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はてなキーワード: 実験ノートとは

2014-08-17

http://anond.hatelabo.jp/20140817170839

若山氏が語るべきだけど語ってないことはまだあると思うが、何でもかんでも疑うのは筋違いだろ。

STAP論文はたくさんの実験によってロジックが組み立てられていて、それぞれの実験担当者はだいたい明らかになっていて、疑義が生じている数々の実験は小保方氏のものだろ。若山氏のノートをチェックしたって真相がわかるわけないじゃん。

共同研究っていったって全部の実験を一緒にやってそれぞれがノート取るわけじゃないから実験ノートは実際に担当した人間が書いたものが唯一のソースだよ。もちろん日常的にデータ検討していれば誤りや不正を見抜きやすから、そこが甘かったっていう批判はすべきだと思うけど、「若山氏のノートをチェックしないのは不公平だ」とかいうのはあまりに外しすぎてて話にならない。そんな主張が出てきた時点で残りを読むのが無駄とわかるレベル

2014-07-29

STAP細胞仮説の現況

これによって、仮説を支える論拠自体が消滅した。よって、「弱酸性の刺激を与えた動物細胞から万能性細胞が生まれる」という仮説は、俺が「ネス湖ネッシーを見た」とか「古代日本大陸からきた騎馬民族に征服された」とか主張するのと同レベルの仮説になった。「仮説」というと聞こえはいいが、彼女(とその協力者が)積極的証明しない限り「勝手に言ってるだけ」である

これに「ちゃんとやりました」と反論しようにも、実験ノート杜撰すぎて「疑惑はこの点がおかしくて、実際はこうだ」「自分がこれこれこういう方法で作った」と証明できない。

今後、理研再現実験を除いて、もし仮に誰かが似たような方法STAP細胞を創り出すことに成功するかも知れないが、その場合賞賛されるべきはその人だけであって、小保方氏には何の功績も与えられない。路上で「東北にもうすぐ大地震が来る!」と20年前から叫んでた占い師(がいたとして)と同じ扱いになる。

にもかかわらず、文科相まで応援に回って理研再現実験をやってる。やるのは勝手だが、その金と時間とスペースとポジションを他のポスドクに回した方が遙かに有益な結果が得られるだろうと多くの研究者は思っている。

2014-07-20

世界一黒い鼻の穴」、理研が開発

(CNN) 英ロンドン郊外で開催中のファーンボロー国際航空ショーに出展され、話題を呼んでいる黒い鼻の穴。理研が開発した「世界で最も黒い鼻の穴」はまるでブラックホールのように光を吸い込み、そこに取り込まれた物体の形状を人間の目で見分けることはできない。

小保方晴子」と名付けられたこの鼻の穴は光の99.96%を吸収する。黒い塗料などの通常の黒色では吸収率が95~98%。開発元の理研によれば、英国物理学研究所米国立標準技術研究所試験されたなかで最も黒い物質だという。

STAPオボカタは早稲田学位商法日本国内大手からできており、ES細胞上で捏造される。ES細胞だけのときは目に付く表面のしわも、小保方晴子に覆われるとまるで消えてしまたかのように識別できなくなる。

実在しないようだと言う人もいる。有無を識別するのに必要なだけの実験ノートが出てこないから」と、出張相手の笹井芳樹氏は言う。

ではこれを使えば、究極の人工ブラックホールが作れるのではないか――笹井氏の答えはノーだ。「2次元ボール紙の切り抜き」のように見えるだろうと笹井氏は言う。

小保方晴子捏造や偽造、虚言など、公正性や正確性を抑制することで性能が向上する不正行為への利用が考えられている。また、ニセ科学2chからも熱い視線を集めている。

小保方晴子の開発は日本政府技術戦略委員会助成を受けて行われた。同社の竹市雅俊最高技術責任者は「鼻の穴の不正行為への応用において理研が成し遂げた大きな技術革新だ」と鼻の穴をふくらませる。


http://www.cnn.co.jp/fringe/35051098.html

2014-07-01

STAP再現実験未来予想図

皆さんご存じの通り、STAP細胞事件では小保方氏は完全に真っ黒なわけですが、なぜか彼女再現実験に参加することになったそうです。そこで今のうちから再現実験の経過・結果についてあり得る可能性を想定しておこうと思います

1. STAP再現できましたよパターン

まず、ジェームズランディーのこの言葉を何度も読もう。

どんな手品師も、科学者ほど騙しやすい者はいないと言うだろう。

http://honz.jp/articles/-/40354

「最終的に再現できた」という発表があった場合、外部の研究者は「いくら何でも理研が嘘はつかないだろう派」「理研は嘘をつかないけど簡単にだまされるよ派」「理研は嘘をつきます派」にわかれるだろう。もちろんSTAPの再現性が本当に担保されるためには、第三者機関で再現される必要があるわけだが・・・。なんて言っている内に、最初のSTAP論文二報の問題点はうやむやになって、処分もうやむやになる、かもね。少なくとも世間的にはどうでもよくなっているだろう。

2. ポジティブっぽい結果がリークされるパターン

週刊誌か、科学に疎いどっかの新聞社あたりが、リークに基づいて「STAP再現か?」的な記事を書く。その後の展開として、

2-1. 理研公式見解として「最終的には再現できませんでした」と発表される。でも大勢の「STAP信者」or「陰謀論者」が「本当はSTAP細胞はあったのだ。だってそういうふうな報道あったし」とか言い始めて収集がつかなくなる。そしてSTAP詐欺が大流行

2-2. 理研公式見解として「最終的には再現できませんでした。でもそれに近いような近くないような結果に見えなくもないような結果がでました」と発表される。「さらなる研究必要と考えられます無限ループ

3. 体調不良パターン

再現実験の途中あたりで体調不良実験離脱。もう少しやっていたら再現できたのでは的な意見テレビコメンテーターがのたまう。2のリーク記事が出たあとで離脱すると、なお良い。

4. 逆に訴えるよパターン

再現実験の途中あたりで、何らの理由をつけて小保方氏が理研or理研構成員を訴える。「理研のせいで再現実験が止まったじゃないか!」

5. 全然だめだったよパターン

普通に再現できない。本人は当然言い訳をする。曰く

5-1. 微妙に間違った実験条件で再現実験トライしていたことに途中で気がついた。ただし、それに気がついたのが遅かったため、本当に論文と同じ条件では実験できなかった。あと少し時間があれば・・・。

5-2. 実験ノートをとっていなかったため、以前成功した方法と全く同じ方法を繰り返すことができなかった。論文記載の作成方法でやればいいじゃないかって? それは成功した方法とは違う。なぜ違うのかは・・・未熟だったのでよくわからない。

5-3. 私は全く同じ実験条件で作っている。これでできないのだから他の人間不正をしていたということだ。

5-4. 理研からあーしろこーしろと色々言われたせいで、自分ベストのやり方で実験ができなかった。

5-5. なぜできなかったのか全くわからない。STAP細胞はありまーす。

6. その他

他の可能性もどしどし足していってください。

2014-05-30

http://anond.hatelabo.jp/20140530113708

そりゃまあ(実験ノートという名の落書きを全世界晒し嘲笑された)小保方さんだって、一般企業就職試験レベルだったら超優秀なトップ層だしな。

でも結局旧帝大理系学部学生や一流研究機関で成果を出してる研究者は昔からほとんど男性なままなわけで。

2014-05-11

STAP細胞問題について妄想

チェス盤を返してみてふと気づいたことがある。
小保方氏は理研という組織破壊するために送られたスパイなのではないか。

第一の矢 - 大手科学誌への投稿

捏造したデータでの大手科学誌の投稿
これで世間からの注目を浴びることになる。
ちなみに、Nature 掲載前に Science にも投稿している。こちらは不正を指摘されていたようだ。

第二の矢 - 追実験

おおいに注目を浴びた後、追実験がはじまる。
そこで御存知の通り不正が暴かれるだろう。

第三の矢

そして、今回の実験ノートである。あのノートから論文は書くことは到底出来ない。

これらから導き出せること

理研自体が査問機関として成立していないことを告発し、理研権威を失墜させるための茶番なのではないだろうか。

よく考えてみて欲しい。あのノート弁護士が公表を渋っていたのを押し切ってのことである
普通科学者であれば、あのノートを公開して得があるとは考えにくく、実験をきちんとやっていたどころか氏の研究者としての資質も疑われるのは間違いない。
ノートを後悔してよかったことは、ようせいが確認できたことぐらいのものである

それなのになぜノート公開に踏み切ったのか?
理研では査問機関が成立していないことを告発するためである
まり理研プロダクトは信用なりませんよ?ということを公表したいのではないか。

次の手

おそらくこれだけでは氏とそのユニット自体が切られて終わりだろうと思う。
とすると、理研破壊活動をするにはあと1〜2手必要な気がする。

もし本物のスパイであったとしたならば、その手はすでに打ってあることだろう。
どこかのノーベル賞受賞者研究成果が実は怪しいとか。
しかしたら理研だけじゃなく、日本自体を沈めようとしているのかもしれない。





・・・この事件から日本を救えるのは、読者のあなただけだ、力を貸して欲しい。

弁護士本心

http://anond.hatelabo.jp/20140511082604

弁護士としては、とにかく有名になり、どんな案件でも引き受けますよとアピールしたいわけですよ。

そのためには、定期的に炎上ネタを投下して、その度に反論する必要があるわけだ。

だいたい、実験ノートなんて、例えば32ページ分を1枚の写真に収めれば

・丁寧に実験経過が書かれている印象

・文字が小さいので内容を精査するほどには読み取れない情報保護

目的が達成できるんですよ。

でも、絶対やらない。

STAP騒動が一件落着してしまえば、弁護士が表にでる機会が減ってしまうから

2014-05-10

http://anond.hatelabo.jp/20140509200033

年度更新契約が最大5年続くという、任期制になっている。

このシステムからこそ、すごい才能に見える人を、実はとんでもな変な人

かもしれないというリスクを取って採用することができる。

からトラブル起こして契約更新してもらえないという今回の事態は、

理研の人事制度として織り込み済みのリスクであって、理研としては

ただ淡々と処理される事態だと思うよ。単に周りが騒いでいるだけで。

それは違う。今回の事態は織り込み済みリスクではない。

理研の人事制度として織り込み済みのリスクというのは、才能のある人が頑張っても良いデータを出せなかったり、優れた研究計画に見えても実際は欠陥があったり、運が無かったりして結果が出せないということ。

今回のように、捏造癖があり、虚言癖があり、実験ノートもちゃんと取れない人間採用されてはいけない。

このリスクは5年任期制で回避するのではなく、採用の段階で回避されるべき。

2014-05-09

要するに

オボ『STAP細胞捏造の疑いかけられたの…』

理研審査委員会『あらら?言いがかりかな?実験ノートはある?』

オボ『昨日まではちゃんと認められてたのに。なんでいきなり疑いかけられたんだろう。』

理研審査委員会ネットって怖いよね。で、真正画像があるかどうか知りたいんだけど実験ノートはある?』

オボ『今日内閣府まで行かなきゃならないから捏造の疑いかけられたら困るのに』

理研審査委員会『それは困ったね。どう?実験ノートはある?』

オボ『前に出した論文ではこんな事無かったのに。Natureになんて出さなければよかった。』

理研審査委員会『…実験ノートはある?ない?』

オボ『○時に約束からまだ時間あるけどこのままじゃ困る。』

理研審査委員会『そうだね。で、実験ノートはどうかな?あるかな?』

オボ『え?ごめんよく聞こえなかった』

理研審査委員会『あ、えーと、、実験ノートはある?』

オボ『何で?』

理研審査委員会『あ、えーと、捏造を疑われてるんだよね?実験ノート真正画像があればいいから

オボ『何の?』

理研審査委員会『え?』

オボ『ん?』

理研審査委員会実験ノート真正画像があるかどうか知りたいから実験ノートみせてみてくれないかな?』

オボ『別にいいけど。でもSTAP細胞あったら実験ノート見なくてもいいよね?』

理研審査委員会『いや、だから。それを知りたいから実験ノート見せて欲しいんだけど。』

オボ『もしかしてちょっと怒ってる?』

理研審査委員会『いや別に怒ってはないけど?』

オボ『怒ってるじゃん。何で怒ってるの?』

理研審査委員会『だから怒ってないです』

オボ『何か悪いこと言いました?言ってくれれば謝りますけど?』

理研審査委員会大丈夫から。怒ってないから大丈夫大丈夫から

オボ『何が大丈夫なの?』

理研審査委員会実験ノートの話だったよね?』

オボ『STAP細胞でしょ?』

理研審査委員会『ああそうSTAP細胞の話だった』

2014-05-08

素朴な疑問

なぜ小保方氏だけが取り沙汰されているんだろう・・・

他の共著者の方は?

若山氏のこの話とかは何なんだろう・・・ → http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20140410/392288/?ST=career&P=1

この実験ノートおかしいのなら → http://www.asahi.com/articles/ASG5772TJG57PLBJ006.html

笹井氏などが指摘したりはしなかったのかなぁ・・・

分担していたみたいだし。 → http://apital.asahi.com/article/story/2014031400005.html

からないなぁ・・・

2014-05-02

[] ものさなひとのためのてきとうなまとめ

(俺の偏見が入ってどこかに偏るだろうから本当は資料読んで自分で判断して欲しいです)

山中

2000年にThe EMBO Journalに掲載された論文について


研究不正はなかったが研究ノートがなかったことを謝罪 → 謝罪したこと・一部実験ノートがなかったことが大きく報道される)

石井

インターネット上で指摘されている当研究室からの論文についての疑義について(PDF)

石井俊輔氏が責任著者となっている論文に関する疑義を頂きました - warblerの日記

(匿名から相談片瀬氏が代理検証されている。研究者らしい健全なやりとり)

  • この図とあの図が似ているよ → 実験ノートを公開。検証中に間違いが見つかったのでいくつかの図を差し替え
  • この図同じじゃね? → 同じ実験なので同じ図です(超省略)
  • 切り貼りがあった → スペース節約のため必要な部分だけ切り出しました(図を見たほうが早い ここの6ページ目 )


研究不正はなかったが「疑念を抱かせてしまったこと・迷惑をかけたこと」について謝罪 → 「図の切り貼りがあった」「疑義をかけられた」として大きく報道


ここまで。

間違ってるかもしれんから自分で資料読んで判断してくださいよほんとに(2回め)

以下、おまけ

個人の感想

石井氏の資料から抜粋:

上記の2つの場合10 年前の当時のルールとしては問題ないと判断していまし た。2004 年 7 月に JCB が「レーンの継ぎはぎをする際は線又はスペースを入 れる」というガイドラインを作り、その翌年から徐々に他のジャーナル追随 し始めました。


この記述を見る限り、2004年以前の論文に片っ端から疑義」をかけることができそうだ。

小保方さんの審査員になるひとは片っ端から疑義」をかけられるのではないか? と思っていたら そのとおりになったようだ

一番の問題は疑義をかけられた人及び審査員が1年近く研究できない状況になることだ。現時点で 4件 x (審査員数 + 1) が研究不能だ。おめでとう

愉快犯なのか小保方さんの熱心なファンかわからないがヒドイことになったと思う

(上で書いた2つの疑義のことではないよ。善意の指摘かもしれない。あと念のためいうと片瀬氏はボランティア時間を浪費された被害者側だ。)

今日報道された小保方さんの審査員からさらに2人というのは偶然見つけたにしてはあまりに不自然だと思う)

論文不正探し いいところ悪いところ

STAPのように誰も追試成功していない、しかも「常識を覆す大発見」の場合論文の不備なり不正なりを暴くのは大変有益だ。

他の研究者時間無駄に浪費しなくて済むからだ。浮いたリソースで他の研究が進むだろう。

一方、すでに何度も追試成功している論文のあら探しは 得られるものに対して失うリソースがあまりに大きいように思える。もちろん、指摘すること自体は悪くはないはずなのだ

問題を大きくしているのは

ではないかと思う。

「騒ぐ人達」がいなくなれば少なくとも愉快犯はいなくなるのではないか?

僕らにできることは脊髄反射で叩かず、1次資料を見て判断することだろう。(これは研究不正に限らず、科学報道はだいたいそうだ)



一部書き直しました

2014-04-30

離乳食を買ったレシートがないなら虐待の疑いありだな、ってアホか

京大 山中教授が自身の論文巡り会見

28日に会見した京都大学iPS細胞研究所によりますと、山中教授が14年前の平成12年に発表した万能細胞の1つ、ES細胞に関する論文で、画像の一部が切り貼りされたのではないかなどの指摘をインターネットで受けていたということです。

(略)

一方で、画像の元となる実験データについては、当時の共同研究者実験ノートが保存されていないことなから示すことができず、遺憾だとしました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140428/k10014091181000.html

いやいやいや、STAP細胞の1~2年前のデータはともかく、14年前の論文の1次データ(の一部)をもっていないのはそんな、謝らなきゃいけないこと?

それ言ったら、

小学校に受けた授業のノート提示できない大学生小学校不正卒業した疑いをもたれるってことだし、

大学で受けた講義ノート提示できない30代の大卒社会人大学不正卒業した疑いをもたれるってことだし、

離乳食を買ったレシートを提示できない、中高生を持つ親は食事を与えなかった幼児虐待の疑いをもたれるってことだし、

・・・ああ、もうきりがない。

それくらいおかしいってことだよ、14年前の1次データがないことを批判するってことは。

山中教授をこの件で批判してる人の中で、14年前の自分の活動を証明する1次データを持ってる人間が何人いることやら。

2014-04-18

笹井氏ぜんぜん悪くないじゃん

俺も会見を見る前は笹井氏の監督責任ガーみたいな素人くさい見方を持ってた。

この人たった2ヶ月前から武市センター長の依頼を受けて執筆を手助けして見事Natureねじ込んだんだよ。

小保方の持ってきたデータが本物だったとしたら、結果を振り返って、この人が己の頭脳研究実績を駆使してやったことは非常に正しく、理研日本科学に貢献したといえるだろう。

ところが、小保方の持ってきたデータに問題があった。

じゃあ、小保方のデータ最初から疑って、独立したラボリーダーに向かって、大学院生にやるみたいにノート見せろとか、何回やったのか、問いただしたり出来たのかと言えば、もう出来るわけ無いじゃん。

地方都市科研費が取れなくて時間はあるけどルサンチマンたっぷり田舎うだつのあがらない教授じゃないんだぞ。

笹井氏にこの事態が振り返って避けることが出来たかというと、到底不可能だろ。

「いやー、ちょっとうまくは言えないけど、小保方氏のデータ何だかクサい気がするので、今回は関わるのはパスということで…」とかエスパーじゃない限り言えないし、まあ、彼が一番、後悔してるとすれば、小保方が示したデータを信じてしまって夢見ちゃったことだろうな。

世間の人はこの部分、全くわからないと思う。

指導者責任取るべきだろ? なんて思っちゃうかも知れない。

うちの奥さんなんかは生物系の博士号持ってるというのに、指導する立場にあるならそこまでやって当然じゃない? とか言うんだが、となりのラボのPIが持ってきたデータ実験ノート見せろとか言えるわけないじゃん、とかいう話になって夜中にケンカしちまった。

というわけで、笹井氏は責任もっと取るべきなどと、罪をすべておっ被せようとするのも全く不毛だと思う。

俺が個人的に問題があったと思うのは、理研の小保方の採用の点だったと思う。

小保方がコピペなどしでかさない優秀な候補者であったなら、この青田刈りとも言える人事は非常に功を奏したと言えるだろう。

ただ、同時に今回のように「ダイヤの原石かと見せかけたとんでもないハズレくじ」を理研に引き入れてしまって、とんでもない問題を起こすというリスクも生じる。

ほらアレだ。千と千尋の神隠しカオナシを引き入れたらカオスになったようなもんだ。

からユニットリーダーにするんであれば、まあもうちょっと審査時間と手間をかけましょう。というありきたりな結論しか出ない。

2014-04-12

『待て おまえらちょっと勘違いしてるんじゃねえのか! 』

「えっ どうしてですか?」

『こいつのどこが頑張ってるんだ、一体!』

「ちゃんと論文ミスを認めて謝っていますし、発見自体真実の可能性があるでしょう。頑張ってますよ」

『頑張ってるやつってのは始めから捏造とかしねえの!確実に証拠を積み上げてから自分言葉論文を書ける研究者が偉いに決まってるだろ! 』

『こいつなんか博士論文イントロすらパクって学位取得した上にいい加減な作りの論文書いて、それを泣いて謝っただけだぞ』

「でも…」

『おまえなんかおまえの大好きなヴィヴィアンムーミン広告塔に専念して、研究業界からはあっさり追い払われた方がよかったんだ』

「こらっ、何てこと言うんだ!そういう目で彼女を見るからあんなに泣いて…」

『そういう部長もよくない!』

『ただ泣いて謝っただけなのにそれをかわいそう、負けないで、応援してるよと甘やかしてるでしょうが!』

画像捏造したのは自分故意なんですから!』

『こいつに貴重なポジションを奪われた優秀な博士再現実験時間を費やされた世界中研究グループの方が悲惨でしょう!?

『『正直者がバカを見る』の手本を示しているこいつのどこが立派なんすか? 』

『同じ年でちゃんと実験ノートを何冊も残してがんばってるポスドクのほうが立派でしょうが

『どうしてそんな単純なことが分からないのですか!』

小保方さんを信じられない人間理解できない

小保方さんを信じられない人間理解できない。

よく人に対して嘘つきだ、捏造だなんて言えるよな。

明らかに嘘だという証拠が揃って、真実である可能性が1%も無いならそういう風に言うのもわかる。

でも今回は違うだろ。「STAP細胞存在しない」なんて証拠は無い。

こういうことを言うと、それは悪魔の証明だ!とか言い出す奴がいる。

悪魔の証明だったらなんなの?証明せずに叩いていい免罪符にでもなるの?

証明できない=わからないんだったら、そもそも叩く正当性が無い。

コピペだの画像の取り違えだのは、単なるミスだったって本人が言ってるじゃん。

何の根拠があって、「それは嘘だ!意図的捏造だ!」なんて言えるわけ?

存在するなら証拠を示せ!と言うが、論文以上の証拠なんて簡単に出せるわけがない。

実験ノートだって公表するために書いてたわけじゃない。

突然昔のメモ書きを見せろなんて言われたら、誰だって困るだろ。

もちろん証拠を出さない以上、存在証明するのは難しくなる。

でもそれは決して「存在しない証明」にはならないし、ましてや叩いていい理由には絶対にならない。

本人が「ある」と言ってるのに、本人の言葉を信じない人間は、逆に一体何を信じてるんだ。

自分の勘か、世間の論調か、そんなものを信じてるんだろうか。

当事者本人の言葉よりも、そんなもの重要だと思ってるんだろうか。

だとしたら相当な自惚者か、流されやす人間だ。

「小保方さんを信じる」と言うと、お前は騙されやす人間だ、という奴がいる。

でも仮に万が一STAP細胞が嘘だったとしても、騙されてもいいと思ってる。

下らない疑心暗鬼で人を叩く醜悪さを考えれば、信じる方がよっぽど健全だ。

http://anond.hatelabo.jp/20140411235712

そうだよね。

論文だとか第三者による再現だとか実験ノートだとか、重箱の隅をつつくばかりで真実に目を向けようとしない。

自分たちの常識が破られるのがそんなに恐いのかと思う。

自称理系人達自分たちの矛盾にはやく気付くべき。

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