「小便臭い」という言葉がある。
相手の年齢の低さ又は年齢の低さを感じさせるような言動や外観に対して使われる慣用表現であり、要するに「ガキ」という言葉と同義だ。
これはおねしょをした子供がその匂いの染み付いた着物やふんどしを着ていた時代に使われた言葉で、今はもうすっかり馴染みがなくなっている。
むしろ現代において小便臭さを感じる人物は、得てして老人や中年だろう。
介護用オムツを履いて電車に向かう最中の老人だったり、ブリーフに黄色いシミをポツポツとつけた中年だったりだ。
自分がその仲間入りをするのはもっと先だと思っていた。
半年ほど前から、スーツのスラックスにふと湿り気を感じるようになった。
最初私は痔瘻を疑っていた。
痔瘻とは、肛門の横に第二の肛門が誕生するタイプの痔である。
だが調べてみると痔瘻には痛みがあるらしい。
ならば何が漏れているのか。
便でないなら、尿か、汗である。
汗の可能性を考えた私は汗対策のクリームを使うようにした。
汗をサラサラにすれば問題が解決すると思っていたのだ。
だがこれも効果がない。
そして私は、下着をボクサーパンツから純白のブリーフへと履き替えた。
もしもここにシミが出来れば、尿が漏れているのだ。
ある日の排尿後、チンチンを大目に振り回し、蟻の塔渡りから金玉の裏を押し上げ、完璧に尿を切ってからパンツに戻したはずのチンコから
ジョロン
と液体が飛び出るのを感じたのだ。
完璧なルーティーンによる完全な尿切り。
そのはずなのに
ジョロン
と尿道を何か通り抜けた感触があった。
俺は
「あーやっぱウンチもしちゃおっかなー。次の会議は長いから念のためにー」
みたいな雰囲気を出しつつ個室へと入った。
ブリーフを下ろすと、そこには黄色くはなかったが、たしかに
シミがあった。
(中略)
どうしたらいい?
泌尿器科?
尿漏れパッド?
防臭パンツ?
漢方薬?
括約筋トレーニング?
まずなに?
助けて。
助けて、くれるよな?
お前ら、漏らしのプロだろ!
今やらなくて何が出来るんだよ!
漏らしてるやつを助けられないなら、はてなに何の勝ちがあるんだよ!
]]>腐ってねーだろ。と思ってしまう
「大勢が使ってるけど自分は嫌いな言い回し」、あるよね?
]]>「死刑を望む」と言うのは家族を失った悲しみの慣用表現を用いているように見える そして悲しみから逃れるための自己暗示として死刑を望むようになっていく流れではなかろうか
ぶっちゃけ遺族は本心で死刑を望めるほど精神的余裕がないのではないかと想像する
被害者本人が生き残ってしまった場合なんかは、加害者の処遇なんかより将来に対する絶望の方がとんでもなくデカいだろ
]]>自分の場合、金さえあれば低開発国に投資して先進国を目指してみたいんだけど、そういうのができないのを「不自由」とは言わんのだろうなあ。
]]>また、姿の見えない相手が経済的活動を行っていないというのは著しい偏見である。
連日定まった睡眠を取らずに凡ミスを繰り返し昇給すらままならない、そんな底辺の生活を色濃く匂わせている。
]]>その点だけでも嘘松認定して良いのか、嘘松クラスタが使う慣用表現だと考えるべきなのか、悩ましくなってきた。
]]>流通してる意味:重心が一点に集中しており、変化に対応できない。
本来の意味:ボールにタイミングを合わせやすい打法。
「焼畑農業」
流通してる意味:リソースを食い潰す自分勝手なやり方。
本来の意味:一度焼き払うことで土を回復させるサステナブルな農法。
「N段活用」
流通してる意味:N種類の状態に変化。
本来の意味:五段活用でも上一段活用でも、活用形は6種。
あと一つは?
]]>no less than ←(えーと……noは凄く強い否定で……lessの真逆くらいの勢いの、しかも心情がこもったような意味になるから……~もの、だ)
not less than←(えーと……notはnoほど否定の度合いが強くないから……lessを否定してるから……少なくとも、だ!)
みたいな感じで
クジラ構文なんて理解するまでめちゃくちゃ苦労した
で、文章ベースで意味取るのにこんな苦労してる表現だから、当然リスニングですぐ意味を把握するなんて到底できない
比較級特有の表現の意味をリスニングのときも一瞬で把握できるノンネイティブに聞きたいんだけどコツとかある?
【追記】
ブコメ
鹿のモアさん、藻のレスさん
に感謝。
勉強で語呂合わせをなるべく避けて通ってきたけど、1発で覚えられたししかもリスニングで登場した時の効用もある。すごい
]]>●●文学のこと?
これにフィクションというニュアンスはないんじゃないかな
というか慣用表現って一般論と切っても切れない似た者同士だと思うけど
あかんまた論破してしまった
言い負かされた人間の最後っ屁は見苦しいのが常だから返信トラバは見ないよ
]]>松任谷由実と社会革命がほぼ結びつかないし、バブル時代の幕開けといっていい1980年発売の曲ですから社会情勢とも合致しません。
では、日本語としてどうなのか。
「つむじ風を追い越す」という慣用表現はありません。
「旋風を巻き起こす」には社会的話題になるという意味がありますが、「つむじ風を追い越す」にはそのままの意味しかありません。
そのままの意味の「つむじ風を追い越す」は、決して不可能なことではありません。ですから、日本語として間違っているというようなことはありません。
]]>一般的、一応、は数字っぽいニュアンスがあんまりないから自分は間違わない気がする
逐一とか一切合切とか一日千秋とか一朝一夕とか、数字の1の意味を感じでも慣用句になってたら漢字使うと思う
一から十まで、みたいな慣用表現はうっかり数字にしちゃうかも
]]>「泥沼にはまる」「泥沼」
からきて、(良くない状況から)抜け出せないの意
ワンチャンは普通に麻雀用語(ワンチャンス)でいいでしょ
麻雀用語とは意味が違うけど、インターネット以前から膾炙してたんじゃね
意味が違うから語源ではないというなら将棋や囲碁から来てる慣用表現をずたずたにすることになる
]]>このままじゃ増田とはてブを行き来して一日が終わってしまう
作業しなきゃなのに
助けて
増田を 10年 やっとるワシも、幾度となく沼を経験してきた。
その度に増田の存在を憎んだものじゃが、あるとき脱出方法を思いついて以来、悩みから解放されたのじゃ。増田は、人の時間を喰らうバケモノから、やりたいときにやればええ、気楽な娯楽に戻った。
その方法とは——… 気合を入れて増田を書くことじゃ。
ありったけの技巧を込めて、増田で積んだすべての経験を活かすべく、本気で増田を書く。
まずはテーマの選定に気合を入れる。皆が興味のある話題を選んでいるか。その分野で高い解像度を発揮できるか。
読者に伝えたい内容が目に留まるようバランスに注意を払って、構成を練るのじゃ。
草稿が出来上がったら、編集のプロセスに入る。
タイトルは頭に入りやすいか、タイトルだけ読む連中も祭りに加われるような軽さがあるか。冒頭に引き込むようなフックはあるか。
説得力を持たせるための権威づけはあるか。自分の強みを明かしているか。逆に無意味なマウンティングはないか。
言わんでええことまで言ってないか、すなわち、ブックマーカーの「まとめ作業」をおのれが代行するような愚を犯してないか。
聞き慣れないフレーズを慣用表現に置き換えて。読み飛ばしてもいいパートはそうだと判りやすくするんじゃ。
同じ単語の繰り返しはないか、指示語は最小限か、「だが」などの否定語は極力削られているか、語尾は多彩になっておるか。文章のリズム感は十分か。
末尾にスルーされないための、何かひとこと言いたくなるような煽りはあるか。
すべてのチェックを終えたら、再び最初に戻って検討し直す。何度も何度も繰り返す。
最高傑作を生み出すべく、情熱を注ぎ込むのじゃ。ひとつの増田を書くのに 12時間 かけてええ。
これが増田を止めるコツじゃよ。
]]>「最も」は「一番」「なによりも」という意味であって、論理必然的に対象はただ一つに限られる。
したがって、「最も××なものの一つ」という言い方はそれ自体で自家撞着に陥っている。
しかし、この表現を色々な場面で見かけることがある。ネット上は言うに及ばず、一般書籍でも普通に使われている。
この表現を使う人の脳内で、上記矛盾はどのように解消されているのか?
それとも解消されていないが慣用表現として許容しているのか?
そもそも矛盾に気づいていないのか?
]]>万引きを商品窃盗で表現すればいいのにと思った。
置き引きは、置いてある他人の物を自分の方に引き寄せる語感があり、
ひったくりも他人が持つ物を無理矢理手繰ってくる語感があるのに対して、
万引きは、万って何?よろずってこと?とはっきりしないので、何か隠喩表現のように感じられるのがまずい。
隠喩はシニカルさや意味がボヤける方に作用する。
例えば、「奥さんがおかんむりだよ」は、「奥さんが怒っていたよ。」にはない、相手(奥さんの旦那さん)に寄り添っている感じが伝わる。
万引きは置き引きほど、窃盗の状況を表してないように感じられる分、窃盗の意味がボヤけるから忌避されるのだろうね。
万引きが、仮に昔から「品窃り」みたいな慣用表現だったら、語感から商品を盗んだと明確なので、こんな目くじらはたてられなかっただろうなぁ。
でもそんな言葉はないので、「商品窃盗」を推してみる。
ちなみに、万引きは間引きが転訛した語らしい。商品を間引いているのかよ。盗人目線の腹立たしい言葉だな。
]]>見れない→見られない
※謝罪するツイートでら抜き言葉を使うんですね。
ご報告と謝罪申し上げます。→ご報告と謝罪を申し上げます。
※「謝罪申し上げる」は「謝罪」単体は動詞ではない上に、「ご報告申し上げる」のように慣用表現ではないため不自然です。原文の内容を伝えたい場合、「ご報告と謝罪を申し上げる」が自然な表現でしょう。
時間がかかった→お待たせした
※駄目という訳ではないですが、「時間がかかった」というのは平仮名も相まって平たい表現に感じさせます。謝罪文である以上はもう少し硬い表現を使ってはどうでしょうか。
謝罪させていただきます。→謝罪致します。
※慣用表現と言えなくもないですが、「謝罪させていただきます」は「許可を求める」即ち「相手にの顔色を伺って謝罪する」のようなニュアンスを伝えてしまい、「自身の意志で謝罪する」という意味合いを欠くと捉えられかねない表現です。
モラルに反する→モラルに欠ける
※この使い方が昔からあり、標準的です。
自己のアカウント→自身のアカウント
※明らかな誤用です。
3ヵ月の活動休止、公式イベントも欠場、VALORANTにて活動していた全アカウントの削除、活動再開後も、作成するアカウントに関して、一年間、調査委員会による管理監視を行う→?
※伝えたいことは単語から分かりますが、主述関係が全く掴めません。
知識不足でしたら申し訳ないのですが、「全アカウントの削除」まで名詞を並べているだけになってしまい、文になっていないようにしか読めません。語順や句読点の打ち方が英語のようになってしまっていますが、どのような事情があるのでしょうね。
再発防止のため、及び、今後のチームひいては→再発防止のため、及び今後のチーム、ひいては
※「ひいては」の前に読点を打たないのは不自然です。「及び」の後の読点は必須ではないので、こちらを削って「ひいては」の前に補うのが良いと思います。
こちらももし英語なら自然なコンマの打ち方かもしれませんね。どういうことなんでしょう?
何だか英語的な表現、そして語法のミスなどが目立ちます。何故そのような事が発生するのかそれは不可能です私が推測すること
]]>「いう」じゃ補助動詞の用法もあって紛らわしいから「などとほざく始末」とでも表現したほうが分かりやすいってことはあるだろうけど
]]>という風に答えを作っていくのだが、なんか日本語の慣用表現でこれが逆になることがありそうなのだが、いい表現が見つからない。
]]>慣用表現として、
相手の顔に泥を塗った
それだけのこと
]]>