はてなキーワード: 年俸制とは
都内で10年以上前に大卒でIT企業(非SI、非Web)に入ったのだが、いわゆる大卒で初任給20万、たいていの企業と同じような年収だった
で、そこから少しずつ上がっていくのかと思ったがその会社は自分の代が新卒をとるの初めてでそのへんのベースがわかっていなかったようだった
他の中途入社の人間はまあ悪くない年俸で入り後は上りも下りもほぼしない、月5000円いかないレベルのあげさげのようだったが、新卒入社の場合、普通そことはテーブルがわかれてるものだよね?
で、その会社で5年経ち、全然あがらず年俸350いっていない中、会社の平均年収は500以上、平均年齢は35くらい
明らかにおかしい気がしたし、このままの計算だと30のときに400いかない
で、転職してIT系の異業種にうつり、いまでは当時の倍以上もらえるようになったのだが、今考えてその会社はブラックだったのだろうか
技術力自体は高い人が多かった気がするし、長時間労働とかは全くなかった
思い返すともっとそこで学べることはたくさんあったような気もしなくもないが、それより何より生活が大事だった
たいていの人は給料が低くても、同じ会社や同じ分野でずっと働くものなのかね?
まあ正解なんてない気がするが
裁量労働制を入れる入れないで紛糾しているが、一足先にこれを導入してるIT業界、特にweb系がどういう経緯をたどったかを見れば
この法案は正社員という区分を完全に消滅させるものだというものがなんとなくわかって来た、増田も多いと思う。
というか、この法案でビビってないのITエンジニアだけだしね、もうとっくにその働き方になって久しいから。
メガベンチャーだろうがどこだろうが、チーム10人いたら7割以上は派遣か請負で、プロパーの指揮、という体制が多い、ま、要は「ドナドナ」
理由としては、まぁ色々あって後述するけど、ずっと派遣や請負って訳でなく、元々は裁量労働制・年俸制の中でweb系の正社員としてキャリアを積んでた人がほぼ100%だったりする、4~5年くらい前までは裁量労働制の正の側面を享受できて回ってた業界だったからが理由
なった理由はいろいろあるが、いい側面は、明らかに怪しいどっかからお金貰って書いてるであろう、有象無象の意識高い系の技術ブログの賛美記事に譲るとして
ここでは暗黒の側面について書いておこうと思う
・IT業界の自殺率、うつ病率は実はプロパー(正社員)がダントツ
ここがミソ、IT業界といえば、うつ病生産工場とか自殺者続出のブラック業界というが、実は派遣やフリーランスではこれにかかる人はほとんどいない
何故なら炎上案件やブラック職場なんて、金だけ貰って仕事もせずに逃亡すればいいし、こんな環境で仕事できる訳ねーじゃんクビにしたけりゃすれば?代わりに来る奴がいればな!と強弁できる(マトモな派遣会社なら、酷い案件や職場に騙して連れて行って抗議受けたら、営業から上長まで謝罪に来るレベル、俺は過去役員が頭下げに来たところまでは体験したことがある、零細SESはお前の責任じゃ!とか開き直るが、そんなところは職場のソースコードに爆弾仕込むなり、ファイルサーバー滅茶苦茶にして、便器の前にウンコして、労基と税務署にチクって、ついでにあの会社の社長ヤ○ザと付き合いあるみたいで怖いですとか警察に相談してからとっとと辞めればいい)
その上に訳のわからん零細SESやweb系なんてぶっちゃけ簡単に受かるから、バイト感覚で渡ったり、ヤバかったらとっととバックレて他所へ行けばいいからというのが理由
無法がまかり通ってるから、アホみたいにいやがらせのつもりで会社都合の解雇みたいにしてる馬鹿経営者もいるけど、寧ろ失業保険さっさともらえてラッキー、3か月くらい遊べるじゃん!!くらいにしか感じないのよ、この業界で1年やってこれくらいの考えになれば、ずっと続けていけるようにはなるし、大体みんなそんな感じです。
しかし、プロパーになるとそうはいかない、なまじやりがい搾取で回ってきた業界だから、派遣に身を落とすなんて死んでも嫌だって人が、進んでプロパーになりたがる傾向が強い、実際はちゃんとした会社を選ばなければ、それこそ特定派遣の様に正社員と派遣の最悪なところだけを集めた働き方みたいなのに陥る可能性が高くなるから。
ちなみに、この業界ではブラック正社員とか、全盛期の特定派遣よりも悲惨だからね、自殺率も精神疾患率もダントツでここら辺が多い。
だから、自分の命を守るために、かつてはプロパーで働いてたのに派遣に下がったり、フリーになってるという人が多いといのが、IT業界の実態ってところがある。
別に派遣が悪いわけではない、糞みたいな会社なんて入るだけなら簡単だからバイト感覚で食ってムカつくなら職場で荒れてバックれたらいいし
ちゃんとしたところとかでなら、長くそれなりにいい待遇や給料で働けるところが多いしね、そこがコネや人間関係にもつながるわけだし。フリーもフリーならではの面白さや、仕事を選べるというメリットがある。
ただプロパーになるなら役員レベル、もしくはよっぽどの大企業や非IT系以外ではやめておいた方がいい、というのがこの業界の正直なところ。
長くなったが、今回の裁量労働制は再提出する気満々だから近い内に通るだろうけど、そうなった場合、全業種がこんな感じの働き方になるだけです、はい
これを酷いと考えるか、いいじゃんと考えるかは、個人の資質や性格による部分が多いと思うけど、マトモな企業に行けるまで、糞なブラックは腹いせにどんな迷惑行為してもバックレたら追跡できないっていうのは、俺にとってはよかったとは思うよ
waris
モーハウス
ほかにもあります。中小企業でも取り組みが面白いとテレ東とかで結構取り上げられる。子持ちでもパートではなくバリバリ働きたいと創業者自ら起業した企業もあるけれど、同じ学歴の男性が大企業に行ってしまい、それでも優秀な人材がほしいと女性を採用して女性だけでも回せるようにしたところとか、背景はいろいろ。
https://matome.naver.jp/odai/2136058450662247201
資生堂と同じくらいベネッセは女性社員が多いと聞くけど、産休育休のフォローが大変で辞めたという知り合いがいるので、おそらく管理職がうまくやれていないんだと思う。なんか不正もあったし。
管理職個人の力量以上に企業全体としての姿勢も大きいと思う。企業のコンプライアンスにも関係してくる話なので、経営側はこれからいろいろアイディアを出すしかない。個人的にはベネッセの話を聞いてベネッセでは働きたくないと思ったし。
よくあるフォローの仕方として派遣社員、契約社員で穴を埋めるとその人たちの後後の就職どうなるのか問題が生じる(個人のキャリアアップにつながればよいが)。専門性が高い仕事だと穴埋め人材が簡単に集まらない。
時間外の仕事を外注するとその会社はいいけど外部にブラック企業が生じる。
あまり聞いたことがないものとしては、産休育休フォロー手当(フォローした人に産休育休をとった人の分の給料を手当として出す、ただこの場合とてつもなく忙しくお金より時間がほしい人にはあまり喜ばれないかも。あと年俸制などもともと手当が出ない契約だとできない。)
あと、産休育休のフォローしたことを評価して昇給させる。どう評価するかは難しいけど。これら2つは割と簡単にできそうな気がする。
経営陣や管理職がもう何言ってもダメそうだな、という会社の場合は個人ではどうにもならないのだが、変えられる立場の人がうまくやれているアイディアを共有できることを祈って。
はてなの皆さんは愚痴を言う独身社員が悪い、管理職が悪いと個人攻撃に走りいつも結論が出ないけど、どう工夫して回すかというアイディアを共有することが問題解決に役立つと思う。
参考資料
http://www.city.saitama.jp/003/001/009/p037391_d/fil/siryou3.pdf
以下、
世帯年収600万
夫 妻 合計
月250,000円 月200,000円
年収 3000000 3000000
社会保険料 430380 430380
市町村民税 95400 95400 190800
保育料 55000円
夫 妻 合計
月300,000円 月200,000円
年収 3600000 2400000
社会保険料 516456 344304
市町村民税 120600 70200 190800
保育料 55000円
夫 妻 合計
月375,000円 月125,000円
年収 4500000 1500000
社会保険料 645570 215190
市町村民税 163800 0 163800
保育料 55000円
世帯年収500万
夫 妻 合計
月210000円 月210000円
年収 2520000 2520000
社会保険料 361516 361516
市町村民税 75240 75240 150480
保育料 55000円
夫 妻 合計
月300,000円 月120000円
年収 3600000 1440000
社会保険料 516456 206582
市町村民税 120600 0 120600
保育料 55000円
夫 妻 合計
月365,000円 月55,000円
年収 4380000 660000
社会保険料 628355 0
市町村民税 138240 0 138240
保育料 55000円
世帯年収400万
夫 妻 合計
月170000円 月170000円
年収 2040000 2040000
社会保険料 292658 292658
市町村民税 53580 53580 107160
保育料 55000円
夫 妻 合計
月250,000円 月90,000円
年収 3000000 1080000
社会保険料 430380 0
市町村民税 73200 0 73200
保育料 44000円
夫 妻 合計
月285,000円 月55,000円
年収 3420000 660000
社会保険料 490633 0
市町村民税 90200 0 90200
保育料 44000円
あと、前の学園祭ムードの時は残業代出てたのか?込みの年俸制か?
言いたかないけど、前の環境が属人化し過ぎてて運よく回っているだけだったと思うよ。
社内ネットワークを新たに構築し、個人の裁量だった各人のタスクをすべて可視化しなきゃいけなくした。
タスクごとに明確な締め切りを作って、それを守ることを最優先にした。なので、こだわって夜まで作り込むなんてことができなくなった。クオリティが低くなっても、時間厳守。
むしろ今までマネージャーはどう管理してたんだ。クオリティは相手がそこまで望んでなかったんでは?作り込みはあんたらの自己満だったんじゃ。
クリエイティブ系だからここは反対すべき。コンサルに言っても分からんだろうから社長に言え。
今まで適当すぎだろ。証明書必要って学生レベルの信頼の無さだな。
でも、定時で終わる仕事が21時になる理由がこれだったのなら仕方ない。
結局、好き放題やって、無駄に夜遅くまで仕事して光熱費(と残業代)を消費してたのを仕事量変わらずに定時で終わらせれるようにした。って事ならコンサルは優秀。締め付けの強さはある程度仕方がない。
そしたら、税金めっちゃ引かれて、手取りは大したことないんです。
で、よく給与明細見たら、控除、とか書いてあるんです。
もうね・・・
ってどうでもいいけど、この記事見ましたか?釣りもいいところだろ。
いまどき年収1000万円に夢を抱いているアホンダラは極少数だろうが、現実をお知らせしたいね。
一応、俺は、30歳、年収1400万、妻の年収500万位。都内の賃貸暮らし(港区とかじゃないよ。)。
http://news.livedoor.com/article/detail/12609382/
いちお、ポイントは次の2点。
28歳のときに転職して、年俸制で年収1000万になったけど(=ボーナス別)、手取りは50~60万円程度。
しかも調子に乗って車を買ったら、駐車場代月4万プラス諸々で、しんどかった(結局、あまり乗らないし売った。)。
貯金は出来るが、ザブザブ使える金が余る感じではなかったっす。
それは、年収1400になった今も同じ。
フェラーリとかは絶対買えない。ポルシェなら買えることは買える。
ちなみに職場には、年収2000万クラス、3000万クラスも居る。
好きな時にタクシー乗るし、旅行も年に何度も行くのは、3000万クラスのおっちゃん。
高い飯(ランチで2万とか)も御馳走してくれる。
このクラスになると、節税の為に、会社作ったり、不動産投資始めたりする。
で、新卒数年の年収600~700万円の時と変わったか?と聞かれると、あまり変わってないな。
ま、結婚して(まだ子供なし)世帯年収は2000万円に近付いたけれど、貯金もして、自分の将来のための勉強への投資もしていると、豊かです、って感じはしない。
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161014/3505981.html
電通に労働局の調査が入ったようだ。メディアが立ち入りと同時にニュースリリース、電通の友人に聞くと特に社員にはアナウンスもなかったようだから、おそらくこの調査自体は抜き打ちでも何でもない。今後、どう対応していくかということだろう。
さて、広告代理店のおかしな勤務形態を是正するために、どうすれば良いかを中の人として率直なことを言おう。3つの問題が解決される必要がある。
十年、二十年前と違って広告代理店も「フツウの会社」になってきているといいつつも、様々な場所で指摘されている通り、日本的企業の悪いところを極端にして集めたような企業文化であることが、広告代理店の残業が果てしなく増えていく大きな原因となっている。
例えば、徹夜をして時間をかければかけただけ、質が上がると無邪気に信じていること、あるいは、社内の宴会の出し物のために若手社員を初めとして残業して取り組むことが是とされていること、リスクヘッジのためと称した無駄作業、オーバークオリティをするのが誠意と考えているということなど。ある種、「普通にやるべきこと」を超えて「そこまでやらなくてもいい」レベルまでやることが当然という文化が、電通でなくても少なからず大手広告代理店にはある。
そしてこれが純粋に求められている仕事に対するクオリティではなく、依頼するクライアントからすれば不必要なものをやって悦に入っている。そうした自己満足的な仕事を取りやめることで、大きく心理的負担と作業量が減るはずだ。
この問題は急に手が入ることは難しいだろうが、既に取り組まれ始めており、ここが解決することで大きく是正するだろう。
大手広告代理店は、日本的な企業文化が強いこともあり、昇進の体系、評価体系において年功が強く重視される。電通の亡くなった新入社員のTwitterを見た人はご存知かもしれないが、ほとんどの大手広告代理店において年次は絶対の価値観で、仕事ができるからといって上司よりも昇進が早い、なんてことはあまりない。博報堂はやや年功序列が緩んでいるが、それでも一部の非常に目立つ社員に限られる。電通は数千人の社員がいるが、早期昇格する人は十数人程度とのこと。
ではこれだけ年功序列だとすると給料はどう決まるのか?答えは簡単で残業時間の量によって決まる。そう、残業しなければお金が稼げないというシステムなのだ。(博報堂は多くの社員が年俸制になったそうなのでこの限りではない)その人が優秀か否かは関係ない。会社にいれば、お金が稼げる。だからこそ、残業が常態化するのである。密接に仕事の評価と結びついた評価・報酬体系、あるいは年俸制にすれば大きく残業時間の「見た目の量」は減ると思われる。
しかし上記2点は本質的な問題ではない。広告代理店のビジネスモデルは受注産業であり、広告代理店の残業問題を解決するには、この「発注側」の協力が不可欠である。自社がどれだけ制度を変えても絶対に「本当の残業量」は変わらない。年俸制にしたところで、ヤミ残業が増え、むしろ報酬体系と見合わなくなり、自殺する人が生まれるだけのはずだ。
この問題は、前述の「企業文化の問題」とも結びついている。受注産業として広告代理店が競合しているため、発注する企業側としては「どれだけウチのためにやってくれるか」というのが評価基準になる。結果、オーバークオリティが当然となり、「クライアントファースト」を錦の御旗としてすべての時間を注ぎ込む、どれだけ尽くせるかが問われる。発注側企業の担当者もそれが当然と思っており、結果として忠誠を確かめるために無理難題を言い始める。「明日、来年のキャンペーンの企画をすべて考えて持ってこい」というような無茶な依頼である。これは実際にその企画がどうというよりも、「仕事がほしいなら汗をかいてこい」という関係性によるものだ。結果、仕事の内容よりも、どれだけつらい思いができたか?ということが、社外的にも、社内的にも評価基準となってしまい、結果として仕事量は増える。また一番分かりやすい「汗のかき方」は時間をかけることなので、長時間残業がむしろ推奨されるというおかしな空気が生まれてしまっているのだ。
インターネットにおいて広告代理店は嫌われており、特に電通や博報堂はすべてを裏から操る悪の枢軸と、ある意味“評価”されているが、受注産業なので実際は立場は発注側企業よりも下。クライアントに対してNOを言わないのが、広告代理店的の(無意味な)美学である。
・無茶な要求にはNOと言い、かけた時間や仕事に関係ない誠意をクオリティとして評価せず、純粋に納品物で勝負するという広告代理店側の変化
・無茶な要求で試したり、丸投げするようなことはせず、適切な金額・スケジュールで発注し、誠意や時間といったことでは評価せず純粋に納品物を評価するクライアント側の変化
ただ、この構造問題をどれだけの人が理解しているだろうか。電通に立ち入り調査が入ったが、もし労基がただ残業時間を減らせ、と電通に厳命すればおそらくさらなる自殺者が出るだろう。ヤミ残業が横行し、かつ給料も大きく下がるからだ。
私は広告代理店の社員として、今回大きく社会問題化したことは非常に好意的にとらえている。これだけ社会的な問題として広告代理店の異常さが取り上げられれば、一般の反応はともかくとして多くのクライアント企業が自社の発注のやり方に関して少しでも疑問を持ってくれるのではないかと期待しているからである。電通の経営陣もそう思っているかもしれない。これだけ社会問題化すれば、残業時間の是正、働き方改革という旗のもとに、クライアント企業側に仕事のやり方を変えるようお願いしやすいからである。そして電通が変われば、そこに続く博報堂以下の企業も同じように追随できる。
私自身は、広告代理店の企業文化、あるいは遅れた評価・報酬体系に関して大いに不満がある一方で、広告代理店の仕事自体は(理解してもらえないかもしれないが)好きだし、もっと本質的にクライアント企業に貢献したいと考えている。これを契機として変わってほしいという願いを込めて。
ここ数日、レールから降りた人々に対する注目が集まっている。
(この日記ではレールに乗る=大卒で企業に入社し社会人生活をスタートすること、と定義する。)
関連する日記のブコメを眺めると、彼らの考え方への批判やレールを外れることの愚かさを指摘する内容が多い。
一方で、レールに乗った人生とはどのようなものか、その良さについて指摘する内容がほとんど記載されていないように見受けられる。
大卒会社員の私生活を綴ったブログと言えば某氏のブログが真っ先に思い浮かぶが、あのようなきっつーな内容を読まされて
エンターテイメントのネタとしては、きっつーな自虐話を綴ったほうが受けがいいことは理解している。
しかしながら、レールを外れた人々を声高に批判するのであれば、会社員諸君は自らの人生がいかに良いものであるかをもっと声高に発信すべきだと思うのだ。
なお、本題とはずれるが、筆者はレールを外れるか外れないかは手段の話であると考えており、目的を決めた上で最適な手段を選ぶべきという意見である。
自分という人間が、世の中にどのような価値を提供できるのか、後世に何を残したいかを考えて欲しい。
金持ちになることを目的としても良いと思うが、金はあくまでも提供する価値の対価であることを忘れないで欲しい。
前置きが長くなったが、レールに乗った人生の一例として筆者の思うところを紹介したい。
筆者は大企業務め、入社10年目、既婚、子無し、共働きで世帯年収1300万である。
年俸制のため、期初に上司へコミットした成果さえ出せば後は好きなことをしていても問題はない。
筆者はおおよそ9時から10時の間に出社し、19時から22時の間に退社する。
体感で業務時間の2割くらいを年度の成果に関係のない勉強などに使っている。
書類や雑用は多いが、割り切ってささっと終わらせるようにしている。
大企業は衰退する日本の象徴として語られることが多いが、いいところも沢山ある。
まず仕事の規模感が大きい。子供の頃に憧れた巨大イベントや、国に関わる仕事に携わることも可能である。
一方で当然デメリットも沢山ある。
メリットとして述べたことと反転するが、規模の小さい仕事は認められずらい。
そのため、挑戦的なプロジェクトをなかなか始めにくい。
世の中の仕組みを変えるような可能性を秘めている凄いプロジェクトであっても初期は小さく始めるものであるが、そのロジックが理解されにくい。
また、安定感がある反面、給与が頭打ちになる。筆者自身もそろそろ給与テーブルの上限が見えてきている。
大企業にいるからと安心せずに、常に転職ができるようなメンタリティとそれを裏付けるスキルを磨いておくべきと考えている。
最初にも書いたが、若い方々には目的をしっかりと考えてほしいと思う。
その目的を達成するための手段として、企業務めという選択肢は必ずしも悪いことばかりではないよということを伝えたかった。
(が、筆者の人生の目標を記載していないこともあり、何を言いたいのかよくわからない文になってしまった。)
以上。
業界小話系に乗っかってみよう
・訪問契約率20%のブラック企業の真っ黒な営業手法を書いてみる
http://anond.hatelabo.jp/20160526110823
・なぜ家電量販店で凄まじく値引ける(ことがある)のか教えてやる
http://anond.hatelabo.jp/20160412234807
http://anond.hatelabo.jp/20160531150129
MとかBとかの外資系有名ファームでないけどわりかし有名なファームで経営コンサルタント。
30代のマネージャーで営業とプロジェクト推進の両方をやっている。
コンサルタントは資格が不要で名乗ろうと思えば誰でも名乗れます。
他のコンサルは知りませんが、経営コンサルタントは簡単に言うとアドバイス業です。
学術的情報であったり、他社事例であったり、自社ノウハウなどクライアントが知らないことを教えることが基本です。
ただし、知識をそのまま教えるだけではダメで、クライアントの状況を斟酌しながらカスタマイズしていくことが生きていくポイントです。
問い合わせを増やすために、書籍や記事執筆、講演などで会社の名前と自分の顔を売って問い合わせを狙います。
また、自発的にセミナーをやって見込み顧客を作っていき、手法の説明や業界情報などを餌に訪問して提案につなげます。
成功率としては問い合わせの方が良いのですが、こっち思い通りには行かないので自発的な営業もします。
何度か訪問させてもらって意見交換して提案という運びになります。
設備などに比べて効果がわかりにくいので提案・交渉の回数は多くなりがちです。
見積は基本的に人工です。活動を為すために必要な人員と単価表で見積もります。
クラス | 単価 |
---|---|
アシスタント | 200,000 |
シニア | 400,000 |
マネージャー | 600,000 |
日数はクライアントへの訪問日程だけでなく作業日程を含めるルールですが、最近は競争力が落ちてきたせいか作業日程分を取れない場合が多いです。
クライアントへの訪問日程は提案書に明記せずに総額で交渉します。
外資系に比べれば安めですが、コンサルを使ったことの無い企業では結構値段に驚かれます。
交渉としては、値下げの幅にも寄りますが単純な単価の減額や日数減は行わず、対象範囲を狭め結果として訪問日数を減らす方向にします。
受注したら晴れてキックオフです。
アシスタントも引き連れてキックオフして、メンバーと具体的に進めて行き、適宜Pjtオーナーに報告しながら勧めていき、最後に報告会を行うのが一般的です。
進め方はテーマやクライアントによって大きく異なり、先生となる指導型、プロジェクトメンバーとなり一緒に進めるを分担型、クライアントの手足となって作業をする請負型などバリエーションが有ります。
弊社は割とタスク分担で進めて行くパターンが多いです。指導型は楽なのですがクライアントの能力によって活動が進まなくなるリスクが高いので近年は少なくなりました。
請負型はクライアント次第な部分もありますが、好かれていません。
コンサルの説明でも書いたようにあくまでアドバイス業ですので、活動の結果にはコミットしません。
我々のアドバイスがイマイチな場合もあるにありますが、成果が出ないときはお客様の活動量が圧倒的に少ない場合が多いです。
結構、コンサル入れれば安心。後はコンサルがやると思っている方が一定数いらっしゃいますが、成否はむしろPjtメンバーにかかっていると思い直してもらいたいです。
アウトプットが定まりにくい内容のため、炎上リスクは結構ありますので上手に着地させることも結構重要な力量です。
若いうちは固定で、ある職位以上に上がると年俸制にシフトします。
固定給でも成果や評価で賞与金額にバラツキが出ますが、事業会社と同様で倍半分の世界にはなかなかなりません。
年俸制になると、売上比例なので売上が立てば立つだけ給与が増えます。
年俸制は30台の前半から適用され、平均値としては1200-1500程度です。
弊社はトップファームに比べると一段階給与が安くその不満が社内には結構あります。
客観的に周りのファームに比べると業務時間が短かったりするので、時給計算は悪くないと私は感じています。
比較の対象にもよりますが、やはり30代で1000万が比較的容易に出るので悪い給与では無いと思っています。
コンサルって全然違う世界に見えるようで、普通の営業さんやシステム屋さんと同じようなことをやっている世界です。
ただし、投資も少ないし、少数精鋭なので給与が高いということです。
ご参考になれば幸いです。
産休制度を拡充すべき→会社は産休でいなくなった人員の代わりを手配すべき→労働者個人の能力に依存しないチーム作りを職場で進めるべきっていうフェミ側の話はよく判るし、「個人能力に依存しないチーム体制」ってのは近代的な職場づくりそのものだとおもうので賛成だ。
でも、それってそのまま(年俸制などの外資的なものを含む)契約社員+派遣社員での職場構築だよな。
正社員+終身雇用+年功序列ってのはフェミの打倒すべき父権社会、男性社会によって維持されてきたシステムなわけだから、フェミニズム的にはそれらの制度も打倒対象にしなければいけないんじゃないのかなあ。そのへんの彼らの言い分ってのはどうなってるんじゃろう?