はてなキーワード: 悪夢とは
俺は吉野家の近くに住んでいる。
そして俺は婚活をしていて、真剣にパートナーを探すためにあるマッチングアプリに登録していた。
ある晩、俺は待ち合わせ場所に行ったのだが、便意を催したためトイレに駆け込んだ。
その恥ずかしさの中、俺はトイレから出ようとした時、タヌキのマスクを被った男が現れた。
「俺がタヌキックマスターだ。お前の恥ずかしい姿、見ちまったぜ」
と男は冷たい声で言った。そして、不気味な笑みを浮かべながら、俺をからかうようにじっと見つめた。
それ以降、俺は奇妙な出来事に見舞われるようになった。
夜になると、タヌキのマスクを被った男が現れて、俺を追いかけるのさ。
彼の存在は次第に俺の心を侵し、恐怖に満ち溢れていった。
やがて、俺は自分自身がタヌキックマスターに変わり果ててしまったことに気づいた。
タヌキの面が顔に張り付き、その力に支配されているのだ。
人間の姿を失い、俺は闇の中で婚活を続ける者たちに恐怖を与える存在となってしまった。
今では、俺の姿は吉野家の近くやトイレの周辺で目撃されると言われている。
婚活をしている人々は俺の姿を見た途端、絶望と恐怖に取り憑かれるという。
昨年亡くなった親類のマンションの部屋をわたしの父が受け継ぎ維持している
親類の部屋は8階にある
ときおり管理のためにわたしや父が交代で出かけて掃除や整理などする
昨日はわたしが赴いたが、体調が悪くなりそのままひとりで泊まることにした
突然のことで歯磨きをするすべがなかったので仕方なくそこに残してあった介護用の使い捨て口腔用スポンジで代用する ふにゃふにゃと柔らかく隙間が磨けない
歯磨き粉の味は1年ちかく経っても変質しないようだ
夜中悪夢を見て目が覚める その部屋で亡くなった親類の太い両腕がわたしの肩を枕の真上から押さえている 夢の中でこれは夢であると気づきそれで安堵する
自分のこれまでの身の上のふがいないことを親しかったその親類に叱咤されているような情けない気持ちでそのままうとうとと起きていた
朝になって鳥の声がよくきこえ、快晴、そのまま穏やかな午後になり、サンダルを玄関から持ち出して居間の窓を開けベランダに出る
そこからの景色をみればはるか遠くまで澄んで美しい 風のぬるい暑い日
隣の部屋のベランダには美しく手入れの行き届いた鉢植えがある ラベンダー、セダム、名前を知らない小さな白い花、黄色い花、白茶けた低木
明けきらない早朝恐怖心にまみれたまどろみの中で隣の柔和な笑顔の住人がそれらを静かに動かす音や水をやる音を聞いていた
ベランダから真下を見おろすと一階の庭もタイル張りに美しく整えられて美しく掃除されている ばらの木、ヤマボウシの木を真上から見る
規則正しい隣や真下の生活、それらはベランダから見渡す限りどこまでもどこまでも続いているが
しかしそのどれもがわたしの人生に明らかにひとつもかかわりがないのだと思うともうここで終わりにしてもいいのではという気持ちが突如として湧きあがる
だがこの部屋で短期間に人死にを出すわけにもいかず見つける人のことを考える
そのくらいの世間体を気にする感覚は残っており何よりその前にも準備がある 恥ずかしいものを隠したり消したり
その懸念があるうちはなにか衝動的な誘惑に負けたまま早まらずも鬼籍の親類をふたたびもみたびも落胆させずにも済むだろうと思うがそれは美しい午後にこそ口を開けているものなのだと今日わかった
なるべくならここには一人で来ない方がいいだろうと考えながらカーテンをしめ、電気、換気扇、ガスの元栓、すべてよし、最後に鍵もよし、と口に出しながら鍵をかけてその部屋を夕方に去った
ツイッターをふらふら読み渡っていて、世の中に「国語力だけには自信がある」という低学歴のクラスタがあることを初めて知った(はてなのブログやブクマ界隈にもありそうだが、興味がないので知らない)。
これって要は、学生時代に(あるいは漫画なんかで)よく聞いた「国語だけは平均点以上あるから地頭は悪くないはず」とかいう劣等生の慰めの言葉の延長だと思うけど、あの認識のまま、本当に他になんの専門性も身につけられず大人になったようなのがこんなにたくさんいるのだという事実に衝撃を受ける。
しかもその『国語力』も、単に主観的に「自分はうまい文章が何かを分かっている」という思い込みを、センスの似通ったもの同士で承認し合ってエコーチェンバーに陥っているだけで、幅広い文章スタイルを使い分けたり読み分けたりするような応用力があるわけではない(専門用語を使った翻訳調の文章を読めなかったり)という始末。
『国語力』が何かも定義できないから、『国語力』という言葉を自分勝手に使えるという、悪夢のようなスパイラルがそこにはあった。
オレオレFCが3-2と逆転でFC東京を下し、リーグ戦4試合ぶり、公式戦は6試合ぶりの白星を挙げた。開始44秒で先制しながら、前半終了間際に逆転された。それでも相手に退場者が出て、後半35分に途中出場のMFジュシエの今季初ゴールで追いつき、引き分け濃厚のロスタイムにMF鈴木潤のゴールで勝ち越した。7日の天皇杯2回戦(宇治枝戦 ロイスタ)を挟み、次節は10日、ホームでアルビレックス新潟と対戦する。
【写真】後半ロスタイム、劇的ゴールを挙げた鈴木潤に駆け寄るオレオレFCイレブン
ゴールが決まった瞬間、イレブン、サポーターは歓喜に包まれた。後半ロスタイム。パス交換からボールを受けた鈴木潤は右足一閃。鋭いシュートは相手GKも反応出来ない速度でゴール左隅に決まった。鈴木潤は「もう一度、決めたら褒めてやると言われても出来ないゴール」としながら「今日勝てたのは大きい」と笑顔で振り返った。ゴール後は喜びを爆発させ、サポーター席に駆け寄って、イレブン、サポーターとともに喜びを分かち合った。
開始44秒にMF奈良田のゴールで先制したオレオレFCだが、同26分、35分とセットプレーから立て続けに失点。攻撃でも精彩を欠くシーンもあった。意気消沈するイレブンにハーフタイム、野河田彰信監督は「(敗れた)名古屋戦と同じやんか!!また負けるんか!?」「昨日、練習でやった事を思い出せ」とカツを入れた。
後半は積極的な選手交代を行った。15分に右ハムストリング肉離れで離脱していたDF岩田、MFジュシエを投入。岩田は配球力でチャンスを作り、ジュシエは持ち味のスピードで完調をアピール。相手に退場者が出た後半29分にはFWトーマス・ノレジー、MF小野寺を入れ、更に攻勢を強めた。岩田は「自分の役割が出来て、勝てた事が嬉しい」と胸を張った。
前節・名古屋に敗れ、リーグ戦は3試合、公式戦5試合未勝利。鈴木潤は同戦後、感情的になるくらい「悔しかった」。昨年も清水に敗れ、19試合未勝利を喫した“悪夢”もよぎったが、今季は最小限で食い止めた。野河田監督は「今日負けたら、ズルズル行くと思うてた」。ハーフタイムの喝には「僕、与えてへんけど…」と苦笑い。劇的勝利に「(退場者が出るなど)相手に助けられたけどな」としながらも「こういう状況で追いついて、最後エースがね。勝ち切れたのは大きいですね」と称えた。
序:後輩の話
春から投入された新人が「ノリと勢いだけで生きてきました!イェイ!」みたいなタイプで大変きつい、大学生ノリを引きずってて非常にきつい
営業職なんだけど後輩ってば5年目なのに名刺交換もろくにできないし上座を理解してないしなんなら敬語も使えない(自分にだけタメ口なのかと思っていたら課長にもタメ口だったことが判明し流石にその夜は悪夢を見た)
その癖、自分はできる!可愛がられて当然!みたいた雰囲気をゴリゴリに出す。※エリートは弊社には入社しません
昼休みに一緒にご飯食べてるんだけど(春に上司から一緒に昼食べてあげてと言われて業務命令として従ってたら抜け方がわからなくなった)、「今日はこれだけ頑張った〜まじで大変だった〜…(すごいねーえらいねー待ちの間)」というこの世で最も可愛くない誘い文句をかけられる。ああ…うん…すごいよ…私にはできないな…ハハ…
私はこれでも一応優しいので、名刺交換はこうしますよ、お客さんを奥側に通してくださいね、仕事覚えるの早いですねということくらいは言うようにしてきた
後輩、今まで注意してくれる人が周りにいなくて野放しにされてきたのかもしれないと思っていて、言えばある程度は直るような気がしてる
ただ、多分20数年生きてて名刺はともかく上座や敬語に一度も触れないなんてことないわけでどっちも普通に知ってるはずなのに「それを使うことのメリット、使わないことのデメリット」にまで思考が至らないところがなんだかな…と思う。そのうち「それって何の意味があるんですか」とか言われそう……いや、相手のメンツを立てること以外になにがあるのか逆に教えてくれや……
体感として世間一般の常識とかビジネスマナーとかって覚えておいて損はないから覚えておいたほうがいいんじゃない?というのが私の考え。だから気づいたことはなるべく教えてきたつもり
で、本題はここから
リーダーは後輩の教育係。このリーダー、とにかく人を褒めて伸ばすタイプ
私もかつて沢山励ましてもらいながら乗り切った仕事がある
だからその人の在り方を否定したいんじゃないし、叱ってばっかりの先輩がいる職場になるくらいなら褒めてくれる人がいる職場の方が5億%居心地いいに決まってる
ただ、その後輩は「全」肯定しちゃだめだろ〜〜〜?!?!と言いたい!!!!!!!!!
初登場の同僚の話を挟むけど、この人がまたとんでもない自己中人間で「自分のミスは他人に修正させるが、他人のミスは知らん」というタイプの奴です。シンプルにクソです。わたしはこの人から2年間一度も「ありがとう」と言われたことがありません(現在も更新中)。つまりクソです
でもこんな同僚すらリーダーは肯定する。「同僚さんは仕事頑張ってるね⭐︎」ってなんでや……自己中に働くことが頑張ることならこっちだってどいつもこいつも知らねえ自分の仕事だけやる!って言ってもいいってこと……でもそんな世界おかしいだろ……
まあリーダーもさすがに明らかに間違ってることを正しいと言ったりはしないんだけど、相手の精神性を尊重するスタンスというかね
後輩の褒めて褒めてアピには全力で褒めを返すし、暗黒微笑浮かべてる同僚には「え!こんな資料作ったの!すごーい!」的な感じでとにかく相手が気持ち良くなることを言いがち
それを向かい側で聞いてる私の心、マジサハラ砂漠。緑色の葉っぱ一枚もついてない。オアシスはどこやねんって感じでたまにお花摘みに出かけて心を無にしてる
後輩が一つ仕事覚えるたびに褒めが入るなら私が契約取ってきたら全員でもっとわたしを褒め称えろやーーー!!!!!!!!
同僚が小難しい資料黙々と作ってる正面で、掛かってきた電話10割対応してる私に感謝はないんかーーーーー!!!!!!!!あーーーーーーーん?!?!?!?!?!
と、心の中でマグマ燃やして、でも大人気ないなとも思うから座席に戻る頃には平常心に戻ってるんだけど、でもやっぱり瞬間的にムカ着火したりはする
後輩と同僚にとってはリーダーがいることで安全な職場になっていると思う。二人のご機嫌は取れてるけど、じゃ、ワシは????????????
三人のチームならそれでいいよ、何が起こってもリーダーが尻拭いしてくれるならそれでいいよ
でもワシ……承認欲求モンスターの後輩と、やたらこちらを見下してくる同僚がいる職場……すこぶる働きづらいっすわ……私的に心理的安全性ゴミですわ……すまんな……
あとリーダーがとにかく肯定しまくるから、結果的に注意係になってる私が悪者みたいでそういうところも勘弁してくれと思ってる。でも言わなきゃ恥かくの同席する私だから良いんだべつに!フン!!!!!!!こっちだって自分勝手にやったるわい!!!!!!!
急に終わる
オレオレFCは3日、1ヶ月ぶりの本拠地でFC東京と対戦する。2日は大雨の中、ロイスタで2時間の非公開練習を行った。
先月27日の名古屋戦に敗れ、リーグ無敗が「10」で途切れた。チームは現在リーグ戦は3試合、公式戦は5試合未勝利。野河田彰信監督は「去年みたく、ズルズル行くのは良くないからな。1ヶ月ぶりの本拠地やし、そら絶対に止めなアカン。止めるためにはどうするかいうことやろ」とイレブンの奮起を促した。
この日は東京対策と同時に球際の攻防など、基本を中心としたトレーニングを行ったと言い「全体的な練習はできても、それを実践できるか、そこやな」とポイントを挙げる。
明るい話題もある。先月7日の横浜FC戦で右ハムストリング肉離れで離脱したDF岩田が戦線復帰。MFジュシエもこの日、全体練習に合流した。野河田監督は「スタメンはない。7日の天皇杯から」としつつも「ベンチには入る」と明言した。
対東京戦は過去3試合連続負けなし。だが指揮官は「油断したら、負けるからな。隙を作らせずにやるかどうかやな」と気を引き締める。1ヶ月ぶりの本拠地で勝利し、昨年、失速した悪夢を払拭する。
オレオレFCが夏限定ユニフォームを発表した。ネイビーとシャドウブルーをベースにしたユニフォームで、名を「夜鳴夏影蒼(よめいかえいそう)」とした。
対象試合は20節湘南ベルマーレ戦、22節柏レイソル戦、24節サンフレッチェ広島戦、26節北海道コンサドーレ札幌戦、27節京都サンガFC戦、28節鹿島アントラーズ戦となる。
MF鈴木潤は「昨年は限定ユニフォームで一回も勝てず、悔しい思いをしたので、このユニフォームで、今年は多く勝ちたい」と意気込んだ。
https://i.imgur.com/Xtr3DQ2.jpg
オレオレFCは名古屋グランパスに敗れ、リーグ戦11試合のぶり黒星を喫した。開始27秒で先制を許し、後半も追加点を許して不利な展開に。後半41分に途中から出場したFW浅田のゴール1点差に迫ったが、追いつけなかった。アウェイ3連戦は2分1敗と勝てず。公式戦5試合未勝利で次節は来月3日、ホームでFC東京と対戦する。
◇ ◇ ◇ ◇
アウェー席をロイヤルブルーに染めたサポーターに挨拶した後、普段は冷静なMF鈴木潤主将は、悔しさのあまりペットボトルを地面に叩きつけた。「感情的になるくらい悔しい。チャンスは作れていたので、最低同点にはしたかった。イージーミスを無くさないと強いチームにはなれない」と悔しがった。
野河田彰信監督は堅守の名古屋撃破へシステムを4ー2ー3ー1で臨んだ。しかし、いきなり失点し、戸惑いもあったのか、パスミスなど精彩を欠くシーンも増えた。後半は伊藤と鈴木亮を投入するも、10分に追加点を献上。それでもイレブンは諦めずに名古屋ゴールに向かうと、徐々に調子を上げ、後半41分に途中出場のFW浅田が森永からのパスをトラップし、右足でシュート。左ポストにはね返りながら決めた。
「前の試合(ルヴァン清水戦は)で負けたので挽回したかった。やってやるぞ、という気持ちでした。(ゴールは)迷わず振り抜けた。1点取れば、時間はあったので、追いつけるチャンスがあると思っていた」。地元・愛知で”凱旋ゴール“。逆転を信じて諦めなかった。だが、守りを固めた名古屋を崩しきれず。意地の1発も、勝利に届かなかった。「勝てなかったのは悔しいです」と唇を噛んだ。
野河田監督は「選手らは諦めずに戦ってくれた」と称え、怒りの矛先を自身に向けた。「選手、サポーターが最後までファイトして勝ち点3を目指す中で、今日は監督の采配が問題やな。起用にしても、采配にしても、ホンマにしょーもない事を僕がしてしまった。申し訳ないと思っている」。
11試合ぶりの黒星。昨年も10試合負けなしを記録しながら、6月の清水戦に敗れてから、悪夢の19試合未勝利を喫した。アウェイ3連戦を2分1敗て終え、次節からは東京、新潟とホームでの連戦となる。真価が問われる一戦に鈴木潤は「今日の敗戦は悔しいが、良い教訓として、もう一度、向上心を持ってやっていきたい。連敗していたら上位には行けない」と前を向いた。
20歳女。
昨晩聞いた話が、あまりにショック過ぎて熱出てきたっぽい…。
男性は、自分の個性をさらけ出すような日常会話をしないんだって。
下心がある男だけが、女の気を引くために雑談をする、っていう話。
はてなブックマークで人気の意見になってたし、増田でも似た見解が多かった。
悪夢だ。
「ボールペンはジェットストリームが好きなんです、いいですよこれ」
とか話しかけてきたな。普通に好きの気持ちをシェアしてるんだと思ったけど。
今まで男の子が喋りかけてくることなかったから、へえ、と思ったし、
育児つらいの記事読んで思ったんだけど、それなりにキャリア積んで、お金も自由になる時間もそれなりにある、という人が出産後、こう感じるようになるのかなーと。
私は就職氷河期世代だけど、そもそも就活自体頑張れなかったので、卒業後派遣社員となり、その後、さすがに将来が見えねー、と正社員の就活して、採用されるもブラックで、そこからは負のループで、カネも時間もまったくネー、状態で、キャリアどころじゃなかった。うつも二年以上不眠症にもなった。(苦労話がしたいわけではない。)
で、ひょんなことから夫と結婚する、という事となり、何年かして子供も授かったわけだけど、仕事ができなさすぎて上司に叱責されるストレスや、うつ病の薬をやめるときに見続けた悪夢や、自然に眠るという事ができなかった地獄に比べると、二時間置きの授乳だったり、乳児期の理不尽な不機嫌なんかは楽に感じてしまった。夫は仏の様に穏やかで育児も協力的だったが、仕事は激務だった為、ワンオペになりがちだったが、できる限りの手を尽くしてくれた。
平凡に暮らしたいだけの青年は 点と線と輪の結びつきで世界を見た それが彼の理想の平穏さだった
だがある日、彼は異常な試練に遭遇した 線が断ち切られて点が孤立した 輪が崩れて世界が分断した それは彼の悪夢の始まりだった
彼は平凡な暮らしを取り戻すために戦った 線をつなぎ直し、点を結びつけ、輪を作り直した だがその度に新たな試練が現れた 線が増えて点が複雑になり、輪が錯綜した
彼は気づいた、自分の世界はもう平凡ではないと 自分の暮らしはもう元に戻らないと 自分の理想はもう叶わないと
だが彼は諦めなかった、平凡な暮らしを求めて 植物のように根を張り、枝を伸ばし、花を咲かせた 果実のように甘くて酸っぱくて苦い実を結んだ それは彼の新しい平穏さだった
そしてその果実は不思議な力を持っていた 善き人間が食べればこの上なく極上の美味しさで 悪しき人間が食べれば最恐の毒になって それは彼の新しい道だった
あれはまだ平成が終わるときは天皇が死ぬときだと誰もが思っていた頃の話。
俺はIT系に進むべきか公務員になるべきか迷って、氷河期世代の死にっぷりと未だ竹中の爪痕深きIT系のオワコンっぷりから公務員の道を選んだ。
だがそれを後悔しなかった日はない。
公務員試験を受けていた頃から「この時間を使っていればまともなIT企業に就職できたのでは?」という疑問は日々付きていなかったが、もしもブラック企業に入ってしまったあとで、新卒カードを失くした俺がまともに再就活を出来る自信がなかった。
3年ぐらいやりながらその間に転職をしようと。
だが小泉政権の残した禍根に、民主党政権が重なり公務員にとって悪夢の時代がやってきた。
俺はとにかくただ働くために働くために働くのに忙しく、休日は失われた精神力や散らかった部屋を回復させるだけで費やされた。
気づけば俺は新卒後ダラダラと公務員を続け、何の能力も身につかないまま(本当に凄いことにエクセルやワードやビジネスマナーの技術さえも大学時代よりも劣化していくのだ!)時間が過ぎていった。
出ていくはずだった3年の間に得たものは「自分の責任でもないのに頭を下げることを受け入れるのが給料をもらうということ」という僻みきった世間擦れ労働哲学ぐらいであり、若さも能力も活力も日本語力も無くなって、転職先の目処もつかなければIT系の技術力はもはやすっかり錆びついていた。
完全に絶望した俺は、ひとまず仕事がそこそこ回るまで公務員を続けることにした。
今、ようやく仕事が回りだしてきたが、それでも全く先は見えない。
予算は削られ続けるし、無駄な複雑さは加速していく、デジタルの進歩はペーパーワークとの二重化という地獄以外の何も生み出さない。
むしろ職場のPCの相対的な性能がドンドン目減りしていくのでデジタル方面においては後退しているといっていい。
(助けてくれ4GBのPCにMcAfeeを始めたとした無数かつ無意味かつ無造作なセキュリティソフトが常駐し続け、単なる自動アップデートのたびにタスクマネージャの4つの値(GPUは公務員のPCにはない)が真っ赤になるのだ。信じられるか?セキュリティソフトの自動アップデートにネットワークもディスクの書き込みもついていけないしCPUは限界を迎えてメモリの残りは完全な0になり世界が凍りつくんだぜ今どきだぜ。)
こんな場所で働いても何も身につかない……強いて言うなら社会の掃き溜めの下で暮らすゴミクズとしてゴミを分解して世界を循環させるバクテリアのように生きる覚悟を決めることぐらいしか成長の方向性はない……。
もう年齢的にもITに行ける年ではないが、仕事に対しての虚しさは募るばかりだ。
やっている内容以上に、やってくる面倒ごとの内訳にこそ飽き飽きしている。
大部分はどこにも記載のないくだらんローカルルールに合わせるための訂正で、内容に統一を測ることで精度を上げるためだと語られるローカルルールに沿わせることに多くの注意力は使い切られ、その結果として思いもよらぬ所から綻びが起きる。
ときには取り返しのつかない失敗が発生し、それを公の権力によって民間に尻拭いをさせつつ、自分たちのミスのあとは砂消しマジックで消してやるのさ。
指を立てて沈んでいく文書主義のお題目や国民貢献意識の姿には涙を禁じえない。
とにかく全てが虚しい。
こんな所で日々更なる無能へと成り代わり、転職の可能性は失われていく。
周囲の人間性に対しても疑問は尽きず、「俺は赤ちゃんのようなオッサンだからお前らが面倒を見てくれるべきなんだ」という態度の中年太りの連中が非正規の女性事務員に日々身勝手な愚痴を聞かせては相槌を打たせている。
同じ空気を吸いたくもないのに、給料という餌を食わねば死んでしまうからこの世界から抜け出せずに居る。
俺の人生は失敗した……だが本当に失敗したのか?
もしかしたらIT系に行ったらもっとひどい地獄が待っていたんじゃないのか?
頼む。
「お前の嫌っている赤ちゃん体系アラフィフ歳児はITにも沢山いるぞ!」
「給料が良いとか言ってるのは転職サイトのセールスで90割は公務員の方がマシな給料もらってるぞ」
ななどのお便り楽しみにしております。
きっとね、俺以外にも同じ様な後悔をしてる人がいるんだよ。
ある人は飲食に、ある人はビルメンに、ある人は運送業、ある人は清掃、ある人は介護、ある人はエンタメ業に。
IT業界に行きたいという夢を持ちながらも、ハゲタカコンサル共の手によってグチャグチャにされてしまった業界でババを引かずに住む自信がないから逃げ出して、後悔の中で10年20年と生きてきたんだよ。
救ってやってほしい。
俺を救ってほしいし、俺と同じ境遇の皆が救われてほしい。
徳を積もうぜ。
おはようございます、各位の増田たちよ。今日も円安の恩恵を受ける素晴らしい一日だね!自民党と経団連、そして日銀に感謝しなきゃ。円安ありがとう!これでまた物価が上がって、給料はそのままで喜べる生活が続くわけだ。
アベノミクスが救世主のように祭り上げられたけど、現実はスタグフレーションの悪夢。給料も上がらず、物価だけがどんどん上がっていく。自民党、おまえらマジありがとう。これぞ円安の恩恵ってやつだよね!
経団連と日銀もまさかこんなに円安が進むとは思ってなかったんじゃないかな?でも、それによって企業は海外で儲かるし、国民は締め腹で我慢、我慢。みんなで助け合って生き抜こうぜ!
まぁ、政治家たちにはもう何も期待できないよね。国民がこんなに苦しんでるのに、自分たちの権力と地位だけを守るために、何もせず見てるだけ。これが現実だ。