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はてなキーワード: 政策研究大学院大学とは

2020-02-22

この1か月、安倍ちゃんがやったこ

日時場所相手時間(だいたい)
01/30新型コロナウイルス感染症対策本部10
01/31新型コロナウイルス感染症対策本部15分
01/31公邸で会食政策研究大学院大学田中明彦学長2時間20
01/31新型コロナウイルス感染症対策本部15分
02/01新型コロナウイルス感染症対策本部15分
02/03ふぐ料理店「つきじやまもと」で会食森喜朗元首相ら2時間
02/04公邸で会食静岡銀行会長2時間
02/05新型コロナウイルス感染症対策本部13分
02/06新型コロナウイルス感染症対策本部10
02/07鉄板焼き「さざんか」で会食稲田朋美自民党議員3時間
02/12新型コロナウイルス感染症対策本部10
02/12公邸で会食政治評論家の杉浦正章ら2時間
02/13新型コロナウイルス感染症対策本部15分
02/13赤坂四川飯店で会食自民党細田派、麻生派衆院3回生1時間
02/14新型コロナウイルス感染症対策本部15分
02/14帝国ホテルで会食日経新聞社長3時間
02/16新型コロナウイルス感染症対策本部15分
02/17公邸で会食GMOインターネット社長1時間20
02/18新型コロナウイルス感染症対策本部15分
02/18グランドハイアット東京で会食太田昭宏公明党議員2時間
02/20鉄板焼き「花郷」で会食城内実自民党議員2時間
02/21中国料理 陽明殿で会食自民党山口泰明組織運動本部長、稲田朋美幹事長代行、三ツ林裕巳神山佐市衆院議員と会食。西村官房副長官同席。1時間

2/18以降のコロナ会議情報なし。

コロナ=148分

会食=19時間以上

2018-02-15

anond:20180215032409

三浦瑠麗夫婦同時受賞した経済学

・ともに佳作

・他の受賞者なし

・その年でこの賞は廃止




三浦瑠麗は、東大農学部にいた時は旧姓の濱村瑠璃と名乗っていた。

 1980年生まれ湘南高校出身で、東大在学中にベインキャピタルミット・ロムニー共和党大統領候補所属していたファンド)に現在務める、福岡出身三浦清史(親族がどうもアメリカ人生物学である)と結婚している。

 湘南高校エリートといえば、石原慎太郎岡本行夫浜田宏一戦後は輩出した進学校であり、戦前海軍兵学校予備校的な存在だった。

湘南高校出身者のネットワークとして、「湘友会」があり各地方海外クラブ別、企業別の支部存在するという。

 三浦女史の兄弟金融庁勤務を経て今はシカゴ留学中の妹がおり、弟は東大国際関係論を学んでいるようだ。

 

要するに、現在日本の「東大パワーエリート」とはこういうものだ、という見本のようなファミリーである

 私が三浦女史がアメリカ日本のそのカウンターパートの受け皿としてかなり計画的に、かつ組織的に育てられた人材であることを直感したのは、

彼女と夫が東洋経済主催した「高橋亀吉賞」という経済学論文賞を同じ年に夫婦で同時受賞していることだ。

 しかもともに「佳作」。

 他に受賞者がいないというのも驚きである

 このような夫婦同時受賞というのは普通有り得ないことである

 この論文審査体制に疑問が生じるが、やはりというべきか、2014年を持ってこの論文賞は廃止されている。

 

このように経済安保農政と様々な人脈があって、東大国際政治学者・三浦瑠麗は準備されていた、ということだ。

そしてイスラム国事件を論じる「ニューリベラル論客」としてデビュー

https://blogs.yahoo.co.jp/kinakoworks/13112404.html

2010年度 第26回 高橋亀吉記念賞 佳作 2点

三浦 清志氏 経営コンサルタント

社会保障分野を成長エンジンにするための戦略文化改革

三浦 瑠麗氏 法学博士東京大学大学院法学政治学研究科 ポスト・ドクトラル・フェロー

「長期的視野に立った成長戦略 ― ワーキングマザー倍増計画

選考委員

武藤敏郎大和総研理事長

大田弘子政策研究大学院大学学長

若田部昌澄 氏 早稲田大学 政治経済学術院教授

http://www.toyokeizai.net/corp/award/takahashi/2010/

安倍マリオ森喜朗会長総理提案五輪組織委の武藤敏郎氏が語る

http://www.huffingtonpost.jp/2016/08/22/abe-mario-and-mori_n_11657360.html

平成29年11月29日規制改革推進会議 大田弘子氏と安倍総理

https://www.kantei.go.jp/jp/content/29kiseikaikaku01.jpg

金融緩和積極的リフレ派として知られる早稲田大学の若田部昌澄教授

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-12-13/P0VQ9Q6TTDS001

2017-07-26

前川平氏議事録もっと楽しむ

自分ブログに書いても読まれないので増田で。

前川平氏が登場する議事録を発掘したエントリーが人気を博しています

前川平氏 発掘された12年前の「笑ってはいけない議事録」が話題

http://nots.hatenablog.com/entry/2017/07/26/120000

元の議事録こちらのリンク

第14回 教育WG 議事次第

http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/old/minutes/wg/2005/0712/agenda.html

読んでいただければ分かりますが、前川氏はWGの民間議員から質問に全く答えず堂々巡りをする香ばしい議事録となっています

エントリも紹介していますが以下のような流れです。

福井秀夫政策研究大学院大学教授)専門委員「我々は日本教育制度議論しているわけだが、その養成制度免許制度の効果測定について、実証的で科学的なものを一度も見聞きしたことがない。それは文科省責任できちんと調べていただくべきものだと思う。」

次の質問ですが。

前川企画室長 ちょっとお待ちください。もし今の教員免許制度意味がないとか、必要がないとおっしゃるのであれば、そちらの理由を挙げていただきたいと思います

中略

前川企画室長 疑問を提示されているのであれば、疑問を提示するだけの理由を出していただかなければ我々は答えられません。

〇安念専門委員 エビデンスがないものを初めから信じるなどというのはばかけたことでしょう。

このあと延々と堂々巡りをするのですが、まあ酷いものです。典型的ダメ議論です。誰が悪いって?もちろんWGメンバーです。

これ、WGメンバーがやっているのは藁人形論法です。詭弁の一つです。「免許制度の効果測定について、実証的で科学的なものを一度も見聞きしたことがない。」一見正しいことを言っているように見えますが、「免許制度の効果測定」という藁人形を持ち出しています。これは「免許制度における教育実習の回数について、多い場合と少ないで優位な差はあるのか?」などであれば妥当ですが、余りにも漠然としすぎていて妥当ではありません。

この手の要求は良くシステム開発で、「このシステムではこの数字が見れればいいよ」「この数字をだすなら帳票形式なのは当たり前だろ?」「帳票だすならグラフが見れるのは当然じゃないか」等と、要件定義の段階で「この数字が見れればいいよ」を詰めないせいでデスマーチするあれと一緒です。

明確に定義をしない「免許制度の効果測定」について永遠要求を出し続けるわけです。「エビデンス」「エビデンス」と連呼するわけですが、明確に定義されていない効果測定エビデンスなど出せるわけがないです。

いません?明確なゴールを決めずに新人資料を作らせて、「これは思っているのと違うな」とか言って作り直しを連発してマウントとる上司。やり口が全く一緒です。

前川氏の蒟蒻問答を笑いどころですが、議論を重ねるのではなく、詭弁を弄してマウントを取りに行っているWGの腐臭も笑いどころの議事録です。

2013-02-16

http://anond.hatelabo.jp/20130216192713

天下り】hamachanこと濱口桂一郎税金泥棒】

twitter:濱口桂一郎@eulabourlaw

http://togetter.com/li/436609

労組の】hamachanこと濱口桂一郎3【御用学者

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/sociology/1294017796/

予算のムダを洗い出す「事業仕分け」第2弾で仕分け人を務める与党議員が15日、対象となる54独立行政法人の視察を始めた。

厚労省所管の「労働政策研究・研修機構」が募集して発表している論文が、1本あたり6000万円以上もかかっていたのだ。

>視察団のひとり民主党尾立源幸参院議員は、「民間ならば2000万円もあればできる内容だ」と怒り心頭。

仕分け対象独法デタラメ 「労働機構論文1本6000万円」(日刊ゲンダイ 04月19日10時00分)

http://news.biglobe.ne.jp/politics/351/gen_100419_3514249739.html

池田信夫

著者は厚労省から政策研究大学院大学派遣されて「なんちゃって教授」をしばらくやっていたが、

最近は「労働政策研究・研修機構」という独法に戻ったようだ。そこに勤務していた若林亜紀氏の

公務員の異常な世界』によれば、研究員が足りないと事務員を「昇格」させて埋め、

彼女がまじめに研究して本省に都合の悪い結論を出したら、報告書を握りつぶす所だそうだ。

無駄組織には、無駄な人物が棲息しているわけだ。この独法は、行革で何度も廃止の対象に

あげられながら労組の反対で生き延びてきたが、「聖域なき無駄の削減」をとなえる民主党政権はどうするのだろうか。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/hamaguchi.HTML

田中秀臣

濱口桂一郎所属機関は、労働政策研究・研修機構ね。

僕はこの機構の廃止を以前から主張していますし、僕の周囲でも廃止を唱える人は多いわけです。

そこらへんのことも頭にいれて、彼のへんな主張を理解するとよくわかるのではないかと思います

https://twitter.com/hidetomitanaka/status/21620816602

天下り】hamachanこと濱口桂一郎税金泥棒】

twitter:濱口桂一郎@eulabourlaw

http://togetter.com/li/436609

労組の】hamachanこと濱口桂一郎3【御用学者

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/sociology/1294017796/

予算のムダを洗い出す「事業仕分け」第2弾で仕分け人を務める与党議員が15日、対象となる54独立行政法人の視察を始めた。

厚労省所管の「労働政策研究・研修機構」が募集して発表している論文が、1本あたり6000万円以上もかかっていたのだ。

>視察団のひとり民主党尾立源幸参院議員は、「民間ならば2000万円もあればできる内容だ」と怒り心頭。

仕分け対象独法デタラメ 「労働機構論文1本6000万円」(日刊ゲンダイ 04月19日10時00分)

http://news.biglobe.ne.jp/politics/351/gen_100419_3514249739.html

池田信夫

著者は厚労省から政策研究大学院大学派遣されて「なんちゃって教授」をしばらくやっていたが、

最近は「労働政策研究・研修機構」という独法に戻ったようだ。そこに勤務していた若林亜紀氏の

公務員の異常な世界』によれば、研究員が足りないと事務員を「昇格」させて埋め、

彼女がまじめに研究して本省に都合の悪い結論を出したら、報告書を握りつぶす所だそうだ。

無駄組織には、無駄な人物が棲息しているわけだ。この独法は、行革で何度も廃止の対象に

あげられながら労組の反対で生き延びてきたが、「聖域なき無駄の削減」をとなえる民主党政権はどうするのだろうか。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/hamaguchi.HTML

田中秀臣

濱口桂一郎所属機関は、労働政策研究・研修機構ね。

僕はこの機構の廃止を以前から主張していますし、僕の周囲でも廃止を唱える人は多いわけです。

そこらへんのことも頭にいれて、彼のへんな主張を理解するとよくわかるのではないかと思います

https://twitter.com/hidetomitanaka/status/21620816602

2009-11-11

Twitter上で起こってる経済学者?同士のデフレを巡る討論のまとめ

一日目

@koiti_yanoがblog上で

毎度毎度デタラメな知識ばかりを披露する某blogに「デフレFAQ」という間違いだらけのエントリーを見つけたので、正しい知識を皆さんに付けていただきたいと思い、よくある質問集(FAQ)を書くことにしました。

http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20091109/p1

と書き、リンクとして「デフレFAQ」というキーワードGoogle検索を載せる(後に反省→訂正)。

デフレFAQとは、先日、@ikedanobがアップしたエントリーであり、@koiti_yanoが主張するいわゆるリフレに対する問題点が書かれてある。

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51308946.html

ただし、@ikedanobと@koiti_yanoはお互いフォローしていないため、@yagenaが頂けないと発言やいわゆる池田信者によって@ikedanobがこのエントリー気づき、以下の発言をtwitter上で行う。

@koiti_yano あなたのブログ記事の「毎度毎度デタラメな知識ばかりを披露する某blog」とは、リンク先からみて私のブログのことだと思われますが、記事には何も反論が書いてない。「デタラメ」とは具体的に何ですか。

http://twitter.com/ikedanob/status/5572777957

@koiti_yanoは仕事に行ったため、夜までこの発言に返信しない(できない)。

@ikedanobは仕事中(大学勤務中)も関係なしにtwitter更新するので、痺れをきらし、

@koiti_yano 経済社会総合研究所矢野浩一氏にもう一度、質問しますが、誤って他人を中傷した場合は、本人に謝罪すべきではないのですか。それともESRIでは、他人を根拠なくデタラメ呼ばわりするのが当たり前なのですか。

http://twitter.com/ikedanob/status/5582620242

矢野浩一氏は、逃げてしまったようですね。今は亡きリフレ派には、次の言葉を贈っておきましょう:戦略の失敗を戦術で補うことはできない――『失敗の本質

http://twitter.com/ikedanob/status/5584075163

などと発言。

@koiti_yanoが仕事から戻り、とりあえず、

一応、何が起こったかだいたい把握しましたが、本当に間違いを指摘していいのだろうか?

http://twitter.com/koiti_yano/status/5589750023

と発言。

二日目

@koiti_yanoは朝、発言しなかったが、@ikedanobはblogid:Yasuyuki-Iidaに反論 (http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51310197.html)。@koiti_yanoについても

...横からからんできた矢野浩一氏も中途半端に謝ったたまま逃げてしまったので...

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51310197.html

と言及。

このエントリーを知ってか知らずかid:tanakahidetomiは「年取った嘘つきを説得するのは無理w」とする感想を投稿。

やはり嘘つきをまともに説得しようとしても意味ないよ。それとその嘘つきを「観戦」しているとおもっている全能感まるだしの匿名連中も説得は基本的に無理。

http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20091111#p2

@koiti_yanoはblog自分論文の査読者募集の中に

毎度毎度のことですが、「逆GDPギャップ」とかいう珍妙なことを言い出した人がいるので、正直に言って何とかしたいのですが、...

http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20091112/p1

と言及。逆GDPギャップとは、@ikedanobのエントリーで言及された言葉 (http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51310197.html)。←いまここ

この討論を取り巻く、プレーヤー達。

@koiti_yano、内閣府経済社会総合研究所主任研究官。
@ikedanob、上武大学教授
@kazikeo、慶應義塾大学経済学部教授

基本的に@ikedanobの見解を支持しており、@koiti_yanoとはtwitter上でお互いの立場を確認し合っている。

@yagena、政策研究大学院大学助教授

中立のようなポジションを取っており、学術的な議論を期待している。

id:Yasuyuki-Iida駒澤大学准教授
@koiti_yanoと同じ、いわゆるリフレ派であるが、twitterアカウントを持っていないため、参加はしてない。

http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20091109#p2

で@koiti_yanoを援護。

@kazuyo_k、中央大学大学院戦略経営研究科客員教授

事の発端を作った人。@koiti_yanoを支持。

id:tanakahidetomi、上武大学教授

以前から@ikedanobと対立してきたが、今回の論争には参加していなかった。ここに来て注目の的に?

(勝間さんから始まる)これより前の議論や量的緩和が望ましいかどうか等は他のエントリーをご覧下さい。

2008-12-23

朝日新聞GLOBE(12/22) 金融危機中央銀行

朝日新聞GLOBE金融危機中央銀行」のうち、http://globe.asahi.com/ 上に掲載されていない部分を以下に載せます。

(G-2面の囲み記事)

ハプニング総裁に就任

白川は、数年前まで、日銀内部で副総裁候補ですらなかった。

入行の2年後輩の稲葉延雄(現・リコー特別顧問)が、副総裁、そして総裁候補の「本命」だった。稲葉は、若いころから金融政策を担当し、1998年施行された日銀法の改正作業でも、日銀内で中心的な役割を担った。

他にも、やはり日銀法改正にかかわり人脈の広い三谷隆博、国際派の平野英治ら、理事を経験した有力候補がいた。

最近になって白川の存在感が増してきたのは、日銀幹部に、海外中央銀行幹部と対等に話ができる経済学の専門知識が求められるようになったためだ。ただ、福田政権が今年春、白川を副総裁に指名したのは、意中の総裁候補が武藤敏郎(当時、日銀総裁)だったことも大きい。

財務事務次官経験した武藤は各界の太いパイプがあり、調整能力にたけている。理論派の白川は、武藤と組み合わせるとちょうどよいと目された。この時点では、あくまで白川は「知恵袋」として、総裁を補佐することが期待されていた。

ところが、運命は、本人も予想しない方向に転がっていく。

参議院で多数を握る民主党は、「財政金融の分離」を唱えて財務省OBの起用への反対を崩さず、武藤総裁案を葬り、やはり財務(大蔵)事務次官経験した田波耕治案も一蹴した。

主要7ヵ国財務相中央銀行総裁会議(G7)が近づくなか、総裁空席が長引くダメージは大きい。となると、民主党が同意できる、残る総裁カードは、白川しかなかった。

当時、白川は58歳。50代の若さ総裁の退場は52年ぶり。金融政策などを決める政策委員会の5人の審議委員のうち、4人は白川よりも年上だ。

いきなり約5000人の職員を擁する組織のトップに就いた白川の指導力、調整力には不安もある。首相麻生太郎は、白川自身の意向も聞き、山口広秀を副総裁に任命した。

山口日銀出身だが、政府との実務交渉経験が長い。今後、内部管理的な業務や政府との意思疎通などで、山口が担う部分も増えていくとみられる。■

華やかな場所は苦手

総裁である福井俊彦は、社交的で人づきあいがよく、経済界にも豊富な人脈があることで知られた。財界人とも頻繁にゴルフをした。

白川は少人数の食事会での議論は好きだが、パーティなどの華やかな場所は苦手。若いころはテニスを楽しんだが最近はやらず、ゴルフも年に数回程度。週末の楽しみといえば、「双眼鏡を持って、妻とバードウォッチング」といったところだ。

もっとも、この秋からは金融危機の対応に追いまくられ、バードウォッチングどころではない。

白川は1949年福岡県小倉で生まれた。姉と弟の3人兄弟。父は、地元東洋陶器(現・TOTO)に勤めるサラリーマンで、後に社長となる。地元の公立小中学校から県立小倉高校に進んだ。

高校時代の同級生で、以来親しくつきあう読売新聞大阪本社執行役員松尾徹は「誠実で、はったりがない。困った顔をすることはあるが、怒った姿をみたことがない。線が細そうにみえるが、案外、楽観的で腹がすわっている」と白川を評する。

東大文科一類に入学したが、経済学部に進む。法律より経済学に面白みを感じたのが理由だ。

21歳の夏休み帰省先の小倉から上京するブルートレイン(寝台列車)の中で、津田塾大の学生だった美恵子と知り合い、日銀に入ってまもなく結婚した。日銀就職したのは「ビジネスは大切だが、自分民間企業に向かないと思ったから」。

入行4年目で米シカゴ大学留学して経済学修士号を取得。博士号を取るためにもう1年の延長を願い出たが上司に断わられ、日銀を辞めてシカゴに残るかどうか悩んだ。

その当時、白川の1年先輩で、相談を受けた大塚二郎(現・政策研究大学院大学教授)は、「日銀を辞めて学者になったら」とアドバイスした。「組織の中で出世するタイプには見えなかったしね」と大塚は笑う。

服装にはさほど構わないが、ネクタイにはこだわりがある。海外出張の時に免税店自分で買う。今年10月の「クールビズ」明けの記者会見では、小倉高校の同級生たちから贈られた小倉織のネクタイを締めた。

週刊誌に「いつもの寝グセを何とかしたほうがいい」と書かれると、友人が「寝ぐせ直し」用の整髪料をプレゼントしてくれた。以来、毎朝それを愛用している。■

 
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