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2018-05-15

オタクはいだって↓見下せる相手↓が♡大好き♡

 これは信じていいことなんだよ。何故って、永遠の17歳()あんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの投票結果が信じられないので、この二三日不満だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。@オタク@は いつだって ↓見下せる相手↓ が ♡大好き♡。これは信じていいことだ。

 どうしてオタクが毎晩家へ帰ってシコる道で、シンデレラガールズの無数にあるアイドルのうちの、よりによって◯◯で△△△、17歳()のうさみん星人なんかが、アニメ主人公を押しのけて浮かびあがって来るのか――おまえはそれがわからないと言ったが――そして俺にもやはりそれがわからないのだが――それもこれもやっぱり同じようなことにちがいない。

 いったいどんな高嶺の花でも、いわゆる真っ盛りという状態に達すると、オタクの思い出のなかへ勝ち組自分との圧倒的な違いを思い出させるものだ。それは、よくシコった同級生が完全な蔑みの目で睨むように、また、音楽の上手なイケメンがきまってなぜかオタクをいじってくるように、約束されたカーストの追いすがる影踏みのようなものだ。それはオタクの心を打ちのめさずにはおかない、不思議な、生き生きとした、息苦しさだ。

 しかし、昨日、一昨日、オタクの心をひどく陽気にしたものもそれなのだオタクにはその苦しさがなにかアイデンティティのようなもののような気がした。オタクは反対に感涙になり、共感となり、満悦な気持になった。しかし、俺はいまやっとわかった。

 おまえ、この爛漫と咲き乱れているウサミンへ、何か惨めな属性が埋まっていると想像してみるがいい。何がオタクをそんなに安心させていたかがおまえには納得がいくだろう。

 初代ポケモン遊んだオタク就職氷河期を食らったオタク、そして自分より若い上司に叱られるオタク童貞のままみな老化して髪がぬけ、堪まらなく臭い。それでいて中高生のような性欲をむらむらとむらしている。ウサミンはバブミをオギャらせる母のように、それを抱きかかえ、アダルトチルドレンの遠吠えのようなババァ認定を許して、その乳房を吸わせている。

 何があんな票田を作り、何があん二次創作を作っているのか、オタク売れ残りを見下すような視線が、静かな共感を作って、アイドル親友のように煽ってゆくのが見えるようだ。

――オタクは何をそう偉そうな顔をしているのだ。惨めたらしい自虐芸じゃないか。俺はいまようやく瞳を据えてオタク性癖が見られるようになったのだ。昨日、一昨日、俺を不安がらせた神秘から自由になったのだ。

 二三日前、俺は、ズボンを膝まで下ろして、pixiv彷徨っていた。検索結果のなかからは、あちらからこちからも、児童ポルノポロロッカのように生まれて来て、オタクの理性が空をめがけて舞い上がってゆくのが見えた。おまえも知っているとおり、奴らはソレで気持ちよく射精をするのだ。しばらく眺めていると、俺は変なものにでくわした。それは女の肌が曲がり角へ、小さく食い込みだしている、音無小鳥だった。思いがけない幸運を詫びるような台詞が、エロ画像に浮いているのだ。おまえはそれを何だったと思う。それは何万ユーザーとも数の知れない、アイマスユーザーのシコった絵だったのだ。隙間なく画面を被っている、小鳥さんの重ねてきた年齢への卑下が、オタクにシコられて山のような共感を集めているのだ。そこが、可能性を終わった精子墓場だったのだ。

 俺はそれを見たとき、胸が衝かれるような気がした。知り合いの垢を暴いてネトストを嗜む変質者のような残忍なよろこびを俺は味わった。

 ただの美少女ではなにもオタクをよろこばすものはない。幸子や杏からも、シャアバブみにオギャらせている桃華ちゃまも、ただそれだけでは、未来あふれる美少女に過ぎない。オタクには負け組必要なんだ。その平衡があって、はじめてオタク好意は明確になって来る。オタクの心はぼっちのように孤独に渇いている。オタクの心に失意が共鳴するときにばかり、オタクの心は和んでくる。

 ――おまえはワキの下を拭いているね。ワキガが酷いのか。それは俺も同じことだ。何もそれを不愉快がることはない。べたべたとデオナチュレを塗ってごらん。それで俺達の老化は完成するのだ。

 ああ、@オタクはいだって↓見下せる相手↓が♡大好き♡!!

 いったいどこから浮かんで来た空想かさっぱり見当のつかない自虐が、いまはまるでウサミンと一つになって、どんなに頭を振っても離れてゆこうとはしない。

 今こそ俺は、あの虹の裏の下でスレをひらいている村人たちと同じ権利で、ウサミンの絵でシコれそうな気がする。

2011-06-27

鼻水まじりのバースデイ

明日は僕の誕生日。君は何くれる?プレゼント

僕は近所のよっちゃん影踏みしていた。僕が鬼で、よっちゃん電柱の影に自分の影を隠す。「いつまでもそこにいるの卑怯だよ」と僕がもらすけどよっちゃんはにこにこしたままそこから出てはくれない。しびれを切らした僕はさらに大きな声で「そこから出てよ!」と催促する。しか彼女は出ない。

 
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