はてなキーワード: 思想犯とは
朝からこんなポエムを書いて申し訳ない。でも、書かずにいられなかった。
最新アルバムの盗作を200時間聞いて、今まで自分の中でくすぶっていた疑問が全て解けた。
それまでの彼らの音楽はティーンをターゲットに作られていたのだ。
sui-sの七色の歌声がどんな曲でも歌い上げてしまうので、それが彼らの真骨頂だと思い込んでいた。
「ヒッチコック」や「ただ君に晴れ」の、キャッチーでいて急にドキリとさせられるような大人の部分が見え隠れする、そんなアンバランスさがヨルシカの面白さだと思っていた。
その後色々な曲を聴き込むたび、sui-sの新しい一面を発見してはのめり込んでいった。
聞き流しているだけなのに、急に彼女の歌声に心臓を鷲掴みにされるような瞬間が病みつきになっていった。
ところが今回の「盗作」は今までのキラキラ輝いている感じは感じられず、少し落ち着いた、むしろ陰鬱な雰囲気さえ漂っていた。
今までは若さと体力だけで後先を考えないような危うささえ感じられる疾走感だったものが、同じ疾走感でも助走をつけながら徐々に加速して、そのうち自分の限界に挑んでいくような疾走感に変わったような印象だった。
先行シングルの「思想犯」も、はじめは戸惑いつつ、気がつけばヘビロテリストに加わっていたが、それでも少し戸惑いながら、「爆弾魔」の再レコーディングを聞いて、彼らの今回のアルバムで表現したいものを垣間見た気がした。
そしてとうとう「花人局」にたどり着いてしまった。
はじめのたった1フレーズで、いままでのヨルシカのイメージを粉々にされた気分だった。
今までヨルシカにもとめていたもののすべての答えがこの曲に詰まっていた。
そこには今までのヨルシカの魅力の一つであった少年少女のような有り余るエネルギーや熱意のようなものはなく、心の奥底の方からじんわりと染められていくような脆くも危うげな心の変化が歌いこまれていた。
今までもsui-sの歌声は変幻自在でどんな歌でも歌い上げるだろうと思っていたが、どちらかというと子供っぽい表現が多い中で、まさか、ここまで大人びた歌を大人びたままに細かな心情表現を持って歌い上げるとは思ってもいなかった。
もちろん、n-bunaの曲や言葉選びがあってはじめての作品である。
よくもここまでsui-sの歌声を信用して、これだけの複雑な感情表現を必要とする曲を作り上げたものだと。
とにかくこれを読んだ全員にこの曲を聞いてほしい。
でも、この曲だけを聞くのはやめてくれ。
せめて、youtubeで公開されているヨルシカのMVを一通りみて、いままでどんなヨルシカが求められ、受け入れられてきたかを知ってから聞いてほしい。
曲の始まりから終わりまで鳥肌が一度も止まらず、歌声の変化に涙腺が突き上げられ、歌詞の意味に触れたときに顔を覆いたくなるような悲しみに襲われたこの気持ちを少しでも誰かに理解してもらいたくて、でも、そんなものは経験した本人しか経験しようがないこともわかっていながら伝えないと気がすまないという衝動だけで書き上げてしまった。
当然ヨルシカがあなたにとってそういった存在になるとは限らない。
でも、世界にはまだこんなに心揺さぶられる出会いがあるのだということを伝えたかった。
渡邊臥龍氏は、牢人新聞なる街宣右翼組織の主幹を務める右翼活動家である。
まずはこの記事を読んでほしい。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180117-00023233-kana-l14
http://biz-search.net/archives/542
"被告(渡邊臥龍)は昨年3月、自身のブログに「有田芳生に天誅(てんちゅう)を加えむ」などと書き込み、1960年に日本社会党の浅沼稲次郎委員長が右翼の暴徒に刺殺された事件の写真を掲載して脅した、とされる。有田氏が翌月に刑事告訴し、警視庁が10月に書類送検していた。"
どう考えても、テロリズムの実行現場の写真を示して「天誅を加える」と言えば、脅迫罪に該当することは自明の理であり、そこは議論の余地がない。
しかし、これに対して、彼自身はどうやら自身の行為に違法性はなく、正当な言論であり、自分に対する刑事訴追は"思想犯"だと思っているようなのだ。
例えば
"だが、物事の道理と筋道はきっちりと明かす。こんなことがまかり通る世の中は暗黒の社会である。もし、仮に愚生が警察に身柄を拘束されるようだったら、留守中の後の運動は頼む。"
"しかし、今回の取り調べをきっかけに世の中に道理を通したい。その為に一切の駆け引きも打算もなく嘘偽りなく正直に供述調書を述べてきた。"
http://blog.livedoor.jp/surouninn_garyou/archives/55629412.html
http://blog.livedoor.jp/surouninn_garyou/archives/55630161.html
彼の主張には全く賛同しないものの、自分の信念を貫き、捜査機関による身柄拘束、場合によっては懲役刑を食らうことも覚悟して、法廷の場で自分の主張を述べ、争うというのだ。
そこまで闘う覚悟があってやってるのであれば、右翼とはいえなかなか骨のある活動家だな、と当時は思ったものだ。(もちろん彼の主張に全く賛同しないが)
記事を読んで目を疑った。
と書いてある。
・被疑者に異議のない場合(罪を認めており、略式裁判を開くことに異議がない)
・検察官の提出した書類のみ(もちろん被告人が裁判所で自分の主張を行うこともない)で命令を出す。
要するに「正式な裁判なんてやるまでもありません。罪を認めて罰金払うのでさっさと終わらせてください」
これのどこが「世の中の道理をただす」のだろうか。「駆け引きも打算もなく」なのだろうか。
正直、道理をただすことを放棄して、さっさと罰金払って終わりにした以外の何物でもない。まさにこれこそ駆け引きと打算だろう。
この略式命令について、渡邊氏は何の説明もしていない。彼も思想家なら、どうして自らの発言を翻し、闘いを放棄して権力に屈したのか、社会に対して、支援者に対しても示す必要があるだろう。
そういえば、渡邊氏は2014年に、デモ行動中カウンター行動の学生から全治二日の傷害を受けたとして被害届を出し、学生は逮捕されていた。
あの時の学生は「自分は無罪、不当逮捕だ」と全面的に捜査機関と争い、救援組織も組織され、逮捕に対する抗議デモも行われていた。
あの時の学生は立派だった。自分の信念を国家権力に対して示す姿を、渡邊氏にも見習ってほしいものだ。
http://blog.livedoor.jp/surouninn_garyou/archives/54884418.html
時間かけるとどんどん魔王軍が侵攻して村や街が滅ぼされまくるRPGならやってみたいかも。
最初のうちは主人公を嘲笑していた村人たちも、後半になると殺気立って「魔王倒すのがお前らの仕事だろお。さっさとやれよグズ」とか更なるDQN化を遂げ、
道具屋はポーションを売り惜しみ、王様は物流の統制と徴兵・思想犯の取締を強化。
魔王軍侵攻を最終段階まで引っ張ると、人類最後の生き残りである勇者が、平和に暮らす魔物の街を襲撃して殺戮を繰り広げる伝説の怪物として扱われている地球最後の男と化す。
そして殺戮の果てに、星の上には勇者と魔王の2人だけとなり、もうどっちが勝っても終わってる感のある状況でそれでも戦う最強二人。
いやー燃えるね。
早い段階で魔王倒すとそんな事にならず、大して被害も出さなかった魔物を殺戮した犯罪者として動物愛護団体に起訴されるだけで済むという平和エンド。
誰か作って。