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はてなキーワード: 披露とは

2023-10-19

まり全部日本日本男が悪い

弱者男性ガザ地区に行け

戦闘で役に立たなくても土嚢くらいの価値はあるだろ

日本政府弱者男性を送り込むべき

弱者男性の最大の問題点って

一度産まれたら60年近く生きることなんだよな

もしネズミみたいに1年2年で死ぬなら問題なかったと思う

弱者男性みたいに生涯無縁が判明した瞬間に寿命1,2年に切り替える仕組みが人体にほしいわ

・お前の言ってることが間違ってて完全な女性ヘイトなんだからうるせえじゃなくてごめんなさい生きててすみませんだろ気持ちわりーな

被害者はこいつみたいな認知が歪んだヤバい人間に、風俗文化エロ文化を通して作られたイメージで歪めて見られる日本に住む女性たちだろう。

・それ性差問題じゃなくて文化問題

普通の男は女から好かれてる

日本文化の男が女に嫌われるような事をわざわざして、その結果、望み通りに嫌われることができている、ってだけだから

男は女から好かれたい人の方が多いのに、女から嫌われる男文化をわざわざ作るなんて逆にすごいよ

格差がよくわかるニュースだよね。日本戦後最も成功したファシズム国家じゃないだろうか。

・女は大して働いておらずって相当なヘイト発言だと思うが。

・そのレベルだと男を批判してるフェミニストまでヘイト発言集団なっちゃうでしょ

もうちょっと考えて

・どう見てもヘイト批判の違いが理解できてないお前が間違ってるんだけど、日本バカって他の国のバカと違ってバカ自覚に乏しいから心底気持ち悪いよな

経理何も分かってないバカどもが、オッサン相手だと何兆円の不正でもダンマリユルユル

ピンクだと実質損額0円でも、不正!!!女性優遇!!!ギャオオオオオオオン!!!!!

の方が正確なんじゃない?

そりゃバカアノン叩かれるわ

男尊女卑の薄い他国目線だと「男は女にうっすら嫌われてる」は間違いなのでNO

だって先進国一評判悪いじゃん、日本企業

体育会系根性論滅私奉公北朝鮮使い捨てられて幸せです、私さえ安泰なら他人はどうでもいいですが混ざり合っためちゃくちゃなマインド持ちの日本人がおかしいだけ

AV女優相手にするのはちゃんとしたとこになればなるほど相手プロ男優。ジャクダンに受ける絵作りに精通していながら、女優、女が嫌がるポイントもしっかり把握してフォローをしている。

風俗嬢が相手にするのは、キモい見た目そのままの生のジャクダンミソ男。クソがクソのまま熟成されたどうしようもないゴミクズがチンチン出してコイキングのように舐め回しキスをしてきてAVで学んだガシマンを披露し、乳首を擦り切れるまでストーキングしたのち、お願いだから入れさせて等しつこく迫り、エッチが好きなので風俗嬢になった女の子認定してきて、気持ちいいことしてお金貰えるなんて女はイージー説教かます

そしてそれを1出勤あたり複数人相手をしている。

男性観に差が出ないほうがおかしい。

・女が楽で誰でも稼げると思ってんのか?なわけねえだろ風俗嬢の母数多いし変わんねえよ

AVとか女性蔑視文化に染まったキチガイ思想ゴミ客の多さ比じゃないし病気暴行妊娠ストーカーやらリスク男と比にならないレベルで高いし危険だしむしろ男の売りなんかより地獄だぞ

男の売りなんかイージーだろ

やってる奴がいるんだからやってから言えよと

女性差別だけでなく、女性言葉すら奪おうとするの、恥ずかしくないの?キモいのをキモいって言えるのが表現の自由だぞ

・いや論理的には文化学などの分野でしっかり語られてるでしょフェミニズム

あえて長々と解説して車輪の再発明教育をする必要いかキモイで全て省略してんだろ

具体的で論理的議論定義

こういうのは既にあるんだから

具体的論理的議論定義が知りたいのに、自分で調べないなんてそれこそ非論理的

明らかに議論目的にしてないよな

すでに論文もあるのに調べもしないし学もないからどうせ理解できないバカ時間使うほど無駄なことはないし

キモいってのは議論目的なわけでもなく、ひたすら感情論嫌がらせを繰り返す無知無能武器化してるバカの腐った人間性がキモいって意味だと思うよ

・飯は妻子の分まで食い尽くし、家事育児は「僕ちゃんやさしく言ってくれなきゃ何していいかわかんな〜い」と言ってはばからない、それが男。

2023-10-18

anond:20231018195638

AV女優相手にするのはちゃんとしたとこになればなるほど相手プロ男優。ジャクダンに受ける絵作りに精通していながら、女優、女が嫌がるポイントもしっかり把握してフォローをしている。

風俗嬢相手にするのは、キモい見た目そのままの生のジャクダンミソ男。クソがクソのまま熟成されたどうしようもないゴミクズがチンチン出してコイキングのように舐め回しキスをしてきてAVで学んだガシマンを披露し、乳首を擦り切れるまでストーキングしたのち、お願いだから入れさせて等しつこく迫り、エッチが好きなので風俗嬢になった女の子認定してきて、気持ちいいことしてお金貰えるなんて女はイージー説教かます

そしてそれを1出勤あたり複数人相手をしている。

男性観に差が出ないほうがおかしい。

会社の同僚と二人で、小さな居酒屋カウンターで飲んでいた。

隣は一人のみの金髪露出の多い服装ギャルっぽい、要するに俺の人生と一番距離のある人種だった。

 

俺は結構飲んでいて、先日のアメリカ出張でのアクシデントを周囲の雑音に負けないようにちょっと盛りながら面白おかしく大声で喋ってた。

と、いきなり金髪ギャルが話しかけてきた。

「その話面白いですね。」

え?と一瞬思ったが、酔っていたこともあって続け様にネタ披露した。

 

英語できるんですか?」

「カタコトですよ。」

バカでも使えるフレーズとか教えて下さい。」

 

そんな感じで話が弾んだ。

 

しかけてきた娘はよく見ると派手っぽい格好だけど、化粧は薄くて色白でケバくない。

しろ童顔で素朴な感じで声も可愛くて言葉普通に敬語だし、俺はテンションが上がった。

 

「私、今日ドタキャンされて暇なんで一緒に飲みませんか?」

その後同僚はタイムリミットで帰ってしまい。二人きりになった。

 

2軒目でも大いに盛り上がり、終電が過ぎてしまった。

「俺はタクシーで帰るけど、君は大丈夫?」

あなたの部屋に泊めてくれる?」

「え?え?え?」

 

話が前後するが、俺はアラサー童貞彼女何それ美味しいの?ってレベルなので、どう対処していいかからなかった。

もちろんその娘の誘惑に抗えるわけもなく家にあげてしまったわけだが。

 

散らかっててごめんねと、床の雑誌とか空き缶を拾っていたらいきなり後ろから抱きつかれた。

2023-10-16

anond:20231014203526

・くっきり美谷間披露オリコン

・買い出しやめた(nosh)

哀悼の意を表します(X)

見るだけで不愉快になる三大表現

2023-10-15

anond:20231015135104

アクチュアル学説としては死んだ」もめっちゃ恥ずかしいぞ。「フロイトを「アクチュアル学説としては死んだ」とか言ってる奴がおってさー」ってワイの仲間に話したらめっちゃウケるから次の焼肉会で披露するわwww

車界隈のセクシストぶり

雨の中サーキットに来てるが youtuberとかを登壇させるのに女性 youtuberを「華やか」「女性ならではの視点コメントして」「男は席が足りないから立って」と昭和すぎるヤバ感性披露してるけどこの界隈ほんとそういうのどうしようもないよね

案の定女性ならではとかいうのは特にないですけど」とか言われてるし

2023-10-12

女性の優れた音楽家が少ない理由

紅白って出演者の男女比は概ね半々だけど、

披露してる楽曲作曲者性別だと9:1くらいでめちゃくちゃ偏ってるよね

2023-10-11

同僚がおかしな取り回しをしている

お前の仕事は、どこの所属かわからない突然きたチャット要望を黙ってまるっと対応することじゃないじゃん

わからん経路で問い合わせがあったらまず元請けのチームリーダーに報告

そこから客のチームリーダーに報告し判断仰ぐ

その上で正規の依頼ルート形式に乗せてもらい対応する、だろ

普段はあれほど正規の依頼経路と責任範囲と口うるさいのに、何を考えてるんだろう

しかもそれを得意げにあちこち会議披露する

その報告は、ルール違反の余計な仕事を許容して見せてしまった、以外のものではないのに

2023-10-09

あーまた爆笑増田を思いついたのに人の名前はいじらないという制約の所為披露できない

残念残念

新本格ファンの見た陰謀論傾倒作家現代ニッポン論壇事情数十年史

次の文章を眺めてみて欲しい。

『まず第一に、二十世紀に係れたミステリ作品と違って、狂気妄想を、いわゆる正気論理で枠囲いされるものではない。第二に、以前の小説作品と大きく違って、可能世界へと分岐する「相対的」な論理を、それが作品内で主題化されないほどに内在的なものとして組み込まれ浸透しているかである。』

インターネットぶつかりおじさんにカンパし、一度ブロックされて解除された後2023年10月の今に至ってもなお彼やその賛同者の多くをX(旧twitter)でフォローし続けている、推理小説作家評論家小森健太朗著作探偵小説論理学」269ページから引用した文章である

氏のSNSにおける華々しい戦歴説明割愛する。冒頭で引いた氏の文章を眺めることからはじめ、氏のSNS上における無数の陰謀論傾倒の人生、ひいては暇アノン化する文化人ネットユーザたちについてなんらかの理解を得ることができないか見てみたいのである

====

 

単刀直入に言って、日本語が怪しい。

『まず第一に、二十世紀に係れたミステリ作品と違って、狂気妄想を、いわゆる正気論理で枠囲いされるものではない。』

主語がないのは先に出ているかである。一つ前の文の「西尾維新作品」がこの文の主語である。そして、この第一に~第二に~というのは疑問に対する答えの列挙である

『それではなぜ、なぜことさら西尾維新作品様相論理親和性のあるものとしてとりあげられるべきなのか。』

冒頭の文の一つ前に置かれたこの文がその問いである。なぜ「それでは」なのかというと更に一つ前の文で↓のように認定しているかである

様相論理一般が、それらの作品により適合するのではなく、われわれの住む世界にある論理、どの作品にもある論理一般において様相論理は適合性を有している』

まり、著者はこの箇所で「西尾維新作品こそ様相論理が合う」と言いたいのである(なお、『様相論理は適合性を有している』だとか『様相論理親和性のある』とかい語句意味不明)。

 

それを踏まえた上でも文の後半は日本語おかしい。いやそもそも『それではなぜ、なぜことさら西尾維新作品様相論理親和性のあるものとしてとりあげられるべきなのか。』の「‥‥作品を~~とりあげられるべきなのか」という文も変なのだが。受動態ならば‥‥作品が~~とりあげられるべきなのかとすべきであろう。とはいえ文意理解できている(と信じたい)ので無視しよう。

さて引用の一文目は次のように書き直せそうである

・(西尾維新作品では)狂気妄想が、いわゆる正気論理で枠囲いされるものではない

・(西尾維新作品は)狂気妄想を、いわゆる正気論理で枠囲いされるものとしていない。

引用した文のある段落の一つ前の段落で、彼らの作品における狂気の取り扱い方について『現実正気論理が前提として背後にある。狂気や、いわば正気世界に枠囲いされる形で、際立たせられる』と説明されている。この書き方ならば前世紀に書かれたチェスタトン泡坂妻夫らのミステリ作品との違いを述べていることが明確である

なお別の案として、第二に~の述語に繋がっていると見ることもできる。が、そうして読むと能動態・受動態が変になるのである

・『二十世紀に書かれたミステリ作品と違って、狂気妄想を、いわゆる正気論理で枠囲いされるものではない』‥‥『ものとして組み込まれ浸透しているかである

 

この能動態・受動態が変というのが引用の二文目の問題でもある。

例によって主語だが『‥‥組み込まれ浸透している』の主語はなんだろうか?そもそも『組み込まれ』『浸透している』は同じ主語を持つのだろうか?候補は『西尾維新作品』と『可能世界へと分岐する「相対的」な論理』の二つである

西尾維新作品』は『組み込まれ』がおかしいのは‥を組み込むという能動態に直せば明らかである。『西尾維新作品』を目的語とした「西尾維新作品を組み込んでいる」には意味を見出すことは不可能である

西尾維新作品』は『浸透している』は、意味としてはありえる。だが使えるのは読者の認知度などを述べる文脈などであり、どこに浸透しているとかいった説明の無いこの文では意味を持たないであろう。

すると『西尾維新作品』は、『西尾維新作品では』という句であり、主語は『可能世界へと分岐する「相対的」な論理』と見るべきである。これならば受動能動態を変えても意味が通じるであろう。

・(西尾維新作品では)『可能世界へと分岐する「相対的」な論理』は‥‥組み込まれ浸透している

・(西尾維新作品には)『可能世界へと分岐する「相対的」な論理』が‥‥組み込まれ浸透している

いけそうであるしかしそう理解すると今度は九段の文の書き方があまりにも奇妙に見えると言わざるを得ないのである

『(西尾維新作品では)可能世界へと分岐する「相対的」な論理を、それが……組み込まれ浸透しているかである。』

「を、それが」と書いた理由はなにかあ在るのであろうか‥‥???「‥‥を」とするならば「それが」をそこに付けず「組み込み、そしてそれが浸透している」というようにすべきだし、受動態のまま「組み込まれ」を使いたいならば「を」をなくして「‥‥が~~組み込まれ浸透している」と書くべきであろう。なぜここまでねじくれた、好意的に見て文法違反スレスレで読みにくい書き方をしているのだろうか‥‥???著者も校正者もなにかおかしいと思わなかったのだろうか???

 

余談だが、様相論理において可能世界ごとに分岐(というか異なる)のは、命題への真偽値の割り当てであったり個体領域である。それらは一般的にいって「論理」と呼ばれるものではない。このあたりも意味不明なのである。ようはポストモダンにおける科学誤用濫用の仲間である。さておきこれまで氏の華々しい戦歴を目にしてきた者の意見として言うと、氏の癖として、彼がカンパしているインターネットぶつかりおじさんと同様に、勝手定義した「A」を、他の意味「A」と気軽につなげて論証をするというものがある。いわゆる「媒概念曖昧の虚偽」と言われたりするやつである。こうした論証上の誤りに無頓着な事も陰謀論にたやすくはまる一因と言えるのかもしれない。

 

海法紀光や、アレな発言非難する者がしばしば指摘していることであるが、氏は、理由をあげたり説明したりといったいわゆる論証をする際こういった文章を頻発する傾向がある。特に自身の立論が苦しくなってくると、文法崩壊していると感じられる弁明が増えるように見えるのである(quantumspin氏による批判とそれへの応答なども参照せよ)。主語や述語がみつけにくいのもよくあるパターンひとつである小説以外の活動に関しては、ずっとそういうやり方で通して来ているのかもしれない。

これは結論に対して必死理由を拵えているせいというのもあるのかもしれない。そのような、結論にあわせて理屈を拵えることをよしとする姿勢もまた陰謀論への傾倒を片側から支えているようにも思えるのである

 

などなどと、かつて新本格ムーブメント到来に歓喜したものとして心苦しい気持ちを抱いていたのであるが、最近大きなヒントを見つけることができた。

https://twitter.com/furukawa1917/status/1708364352540246446

https://megalodon.jp/2023-1009-1415-22/https://twitter.com:443/komorikentarou/status/1708094283780325790

『「人類進歩」といった虚構観念蔓延させ』

氏にとって人類進歩虚構観念であるらしい。勿論、氏のいう虚構観念は、非難されればすぐにその中身を適当に入れ換えられるブラックボックスであり、「生活費切り詰めてカンパ」と同じ程度の軽口でしかないのやもしれない。

だが、そういうことかと得心もしたのである

かつてポストモダン思想が華やかなりしころ、同じ世代にあって「進歩なんて幻想だ」と嘯いた者は多かったのではないだろうか。なにしろ特に思想政治について色を出さず、特に「後期クイーン問題」等の話題珍説披露したこともない有栖川有栖氏の作品においても、「ホイッグ史観」「進歩史観」といったかたちで冷めた態度が見られるのである

311以降かどうかは定かでないが、SNS上では、ミステリ業界の「知の欺瞞」が手ひどく叩かれる時期があった。氏も基礎的な誤解を指摘されてはよくわからない弁明を書き連ね、最終的に相手が呆れて去っていくということがしばしばあった。その後、左翼リベラル敵対的な気分をもつひとは自らを「科学的」と自認するようになり、小森もなんとなく菊池誠氏などをRTしたり科学的な雰囲気のある人々の輪に入ることで、これまたなんとなくのうちに過去の知の欺瞞有耶無耶になった。

しか上記発言から察せられるように、頭はポストモダンのままだったのである。この点を傍証する発言ひとつではない。

 

https://megalodon.jp/2023-1009-1430-28/https://twitter.com:443/komorikentarou/status/1566269069547819008?lang=jp

『紀藤さんは、カルト宗教弁別ができる超越的な裁定であると自認しておられるのでしょうか?』

これは、統一協会話題になった際、紀藤弁護士発言に対して、なされた引用RTである

カルトであるカルトでないか区別ができることが『超越的な裁定』だと言うのである。その理由もふるっている。

カルト宗教の線引きがわからないのではなく、できないと言っています。』

まさにあの堕落したポストモダン思想かぶれたあの世代の、あの辟易するような懐疑的態度を思い起こさせるものである!!!認識的な不確実性を理由として判断の正しさを否定する。現実的・実践的な正しさをすっ飛ばして「超越的」なものに基礎づけようとする(そして、その不可能からお好みの結論を導く)。‥‥ところで、なぜ「分からない」「できない」「不確実だ」という判断だけは正しいと信じられるのか自分にはまったく理解できないのだが‥‥‥笠井潔なら教えてくれるのであろうか‥‥???

 

結局の話、己の欲する結論のためにいい加減な理由づけを許容する態度、あらゆる価値・論証・実践合理性等を無効化した気になれる堕落したポストモダン思想メチャクチャナ言説をまともに文章を読み批判をすることのできない現代ニッポン論壇・批評コミュニティの無力さ、そうしたものが無数に積みあがって悲惨な令和の余.命事件へと通じる道が敷かれたのかもしれないと思うのである

思うにこれは一人の哀れな高齢男性だけの問題ではないのである

とある天才」に振り回された人々の話

中学のころ地方都市私立中高一貫校に入学した。特に進学校でもなくたいした勉強をしなくても入れる。地元中学より制服がオシャレとか自転車通学できるとか、その程度の動機で選んでいた。後、スポーツが強かった。

特に野球は強く地方大会で優勝するレベルにあって非常に人気だった。おもてだった野球特待生はいなかったが、有望な野球少年はほぼ顔パス入学できた。しか高等部野球部はさらに強豪校で県内から人材を集めていたので、中等部野球メンバーは進学しても2,3人しか入部を許可されない。

そして、うちの学年には天才がいた。俺は野球部ではなかったので彼の実力のほどは知らなかったが、体育の授業でマット競技とかハードルの授業でおそろしいバネを披露していた。もちろん、うちの高校へのエスカレーター枠とみなされていた。

しかそいつ素行問題大有りだった。授業中の態度は悪く、気の弱い先生など標的にしていじめていた。一人の先生は完全に病んでしまっていた。

また中学生にもかかわらず女癖が本当に悪かった。相手妊娠中絶とかその領域の話もあった。事態大事になったら何故か女子生徒の方が地元公立中学に「転校」させられた。そいつを何としても野球高校に進学させるためだったのだろう。

ただ、最後に手を出された女子生徒の両親は一歩も引かず行政通報した。先生たちも男の方を庇いきれなくなってそいつが退学処分になった。かつて転校した女子たちは復学させるという噂もあったが、結局一人も戻ってこなかった。

ここからは完全に伝聞になるが、そいつは別の高校野球をしたらしいが、事態が急変する。化けの皮が剥がれ始めたのだ。中学までは発育がよかっただけで高校になると成長が止まり始めた。はっきりいって学校が色んなものをゆがめてまで守る選手ではなかったのだ。

遅すぎる話だが、周りの大人は何故彼の才能が瞬間的なものだということが気づかなかったのか、あったところで特別扱いして良いことなんて一つもなかったのだ。

今母校はどんなにスポーツができても、ある程度勉強しないと入学できなくなったそうだ。あの当時の不幸を糧にして変わってれば幸いである。

とある天才」に振り回された人々の話

中学のころ地方都市私立中高一貫校に入学した。特に進学校でもなくたいした勉強をしなくても入れる。地元中学より制服がオシャレとか自転車通学できるとか、その程度の動機で選んでいた。後、スポーツが強かった。

特に野球は強く地方大会で優勝するレベルにあって非常に人気だった。おもてだった野球特待生はいなかったが、有望な野球少年はほぼ顔パス入学できた。しか高等部野球部はさらに強豪校で県内から人材を集めていたので、中等部野球メンバーは進学しても2,3人しか入部を許可されない。

そして、うちの学年には天才がいた。俺は野球部ではなかったので彼の実力のほどは知らなかったが、体育の授業でマット競技とかハードルの授業でおそろしいバネを披露していた。もちろん、うちの高校へのエスカレーター枠とみなされていた。

しかそいつ素行問題大有りだった。授業中の態度は悪く、気の弱い先生など標的にしていじめていた。一人の先生は完全に病んでしまっていた。

また中学生にもかかわらず女癖が本当に悪かった。相手妊娠中絶とかその領域の話もあった。事態大事になったら何故か女子生徒の方が地元公立中学に「転校」させられた。そいつを何としても野球高校に進学させるためだったのだろう。

ただ、最後に手を出された女子生徒の両親は一歩も引かず行政通報した。先生たちも男の方を庇いきれなくなってそいつが退学処分になった。かつて転校した女子たちは復学させるという噂もあったが、結局一人も戻ってこなかった。

ここからは完全に伝聞になるが、そいつは別の高校野球をしたらしいが、事態が急変する。化けの皮が剥がれ始めたのだ。中学までは発育がよかっただけで高校になると成長が止まり始めた。はっきりいって学校が色んなものをゆがめてまで守る選手ではなかったのだ。

遅すぎる話だが、周りの大人は何故彼の才能が瞬間的なものだということが気づかなかったのか、あったところで特別扱いして良いことなんて一つもなかったのだ。

今母校はどんなにスポーツができても、ある程度勉強しないと入学できなくなったそうだ。あの当時の不幸を糧にして変わってれば幸いである。

何か作業してると呼んでもないのに近づいてきて「こうするのがオススメ」ってオリジナルの手順(大抵間違えてる)を披露してきて、手順書通りの手順でやってると「なんで教えた通りにやらないの?」って1人でキレてる先輩が「クソメンド」って呼ばれてる意味がやっとわかった

2023-10-08

ブクマカって名探偵だよな

ソシャゲCMでどう見ても低品質な糞みたいなパズルCMってあるでしょ?ガーデンスケイプとかのさ

あいうのって視聴者層に対して「こんなの俺でもできらー」って印象を植え付けて関心持って貰う意味があるけど「ここをこうすれば解けますね」とかマジレスするのは死ぬほどダサい

そんなの誰でもわかるんだよ

でもあえてツッコミ待ちに答えたらアウトなんだよ

本人は名探偵のつもりだろうけど、それを口に出した瞬間に自分ターゲットだと知らしめているようなもんだから

話変わるけど、このブクマってどうよ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20231008082738

ho4416 ええ…子供三輪車で人を轢き殺してかつその場で交通事故が起こるとかどこに信じる要素があるの…

hatact まず話からして嘘だろうけど、どうしても気になるなら昔の地方紙図書館で調べれば。子ども死亡事故ならまず見つかるはずで、見つからなければ嘘でOK。見つかったらまたそこで悩むが今何もせず悩むよりマシでは。

PEEE 育児するとわかるけど2歳って人轢くほどまともに三輪車乗れないよ。ぶつかったとしてもその場ですぐに死亡確認できる人がいたことも考えにくい。

うああああ

めちゃくちゃ名探偵大勢いるよーーーーー

あのね、言いたいことはわかるけどさ、そこで父親が嘘をついていると断定して何になるのかな

本人だって気づいているだろうし周りもそれは嘘だってすぐわかるでしょ

「見てすぐに誰だって分かる問題に食いつく」ってのがどんな感じかわかってる?

今回の話がたまたま本当の悩みだからいいものの、普通に考えたらブクマカは絶好の釣りスポット入れ食い状態なんだよ

鯉が餌にたかってるようなもんだよ

何やってんだか

名探偵ぶって誰でもわかる推理披露しているの、死ぬほどダサいから

やる偽善とか言っちゃう口?さむー

2023-10-07

anond:20231007162645

ある人にとっては楽しいことが別のある人にとっては苦痛、なんてよくある話じゃないか

そんな基本も忘れてほのぼのエピソードと捉えないお前は認知が歪んでいると言いたがるお前のほうが歪んでいるぞ。

エピソード披露している人間がほのぼののつもりで言ってるかどうかは関係ない。

自分が同じ目に遭ったら苦痛だし、例に挙げた話では当人が血涙だの怒りを押さえるのが大変だったとも言っていた。

それにお前の書き込み認知の歪みのパターンの一つであるすべき思考のものだぞ。

レコードオーディオマニアが知らない今のレコードの事と「日本」の役割

島耕作持ち

晒しみたいになって悪いんだが、「島耕作描いてる人間レコードの持ち方を知らない」って言うのがバズってるワケよ。

https://twitter.com/belmie2001/status/1709766808201527649

 

こういうレコードの持ち方批判投稿がバズってるをよく見る。

「正しい持ち方」っていうのは、レコードの端をもって盤面を指で触らない。指紋が付いて溝に脂が入ったり後でカビたりするから

だけど、レコードっていうのは実はずっと現役メディアなんよ。何処でか?というとクラブDJで。

それでDJっていうのはそういう持ち方しない。普通に島耕作みたいな持ち方で扱う。

 

例えばこれは自宅でDJプレイしてようつべ配信している素人愛好家なんだが、島耕作持ちしてる。

https://youtu.be/afjS-Km6juU?si=1ldtDQ1E2mQpzdPs

別に再生しなくてもいいよ。サムネ普通に握ってるでしょ。

他にもDJ配信してる人は多数居るが、皆マニア持ちじゃなくて耕作持ちしてる。

そういえば、シスコとかのレコード店でも商品なのに耕作持ちしてたな。

レコード需要の主流って、しっとりとした音を楽しむオーディオマニアよりも、こういう感じでクラブ音楽流したりDJっぽいことしたりっていうのが主流なんで、持ち方は耕作持ちが主流って事になる。

 

島耕作は年齢的にディスコソウルHi-NRGハイエナジーDJだったのかも知れないな。

 

テクニクスダイレクトドライブという奇跡

あともう一つ、オーディオマニアが「テクニクスダイレクトドライブが(マテ)」みたいな感じでテクニクスダイレクトドライブ過去のものと思ってネタにしてるのもたまに見る。

いやいやいや、テクニクスダイレクトドライブって現役なんよ。

 

ダイレクトドライブっていうのは、レコードの回転軸にそのままモーターが付いてる形式で、ハードディスクスピンドルとか、今では当たり前の技術だ。

レコードというのは回転ムラがあると音がぐわんぐわんと揺れて(ワウフラッター)滑稽な感じになってしまう。

からモーターを高速回転させて回転ムラを平準化して、ベルトで繋がれた重たいターンテーブルを回すっていうデザインにする事が多い。ターンテーブルが重いのはフライホイールマスにして回転ムラを無くすっていう手段だ。重いものは急に動かせないし急に止めれない。だから速度を一定にしやすい。

でもこれだと一度回転を止めると回転速度が元に戻るのにタイムラグがある。

 

テクニクス松下ナショナルの高級オーディオブランドだが、1972年冒険的な製品を開発した。それがSL-1200というターンテーブルで、回転軸に直接モーターが付いている。

そのままだと回転ムラが酷くなるが、松下はこれを電子技術解決した。写真を見れば判るが、https://ja.wikipedia.org/wiki/Technics_SL-1200

ターンテーブルの横に赤い光が出ている箇所がある。これは、ターンテーブルの横に模様が描かれており、それを赤外線フォトトランジスタで読み取っているのである。今のマウスに使われているフォトエンコーダとかロータリーエンコーダの走りだ。

これで常に回転数をフィードバック制御している。この制御は今の光学ディスクNC工作機械などのブラシレスDCモータと同じだ。今のは電線が4本出てる(電源+、アース、回転数読取、制御)が、SL-1200ではターンテーブル横のフォトトランジスタからフィードバックになっている。

ただ、セイコークオーツ回路の特許を公開する前だったので初期型だけ水晶発振子が載っていない。故に少しづつ回転数ズレが起きるのでピッチコントローラスライダを付けた。

 

普通に作ればいいのに、最近技術満載で作った異形のような野心作だったわけだ。

 

ディスコDJ御用達

そしてこの変態技術満載化によって特長が生まれる事になった。

・回転が落ちても直ぐに戻る(ずっと回転数見てフィードバック制御されてるから

ピッチコントロールで曲のテンポを変えられる

ターンテーブルを逆回転させるなどラフな扱いしても壊れない(ベルトが外れたりしない)

 

これに目を付けたディスコDJが挙って使うようになる。

松下エンジニアアメリカ行くとDJがみんなこれを使ってるのを目にする。DJ意見聴取すると「いやこれ最高に使いやすいんで何もいじらないでくれよ」と。

 

そんな中で生まれたのがある意味無茶苦茶で斬新だった、ハービーハンコックの『Rock It』だ。

https://www.youtube.com/watch?v=jWeBJsg6FHA

使ってるのがSL-1200かは不明だが、これなんかダイレクトドライブが無いと出来ないような演奏である

ハービーハンコックジャズ&フージョンの人だったのが、突然気が触れたように過激な事をし出したんだが、この後はまたしっとりした曲に戻ったので、ダイレクトドライブによる熱病みたいな曲である

 

CD隆盛後も製造続行

こうして高級オーディオを作ったはずが、意に反してDJスタンダードとなってしまった。

その間にCDが普及してレコード市場は消えて行くが、DJ世界ではCDでの演奏自由度が低く、CDJ等の製品はあったがあまり普及しなかった。ずっとレコード主流だったのである

これに呼応してベスタクス社がDJターンテーブル市場に参入したりもしたが、これも日本メーカーである

だが既にテクニクスSL-1200スタンダードブランドとなっていて、クラブDJの真似事したい層の憧れはやはりSL-1200、という訳で、高級オーディオが衰退して行く中で、テクニクス製品殆ど終売になっているのにターンテーブルけが延々と世界に向けて出荷されていた。

因みに1998年頃までテクノとかハウスとかトランスなどの電子ダンス音楽CDでは販売されず、専らレコードで売られていた。電子音楽アナログメディアだけというのは今では変に見えるが、家で聞く音楽じゃないしクラブではレコードしか扱わないしで、最初からレコードだけで発売されていた。

まりクラブ音楽とかクラブ文化を支えていたのは日本メーカー音響機器特にダイレクトドライブターンテーブルであったのだ。「日本スゴイ」の人らは視野が狭いし技術にも疎いので知らない現実である

地球の何処でも松下電器とベスタクスが溝を刻み音楽を鳴らし続けていた。

 

SL-1200レコード遂に堕つ

 

はてなココロ社氏が昔書いているが、https://kokorosha.hatenablog.com/entry/20071121/p1 ずっとクラブを支えていたレコード時代2010年頃には終わってしまう。

それにはネット配信の伸張が大きかった。元々クラブ音楽は大変市場が小さい。またネット配信中間コスト媒体マージンだけなのでインディーズ特に向く。そこでクラブ音楽ネットが中心になっていった。

更に使いにくいCDJじゃなくてファイルをそのまま突っ込んで演奏できるデジタルDJ商品の使い勝手が良く、レコード市場が急速にシュリンクSL-1200も終売、これだけで持っていたに等しいテクニクスブランドも消えてしまった。ベスタックスの方は2013年倒産しており、レコード時代は終わった。

 

…と思うじゃない?

 

CDの終わりでまさかの復活

だが2014年頃になるとネット配信に押されてCD市場の方も急速に収斂してしまう。

一方で、クラブ音楽はやっぱレコードの方がカッコいいよなぁという人が増えて行く。

またYoutubeライブなどでCDプレイ披露する人も増え、デジタルDJよりも難しいが見た目がカッコいいレコードDJへの憧れも高くなっていった。

それでSL-1200中古価格は高騰、美品なら100万円を超えるような事になっていった。程度普通中古でも60万程度した。

そんな中で松下テクニクスチームが再結成SL-12002016年まさかの復活を遂げたのである

今は丁度生産の谷間のようで価格が安定しないが、新品で約12万円程度となっている。

 

たこレコードブーム呼応してパイオニアからも5万円程度の入門用ターンテーブル販売され、活気がある市場となっている。

このブームを支えているのはまた日本音響メーカーという訳だ。

因みにレコードLPアルバム)で4000円くらいとなっている。普通CDアルバムが3000円なのにぼったくり価格である

以前のレコードと違うのは、90年代レコード12インチシングルばかりでLPは無かったが、今のはLPが中心という事である

 

そういう事で、オーディオマニア達の見えないところでずっとテクニクスダイレクトドライブは現役だったし今も現役なのだ

そこではずっと島耕作持ちが作法だった。

レコードは古いんじゃなくてずっと新しくて、今もまた新しいままなんである

50年前の製品がずっと時代最先端というのは他には無いのではなかろうか?

https://jp.technics.com/products/1200mk7/

ドラクエの縛りプレイをしてる配信者の人が突然「異業種交流会の繋がりで堀井雄二さんと知り合いまして」から始まるエピソード披露し始めて羨ましくなった。

続きにもっとも相応しい文章は以下のどれだろうか?

①僕もクルーザー交流会に参加して、中村光一さんと知り合いたいと思いました。

②僕も道路交流会に参加して、鳥山明さんと知り合いたいと思いました。

③僕も桜を見る会に参加して、すぎやまこういちさんと知り合いたいと思いました。

④僕もコミュニケーションツール交流会に参加して、レベルを画面に表記させたさんと知り合いたいと思いました。

2023-10-06

実はジャニーズ含め芸能人全般が嫌い

好きな人からすると憤死しかねない、しかもとりとめのない文なのでみないでね笑

小さい頃からジャニー氏は性加害で裁判起こされていること、そのほかも週刊誌レベルではあるが性加害を起こしていることがあげられていること、金屏風、AV女優当てがい、いつまでも結婚できない etc

ジャニーズがいかにまずいか、それに加えそも強い事務所にいるアイドルも闇があると聞かされ育っており、実際自分も変だな、おかしいなと思うことが多かったのでしっかり嫌いな人間に育ちましたとさ。

歌もダンスも演技も下手なのに、本当に上手い人を事務所が押さえ込んで前に出してくること、歌番組で街中で聞いたこともない曲をさも売れているように何グループ披露するのが本当に嫌いだった。

反面、事務所意向に従わざるをえず辛い思いをしているのかもねと勝手に哀れんだりはしていた。

売れてるグループはみんな身長が小さくて顔の系統がある程度タイプ偏っているでしょ?とテレビを示されてゾッとした思い出。

普通芸能人もまるで興味がない。

交際結婚破局出産人間だったら普通にするだろ。

女子アナ結婚出産もまじで興味がない。

替えの人なんて何人もいるだろうに不思議だ。

感覚的に会社の受付のお姉さんが産休入るから代わりの人くるよくらいなんだけど、全国ニュースにするほど?

とりあえずジャニーズ性加害問題については、

被害にあった人には補償ケアをする

・加害した人は更生プログラムを受ける

・加害側の代表として事務所は再発防止と発生した経緯を公表する

メディア自分たちが今まで報道しなかった経緯とこれから姿勢について報道する

くらいが必要かと思う。

こういう性被害・加害のとき対応のこと勉強してないかわからんけど。

この前の会見に参加していた事務所記者側、双方偉そうにできる立場でない。

またいくら会社幹部になったとはいえ普通社会人経験のないアイドルだけを会見に出すのは会社としてありえない。

一般的見地から、もしくはメスを入れた側の人が入るべきだったように思う。

2023-10-05

anond:20231005153052

暴露って他人にされるもんなのにな

自分から見せるのは披露だよ披露

日本語が乱れているッッッ

2023-10-04

「夜中のコンビニアイスを買う」みてえな歌詞、イヤっすねえ!!

俺は貧民なので貧民スーパーでよく買い物をするんだけど、そこの店内BGMが、「最近流行りの邦楽」みたいな感じなんですよ

流行りっつうか、時々15年前くらいの曲が流れてたりもするんで、もしかすると「かつての流行り」なのかもしれないんだけどね

そうすっと、結構な頻度で、歌がうめえおネエちゃんが、「若い2人の、自堕落キラキラしてはいない、しかし美しい恋の思い出」みたいなテーマの、失恋ソングを歌っていらっしゃる

そんで、なんかよ、「夜中にコンビニに出かけて、安いアイスを買って2人で食べる」的な、安いエピソードが歌われるわけ

なんていうんですかね、エピソードがね、露骨っつうのかな、そのまますぎるんですよね

分かりますよ、そういうね、等身大の、共感できるような、あー……っていうね、気持ちを呼び起こそうっていうことでしょう

でもよ、そうするとさ、被るんだよ他の歌とかマンガとかそういうのと

「あー、そういうのあったなあ」より、「聞いたことあるぞ、そのエピソード!」が先に来るんだよ

感傷に浸るより先に、手垢付いてんなあ、クソエソードがよ!って気持ちになってしまうわけ

2人で夜中にコンビニに行ってアイスを買うっていう行為ですが、現代若いカップルは、文字通り全員やっているからよ

もうちょっと詩情のあるエピソードを捻り出して欲しいと感じるんだよ

俺のやや好きな歌で、付き合ってた頃の思い出を羅列するのがあるんだけど、

「溢れた川を見に行ったこと」

とか、いかにもいい感じじゃないスか?

溢れた川、見に行くじゃん

これはかなりのレンジ対応できるエピソードでもある 

ちょっと大雨が降った後の、ちょっと増水した川を見に行った

台風ガチ豪雨の中をかいくぐってわざわざ川を見に行った

なんだったら

適当に歩いてたら川が増水していたので2人でちょっと見た

こういうあたりまでカバーできる

かなり共感性が高く、かつ、そんなに歌われてないし、描かれてない感じじゃないですか

このくらいを狙って欲しいんだよな

例1として出てくるようなエピソードじゃあダメ

Xとかでこういう凡俗・カスエピソード披露して悦に入るのは全然OKだと思う

歌にしちゃダメ

歌にするからにはもう少し捻ってほしい

あるだろ、もっとこう、何か

・旅先のビジネスホテル地元民放番組を見る

恋人の部屋に私物が増える

・部屋着のまま出かける

みたいなのはダメですよ

もうすでに言及され尽くしているか

まだ言及余地があり、かつ共感もできるエピソードを探せ!!

それが作詞ってもんだろ!!!

2023-10-02

アスミカケル1話感想

2023/10/04 追記: この日記週刊少年ジャンプにて連載中の「アスミカケル」の感想文になりますが、以下のような特徴がありますので先に注意点をば。

【注意点】

基本的感想フラットに思ったままを書いています

 悪い言い方をすれば、何も考えずに脳死で書いてると言っても過言ではないです。

 特に何が良いとか悪いとか考えず、ただ見て感じたものを書いてるだけなので、場合によっては褒めてるように見えたり、逆に貶してるように見えるかもしれませんが、どちらでもないです。

 赤い色を赤いと言うようなレベル稚拙な見たままの直観を出しているものと考えて頂ければ幸いです。この山は大きいなぁとか、そのレベルです。

 たまに「あっこの川、深いッ!」みたいな多少の感情は乗るかもですが、基本フラット自分にとって快不快を問わず感情が乗るのは良い作品だと思っていますよろしくお願いします。

②たまに何かから引用する事がありますが気にしないで下さい。

 上記の通り脳死で書いてるため、連想ゲーム的に他作品(他の漫画とかアニメとか)の内容やセリフなどを引用したりする事がありますが、比較のためではありません。

 つい「この人の髪型ハンバーグみてーだなぁ……」みたいな事を言うかもしれませんが、その人やハンバーグを貶めたり、逆にそれを理由に名作と引っ付けて評価を上げるような意図とかも無いです。皆無にして絶無です。

 そのような比較や同一視は両方の作者や作品に対して失礼であり、あくま自分の中では全く別のものだけど連想してしまったに過ぎないので、あくま個人の感想である事をご留意して頂けませば幸いです。

 

③同様に、何かしらキャラ演出などについての評価をする事もありますが、それ自体特に作品や作者の評価ではないです。

 もし仮に私が「このキャラ不快だなぁ」と言ったからといって、それが即ちその作品や作者が不快という事でもないです。不快キャラを出すことで、相対的に他のキャラの株が上がる事もあります

 世の中にヤベー人間いるからといって、即ち世の中がヤバい訳ではないように。その作中世界や世界の中の"もの"と作品との評価は全く異なるものであり、なんなら邪悪人間しか出てこない邪悪世界作品でも面白い場合もあるかと思います

 世界最高のコントラバス世界最高の尺八奏者世界最高のDJコラボしたところで、どうひっくり返っても「世界最高のジャズ」が生まれるなんて事はないように。要素同士の相性が良くなければ作品はチグハグになります

 演出とか構成とかストーリーとか諸々の要素が全て満点でも、それらが噛み合ってなければ作品として成り立たないように、あくまで要素と作品全体の評価は別物である認識して頂ければ助かります

 合言葉は「だが。それがいい」。大事だと思います

④また、自分目線はどちらかと言えば創作目線気味で「自分が作者だったらこうするかなぁ……」みたいな事を考えがちな傾向がありますが、だからといって作者へのリスペクトが無いわけではないです。

 そもそも自分創作者というより鑑賞者なので、岡目八目で「ああすれば良いのに」「こうすれば良いのに」と言ったところで自分自身が実際にそれを出来るかどうかと言えば答えはNoです。

 あくまで読者としての視点しかないため、実際に締め切り(納期)通りに同等以上のものを仕上げれるわけではないですし、実際その作品と同じテーマ自分表現するとしたら、それは作者の出す作品とは全く別物になると思います

 素人や読者の視点というのは独り善がりなものであり、あらゆる創作者には個性があるし個々の事情もある。その全てを重んじ、リスペクトしていきたいと自分は考えています

ここから 2023/10/03記入の本文(原文ママ):

アスミカケルを電子ジャンプバックナンバーにて読む。概ね1p毎に気付いた事などを書いていく。

とりあえずざっくりカラーの1p目(ジャンプ本誌3p目)。最初の「痛いのは嫌いだ」「苦しいのも嫌いだ」「強いから何だってんだ何の意味がある」「怖い…なのにどうして…」「戦わずはいられない…!!」

この部分で恐らく作品テーマを開示している。要するに、不快さやデメリットを抱えると分かっていても「人が戦う理由は何か」が主題であると思われる。そのため、最初の掴みとして「殴られたり極められる人」を描き、「それでもなお血の滴る道を進む」という事を示唆している。

どうも火ノ丸相撲の人が描いてる漫画であるらしい。火ノ丸相撲もそうだが、格闘漫画それ自体自分にとっては基本的に相性が良くない。ただし、これはリアルに起因するものなので無視しても良い。表紙については前述のページと同じく、一部を除いた全員が前方向を向く事で戦いにポジティブな要素を示唆しているものと思われる。

次。ジャンプ本誌26pより本編開始。ここで何気なくだが、やや不自然明日見家の全員をネームプレートに示している。これは古くは沼駿先生の「左門くんはサモナー」に於いても使われた手法だが、「左門くんはサモナー」の場合特定意図を持って何度も示されている事に注意したい。ここでは現状、明日見家の全員を紹介する以上の意図は汲み取れない。

家長である祖父の獏は覇気がなく、物忘れ気味な事が示唆されている。また、リフォームをした事および、その前に配偶者(祖母)を亡くしている事も先のネームプレートから汲み取れることが分かる。ただし現状、そこまで読む必要はない。次のページでは息子たる和虎をリフォーム後に亡くしている事が分かる。恐らく獏はリフォーム後に忘れ癖が出ているものとも考えられる。

ここで出ている長女と次女らしき人物は羚と三羽か?最初は二兎だと思ったが、二兎が主人公であると思しき少年であった。兄は一狼。二狼でなくてよかった(良くない)。名前の由来は原則として動物に由来するものと考えられるが、祖父が夢を食べると言われる獏なのは意図してのことか。であるとするなら、他の名前にも意図があると考えて良いだろう。次。

二兎が一般的より冴えない、やや怖がりの高校生として描かれている。ここで最初のページに示されている恐いという部分が示されているため、キャラ付けとしては重要だが、演出として主人公への広い共感を呼ぶという感じはしない。次。

そこで友人が守ってくれたり、格闘技の道について示される。友人が最初は強い(主人公を護る勇気を示す)という点では鵺の陰陽師と同じくしているが、鵺の陰陽師よりは凡庸とした見せ方ではある。逆に言えば奇を衒っていないという事でもあるので、まあ王道と言えるが、王道なりの見せ方として絵力による演出がもう少し欲しいというのは読者として欲張りだろうか。次。

そこで主人公が機転を利かせて窮地を脱するという形でキャラを示す。これも基本的には読者に共感というよりは離れていく方向の形だが、前述の「怖くても戦う」という部分を見せるためにはギャップを作る必要が出てくる。しかし昨今の読者は言うなればせっかちなので、私も例に漏れず「ここで主人公が魅せる部分だろう」という感覚がある。

引き続き、格闘技への道を示すシーンが続く。ここでも主人公はひたすらに怖さを出す。しかキャラ付けとして一貫しているといえば一貫しているが、ややくどさも出てくる。怖さばかりをピックアップするので、恐らく意図しての事だろうと思われるが、やや強すぎるのではないかとも思う。次。

まだ主人公の弱音は続くが、ここで漸く主人公資質を見せるシーンが出る。ただしあくま受け身である。これもスマートに避けるとかでなく受け身なのは、やはり痛みなどを受けるという部分が思想としてあるのだろう。その上でダメージコントロール技術としての受け身を出すのは理には適っているが、インパクトとしては地味だ。次。

主人公最初に示した好みのヒロインを出すページ。ここでも格闘技。これで格闘漫画じゃなかったら何なのかとなる格闘押し。もう少し展開が早くても良い。体幹概念を出すが、ここで問題は「体幹とは何か?」というのを主人公が知っている事。逆にいうと、ここで体幹について知らない読者に「体幹とは?」と疑問を持たせる効果はあるだろうが、やや濃ゆい

そしてヒロインの置かれている立ち位置も出しつつ、先程に書いたMMAを出す。しか主人公が覚えていない。作中時間が経っているのは分かるが、読者としては一瞬なので「…「MMA」って何だっけ…?」は、ややくどい気もする。が、このくどさは恐らく想定する読者層によるのだろう。要は、流れで適当に読んでる読者に向けて思い出させる効果を狙うものと考えられる。そして再びの一狼。次。

物忘れ気味な「じいちゃん」によるMMA解説と、かつ祖父ギャップ提示。これにより確実なまでに明日見家が武術一家である事を示している。わざわざ道場を別個に建ててるのだから当然そうなる。しかし、そう汲み取れない、つまり格闘系の文脈に疎い読者には「急に謎の道場!?」となりかねないコンテクストありきの部分なので、やや不親切か?次。

再び「じいちゃん」(獏)の物忘れと、残りの家族や更に家庭環境を明示。(羚以外)。手帳重要ものだとも示す。次。

ようやく羚の名前が出る。個々の負い目を提示するシーン。回想に入る。次。

過去回想。まあ家庭環境という感じだ。再びの不穏さを提示しながら次。

イジりからイジメに。まあ主人公の情けなさを散々に提示しているのだが、それと対象的に友人とヒロインの格が上がる。次。

ヒロイン戦闘能力に対し、再び主人公能力を示すシーン。基本的に技を受ける事が前提で話が進んでいく。ひたすらテーマに沿わせようとする意地は分かるが、ここまでくどいと自分としては結構と気になる。

ここで舞台装置だった不良についてはスルーされ、ヒロインの家がMMAなり格闘技関係事務である事を示唆しながら次に。

MMAジムヒロイン目的目標開示。一応、不良にも逃げたというフォローが入る。ヒロイン主人公を見定めている事も暗に示唆しつつ、友人が前進。次。

兎にも角にも主人公の人柄を示しまくる。リアルでなら良いが、漫画なのでくどく感じる。説明は少なすぎても多すぎても良くないが、サラッと流して欲しいのが個人的感覚

戦うヒロインなので眼鏡を取るのは当たり前だが主人公が割りと欲求に素直である事も同時に示される。格闘技説明が入ったため、とりあえず一旦ここから暫くは感想を書きながらでなく流し読みで良いと判断

どうでもよいが、遠目にヒロインを見るとシルエットだけならワールドトリガー宇佐美栞に似ている事に気付く。閑話休題。これらの説明類は、大なり小なり格闘技に対して事前知識があるか、興味が無いと頭に入らないのではないかと思う。

主人公体験パート。「当て勘」など格闘技ワードが続く。この場合は「距離感位置関係の把握など、空間把握と自身身体把握ないし操作とがズレている」と考えれば良いが、兎にも角にも主人公の魅力が地味かつ描かれないのが続く。1話も中盤に差し掛かるが、これで大丈夫なのだろうか。次。

フォローとばかり「明日見」の武術について示唆しつつ、また回想と次ページで不穏な事が起きますよというコマを使う。濫用では?次。

不良の顔も三度まで。次。

ここで漸く主人公が「強さ」を示す。

まあ一線を超えるまで強さを示さないというのも良いのだが、良くも悪くもリアル人間という感じで創作物としては何とも。

ワンピース1話で言うならシャンクスが酒をぶっかけられるくらいのラフさと、銃を抜いてから豹変という所に、ここまでページをかけるのか……という感想が強い。

良く言えば丁寧ではある。そして主人公武術活躍するのを示唆して次に。逆にいうと、こういう「丁寧だけど驚きが無い」というのが強い特徴に感じる。火ノ丸相撲は本誌かつ序盤しか読んでいないので記憶が薄いのだが、こういう作風なのだろうか?次。

戦闘シーン。組んで、回転させて壁に衝突させ、足を抜いて相手の力を利用して投げ飛ばす。簡単に言えばこれだけなのだが、こういう限られた空間でのストリートファイトは少しコマ割りと構図に工夫をして分かりやすくしていくと有り難いか

あと「殺れ」はガチ古武術としての教えなら分からなくもないが、MMAメインなのと主人公キャラには合わない。ここは「躊躇うな」とか「そのための備えをしろ」だけで止めても良いとは思う。次。

ここも戦闘シーンだが、やはり武闘経験がある前提での描写が目立つ。別に理として間違った事は書いてないし描いていないのだろうが……

こういう部分が多いのは、アスミカケル自体格闘技経験者に向けた漫画なのだとして割り切った方が良いだろう。次。

組技系の格闘家としての主人公披露。当て勘のなさや受け身など攻撃を受ける前提の描写に納得はいくが、絵的に不良のほうが目立ってしま演出

ここは思い切って主人公を目立つよう分かりやすく上に描いても問題は無かったと思うが、何かしらの意図があるのだろうか。よく分からない。編集者が気付かない訳がないので、まあ何かしらの演出なのだろう。次。

ヒロインによる制止と事態収束、および疑義の投げかけと解説。ここも最後コマ示唆。……「丁寧といえば丁寧」。次。

最終的に格闘技について前向きにはなるという所で終了。

総評……非常に申し訳ないのだが、主人公言うなれば「極力リスクを負わずに良い所だけ取っていく」という印象が強い。50点のために、解ける問題を解かないというのが事態悪化させているまである。そこまで考えていないといえばそこまでだが、どちらにせよお調子者という感じで自分には理解し難い。

また、話運びや演出等については丁寧で王道チックだが、それ故に意外性が低く、かつ格闘技関連の説明描写などが読者の格闘技についての知識想像力依存しているため、一話で読者をもぎとるには少し弱いところがあるのではと思わなくもない。それをスルーさせるだけの演出力がもう少し欲しいように思わなくもない。

どちからといえば(古い)マガジンとかチャンピオン向けの話を、あえてジャンプでやってる……という感覚が強く、火ノ丸相撲のように「相撲について分からない人でも付いていける」力があるかと言われると、少し怪しいところがあるのではないかと感じた……個人的感覚だが、まあ格闘技経験者なら考えずに読めば気にならないのかもしれない。

主人公以外のキャラクターについては、良くも悪くも魅力的かというと何とも言い難い。ヒロイン自体は良い感じに読者を引っ張ってこれそうなキャラをしているが、同時に少しキワモノさも併せ持つ。こういったニッチだったり少々リアル性格的要素を持ったキャラを扱う場合、週刊少年誌というより青年誌月刊誌向きなのかもしれない感じはある。

概ねそんなところか。次話以降については、また時間のある時に読んで感想を書くかもしれないし、書かないかもしれない。ひとまず終了。

うらじゃ

数年前に岡山引っ越してきて、初めて知った催し物に「うらじゃ」というものがある。

初めて出くわしたときはなんかそういう伝統があるんだろうなと思ったが、ボーっと見ているとなんとなく違和感があった。

よく分からない歌に合わせて派手な化粧と法被を着た団体が何やらオリジナルっぽい踊りを披露している。

違和感の正体がよく分からなかったが、無理やり言語化するなら「なんかぼやっとしてる」

あんまり明確に決まりがないのか、踊り方とか音楽とかもそれぞれのチームごとにバラバラで、鳴子みたいな楽器を持ってたり持ってなかったりする。

伝統的な踊りというよりもなんか「体育祭の出し物」って感じなのだ

言ってしまえばクオリティが低い。

その場で調べてみると発祥1994年、なんと平成に入ってから当時のYOSAKOIブームに乗って作られた行事との事で納得がいった。

岡山暮らしているとこの「うらじゃ」が話題に上ることがあるが、岡山県民といえど温度感は様々だ。

まずうらじゃを踊っている層を見れば分かることだが、ヤンキー元ヤン層はわりと素直にうらじゃを受け入れ、何なら仲間や同僚とうらじゃを楽しんでいる感じ。

地元大学生なんかもうらじゃサークルみたいなものがあるらしい。

一方で、偽物の伝統行事とか、人に見せるほどのものじゃない、とかかなりバッサリ切り捨てる岡山県民もいて、これは比較高齢者が多い。

うらじゃが成立する前から岡山生活していれば、あのあからさまに人工的に作られてなんとなく伝統みたいに受け入れられてる行事にうっすらとした嫌悪感を感じるのは当然かもしれない。

自分最初違和感から入ってしまたから、正直あんまりうらじゃをいいものだとは思っていない。

わざわざあれをやりたいとか見に行きたいという人の気持ち全然からない。

当日は駅周辺で通行規制がかかって面倒だったりもする。

成立自体パチモンだが何となく体感所属意識を醸成するための行事としてはきっとある程度成功していて、成功しているからこそ「なんかキモいな」という感想になる。

2023-09-30

ラグビーW杯2023 9月29日プール第3週 日本 vs サモア レビュー

5チームの総当たりを行うラグビーワールドカップグループリーグは長い。

すでに9月末、日本の空にはすっかり秋の涼しい空気が流れてきた。

おはようございますこんにちは、こんばんは。

レビュー増田です。

季節を跨いで行われるラグビーW杯、みんな楽しんでいるだろうか。

プールDの第3戦、遠いフランストゥルーズで日本代表サモア代表と戦う。


サモアとは前大会でも予選リーグで相対し、その時はキック効率的に攻めた日本勝利したが、今大会サモアは今までとは違う。

自国に国際レベルリーグがないために、W杯ごとに欧州スーパーラグビー選手で急に代表が結成される彼らは、チームとしてのまとまりに欠き、規律の乱れで反則をしがちという長年の弱点があったのだが、前大会後に国際プロリーグスーパーラグビー自国メンバー構成されるモアナ・パシフィカを送り込んで、一つのチームとして組織的プレーできる選手たちを育ててきた。


また、祖父母までがその国の出身で、かつ他国代表過去3年間試合に出場していなければ、1度だけ代表所属国を変更できるという規定の変更により、元オーストラリア代表クリスチャン・リアリーファノ、元ニュージーランド代表チャーリー・ファウアウイナなどの経験豊富メンバーサモア代表に加わった。

アリーファノは白血病を克服したあと、ジャパンラグビートップリーグでもプレーしており、日本でも知られた存在だ。


ではそんな彼らの戦術遂行はどうか。

W杯入ってからのスタッツを見ると、サモアはランでキャリーする距離よりキック前進した距離の方が長い。

同じアイランダーのチームでも自陣からも持って走るフィジーとは随分違う。

キック前進してセットプレーからのパワフルなランと衝突で押し切るという攻撃の形が見えてくる。

タッチキックで大きく前進するシーンがたくさん見られるなら、それはサモアの形になっている。


遂行面で、大会に入ってからサモアは、リアリーファノのゲームメイクキックで、きちんとラックを作った落ち着いた攻撃をしている印象で、試合を左右するような重大な反則も過去に比べてとても少ない。


反面、カウンター攻撃オプションとしてはイングランドアルゼンチンより少ない。

キチンとしたゲームの入りにまだ慣れていないのか、ノリどころを見逃しがちで、スイッチが入るのに時間がかかる印象もある。


守備面でも規律改善されてよく守ってるが、タックル成功率自体は高くなく、自陣深くまでの侵入を度々許している。


日本は反則に気をつけてセットプレーを渡さず、相手陣にボールを運び続ければ封じる目もありそうだ。

スクラムラインアウト重要になるのだが、大会前の不安視されたパフォーマンスとは打って変わって、W杯に入ってから日本セットプレーは目を覚ましたように安定していて、封じ込めは現実的にも見える。

ただ、万一シンビンなどで人数を欠くと、強力なフィジカル圧力をモロに受けてしまう。


分析が封じるのか、経験アップグレードされたパワーが押し切るのか。

トゥールーズの観客の大歓声を背に、ウォークライシバタウを披露したサモアキックオフでゲームは始まった


前半


キックオフ直後の1分、日本キックで攻め入りたいサモアに反則をしてしまい、機会を与えてしまう。

ショットで先制点をとりにきたサモアは外したものの、蹴り返した日本キックで結局セットプレーに。

ラインアウトからモール、これはサモアの攻めの形だ。

しかしこれを耐え切り、今度は今度は日本サモアの反則からキックで敵陣に入り込む。

相手の形になりかけたのに凌いだのは幸先が良い。


ラインアウトスティールされたが、その後も相手の後方にキックを蹴る。

日本キック相手を常に後方に下げて、消耗を避けつつ侵入を防ぐ戦術だ。

カウンターアタックでもレメキがアタッキングキックを蹴る。

ハイパントがどちらに入るかはその後のセットプレーの結果に直結する。

今日ハイボール日本に入る。


8分には注目のファーストスクラム

ここもサモアの狙い所で、圧力に負けるとサモア前進を許してしまうが、反則をせず止めた。

日本代表ゲームを左右するポイントが締まっていて幸先がよい。


すると12分にレメキのビッグゲインからピーター“ラピース”ラブスカフニが先制のトライ

先制点は日本のものになった。


キックオフから反撃したいサモアはランでボールを持ち込んでPKを獲得。

深い位置から、立て続けのラインアウトスクラムで攻め立てる。

サモア自分達の形でトライを取りたいし、日本相手の長い攻めを徒労に終わらせたい。

結果はサモアショットで3点を許したが、日本相手意図したプレーで結果をださせなかったことで流れを押しとどめた。


リスタートからPG日本はすぐさま3点を返すと、ライリー、レメキの鋭いランからリーチが追加のトライ

PG28分で、このトライ31分。

3点を取るのに15分を要したサモアに対し、日本10点を取るのに要した時間3分

この効率の差はなにか。

サモア攻撃オプションの少なさが時間無駄遣いにつながっているように見える。


前半の残り時間でなんとしてもトライが欲しいサモアと、リードを守りたい日本

サモアはこのW杯でよく攻めをコントローしてきたタウマテイネを、日本スクラムの要の堀江を互いにイエローで欠く形となる。

フィジカルに勝るサモア相手に人数を欠くのは避けたかった試合ポイントだ。

ここしかないとモールを仕掛けるサモア

日本はついに相手の強みでトライを与えてしまう。

サモアにとっては嬉しく、日本にとっては避けたかったトライだった。


日本 17-8 サモア で前半が終了。


前半のテリトリー支配は共に

サモア 62% - 38% 日本


数字だけだと、サモアが圧倒したようにも見えるが、ピッチ上の実際の出来事を突き合わせてみると、攻め手がないまま長時間ボールを持ったサモアと短時間スコアする日本という形となった。


ちなみに前半の残り時間ほとんどない中、退出した堀江に変わってリーチラインアウトを投げ入れるという珍しいシーンがあり、この件についてラグビープレーヤーの同僚に解説を求めたところ「ああいった場面で対処がわからずチームに迷いが広がるのを嫌ったのかもしれない」ということだった。


漢の中の漢は、勝利に何が必要かわかっている。

本物は自分がすべきことがわかっている時、いちいち人の指示を待ったりしたい。

目の前に為すべきことがあれば、リーチは余計なことは言わず、ただそれを為す。


ブライトンではリスクを恐れずスクラムを選んで勝利を呼び込んだ。

スクラムを組んだリーチ達をみてエディーさんはブチキレた。

ニュージーランドの自宅では最高のコンディションを維持するためリビングサウナを作った。

リラックスできないと奥さんに怒られた。

そして、トゥルーズで黙ってラインアウトを投げ入れたリーチは、ハーフタイムジェイミーに怒られた。


怒られることを恐れて為すべきことを引っ込めたりしたい。

リーチはそんな漢だ。


後半

日本サモア、互いに14人で始まった後半にどう言った修正をしてくるか注目だが、日本は前半に引き続いてサモアラインの後方にキックを蹴る。

前半に長時間の攻めで体力を使いすぎたサモアに対してさら無駄なランを強いる作戦のようだ。


ここで今大会をよく我慢しているサモアは、ついにゲームを大きく動かす反則をしてしまう。

ラブスカフニに対するベン・ラムの肩から入ったタックルが頭に当たってしまい、レッドカード可能性もある一時退出。


そしてシンビン開けの堀江が戻った日本が、1人分のアドバンテージを活かしてモールトライ

国際映像に写りこんだラグビー芸人しんやガッツポーズトライに華を添える。

48分、日本 22 - 8 サモア

ベン・ラム審査レッドカードになったことによって、サモアは残り30分、14人で2トライ2ゴールを追うこととなった。

ショットさらに加点する日本


ラグビーを見る時に、前後半をさらに半分に分けて、20分、40分、60分、80分に四分割すると、20分と60分で試合様相が変わることがよくある。

60分から日本は今まで蹴ってきたキックを蹴らずにボールを持って走る戦術に切り替えた。


対するサモアにもうできることは少ないが、少ない選択肢が迷いを消して流れが変わることがある。

サモアラックの近場を縦にこじ開けて、オフロードをつなぐ、往時の戦術勝利をかけた。

これが実って65分にリアフィーファノが飛び込んでトライ

日本 25 - 15 サモア


残り10分を残して、日本サモアも、互いに最後の切り札を出す展開となる。

素早い展開とランで侵入してキックで3点を持ち帰る日本に、フィジカルで縦に押し込みトライで追い縋るサモア

最終盤スタジアムが両観客からの大歓声に包まれる中、日本ボールピッチから蹴出してノーサイド


日本 28 - 22 サモア


試合支配

日本 42% - 58% サモア


テリトリー

日本 49% - 51% サモア


最後に押し込まれものの、後半は日本テリトリー支配率も返した形で、これはベン・ラムの退場もあるけど、60分からキックではなくランで攻める日本プランがこういう結果になったのだろう。


ゲーム全体をみると、サモアはやはり攻撃オプションが少なかった。

フィジカルの強さは最大の強みだが、正面からドーン、ドーンとくる感じ。

圧力はあったものの「予想外の何が出るかという怖さ」がなく、日本が全力を出せるかどうかというゲームだったように思う。


「やるべきことができなかった。そのおかげで日本が陣地を広げることができたと思う。もっとボールに向かっていけばもっとスコアを取れるポジションに行けたと思う。過去3試合でもそういう傾向だった。だから、この展開は自分もチームも責任を取るべきだ。しかし、努力をしてきたことには誇りに思う」

とマプスワHC。

試合前に感じていた「きちんとしたゲームメイクだが、以前より大人しくなりすぎ」という印象はある程度サモア自身も感じているようだった。

フィジカルの強さに、もしハイパンの優位性や、スラロームのようなランなどの攻撃オプションがあったのなら対処が難しいチームだった。


「まだ1試合残っている。やるべきことがある。次に進めないかもしれないけど、2027年の豪州大会に向けても頑張っていきたい。とにかくイングランド戦に全力を尽くし、明るい気持ちで終えられるようにしたいが、まだ試合は終わっていないんだ」


明暗は別れ、これで予選突破が厳しくなったサモアに対して、日本はあと1勝で予選突破が決まる状況になった。

ベスト4目標に掲げる日本しか決勝トーナメントの前に立ちはだかるのが、先週、日本に先立ってサモアを退けたアルゼンチンだ。

このプール終戦に勝ったチームが8強に進出するだろう。


南米最強のチーム相手突破をかける大一番は、3連休中日10月8日の20:00にキックオフだ。


anond:20230918114556

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