はてなキーワード: 居座りとは
あまりにもモテなさすぎてマッチングアプリに登録したものの、先程心折れて退会してきた者だ。
せっかくの体験を無に帰すのも勿体ないので、ここに使ってわかった現実を書き残す。せめてこれから登録しようと思っている増田達の糧になれたら幸いである。
特に今まで非モテだったものがアプリを始めた途端に恋人が出来ました、というのはよっぽどの幸運に見舞われない限りありえないことだから覚悟した方がいい。
さて本題だが、その前にマッチングアプリには大別して二種類あることを説明しなければなるまい。
一つは主に大手グループ企業等が長年運営している大規模マッチングアプリであり、SNSで広告がガンガン出ているのもこちらである。代表例はPairsやタップル、Omiaiなど。
もう一つはいわゆる出合い系サイトの系譜を継ぐ海のものとも山のものとも知れぬマッチングアプリである。代表例は某県知事の件で有名になったアレなどで、ググったときにすぐ「セフレ」だの「ヤレる」だのといった単語が出てくるのがこちらだ。
まずこの二つのウチで手を出すとしたら明らかに前者の方がいい。
というか後者はまずい。
大体登録と同時に可愛い女の子から次々とメッセージが届き、鼻の下を伸ばしてやりとりしていると「ホ別で2万ね♡」などといういかがわしい流れになり、それでもホイホイついていくと写真とは全く別人と対面することになる。いわゆる援デリというやつである。真っ当な風俗嬢なら普通に客が取れるはずなので、そもそもこんな営業してる相手な時点で色々と察するべきである。下手したら病気になるぞ。
という訳で真っ当な増田諸君は前者のアプリを選ぶのだろうが、こちらもこちらで中々の地獄を見せてくれる。
参考までに、ここでは一番分かりやすい地獄を提供してくれたタップル誕生 (以下タップル) を例に挙げよう。
タップルはサイバーエージェントの100%子会社であるマッチングエージェント社の運営する大規模マッチングアプリであり、公式発表によると現在の会員数は400万人を超えている。SNSや各種雑誌にも広告を出稿しており、典型的な”前者”型アプリだ。
この手のアプリは業者はほとんどおらず (いないとは言ってない) 、基本的に運営がサクラを雇うことも皆無なので、そういう意味ではまず安心だ。
では何が地獄なのか? 単純に出会えないのである。何故かを以下で説明していく。
タップルでは登録者たちは望む相手にマッチング依頼「いいかも」を送ることができる。依頼を受けた相手はその「いいかも」を承認するかしないかを選ぶことができ、ここで承認されればメッセージのやりとりが可能になる。
タップルではこの依頼権「いいかも」が1日20回分付与される (ちなみにこの「いいかも」は会員登録と同時に大量に付与されるし、課金でも買える)。
男性はこれをフルに活用すると考えた場合、仮に「ユーザー男女比が1:1」「全ユーザー間でもらえるいいかも数に偏りがない」という極めて有り得ない状況を仮定しても女性一人あたり1日20件のマッチング依頼がくることになる。
まず男女比だが、これが1:1ということは確実にない。直感的にわかると思うが、この手のアプリは常に女性不足男性過剰の状況に陥っている。
では実際にはどうなのか?
やや古いデータになるが、withnewsの調査によるとタップルの女性比率は2015年時点で28.62%となっている (https://withnews.jp/article/f0150915001qq000000000000000G0010901qq000012496A)。
すなわち男女比は2~3 : 1ということになり、女性一人が受ける「いいかも」数は1日50件程度となるということだ。
さらに「ユーザー間でいいかも数に偏りがない」というのも確実にありえない。
現実世界と同じく、マッチングアプリの世界においても年齢は若ければ若い方が、ルックスは良ければ良い方が人気のユーザーとなる。
いやむしろ相手の外見と簡単なプロフィールしか確認できないマッチングアプリにおいて、この傾向は現実よりもさらに顕著である。
実際の年齢や外見による偏りが指数関数的に急なのか、それとももう少し穏やかなのかはわからないが、普通の女性ユーザーなら1日あたりの「いいかも」数が100〜200程度なことは珍しくない。
身の程をわきまえず「可愛い彼女が欲しい!」などとほざこうものなら、相手の「いいかも」数は1日あたり500〜1000件を超えていると思った方がいい。
普通の人間が1日に100〜1000件のマッチング申請を受け、それを処理しきれるだろうか?
間違いなくNoである。
それを仕事にしているのならまだしも、余剰時間の片手間にやっているアプリでそんな処理をこなす女性はまずいない。
まずいないが、それでも敢えてこなそうと思ったらどうするか?
先程も述べたが、マッチングアプリにおいて最初に参照できるのは相手の顔と簡単なプロフィールくらいである。
2. とりあえず片っ端から承認して、その上で面白いメッセージを送ってきた人とだけやり取りを続行しよう。
逆に言えば、男性諸君に求められる能力は以下の二つのいずれかだ。
1. 外見、年収などが非常によい
非モテをこじらせてマッチングアプリに救いを求める男性が、このどちらかの能力を有しているだろうか?
間違いなくNoである。
というか、このマッチングアプリで生き残れるやつなら現実世界で普通に彼女ができる。
それではこの低い確率を生き残れるやつは一体普段どんな職についているのだろうか?
答えは「ホスト」である。もちろん全員ではないが、こういったケースがかなり散見される。
すなわち、マッチングアプリとは女性にとってですら、「水商売の男が営業をかけてくる場」なのだ。
こんなアプリにまともな女性が居座り続けるか? あまり期待しない方がいいのはすぐにわかるだろう。
そして忘れてはいけないのが料金だ。
タップルの場合登録までは無料だが、メッセージを送ろうとした場合は月額3900円の利用料金がかかる。
相手の人気度やメッセージの既読状況を知りたい場合は更にプラスで4800円がかかる。
よって非モテ増田に与えられる結末は、毎月1万円近くの課金をした結果、あまりまともな女性ユーザーがいない環境で、ひたすら申請を拒否され続ける日常である。
タップルは特にわかりやすく地獄なアプリだが、他のアプリも正直なところ似たりよったりであることは否めない。
例えば、やはり超大手マッチングアプリのPairsもApp Storeで確認できる公式の謳い文句に「毎日5000人以上が登録」とある。
これが正しいのならひと月の登録人数は15万人を超える計算となる。
ということはPairsで恋人を作ろうと考えた場合、単純計算で15万人中の7千人、トップ5%以下の勝ち組に入らないといけないのである。
ちなみにPairsの利用料金は月額4100円、プレミアムオプションはプラスで4100円、身バレ防止のプライベートモード機能は月額2500円である。
マッチングアプリは今群雄割拠の時代に入っており、さらにこれらの提灯記事がSEO対策万全の状態で跋扈している。そのため、中々利用者の生の声、特にネガティブな事が届きづらい。
例えアプリの欠点を挙げる記事があっても、それは結局他のアプリへ誘導するステマ記事であることは日常茶飯事だ。そんな中で、本当の利用者の声の一つとして参考にしていただけたなら幸いである。
最後に、私が上手くいかなかったのはアプリの使い方下手だからとか、自分のレベルより高望みしすぎだとか、そもそも根性がなさすぎるといった意見を持つ方もいるだろう。
最近公開されたアプリの「trickle(トリクル)」について
http://blog.h13i32maru.jp/entry/2018/11/12/092904
このアプリをやりはじめた。
私はTwitterに窮屈感というか「誰かに監視されているようで好きなこともつぶやけない」といった感情を抱いていた。
それでいて、自分の行動記録をプロフィール欄でみるのが大好きだったので、「これはちょうどいい!」と使い始めた。
最初の方は良かった。まさに気兼ねなくアクティビティを記録することが出来た。
それでいてオールアクティビティ(All Activity)で他の人の興味のあることも分かるためにいたので意外な発見もあって楽しかった。
All ActivityとはTwitterで言ったらアカウントを持っている人全員のつぶやきが時系列で流れているようなところだ。
(現在、All Activityにアクティビティを流すか流さないかは選択できる)
Twitterくらいユーザーがたくさんいると気にならないが現在7000人弱のtrickle内ではトリ廃と見られる数人のアカウントが常にAll Activityに居座り、リンク機能でだれかと会話したり絡んだり
絡んでくる、とは引用機能を使ってアドバイスをしてきたり、飴やいいね!のトピックを作ってそこにリンクしコメントすることで「自分は見てますよ」アピールをしてくるということ
その人に監視されているようだし、まるでその人達のためにアクティビティを書いているようでイヤになる。
「だったらAll Activityに流さなきゃいいじゃん」と思う人もいるだろう。
ところがどっこい、トピック自体をそのトリ廃達にサブスクライブ(フォロー)されてしまうとAll Activityに流れなくてもその人のタイムラインには流れてしまうのだ。
つまり、「トリクルをやると居座っているトリ廃に反応されてしまう」という状態。
正直、ほおっておいてほしい。trickleはTwitterではないのだ。
自分の行動を記録してくれ。
安住の地かと思ったtrickleがはやくも私にとって窮屈な場所になっている。
モヤっとしてるんだよ、って話でした。
十人十色、天上天下唯我独尊、誰一人として自分と同じ人間はいない。
昔から言われ続けているにも関わらず、やっぱり人間はどこか人間を属性や種類に分けたがる。それは愚かなことである一方、経験から答えを導き出してより良くしたいという意識でもあるのだろう。
オタク、という言葉も分類の一つだ。最近はサブカルチャーへの風当たりも和らいで、オタクであることに罪悪感を感じたり、オタクであることを必死に隠したり(私個人としてはさほどオープンにはしていないが)、必死になって人権の為にオタク隠しをしなくてもよい世間の雰囲気がある。そのこと自体に文句も何もない、オープンオタク・クローズオタクに関しては、不利益をこうむらない限りは私は他人にあまり興味がないのでやりたいようにやってほしい。
「短期スパンで次から次とジャンルを変えていく熱し易く冷め易い尻軽オタク」
「一度ハマれば何年たとうが動きがなかろうがしつこく居座り続ける老害オタク」 のことについてである。
別に優劣を決めようという訳じゃない。だからこそどっちもマイナス印象の言葉で綴った。それにざっくり二つに分けたが、それぞれでもそれこそ長さなどで違いがある。じゃあ中間ってなんだよと言われればそれもよく分からない。全部を分ける必要もなく、でもそれでもやっぱりスタンスの違いは確実に”ある”と思う出来事が重なったので、増田に記している。
私の友人には短期オタクが多く、一方私は長期オタクだ。長期オタクの自分から見れば短期オタクは「落ち着きがない」「尻軽」に見える一方で「多くのジャンルの雰囲気を知っている=知識が豊富になることに繋がる」「好奇心の豊かさとフットワークの軽さは多くの場面でプラスに働く」という憧れも抱く。一長一短、単純な良悪でははかれないのがスタンスというものだと思っている。だから、短期オタクであっても友人でありたいと思っている。思っているのだ。
それでもやっぱり、次から次と、これがいい面白い、あれを見ろ、といわゆる「布教」をされるのは、勘弁して欲しいのだ。長期オタク気質をもつ私にとっては、ジャンルにはまるということは、一生追いかけるものになることで、なんならサービス終了したソシャゲについても、あの世界観とキャラクターを愛してしまったが故に、終わった世界であってすらも追って(思い出して)いる。当然私もその時々で熱が高いジャンル、落ち着いているジャンルはある。だが、一度愛したら最後、ふとした瞬間に好きだという気持ちが止まらなくなるのだ。好きになれば手元におきたいものも増え金もかかるし、脳は一つしかない、自分が同時に考えられることなぞ少ないのだ、ジャンルが増えすぎると、困ってしまうのだ。
短期オタクの友人は善意で進めてくる、同じジャンルにいると確かに話題を共有して楽しく話ができる相手だ。なにより友人の発想は面白く、友人でいたいと思っている。そもそも布教と言っても、不特定多数に向けて面白いよ~と主張するなら受け入れられる。でも友人である以上食事を共にしたりする、そのタイミングで直接進められてしまうのだ。時には布教をするために話しかけられたりする。一人だったら諦めもつく、複数人いるのだそういうタイプの友人が。
進められている内容は聞くし、なにより自分の好きな内容について語る人間は得てして輝いており発言が面白い。友人もこんな自分の友人をやってくれているのだ、進めようがやらないときはやらないし、見ないときは見ないと分かってくれてはいる。その時点で恵まれているとも思えるが、それでもやっぱり負担であるのだ。
知り合いの短期オタクの中には、布教の際にかなり強い言葉を使う人間もいれば、前ジャンルに砂をかけるタイプの人間もいる、その行為はどうかとは内心思っているが、まぁ目をつぶろう。長所・短所はものは言いようだし、しょうがない。
もっと煮詰まった長期オタクの人間からすれば、私であっても複数のジャンルを抱えている尻軽オタクだろう。そういう意識もある。
でもたまに、勘弁してくれよ、と友人関係を放り投げたくなる気分になるのだ。結局投げないのだが。
もっと上手に短期オタクと長期オタクとしてのスタンスを乗りこなしたいなぁと思う。
はぁー、なんかいい案ない?
401 : ななしのよっしん :2018/06/28(木) 07:35:42 ID: upXeednPjx
おい!それってYO!某ホモビ男優、自分語り高校生、弁護士、引退した大物Youtuberを散々バカにする動画を作ったり実名や住所等個人情報を晒してニコニコしてるニコ厨への特大ブーメランじゃんか!
人間の屑がやる趣味の動画がランキングに堂々と居座り続けてる所の住民はさすがに言うこと違うわ。
挙げ句には統合失調症患者の自宅を破壊したり不法侵入する様子を見て笑ってるって?ネットでいじめるだけじゃ飽き足らず犯罪行為にまで手を染めてる時点で低能先生と同レベルだろ。
「仕事能力も労働意欲もなくて、職場で男にちやほやされながら男漁って早く結婚して仕事やめたーい!って女性にとっては働きやすい」ってなら分かるんだよね。
「女性が尊重されます」ってのも「女性はオタサーの姫として尊重されます」って意味なら。
「理系に女性が増えて欲しい」ってのも、「理系男は女慣れしてないので多少ブスでも平気だし浮気したくても出来ないし
ライバルの女性多数の文系より競争率も低いから好みの男ゲットするのは楽ちんですよ!
だから男にちやほやされつつ結婚相手探したいって女性はどんどん来てくださいね!」ってなら。
(↑は勿論男も女も馬鹿にして書いてるよ)
でも実際は違う。
「新しく若い業界なので昭和の大企業のような男尊女卑の悪習はありません」「女性も男性と対等に扱われます」
そういう言い方をされてる。
でも「女性社員に求める事はかわいい声を出して男性を癒すこと」なんて平気で公言してしまうその矛盾。
「仕事をバリバリする優秀な女性を嫁にして専業主婦にするのが理想」と言うのと同じようなものなんだろうか。
最初から働く気が無い無能女は嫁にしても主婦業怠けそうだから嫌、でもバリバリ女に結婚後もバリバリ働かれるのは嫌
→だから有能な女を専業にしたい、ってやつ。
同じように「最初から働く気がない姫気質女はウザいから嫌、でも有能でやる気ある女は生意気だしBBAになっても結婚しても居座り続けるだろうから嫌、
ほどほど仕事が出来るけど自分の立場を脅かすほどではなく、かわいくて自分を癒してくれて、年食う前に結婚して辞めてくれる女が理想」って事か。
それなら分かる気はする。それが叩かれるのも分かるけど。
沖縄で生まれ沖縄で育ち、沖縄で働いている純ウチナーンチュである身として、一度は教養としてみておくか、と思い、宜野湾市民会館で上演された、沖縄お笑い米軍基地14を見に行った。
沖縄のローカルラジオ、テレビではひっぱりだこで、県内に知らない人は(たぶん)いない芸人さん、小波津正光さんことまーちゃんさんが座長として企画・脚本・演出を行っているコントショーが、この「お笑い米軍基地」である。
今回で14回目を数えるこの公演は、沖縄では非常に人気が高く、私が見に行く旨を人に話す度「あい!いいはず~感想聞かせてね~」という反応はあれど「なにそれ?」という人は誰もいなかった。実際、1200人キャパの会場はほぼ席が埋まり、私が行った公演以外にもあと何回か沖縄県内各地で上演されるということである。そもそも毎年上演し、今回で14回を数える辺り、企画側の熱量とそれを受け止めるだけの県民の人気があるんだなあと感じる。
コンセプトは「基地を笑え!」。沖縄県の面積の内およそ10パーセント以上を占めており、沖縄県について語られるときに必ず問題の一つとして触れられる米軍基地だが、ぶっちゃけ県民の(主に若者の)大半は「反対運動とかが激しいのってあれでしょ、本土から来た人とか政治団体とかそういう人たちなんじゃない?…わかんないけど…まあなんか窓とかヘリとか飛行機とか色々落ちてるし、戦闘機はうるさいからまあ、なくなるならもちろんそのほうがいいけど、わざわざ座り込みとか行くのは違うかな~左翼とか右翼とかよくわかんないし…」などと言う人がほとんどである。(あくまで私の体感ではあるが)
若者の政治参加の主体意識が足りない!と言われてしまうとほんとその通りではあるのだけど、恥ずかしながら私もそういったその他大勢のひとりである。正直基地がどうとか言う前に、政治してる人たちは生活に密着した問題からどうにかしてくれ、と思う。子どもの貧困とか。いや、その辺とも繋がってたりするから根深いのか?よくわかっていない。
山積みになっている沖縄県の問題のど真ん中にドンと居座り続けている「基地問題」。そこをどう笑いに落とし込むのか。前評判は良すぎるほど良かった。期待半分不安半分で会場に足を踏み入れた。
そして観終わった感想だが、「100点!最高!面白かった!」とは正直まったく思えなかった。
なお、細かい内容は「SNSには書かないでください」というアナウンスがあったので割愛する。
まず、全体を通して(「米軍基地」という「沖縄県民にしかわからないあるある」を扱っている以上、前提がそうなので当たり前ではあるのだが)めっちゃくちゃ内輪ノリがすごい。
そこがハマると面白いのかもしれないけど、沖縄県は究極の「ムラ社会」の文化なので、各地域の文化の隔絶もすごい。なので県民でも「いや、わかんねーし…」が結構多く、ハマらないとむしろ見続けるのが非常にしんどくなる。最後辺りには完全に「業界の内輪ネタなんだな」とわかるものだけでひとネタ作られているものもあり、関係者席らしきところからは爆笑すら聞こえたが、業界人でもローカルテレビ大好きマンでも何でもない私は正直置いてけぼりだった。
沖縄県にはM-1グランプリならぬ「O-1グランプリ」という番組がある。お正月時期に放送される、名前の通り沖縄の芸人の1番を決めるという番組だ。そのネタを見てもらえばわかるが、沖縄の芸人は「沖縄らしさ」を前面に出したコント・漫才、つまり「内輪のあるあるネタ」を組み込んだものを作ることが圧倒的に多く、またレースにおいてもそのほうが有利である。その番組にはもちろん今回の「お笑い米軍基地」に参加しているFEC(沖縄にある芸能事務所「演芸集団FEC」)の芸人さんも数多く出場しているので、その流れを汲んでいるのも当然といえば当然である。
そして、気になったのは「お笑いだから」「俺たちはバカだから」という言葉を盾にした、差別やいろんな権利の侵害の嵐だった。もちろんすべては洒落であり、まじめに取り合うほうがアホであるというのはわかるのだけど、正直現代の「ボーダーレス」な風潮からは相当遅れた認識があるんだなということは感じた。
私個人として特に興味があって学んだこともある界隈の問題だったのもあって、過剰反応してしまったところはあるが「いや、ダメでしょ…」と引いてしまうような描写・演出が非常に多かった。
違和感の何よりの原因は、前説で座長が「所詮俺たち三流芸人の言うことなのだから怒ったりしないで聞き流してほしい」という旨の発言をしていたことだったと思う。
私たちは無意識に差別をしてしまうものだし、気づかずにだれかを傷つけてしまうのは仕方のないことではあるが「差別?いやいやネタだから。何マジになってんの?」という言い訳を用意してしまうのは、ちょっと違うなあと感じた。この公演に誇りをもってやっているのなら「差別的な表現かもしれないが、より伝わると思って選択した」と言い切ってほしいな、と思った。イジりとイジメの境界線はあいまいだが、「強者や権力を笑うのがお笑い」だというならば、自分たちが本当に強者としての力を持っていないか?というのも常に問い続けてほしい。
また、全体を通して「左」より「右」を笑うことが多かった、というのも違和感のひとつとしてあった。どっちも滑稽な部分はあるのだからもう少し両方を笑ってくれたらよかったのかな、と思う。あと「右」を揶揄するネタの時に、笑いどころでもなく盛り上がりどころでもないセリフで「よくいった」というようなかけ声や拍手があがっていたのは驚いた。どちらでもないフラットな状態で見に来たつもりなのに、いつの間にか政権批判団体の集会に参加させられていた、みたいな気まずさがあった。怖い。
以上のように全体的に右寄りかつ品がなく沖縄県民の県民性の悪い部分を煮詰めたような「内輪に甘い」感が強く、正直全体を通して「また行きたい!」とは全く一ミリも思わなかった。私は特にスクールカースト下層だったタイプの人間なので、沖縄の芸能界に蔓延する「スクールカースト上層部っぽいノリ」(ウェイ感とでも言うのか)にはついていけなかった。この辺はたぶん好みの問題なのだろうと思う。
ただ、ここまでゲロカスに批判してきたが、この公演を見たあと、文句を言いながらも私は「じゃあ右や左のそれぞれの主張ってどうだったけ?」「ほんとうにこの芸人さんたちが言っていたことは正しいのか?」「自分は偏っていないのか?」ということをいつの間にか考えていた。
まーちゃんさんの著作を図書館で借り、基地問題についてネットで自主的に調べ、右翼と左翼についても少し勉強した。
そうして、ハッと、こうして主体的に考えているこの行為自体が、この公演のねらいである「基地について、何かひっかかりを感じて考えてほしい」というところにばっちりハマってしまっていることに気が付いた。
なるほど、ならば。この公演は私にとって意味があったのだなと納得できた。してやられてしまったな、と思った。チケット代2000円もったいねえことしたわ、だったのが、安いじゃん、になった。
エンディングで歌われたFECの社歌の中に「とにかくやることを大事にしている」というような歌詞があった。沖縄県民は先ほども言った通り「内輪に甘い」。そして変化を嫌う。そんな中で新しいこと、前に進むようなことをするのは、本当に難しいことだと思う。勇気がいることだと思う。「まじめ」をバカにする風潮のある沖縄で、「まじめ」にバカをやるというのも、ほんとは難しかったんじゃないかなと思う。その勇気に敬意を表して、私はこの感想を書こうと筆をとった。「とにかくやる」そしてやることで誰かを動かす、それはほんとうにすごいことだ。と、何もできない私は思った。
でも、個人的におもしろくなかったのは事実なので、沖縄の芸人さん各位にはマジでもっとがんばってほしい。笑いどころを説明してしまう癖があって全体的に冗長だと思う。言葉選びが雑。オチやツッコミのワードが説明的で長すぎる。「金の斧銀の斧」のいさお名護支部さんのくだりと、タイワンオオカブトの幼虫のくだりは勢いがあって好きだった。
大学時代のゼミ、新卒で入った1社目、そして2社目まで見事にブラックを引き当てた。
どれも対外的には評判のいい組織だったが内部ではパワハラが蔓延。己の引きの悪さを心底恨みながらも、なぜか不思議なほど上手く立ち振る舞うことができた。ハラスメントを振りまく張本人である教授や上役の顔色を見て、要領良く動くことに長けていたのだと思う。在籍期間はいずれも1~2年程度だったが、成績は優秀だった。
いくら気に入られていたとはいえブラックな環境で働き続けることへの抵抗はあり、なんとか2社目を辞めたのが1年前のこと。
直後に入社した3社目は初めてのホワイト。声を荒らげる役員もいなければネチネチ責め立てる連中もいない。ここが天国かと思った。
えびす顔のリーダーに「もっと君の好きなように動いていいんだ」というようなことを言われ、自分の無能さをここでようやく悟ることになった。ずっと自分は仕事ができるものだと思って生きてきたが、上役の顔色を見て動く以上の能力が全くもって欠けていたのだ。
転職から1年が経った今もなお、この会社でどう振る舞えばよいのかわからないでいる。
うちの社員たちは期待や失望を一切表情に出さない。スピーディーに穏やかに働いて、健康的な時間にさっさと帰っていく。
自分は物事をひとつ決めるにも己の正しさに自信が持てず、見えない周囲の顔色を伺いながら恐る恐る進行する、その繰り返しだ。面談では「よくやっている」と言われるが、それが上辺だけの言葉だということは自分が誰より一番わかっている。同年代の社員たちは自分で仕事を見つけてきては、クリエイティブに楽しそうに働いている。自分はパワハラ上司の顔色を見ることにステータスを全振りしてきたので、自分だけはうまくやっていると自惚れているうちに、どうやら大切なものを落としてきてしまったらしい。
女性専用車両に男性数人が乗り込みトラブル。通勤ラッシュ時の千代田線が12分遅れる http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/15/woc-chiyoda_a_23363098/
女性専用車に男性3人居座り メトロ千代田線遅れる:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASL2J64NML2JUTIL073.html
通勤ラッシュ時に東京メトロ千代田線で女性専用車反対派の男性らが女性専用車両に乗り込みトラブルになり遅延 - Togetter https://togetter.com/li/1200067
差別意識やらと話を大きくしている人が多いけど、そんなたいそうな話ではない。
・遅延は誰の責任か
遅延こそが場に居合わせた(だけでなく同路線を利用している多数の利用者)多数にとって重大事。
事業者自称のなんとか専用車に、なんとか以外の人が乗ろうが乗るまいが、遅延していなければ何も問題にはならない。(当然報道もされない)
→行っていない。ただし場に居合わせた大衆にとって迷惑なカンジの行為を行ったとは言える。これを空気が読めないと見るか、謂われのない同調圧力に抗したと見るかはまた別。違法行為も当然行っていない。
→行っていない。ただし一面で無知な通報行為ではある。なぜなら男性が乗っても違法行為でも迷惑行為でもない。(が、それを理解していないからこそ通報したのだろうと推測される)
一方でなんであろうと駅員に通報するのも迷惑行為ではない。ただししつこく駅員に男性の降車を要求していたならば女性が迷惑行為を行ったとも見なせる。
→表面的には適切、よくよく読めば不適切。駅員が降車をお願いするのは構わない。しかし男性が降車を拒否したらそれまで。駅員に男性を強制降車させる権限はない。15分も遅延させた責任は駅員及び鉄道事業者。
また、なんとか専用車とはどんな制約の元、どんな理由で、どうしてこのような手段で実施しているかの案内・啓蒙・告知がないという別問題もある。痴漢がある、男性加害者女性被害者が多い、鉄道事業者としての制約、コスト、乗り分け強制すれば差別、これらを丁寧に説明した上でお願いしていれば、一部に見られる反発も抑制できたのに有耶無耶にしてきた。(そもそも痴漢被害が女性専用車導入で減った客観的エビデンスもない)
とどのつまりこの事態を招いたのは過去の施策を含めた鉄道事業者の自業自得でもある。なお、報道するならばここが主眼にならなければ報道する意味がない。(そもそも今回案件はたかが15分遅延でそれそのものは報道価値がない)
・報道は適切か?
→不適切。これが今回の最大の問題点。たかが15分の遅延は報道に値しない。ましてや速報性も要求されない。それなのに敢えて報道している。報道するならばきちんと背景含めて報道しなければ断絶しか生まない。個人的にこの手の報道紛いを「見た目奇麗な炎上記事」としか感じない。
・ハフポ
メトロ大本営発表以上の内容がない。男性側、もしくは男性側と同じ立ち位置の側の意見がない。第三者(法曹、公共交通、差別など専門家)の意見もない。タイトルや本文含めて、男性側に非があるような印象にまみれている。男性側行為に違法性がないことの明記が評価できるが、これとてメトロの言。(渡辺一樹)
・朝日
居座る、という表現が端的。男性の行為が違法ではないことに触れてもいない点でハフポよりも酷い。これは報道ではない。朝日新聞社と千葉雄高のtweetでしかない。(千葉雄高)
報道がまず非難されるべき事柄を、話を大きくして主張し合う人が多い。
たかが15分遅延の報道に疑問を感じていない人が多数、また多くの追従者を得ているのがとても残念でまた驚く。
これを機になんとか専用車などに関心を持つのはとてもよいことだけど、このたかが15分の遅延を題として語るのは悪手。関心を持ったなら図書館か、報道で汚れる以前までの範囲で再検索して出直してもらいたい。
とあるソシャゲを辞めました。もしこの文が誰かの気に障ってしまったなら謝ります。
私がそのゲームを始めた理由は、友達がやってたから、っていう非常に簡単なもの。
最初はそこまでゲームに対してやる気がなかったし、ぶっちゃけオタク友達と話を合わせるため以外の意味を感じていなかった。
けど私はそのゲームにドハマりした。
私が今までゲームをプレイし続けたのはほとんどその推しキャラのおかげと言っても過言じゃないです。とにかく大好きだった。
だけどぶっちゃけこれ、人にオススメできるようなゲームじゃないなと思った。
そのゲームはたびたび問題を起こした。ユーザーへの事前報告なしの突然の情報の修正など、とにかく火種には事欠かなかった。一応謝罪と修正が入った。本当は修正が入った部分だけじゃなく、他の部分でも問題があるところがあったんだけど、当時の私は一応はそれで納得した。
そこで辞めてしまうには推しキャラのことを好きになりすぎていた。
推しだけじゃなく、登場キャラクターみんな大好きだった。とにかくやり込んでいた。
要は、キャラ愛にすがって辞めどきを完全に見失いました。
イベントもいつもと同じ周回だけで、楽しいと思える要素がない。
ぽつぽつ増えだしたアンチの人たちが、間違ったことだけを言ってるわけじゃないのをわかっていた。
十数種類程度のセリフと、変化のあまりない立ち絵だけにすがってプレイし続けてきた私にとっては、アニメ化はこれ以上ないご褒美だった。でもそのアニメは、私が期待していたようなものじゃなかった。
ひどい内容だった。全然楽しめなかった。
私が推しキャラに課金したお金は、こんなふうにして消化されてるんだ、と絶望した。
そして今まで視界に入っていながら見ないふりをし続けた、ゲーム自体の問題について改めて調べてみた。よくもこれで今までやってこれたなあ…と呆れてしまうような内容ばかり。
そんなゲームを今まで支えてきたのは私のようなバカなユーザーだってことも思い知った。ずっとキャラにすがりついて、キャラ愛を言い訳にして問題のあるコンテンツに居座り続けた私が、誰かに何かを言うことはできない。
本当に賢明な人は、問題が明らかになった時点で見切りをつけてる。
なにか起こるたびに、疑問を抱くたびに問い合わせを送った。本当のことを運営から話してくれたら、と期待した。私みたいな人はまだ大勢いるんじゃないかと思う。問題に蓋をして、好きなキャラだけにすがってしまう人。改善が無いと知っていながら、諦めきれずに運営にお便りを送り続けてしまう人。
そういう人には、ただ早く楽になってほしい、と願うばかりです。
長くなってしまったけど、要約すると「ゲームに問題があると知りながらそこに目をつぶってきたけど、辞めます」っていう話でした。
でも、これで良かったのかなと思う。私がゲームを続ける一番の理由だった推しが私の理想のキャラじゃなくなってくれたから、私は足を洗うことができた。
やっぱり漫画とアニメと、あとゲームはテレビゲームとかボードゲームとか、そういうのに限ります!
これからも元気にオタクやっていくうえで、清算すべき過去だと思ったから、このゲームへの思い出は捨てていくことにします。ありがとう推しくん。本当に大好きでした。今度は良い作品の中に生まれてきてね…。