はてなキーワード: 序破急とは
近未来。通信技術と描画技術の向上によって、オンライン空間に、アバターを使った完全な過去が再現された社会。
身体感覚をなくしているために、年齢制限が掛けられているものの、ほぼすべてのアバターが十代の容姿をしているため、本人確認において問題が生じている。
また痛覚がないために、過激な娯楽に興じるものも現れていて、アバター同士が武器防具を装備して戦うコロシアムや、重火器を扱った本格的なサバイバルゲームも催されている。
どれだけ刺激的な死に方を表現できるか競う殺害ストリーミングと呼ばれる映像ライブもあり、この娯楽においては自殺の部や拷問の部なども人気がある。
性に関する娯楽は、初期においては参加型が流行ったものの、身体感覚の制限があるために次第に下火になり、現在ではプロによる演劇のような提供型の娯楽が一般的になっている。
そんな中、身体感覚が再現されてしまうバグがあるという都市伝説が流行る。通信会社にもその情報は入ってきていて、事実現実社会に帰還した利用者からも苦情が届き始めている。
バグの調査にあたることになった主人公は、アバター空間での聴きこみの最中に痛覚を感じていると証言する女と出会う。女は調査に非協力的で、ものすごく冷ややかな応答しか示さない。
不審に思った主人公は、女の素性を確かめるために強引に女の登録情報にアクセスを試みる。途端に、何重にも掛けておいたセキュリティを破壊されて、主人公も痛覚のバグに感染してしまう。
会社へ連絡しようとするも、女に阻止される。曰く、アクセスした途端に、本幹にまでバグが広がりかねないのだという。
救援要請の手段を失った主人公は悲嘆に暮れる。様子を鼻で笑われながらも、仕方がなく女と行動を共にすることになる。危険が迫っているのだそうだ。
証拠に、女は常に周囲の目を気にしながら、ひっそりと行動し続けた。誰とも会話せず、目も合わせず、限りなく接触を断つようにしているのである。
様子に、主人公は過度な対応じゃないかと疑問を抱く。事実、どこにも危険な様子はないではないかと。隠れ家に辿り着き、何とか一息入れた時に、女から説明を受ける。
アバター空間に慣れるための適応期間のことを覚えているかと問われて、主人公は頷く。身体感覚を徐々に鈍らせていき、精神との繋がりを隔てることによって、開放的な娯楽を楽しめるようになるだ。
百をいきなり〇にしても、拒絶反応が起こる。実際、初期実験では過度の精神的ストレスによってショック死する事例も報告されていた。その解決策が、適応期間の導入というわけである。
主人公は通信会社の社員だ。一通りの経緯は知っていた。しかし、それとこれと何の繋がりがあるというのだろうか。
疑問が顔に現れていたらしい。女は渋面を作り、あんたは人を信じすぎていると吐き捨てた。人間ってのは、際限の効かない好奇心っていう化物を宿しているのだと。
女が言うには、彼ら彼女らは、もうすでに既存の娯楽に飽き始めているのだそうだ。実際に、先鋭化した一部のアバターは、クローズドサーバを用いて、新しいショーを楽しみ始めているのだという。
主人公にはいまいちピンとこない。すると女は憐れむように微笑んで、実社会におけるバグの報告件数を訊ねてきた。返答すると、あまりにも少な過ぎないかと畳み込まれてしまう。
嫌な考えが脳裏を巡る。まさかと戯ける主人公に、女は実社会で最近不審死が相次いでいないか問い詰める。確かに、長時間接続機に横たわっていた利用者が死ぬ事例は増えているのが現状だった。
けれども、利用者は自主的にログアウトできるはずだと主人公は反論する。長時間利用しての死亡事故は、あくまでも過労死だと。
だからこその、クローズドサーバなのだと女は告げる。サーバ主によって閉鎖された空間においては、主の許可無くログアウトすることができないのだと。
そんな馬鹿な。怒鳴る主人公に女は肩を竦める。わたしだって事実を全て把握しているわけじゃない。あくまで推測なのだと。
ただし、わたし達を狙っている奴らはいる。確実に。念を押す女に、主人公は息を呑んでしまう。嘘だと思うだろうけど、多分ライブされてるストリーミングの幾つかには身体感覚を有した人間がいる。
わたしが感染させた友達が映っていたのだから間違いない。発言に言葉も出なくなってしまう。演技だよ。そうかもしれない。全部作りものさ。否定はできない。問答が力なく続く。
どうすればいい。主人公は問う。俺はどうしたらいい。あんたは俺にどうしてほしいんだ。
仕事をするしかないんじゃないの。事が大きくなってからじゃ、会社もクソもあったもんじゃないから。
ってな感じで、バグの原因を突き止めようとする主人公だったが、実は登場している女は仮想現実に現れたゴーストのようなもので、現実社会には存在していない。
なんて言うか、コンピュータからの反逆というか、人間性への疑問提起みたいなのが表現できるのかもしれないと妄想する。
実社会における身体感覚を有しているとの苦情も、コンピュータが主体となって行ったもので、実際に感染し暴行ないし陵辱を受けた人々の意見はフィードバックされていない、等々。
……しっかし、ありふれたネタだなあ。後半部分、話ばっかで面白みに欠けるし。
まあ起承転結の承までって感じ。序破急の序? クローズドサーバの主に迫っていく部分が破で、女がゴーストだったてのが急になるのかしらん。
ああ、あと、アバター間における世代格差みたいなのとかもいけるのかも。
実年齢相応のアバターは同年代の若いアバターから容赦なくオヤジ狩りにあってたり、背伸びしている実年齢が若いアバターが被害にあってたり。
老いも若いもなくて、ただひたすらに娯楽だけが満ち溢れている、綺麗な綺麗な完成された過去が舞台。
http://anond.hatelabo.jp/20110327150631
まあ要は、高学歴になる人間ってのは高校の頃からそういう教育されてんだな、と。ちなみに偏差値55。
雑多に。
・(全般)論文の書き方:すべての基本。高校生までは起承転結(四段階)だが、大学生以降は序破急(三段階)が普通になっていくので慣れていくこと。
・(全般)プログラミング:すべての基本。言語学や論理学と密接な関係があるので、体得すれば実は論文の書き方に強力に役立つ。
全部知らん。裏とか待遇はクラスの連中がみなバカなのでテストにも出ない。BASIC?やるわけないじゃん
・(全般)健康管理:健康を壊すと普通は勉強ができなくなる。体力と相談してがんばれるだけがんばる。
まあこれはね。
以下は凡人の生活とは無縁の領域なので高学歴の皆さん頑張ってください
僕は底辺で何も考えずに生きてそのまま虫のように死にます。
雑多に。
・(全般)論文の書き方:すべての基本。高校生までは起承転結(四段階)だが、大学生以降は序破急(三段階)が普通になっていくので慣れていくこと。
・(全般)プログラミング:すべての基本。言語学や論理学と密接な関係があるので、体得すれば実は論文の書き方に強力に役立つ。
・(全般)健康管理:健康を壊すと普通は勉強ができなくなる。体力と相談してがんばれるだけがんばる。
・(教養学部)教養:東大の特殊なところは、1、2年は教養学部というところに所属するところ。
ここで、広く、できるだけ深く、何でも雑食にガリガリ吸収して、自分なりの知の体系を、藁葺き小屋でもいいから作ることが求められている。多分。
・(文1・法学部)政治学:集団的意思決定に関すること。生臭いが、体得すると選挙や住民運動の時に、偏見に凝り固まった勢力から自由になって、自分の意見を持てるようになる。
・(文1・法学部)行政学:公務員はどう働くか。知らなきゃ公務員になった時にしぬ。公務員になりたいわけではなくとも、学者になったら役所と取引することになるので、彼らの行動様式を弁えておくのも大事。
・(文1・法学部)法学:公務員は何を守って働くか、倫理とはどう違うかなど。知らなきゃ公務員になる以前に試験の段階でしぬ。以下略。
・(文2・経済学部)経済学:財・サービスの一般的な流れに関すること。何で自民党が無駄な公共事業をやったかというと、彼らも決して馬鹿だったわけではなく、ケインズ経済学という思想的根拠があったことが分かる。これだけでも日本では重要。
・(文2・経済学部)経営学:お仕事の要素が入った組織をどう正確に効率よく運営するか。どこの組織に行くにも絶大な力になる。個人で生きていくなら別だが、事業を起こすなら必須。
・(文3・文学部)心理学:記憶と連想が切り離せないこと、情動(感情)や動機付け(欲求)のあり方をわきまえておくと、勉強のときに障害を取り除ける。
すなわち、沢山勉強して沢山思い出して連想することが知識になること、感情や欲求を適切に駆動し、不必要なら安定させること。
ついでに、生命反応や身体や神経や脳から、どのように心が生じるか学ぶのも悪い経験ではない(先に言っとくけど、心と身体の関係について論じる、いわゆる心身問題はまだ結論が出ていないので、深入りは禁物)。
・(文3・文学部)言語学:教養学部でやる外国語と文学部でやる言語学がある(正確には違うけど)。
外国でバリバリ働くビジネス目的と、論文を発表する・資料を原著で読む目的とがある。
長期的にどっちをやりたいかということと合致させた方がいいが、計画的に東大に入った入学者でなければ、よく分からないまま選択して二年間ババ引く可能性が高い。東大のシステムの疑問点だが、何か意味があるのかも知れない。何でこうなってるんだろう。
・(文3・文学部)社会心理学、社会学:人が集まるとどう振舞うかを理解するのは、ミクロ(個人)とマクロ(社会・集団)の関係をわきまえておくときに有意義。
・(文3・文学部)文化人類学、歴史学:昔の人の好みとトラウマ、成功と失敗を学んでおくことが大事。民族的歴史というものもあるので、「あー、日本人は災害時はこう振舞うのか、ではこうすればいいのか?」みたいなことができる。
・(文3・文学部)倫理学:いわゆる道徳・倫理を扱う倫理学にはいろんな学派があるが、それほど倫理学のフォローする領域は広い。
要するに集団のルールというのはどうやって決まるかということを、いろんな出発点(個人主義、生活、健康、生殖やエロス、プライバシー、コミュニケーション、権威、助け合い、暴力などなど)から積み上げているからだろう。
どれも集団生活を可能・不可能にする大事な本質には違いないので、広く浅く吸収していくとよい。(集団主義的なことを言うとあそこでは嫌がられるだろうけど、俺はそういう結論になっちゃった)
・(文3・文学部)哲学など:人間の脳の構造でいろんなものを筋立てして考える。倫理学もそうだが、哲学となると広すぎてちょっと大変。しいて言えば科学哲学とかやってみるといい経験になりそう。
・(文3・教育学部)教育学:教育学部に行く人以外関係なさそうだが、親になりたきゃちょっとかじっておくと後々いい感じになる。
・(理全般、特に理1・理学部)数学物理化学地学生物:文系でも「物質から生命反応が生じる」ということを了解しておくのは悪い体験ではない。
・(理1・工学部)工学:「社会のためにどう計画する?」ということは常に考えておいた方がよい。
・(理2・農学部)農学:別に農学部行く人以外は関係なさそうだが、安く安全に飯が食えるということは大事ですよ。TPP問題とかやりたくなったらどうぞ。
・(理2・薬学部)薬学:農薬や医薬をやりたい人以外には関係なさそうだが、有害物質問題とかやりたくなったらどうぞ。
・(理3・医学部)医学:普通の学生は「ものみんた(誰だ)の野郎! 健康について適当なこと言いやがって! 俺は気をつけよう」というときにのみ有意義。
理3の学生がまじめにやる分にはすごくハードなのでがんばって。
そうでなくても理3は超頭のいい人が入るところだから、超人的な世界で超人的に頑張ることを余儀なくされる。
(2011.03.27 18:37 追記)
twitterで指摘がありましたが、私は文3・文学部卒でして、文3・文学部についてながながと書きすぎました。確かに今読み返すと配分がおかしいね。
なんとか物語らしきものを作れるようになったコツ。
誰かの役に立つかもしれんのでメモがてら残しておく。
物語の最小構成は「成功するか分からない目標に向かう主人公」だ。
わかりにくい書き方ですまない。ただ、起承転結とか序破急とか専門用語はいまいち何いってるのか分かんないんで、
それ系の参考書とか読みながら、たどり着いたシンプルな結論がこれなんだ。
オリジナルな考え方とかでもなく、専門書ならもっと詳しく丁寧に説明してくれてると思うんで興味があったら色々読んでみてくれ。
鋼の錬金術師:禁忌を犯して身体を失った主人公達が、自分たちの身体を取り戻そうとする話(最終的に身体が取り戻せるかどうかわからない)
大正野球娘:自分たちを女だからと馬鹿にする男達に野球で勝とうとする話(最終回まで、勝てるかどうか分からない)
ワンピース:大秘宝ワンピースを手に入れて海賊王になろうとする話(海賊王になれるか以下略)
その他、スポーツものなら全国優勝を目指すし(優勝できるかどうか分からない)、ラブコメなら意中の異性を振り向かせる(成就するかわからない)。
箇条書きで言い換えてみるとこうなる。
1「主人公には何か目的がある」
↓
2「障害(強敵やら身分の差やらハンディキャップやら、とにかく主人公の目的をジャマするもの全部)を乗り越えようとする」
↓
3「結果が出る(成功する場合もあるし、失敗で終わる場合もある)」
重要なのが2番で、障害になるものがないと「成功することが分かりきっている」から全く盛り上がらない。
なるべく高い壁だったり強い敵だったりして、主人公が目的を達成できなさそうにしておくのがいい。
これを押さえておけば何でも物語りになるんで、
でも「通学路の途中にヤンキーのたまり場があって、そこを通るといつも絡まれる」とすれば、
じゃあどうにかして(その道を通らないで他の道を探すでもいい)学校にたどり着こうとする主人公ってことで物語が出来る。
その他、題材は何だっていい。
スポーツにしようがバトルにしようがラブコメにしようが「成功するか分からない行動をしている主人公」がいればいい。
あとは目的に対する障害があって、主人公が成功したかどうか書けば物語は完結する。
成功したかどうか、結末がどうなったか、わざとボカしてもいいけど、おれは上手いやり方を知らないのでパスしておく。
ギャグ漫画なんかはあえて物語にしない方向もあるし、わざと物語を破綻させて新しいものを目指すってんでもいい。
言うまでもないけど、物語が破綻していないのと面白いかどうかはまったく別で、最低限「これを守れば家ができます」程度の設計図みたいなもん。
とりあえず物語フォーマットに乗せて、演出とかキャラとか色々つかって面白くしていく…らしい。初心者のおれにはそこが難しいわ。
でもとりあえず、うえの3つの要素が揃っていれば物語になるんだって知ってれば、いろいろ応用もきくかなって思う。
練習もかねて身近な出来事かたっぱしから物語化していくといい練習になるよ。たぶん。
http://anond.hatelabo.jp/20080320073242
もう一人の人も書いてるけど、セックスってのはコミュニケーションだと思う。そして、どんな種類のコミュニケーション能力も、受信能力と発信能力で1セットだってことを知ると、それは気持ちいいセックスへの近道になる思う。元増田の話には、この受信能力の話が抜けてる気がする。性器のサイズや形に相性があるとか、男の持続力とかってのは、セックスするうえで、ひとつの課題だけど、それ以上のものじゃないよ。それは、コミュニケーション上の課題であって、コミュニケーションで乗り越えるものなんだ。
性器の形や持続力を気にする前に、お互いに相手がどうされると気持ちが良いのか、実際に聞いたり、相手の反応を試したりして、自分たちだけのセックスのコミュニケーション方法を探るほうが大事だと思う。肌への触れかた、キスの仕方、性感帯の愛撫の仕方、挿入の仕方、体位、一回のセックスの中での序破急のつけ方etc、そういうのは、おもに発信力の問題じゃないかと思うかもしれないけど、ちがう。受信力が鍵なんだ。そういうセックスのノウハウは、すべて、相手の気持ちを言葉や反応から理解して、相手がどうすれば気持ち良いのかを、お互いに試した末に、徐々に改良されてくもんだからね。AV男優のテクなんて、そのためのヒントにしかならない。
たとえば、はじめてだったら、脱がしたり、おっぱいを優しく触ったりしながら「○○は、どんなことされるのが好きなの?」とか聞いてみたらいいし、とりあえず、女の子の性感帯になりそうなところは、全部丁寧に愛撫してあげてもいい。そうして何度かセックスするうちに、その女の子のどこが性感帯なのか、どのくらいの強さでどんな角度からいじると気持ちいいのか分かってくる。女の子も恥ずかしがらず、「あ、それ気持ち良い」とか「ちょっと強すぎる」とか言った方がいい。マッサージみたいなもんだと思えばいい。「あ、そこそこ、もうちょい左」みたいな。そうやっていくうちに、お互いのアレとソレがどんな体位でどんな角度なら気持ち良いのかとか、今日は何分くらい持ちそうだから、どんな展開のセックスにしようかっていう問題にも答えが出せるようになる。
あとはね。セックスはセックスそのものをしてる時間だけがセックスじゃないと俺は思うよ。自分の好きな人といつも気持ちいいセックスをするには、セックスっていう行為以外の時間のほうが大事なくらいだと思う。たとえば、セックスの予感があるデートをするなら、どこで待ち合わせするのか、今日はどんなルートを巡って、どこで昼ご飯を食べ、どこで遊んで、どこで休憩して、どこで夕飯食べて、最後にホテルに行くのか、事前に彼女が喜んでくれると思うプランを考えたり、実際にデートする間に、様子を見てアドリブを利かせたりする。そうやって、二人とも笑ったり、感動したり、美味しい飯を食べたりして、気分よくいられれば、デートの〆のセックスも、盛り上がった気分で突入できる。気持ち良いセックスになる可能性は高い。その日のデートを通して、冗談も本気も、お互いになんでも話せる関係がつくれれば、セックスのときのコミュニケーションもスムーズだ。
こうやって、コミュニケーションを深めて、お互いにシンクロするような、最高にうまくいったセックスはやばい。頭の中がまっ白になるっていうのは比喩じゃない。明らかに脳から、なにかとんでもなく気持ち良い物質がドクドク出てて、終わった後も二人とも全身が恍惚感で満たされた状態になる。こういうセックスは、体調とか気分とか、その他の色んなものが関係して、いつもできるわけじゃないんだけど、ちゃんとお互いの気持ちを受信しあって、セックスを重ねてると、数回に一回くらいは経験するようになる。