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2019-11-08

anond:20191108123943

広告に関する苦情で最も多いのが、アドトラックについてです」というのは、東京都都市整備局都市づくり政策部緑地景観課の担当者だ。アドトラックは、広告目的走行する「広告宣伝車」と言われ、ラッピングバスや車体に広告掲載したタクシーなども含まれる。東京都では、東京都屋外広告物条例施行規則などで街中の広告規制を行っているが、広告宣伝車については、「消防自動車又は救急自動車と紛らわしい色を使用しないこと 」とあるだけで、内容についての規制はない。

しかし、10年近く前から、街中を大音量の音を出し、派手なデジタルサイネージや電飾を用いて走るアドトラックに対し、苦情が多く寄せられるようになったという。そこで東京都では2011年屋外広告物条例施行規則改正して、広告宣伝車のデザイン自主審査制度スタートさせた。審査は、業界団体などで構成する「公益社団法人東京屋外広告協会」(東京都千代田区)が実施。この自主審査を通らなければ、アドトラック東京では走れないことになる。

例えば、風俗店求人サイトアドトラック審査を受けた場合はどうなるか、東京都担当者確認したところ、「自主審査を通るのは難しいのではないか」という回答だった。公開されている審査基準で、基本方針の「年齢、性別に係らず人々に不快感を与えないデザインとすること」や、「広告の表示内容」の「公序良俗に反しないこと」「児童及び青少年保護観点から適切な内容とすること」などが抵触する可能性があるという。それでも、都内では風俗店求人サイト宣伝を始め、東京都が導入している自主審査を通るとは思えないアドトラックが横行している。一体、なぜなのか。

「そうしたアドトラックナンバーを見ると、ほとんどが他県だと思いますあくま東京都登録された車両しか審査対象になりません。そして大体、アドトラック問題都市のものなので、他県ではほとんど規制がない。他県で登録した東京都への流入を手をこまねいて見ているしかないのが実態です」

思わぬ「抜け道」をアドトラックは走っているようだ。

 
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