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はてなキーワード: 専制君主とは

2019-07-07

本当の本当に専制じゃない国家ってあるの?

トランプ安倍金一族どこもかしこ実質的には専制君主による独裁国家じゃないか

2019-05-02

専制君主制じゃなくてよかった

妻とか娘の報道被害絶対さないよね。国民も同罪とまではいわないけど、俺だったらかなり恨んでいるだろう。象徴で助かったよな。

2018-12-23

anond:20181222233623

オリンピック開催決定は国民の総意ではないし、

役所勝手に決めただけの話。

しか費用国民税金

北朝鮮みたいな専制君主国でもない限り、国民全員が無償奉仕する義理などない。

2018-12-19

anond:20181219072856

元田の議題は日本デモが起きない理由

俺田はべつに革命暴動を礼讃しているわけではなく、デモ暴動効用成功例を比較対象として挙げてるだけで

スターリニズム万歳とかポルポト素晴らしいとか一言も書いてないっす

かといって専制君主制で永久に続くが一番良いとも書いてない

2018-12-08

anond:20181208154003

日本は(実質的にはともかく)絶対王政専制君主国家ではなく、一応建前だけでも民主主義日本国憲法で保証されているし、北朝鮮正式国名朝鮮民主主義人民共和国なのに全然民主主義でないという程度よりはわずかに民主主義機能している国だ。

今、お前が言ったような、お上が決めたことが嫌なら日本から出ていけ、というのは民主主義精神に反する。

国民国家の所有物ではない。

政権官僚組織行政などの機関は彼ら自身地位のためにあるのではなく、本来国民のためにあるものだ。

国民暮らしくいと感じる制度があれば、国民はそれに異議を唱える権利がある。

そういうことを言うと、こんなところに書き込んでいないで実際に行動起こせよ、という奴が決まって出てくるが、同じことを思う人間を集めて結束させるためにこのような場所に書き込むことは行動を起こすために必要なことだ。

2018-10-04

anond:20181004012444

国民代表専制君主ではない。

本来ならば、国民がやめろと言ったら代表は聞き入れなければならない。

民主主義絶対王政ではない。

政権与党のやりかたには目に余るものがある。

2018-09-26

anond:20180926004606

神は王様か、専制君主か?

俺たちは神のおもちゃか?

一体何がありがたいんだか?

2018-06-07

anond:20180605192445

言ってることは間違ってないんだけど、たぶん語っている場所が違うんだと思う。

セイバー政治は今で言う民主主義だし、焚書坑儒キリシタン迫害などに見られるように、専制君主的な中世政治体系から見ればむしろ邪魔思想

から民草のための政治を唱えたセイバーのあり方はたしかに正しい。

だけど、イスカンダルギルガメシュ衆愚政治の弱点についてしっかり語っていたように、現代民主主義もその脆弱さを見せているじゃない。


当時は武力行使こそが征服象徴であったけど、現代的な資本主義闘争によって行われるものに置き換えて考えるとすれば

いわばそれは現代におけるスティーブ・ジョブスビル・ゲイツ、あるいは孫正義松下幸之助のようなものであったとも言えないか

たぶんイスカンダルギルガメシュも、当時であるからこその武力闘争を行っただけで、現代資本主義ルールの中での闘争であればきちんとそのルールに則って征服すると思うよ。


そういう意味で、思想思考根本的な欠陥に対する明確な指摘をセイバーに示してみせたイスカンダルに、たしか覇道たる王の生き様(というより帝王学だよね)を見たと思うよ。

もちろん、孫正義ジョブスもゲイツも、現代一般人にとっちゃ雲の上の人で、興味のない人にとっては「なんのこっちゃ」だけどね。

2017-11-15

いわゆる独裁政治って効率そんなによくないよねって話

記事がどっかに流れてしまって、大したことを言ってないので探すのも面倒なのでこのまま書くけども、

民主主義より独裁のほうが効率よくないか、という話の反論というか徒然なる雑感です

 

まず基本的に、会社国家だと、会社経営者経営が失敗したら倒産して社員失業して、

それはそれで大変なんだけど失業保険とか再就職とかそこそこ逃げ道があるんですが、

国家が破たんすると会社と違って逃げられないという問題があります

日本語なんて日本しか通じないですし、今どきはどの国も難民に冷たくて排斥されます逃げられないですね

まり会社経営失敗してもしょうがないけど、国家運営失敗しちゃいけない

国の運営に参加してる人(国民)は、そういう「絶対に引けない戦い」をやってる

 

つぎに、経営政治がやってみて上手くいくかどうかは、究極的には「わからない」です

一部の例外を除いで正解なんかないので、特定事業に全リソースを注ぎ込むようなカッコイイことをやって

上手くいくかどうかは時の運というのは、会社はやっていいけど国家はやっちゃまずいです

 

つぎに、その一部の例外である「必ず正解する政治」ですが、

後進国先進国の真似をして追っかけるてのがありまして

先進国イギリスとかが成功したのはアメリカ大陸インドアリカを筆頭に超絶に搾取しまくったからですが、

そのあとを追いかける国が真似しまくったのが啓蒙専制君主とか重工業に集中投資とかそういうやつで、

今どきだと、いわゆる開発独裁ですよね。ソ連の五か年計画みたいのも入れちゃっていいと思うけど、

工業とか何もないところに工業を導入したら上手くいくというのが開発独裁の言い分ですけど、

しばらくすると高成長でごまかしてたのが成長が落ちて、取り分の配分で意見が分かれるようになって

正解のない政治世界に逆戻りしま

日本明治から戦後高度成長期自民党一党政治でずーっと開発独裁と呼んで差支えない状態でしたが、

80年代セカイイチ経済になったあたりで正解のない政治と向き合うようになり、それで政策失敗して今に至ります

 

さて、話の方向をちょっと変えまして、国会の話し合いとか時間無駄だよねって件ですが、

議会政治がないと、もっと効率が悪くなります

選挙自分たち意見を表明する人を出して話し合いをするわけですが、あれで大事なのは合意形成なんですよね

政治って、「あれはやらない、これはやる」というイエスノーもありますけど、

「あれもこれもやらないといけないけど、どこから順番に手をつけようか」ということをやりまして

橋をかけるのが先か、保育園を建てるのが先か、優先順位をつける

もちろん、最終的には全部やるということで、それぞれの現場議会の結果を持ち帰って、

「後で橋をかける順番になったので、先に保育園を作るのを協力してくれ」と、選んでくれた支持者に合意を説得する

みんなが「自分意思で協力する」体制を作るための議会なんです

 

これが議会がないとどうなるかというと、合意してない人にやらさないといけなくなる

自発的にやる気がある人だったら、自分で動いてくれると期待できます

けど、やらされてると感じてる人だったら、隙を見て自分の都合でサボります

サボる奴は監視して管理すればいいだろう、と思うかもしれないけど、そうすると、管理費がかかります

人間自分の面倒もろくに見きれないのに、他人の全部を監視できるわけがない

管理って大変なんです

 

会社だって、人数が増えると少人数の頃に比べて管理費が膨大に膨らみます

IT革命って「管理費がちょう安くなるよ」って話だったはずなんですが

現状、総トータルの管理費あんまし変わらん感じでして、むしろ増えてたりもしまして

大企業で10万人単位かそこらの管理で大変なのに、日本国場合、億ですよ億

 

1億の人間監視して管理して効率よく動かそうと考えた場合コストって、どれだけかかるか見当もつきません

警察官をどれだけ増やせばいいのか。警察官監視する内部監査職をどれだけ用意すればいいのか

かといって、管理しきれないからと放置して、みんなが好き勝手に動いたら、効率よくなるわけがない

 

独裁とか専制とか、管理費用がかかりすぎる仕組みを高成長率が期待できない状態でやったら、管理コスト国家が縮小してくしかない

地下資源取り放題とか植民地搾取とか奴隷狩りとか、そういう美味しい搾取が出来るなら話は別です

独裁体制軍事増強して韓国中国に攻め込んで奴隷労働者を確保できるとかね

今は乱世だ、朝鮮半島を再植民地化して搾取しようとか、そういうビジョンがある人が独裁を唱えるなら、それはそれでアリかと思ったりしま

そうじゃないと現実的じゃないと思います

それが不可能というなら、国内コスト負担するしかないので、つまり国民負担がかなり重くなります

 

最初の話に戻りまして、なにが正解かわからない現状の政治に参加する(参加させられる)にあたり

管理費を軽減するための合意形成のための議会って大事だと思います

2016-06-13

ジャガイモはなぜ日本人主食にならなかったのか

http://anond.hatelabo.jp/20160609124904

色々な答え方があると思う。

1.日本人別に米ばかり作っていたわけではない

戦前軍隊では「故郷では食べられなかった白米を食べられて嬉しい」という兵隊が多くいた。

稗、粟、黍などを主食とする地域、白米を主食とする地域など、日本農業多様性に富んでいる。一地域内での多様性という意味でも同じ。

比較史的にみて日本人口変動がかなり安定的に推移しているのは、そのことと無関係ではないだろう。

日本においてジャガイモは「飢饉対策」として導入されており、要するに「主食の変更」というより「農業多様性の増加」を目的としていたように思われる。

ちなみに最近は「主食」という概念自体があまり普遍的ではない(特定地域しか通用しない)概念であるという指摘もされているのだが、ややこしいので略。

2.税と米

こうした多様性にも関わらず、米が「主食」とみなされていることの一因は、いわゆる「年貢」の存在に求められるだろう。

白米が貨幣的な性格を持ち得たのはなぜなのか、「私鋳銭や破欠銭などの悪銭が一般流通し、貨幣価値が安定していなかったから」と言われている。

16世紀ごろから戦国大名年貢を銭納から穀納に切り替えるので、そのころに画期があったのだろうと思われる。

要するに、ジャガイモが伝来した16世紀以降においても、米は作らざるを得ないものだったのである

3.食文化の変化と国家による強制

「税の徴収」という観点から江戸幕府農業政策の中心を米においていたとして、

農民商人による自発的な変化」としてジャガイモ中心の食文化が生まれ可能性はなかったのか、という疑問は当然生じるだろう。

結論としては、「可能性がなかったことを否定するのは悪魔の証明に等しく、困難」だが、17世紀以降、国家干渉によらずして自発的食文化が大きく変化したという事例は極めて稀であり、日本においてもまずなかった、ということになるだろう。

不安定生活を送る農民にとって主要作物を変化させることは大きな博打であるプロイセンロシア、(イギリス支配下の)アイルランドジャガイモで知られるこれらの地域は、いずれも専制君主植民地政府苛烈支配のもと、ジャガイモの普及を進めていった(中公新書ジャガイモ世界史』を参照)。日本においても明治以降北海道や、満州においてジャガイモの作付が奨励されている。その意味では、日本では明治以降にこそ「ジャガイモ主食化」の可能性があったということになるのかもしれないが、一方では「日本食」という観念が広がりを見せ、他方では食の多様性が増大しつつあったのだからジャガイモが「唯一の主食」の地位を占める可能性はもはやなかった。

2016-06-03

忘れられない残業の思い出

専制君主は臆病な人間だ。臆病で怖いか専制君主になる。

怖がれ怖がれ。もっと怖がれ。

 

才能があったり、優秀な人であったりする人に対し、条件反射的に

暴言を吐いたり、意地悪をしたり、攻撃する人がいる。

平気で人に暴言はいて、意地悪できる人が、今、周囲に4人いるんだよね…はあ~

http://anond.hatelabo.jp/20160603002230

では溜息を吐いてる君のために

オレの思い出を話すことにしよう。

 

 

「俺がすべて決める。おまえらは俺の命令に従うことだけ考えろ」

 

毎日そう言い続け、怒鳴り続けていたのが会社常務で、妻が専務

社長常務の妻の母という典型的同族会社でオレはバイトをしていた。

職場常務の前では戦々恐々としていたが

常務に信頼されていた年長従業員職場にいたおかげで

なんとか職場は持ちこたえていた。

 

ある日、専制君主だった常務が突然体調を崩し入院した

そしてそのまま休職し、二度と会社には戻らなかった。

常務病院スパゲティみたいにチューブだらけの体になり

8か月苦しみ抜いて死んだ。死因は胃癌だった。

死んだあと葬式があったが

出席した従業員は一人もいなかった。

  

葬式の日、従業員は口裏を合わせ

会社で一番優秀な従業員職場派の年長従業員

ふたりそろってわざと大きなミスをした。

そして葬式出席命令を出した専務社長にこう言った。

 

今日はめずらしく○○さんと私の大きなミス

みんなで残業しなければならなくなりました。すみません

 

そうやって職場従業員全員で葬式ボイコットしたのだ。

その日ほど明るく、楽しく、笑い声の多かった残業は無かった。

これが最後残業になる

最後残業にしなければならない

同僚はみんな口には出さずとも

心の中でそう思っていたのだ。

  

そして最後残業のあと

従業員一同は葬式には行かず

酒場宴会を開きみんなで祝杯をあげた。

それは人生で一番うまい酒だった。

  

常務! どこにいるんです? 飲んでますか?」

常務! 飲んでください!」

「遠慮しないで飲んでください常務

わたし常務におごります!」

「どうしたんですか常務!? 元気ないですよ」

常務は酒の飲みすぎで死んだよ」

「えっそうなの?」

効果の無い抗がん剤たっぷり使ったせいで、ムダに苦痛が長引いたそうだよ」

「その病院医者はえらい!」

「やったな!」「乾杯!」「カンパーイ!」

  

こんな感じで宴会はもりあがり

同僚みんなで大爆笑した思い出は

オレの人生の最高の思い出となった。

 

その日の「抵抗残業」がきっかけになり

もう誰も会社残業命令に従わなくなった

半年後、同僚全員が次の職場内定を決め

一斉に退職願会社に出した。

 

あれから21年が経つ。

風の噂では社長は死に、専務も死に

従業員技術生産力に依存していた会社

労働力を確保できず自滅して解散したらしい。

だが会社があった場所には

常務が生きていた頃の会社看板

かつての従業員の恨みがまだ残っている。

いまはもう、常務がなんという名前か思い出せない。

思い出すのはあの葬式の日の残業

宴会で見た同僚の笑顔だけだ。

 

   

2012-12-25

http://anond.hatelabo.jp/20121225114337

アップルだってジョブズ専制君主給料良くないとやってられん、みたいな話あちこちで出てたしなあ。

所詮この世は弱肉強食、強ければ生き、弱ければ死ぬ、でしょ。

2011-11-01

http://anond.hatelabo.jp/20111031223226

増田の記事、妹のモナ・シンプソンが描くジョブズは、美しい。

だが、ほんとうのジョブズは、もっと冷酷な人間だったそうです

妹はさすが作家だけに、事実を美しく描くことに長けているけれども、たとえば、

はいつも、一緒に働く人々の恋愛生活を気にしていました。

というエピソードの実態は、

Macintoshの開発中にもスタッフらのガールフレンドや妻たちを酷評することは日常だったという。

だって自分彼女女房の悪口など他者から言われたくはないが ジョブズは他人の思いなどに気持ちが向く人間ではなかったようだ。

だったとしたら、笑えませんか?

ぜひ、ジョブズの妹の弔辞を読んだ後に、このブログ記事を読んでください。

(元の文は長いため、所々を中略している)。

スティーブ・ジョブズの陰の部分に光を当てる!

2010/04/23 by松田純一

スティーブ・ジョブズはいまや世界もっとも有名な経営者でありそして大金持ちのひとりである

アップルの共同経営者LisaMacintoshは勿論 iPodiPhoneといった世界的ヒット商品を生み出したというだけでも歴史に名を残すのに十分だが、瀕死のApple復職した後の活躍たるやまさしくスーパーマンである

しかし彼は常に負の部分を多く持つ人物としても知られている。

(中略)

彼の負の部分、陰の部分とは 誰の人生にもあるであろう例えば青春の一時期…粗野で他人を顧みない言動をする…といったことではない。

私が最も忌み嫌うことは 信頼している人たちを裏切るというその一点にある。

筆者は、ジョブズが人を裏切る例として、まずは、比較的よく知られた、ジョブズ詐欺話を紹介している。

アタリからブロック崩しゲーム機設計を頼まれたジョブズ。彼は親友スティーブ・ウォズニアック一人に仕事を丸投げし、ウォズニアックは48時間設計を完成させた。

ところが1,000ドルという報酬額を隠し、「600ドルをもらったので折半しよう」と言って、400ドルを懐に入れてしまった。

親友を裏切ったジョブズ。後日それを知ったウォズは、泣いたという(多分ほんとうだろう。ウォズは感激屋で、ジョブズが亡くなったときインタビューでも、泣いている)。

しかジョブズは、親友を裏切ったことを「覚えていない」で済ましたそうだ。

また、1978年5月ジョブズの娘・リサが生まれたものの、ジョブズは実子であることを決して認めず、その頃は億万長者だったのに、養育費もまともに払わなかった。

1979年の夏、ジョブズはやっと父子鑑定テストを受けることを承諾したが当時はまだDNA鑑定はなかったものの結果はスティーブ・ジョブズがリサの父親である可能性は94.97%と出た。

しかしそれでも彼は自分の子供ではないと主張し続け養育費を払おうとはしなかった。

リサの母親はやむなく生活保護を受け、裁判沙汰となりようやく養育費を支払うことや医療保険を与えることなどに合意したものの、当の子供に会うことを拒絶し続け父親であることを認めなかった。

ちなみにその後認知和解しているが…。



暴君として振る舞う彼のエピソードもある。

また有名な話のひとつApple社ストックオプションの話題がある。

すでにジョブズApple株式公開を果たしたことでアメリカ有数の金持ちになっていたが、自身の力を見せつけるためか 創業期から苦楽を共にしてきた社員たちの多くがジョブズのひとことでストックオプションを与えられなかった。

新たに入社した社員たちには与えたにもかかわらず…である

なにしろ従業員第一号だったビルフェルナンデスにも恩恵はなかったというのだから酷い話だ。

見るに見かねたスティーブ・ウォズニアックは「ウォズプラン」と名付けたプラン実施する。

それは自分の持ち株の1/3ほどをストックオプションを受けて当然だがもらえなかった人たちに与えるというものだった。

こういう威圧的専制君主ぶりのためか、ジョブズはよくハシゴをはずされるが、彼は、はずされたハシゴの代わりに他人を踏み台にして上を目指すのがお得意なようだ。

1980年ジョブズにとって初の大きな挫折が待っていた。

それは「宇宙をへこましてやる」と豪語までして開発を進めていたLisaプロジェクトから外されたことだ。

この決定は社長マイク・スコットによるものだが、マイクマークラらも賛同していたという。

会長というポジション祭り上げられたジョブズだったが目標を失っていたものの、翌年ジェフ・ラスキンが細々と進めていたMacintoshプロジェクトに目をつける。

そしてCPUモトローラの68000にするよう圧力をかけるなど大幅な路線変更を命じ、様々な口出しをするようになるが ジェフ・ラスキンはなすすべもなかった。

結局ラスキンジョブズと小競り合いを繰り返しながらもAppleを去らねばならなかった。

そのMacintoshプロジェクトでのエピソードが、冒頭に挙げたもの

Macintoshの開発中にもスタッフらのガールフレンドや妻たちを酷評することは日常だったという。

だって自分彼女女房の悪口など他者から言われたくはないがジョブズは他人の思いなどに気持ちが向く人間ではなかったようだ。


そして開発スタッフらと外食に行けばスタッフらはジョブズの態度に目を伏せ恥ずかしさに震えなければならなかったという。

なぜならジョブズには出てきた料理を突き返すという癖というか習慣があったからだ。

自分権力を見せつけようとするかのようになんだかんだと難癖をつけて料理を突き返す。

間違った料理が運ばれてきたわけでもないのに…であるマナーも思いやりも彼にはないようだった。

さらに大金持ちなのに払い汚いことでも知られていたという。

先日ジョブズが通った寿司屋インタビュー記事を読んだが、TBNというニュースサイトの主は、そういうジョブズを「海原雄山」みたいだと指摘していて、笑った。


記事にはこの後、彼がアップルに返り咲いて、彼を引き上げてくれた恩人たちをどのように追放していったかも書かれている。

この辺り、講談社の最新の伝記には、どう書かれているんでしょうね……。

さらに、彼の恐怖政治の実態について。

とにかくAppleの体制を立て直し業績を上げるという目的のためには恐怖政治さながらの雰囲気を社内に作ったことでも知られている。

よく話題になることだが、この頃Apple社内ではジョブズエレベータに乗り合わせるのを怖がり階段を利用する社員たちが目立ったという。

それはエレベータ目的の階に着くその間にクビになることがあったからだという。

エレベーターでいきなり「お前はクビだ」といわれる恐怖。

ヤダヤダヤダ。

考えたくもない。

こんど私が社長と一緒にエレベーターに乗ったら、この話を思い出して、オシッコをちびりそうだ。

筆者は最後に、ジョブズについてこう述べている。

さてAppleに復帰しAppleを盤石の体制にした功績は間違いなく彼にあるし最近ではジョブズも丸くなったという説もある。

まあ、こんな憎まれ口をたたいても何の得もないわけだが、世間にはAppleの躍進を追い風にし諸手を挙げてスティーブ・ジョブズを素晴らしい人物と評価する傾向があるのが些か気になるのだ。

確かにビジネス成功することや金持ちになる…有名になるということが人生目標であってもそれが悪いわけではない。そしてAppleという企業や魅力的なプロダクトも無くなっては困るわけだがスティーブ・ジョブズという人物は正当な理由も無く、理不尽きわまりないことで立場の弱い人はもとより、信頼すべき周りの多くの人たちを不快にし傷つけてきた男であることも忘れてはならない。

( 引用元 http://www.mactechlab.jp/from-mactech-with-love/11840.html )

© 2003 - 2011 Macテクノロジー研究所

なお、こういう文章をはてな転載すると、「筆者乙」などと書かれそうだけど、違いますよ~。

ほんとうは、増田の文章を読んで感動していたのです

そして、こんなに立派なジョブズが、リサの母親と別れた理由は何かを「ジョブズ」「離婚」「理由」などの言葉検索するうちに、一年前以上前のこの記事をみつけたのだ。

妹の弔辞を裏打ちする、面白い記事だと思うけど、どうでしょう

(もしもブログ主の筆者にとって不愉快ならば、すぐに削除するのでご自身のブログにてそのようにお書きください。すぐに指示に従います。)

家族から見たジョブズと、大衆から見たジョブズ

そして、それとかけ離れた、彼と仕事をともにした人々から見た、ジョブズの姿。

異なるエピソードならともかく「スタッフ恋愛に関心を持つジョブズ」のように、まったく同じエピソードですら、正反対の評価になるのだから、なにが正しいのか、よくわからなくなる。

2010-12-05

君主制民主制について考えた

天皇制とか王制というのは、政府外交の一部を天皇家や王家に外注してるようなもんだと思う。

あるいは、こうもいえるかも。

ニッポン放送フジテレビの関係みたいに、子会社政府)のほうが大きくなっちゃって親会社はお飾りになってしまったと。

外交システムの一部としてみるなら、まあまあ効率がいいシステムであるわけだし。

上場会社だったらニッポン放送の株を買われたらフジテレビも傘下になってしまうとかそういうのがあるんだろうけど、天皇家が惨殺されてしまったら日本という国がなくなるというわけでもなさそうだし。

別に神様を信じてなくたって神社で手を合わせたりするのと一緒で、なんとなく尊敬してるふりして、なんとなく日の丸君が代に敬意を払ってもいいんじゃね?

(敬虔なクリスチャン神社で手を合わせたりしないそうだ。神前式結婚式に参列したときとかどうするんだろう?なんか大変だなぁ。)

たぶん、中高の教育のせいだと思うのだけど

君主制vs民主

たいなノリで歴史を語るじゃん。

でも、君主制民主制かなんて政治システムたいした違いじゃないような気がする。

たとえばギリシャ連合vsアケメネス朝だって、どっちのほうが国家としてのシステムが優れてたかっていったらアケメネス朝のほうが近代国家に近い政治システムを持ってたと思う。

都市、あるいは村みたいな小さな単位で話し合いで政治をしてたところと、官僚制が整備されて腐敗防止に中央直属の監察官がいて、軍制が敷かれ、統一通貨制度がある国の戦争をとりあげて、「民主主義専制君主制の戦い」と言うのはどうしたものだろう?

僕は事なかれ主義なんで、流される。

躊躇なく流される。

神社拍手を打つし、卒業式では君が代を歌うし、キリスト教式の結婚式では賛美歌を歌うし、宴会ではゴム手袋を頭からかぶって鼻息で割る。

2010-07-21

アクション書評 梅棹忠夫文明の生態史観」 (1966)

①まず読んで、これはずるい、と思った。

第一にこれはきちんとしたかたちの「論」なんかではない。

著者自身がくりかえしそのことを強調している。「文明の生態史観」は今後の研究のための作業仮説であり、デッサンであり、研究計画、である、と。つまり研究者にとって、もっともしんどいけど絶対に必要な、史料や文献によって自分の仮説を検証したり補強したりするという作業をすっ飛ばしている。記者が、裏をとらずに想像で書くようなものだ。政治家が、公約だけで政治を行うようなものだ。

②そうはいっても、このビジョンはすごい。

 なぜ世界(ことユーラシア大陸内)には経済が発展し豊かな国々がある一方で、貧しい国があるのだろうか。なぜ他ならぬ日本けがアジアの中でこれほどまでに高度な経済発展を遂げているのか。まずこの問題意識がいい。こうした問題意識は、こんにち「グローバルヒストリー」として、世界史の1つの重要研究テーマになっている。著者は50年前の早くからそれを予見し、問題提起をおこなっていた。この先見性には、正直舌を巻く。

 また、その問題意識のもとで提示した仮説も面白い。とくに著者が両者を分け隔てたものとして強調するのは、西洋日本はともに封建制で、それ以外のユーラシアの国々は、独裁制専制君主制をもっぱら、敷いてきたという指摘だ。前者は1人当たりの富を育成する方向に進むが、後者は特定の為政者に富が集中したまった富がおりていかない。(ただ、一口封建制と言っても、日本西洋封建制は実はかなり違うものであることが専門家から指摘されていることには注意したい)。

③ただ、さすがに時がたったな、と思う記述もある。

 それは、この本で扱われる日本ポジションだ。西欧社会に唯一肩を並べる、ユーラシア大陸でも特別な存在、として描かれている。日本が今繁栄しているのは、(後進国中国はなく)先進国西欧社会文明史的な共通点があったためだ、と主張する。「日本とそれ以外のアジアでは交通、通信など密度がぜんぜん違う。決定的な違いは工業力だ」とまで言い切っている。梅棹先生がも50年後にこれと同じテーマで本を書いたとして、日本について同じような見方をできるだろうか。興味深い

2009-11-15

中世中国の罠。科学技術開発はなぜ必要か。

科学技術開発の削減というのは

中世以降の中国科学が著しく衰退した現象を思い出さされるんだわ。

元来中国って、火薬・紙・印刷発明したりと、中世まではダントツ欧州にも(技術的な意味で)勝っていたのだが、

その後明らかに逆転され、最終的には植民地化されるほどの憂き目を見る。

・・・なぜか?

専制君主の定着と

孤立社会」の形成が原因なわけだ。

なぜなら、専制君主だと簡単に開発が止められてしまうからだ。

鄭和中国から、アフリカまで欧州より遥かに大きく技術的にも優れていた大船団で

航海出来たのも、(正直、欧州より先に世界分割出来てても可笑しくはなかったのに)

時の皇帝に止められてしまった。

だからこそ数世紀後、立場が逆転する・・・・。

文化圏において、結合度合いが小さいのから大きいのまであるけど、

一番発展するのは

大きめだが政治的に分割されてるってとこみたいなのさ。(このへんはシャレド・ダイアモンドの本に譲る)

だからオーストラリアパプアニューギニア人口過疎の人々が技術も作れず、

原始時代よろしくの生活を送っていたし、

食料豊富古代イラクエジプト中国インドにおいて、初期文明が発達した。

しかし政治的結合が強くなりすぎると、

それ周辺に在り、なおかつ、彼らより政治的結合が弱い国々、つまりヨーロッパとか日本とか

が台頭してくる。

・・・・自由なきところに技術は育たないから。

そして現代。

やはり技術はなおさら大きい。中世中国の愚は、歴史の教訓として、考えてもいいと思う。

2009-10-03

http://anond.hatelabo.jp/20091003173725

ていうかでもデザインに関してはこの日本ではあきらめるしかないよね。

役人建設会社デザイナーもセンスのセの字も持ってないんだもん。

そして仮に持っていたとしてもそれを実現する権利はない。地権者とか色々いるからね。

昔のヨーロッパとかだと専制君主が庶民を泣かして立ち退かせてお抱えデザイナーにムリクリ作らせたりしたんだろうけどね。

2008-12-18

http://anond.hatelabo.jp/20081218002120

ちょっと前までは結婚する前に性交渉をしたことがあったというだけで離婚を言い渡されるということもなくはなかったので、今はだいぶ良い時代になったんじゃないかなーということだと思うけど。ただ、今現在がこういう風に変わってきたということは、「処女じゃなきゃ絶対に嫌だ」という価値観では支障があったということだよね。昔に戻るということは考えにくいと思う。よっぽど専制君主政治にでもならない限り。

2008-11-28

http://anond.hatelabo.jp/20081128223017

こいつはお笑いだ。

民主主義を全面否定か?


2世3世だけでやっていったほうがいいのであれば、専制君主制か立憲君主制のほうがいいだろう。

2008-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20080727162043

たりえねえと思う。

役人ごときには無理なんだよ。センスと権限の問題。

そういう教育を受けてきてる専制君主みたいのが庶民泣かせてガッとやるくらいでないと。

2007-11-29

http://anond.hatelabo.jp/20071129002455

中国共産党、あれは実質共産党ではないよ。

専制君主国家が少し形を変えて国民の目をごまかしたにすぎない。

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