォッチしている者が何人かおり、「熱烈なファンに扮したアンチ」のような、もうわけのわからない奴まで出てきている(ただしこいつは認定がかなり雑)。
何の話題でも強引に新自由主義叩きを展開し、毎度おなじみの長文を投下する。さながら青汁のCMのような増田。
↑のカテゴリーで毎日のように、ほぼ全く同じ内容の投稿(JRに対する要求のような何か)を繰り返す増田。さながら昔の飯塚増田のような執念深さである。
まさかの復活。「アラサーになった」らしいが、編入したいだの整形したいだの言いながらいつまで経っても実行に移さないウジウジ具合は以前と全く変わっていない。
「711」「R30のところにコピペしないの?」「いつもの地ならし」「○時まで寝ていたんだ」「見つかりそうか」「ということにしたいのですね」「おばさんはいいんだよ」「女子大生の設定では」などと、意味不明なクソリプを飛ばしてばかりいる。
「R30」というのはどうやら大昔のブロガーのことらしいが、そのブログは2008年に更新が止まっている。仮にこの人物であった場合、粘着歴の長さはもはや言語に絶する。そしておばさんというのはどこの誰なのか。
また「プライベートで○ブクマwww」「自演ツリー」などと、むやみやたらにセルクマや自作自演を疑うのも特徴。
左右問わずこの手の人物にありがちだが、「自分の気に食わない奴は全員同一or特定の人物」という思い込みが非常に激しい。
id:Ereniおよびid:iteau両氏の名前を出すことも度々あり、本人の脳内では毎回特定の相手に粘着しているようだが、実際には明らかに政治や思想と無関係な増田に因縁をつけることも多く、結局のところ噛みつく基準は謎。
無駄に長い語りに過剰な自意識を挟んだクソエモ長文増田。ひとつバズると便乗して同じような長文が次から次へと湧いてくる、まさにゴキブリのような存在。
最近は炎上騒動のせいか、シャニマス長文とあんスタクソ長文がやや多め?
またツイステのアニメ化発表で案の定そっち系のクソ長文が一時増えたが、ゲームの方はすでに引退済みという増田も多かった。今はサイスタでもやってるのだろうか。
以前に増田で「他力本願」「内臓売れ」などと罵られたらしく、そいつに何度も怒りの声を上げている増田。こいつも相当執念深い。
はてブでもあまり関係のないページにまで反ユダヤ・反Google・反アベあたりの定型文ブコメを垂れ流しており、こちらの活動の方が目立つ。
何度もBANはされているようだが、そのたびに復活しており野放し状態。
左翼・右翼・ツイフェミ・老害など、とにかくいろんな集団の特徴をひたすら挙げている増田。
「ホモソーシャル」「アジア主義」「共同体主義」「パリピ」「団子鼻」など様々な用語を操るが、それらの意味が合っているのかよくわからない。というか、なぜ団子鼻?
めぐみんに罵倒されたいらしい増田。他にも低能先生の語尾をパクりつつドM性癖を披露する「低能ドM先生」など、この手の増田が妙に多い。
以前は『コモンビート』という、ピースボートかそこら系のNPOのURLを添えていたこともあったが、これが規約に引っかかったのか投稿が全て消えたことがある。
潰れそうな企業などのネタを拾ってきては、デリヘルなどの風俗ネタとダジャレで締める、落語のような釣り増田。
「中の人っぽいネタ」「風俗」そして「ダジャレ」と、ブクマカの急所を気持ち悪いほどの正確さで突いてくる。
この手の釣りがあまりに乱発された結果、無関係な増田までもが「で、いつ風俗ネタに移るの?」と疑われるという、深刻な風評被害を及ぼしている。
朝レスバは楽しいってあったから暇つぶしにしてみたけど、フェミって言っても人によって結論が違うせいで
議論もくそも出来なさそうですね・・・・まあ当たり前のことですが。
そもそも誰が発言してるかの区別がつかないせいで煽り合いにしかならんわ。
なんか変なことにつき合わせちゃって申し訳なかったね。
ただちょっと気になったのは、2次絵について個人的に思うのは、アニメがあるからスカート捲りがあるわけではないよ。
おそらく昭和時代からあっただろうし、またあれってポケモンのバグ技が全国で広まったみたいな感じで
あれって口コミで広まっている。子供って親に嫌がらせしたい時期があるでしょ?あれと近いノリでスカート捲りってある印象で
アニメが最初に始めた表現だとは思えないかな。だから個人的には無駄なことなようなことにも思える。
まあそもそも性的搾取という言葉は曖昧だから対面でもないと議論不可っぽいけど。
あれは昭和の時代だから、許される存在であって現代では単なるクレーマー、DV、厄介者、身内の恥にしかならないわけだよ。
人情がどうたらこうたらと言うけど、それは最後の最後にちょろっと出てくるだけで作中の殆どは勝手にしゃしゃり出てきて、厄介事を起こして
勝手にヒロインに恋心を持って自分に酔った挙げ句に振られるかカッコよく去ったフリするだけで、実際はあれほど迷惑者はいない。
妹から迷惑は止めてねと指摘されても、あれだこれだと言い訳をし屁理屈をべらべら並べ、おじさんおばさんにも癇癪を起こして迷惑をかける。
出てこないで良い時に勝手に出てきて面倒事を混ぜていく姿は、昭和のゆとりがなけりゃ認められないよ。
あのくらいの人がいても良いじゃんって言う人もいるかもしれないけど、あれが身内にいてごらんよ。
昭和時代末期から平成時代に作られた山を切り崩して作った様な地方都市郊外のニュータウンで、二階建て二台駐車可の同じデザインの家が何百と林立しているだけの様な街のことだ。
徒歩圏内にあるのは小中学校・郵便局・町医・児童遊園・コンビニやスーパーマーケットなどの最低限生活に必要な施設だけで、鉄道駅や繁華街へは自転車でのアクセスも困難で、移動には自家用車が必須の街だ。
仕事人間の男にとってはそれなりには幸せだろう。新築一戸建てに妻子と共に住むという夢を比較的安価に叶えて、平日は職場へ車通勤し休日は妻子と共にイオンモールへ車で出かけ、それ以外の時間は夢の持家で妻子と共に過ごすのだ。
妻は家事育児で娯楽の無い画一的なニュータウンに縛られ、唯一の娯楽は夫と子を連れてイオンモールへ出かけるだけだ。
子供にとっても、学校と自宅とを往復するだけのつまらない人生だろう。娯楽があるとすれば、近くの山や森へ出かけることくらいだろうか。山を崩して作ったニュータウンとしての利点はその程度のものだろう。
そうしたニュータウン出身の人は楽しかったのだろうか? 進学や就職の為に都市部へと引っ越してしまうのだろうか? はたまた、社会人となってからもニュータウンに住み続けている人もいるのだろうか?