はてなキーワード: 弱者救済とは
解雇規制によってBさんのような弱者を救済する福祉が国から会社に転嫁されている。
それによって、Bさんは最低限度の生活水準ではなく標準水準の給料を手にすることができる。
会社は必要以上の負担をすることになるため社員の賃金アップの支障となる。また、Bさんタイプを直接雇用するリスクを減らすため派遣社員を利用するようになる。実はその典型例が国の機関や地方自治体である。ポンコツがすごい給料をもらっているというのはザラにある。
Bさんタイプを解雇できるようにした上で、ちゃんと国が責任持って最低限度の生活を保障することによって、フリーライダーを排除して公平な賃金が実現する。
俺たちは何かにつけてベーシックインカムを否定しがちなんだけど、たった一つの思考実験を突き付けるだけでBI否定派を論破出来るんだよな
月に10万を80歳まで貰うとすると9,600万だ
実際、調べてみたら9割以上の人がベーシックインカムだった方が得をしてるんじゃないか?もちろん、現行制度の方が得の人もいるだろうけど、それって大病以外あり得ないわけで大病が心配なら保険に入ればいいだけなんだよな
ノーガード戦法で生活成り立たないってやつも数%出てくるだろうけど、そう言う弱者は弱者救済に興味のある人達が共助でなんとかしてくれるだろ
数%が駄目なんだというかもしれないけど、現行制度でも救われてない人なんてザラにいるわけで、そこをダメとするなら現行制度まダメに決まってる
言ってる意味分かる?
女性が社会進出したら家事は移民や下層の女にやらせれば良い←これ昔よく見たリベラル派の意見だけど、選民的で他人の気持ち分からないんだなと思った
無能の男は生きる価値がないと文字通り公言してきたリベラルやフェミニストもいた
そんなリベラルやフェミニストに牙を剥くとネトウヨや壺の烙印を押される
安倍晋三の死後に統一教会の信者数はリベラルにより100倍ぐらいにはなったんじゃないか?これは冗談だけど
本来リベラルなコミュニティのはてなも明らかにリベラルや左翼的なのに反感持つ人が増えたけど、ネトウヨに侵略されたのではなく転向しただけだよね
安倍晋三はリベラル視点だと極めて狭量な人物に見えるが、とんでもない誹謗中傷のされ方をされても「こんな人たちに負ける訳にはいかない!」程度で済ませたり悪態をつく程度で済ませる度量がある
政策については威勢の良い事を言うが実際は経済的には左派的で働き方改革や最低賃金の向上、仕事につける人を増やす事を重視している
韓国や中国に対しては意外と安倍晋三は自民党にしては強めに出ているが、所詮自民党の統一教会関係者なのでリベラルが言うような極右でもなんでもない
正直に言って民主党の野田政権の方が余程ガチだしタカ派と言える(潜水艦二倍計画、JAXA法改正、対中包囲網も実は野田政権から)
ちなみに俺は安倍晋三は温いと思ってるし、韓国とやってるのはプロレスだとも思ってる
彼の思想は金持ちをより富ませ(産業競争力アップ)、弱い立場の労働者や貧乏人は意外と得する事も多かった(金持ちは投資、弱者は就職)
インバウンドも極右の曲に外国人に頼るのかとか大して金にならんとかリベラルに馬鹿にされがちだったが、地方民や上級ではない人たちに金が行き渡りやすかった
本当に割食ったのは中間層(安定して高い収入を得てる層や公務員は円安で割食った)
リベラルは高学歴ルンペンブルジョワジーかガチの活動家など偉ぶった都市部のエリートが多いので、当然安倍晋三に激怒したし、安倍政権を支持する奴はネトウヨとか底辺とか言ってた(そこまで間違ってないが、決定的にリベラルの名声や存在意義を貶しめるルートに入り弱者男性も生まれた。リベラルが多かったはてな民がリベラルを見限った理由は多分これ。彼らはイデオロギーじゃなくて弱者救済を取っただけ)
あと安倍晋三は黒い噂が絶えないが、本人の金に汚いとか女に汚いとかそういうのは聞かなかったな
安倍晋三については俺は好きじゃないし経済も貧しくなったように感じるが企業の競争力を取り戻し市場は活気付いた
しかし、所詮少子高齢化なので根本的な解決にもならず思った程の効果もなかったのがアベノミクス
ガソリンは意外と欧米に比べたらかなり踏ん張って安いが、それでも色々な所で円安キツイしな
でもリベラルに負け犬と罵られてした底辺は民主党政権より絶対に安倍政権の方が生きやすかったから悪夢の民主党は立場によって正反対に見えるんよ
安定した社会というのはその社会のルールの中では負け組の立場が決して覆されることがないことを意味する。
弱者救済が必要というのは社会の安定のためにそれが必要だからという合理的理由に基づくものであって倫理や理想の話じゃないんだよ。
弱者への配慮って、余裕のある社会にだけ許される、儚い儚いお神輿の上のお題目だよね
それをわかっているからこそ、今の時代の我々は全力で弱者救済祭りを楽しんでいる
キャリアを握られて声を上げられない性被害者のために、性犯罪者に鉄槌を下す祭りができるのは、恵まれた社会に生きる人間の特権だ
この時代はすぐに失われるだろう
どの生物、どの国、どの時代を見ても、本当の意味で弱者が救われた社会なんて存在しないから
だからこそ、本当の意味で正しいことを言っている山下達郎を、正論をもってぶっ叩ける余裕のある今の社会こそ、我々が弱者以上に守らなければならないものだよな、と思っている
音楽の良し悪し、才能を見出し育て世に送り出す能力、そういった価値は、たとえその人が犯罪者だろうと大悪人だろうと価値が損なわれるものではない
そういう考え方は分かるし、芸能の価値で言えばひとつの正義だと思う
そのおかげで多くの多くの、犯罪や虐待とは無縁だった人は楽しませてもらえていたんだ
その功績を批判するだけではひとつの真実を見落としそうなので、ここはしっかり認めなきゃいけない
でも、幸いにして国が豊かになり、何をおいても国を栄えさせるんだって強いモチベーションは国民から消え、道徳教育が行き届き、インターネットで弱者の声が響くようになり、人々は弱者に配慮して生きる余裕が出てきたんだ
これはとても喜ばしいこと
国を豊かに強くするために、99%の人が全力を出せるよう、1%の弱者を切り捨てる社会より、100%の人が身の回りの幸せを目指す余裕がついにできたんだ
これは今の世の中が恵まれているが故の一時的な余裕なのはわかっている
油断するとすぐまた弱者は虐げられていまう
だからせめて今の時期だけは、犯罪者を断固許さないという態度を社会がとらなくてはならない、という新しい価値基準が浸透してきたんだ
そういう時代がついに来ているんだ
だから、暴力行為、パワハラ行為があれば、どれだけホームラン打つ野球選手でも球団から追放される
同じく、いくら音楽的才能を発揮しようと、俳優として優れていようと、弱者に配慮しない人間は表舞台に出られない、出してはいけないとする空気が今醸成されている
とても素晴らしいこと
でもこれは、99%の、罪に無関心だった人には少しの息苦しさをもたらす
でもそれは1%の人が絶望するほどの抑圧を受ける代わりに得られていた快活さだった
であれば、みんなが少しずつの息苦しさを分け合うことで、100%の人が幸せを感じられる社会、それを目指すことが可能なのだからそれを目指しませんか?というのが今の時代の新しい価値基準になってきているんだ
これは現代に生きる我々全員が胸を張れることだと思う
それだけ余裕があり、配慮が行き届く、洗練された世界が実現しつつあるんだ
では、30年前の、世を発展させ時代を進めていくことへの価値は喪失したのか?と言えばそんなことはないだろう
日本がこのまま順調に貧しくなり、貧困が増え始めれば社会は弱者救済への余裕をなくす
そうなれば、今の世の新しい価値観は儚い夢だったな、となるだろう
今の時代の人が山下達郎を批判できるだけの、余裕のある社会が失われれば、30年後の日本人は、山下達郎の言ってることは真理で、なぜ当時批判されたかわからない、というだろう
話がまとまらなくなってきた
要は弱者への配慮って、余裕のある社会にだけ許される、儚い儚いお神輿の上のお題目なんだよね
それをわかっているからこそ、今の時代の我々は全力で弱者救済祭りを楽しんでいる
キャリアを握られて声を上げられない性被害者のために、性犯罪者に鉄槌を下す祭りができるのは、恵まれた社会に生きる人間の特権だ
この時代はすぐに失われるだろう
どの生物、どの国、どの社会を見ても、本当の意味で弱者が救われる社会なんて実現しない
だからこそ、本当の意味で正しいことを言っている山下達郎を、正論をもってぶっ叩ける余裕のある社会こそ、我々が弱者以上に守らなければならないものだよな、と思っている
スタートアップやネットで広告収入を得る人たち、有名人やYouTuberなどによる広告には注意が必要です。なぜなら、その中には壮大な釣りや詐欺師が潜んでいる可能性があるからです。
<虚>
- 代表者は表ではいい顔をしているだけ、裏でやりたい放題、言っていることとやっていることが違うことがあります。代表者の言葉だけで信じ込まないようにしましょう。自分や自社に有利になるような事実と真逆のようなポジショントークをすることもあります。
- 例:ITエンジニア不足で人件費高騰しているにも関わらず、人材不足が終わり単価が低下中と嘘を流すことで人材市場を混乱させ、値踏みを行い不正に安く雇おうとする会社が存在します。
- 創業者は儲かったり、闇がバレたら多額の退職金を得て辞めるつもりであることがあります。
- 社員はストックオプションに騙される情弱が集まり、だまされてしまうことがあります。
- 一般人が影響されて人気を集めたり、投資させたり、カモにされてしまうことがあります。
<実>
- 儲かっているように見せかけて、粉飾決算で実態は火の車になっていることがあります。
- 内情がカルト的な組織であったり、モラルが歪んでいることがあります。
- インテリアや食事などの付属物を豪華にして、本業のビジネスで稼げていないことを隠していることがあります。
- 新しい取り組みを色々やっているとアピールして期待値を上げていることがあります。
以上のように、スタートアップ詐欺に注意する際のポイントは、虚と実の乖離、派手な言説での注目集め、魅力的な姿の見せかけなどが挙げられます。
特に、投資家や一般人が騙される可能性があるため、注意が必要です。代表者の言葉だけでなく、会社の実態も確認して、騙されないようにしましょう。
470億ドルの企業価値まで上りつめたWeWork、突然の転落の裏側に迫る驚愕のドキュメンタリー『WeWork / 470億ドル企業を崩落させた男』9月30日(木)U-NEXTにて独占配信開始。日本語音声版に出演、浪川大輔よりコメント到着 | U-NEXT コーポレート
https://www.unext.co.jp/ja/press-room/wework-coming-2021-09-29
・自由に再編集して拡散OKです。スタートアップ詐欺の被害者救済や被害撲滅を目的として、目を覆うような代表らの実態を暴露し、弱者救済となるよう合法的な範囲でサポートができたらと思います。タレコミはYoutubeチャンネルまで。
ベーシックインカムについて本気で調べて検討したことがあるが、ベーシックインカムは健康で若い強者だけが得をするクソ制度だというのが自分の結論。弱者救済を重視する左派が支持していい制度では絶対にない。
以下の記事が話題になっているが、労働意欲が減退するかどうかについて語っているブコメをよく見る。
月間28万円のベーシックインカムをイギリスが2年間試験導入へ
https://gigazine.net/news/20230605-universal-basic-income-in-england/
ベーシックインカムは全国民に平等にお金を配る制度だ。だから例えば全員に20万とか配るとなると、べらぼうな財源が必要になってくる。そうすると、所得税率を70%とか80%とかに上げなければならない。
稼いだお金のほとんどを取られた上で20万円を配られて嬉しいと思う人がどれぐらいいるだろうか。現状でも税金が高いという怨嗟の声を上げる人が多いというのに。(まあ、働いていないニートの人は税金を払うことなく20万円を配られて嬉しいだろうが。)
というわけで、財源確保は超増税を引き起こすという問題がある。もちろんベーシックインカム推進派(特に新自由主義者)はそんなことは承知の上なので、別の策を提言している。それは各種社会保障の廃止だ。
いま弱者に給付されている年金・失業保険・生活保護・健康保険などを廃止することで、ベーシックインカムの財源を確保しようという方法だ。しかもこれらの制度をなくすことで、各種事務手続きのコストも削減できて、さらに財源を確保できると推進派は主張する。
確かにこの方法なら超増税することなくベーシックインカムを実現できる。
なぜなら、健康で若い人であれば給付されたお金を全て生活費や遊興費に回せるが、慢性的な病気を抱えた人なら、給付金を治療費に回さなければならないからだ。しかも健康保険も廃止されているので、10割負担という厳しさ。透析とか受けている人なんかだと、治療費だけで給付金はなくなるだろう。
それを防ぐために、病気の人や高齢者には給付額を増額などすればいいという人もいるかもしれない。だがそれをした途端、社会保障の廃止による事務コストの削減という大前提が崩れるので実施不可能。
というわけで、ベーシックインカムは実施すべきではないと思う。
もちろんここまでの理屈は、富裕層や大企業への課税強化で解決できる問題ではある。それが実現できるなら、庶民への大増税や社会保障の廃止も必要なくなる。
でもそれが簡単でないのはみんな分かってるでしょ。
なので、ベーシックインカムまず富裕層への大増税を実現できてから話になる。その見込みがなくベーシックインカムを実施しようとしてもろくな事態にならないのは上に述べたとおり。
個人的には、富裕層への大増税が実現できるなら、既存の社会保障制度の範囲内でも弱者救済を強化できるので、それでいいじゃないかとも思う。
なお、ベーシックインカムの財源として大量にお札を刷ればいいという人もいるかもしれないが、そういう人が同じ口でアベノミクスなどの異次元の金融緩和を批判してないよね?
とにかく感情過多・説明能力皆無・金もない・頭も悪い・合理性がない・説明できないから無茶苦茶適当な理屈で議論やクレームをつけてくる
コンビニバイトみたいなクソ安バイトでさえクレームつきまくるしな
以下、ワイが聞いたことある中で、うわぁ…すげえなーーー!!!(ドン引き)と思ったクレーム
(意味も生産性もなくても無駄な労働をさせ、とにかく労働環境を劣悪にすることに強度の社会的合意があるwwww
かつては神道とかの名前のついた宗教儀式的な振る舞いだったが、名前が消えて今はひたすら名残の宗教感情で金にならない苦労をお互いに強いている。
勿論こいつらはその経緯を知らないので理由を聞かれても答えられない。何故って聞かれてもみっともないから、日本人の心、なんか嫌なんだよねとしか説明はできない。欠陥民族なので自己探究や自己批判はできない。)
(宗教性は強いのに宗教の体を成しておらず、宗教感情のためのコストは非常に高いのに、精神教育や相互幇助や弱者救済のような宗教の本来持つメリットはあまり残ってないwwww
弱者救済意識は先進国だけでなく途上国を含めて見ても底辺、お互いの利益より足引っ張りを優先する度合いは世界一位。
つまり虚無のために苦労することを望み続けている)
(女性蔑視
要するに労働人口の50%の生産性を意味なく捨てるためにどんな屁理屈でもつける。
化粧やヒールによる経済効果は全くなくてコストであってもお気持ちの問題なので関係ない。原因は複合的だが、大体感情過多で合理性がない国民性が理由。日本人の思考能力では合理性というものは高度な概念すぎて考えることができない)
・接客態度が悪い
(経済的合理性よりも感情オキモチが大事なので給料が安くても高いサービスを提供する労働者を求める。
高い金を払おうとしないので社会全体が低給になるなんて、どう考えても当たり前なのに理解できないらしい。知能が低すぎる。賃金が低いと悩んでる人が沢山いる 爆笑)
・弁当を温めるか聞かれなかった
・心遣いが足りなかった
(家で温めれば?追加料金払えば?
多少接客の気が利かないとかいうことにこだわりオペレーションを複雑化させることに余念がない。
感情論しか判断基準がなく、経済的合理性を無視してサービスを求めるヤバい人間が中流階級の80%を占めている。低い賃金低い生産性が加速 爆笑)
・ミスをした時に改善案や補償やミスをカバーする設計ではなくて、とにかく申し訳なさそうな重々しい雰囲気で頭を地面にこすりつけて謝罪することを求める
・商品が安すぎるが店員の給料はちゃんと良い金額を支払われているのか
みたいなクレームがついて、
一般市民は日本ほど愚かじゃないので、合理性のないところにまでクレームをあまりつけないからね。
・接客態度の悪さ→サービス料や対価を払わないのに求めるわけにはいかない
・多少のヌケモレ→ミスのないサービスを作る不可能のための高すぎるコストよりも産業の発展を優先すべき
・使ってたら壊れた→壊れなきゃ売れない
当たり前だよね。
女性と言うことを盾に、いろんな場所から追い出されたり不遇な扱いを受けたり
「そういうものなんだ」って理解させられた後に、「LGBTは女性ゾーンを脅かしているのでだめ!」なんて言われてもなとしか思えない
女性は色々優遇してもらったんだから、まぁ女性になり損なった人にもその恩恵を少しは分けてやっても良いと思うけどね
結局蜘蛛の糸みたいに、LGBT蹴落としたら女性そのものも同じ論理で社会から排除されると思うけど。
違和感みたいなのもそこなのだと思う。自分が切り落とされる論理を振りかざしてる。
自分がその弱者救済の論理によって益を得ていることに気付かない、特権への無自覚さと
他人を蹴落とそうとする醜さというか
本来右翼左翼というのは、フランス議会の右翼に王権保守、左翼に革新が陣取ったことが始まる。右翼が強者より、左翼が弱者よりでもある。
と同時に、政府の関与を減らすことが望ましいという自由主義へと移っていった。
しかし1930年世界恐慌で自由主義が否定された。金融危機が起きると、企業が金をため込み、設備投資・技術開発投資をしなくなり、永久に不景気と産業劣化を続けるのだ。
世界中の諸国は政府が金融・財政・税制で調整するケインズ主義と、政府がすべて調整するマルクス主義に移った。
ここで、ケインズ主義が右翼保守、マルクス主義が左翼革新となった。冷戦体制ともなった。
マルクス主義国はうまくいかなかったけども、ケインズ主義も1970年代のオイルショックやベトナム戦争戦費によるアメリカの経常赤字化、途上国の腐敗によるスタグフレーションでケチがついている。
そこで、自由主義が金利政策だけを加えて新自由主義として復活した。特に途上国の腐敗や、戦争戦費による、政府の肥大化と無駄な支出が多かったこともスタグフレーションの原因で、ある程度費用対効果に戻ることも必要だからだ。
途上国の腐敗も、産業育成より前に弱者救済をしてしまうと、経常赤字となり外貨借金が増え、外貨借金からは財政破綻するという側面もあっただろう。
しかし、新自由主義の立ち位置はケインズ主義よりも強者寄りで右翼なのだ。
ケインズ主義が右翼保守だったのを新自由主義がのっとって、左翼が寄るべき理論が無くなり、ケインズ主義を持つ党派もなくなり、惰性で経済理論から離れて右翼左翼だといっており、経済理論は実は右翼左翼とも新自由主義となってしまっていた。
しかし、1990年バブル崩壊という金融危機が起きた。新自由主義に移っていた日本は金融危機が起きると、企業が金をため込み、設備投資・技術開発投資をしなくなり、永久に不景気と産業劣化を続ける問題を解決できずにいた。
さらに、基礎研究・応用研究・教育は一部大きな産業に繋がり、長期的な費用対効果はある。しかし、近視眼的な費用対効果はない。困窮者救済も近視眼的な費用対効果はない。新自由主義は基礎研究・応用研究・教育・困窮者救済を破壊し、産業の劣化も招いた。
どこかに新しい産業の種を起こす人形がいるはずだ!探せ!探して引っ掻き回せ!と、イノベーションやベンチャー育成という名の悪趣味な人形遊びに使える人形を探してつぶすだけ。
2008年リーマンショックでも金融危機が起き、金融緩和という新しい手法が生まれた。MMTで自国通貨建て国債と外貨借金の峻別がついた。
さらに、コロナショックが起きたけども、財政出動と金融緩和で早期の回復を見せている。ウクライナ戦争でもオイルショックとなりかねなかったけども、太陽光発電・風力発電の低価格化もあり、1年程度でインフレも落ち着くようになってきている。
新自由主義も放逐されつつあり、ケインズ主義が復活しつつある。しかし、ケインズ主義も大きな政府にするのだが、何に使うのか?はまだ課題が残っている。産業育成が中心ではあろうとも、弱者救済も政府しか担える主体はいない。
しかし、「あいつらが悪いから叩けばうまくいく」と無駄を叩こうとする新自由主義は残っている。その無駄たたきで基礎研究・応用研究・教育を破壊してきたというのに。
無駄を叩こうという党派は維新や立憲民主党。維新が新自由主義はもちろんだけど、立憲民主党もよるべき理論がないまま維新に流されて、無知故の新自由主義となっている。
さらに、金持ちにとってはフラット税制志向の新自由主義が望ましい。おそらく金持ちが金を出して新自由主義を叫ばせてるのもあるんじゃないかと思う。
強者より、弱者よりの右翼左翼の分類でいえば、維新・立憲民主党が右翼で、自民党はむしろ左翼となる。
裏の理論がしっかりしてない立憲民主党は放逐されて、新自由主義維新VS産業育成ケインズ主義自民の対立になりそうな気がする。
しかし、自民党も意識して産業育成ケインズ主義になったわけではない。自民党内でも新自由主義の無駄たたきの緊縮派はいる。
すると、また新自由主義に流される懸念はある。さらに、2大政党制だと弱者救済のスタンスを取る勢力がいなくなる。弱者救済ケインズ主義はれいわが可能性があるけど。
やはり2大政党制狙いの小選挙区制をやめて中選挙区制に戻すべきじゃないかと。産業育成ケインズ主義政党が中心となり、強者寄りの新自由主義政党と、弱者寄りの弱者救済ケインズ主義政党が両側から引っ張る構造の方が良いのではないかと思う。