はてなキーワード: 戦後民主主義とは
横だけど、かつて野党時代の安倍は「多くの人は東日本大震災の辛い現実を直視できない。だから政治家は前向きな事を常に言い続けなければいけない。」と語っていた。
おそらく元増田らはこの発言を肯定的に捉えるだろうが、俺は非常に危険な発言だと感じた。というのも辛い現実を直視する事なしに前を向く事なんて出来ないからだ。誰だって暗いニュースは見たくないが、目を閉じて耳を塞いでも無かった事にはならない。この安倍の発言は分析としても戦略としてもよく出来ている。政治を大衆に迎合するもの、人気集めゲームと割り切っている。戦後長らく、いや戦前だってこのような考え方はありふれていた。
けれどもその結果起きた事が太平洋戦争だった。また戦争の話かと思うかもしれないが、戦後民主主義はここから始まっている。何度だって振り返る必要がある。
野党は与党よりももっといい政策を出してほしい、それは元増田らの本音だろう。世論調査を見る限り、政権支持しかし政策にはほとんど全て反対という有権者がかなり多い。ここで野党が、現実を直視できない多くの人向けにまやかしのような、耳心地いい政策を出しはじめたらどうなる?ちょうど元増田が欲しがってるような政策とはそのような性質のものじゃないのか?いかに多くの人を心酔させられるか競い合う事がバランス感覚ある振る舞いか?
民主主義とは人気集めゲームになりがちだというのはこれまでの歴史が証明している。民主主義は不完全でたやすく暴走する。そして地震や原発、その他の理不尽な災害は人々の心に暗い影を落とした。元増田らも、先行きだって本当は不安なんじゃないか?人心につけ込むような人気集めゲームが加速したら必ず取り返しのつかない事が起こる。
だから選挙前に野党は政権公約を作る程度でよく、まず野党の仕事は政権運営の監視、民主主義の暴走を防ぐ事が先決だと考えてる。長くなったが、以上。
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00 | 85 | 11558 | 136.0 | 22 |
01 | 79 | 10071 | 127.5 | 65 |
02 | 36 | 4671 | 129.8 | 70 |
03 | 17 | 1506 | 88.6 | 65 |
04 | 4 | 173 | 43.3 | 24.5 |
05 | 15 | 2555 | 170.3 | 47 |
06 | 45 | 2885 | 64.1 | 37 |
07 | 30 | 3834 | 127.8 | 47.5 |
08 | 104 | 6131 | 59.0 | 32 |
09 | 63 | 3918 | 62.2 | 32 |
10 | 202 | 11016 | 54.5 | 38 |
11 | 124 | 11051 | 89.1 | 49.5 |
12 | 163 | 21685 | 133.0 | 35 |
13 | 142 | 8600 | 60.6 | 33 |
14 | 135 | 11025 | 81.7 | 38 |
15 | 120 | 9638 | 80.3 | 45 |
16 | 131 | 15703 | 119.9 | 29 |
17 | 169 | 20474 | 121.1 | 38 |
18 | 176 | 11627 | 66.1 | 28 |
19 | 94 | 8109 | 86.3 | 35.5 |
20 | 123 | 11378 | 92.5 | 35 |
21 | 149 | 15555 | 104.4 | 42 |
22 | 111 | 18586 | 167.4 | 61 |
23 | 169 | 18000 | 106.5 | 50 |
1日 | 2486 | 239749 | 96.4 | 40 |
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うざいと批判されようが、戦後民主主義はアカの意見と利害調整しなくてはいけません。なぜならそれが民主主義の理念だからです。多数派の意見に少数派は従うべきというのはそもそも民主主義じゃねーんだよな。
戦後民主主義の理念というのは少数派と多数派との利害調整によって成り立つ社会で、切り捨てされる人間が可能な限りいない事が一つのゴールなんだが?ネトウヨは多数派に従えというのが民主主義だと考えているので馬鹿すぎて困る。学校で常時寝てた底辺なんだろうな。
俺が知る限り戦前の全体主義は「非国民め!アナーキストは死ね!」という感じで吊るし上げ。今で言うネトウヨのお家芸だったと思ってるけど。
同じだよ。今のリベラルと。
「非国民」のところが「レイシスト」とか「ネトウヨ」とか「自民支持」とかに変わっただけ。
自分たちの気にくわない人たちをレッテル貼って吊るし上げてるのは何も変わってないよ。
それにリンチ容認って・・・リンチはしてないでしょ。リンチの意味分かってる?法から逸脱した私刑で、法治主義を否定してる時点で戦後民主主義ではないわ。
「ヘイト」と勝手に認定して、集団で業務妨害行為や罵詈雑言を行う。
「ヘイト防止法違反だ」とおっしゃるかもしれないが、その認定は司法が行うもので自称リベラルが勝手に行っていいものではありません。
ちっとも理解できない。
俺が知る限り戦前の全体主義は「非国民め!アナーキストは死ね!」という感じで吊るし上げ。今で言うネトウヨのお家芸だったと思ってるけど。
それにリンチ容認って・・・リンチはしてないでしょ。リンチの意味分かってる?法から逸脱した私刑で、法治主義を否定してる時点で戦後民主主義ではないわ。
それやってきたのはずーっと自民党だよね
それをやってたのは新左翼でしょ?
国会前での許可なしデモ、安倍総理始め与党議員への誹謗中傷(戦犯の孫、叩き斬ってやる発言など)、許可を取ったデモへの座り込み妨害や違法集会での妨害(自称カウンター)など。
「気に入らない表現に集団クレームで業務妨害」は否定しないんだ。出来ないけど。それ、戦前の全体主義とどうちがうの?
それやってきたのはずーっと自民党だよね
バラマキ全方位土下座外交って社会党や共産党や民主党がやってきたんだっけ?
それをやってたのは新左翼でしょ?
はてサと呼ばれる人達で新左翼に属してる人はいないと思うよ、よくウォッチしてるけど
百田叩きも百田擁護もあんまりうまくのれない。楽しめる感じがしない。
昔さ、缶コーヒーのおまけにちっちゃな飛行機のプラモがおまけについてて、コンビニの店頭でその映画がやってるっていうのを知ったんだ。なんかそれが永遠のゼロっていう話題作っていうか話題にしたい作だってのがそれでわかった。
で、飛行機の戦争の実写映画なんていまどき作ってるんだなーっていうの気になって見に行った。注目のベストセラー作家らしいってのは見る前には知ってた。
ところがストーリー、なんか微妙にちぐはぐだった。なんか雑なんだよなーって思った。
なんかやっぱ第二次世界大戦をテーマにするとちょっと左より中道の戦争はいけませんよ路線になっちゃうんだよなーって思った。
主人公ぽいのが現代パートで一人、戦争パートで一人出てくるんだけど、戦争パート主人公のゼロ戦乗りは周りに流されない博愛なヒューマニズムあふれる戦後民主主義っぽいメンタルなのね。命を大事にする。でも一応ちゃんと仕事(戦争)はする。仲間を大事にする。戦友と一緒に戦って戦って、最後は特攻機の訓練教官にさせられちゃってたくさん学生を特攻させてそれに耐えられなくてメンタル病んで自分が特攻してエンディング。まあ期待されるとおりの戦後の反戦映画っぽいよね。
ところがすごい邪魔なのがそのゼロ戦乗りの足跡をたどろうとして色々調べて回る青年の現代パート。まんまネトウヨっていうか旧軍オタ初級編みたいな痛いムーブする。めっちゃ邪魔。かなりずっとイタタ状態が続く。合コンで戦争の話持ち出して難色示されたらキレるとかなんなの君は。ゼロ戦乗りの主人公の方が同席してたら絶対たしなめられるぞ君。現代パートいらなくね?邪魔じゃね?何が言いたいの?全くかみ合ってないよ?
映画を見て、私はてっきり百田って左の作家なのかなーって思ってた。
そしたらね、右で有名な小説家なんだって。右の論客(笑)なんだって。ええー。あんなに左っぽいストーリーだったのに?なんかネトウヨはキャラにはいたけど。
単になんかすげー雑なだけなんだなーって。不必要に注目されたり取り巻きがいるのが自分にとってはだいぶ不思議だけど、すごい雑なことをずばっと意味なく言い切ると信者出てくることがあるってよくあるやつかなって。
太平洋戦争については日本が全て悪いとすでに断罪はされている。東京裁判のやり直しは現実的ではないし、未だに総括できてないなら加害者として延々責められるのは当然の話。日の丸や君が代については強制は望ましくない。各々が拒否する事も言論の自由の範疇。そもそもナショナリズムを愛国心と勘違いしている。
遺憾の意以上に出来る事はあるの?軍事力で恫喝?とんでもない話だよ。それに、カネで平和が買えるなら安くていいじゃないか。やってもいない罪だと抗弁しても敗者に言う権利はないし、繰り返しになるけど東京裁判のやり直しは国際社会からも認められないだろう。ただのネトウヨのお気持ち表明だよ。
ここ10数年、右傾化ガーとか歴史修正主義ガーと言われて久しい。
ところがウヨが興味あるのは慰安婦とか南京とか戦前戦中の話だけで、それ以前はどうでも良いらしい。
過去10数年ぐらいに刊行されてる、吉川弘文館の人物叢書だの、朝日選書だの講談社や中央公論社だの各社の新書とかで、古代・中世日本史の本を読むと、なぜウヨが激怒発狂しないのか謎でならない。
何しろ、古代史では『日本書紀』は大ウソだらけ、万世一系ではなく継体天皇の代からは新王朝の可能性が濃厚、任那日本府は通説よりずっと規模が小さく「日本府」って名前も後世につくられた、「大化の改新」の中身はほとんど無し、厩戸王は実在したけど聖徳太子の手柄の大部分は蘇我氏の業績、藤原氏(中臣氏)を美化するための誇張が濃厚、壬申の乱の記述は天武天皇を正当化する作為が濃厚――といった調子、皇国史観は絶対で「記紀の内容はすべて史実!」て言ってた戦前の基準じゃ許されん話ではないかw
「神武天皇は実在した」とかドヤ顔で語ってた自民党議員は怒らないのか?
中世史も、『平家物語』の名場面の大部分は創作で源氏は卑劣、後醍醐天皇は政治的に無能だったから建武の新政は失敗、戦国時代には住民大虐殺や奴隷の人身売買が通例……とかなんとか、そんな話がフツーに記されてる。
竹田恒泰とかの「日本の伝統に詳しい人」と称する連中に言わせると、近代以前の日本には中国韓国のような野蛮で卑劣な話は一切なく、この世の悪はすべて戦後民主主義のせいらしいが、全然そんなことはなかったと公然と書かれてる。
やれ「歴史戦」とか言う連中は、なんでこういうここ10数年の歴史学者の成果を「ブサヨの歴史捏造だ!」と言って怒らないのかw
ウヨ連中は本当に、明治期以降か下手すりゃ昭和期戦前しか興味ねえんだろうな
専業主婦とか夫婦同姓が本気で日本の伝統と思ってたり、小島毅が書いてたように「明治維新が起きたのは江戸時代に儒教が広まったから」とか知らんで、本気で「中国韓国は儒教国家だからケシカラン」とかドヤ顔してる奴多いし
https://anond.hatelabo.jp/20180709055614
の続き
ダニエル F.チャンブリス著、浅野祐子訳「ケアの向こう側 看護職が直面する道徳的・倫理的矛盾」
この本は、病院でフィールドワークを行い患者や医療者に起こっていることを目の当たりにしたことをもとに書かれています。目的は「ナースが日常業務の中で倫理的問題をどのように捉え、対処しているかを、詳細に、かつ弁護できる程度の一般化をもって記述すること」です。
第1章は、「ナースの世界、すなわち病院は、一般社会とは全く異なる道徳システムを持っている。病院では悪人でなく善良な人がナイフを持ち、人を切り裂いている。そこでは善人が、人に針を刺し、肛門や膣に指を入れ、尿道に管を入れ、赤ん坊の頭皮に針を刺す。また、善人が泣き叫ぶ熱傷者の死んだ皮膚をはがし、初対面の人に服を脱ぐよう命令する」といった衝撃的な言葉で始まり、「一般人にとって身の毛のよだつ残酷物語もここでは専門家の商売なのだ」と続いています。
確かに病院は一般の生活とは異なる独特の世界があります。しかし次第にそれが普通のこととして「日常化」され、業務は「ルーチン化」されていきます。チャンブリスはこの「ルーチン化」とともにナースの感情は平坦化し、そこで生じる出来事に対する感受性も失われていくと述べています。患者さえもそのルーチン化に含まれていきます。患者は人としてではなく、一つのケースとしてしか認識されないようになるのです。その結果、ナースは患者に生じる多くの倫理的問題、道徳的問題を認知しなくなっていくのだと分析します。
しかし、倫理的問題こそナースが積極的に関っていくべき必要があるはずです。なぜなら、ナースは患者を擁護する立場にあるからです。アメリカでも、アメリカ看護師協会(American Nurses Association )による「看護師の倫理綱領( Code of Ethics for Nurses)」にそのことが明記されています。
こういった事実を知っているかどうかで、未来は大きく違ってくるはずです。まずは、女性だから、看護師だから、そういった犯行は起きない、という偏見・先入観を捨てる必要があります。
それどころか、むしろ看護師という職にある限り、必然的にモラル・倫理的に気が付けば滅茶苦茶な様態になる職だと認識し強く自覚し、教育をしていくことが必要です。
根源的には人類共通の「死と病への畏れ」があり、日本においても仏教思想的な浄・不浄・穢れの概念から、科学が発達していない時代に、やはり皮膚・血や体液・死を取り扱う医師、助産師、看護師、洗濯、理髪は賤業と見なされていた。(ヨーロッパでも同様に血を扱う理髪師兼外科医)
それゆえ、日本の近代的な専門職としての看護の始まりにおいては、やはりナイチンゲールの「白衣の天使」というイメージを輸入し、キリスト教徒の信心深い修道女の禁欲規律使命献身と清純のイメージを全面に打ち出し、「聖**看護学校」「聖**病院」「**マリア病院」、はたまた教会の修道女の誓い(神との結婚つまり禁欲貞操の誓い)を真似た宣誓と戴帽式といった、実際には看護師はキリスト教徒でもなく修道女でもないのにも関わらずそのイメージを一般大衆に植えつけ印象付けてきた。
中身と行動が伴っていない虚飾はまったくの茶番。
問題なのは、日本の看護はその上っ面のイメージと形式だけを輸入し、本質的な使命と人間性の道徳教育や倫理観を輸入し損ねたことだ。欧米文化圏では文化的に刷り込まれているキリスト教的道徳価値観倫理観すらも持ち合わせていない日本で。。。
そもそも現代日本の看護教育は、戦時中の軍隊式日本赤十字の従軍看護婦養成の伝統をそのまま引き継いできてしまったものだ。
日本では戦後長らく,看護学研究に関する倫理の問題はおろか,「看護倫理」一般についての空白期が1980年代初頭まで続いた.かつて日本の看護師には,清楚さ,奉仕的精神,医師への従順さ,組織への忠誠,規律と秩序の維持等の,専ら内面的な美徳を備えた者であることが期待され,それに応答することが看護倫理であった.しかし,戦後民主主義が浸透し,経済的に豊かになる中で,過去の看護師像に対する強い反発と反動が日本の看護界に広まり,抑圧された過去の看護師像を想起させる「看護倫理」そのものが敬遠されたことが,この空白の背景にあるといわれる.その結果,米国では1960年代からすでに看護学研究に伴う倫理的課題に対する積極的応答が看護界全体においてみられたのに比して,日本の看護界における対応は1980年代中頃になるまでほとんど皆無であった.
この時期(1951-1966 年)の看護倫理に関する教育内容は、「ナイチンゲール誓詞」などの倫理規定のほか、看護師にとっての礼儀・作法、心構え、守秘義務、対人関係など、戦前の流れを引き継ぎ美徳中心であったとされる。
1967 年の指定規則の改正では、看護学が基礎科目と専門科目に分けられて体系化がはかられる一方で、「看護倫理」という独立した科目は削除された・・・
この時期(1967-1988 年)には、1967 年のカリキュラム改正前の看護倫理は、看護婦としての心構えや人類愛、使命感、奉仕などの精神性で貫かれており・・・
1989 年に指定規則が改正されたが、このとき看護倫理を「看護概論」の中に含むという「注」も削除された。これによって、看護倫理に関する記述は指定規則から全く無くなり・・・
1996 年の指定規則の改正でも、看護倫理に関して独立した科目は設けられていない・・・
2002 年に出された文科省看護基礎教育の在り方に関する検討会報告「大学における看護実践能力の育成の充実に向けて」(文部科学省, 2002)の中では、人間尊重・擁護の方法について「看護職者は、対象者が治療及びケアを受ける過程で遭遇する具体的な場面で、常に、その人の尊厳と権利を擁護する立場で行動できることが不可欠である」と述べられている。また、その教育方法についても「学生自身がその意味に深い関心を持ち、看護職者が対象者の権利擁護者として機能することの意義を追求できるよう、具体的な看護事象を用いた演習を組むなど、学生同士の討論や患者などの対象者などから学ぶ方法を採用することが大切である」とされている。さらに、人間尊重について「対象者の立場に立つこと、個人の文化背景・価値・信条の理解、意思決定に必要な情報の提供、自己決定権、人間としての尊厳・人権尊重、インフォームド・コンセントの実践と支援、プライバシーの保護と個人情報の取り扱い、セカンドオピニオンの意義などについて」と具体的に言及し(た)
プライバシー尊重とか超超基本的な倫理についてやっとここ数年になって看護教育の課程に組み込まれただけ、以前は全くありませんでしたとか、冗談かよ、な状態。
恐ろしいことに、本来あったり前の守秘義務でさえ、看護師においてはほんの10数年前まで存在してなかったというお粗末さ。
秘密の保持に関する保助看法上の条文は法 制定当時にはなかったが、平成 13 年(2001) の法律第 87 号で第 42 条の 2 として新たに追加されたものである。
今の30代以上の看護婦世代…そしてそういう世代から教わる今の看護師達。
ところが,我が国には,このような基本的人権である患者の権利を定めた法律がない。
そのような中で,今日,我が国の医療は様々な場面において多くの重大な課題を抱え,患者の権利が十分に保障されていない状況にある。
...
ところが,いまだ,患者の権利に関する法律は制定されていない。
...
日本医師会生命倫理懇談会による1990 年の「説明と同意」についての報告も,こうした流れを受けたものではあるが,「説明と同意」という訳語は,インフォームド・コンセントの理念を正しく伝えず,むしろ従来型のパターナリズムを温存させるものであるとの批判を受けた。
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/jfba_info/organization/data/54th_keynote_report3_1.pdf
「看護師=モラル高い人達」という幼稚な幻想や、看護師が何か問題を起こせば「環境による被害者」という風潮を、周囲やメディアも含めて、煽り過ぎている現状があります。
今日の日本では、医療現場のみならず、世間一般の中にも無知が蔓延し、患者の当然の権利を「モンスター患者」の一言で黙殺しようとする風潮がある、とまで言える。
続く
まさに、ブルマーについて「なぜそれが使われてきたのか」という研究が出版された。
おそらく制服についてもほぼ同じ論理で読み解けると思うので一読を勧める。
http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-3410-0
女子体操着であるブルマーは、ブルセラブームを契機に批判を受け、1990年代半ば以降に学校現場から急速に姿を消した。消滅の社会的背景はこれまでも断片的には語られてきたが、では、腰に密着して身体の線があらわになる服装が、なぜ60年代に一気に広がり、その後30年間も定着・継続したのだろうか。
地道な資料探索や学校体育団体、企業への聞き取り調査を通して浮かび上がってきたのは、中学校体育連盟の存在だった。そこから、中体連の資金難、企業との提携などのブルマー普及の背景を解き明かす。また、受容の文化的素地として、東京オリンピックの女子体操が与えたインパクト、戦前から続くスカートの下の2枚ばきの伝統などとの関連も検証する。
ブルマーは導入当初から性的なまなざしにさらされてきた。にもかかわらず、学校現場でブルマーが存続してきたのは、ブルマーをはく女子の身体に女子修身教育の幻を見る戦前回帰派と、美と健康を見る戦後民主主義派とが思わぬかたちで共謀していたためではないかと指摘する問題提起の一書。
内閣は国会に対する説明責任をまじめに果たそうともせず国会が行政を全く統制できてない
国会はまともに議論しようともせず、担当の大臣すら理解できてないような法案を議論が尽くされたとかいって通す
こんな体たらくだと安倍首相が自分を立法府の長って勘違いするのも仕方ないのかもしれない
戦後民主主義は日本国憲法とそれに伴う諸制度によって担保されてるんだとずっと思ってたけど、何の事はない、実は国会議員の良心によってのみ支えられていたんだなってのを最近思い知らされてる
自民党の議員先生には自民党執行部に公認を受けたから議員になれたんじゃなくて自らが国民に選ばれたからそこにいるんだということを思い出して内閣をしっかり監視してくれることを望んでいる
一般的には悲惨な戦争体験の新しい表現として評判のこの映画だがガチ左翼、とくに朝鮮シンパにはすこぶる評判が悪い
そもそもこうの史代の「夕凪の街 桜の国」が日本人が被害者ぶってる戦争体験だけ美化されてるニダとかなんとかで受けが悪く、
こうのが「この国に生まれながらこの国のことが嫌いな人たちがいるようです」みたいなことを口走ったおかげでド極左に敵視されてたようだ
「この世界の〜」原作では例の太極旗のくだりでこうの自身が批判に落とし前をつけたようだが、今回の映画版ではそのへんをわりとサラッとやってしまったのがいたく朝鮮シンパの気に食わないらしい 片渕須直監督の「あの場面ではすずさんに唐突に国家を背負わせる必要もなかったのでは〜」的な発言も心象が悪いらしい
そもそも呉みたいな軍都に住んでて無垢にひたむきに生活を営み、彼らの産業が植民地の三国人どもを抑圧してることを見ないようにしてるようなほんわかした生活描写が朝鮮シンパ的にはありえないみたいだ
まあそんなこんなで日本人としての加害性を無視した本作も戦後民主主義左翼に言わせれば大政翼賛映画になってしまうようだよ
最近増田でなんか見る気がしない的なネガキャンがさかんに行われてるのもその辺の事情もあるのではないかな
単にインターネット接続料以外はビタ一文コンテンツに金を落とせないというクソネット貧民ニートであるだけという可能性も大きいけど
http://anond.hatelabo.jp/20160805000418
私の意見を要約すると。
・シン・ゴジラって3・11の震災と福島第一原発事故の政府対応に重ねてるよね。
・シン・ゴジラではイケメンエリート官僚や科学者がでてきてかっこよく科学的?に処理したけど
・つまりシンゴジラって福島第一原発事故処理に成功した日本政府のIFものだよね。
・これは「第二次大戦で米軍に勝利する日本軍」を書いちゃう、こっ恥ずかしい仮想戦記の類の何かだよね。
・しかもシンゴジラでは自衛隊がゴジラに冷却材(凝固剤)のホースを突っ込むために特攻して全滅しちゃうんだ。
・でも実際の福島第一原発事故では、よくも悪くも戦後民主主義で人命第一の日本政府はそんな事はさせなかったよね。
退避を繰り返し非正規労働者を大量に投入してゆっくりと泥臭く処理したね。
(状況が進捗しないし、かっこわるいね。でも現実はそういうものだよね。
そんなものを描いちゃったら政治的意思表示が必要なんじゃないの?
格好いいから描いたですまされないんじゃないの?
というところです。
「僕達の楽しいエンタメ作品であるシンゴジラ(虚構)」を(現実)フクイチに重ねるのはやめて下さい!!派
上記はつまり「こども(庵野)がウルトラマンごっこ、ゴジラごっこで遊んでるだけ」
なのに政治的意味合いを見出したり回答求めるのはヤメてよ!っていうことなんだろう。
エヴァなんかは「沖縄決戦」パクってごっこ遊びしてもなんでもいいけど。
震災から5年しかたってない2016年に、フクイチを取り扱って子供のふりして許されるわけがない。
逃げまわるつもりかもしれないが、なんらかの政治的意思表明が必要でしょう。
(はどうでもいいです)
シンゴジラでは泥沼感や絶望感や虚脱感がなかった。これを指摘するのは飽きるけどエリートばかりだった。
「軽トラから載せられた日雇い労働者がゴジラに特攻させられる描写」があったらば強烈な皮肉にはなっただろうなと思う。
これにはフクイチという重いテーマを扱ったのに、リアリティに寄せることがなかったことへの苛立ちがある。
とくにラスト。
次期大統領候補云々について、いちゃいちゃしながら喋ってる」
『ボロボロの感じで虚脱状態で「延々続く収束作業を無言で見守る」』みたいなエンドなら伝わったかもしれない。
もしくは、どこかのブコメに「あのまま核攻撃されて東京まるごと吹き飛ばされればよかったのに。」
ってのがあったけど、そうなったらホント庵野信者になったかもしれない。
だがしっくりくる。途中まではフクイチに寄せたが、最後はアニメ演出で完結させる。
「虚構でした!」「この映画はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません」
というオチで締める。
なんだろうかこれは。結構毎回やってるような感じがする。夢オチに限りなく近い何かみたいな。
これは「息の長い芸人・TVのコメディアン」のテクニックとか処世術とでもいうのかな。
ここ2日、創作者ってほんと大変だなと思った。
現実を切り取ってそれを虚構化して、針の穴を通すようにすりぬけて、
「ポリティカルコレクト」から上手く逃げ切る。
最後の感想はやっぱり「シンゴジラはいい、素晴らしい、シンゴジラはいいけど、でもね…。」
に戻るんだな。
ちょっと頭を整理したらまた見よう。