はてなキーワード: 希釈とは
日本製品の海外シェアが2倍になれば、オマエラの給料だって上がると思うが?
日本製品の海外シェアが0になれば、おれら、どんだけインフレでも絶望だぜ?
(他にも要因はあるが、超わかりやすくな)
逆に、給料2倍になっても、インフレが3倍になったら、オマエラ貧乏になると思う。
経済活動によるインフレ・デフレと、通貨の希釈化によるインフレ・デフレは頼むから切り離そう。
どんだけインフレを引き起こそうが、経済活動が活発にならなければ社会は良くならない。
選挙終わったから言えるけど、某韓国企業が日本企業の目の上のたんこぶだからといって、国内の韓国人を目の敵にするのは間違ってる。(他にも色々あるが、わかりやすくな)
フェアな市場競争で、競走に負けてる日本企業が情けないという現実を直視しなければ、日本企業はいつまでたっても良くならない。(他にも色々あるが、わかりやすくな)
そう言っちゃうと住人を捕獲して信者を増やせないからああいう言い方をしてて、ああいう言い方をしてるからなおのこと叩かれてるのだと思う。
「要するにタダの土です」
EMには何ら興味がないんだけど、過剰に排斥してその「後」はあんの?という点もどうかと思うな。正しくないものは全て排斥しろ、世の中白か黒かどちらかだー!というのも、ちょっとどうかと思うし。
もうさー。いっそEM側も
…ってことにしてくれりゃいいんだけどね。
宗教的行為なら、外からも、それが「人的リソースを消費する」ことも、一定の効果(例:「住民の精神不安を低減する」)とのバーターと思ってスルーできるだろうし、それが「地域コミュニティを崩壊させる」ことも、そりゃそうだろうな、と(むしろ逆からすれば、地域が全部EM教に入信したらコミュニティ復活よ!と思ってるだろうし)生暖かい眼で見守れるかもしれないし、内部的にも「批判された!迫害された!」となっても法難みたいなもんとして甘受することができるかもしれんしさー。
行政は、「宗教団体として届ければ認可しますよ」といったら、どうだろう。
で、できればEM側も「有用微生物が入る量は少なければ少ないほど効果があります」とか、「理論上、微生物一匹すら残らない希釈量でも、そのDNA情報が土に残るのです」とか、「要するにタダの土です」と言えば、他のよく似た宗教の教義ともマッチしていいんじゃないか。儲かるしさー。
一度検討されてみてはどうか。
だめか?
フッ素には歯磨き以上に虫歯予防以上の効果がある。歯学では基本的な事実なのに、日本はあまりにも虫歯予防用のフッ素剤が手に入りづらい。
水道水のフッ素添加は選択制にすべき、という意見は納得できる。しかし、実は、その選択肢であるフッ素剤も、日本では薬局で殆ど売っていないのだ。
結局、家庭でフッ素を使って毎日虫歯予防するという選択肢は、日本では極めて取りにくい。
虫歯予防としてのフッ素剤の効果が期待できるのは、400ppm以上と言われている。ところが、希釈前のフッ素剤は、薬事法大改悪のために劇薬指定されて、処方箋がないと買えなくなってしまった。しかし、保険適用外になるため、歯医者でも処方しにくい(価格は10日分で数百円ぐらいの安い薬だが)。結果として、一般人がフッ素洗口液を手に入れるのは極めて難しい。昔は日本の歯医者でも普通に売っていたのに。欧米では普通に売っているのに。一応、歯磨き粉には希釈した最大950ppmのフッ素が入っているが、歯磨きをした後にブクブクうがいをすると濃度が下がって効果がない。それ以上に、粉末状のフッ素洗口液の何倍もの値段がする。
嘘だと思う人は調べてみて欲しい。効果の期待できる400ppm以上のフッ化物水溶液で口を満たす方法は、フッ素洗口剤が殆ど唯一の選択肢なのだ。歯医者で何ヶ月か一回フッ素を塗ったって、毎日のフッ素洗口液の使用に比べれば効果はたかが知れている。
この状態を放置しているため、大勢の何本もの歯が失われている。未だに虫歯を、患者の歯磨き不足のせいにするのはやめて欲しい。日本人が超努力して歯磨きに時間かけてボロボロの歯で詰め物だらけなのに、他の国ではフッ素を使って虫歯が全くない人がゾロゾロいる。なんで、国のアホな政策なせいで、自分の歯をボロボロにされなきゃならんのだ?悔しくないのか?
「お茶にフッ素が入っているから…」とか、「フッ素の多い食品を…」といった意見もあるが、どれも、効果のある400ppm未満。
http://anond.hatelabo.jp/20110802232027
やっぱりねえ、
君からは溢れるような安いプライドを感じたからやると思ってたよ。
自分が最後に発言、自分が勝利宣言しないと終われないんだヨネw
せっかく一旦姿を消したように見せて
何時間も間を空けて夜遅くにこっそり書く、なんて苦労をしてくれたのに
見つけちゃってごめんねwww
まず私の最初の書き込み。これは元記事
君は関係ないツリーを掘ったり埋め戻したりと落ち着きが無いけど、共産党リスペクトか何かですヵ?
2、3についても同様。
まあ当然横レスの「自社電波じゃなくて公共の電波を預かってるだけだからだよ…」は根拠になり得ないわけだから、その旨を指摘。
いいかい?
まず~、
「言い換え」じゃなくて「公共の電波を預かる」が正しいからね?
単純なマチガイだったのか意図的な「言い換え」だったのかは突っ込まないであげるとしても
間違ってたのはキ・ミ!w
何が「言い換えても…」なの?
まず「間違えたこと言ってすみませんでした」と言おう?
ほら、教室のみんなに聞こえる大きな声で!
このあたりは繰り返しになります。
5・視聴者の不利益が生じる根拠と具体例がないまま空論は続く。
こちらの指摘に対してさらに反論じみたレスが来たので(http://anond.hatelabo.jp/20110802094149)、用語の間違いや誤読を指摘。
これも俺と関係ないね。
なんかあれかなー、おれと関係ないものを混ぜて混ぜて状況を希釈することで
以下、一向にコングロマリットが自社関連の宣伝をしまくることによって「視聴者の利益にならない」と帰結する根拠が提示されないまま徒にレスが続くので解説は省略。
6.「自社関連の宣伝をしたらどんな不利益が生じるか」を説明できず・・
7.文脈を読めてないならレスしなきゃいいのに
8.結局、自社関連の宣伝したら視聴者が不利益になる理由がナゾ
ここまで。
馬鹿くんにとって一番都合が悪い、敗北に敗北を重ねた部分を
勝利宣言とともに「たいしたことないから省略します、見なくていいよ!見ないで!」w
これをやりたいために、膨大な関係ないツリーを長々まとめてたんだねえ。
すっごい頑張ったのにざんねーん。
はいじゃあ「省略」されちゃった部分をちゃんとまとめなおしてあげます。
馬鹿くんが顔真っ赤にして嫌がるだろうけどw
現状、テレビ局各社は決して自社利益のため「だけ」に使っているわけではない。
各社関連企業が総力をあげ、スポーツや芸術や娯楽などの文化活動を支えることによって、それら文化的な価値を視聴者が享受できるよう営んでいる。
・「すぽーつやげいじゅつやごらくなどのぶんかかつどうをささえて!」
論陣強度が弱いときは長くて空虚で立派そうな言葉を書く、というアレですね。
要するにまあ「テレビの自社宣伝は結果的にみんなの役に立ってるよ!」と言いたいようです。
そんでこれに対する俺の返答がこれhttp://anond.hatelabo.jp/20110802122231
・「あと口調カッコいいから直したほうがいい」
7.文脈を読めてないならレスしなきゃいいのに
顔色が変わり、
・「うるさい!そんな話はしてない!」
・「韓流ファンに捏造などない!その話はサイゾーが書いてたから嘘!」
これに対する俺の返答がhttp://anond.hatelabo.jp/20110802151137
・「話そらして暴れるなよw」
・「え、嘘なの?でもちょっと探しただけでも画像つきソースがボロボロ出てくるし
テレビ画面が多いよ、これサイゾーっていう?紙媒体のキャプには見えないんだけど」
・「嘘かどうかはしらん!しらべたくない!」
この人が問題にしてる話の焦点なのに、なんで調べたくないんでしょうねw
嘘かどうかは知らないけど、全部サイゾーってやつの陰謀だと決定してるそうです。
で、これへの俺の返答がこれhttp://anond.hatelabo.jp/20110802172741
・「俺が今3秒でググッたこのソースだけでも、いろんな画像があるよね?」
・「そもそもTV画面が多いみたいなんだけど、これ全部そのサイゾーって奴が撒き散らした合成画像か何かなの?」
・「だとしたらすげえからそのサイゾーの悪行のソースください!」
どこから俺なのかは「大体」じゃなくてはっきりわかるだろw
そのまとめを見ても、君は明らかにそこは正確に判別してるよ。
俺は他の誰かと論陣を同じくしてないし、特徴的な文体にしてあげてるんだから。
俺はそんなこと一回も言ってないナア。
俺にレスをするなら俺の言い分だけを俎上にしなさい、と言っている。
もっとはっきり言えば
俺相手に劣勢になったからって別の奴を掘り返してきて「俺はこいつには勝ってたもん!お前うざい!」とか泣き言言われてもしらねーよw
だよ。
http://anond.hatelabo.jp/20110802190801
根拠にするならせめてソース記事は確認しておいた方が突っ込まれずに済むので気をつけた方がよい。
馬鹿くんの「通ってくれえええええ!」という祈るような気持ちがビンビン感じられて、粉砕するのが辛いです…
俺がお前に出してくれと頼んだのは「サイゾーの紙面」ソースじゃねーよw
「数多あるインチキ韓流ファンのソース全てがサイゾーの陰謀と捏造」というMMRばりの大ネタのソースだよ!w
おめーが言い出したのにしらばっくれたって通るわけがねーーーだろ!www
君が「全部サイゾーの仕業だからノーカン」として却下したがったからダヨ!
わかってるくせにいw
ほら、引き続き待ってるよ、お前の起死回生の一策「サイゾー総黒幕説」のソースをさあ。
それ出せないならお前が長々頑張ってきたフジ無罪説も瓦解するから頑張らないとネ!
「通してくれー!逃がしてくれー!俺が負けてない形で終わりたいいいいいいー!」
ダメでしたw
政府内はともかくとして、"世間"的には東電は潰すべきという威勢の良い主張が多数を占めているようだ。
そういう主張をする人は、東電を潰すのが原発被害者にとって不利益であることを知らずに主張しているのか、それとも知った上で己の利益のために主張しているのか、どちらなのか気になる。が、前者であることを多少なりとも期待して、説明しておく。
世間一般で東電を潰す、つまり倒産(破産or民事再生or会社更生)させるべきだ、との主張は、潰して現有資産を売却することで賠償の原資を確保すべきだ、との理由によるようだ。
しかし倒産処理は、資産の現金化だけではなく、債務の減免を伴うということが、何故か無視されている。倒産主張者は「債権者にも負担を求めるべきだ」と言うが、今回の被害者もその「債権者」に他ならないことを、何故か無視している。
まず破産の場合、債権届出期間内に届け出なかった債権者は配当を受けられない。破産手続きが終われば会社が消滅するから債務を負うものがいなくなるから、請求できなくなる。
民事再生または会社更生の場合、債権届出期間内に届け出なかった債権者は、債権の内容を、再生計画・更生計画の定めに従って変更せられる。つまり債権額が一定割合に縮減される。
今回の原発事故に起因する損害は、今後数十年にわたり発生し続ける。例えば今年生まれた新生児が30年後に産む奇形児についても(少なくとも理論的には)賠償の対象となる。
しかしこうした遅れて現れる被害者は、債権届出期間内に届けることは出来ない。
なお朝日新聞の社説なんかは、倒産処理により賠償を受けられなくなる被害者には国が補償をすれば良いとする。しかし、東電の負う不法行為責任と違い、この「補償」とやらは国にとって義務的なものではない、いわゆる「見舞金」に過ぎない。この財政難の折に、賠償と同じだけの見舞いを、国民が容認するとは考えがたい。「原発を誘致した福島土人にも責任がある」というわけだ。
またとある「有識者」は原発被害については債権届出期間を延長する特例を設けて対処すれば良いとする。しかし、かかる特例の法的問題をクリアしても、次なる問題として、債権届出期間が継続している限り倒産処理は終結せず、それゆえ東電は裁判所の監督下に置かれ続けることになる。国民でも国会でも行政でもない、裁判所である。裁判所はその職能からして現状維持的な経営しか行えないが、それを30年続けるのは異常かつ危険だ。
30年後に産まれる奇形児を救済するには、東電は潰れていないほうが良い。チッソ社の存続が水俣病の患者を助けるように。
倒産主張者はこういう。「そうは言っても債務超過で賠償できないじゃないか。」
東電は必需品の独占が約束された企業であり、それ故に継続企業価値は無限大だ。したがって時間をかければいかなる借金も返済できる(だからこそ東電の社債は安全とされてきた)。
このように確実に返済できる以上、国が貸し手になることもできる。税金を投入しても、最終的に国の財政にとってプラスになる。国民負担はゼロだ。
それは、東電が借金の返済のために電力料金を上げると考えられるからだ。
関東人はこれを「国民負担」と呼ぶ。しかし現実には関東人負担だ。関東人は日本人の1/3を占めるため、彼らの不満があたかも"世間"の不満であるかのごとく扱われる。
この関東人負担を免れる論法の一つとして、倒産とともにまたは倒産に代えて、発送電分離が提唱される。値上げした東電からは電気を買いたくないというわけだ。関東人大喜びである。
しかし発送電分離を行えば東電の独占が崩れ、しかも賠償金負担によって競争上不利な地位に立つから、遠からず東電は倒産(破産)することになる。そうなれば上に述べたように、被害者が泣きをみることになる。
原発による被害の賠償は普通の会社には荷が重い。これは「補償」(賠償ではない)を国がすべきだという主張者がしばしば言うところである。国民全員の負担にすれば関東人の負担は希釈される。関東人大喜びである。
しかし、幸いにも東電は普通の会社ではないから賠償が可能なのだ。だというのに、現に賠償責任が生じた段になって市場競争に晒される普通の会社にしようというのは、被害賠償軽視に他ならない。
ついでにもう一つの論法として、原発保有電力会社に分担させよ、というものがある。しかし各電力会社の負担はその地域の電力料金やサービスを通じて各地域の住民の負担となる。つまり、負担を全国に肩代わりさせることが出来るというわけだ。関東人大喜びである。
まとめよう。
世間ウケの良い一見東電に厳しい案は総じて、関東人負担を減らし、被害者負担にするかまたは国民全体に希釈しようとするものである。
現に被害が発生してしまった以上、被害者が泣くか、東電(ひいては関東人)が負担するか、国民全体に帰責するかのいずれかとなる。
しかるに東電は(東北電力のように高台に原発を作る等の)安全確保のためのコストをケチってきた。
今そうして回避努力を怠ったリスクが現在化した以上、そのコストは全面的に東電が負うべきである。
そしてそのコストが電力料金に反映されようとも、それまでリスク回避費用を免れた電力料金を享受してきた以上、やむを得ないものというべきである。
(http://anond.hatelabo.jp/20110409164209からの続き)
今回の未曾有の原子力災害に関しては、政府の災害対策本部の指揮・命令のもと、国を挙げてその対策に当たっているところであり、当学会の気象学・大気科学の関係者が不確実性を伴う情報を提供、あるいは不用意に一般に伝わりかねない手段で交換することは、徒に国の防災対策に関する情報等を混乱させることになりかねません。放射線の影響予測については、国の原子力防災対策の中で、文部科学省等が信頼できる予測システムを整備しており、その予測に基づいて適切な防災情報が提供されることになっています。防災対策の基本は、信頼できる単一の情報を提供し、その情報に基づいて行動することです。会員の皆様はこの点を念頭において適切に対応されるようにお願いしたいと思います。
不確実な情報で混乱させないように注意されたし、という日本気象学会から会員への呼び掛け。自粛要請ではない。
火山防災に携わってきた小山真人静岡大教授は、かつて雲仙岳の噴火で火砕流の危険を伝えることに失敗した経験をふまえ、「通知は『パニック神話』に侵されている。住民は複数の情報を得て、初めて安心したり、避難行動をしたりする。トップが情報統制を命じるのは、学会の自殺宣言に等しい」と話している。
マスメディアや一部の研究者、ネットユーザーはこれに猛反発した。
また、気象学会の方針とは関係ないのだが、時を同じくして別の事実が発覚した。IAEAの要請により気象庁が放射性物質の拡散を連日予測していたが、国内には公表していなかったというもの。マスメディアなどはやはりこれを徹底非難した。
日本政府が公開しないことについて内外の専門家からは批判が上がっており、政府の原発事故に関する情報開示の在り方が改めて問われている。
被ばく医療に詳しい長崎大学の長瀧重信名誉教授は「国は、どれぐらいの被ばくが予想され、どれぐらいの危険があるかをもっと公表し、住民と共に避難などの対策を決めるべきだ」と話すなど、今回のような予測データの公表の在り方を巡ってはさまざまな意見があり、今後検討の対象になりそうです。
本当にめちゃくちゃな話です。これは国民に対する裏切りであり、情報隠蔽と言われても仕方ないと思います。気象庁によれば「要望があれば公表したい」とのことなので、はやく公開して欲しいと思います。ていうか要望するに決まってますやん。
では、何故政府はこれを公表しなかったのか。
つまり、この予測は極めて精度の低く、しかも観測によって裏付けられていない机上の予測。原発から数千kmとか数万km離れた外国では参考になるかも知れないが、原発から1000km圏内の国内ではあまり参考にならないので公表しなかった、という。これは納得できる説明だと思われる。
例えば、東大教授の早野龍五はその1週間以上も前からprediction(予報)よりもpostdiction(検証)すべきだと主張している。
どこの誰だか分からないが、高エネルギー加速器物理が専門というbunogetoも同意見。
枝野官房長官は4日午後の記者会見で、「少なくとも隠す必要のない情報。誤解を生まない説明を付けて、公表すべきだった」と述べた。
政府は公表しなかったことを反省した、というだけ。枝野の説明とか、予測はあくまで予測なのだからあまり信用すべきでないという研究者の声も全然紹介されていない。
つまり、本来はさほど重要でない、というよりも誤解を招き易い情報を公表しなかっただけなのに「隠蔽」と批判され、何故公表しなかったのかをちゃんと説明し、それを支持する研究者もいるのに報道されない。こんなバカな話があるか。
というわけで、読売新聞の説明は不十分、というよりもミスリーディングで、これのために誤解が広まったようです。さて、読売新聞の記者はこれをどういうつもりで書いたのか。本当に意味を知らなかったのか、あるいはわざとやったのか。単に説明不足では済まないように思いますが、どうでしょうか。
日本の研究機関のシミュレーションがなかなか発表されないのは問題なのですが、だからといって外国のシミュレーションを見て「なんの目的で、どのように行なったか」を調べもせずに「大変だ大変だ」と大騒ぎするのも、まずいでしょう。それは結局「デマ」以外のなにものでもありません。これをなんの注釈もなく紹介したマスコミや「大変だ」と大騒ぎしたジャーナリストなどは、情報を読む能力がないだけでなく、「デマの発生源」にもなっているわけですから、反省してもらいたいものです。訂正なり反省なりがない限り、僕ならその人たちの言うことを今後信じませんね。
次の産経の記事も大同小異。
ドイツや英国、フランス、オーストリアなどの気象当局や原子力当局が、福島第1原発から放出された放射性物質の拡散状況を独自に予測、ホームページ上で公開し、注目を集めている。こうした背景には、1986年に起きた旧ソ連のチェルノブイリ原発事故で放射性物質が欧州に飛来し、飲料水や野菜などが汚染されたことがある。国際原子力機関(IAEA)からの要請を受け、日本の気象庁も放射性物質の拡散予測を行っているが「仮定の数値のため、予測精度が低い」として5日まで非公表にしてきたのとは対照的。インターネット上では「日本政府は頼りにできない。貴重な情報源だ」などと評価する声が多い。
読売と異なり、産経では日本政府が気象庁の予測を公開しなかった理由も紹介している。ただし、専門家の意見は紹介せず、「日本政府は頼りにできない」というネットユーザーの声を紹介。ド素人のネットユーザーからの評価なんてどうでもいいだろ、バカ。
政府や東電がより多くの情報を公表提供するだけならば、さほど問題はない。しかし、それを国民に周知させるマスメディアは、周知させるべき情報を精選しなければならない。
このようなときに、「学問」の本質が判っている学者はどういうふうに発言するでしょうか。「学問的に、わたくしの研究では100ミリシーベルトぐらいまでは大丈夫だと思います。しかし一部に、100ミリシーベルトを浴びると1000人の内に5人から10人の人がガン(過剰発がん)になるという結果もあります。もともと学問は、真実が判っているわけではないので、皆さんはできるだけ放射線に被曝しないように気をつけてください。学者は新しい知見があれば論文を出すことができますが、皆さんの健康は損なわれると元に戻ることはできません。従って、国際放射線防護委員会で決められたように安全という意味では、「1年間に1ミリシーベルト」を目安に生活設計をされた方がよいと思います。お役所も市民を守るのが役目ですから、法律に基づいた値で市民の健康を守ってください。」今、福島市で行われていること、学問的に言えば「人体実験」ということができます。つまり学問は「100ミリシーベルトだから大丈夫だ」ということを断定的にいう事ができないのですから、学者が自分の判断で勝手に被曝量を決めるということは、学問の本質に反することなのです。
通説では人体に危険がないとされている100ミリシーベルとの被曝でも、人体に有害だとする研究が一部にあるという。しかしだからと言って、
従って、国際放射線防護委員会で決められたように安全という意味では、「1年間に1ミリシーベルト」を目安に生活設計をされた方がよいと思います。
などと忠告することは完全に間違っている。100ミリシーベルとの被曝ならば人体に危険がないと証明することは、悪魔の証明に近い。考慮する必要のない可能性まで考慮していたら、人は何も出来なくなってしまう。
例えば、被災地で「外国人窃盗団」「雨当たれば被曝」などのデマが広がっているという。
では、これがデマだと証明することが出来るだろうか。「外国人窃盗団が横行しているが、警察が把握できていないだけかも知れない」「雨に当たれば被曝するが、現在の科学が観測できていないだけかも知れない」という可能性は決して皆無でない。しかしだからと言って、そのような皆無に近い可能性を警察や現代科学よりも信用するのは完全に間違っている。
これは原発事故についても同様だ。福島の原発が暴走して日本とブラジルを一つの穴で繋いでしまう可能性も、月が明日地球に落下する可能性と同じく決して皆無でない。しかしそのような考慮すべきでない可能性を、たとえ「可能性」としてでも発信したならば、異常な状況にあって判断力の低下している人たちは少なからず混乱するだろう。
いや、彼らが言っているのは可能性の話なので。原発の事故に関しては、必ず最悪の事態を想定して書いて、その上で現状はこうですよ、というのは正しい報道の仕方だと思います。日本のように「安心です、安全です。逃げなくていいです」って新聞やテレビが言っちゃ駄目ですよね。海外メディアの取り上げ方は、全然問題ないと思います。不安を煽るのではなくて「ここまでになる可能性はあります。ただし、現状はこういう状態なので、今は安心してください」とやればいいわけですから。
これも大いなる幻想によるものだ。毎日様々な事象について「これこれこういう可能性もあるが、しかしこれこれこういう理由により現在は安全だ」と報道しても、人々が正しく理解できるとは考え難い。
プレゼン用語に「take home message」というものがある。「これだけは覚えて帰って欲しい要点」の意味だ。そして結局のところ、国民が覚えて帰りたがっているのは、現在自分は安全かどうかということでしかない。その要点のみを強調し、必要でない情報を強調しないことは決して間違いでない。
【ベルリン=弓削雅人】国連の放射線影響科学委員会(事務局・ウィーン)のワイス委員長は6日、福島第1原発事故について「チェルノブイリ原発事故(1986年)と、米スリーマイル島原発事故(79年)の中間」との見解を示した。事故の国際評価では「レベル6(大事故)」に当たる。AP通信が伝えた。
ワイス委員長は「(第1原発事故は)チェルノブイリほど大規模ではないが、スリーマイルより深刻であることは確かだ」と述べた。チェルノブイリは「レベル7(深刻な事故)」と最悪の評価を受けている。
一方、第1原発が太平洋に面しているため、「放射性物質の大部分は希釈され、人体への影響は少ないだろう」と説明。事故の初期対応については「チェルノブイリの時とは大きく異なる」と指摘し、「妥当」と判断した。
マスコミは「福島は危険」「放射線は身体に悪影響」しか報道されていない節があります。
後付で「このレベルでは身体に害はありません」と言うだけ。パニックを抑えるなら言う順序が逆では?「放射線の数値が通常より若干高い値を示していますが、体に影響のある数値ではありません。各地の数値は~」と言うのが報道の仕事ではないのでしょうか?
「ただちに健康に影響を与えるものではない」-。野菜や飲料水などから基準(規制)値を超える放射性物質(放射能)が検出されたとき、枝野幸男官房長官が繰り返し使った言葉だ。この言葉に「ただちに影響がなくても、何年か後に影響が出るんだろう」と思った人も多いのではないか。実際は現在までに検出された値では将来的にも健康への影響はなく、「ただちに」という言葉を使ったことに疑問を投げかける専門家も少なくない。
政府は「ただちに影響ない」でなく「影響ない」と断言すべきだ、という他に類を見ない批判だ。しかし、もし「影響ない」と断言すれば、政府は将来における危険の可能性を隠蔽し偽りの安全を演出している、と批判されることになるだろう。問題は政府が「ただちに」を使うかどうかでなく、マスメディアがそれを「安全だ」と報道するかどうかでしかない。
ブコメで
( id:a-lex666 )
という意見をもらったのですが違うよ、全然違うよ、とゆいたいです。
あの知事は(誠に残念ながら僕の都の知事なのですが)、津波と地震が天罰だなんだかんだっていう発言をしたのだと認識しています。別に僕は「津波が起きたのはお前らの日頃の行いが悪いからじゃー、物欲じゃー」、とか言ってるわけじゃなくて、
原発事故に関して、ある人たち(反対派の人であったり、プロ市民さんであったり)が他の人たち(東電であったり、政府であったり)だけの所為にしようとしてるからそれが「変じゃないかな」、と思っているのです。
( id:iteau )
というコメももらいましたが、今回の事故も一部の人であったり団体であったりに悪役を押し付けて、多くの国民が「俺悪くないよ、関係ないよ、電気買ってただけだし」みたいに無責任になってしまうことは非常に危険なことだと思います。
みんなそれぞれが責任意識を持たないと、これから先もずっと僕たちは同じような失敗して、またそれを誰かのせいにして学習せずに、失敗を繰り返し続けるのではないかと思うのです。
あってます。所内ではかると3.7mSv/h程度なので、健康障害が発生し始めるのは100mSvであることを考えると、24時間滞在で健康被害 (がんリスクの上昇) が出る数値です。所内でもさらに放射線が強い場所もあるはずなので、そこでの滞在はさらに危険ということになります。
今は遠くまでは影響ないだけってこと?
遠くというのがどこかはわからないですが、放射性物質の濃度は距離が離れれば離れるほど拡散して低下(ただし風の影響を受ける)します。現在の放射線量は北茨城市(距離40Km程度)で1μSvでも太子町(距離70Km程度)では0.2μSvとなっていて、距離が離れると急速に放射線量が減少しています。
この先事故の規模が拡大したときの見込みですが、英国政府主任科学顧問Sir John Beddingtonによると、チェルノブイリ級の大事故になっても30Km圏外では避難する必要がないとのことです。(下記参照)。
http://transact.seesaa.net/article/191195899.html
以上からあっています。恒久的な放射線被害が発生するかどうかはこれからの事故の経過しだいとなります。
拡散してます。それがどれぐらい危険かは事態が収拾してからしか評価できないと思われます。ただし、海で希釈されて薄まる(海流もある)のと、時間がたてば放射能は減少するので、よほどの量の放出されない限りその海域で取れた魚介類が食用にならないとかそういう事態にはならないと思います。
皿まで共有して舐めつくすとかならまだしも、鍋に多少溶けた程度なんてどう考えてもドアノブやらその辺にまとめて刺さってる塗り箸に比べたら細菌少ないでしょ。
細菌やウィルスを気にするならボトルネックから潰さないと意味無いと思うぞ。
つまり何が言いたいかというと、結局感情論から来る自己満足だよねってこと。それならそれで理解できるんだけど、最初から素直にそう言って欲しい。
ちなみに今ググったら、唾液中の細菌数とドアノブの細菌数は大体コンパラくらいっぽいな。
http://osk-net.org/gakkainew/ig/h17/hanada/hanada_4.htm
http://www.gifu-cwc.ac.jp/tosyo/kiyo/52/zenbun52/Senmenjo_shimizu.pdf
鍋で数千~数万倍くらいには希釈されるだろうから、鍋に溶けた細菌を気にする暇があったら今すぐドアノブとか目の前のテーブルとかを滅菌処理するべき。