「小作農」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 小作農とは

2020-05-09

anond:20200509101010

小作農小作による農作」で十分だろ

はいもう喧嘩はやめ 横

anond:20200509100439

Google先生

小作農小作による農作。それを営む人。

wikiペーディーァ先生

小作制度(こさくせいど)とは、農民生産手段としての土地をもたず、その土地の所有者や占有者から土地使用権を得て農作物生産従事する制度

などと仰られているのだが、お前の言うところの「小作農」っうのはどういう定義になってんだ?

お前の先祖は代々の水呑百姓で、それを恥ずかしいって思っている親とかにうまいことごまかされてんじゃね?

anond:20200509100238

おまえがバカ

小作人じゃなくて小作農だと書いてある

言葉意味知らないならググれ

耕作をやめた農家農地を貸してる話を聞くけど

それって小作農じゃないの?

農家から農地没収しろ

2020-04-07

anond:20200319173451

農地農地法によって規制されているので、農地以外の土地とは別の国だと思った方がいい。

ご存じの通り、GHQ農地改革によって大規模地主土地強制的に買いあげられて、小作農に分配されて小規模自作農になった。

GHQ共産党だったら人民公社コルホーズになっていたところだった。

自作農自営業者から自民党支持である確率が高い。

戦後保守単独政権を成立させていたのは農地改革といってもいい。

農地改革がなければ、社会党政権ができていた可能性も高い。

小規模農地は売らないし、売らせないよ。

2019-04-28

anond:20190428075505

封建制的な社会では、個人個性自由以前に社会要求されるロールのほうが個人を作り上げてたんだよ。社会安定のためにそういう仕組みが必要だった。

たとえば農民小作農とか富農とか地主とかのクラスわけ)や庄屋や蔵元や名主なんていうロールシステム農村が作られていて、家庭は世帯主と妻と嫡子次男三男、娘どもみたいなロールこそがコミュニティ安定の要だった。社会には役割がありその役割参加者が担うことで安定させていたわけだ。

年齢に関しても一緒で、ある年令になったら子供から若者にロール変更してコミュニティ防衛に参加してもらわないと困るし(自警団青年団)、もう少し年が行ったら結婚して家庭を持ってもらわないと困るし、一家が自立したら寄り合いに参加してコミュニティ運営の一部を負担してもらわないと困るし、子供が成長したら隠居して発言権を譲ってもらわないと困る。それらが「年齢相応である」ってことであって、それらのロールを義務として果たしてもらわないと、コミュニティ不安定化する。それはつまり社会に対する攻撃でありテロなわけだから役職のロール、家庭内のロール、年齢なりのロール、そういう役割放棄は罪だったわけ。

現代になって個人主義自由主義の思想からそういう抑圧は随分減ったけれど、日本では一世代とか二世代まえまではそういう価値観バリバリ現存してたんだよ。じっさい、今だってそれらのロールを全放棄できるかっていえば、社会観点では異論が出る。全員結婚しなかったら少子化解決しねえだろ!とか声を荒げる人は増田にもいるでしょ?

現在は過渡期なんだけど、過渡期としても後期なんだよ。過渡期の前記は「年齢相応(=年齢要求ロール)ってなにをすればいいかはわかるけれど、そんなの個人自由でしょ。おれは嫌だね」って反発だった。今は後期なんで「なんで年齢相応なんて概念があるんだかわからねえ。個人自由でしょ。なにすればいいのさ?」になってる。歴史的経緯喪失だね。

2019-04-16

anond:20190329020455

敗戦小作農解放があって、うちみたいな庄屋は土地ほとんど持ってかれてしまった。

きっと増田の家の初代さんはそんな中で上手く立ち回って土地を手に入れたんだろうな。

いや、エグイほど持ってかれたらしい。ただそれでも細々としたのは残って、そっからなんとか現状維持続けてる感じ

2019-03-29

anond:20190329015844

70年前って言えば、うちの父方の実家が庄屋やってたのが没落したころだ。

何があったって?敗戦だよ。

敗戦小作農解放があって、うちみたいな庄屋は土地ほとんど持ってかれてしまった。

きっと増田の家の初代さんはそんな中で上手く立ち回って土地を手に入れたんだろうな。

2019-03-01

anond:20190301174243

小作農さんを雇え

都会から来たやつをナチュラル無農薬農業やりほうだいですとかいって騙せ

とれた米半分よこせっていっても喜んでやるぞ

なお小作農明治違法になってるから内緒でやるんだぞ

高知トマトさんは本人はもう騙せないか弟子を・・w

2018-09-12

anond:20180911165115

誰にも言ってないプライベートな内容なのでひさしぶりに増田に。

今では考えられないがNECがまだ就職したい企業ナンバーワンだとかもてはやされた頃、母方の祖父や実父がNEC技術本部長以上をやってた。2人とも分野が違う理系職人タイプの人なので社内でも義親子関係にあるのを知っている人は皆無だとおもう。

自分まだ子供だった頃、緊急連絡用に渡された父の名刺には統括部長とか本部長とか事業部長とかいろいろな肩書が載っていた。「なんでこんなに部長だらけなの?」と聞いたところ「部っていうのは好きに作れるんだよ」と教えられたのだが、今考えるとそんなわけないよな?

当時「NEC線虫(うねうねした生き物)の研究とかもしてるんだぞ」と喜々として言ってたが、今の多くの日本大企業はこのようなまるで何の役にたつかもわからない分野に投資する力が亡くなってしまったようにおもう。今もやってる?

企業にとってR&Dは本分のひとつであるが、基礎系に近ければ近いほど当たりがでるまで数十年の長い時間と、利益に絡む少ない生存率が問題になる。誰の言葉であったか忘れたが「すぐ役にたつものはすぐに役にたたなくなる」との言葉どおり、経費削減という名目でR&Dから切り詰めた日本の多くの企業群はこの短い事業サイクルのなかで溺れそうになっているように見える。リストラクションをただの首切りにしてしまったやつらと同じ犯人がそこにいる。

祖父は寂しそうに「銀行経営に口出ししてくるようになって自由がなくなってきた」と言っていた。事業収益予測可能ものにしようとすると、短近線形で推測可能もののみへの経費割当しか行えなくなる。サイトが短すぎるのだ。そうすると必然、誰かが植えて偶然生えてきたにすぎない果実を毟る程度のことしかできなくなる。大企業役割はその安定性を活かしたよりよい事業の種の発見であるが、小作農の囲い込みしかできなくなっているのは寂しいことだ。

海外。ここらへんの立ち上げもやっていたな。むむむ。そろそろ喋りすぎている気がするぞ。終わりにしよう。

当時の人たちは少数で相当な苦労をしており日本バブル崩壊と相まって死にそうになっていたのを思い出す。

うちの父は最後は誰ぞのやらかし後始末をするために無理をし体を壊し、そのまま隠居あいなった。隠居当初は社長はやってみたかったなどと悔しそうにしていたが、今は回復し近所の小学生相手に竹とんぼとかを教え余生をすごしている。家族としてはそのほうが心配がない。小学生に竹とんぼを教えることは「すぐ役にたつもの」ではない。もしかしたらその中から次のNECのような企業を作ってくれる子が現れるかもしれないと考えたら、利益肩書に集られる有象無象相手にするよりも夢がある。

2017-12-17

anond:20171217220350

国の立場であれば何か就労させたほうがいいかもしれない。

外国人研修制度代替要因としてスキルを付けさせるとか(もちろん最低賃金まで引き上げた上で)

または跡継ぎがいない農家小作農として派遣するなど。

農業生産法人への就職につながる可能性があるといいね

2017-09-02

大正9年→大正12年で朝鮮人超増えてる

https://anond.hatelabo.jp/20170901172529

もしこの古賀議員の指摘や前提自体瑕疵があれば、

私よりずっとこのような事件に詳しい2氏ならば「6000人にはこんなにしっかりとした根拠がありますー! バーカバーカ!」と

嬉々としてソースを突きつけ本筋の反論をするはず。

が、それをせずに迂回した。

これはたしかにダセエ。ダセエのでブコメで端的に指摘しておいた(b:id:ss-vt)。で、ここでも書いてみる。

すでにBuzzfeedでも報じられているように、古賀議員都議会において、大正9年国勢調査をひいて関東地方朝鮮人人口の少なさを指摘している。

が、この当時朝鮮人内地への渡航は急増していたのである大正9年国勢調査では、内地朝鮮人の総人口は40,755人。いっぽう同年12月現在内務省警保局による調査統計では30,189人となっているが(多くの要因で数字に大きな差がある)、内務省統計を年次ごとに追うと大正10年38,651人、11年59,722人、震災の起きた大正12年末には80,415人に至っている。これには朝鮮植民地化に伴う小作農の貧窮化や、第一次世界大戦後の好況に伴う内地工業化都市化の進展、また大正11年末の渡航自由化大正8年以降、三・一独立運動の影響で朝鮮人内地渡航制限されていたが、企業日本人よりも安価労働力として朝鮮人を求めた)など、複数の要因が影響している。

さて古賀議員の挙げた大正9年国勢調査に立ち戻ろう。

国籍民籍別人口のうちの朝鮮人人口について、

東京府  2,485人、

埼玉県  78人、

千葉県  40人、

神奈川県 782人、

合計3,385人。

震災直後の首都圏で何が起きたのか?――国家メディア民衆 / 山田昭次 / 日本史 | SYNODOS -シノドス- http://synodos.jp/society/14990

から大正12年の数字引用して、古賀議員発言形式に合わせると、以下のようになる。

国籍民籍別人口のうちの朝鮮人人口について、

東京府  8,567人、

埼玉県  311人、

千葉県  317人、

神奈川県 3,645人、

合計12,840人。

工業化都市化の進展」に伴って多くの朝鮮人労働力としてやってきたため、東京神奈川といった都市部工業地帯に集中しているわけだが(横浜での虐殺目撃証言の多さにも反映している)、少なくともこの時点で、

6000人という数字は当時の関東朝鮮人人口より大きい

とは言えなくなる。

また自分が直接参照した一次資料として、国立国会図書館デジタルコレクションに所蔵されている『在京朝鮮人労働者の現状』(東京府学務部社会課、1929年http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1445292 には、大正12年の「在京朝鮮人労働者」は5,347人と記されており(警視庁調べ)、アジア歴史資料センター所蔵の『在京朝鮮人状況』(朝鮮総督府警務局東京出張員、1924年5月http://www.jacar.archives.go.jp/das/image/B03041602800 によれば、「八月末震災直前の見込綜数は八千人を超へ」ていたという。

繰り返しになるが、とりあえずこのあたりで「6000人という数字は当時の関東朝鮮人人口より大きい」とは言えないことをご理解いただけるだろうか?

ちなみに6,000という数字の具体的な出所は、震災直後に在京朝鮮人迫害事実調査会が独自調査を行い、上海大韓民国臨時政府機関誌独立新聞』に12月5日付けで発表された数字6,661人。この調査10月末までの中間報告では2,613人という数字が出ていて(当時東京で催された経過報告会でも発表された)、その後さら神奈川県遺体発見できなかったおよそ1,800人などが追加されている。シノドス山田名誉教授は「追加合計数根拠今日解明することはできない」としていて、その点ではたしかに6,000人という数字根拠は薄いのだが、同時に帝国政府がマトモな調査を行わなかったことにより、これをデタラメであると断ずる根拠もまた乏しい(はからずも、秦郁彦が『当時ロクに調査せず公文書終戦時に焼きまくった以上、30万人に代わる数字日本から出すのは無理』と嘆いた南京事件と似ている)。少なくとも犠牲者数のもっとも大きな数として採用せざるを得ないわけである

内閣府ホームページで公開されている、災害教訓の継承に関する専門調査会による報告書 http://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/kyoukunnokeishou/rep/1923_kanto_daishinsai_2/pdf/19_chap4-2.pdf

殺傷事件による犠牲者の正確な数は掴めないが、震災による死者数の1~数パーセントにあたり、人的損失の原因として軽視できない。

という書き方になっているのは、そうした事情によるだろう。

追記

b:id:y-wood 8500人のうち6000人殺せるのか、すげー。『「6000人という数字は当時の関東朝鮮人人口より大きい」とは言えない』

揶揄のたぐいだとは思うけど念のため。

「6000人」というのは虐殺犠牲者の総数である東京府朝鮮人人口比較するのは不当。ついでに、古賀議員が何故か東京神奈川千葉埼玉限定しているのもいささか不当で(たとえば群馬でも、自警団警察署を襲撃して朝鮮人17人を殺害した藤岡事件などが起きている)、山田名誉教授シノドス記事によれば茨城群馬栃木を加えた関東地方1府6県の大正12朝鮮人人口は14,144人となっている。

また、山田名誉教授の著書内容の、内閣府報告書コラム殺害事件検証http://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/kyoukunnokeishou/rep/1923_kanto_daishinsai_2/pdf/22_column8.pdf から孫引きになるが、例の「6,661人」のベースとなった在京朝鮮人側の調査では、東京府犠牲者数はおよそ1,000〜1,400人。最終的に『独立新聞』に掲載された数は1,781人となっている。

y-wood氏の言葉を借りるなら

「8500人のうち1800人殺せるのか、すげー」

となるが、現実味は如何?

b:id:fu-wa 戦争知らないんだろうなあ。戦車でダーってやっても6000人殺すのってものすごく大変なんだよ。

ルワンダではそれこそカマとか棍棒とかのたぐいで、およそ100日で50万〜100万人が殺害されている。こうした事態と「戦争」を比較するのは不当。まして、繰り返しになるが「6000人」は関東地方1府6県の総数である。「戦争」を持ち出すなら、せめて戦域や作戦継続期間が同程度に及んだ戦闘でなければならない(それでも戦闘員vs戦闘員では不当だが)。

2017-06-25

https://anond.hatelabo.jp/20170625154702

武士公家ならともかく

生産設備たる農耕地を家で継承するくらいしかなくて

って、封建時代農民の大半は小作農で継がせるべき自分土地財産など持ってなかったんだが。

昔の農村にあった夜這いとか乱交風習とかはそういう所からまれてるわけで

(どうせ財産継がせないんだから村の女が産んだ子供父親が誰であろうがどうでも良く、子は村の労働力として村全体で育てる)

現代も子に継がせなければならない財産を持つ人など少ないけどね

2016-08-03

世論が老人は早く死ねと言うので

私は20代ですが生活レベルを落として貯金に励みたいと思います。今の日本において消費は悪なんだそうで、子どもにも消費は悪いことなんだよと日々教えております確定拠出年金NISAを満額と貯金数万積み立てとすると極貧生活ですね。でも私は生粋小作農家の家柄ですから身の丈にあった楽しみというのも簡単に見つけられるのであります。縁側に座って植物なんか育てるのも一興ですね。人生は長い。介護保険介護サービスは年々値上がりしているのを祖父母を見て知っています。贅沢は敵なんです。この戦争長引くといいですね。

2016-07-01

ベンチャー経営してる奴で

VCやらから出資受けてる奴はバカなのかね?

お前らタダの小作農民に成り下がってるからな?

2014-05-12

http://anond.hatelabo.jp/20140512195205

500円は高いよ。てか、すでにあるだろ。

個人がやってるような喫茶店が。

てかね、スタバドトールタリーズコメダとか、

実力ある会社がひしめいている喫茶店業界にいまさら入り込む隙なんて皆無だよ。

無理。

フランチャイズ小作農やって、資本を貯めてから

自分で作ったブランドの店だすみたいにやらないとまったく勝てないと思う。

てか、新しい店とかほとんどつぶれるから

から最近はどこの国でもM&Aばっかやってるんだよ。

たまたまうまく行ったのを買い取るって言う。

そのたまたまになるのは、かなり難しいよ。

これからもっと難しくなるかも。

特にうまく行っている大手が、大規模展開するから

2014-03-23

消費税を15%にして所得税を廃止してほしい。

まじめに働いてきた30代後半の給与所得者です。今日税金に関して、話をさせてください。

高額所得者烙印を押されており、毎年確定申告をさせられ、最高税率税金徴収され、自分資産リストで毎年提出させられるという屈辱的な扱いを受けています

給与所得者なので、すべてガラス張り。ごまかす隙など微塵もありません。

みなさんにはない、予定納税という謎の仕組みもあって、別途税金の前納までさせられます給与所得者は、通常、給与支払い時の源泉徴収のみですが。

江戸時代小作農民のような扱いで、もはや一揆寸前です。

税金というのは、誰もが払いたくないものなので、民主主義という多数決が決定される社会においては、多くの人がより払わないで済む手段が選択されがちです。より少ない一部の人達だけが大きな負担を強いられ、それ以外の多くの人達利益享受するというものです。これが、民主主義だと言われてしまえば仕方ないのですが。

まもなく、消費税が8%に上がり、翌年には10%に上がり、文句を言っている方がたくさんいらっしゃいますが、私は、むしろ消費税を上げて、所得税を廃止できないかと考えています。(問題がややこしくなるので、国の予算の使い方とか、国債の乱発によって維持している問題点については、ここでは議題にあげないようにします。)

ご存知でない方も多いと思いますが、日本では1800万円以上の所得に対して所得税40%、住民税10%の計50%の所得税率、

さらに、

復興特別所得税額=基準所得税額×2.1%

があるので、最高税率は50.84%です。

(超過累進課税なので、所得全体にかかるわけではないので、実効税率ではありませんが、超過分に関してはこの額がかかります。これが、平成27年度からは、55.975%に上がります。)

江戸時代にも、年貢を家宣・家継時代の四公六民(実際には平均2割7分6厘)の負担から五公五民(5割)に引き上げた結果、人口の伸びは無くなり一揆も以前より増加したという重税の基準が5割という税率です。考えてみてください。

例えば、給与所得最高税率ギリギリの水準の方がいたとします。来月から給料が5万円アップすると喜んでいたら、実質の手取りは、24,580円しか上がらないということです。これでは、お金を稼ぐ意欲が減衰します。というより、これが自分だけに課されていると考えるとやるせない気持ちになります

実は、累進課税最高税率は、引き下げても税収が下がらなかったり、むしろ上がることのほうが多いというケースのほうが圧倒的に多いのです。

もともと、ヨーロッパは、陸続きで、富裕層最高税率によって、国を変えることもあって、租税競争が盛んですが、アジアにおいても、香港シンガポールなどは、最高税率を抑え、毎年のように税率を引き下げているにもかかわらず、税収は増えています

香港10年度税収最高を更新 17%増の2兆2000億円

http://www.nikkei.com/article/DGXNNSE2INK01_U1A500C1000000/

アジアにおいても、富裕層における急速なグローバル化に伴って、租税競争が盛んになってきています

では、そんな中で最高税率さらにあげて何が得られるのでしょうか?

これ以上、最高税率を上げたとすると、現在すでに始まっている富裕層の富の移転さらに加速するでしょう。

仮に、富の移転が起こらず、同数の富裕層日本にいつづけたとしても、実際に増える税収は、わずか500億円。日本所得税収14兆円のわずか0.35%に過ぎません。その負担を強いられるのは、ただでさえ、五公五民を超える重税を課されている国民の0.1%に満たない最富裕層なのです。

国全体としては、大した影響はなく、負担者にとっては、大きな負担になるこの増税によって得られるものは、ただひとつ金持ちを妬んでいる国民の人気くらいしかありません。

「少数派を押さえつけることにより、多数派の支持を得る。」

頭のなかに、ファシズムという言葉が浮かんでしまます

少数派の高額所得者の多くは、華麗なる一族のような財閥一族出身でもなんでもなく、ただただ謙虚に学び、正直に努力を続けてきた結果、人より少しだけ多くの給料がもらえるようになった真面目な人なだけなのです。

もちろん、一部の金持ち出身から金持ちだという人もいますが、大半は(私も含め)、ほぼ環境は似通っています

子供の頃から真面目に勉強をし、グレたりすることもなく、結果として、一流と言われる大学大学院を出て、有名な会社入社し、出世したり、時には、周りの仲間と企業して成功をおさめたという、当たり前で普通な人たちです。いわゆる、ヤンキー的な文化からは、最も遠いところにいる集団と考えれば、1億総ヤンキー化と言われる現代においては、かなりの少数派かもしれません。

私も含め、周りの友人達は、皆、高額所得者ではありますが、大半は、夢の様な生活をしているわけではありません。

みなさんより、少し値段の高いものを普段使っている、その程度です。電車で移動するところを、少し値の張るタクシーで移動していたり、毎日の食事代が少し高かったり(高い店に行かなければ大体5000円〜1万円くらいです)、旅行グリーン車ビジネスクラスで移動したり、都心土地の高いところに住んでいたり(それも豪邸ではなくマンションです。)フェラーリベントレーに乗っている人は少なく、よっぽど車が好きでない限り、1000万円以内の車に乗っています

少し贅沢な庶民です。

夢のような生活ができる人は、自分会社上場させて数十億以上の金融資産を作った、さらに、一部の人たちで、いわゆる富裕層です。

少し前から富裕層の友人たちが、香港シンガポールといった税金の安い国へ、移住するケースが多くなってきました。資産を多ければ多いほど、その傾向が強い。

アジア特定都市に集まっているので、日本にいる時よりも、合う機会も多いみたいで、そこでビジネスが生まれることもあり、流行りのようになってきていて、じゃあ、俺も!みたいな感じで、加速しています

日本事業を持っていても、自分が非居住者になるだけでも、日本の高税率のおかげで差額分で十分費用がでてしまうので、必要に応じて、飛行機日本に来て、ホテル滞在しても得になるとのことでした。5000万円以上の所得税率がさらに上がるということになれば、この動きはさらに加速するでしょう。

となれば、結果的に税収が減ることになります

平成25年一般会計当初予算を見ると、日本所得税収は、14兆円。一方消費税10兆円。所得税を廃止して、消費税を3倍の15%にすると30兆円。

国の財政(歳入・歳出) b日本の現状と課題

http://www.nta.go.jp/nagoya/shiraberu/gakushu/kyozai02/pdf/05.pdf

消費税を15%に上げるだけで、所得税ゼロにしても、十分成り立つはずでしょう。

そもそも、今の税制は、全く公平性を欠いています

今の所得税は、300万円未満の年収の人は、ほとんど税金を払わなくて良い仕組みになっています

年収300万円というと、月額にならすと25万円。名の通った大学をでて、普通に就職したら、初年度でも超える額ですが、日本では年収300万円以下が41%を占めていて、彼らの所得税貢献度は、なんと、5.8%足らずです。

平成23年分民間給与実態統計調査

http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan2011/pdf/001.pdf

さらに、生活保護世帯数は1994年58万→2012年156万世帯と急激に増えています

不正受給がどのくらいあるのかは、不明ですが、おそらく、かなり入っているでしょう)

まともにやってさえいれば、十分に稼げるはずなのに、それをやらずに(怠惰にサボったりグレたりして)大人になって、さらに、大人になっても努力をせず、税金も払わずに、まじめにやって、たまたまお金を稼いだ人だけが、税の負担を強いられるというのは、いかがなものでしょうか?

消費税に逆進性があるという言葉がありますが、そもそも、高収入の人は、たくさんお金を遣います。消費のときに、かならず、課税される、消費税であれば、たくさんお金を遣う人は、たくさん税金を払うことになりますので、逆進性は理論上、絶対にありません。

ただ、大半の人が恩恵を受ける側なので、どうしても、一部のお金を稼いでいる人から不当に高い税金を取るという法案が否決されることはないのです。

私は、生まれ育った東京日本が大好きです。が、このままでは、つらすぎるので、近い将来、友人たちの待つ国へ移住して、たまに、一時帰国するという生活になると思います

公平性のある税制にさえなれば、多くの富裕層日本に戻ってくると思います

そのためには、まずは41%の方たちにまじめに働いてもらうしかないのですが。

2014-01-24

保守」の意味

保守」っていうけど、それは、既成構造擁護革新をしないという意味なんだろう。決して、日本古来の文化伝統歴史を知っているわけではない。

例えば靖国神社というのも、国家のために国民戦争死ぬことを肯定するプロパガンダで、明治時代につくられて昭和時代に強調された思想にすぎない。これは決して、日本古来の文化思想ではない。日本史最近である明治時代以降のプロパガンダ

例えば自民党というのも、既成の社会構造を死守する政党

保守政党」というのは、明治時代以降の資本家中心の社会構造を維持しようとする政党

それと、日本農業は、敗戦までは大地主中心の農業で、旗本みたいな武士地主だし、民間地主というのもつまり資産家。戦後農地改革小作農原則としてなくしたから、戦後には農家地主だと思っていい。それで、この農家という地主も既成構造恩恵を受けてきたわけで、だから自民党の支持層。

戦前戦後も、日本の政治の特色として、こうした企業地主のような資産家を中心にした政策とその意思決定が進められてきたことがある。

いま、「ネトウヨ」だのといって、そのなかには自民党を支持するデマゴーグ連呼しているのもいる。けれど、かりにいま貧困なのだったら、それは既成の社会構造によって虐げられているのだから自民党を支持するのは論理的破綻している(損だ)。騙されている、釣られているのか。それとも、ただ気分的にスカッとして面白おかしければいいのか。たぶん後者

いまの政党政治団体には、おそらく、日本古来の文化伝統歴史を真にわかっているのは、ほぼ皆無だと思う。

理解するためには、いま流布されている「日本とはこういうもの」というステレオタイプ(=プロパガンダデマゴーグ)を捨てないといけない。全国各地で互いにとんでもなく相違している文化習俗言語や食や生活習慣や行事などなど)も知っているべきだし、神道日本仏教儒教という日本の三大宗教文化慣習にも造詣が深くなければならない。三大宗教文化慣習については、それが絶妙な形で社会統治構造封建社会)を実現してきたことも知らないといけない。言語や食など、明治時代以降に没個性化されたものであって、江戸時代以前には日本国の各地域物理的・文化的にかなり隔絶されていて、おそらく言葉も通じないことが多かっただろうし、料理もかなりの相違があって互いにびっくらこくレベルだったはずだ。

ところが、いまの政治家や、あるいは一般国民にしても、そうした本当の姿を知らないし、学校でも教えてくれないし、教科書にも載っていないと思う。

自分自身の(自国の)本当の姿を知らないままで、いまの自分自身を制御できるのかも疑わしいし、ましてや将来へ進むことができるのだろうか。昭和時代まではおそらく、欧米を(戦後特に米国を)追っかけるだけでよかったから、つまり真似するだけで済んだから自分自身を知らないままでもやってこられたのだろう。

2014-01-23

要するに、仕事回すとか回さないとか、コネクションとか

土地仕事に化けただけで、元請けとか下請けとか

地主小作農なんだな。

2013-04-27

http://anond.hatelabo.jp/20130427000439

純粋にね、国防とか飢えに備えるためならば、主食トウモロコシ。寒冷地ではジャガイモ

北朝鮮はそれをやってる。

そもそもさ、米を選択する理由ってなんだと思う?

土地の特性)×(その作物の収率)×(その作物の売価)

日本ほとんどの地域で、これを最大にさせるものが、コメだった。

収率がいいのは認める。

一粒の種からとれる米粒は、小麦の数倍ある。

土地あたりどれだけのカロリーのある作物を生産できるかといえば、トウモロコシの出現を待つまでコメトップだった。

しかし、それぞれの土地の特性を考慮しても、その収量面で魅力的な作物だったかといえば、そうではないと思う。

江戸時代の中頃までは、寒冷地は稗粟蕎麦を作っていたし、小麦だってかなりあった。

やはり、売価だ。

税の歴史を各国で比べると、ほとんどの国で税の最初は物納だった。

貨幣経済が発達するにしたがって、物納だった税金を、貨幣に変えた。

日本パネェのは、物納をコメにほぼ一本化したところだ。

自治体収入は米、支出貨幣

おそるべしコメ本位制。

コメ価格の高騰と下落を防ぐために、幕府買いオペ売りオペまでやるという徹底ぶり。

そりゃコメを作るよ。

だって日本銀行券を自宅で印刷していいってんなら刷るもん。

地主制度による効率化で、日本全国水田だらけ。

明治以降、水田一辺倒だったのが、工業用地に転向していくし、新しく開墾した土地を桑畑けにしたり、水田面積は減りはしないものの、新しい土地は違う使い方を始めたりして相対的に水田率は減る。

次の転機は、農地解放

小作農自作農になる。

農家一件あたりの面積は平均で1ヘクタール(わかりやすくいえば100m四方

さらに、土地の集約化が出来ないシステムの完成。

農家が食えるように、コメ価格を支え続けた。

コメ価格が下落しないように、減反政策ってやつ。

1ドル360円だった円が100円前後になったことと相まって、国内の国際価格の7~13倍の高値

それを支える舞台装置の一つが関税600%の背景。

2012-09-09

http://anond.hatelabo.jp/20120908211246

たとえどんな業界だって「俺たちみんなそんなだからしょうがないよね」って従事者の大半が思っていたら

「そんな」になってしまうんだと思うよ。

そして「俺たちみんなそんなだから」っていう「俺たち」がいることが搾取される最大の資源になっている。

から見てるとモラトリアムだなんだで盛り上がった明治大正民主化プロセス以前の小作農的な

「オラたちアタマが悪いから仕方ない」っていう搾取を甘んじて受け入れるバイタリティーに思えてくるよ

小作農の方々がどんなだったか実際に知らないのでイメージです)

まぁ、それで黙って搾取されてるならいいけど、

さらにそこで声を上げる人間馬鹿にして、黙っていた俺のほうが賢いみたいなこういう記事を書いて自己満足して

同輩を苦しめているのはあなた自身なんじゃない?

ネットだってなんだってあって簡単に結束を強めて業界慣習を攻撃できる時代になんでそんな前時代的な事をしてるのかわからないんだけど

忙しいし立場があるし下手なことが出来ないって言うなら

こういう増田でくらい自分ポジションを強化するようなポジショントークでもしてみたらどうだろう

今のままじゃ奴隷の鎖自慢以下だよ

ちゃんと筋道立てた主張をするならVIPPERおもちゃでオシマイなんてこともないと思うけどね。

2011-02-03

なぜアラブ革命精神を恐れるのか? スラヴォイ・ジジェク

http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2011/feb/01/egypt-tunisia-revoltを和訳しました

なぜアラブ革命精神を恐れるのか?

チュニジアエジプトにおける叛乱では、イスラム原理主義の姿をまったく見かけない。これは注目すべきことだ。民主主義というもっとも非宗教的な伝統にのっとって、エジプトの民衆は、抑圧的な体制や体制の腐敗、そして貧困に対して叛乱をおこしたのだ。そして、自由と経済的な見通しを求めたのである。「アラブ諸国にあっては真の民主主義的センスは少数のリベラルエリートのみに存在し、それ以外の膨大な数の大衆は、宗教原理主義か、さもなければナショナリズムによって動員されるだけである」という西洋リベラル派が持つシニカルな知見は間違っていると証明されたのだ。しかし、大きな疑問は残る。次に何がおこるのか?政治的な勝利者として、誰が登場するのか?

チュニスにおいて臨時政府が成立したとき、臨時政府イスラム主義者と急進派左翼を排除した。これに対する独善リベラルの反応はこうだ。「よくやった。奴らは基本的に同類なんだよ」。同類、すなわち両者とも極端な全体主義者だということだ。しかし、それほど単純なものだろうか?イスラム主義者左翼との間には長年にわたる反目が存在しているが、それは存在しなかったとでも言うのか?もし仮にイスラム主義者左翼が体制に対抗して一時的にせよ団結したとすれば、彼らはひとまず勝利するだろう。しかしその団結はすぐに元通りに分裂し、彼らは死闘に身を投じて、より残虐に振舞うのだ。

去年のイラン大統領選で、我々は今回のような戦いを目の当たりにしなかっただろうか?ムサーヴィーを支持して立ち上がった何十万の人々は、自由と正義を掲げたホメイニ革命はま継続であるという人々の夢を表していたのだ。たとえその夢が非現実的なものであったとしても、それは政治的・社会的構想力の息をのむような爆発や経験組織化、そして学生と一般市民との間の討論を導いたのだ。こうした社会を変容せしめる法外な力の解放のはじまりは、体制派イスラム主義者が統治権を奪ったことで、次第に抑えつけられていった。

原理主義者による運動だと明らかな場合でも、その運動社会的構成を見落とさないように注意すべきだ。タリバン普通テロにより支配を押し付け原理主義イスラム主義者の集団だと表現される。しかし、2009年の春、タリバンパキスタンスワット渓谷を占領していたころ、ニューヨーク・タイムズタリバンが「富めるわずかな地主とその小作人たちとの間に広がる深い亀裂につけ込んだ階級闘争」を工作したと報じた。タリバンは、農家の困窮という「アドヴァンテージを得て」、ニューヨーク・タイムズが言うように「広範にわたる封建制を温存するパキスタンに対し危機を警告した」のかもしれない。もしそうだとするのなら、パキスタンアメリカリベラル民主主義者が同じように困窮という「アドヴァンテージを得て」、小作農を助けようとしないのはなぜなのだろうか?パキスタンにおける封建的勢力こそが、リベラルデモクラシーにうってつけの同盟相手ということなのだろうか?

これらから導かれる当然の結論は、次のようなものだ。すなわち、急進派イスラム主義者の台頭は、イスラム教国における世俗的左翼の消滅と常に関係がある。アフガニスタンは今は強固なイスラム原理主義の国と考えられている。しかし、40年前のアフガニスタンは強固な非宗教伝統に則った国だったのであり、ソ連とは無関係に、独自に共産党が力を持っていたのだということを、誰か憶えているだろうか?そして、こうした宗教伝統はどこへ行ってしまったのだろうか?

こうした背景をふまえたうえで、チュニジアエジプト(そしてイエメン、さらにはきっとサウジアラビアでも)で進行中の出来事を読み解くことが重要だ。もし現在の状況が、旧体制にリベラル風の彩りを付け加えるだけに終わり、結局は旧体制を生き残らせ、安定させてしまうとしたら、原理主義者による逃げ場のない反撃を生み出すことになるだろう。リベラルという遺産を生き残らせるためには、リベラル派は急進派左翼からの支援を必要とするのである。話をエジプトにもどすと、今回の件で最も破廉恥かつ危険なまでに日和見主義的な反応を見せたのは、CNNの中継放送に登場したトニー・ブレアだった。「変化は必要ですしかし、それは着実な変化であるべきなのです」。今日エジプトにおいて、着実な変化とは、政府中枢の人数枠をわずかに増やすという目的にもとづいて、ムバラク勢力との妥協を図るということを意味するだけなのだ。このようなわけで、エジプト平和的推移という語りは、鼻持ちならないのである。敵対者を押しつぶすことによって、ムバラクは自身に敵対することを不可能にする。抵抗する市民に対してムバラク軍隊派遣して以降、選択肢は明確になった。ほとんど何の変化もない中でのわずかな変化という見掛け倒しの変化か、真の破壊か。

ここが正念場なのだ。10年前のアルジェリアでは、自由選挙の容認によって権力イスラム原理主義勢力へも平等に分配されたが、今回もそうなるというわけではない。もしムバラクが去った場合、体制を引き継ぐことができる組織的な政治勢力が存在しない、というのが、リベラルの一方の心配の種だ。もちろん、そんな政治勢力は存在しない。ムバラクは、つまらないことに対する反対意見であっても、反対意見であればすべてを却下することを通して、そうした政治勢力を始末してきたのだ。その結末は、アガサ・クリスティの著名な小説タイトル、「そして誰もいなくなった」を思わせる。ムバラク自身やその混沌した政治をめぐる議論は、ムバラクに敵対する議論なのだ。

西洋リベラル派の偽善には仰天させられる。彼らは公然と民主主義を支援してきたのだが宗教のためではなく、非宗教的な自由と正義のために人々が暴君に対し叛乱をおこすと、彼らは深く懸念を示したのだ。なぜ懸念するのか。なぜこの自由のチャンスが与えられたことを喜ばないのだろうか?今日、これまで以上に毛沢東の古きモットーが適切だ。「天の下に混沌、絶好の機会」(訳注)。

さて、ムバラクはどこへ向かうべきか。答えは明白だ。ハーグへ向かうがよい。ハーグ国際司法裁判所に着席するにふさわしい人物がいるとしたら、それはムバラクその人なのだ。

訳注毛沢東のモットーについてはhttp://bit.ly/eSBrn9を参照。

2010-08-11

http://anond.hatelabo.jp/20100811155440

地代をせしめることが悪なのか、地代の額の問題なのか、それが気になる。

江戸時代小作農ってそんな生易しいものじゃ無いと思うんですけど…。

現代だと、ブローカ経由で海外に送られてパスポート取り上げられて売春させられるってのが近いのか?

マンションとか、企業とかいつでも辞めれる。その自由すらないんだよ。

突き詰めれば私有財産の否定

何をどう突き詰めると?

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん