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はてなキーワード: 官房副長官とは

2020-07-09

重大な局面だと思うんだけど、首相マジで出てこないよね。どこに行っちゃってなにやってるんだよ?なんなんこの国。

首相動静7月9日

午前8時現在東京富ケ谷の私邸。朝の来客なし。

 午前9時40分、私邸発。

 午前9時55分、官邸着。

 午前10時3分から同13分まで、北村国家安全保障局長、今井尚哉首相補佐官金杉憲治外務審議官。同15分から同42分まで、石川正一郎拉致問題対策本部事務局長。同11時から同15分まで、萩生田光一文部科学相、生川浩史文科省研究開発局長

 午前11時24分から同39分まで、岸田文雄自民党政調会長

 午後0時45分から同55分まで、山口県村岡嗣政知事、柳居俊学県議会議長ら。岸信夫自民党衆院議員同席。

 午後1時55分から同2時17分まで、加藤勝信厚生労働相鈴木康裕厚労省医務技監

 午後2時20分から同44分まで、菅義偉官房長官西村明宏岡田直樹杉田和博官房副長官、沖田芳樹内閣危機管理監藤井健志官房副長官補、和泉洋人長谷川栄一、今井首相補佐官青柳一郎内閣府政策統括官、谷脇康彦総務審議官荒井勝喜経済産業省政策立案総括審議官、五道仁実国土交通省管理国土保全局長、関田康雄気象庁長官菅原隆拓防衛省統合幕僚監部総括官。同3時3分から同23分まで、豪雨非常災害対策本部会議

 午後7時10分から同11分まで、報道各社のインタビュー。同12分、官邸発。同14分、公邸着。


豪雨打ち合わせ20分でおわってるしだれだれと会ったってだけで何やってんのかマジ不明だわ

2020-05-23

anond:20200521175300

どもども。

「なにか作ってみろ」は有効アドバイス

わたし意見と経歴

わたしは「なにか作ってみろ」系の言説にはまったく同意しません。

わたし自身会社に3ヶ月間みっちり導入教育をしてもらい(COBOL85とPL/I時代がわかる……)、基本的アルゴリズムコントロールブレークマッチング、マスタ-トランザクションソートマージetc.いよいよ時代がわかる……)の演習を(給料をもらいながら)やって、その後もプログラムとつかず離れずでフラフラと生きてきました。

こういう経験新卒カードがあるから有効もので、では1から始めるとしたら……、というときに、プログラミングスクール専門学校)というのは悪くない選択肢ではないかと思います。が、行ったことないので正直わかりません。

実際自分が1から始めるという立場になったら、まったくオロオロして元増田さんのように世のなか(の気にいらないヤツら)に呪詛を吐いて満足するだけだったと思います(当然ながらそれをいくらやってもプログラミングは上達しません)。

「なにか作ってみる」前に動機をはっきりさせる

話をプログラミングだけに限っていえば、一番大事なのはやりかたじゃなくて動機だろうと思います

「なにか作ってみよう」というのは、なにか作ってみようと思ってない人にはまったく心に響かないでしょう。

動機リブンで「なにか作ってみた」人といえば思いだすのは、MikuMikuDance樋口優さん(ミクを簡単に踊らせたい!)とhinadanの若宮正子さん(高齢者にも遊べるゲームが欲しい!)でしょうか。

ただかれらはわたしから見れば(モチベーションを維持しそれを行動に移す)天才で、あんまり参考にならないのも確かです。

作ってみた」は就職に使える経験

あと、元増田さんの動機は「プログラミング生業にしたい」ということなので、野良プログラマでは履歴書上でのアピール力が弱いかも、と思います

ビジネスで使われるアルゴリズムにはそれなりのルールがあります安全な(バグの出にくい)コードの書きかた、「車輪の再発明」はぜず、枯れた(将棋で言えば定跡のような)アルゴリズムを使う、ほかの人に使ってもらえるための工夫(可読性の向上など)、etc.です。

「なにか作ってみよう」を繰りかえしても、そういった作法的なものが身につくかどうか、それは才能に関わってくる問題だと思います。才能だのみの手法を推奨するのは無責任だと思いますね。

また、たとえば「例をコピーして解析する」というのもある意味有効プログラミング学習法ですが、「下手に習うと下手が伝染る」ともいいます。どれがお手本として優れているか、それを見る目はある程度ビジネス用途プログラムに関わっていないと持てないというジレンマがあります

野生のプログラマ就職有効なくらいの力を見せるとしたら、なにかのコミッター(なにする人かよく知りませんが)とかになって「××ならこの人」となったり、プログラミングコンテストで上位の成績を残したりしなければいけないのかもしれません。

どうしたものでしょうね。ブクマカのみなさんの反応を見ると、専門学校でもあまり就職に有利にならない(ホントか?専門学校意味あるのか?)という話ですが、目的就職ならば、一番の近道のような気がします。

じゃあどうすべきか?は他人にはわからない

そこらへんからは、元増田さんがなにをしたいか、あるいは聞いてみたいだけだったのかによります仕事には適性とやる気が大事です。あとは年齢と必要性かな。進路はオーダーメイド以外にはありえないので、提示された案を自分で選んでそれに賭けるしかないのかな、と思います

「なにか作ってみました」の記録

自分がまず作ったもの晒してみろよ

さて、この文章は実はこの一文に反応してのものです。(↑のは前書き)

GWあたりからトシも考えずにRubyの再入門をしていまして、手始めに「首相動静」の整形ツールを作ってみました。

初心者で(Rubyに関しては仕事で使ったことないので)なにか作ってみよう、というとこの程度ですね。

これで就職に有利になるかというと、あんまりそうは思えないなあ。Excelマクロが組めるとかのほうがどこかの事務所に潜りこめそうですよ(でもそれも最近インフレ気味かもしれませんね)。

なにをするツール

朝日新聞首相動静は詳細ですが、改行が入っておらず、大変読みにくいものです。こんな感じです。

首相動静の例(2018年12月11日……話題になったものです)

 【午前】9時31分、自民党本部。33分、同党役員会。10時2分、官邸。5分、閣議。21分、宇宙開発戦略本部。34分、柴山昌彦文部科学相。38分、岩屋毅防衛相。41分、山下貴司法相。11時3分安全保障と防衛力に関する懇談会

 【午後】0時11分、政府与党連絡会議。44分、山口那津男公明党代表。1時27分、日韓議員連盟額賀福志郎会長河村建夫幹事長。2時20分、行政改革推進会議。52分、兼原信官房副長官補、秋葉剛男外務事務次官。3時36分、麻生太郎財務相財務省岡本薫明事務次官太田主計局長。4時7分、太田氏出る。可部生理局長加わる。15分、全員出る。25分、黒川弘務法務事務次官。34分、谷内正太郎国家安全保障局長、北村内閣情報官宮川内閣衛星情報センター所長。41分、谷内、宮川両氏出る。5時3分北村氏出る。10分、東京永田町ザ・キャピトルホテル東急宴会場「鳳凰」で中曽根康弘世界平和研究所設立30周年記念式典に出席し、あいさつ。20分、官邸。6時18分、ガーナのアクフォアド大統領を出迎え。記念撮影。19分、儀仗(ぎじょう)隊による栄誉礼、儀仗。27分、アクフォアド大統領会談。7時12分、署名式、共同記者発表。32分、公邸首相主催の夕食会。8時43分、アクフォアド大統領見送り。9時、ヨルダンのアブドラ国王電話協議

首相動静フォーマット

ただ、これはフォーマットがはっきりしており、

  • 午前と午後はそれぞれ1行になっていて、行頭には【午前】/【午後】という文字列が付いている。
  • 午前と午後の間には空行がある。
  • ひとつひとつイベント時刻表示で始まり句点「。」で終わっている。
  • 時刻は「h時m分」型で、前ゼロはつかない。後にかならず読点「、」が付く。「h時」の部分が前の項目と同じ場合には省略する。
  • 午前いっぱい、午後いっぱいの予定の場合には時刻をつけない(他の首相動静から)。

と、例を見るかぎりキッチリとしたルールに則っているようです。

動機

なので、「これだったら整形できるかも」と思い、再び学びはじめたRubyで整形ツールを作ってみることにしました。

整形ツール
ツール仕様
整形後の例(上記動静を整形)

【午前】

09時31分、自民党本部

09時33分、同党役員会。

10時02分、官邸

10時05分、閣議

10時21分、宇宙開発戦略本部

10時34分、柴山昌彦文部科学相

10時38分、岩屋毅防衛相

10時41分、山下貴司法相

11時03分安全保障と防衛力に関する懇談会

【午後】

00時11分、政府与党連絡会議

00時44分、山口那津男公明党代表

01時27分、日韓議員連盟額賀福志郎会長河村建夫幹事長

02時20分、行政改革推進会議

02時52分、兼原信官房副長官補、秋葉剛男外務事務次官

03時36分、麻生太郎財務相財務省岡本薫明事務次官太田主計局長。

04時07分、太田氏出る。可部生理局長加わる。

04時15分、全員出る。

04時25分、黒川弘務法務事務次官

04時34分、谷内正太郎国家安全保障局長、北村内閣情報官宮川内閣衛星情報センター所長。

04時41分、谷内、宮川両氏出る。

05時03分北村氏出る。

05時10分、東京永田町ザ・キャピトルホテル東急宴会場「鳳凰」で中曽根康弘世界平和研究所設立30周年記念式典に出席し、あいさつ。

05時20分、官邸

06時18分、ガーナのアクフォアド大統領を出迎え。記念撮影

06時19分、儀仗(ぎじょう)隊による栄誉礼、儀仗。

06時27分、アクフォアド大統領会談

07時12分、署名式、共同記者発表。

07時32分、公邸首相主催の夕食会。

08時43分、アクフォアド大統領見送り

09時00分、ヨルダンのアブドラ国王電話協議

う~ん、見やすい!ことないですか?

あと、午後の時刻を24時間制にしたいな、とも思いますが、それは今後の課題(つぎに首相動静話題になったとき)とします。全角数字計算ってどうやるんだろう?

ソース

たぶんRubyistにいろいろ突っこまれると思うけど、こんな感じです。

プログラマ玉石混淆ですが、これは石のほうの例だと思っていただければさいわいです。

はてな記法にはシンタックスハイライトあるけど、増田だとInternal Server Errorになるのではずしました。見にくくてスマソ。

# encoding: utf-8
# 漢字コンバータライブラリを取りこむ(String漢字変換メソッドを付けてくれる。神)
require 'kconv'

# 正規表現パターン
# 時刻をh時m分形式からhh時mm分形式にする
# 否定後読みを使用する
# 時は行頭にある
OneDigitHour = /^((?<![0-1])[0-9]時)/
# 分は時のあとにある。このパターンマッチすると、\1が時、\2が分になる。
OneDigitMinute = /^([0-9]{1,2}時)(?<![1-5])([0-9]分)/
# 分のない、時だけの行のパターン否定先読み使用
HourWithoutMinute = /^([0-9]{1,2}時)(?![0-5]?[0-9]分)/

# 行頭のh時m分をhh時mm分にするサブ処理(これは関数といっていいの?)
def convTopHourMinute2TwoDigits(oneLine)
    # 時を変換
    oneLine.sub!(OneDigitHour, "0\\1")
    # 分を変換
    oneLine.sub!(OneDigitMinute, "\\10\\2")
    # 分がない場合"00分"を追加
    oneLine.sub!(HourWithoutMinute, "\\100分")
    # 戻り値
    oneLine
end

# 入力ファイル名前
InputFilename = "首相動静2018年12月11日.txt"
# 出力ファイル名前
OutputFilename = "首相動静2018年12月11日_編集済.txt"

# 入力ファイルオープン
inFile = File.open(InputFilename, "r")
# 出力ファイルオープン
outFile = File.open(OutputFilename, "w")

# 時刻パターンシンプルに、h時、m分、h時m分、という3パターンを結合する
# 1つのパターンで全部カバーするよりこちらのほうが見やすい。というか、脳の容量の問題で1文に書ききれなかった
jikokuPattern = /[0-9]{1,2}時[0-9]{1,2}分、|[0-9]{1,2}時、|[0-9]{1,2}分、/
# 午前/午後
ampm = /(【午前】|【午後】)/

# 午前/午後、あるいは時刻の前で改行するためのパターン
kaigyouSign = Regexp.union(ampm, jikokuPattern)

# ファイル一括読み込み
# 昔は1行ずつ読みこんでました。メインメモリが3MByteとかだったので
contents = inFile.read.toutf8

# 入力終了。閉じておきます
inFile.close

# スコープ関係から、ここでローカル変数に代入
# ※ Rubyスコープと暗黙の型には泣かされました。これに慣れるのがRubyのコツかしら
#  明示的な型宣言はあったほうがいいと思うなあ。エラー出力の理由がわからなかったりするので。
hour = ""

# デバッグ行はコメント化しています
# 時刻パターンチェックのため、コンテンツを出力してみる
# p jikokuPattern.match(contents)

# エントリを改行サインで行に分ける
contents.gsub!(kaigyouSign, "\n\\&") # "\\&"はマッチした文字列のもの。2重のエスケープ"\\"が必要

# 改行チェックのため出力
# p contents

# 入力を行で分割して各行ごとに処理
contents.split("\n") do |oneLine|
    # 午前/午後を示す開きカッコ"【"があるか
    if (oneLine =~ /^【/) then
        # そのまま出力
        outFile.write(oneLine + "\n")
        # p "午前午後:" + oneLine
        next
    # 空白行は無視スキップする)
    elsif (oneLine =~ /^[\s ]*$/) then
        # 出力しない
        # p " 空白行:<skip>"
        next
    # 行頭に「時」があるか
    elsif (oneLine =~ /^[0-9]{1,2}時/) then
        # あったら時間表示を抜きだしておく
        hour = oneLine.match(/^([0-9]{1,2}時)/)[0]
        # p "   時:" + oneLine
        outFile.write(convTopHourMinute2TwoDigits(oneLine) + "\n")
        next
    else
        # 「時」がなければつけて出力
        oneLine = hour + oneLine
        # p "普通の行:" + oneLine
        outFile.write(convTopHourMinute2TwoDigits(oneLine) + "\n")
    end
end
感想

手でやったほうが早いね

以上

2020-05-16

2018年12月11日首相動静って

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASLDC6K4BLDCUTFK01M.html

【午後】0時11分、政府与党連絡会議。44分、山口那津男公明党代表。1時27分、日韓議員連盟額賀福志郎会長河村建夫幹事長。2時20分、行政改革推進会議。52分、兼原信官房副長官補、秋葉剛男外務事務次官。3時36分、麻生太郎財務相財務省岡本薫明事務次官太田主計局長。4時7分、太田氏出る。可部生理局長加わる。15分、全員出る。25分、黒川弘務法務事務次官。34分、谷内正太郎国家安全保障局長、北村内閣情報官宮川内閣衛星情報センター所長。41分、谷内、宮川両氏出る。5時3分北村氏出る。10分、東京永田町ザ・キャピトルホテル東急宴会場「鳳凰」で中曽根康弘世界平和研究所設立30周年記念式典に出席し、あいさつ。20分、官邸。6時18分、ガーナのアクフォアド大統領を出迎え。記念撮影。19分、儀仗(ぎじょう)隊による栄誉礼、儀仗。27分、アクフォアド大統領会談。7時12分、署名式、共同記者発表。32分、公邸首相主催の夕食会。8時43分、アクフォアド大統領見送り。9時、ヨルダンのアブドラ国王電話協議

大田氏が出た、って記録あるのに、黒川氏がいつ出たって記録ないの面白い。4時25分から5時3分まで黒川氏いたってことなんだろうか。その後どうなったのだろう。色々妄想ちゃうよね。

2020-05-03

anond:20200503163009

>まあこれも、台湾みたいに毎日政府がきちんとした情報を会見でもして流せばいいんだけど、今そんな余裕ないよね

5月2日 首相動静

午前8時現在東京富ケ谷の私邸。朝の来客なし。

 午前中は来客なく、私邸で過ごす。

 午後3時41分、私邸発。

 午後3時50分、官邸着。

 午後4時4分から同25分まで、加藤勝信厚生労働相菅義偉官房長官西村康稔経済再生担当相、西村明宏岡田直樹杉田和博官房副長官北村国家安全保障局長、和泉洋人長谷川栄一、今井尚哉首相補佐官樽見英樹新型コロナウイルス感染症対策推進室長秋葉剛男外務事務次官鈴木康裕厚労省医務技監。同26分から同34分まで、菅官房長官西村経済再生担当相。

 午後5時38分、官邸発。

 午後5時52分、私邸着。

 午後10時現在、私邸。来客なし。

2020-03-10

[][]

20200306参議院予算委員会国会中継) - YouTube

https://youtu.be/hl7ZQLqOd1s?t=7131

福島瑞穂国会質問、その一部。

後日法案成立にある緊急事態宣言に関して、宣言する際に国会での事前承認や審議を望む流れ。

自衛隊中東派遣国会報告を閣議決定のペーパー一枚配布程度で済まされた前例を挙げ(以前の官房副長官発言より)、不安を訴える。

福島
「私は事前承認にすべきだと思いますし、期間によっては国会による事後解除も必要だと思います国会での事前の説明、審議、もし宣言を出す場合にはやるべきだと思いますが。」
「いずれにしろ様々なご意見は丁寧に聞いて判断したいと思います。」
福島
専門家会議などの意見キッチリ聞くんですね?」
加藤厚生労働大臣
官房副長官に助言したと思われる後ろの官僚に向けて。しか官房副長官にも聞こえるようにある程度の声量で)
(「いやいや専門家会議って言うとダメだよ、会議になるよ。」)
専門家意見等は聞きたいと思っています。」



会議=審議、事前承認行動と等しいということで、加藤がそれに釘を刺した形。

審議等で野党などの横槍を恐れてか、緊急事態宣言ダイレクトに実行したい模様。

2020-02-22

この1か月、安倍ちゃんがやったこ

日時場所相手時間(だいたい)
01/30新型コロナウイルス感染症対策本部10
01/31新型コロナウイルス感染症対策本部15分
01/31公邸で会食政策研究大学院大学田中明彦学長2時間20
01/31新型コロナウイルス感染症対策本部15分
02/01新型コロナウイルス感染症対策本部15分
02/03ふぐ料理店「つきじやまもと」で会食森喜朗元首相ら2時間
02/04公邸で会食静岡銀行会長2時間
02/05新型コロナウイルス感染症対策本部13分
02/06新型コロナウイルス感染症対策本部10
02/07鉄板焼き「さざんか」で会食稲田朋美自民党議員3時間
02/12新型コロナウイルス感染症対策本部10
02/12公邸で会食政治評論家の杉浦正章ら2時間
02/13新型コロナウイルス感染症対策本部15分
02/13赤坂四川飯店で会食自民党細田派、麻生派衆院3回生1時間
02/14新型コロナウイルス感染症対策本部15分
02/14帝国ホテルで会食日経新聞社長3時間
02/16新型コロナウイルス感染症対策本部15分
02/17公邸で会食GMOインターネット社長1時間20
02/18新型コロナウイルス感染症対策本部15分
02/18グランドハイアット東京で会食太田昭宏公明党議員2時間
02/20鉄板焼き「花郷」で会食城内実自民党議員2時間
02/21中国料理 陽明殿で会食自民党山口泰明組織運動本部長、稲田朋美幹事長代行、三ツ林裕巳神山佐市衆院議員と会食。西村官房副長官同席。1時間

2/18以降のコロナ会議情報なし。

コロナ=148分

会食=19時間以上

2019-11-26

総理推薦は約1000人、副総理官房長官官房副長官で約1000人、足すと3000超

推測だけど。

約1000というのは、ギリギリ2000に達していないだけで、1800とか1900とかそういうオーダーなんだと思う。

自分官僚だとして、嘘でないと強弁出来て、数を少なく見せたいと考えたら、そういう報告をすると思う。

直近にも総理の答弁で、大多数がニューオータニに泊まった、と言って後で突っ込まれた件があったが、あれも「大多数」とか言っている時点で怪しいと思っていた。

2015年に「(そういう)憲法学者がたくさん居る」、と言って結局2-3人しか上げられなかったことがあったが、そういう基本的な語に対する共通認識を誤魔化すメソッド蔓延するようになってしまった。

過ちては改むるに憚ること勿れ。私もそういう人間になりたい。

2019-05-13

TOKIO安倍晋三の会食の写真に写っているのは誰なのか

日時は5月10日の午後6時から9時の間、場所ピザ店「エンポカ」であることは首相動静から確認できる。

首相動静―5月10日:朝日新聞デジタル

【午前】8時22分、官邸。33分閣議。50分、西村康稔官房副長官。10時17分、谷内正太郎国家安全保障局長、森美樹夫内閣情報調査室次長秋葉剛男外務事務次官防衛省の槌道明宏防衛政策局長山崎幸二統合幕僚長。55分、谷内、森、槌道、山崎各氏出る。11時30分、秋葉氏出る。31分、平井卓也科学技術担当相、赤石浩一内閣府政策統括官、松尾泰樹文部科学省科学技術学術政策局長

【午後】1時14分、国会。15分、衆院本会議場。衆院本会議。4時5分、官邸。32分、公邸月刊誌WiLL」のインタビュー。5時46分、官邸。6時32分、東京元代々木町ピザ店「エンボカ東京」。アイドルグループTOKIO」のメンバーらと食事。9時18分、東京富ケ谷の自宅。

テーブルの配置は8人掛けのテーブルの片側にTOKIO4人が座り、反対側に安倍晋三を含む3人が座っている。手前の席が空いているのは撮影者の席だからだろう。

安倍晋三の奥に座るメガネ男性メガネの形状から内閣総理大臣秘書官今井尚哉か?

安倍晋三の手前に座る女性は、ニュース映像等で見慣れた姿とはかなりイメージが違うが安倍昭恵だろうか?

となると、その手前の席に座っていたであろう撮影者は、現政権になって5人に増えた内閣総理大臣夫人秘書のうちの誰か一人である可能性が高い。

現在内閣総理大臣夫人秘書を務めているのがどのような人物なのか調べようとしたが、軽く検索しただけでは発見することはできなかった。情報求む。

2019-02-08

総理の「間違い」に対する姿勢は、戦争で負けたことと同根の問題を持つ

https://twitter.com/yumidesu_4649/status/1093434239582756866

これ見てよく分かった。

それまで雄弁に安倍節で語ってたのに、太田の「なぜ間違いじゃなかったか?」という指摘に対して急にしどろもどろになり「いやっ、ま、間違ったっていうのは情報の伝達に問題があったってだけ(判断は間違いじゃない)」とカミまくりながら返している。

  

ああー、安倍過去判断を間違えと認めたら、全否定されたと感じるんだろうなって思った。

情報伝達という外部要因は間違えるけど、自分(実際は官房副長官から判断下したのはコイツじゃないが)は間違えない。

この全能感はどこからくるんだろうか。(森羅万象担当大臣といい)

 

そして、本人がそう感じるなら、他人の「判断」に対する考え方もそうなんだろう。

誰かが判断を間違えたとして、そいつが間違いだからそいつダメな奴だ、と全否定してかかる。

人事権を握られている官僚は「間違い」を隠しながら、安倍の耳の聞こえのいいような報告しかさない。

あー、こりゃ日本戦争で負けたのと同じ道を歩いている。

2018-04-09

[]森ゆうこさん農林水産委員会の前に読んでおこうね

国会ウォッチャーです。

ただの議事録です。

よろしくご査収ください。

櫻井充

今まで石破四条件を満たしていた満たしていたと言っていますが、いかうそであるかということがお分かりいただけるかと思います。もう山本大臣、答弁結構ですから、いいです。

 さて、加計ありきのことは幾らでもあるわけですよ。

 四月の二日に、パネルがあるかと思いますけれども、(資料提示)まず、四月の二日に不思議なことが起こりました。これは、今治市職員首相官邸訪問しています

 国民の皆さんに知っていただきたいのは、首相官邸に入る際には首相官邸のどなたかアポイントを取らないと入れません。私はこの間、萩生官房副長官にお会いしたいんですがと言って断られて門前払い食いました。国会議員でも入れません。

 今治市職員は急遽呼び出されまして、四月の一日に急遽変わって、四月の二日の三時から四時半に首相官邸に行って何をしたのかというと、そこにあるように、獣医学部系の設置に関する協議ということを行っています。前日までは実は県の出先と、それからもう一つは内閣府に行くということだったんですが、急遽変更になりました。四月の一日に急遽変更になっていて、非常におかしな話なんです。

 誰と会ったのかというのが全く分からないんですが、総理、この三時から四時半の間というのは、この日は何をされていたんでしょうか。

内閣総理大臣安倍晋三君) そのときに私が何をやっていたかという時系列のことでございますが、私は今治市職員とはこれお会いをしていないということはまず申し上げておきたいと思います

 その上で、当時の記録を確認したところ、御指摘の時間帯でございますが、午後三時頃から河村建夫衆議院議員とお会いをし、そして、三時半頃から当時の下村文科大臣から四月七日に予定されていた教育再生実行会議説明を受けました。そして、午後四時頃から定例の安全保障に関するブリーフを谷内国安全保障局長から受けていたところでございます

櫻井充君 こういう都合のいいやつはみんな出てくるんです。都合の悪いのは全く出ておりません。

 さて、柳瀬参考人にお伺いしたいと思いますが、柳瀬さん、久しぶりでございます。柳瀬さんとは、特に原発事故ときには大変お世話になりまして、柳瀬さん、私、柳瀬さんと今日久しぶりにお会いするんですが、前にお会いしたの、いつだか覚えていますか。

参考人(柳瀬唯夫君) いつ頃でしたでしょうか、多分七、八年前でしょうか、ちょっと正確じゃございませんけれども。

櫻井充君 そうなんですよ。七、八年ぐらい前に財務省の当時の主計局長さんが会合を開いてくださって、官僚のこの方々が優秀で、これから先は日本の将来を担っていく人だから副大臣、お付き合いしてくださいと言われてお会いしたのが最初だったと思いますが、それでよろしいですよね。

参考人(柳瀬唯夫君) 財務省の方が当時の櫻井副大臣にどう御説明されたかちょっと私は存じ上げませんので、申し訳ございません。

櫻井充君 でも、まあそのときに宴席一緒にしましたよね。

参考人(柳瀬唯夫君) 夜、お食事をさせていただいたのをよく覚えてございます

櫻井充君 さあ、七、八年前のことを覚えていらっしゃるんですから、去年、おととしのことは覚えていらっしゃると思うんですがね。

 そうなってくると、これは記事しかありませんが、今治市と会ったのがその当時の柳瀬首相秘書官だと、そう言われているんですが、これは事実でしょうか。

参考人(柳瀬唯夫君) お答え申し上げます

 当時、私は総理秘書官として国家戦略特区成長戦略担当してございました。その関連で内閣府担当部局と打合せもしておりました。私の記憶をたどる限り、今治市の方とお会いしたことはございません。

 私が秘書官をしていました平成二十七年の前半までは、そもそも五十年余り認められてこなかった獣医学部の新設をどうするのかという制度論が議論されていまして、この後、先生の御指摘のあったよりも多少後に、今、石破四原則とおっしゃった、再興戦略二〇一五というのをまとめて、いわゆる石破四原則というのをそこで書いたわけで、その過程でございまして、制度を具体的にどこに適用するかというふうな話は全く、当時の段階では全くございませんでした。

 したがいまして、この段階でどなたにお会いしても、今治市がいいとか悪いとか、そういうことを私が申し上げることはあり得ないと思ってございます

櫻井充君 そうすると、簡潔に答えてください、今治市職員とは会っていますか、その日、会っていませんか。

参考人(柳瀬唯夫君) 私の記憶をたどる限り、お会いしていないということでございます

櫻井充君 それは否定されたということでいいんですね。

参考人(柳瀬唯夫君) 私の記憶する限りはお会いしていないということでございます

櫻井充君 済みませんが、それは事実としてもう否定したということでよろしいんですね。

参考人(柳瀬唯夫君) 事実しまして、私の記憶のある限りはお会いしていないということでございます。(発言する者あり)

委員長山本一太君) 速記を止めて。

   〔速記中止〕

委員長山本一太君) 速記を起こしてください。

参考人(柳瀬唯夫君) 記憶している限りはお会いしたことはございません。(発言する者あり)

委員長山本一太君) 速記を止めてください。

   〔速記中止〕

委員長山本一太君) 速記を起こしてください。

参考人(柳瀬唯夫君) 会った覚えがないということでございますので、それで御判断をいただくということだと思います

櫻井充君 それでは、和泉佐官今治市職員と会っていますか、その日に。

参考人和泉洋人君) 私は会ってございません。

櫻井充君 今のように、会っていない方ははっきりと会っていないとおっしゃっているんです。

 改めて、柳瀬参考人いかがですか。

参考人(柳瀬唯夫君) 記憶たどっても会っていないということでございます

櫻井充君 そうすると、総理首相官邸には、先ほど申し上げたとおり、誰かとアポイントを取っていない限り入れないんです。総理も違うとおっしゃるそれから萩生官房副長官はあの当時はその職になかった。この間は菅官房長官からも違うと言われた。

 であったとすると、今治市にはこういう記録が残っているんです。じゃ、なぜ、なぜですね、この一時間半の間こうやってアポが取れた。この点について、総理ですよ、総理、この点の疑惑を晴らさない限り、総理、こういう懸念おかしいじゃないかという懸念払拭できないと思いますが、総理いかがですか。

内閣総理大臣安倍晋三君) この今治市職員の方が誰と面会したかについては、既に萩生副長官が国会で答弁しているとおり、確認できなかったと承知をしております

櫻井充君 今回、私は参考人招致で今治市長をお呼びしたいと。要するに、今治市には明確な記録が残っているので、今治市の方に来ていただければはっきりすることだと思っています

2018-03-27

[]改竄の開始時期を絞り込んだ福山哲郎議員の質疑は見事(2)

2月24日にガースーが受けた決裁文書改竄されていたんでせうか

https://anond.hatelabo.jp/20180327091643

承前

昨年の2月24日。総理が財金委員会で、重要な答弁がありました。これは17日の関係していたら総理国会議員も辞める発言の直後です。20日頃には理財局の指示で身を隠していたとされる時期です。このとき籠池さんはまだ総理が守ってくれると思っていた節があります安倍昭恵さんも籠池夫人と頻繁にメールのやり取りをされています総理は24日、"官房長官からもしっかりと徹底的に調べるようにと指示をしました、その結果をもとにお答えさせていただいているわけでありますが"とのことですが、そのしっかりと徹底的な調査はどのような調査で、誰から総理は報告を受けたんですか。」

「今のご質問についてですが、2月の24日の少し前だったと思いますが、国会森友学園問題が大きな問題になっていたので、総理からしっかりと調べるようにとの指示をいただきました。私自身が財務省理財局長、国交省航空局長、この両局から土地の売却の経緯について説明を受けました。そして、土地値段については公共事業に使う基準積算をしており、問題はない、とのことでございました。また何か問題があるようなことはないかと聞きましてもないということでしたので、その旨総理に報告をいたしました」(すごい、しっかりと徹底的な調査だね⭐︎)

福山

官房長官、24日の会見で、決裁文書については30年間保存とされているわけですからほとんどの部分はそこに書かれているのではないでしょうか。説明を受けましたけど、と祝えwています。そうなんです。官房長官のおっしゃる通り、改竄前の文書にはほとんどのことは書かれていたんです。官房長官が実際に決裁文書をご覧になったかはわかりません。しかし、まさに今総理に報告をした、問題がない、経緯も確認した。しかし経緯を確認するには、少なくとも秘書官財務省からきている秘書官、あるいは官房長かもしれませんが、少なくとも改竄前の文書に基づいて、説明を受けたということになりますがそれでよろしいでしょうか(嘘つきか無能かの2択を迫ってますね)」

「まず事実関係財務省理財局近畿財務局の決裁文書について、私は現物も示されておらず、説明も受けておりません(無能選択)。政府参考人の答弁についてもですね、各省庁において責任を持って作成されるものであって、私や秘書官が事前にその内容を確認することはないということであります秘書官財務局の決裁文書については知らないということであります。いや全くこれ、事実でありますからプークスクス)、そして私の記者会見というのは、政府見解を述べる場でありまして、できる限り事実を正確に伝える必要があります(思い出される怪文書宣言)。秘書官作成したメモを持って、私自身が会見を行っております。そしていま委員が言われました24日の件でありますけども、これは記者の方から佐川局長文書を破棄したと答弁しているが適当だと思うか、と聞かれ、これに対して私は、秘書官によると、財務省文書管理公文書管理規則に沿って行われており、決裁文書は30年間保存、面談記録等は1年未満ということで廃棄、ということを受け、財務省一般的文書管理ということで説明をさせていただいたわけです。これ言わないとわからないと思います。この後に、防衛省日報問題について聞かれ、これにたいし私は、決裁文書については30年保存ですからほとんどのことが書いてるのではないでしょうかというお答えをしているのであってですね、各省庁の文書については承知していないということでございます

福山

「これは苦しいです。佐川さんが文書は廃棄したといって大問題になり、それに対して記者の方から、適切かと聞かれて、それに対して官房長官は、決裁文書は30年保存されているか大丈夫だというふうに答えている。これ秘書官がもしその時、報告もしていないというのなら財務省官邸には各省庁出身秘書官が付いていて、各省庁との連絡役をする)は仕事をしていないと言わざるをえません。これだけ総理が、辞めると言われて、先ほどおっしゃってましたよね。改竄前の文章で答弁共有してるんですよ?それを官邸総理秘書官が、官房長官秘書官が、まったく仕事しないで、共有しないで、答弁だけ渡していると。私は官房長官現物を見ているかはわからないと言いましたが、しか秘書官が見ていない、報告してないなんて普通ありません。私も官房副長官で、総理の会見レクも、答弁レクも全部出ていましたから。何か問題があれば理財局担当から物をもらって、説明を受けるのが常だと私は思っております。どうもですね、わからないことがたくさんあります。どうも今の2月24日、3月2日の時点では、改竄後の文章を前提に答弁をしている。ということは、2月24日から3月2日の間では、すでに改竄意思決定がされている。非常に国会バカにしたものではないかな、と私自身は非常に危機感を持っています総理が知っていようが、いまいが、指示していようがいまいが、(昭恵が名誉校長になったりで財務省や近財にプレッシャーを与えて忖度させてしまう、総理が)そういう状況を作ったこ自体問題じゃないんですかと、だからこういう不透明手続きが積み重なるんですんと申し上げました。近財の職員犠牲になり、決裁文書改竄され、あなたたちを守ろうとした佐川さんは明日証人喚問です。佐川さんも、太田さんも、財務省も私は気の毒すぎると思いますよ。もういい加減にしませんか、これ。こういう環境と状況を作った総理昭恵夫人に私は責任があると思いますが、総理どう思いますか。」

安倍

「今、私を守るために佐川さんが答弁をし、そして証人喚問になったというのは、私は、承認できないわけでございまして、むしろ財務省の皆さんに失礼な話であって、まさに国民の皆さんのために、と働いているのであって、私のためになる、といって仕事をしているのではない、わけでありまして、かつこれは政策に関わることではなくてですね、一つのある個人に関わることで、うちの妻が名誉校長になったという案件で、そのためにルールを曲げるのかというのは全く別の話でありまして(安倍さんや政権のためではなく国民のために、改竄したってこと?)大きな問題になっているということについてはですね、まさに、えー、今まさに、起訴されている人物のですね、えー名誉総裁、いや名誉校長を引き受けたというのは、やはり今から考えると引き受けるべきではなかったと思いますし、反省をしているとことでありまして、同時にですね、こうして今こうして書き換え問題が起こっているということに関しては、行政全般の最終的な責任は私にあると重ねて申し上げておるとことであります(一度でも責任とったことありまして?)。」

福山

「先ほど答弁から言っても、財務省の内部調査は全く信用できません。一生懸命やられているんでしょうけどもフェイクにフェイクを重ねても真実は出てきません。明日から証人喚問も始まりますけども、まだまだ証人喚問が始まりますが、まだまだ安倍総理は本当のことをおっしゃるつもりはないようですので、国会で引き続き追及していきたいと思います。」

 民主党時代のクソみたいな政治の時よりも明らかに無能感あふれるオペレーションをして、徹底的にしっかりとした調査実態がザルどころか口頭で報告を受けただけだったという無能政権であることを宣言せざるをえない質疑の持って行き方はうまかったなと。

 さていよいよ本日証人喚問ですが、与党側はどういうストーリーで責めるんでせうね。個人的には、安倍政権での改竄はこれだけではないと思っていて、加計学園問題での三大臣合意文書農水省内閣府文部科学省)や日報問題での防衛省内の電子決裁文書の変更履歴調査すると面白いんじゃないかな、と思いますが、戦線を拡大するのはもう少し先でもいいかなと。

 今回は単発です。それではさようなら

2017-06-13

はてブコメント

前川氏が新証言 安倍官邸安保法制反対の学者を”締出し” 天下り

https://dot.asahi.com/wa/2017061200057.html

杉田官房副長官警察庁出身で、官邸危機管理担当加計学園問題の渦中にあった前川氏に対し、「出会い系バー通い」について昨秋、注意・警告してきた人物だ。

危機管理の点からみて「怪しげな店に通う事務次官」に注意・警告しない方がおかしい。


杉田氏のところにリストを持っていくと、『ちょっと待て』と言われて、1週間くらい後に、『この人物とこの人物は代えろ』と。一人は、『安保法に反対する学者の会』に入っていた。もう一人は、雑誌の対談か何かで、政府批判的なことを口にしていたんです」

と言いつつ

「かつては政府批判的な言動をしているかどうかまではチェックしていませんでしたよ。文化功労者選考分科会委員学者さんや芸術家文化人などを、その実績や専門性に着目して任命するものですから杉田氏がどういう基準判断しているかはわかりませんが

どういう基準判断しているかからないんかい!!

この人物とこの人物は代えろ』と

その中に外務省内閣府OB問題に関わっていたことを示すメールがあった。

なんでその人物外務省内閣府OBメディアに伝え調査取材しないのか??

2017-06-05

[]続・安倍総理デタラメ連呼して印象操作に勤しむ

http://anond.hatelabo.jp/20170605185724

宮崎

「あの今、ペラペラ言われましたけど、構造改革特区と、国家戦略特区、全く別物じゃないですか。構造改革特区ボトムアップで上げてくるんでしょ?だから加計学園名前が入って上がってくるんですよ、そりゃそうですよ。当たり前!で、国家戦略特区は、総理が全部決める仕組みでしょ、ね、国家戦略特区諮問会議は、地域だって政令で、総理が決める、諮問会議だって議長総理でしょ。山本幸三さんなんかね、えー、諮問会議の、議事録をまとめるぐらいの権限しかないんですよ。山本さんいなくたって、諮問会議開けるんだから。全て総理に集中してんですよ。今回、新しい獣医学部認めるということで、告示しましたけれど、これだって松野文科大臣内閣総理大臣名前で出てる告示ですよ、つまり全ての権限は、総理大臣に集中してるのが、国家戦略特区の仕組みなんですよ。それを全然関係ない、ボトムアップ構造改革特区の話を持ち出して来て、そういう混同させる、これ自体が、本当に、印象操作のものなんですよ、大体、前川喜平さんに印象操作してんのは総理あなたじゃないですか?そんなことばっかりやって、恥ずかしくないんですかねぇ(安倍:そっちが恥ずかしいよ)。さて、もう一度聞きますけども、総理、働きかけがあったら、もう一枚のパネル安倍:冷静にやろうよ、冷静に)責任とるという発言を、3月13日参議院予算委員会でされていますけれども、総理責任ってどういう意味ですか?もし、働きかけが証明されたら、どんな責任とるんですか。」

安倍

「今、また認識の間違いをされますから説明しますが、構造改革特区国家戦略特区、この違いをよく理解されていないんだと思います宮崎:それはあなたですよ)。まずどちらにせよ、サブスタンス議論してるんですから、まず皆さんの時は、構造改革特区というのは、上がってきたら、めくら判ですか?違いますよね(宮崎:えー?何をいってんの)上がってきたら、め、めくばらんですか?これ、あがって、あがって、あがってきた、あがってきたものをですね、あがってきたものを精査するわけですよね、で、あがって、あがってきたものについては(宮崎:答弁させてください)、先ほど申し上げましたように、自民党政権においては、熟度等も含め、あるいはですね、獣医師会等との関係においても、対応不可、対応不可であったわけであります国家戦略特区国家戦略特区においてはですね、まさに、今治市ということで、それも上がって来るんですよ。で、大きな中で、国家戦略的にですね、国家戦略的に穴をあけていくということで、決めて行きます。ですから、その中で、我々も、医学部を決めました。医学部を決める、新たに新設をしました。でも医学部を決めるに際して、私が成田市とか、言ってるわけではないんですよ。たとえば、私が、養父市とか、言ってるわけではないんですよ。もし、そう思っておられるんだったら、全くこれ、考え方、変えられて、というか、ですね、全く理解が、全く理解が、間違ってると、言わざるを得ないんですよ。で、最終的にはですね、最終的には、何でも、どんな仕組みであれ、最終的に決めるのは、内閣総理大臣ですよ(宮崎:違います。)(この発言やばすぎるだろ。そりゃ私は立法府の長でありますっていうわ。)そして、どんな、色んな会議、たとえば、経済再生諮問会議だって、私が議長です。様々な議長があります。でも私が、そこでですね、勝手に色々なことを決められるんだったら、そもそも諮問会議意味ないじゃないですか与党:そうだ!)。私は根本的に、宮崎さんは間違っている、こう思いますよ。で、いずれにせよですね、いずれにせよ(差し出されたメモを見る)。の、今の、あの、めくばら、えーめくら判についてはですね(宮崎:はぁ?めくら判について?)、ちょ、ついては、言葉として、問題がありましたので、訂正をさせて頂きますが(宮崎:ああなるほど、はい)、しかしですね、いわば、これはですね、あの、基本的にはですね、上がってきて、上がってきてですね、先ほど申し上げましたように(宮崎質問覚えてます?)、国家戦略特区諮問会議でですね、民間議員がですね、民間議員が、民間議員が、真摯議論をするんですよ(宮崎質問覚えてますか?)。ですから、皆さんのこういう議論に対して、民間議員の皆さんは、怒ってますよ。その意味於いてですね、どんな決定においてもですね、どんな決定においても、その決定に、問題があるんであれば、責任をとるというのは、当然のことであろうと。(なぜか席に帰ろうとする)」

玄葉

総理質問に答えてください。責任とは何か。」

安倍

「いや、責任をと、責任があるから責任を、私の、私の責任をとると、え、え、これ、中身についてはですね、中身については、あの、敢えて申し上げる必要はないと思います。」

宮崎

ペラペラペラペラ適当制度論を述べられましたが、最後はそのー責任とは、言う必要がないって。いや、総理がね、申し訳ないんですど、構造改革特区国家戦略特区について、全く理解されていないということが、よく分かりました。これね、たとえば、平成30年4月に開学、あるいは四国に、四国とは限りませんが、広域的に、他の獣医学部がない地域に限る、あるいは一校に限る、こういったものは、ライバルであった京都産業大学を追い落とすために後からはめられた条件じゃないか、こういう疑惑があるわけですよ。それだから、ここに出てきます藤原審議官和泉佐官木曽参与萩生官房副長官総理の意を受けて一生懸命やっている。それは、この制度総理の非常に強い権限で、トップダウンで行われる制度から、そういうことも言えているし、実際に、このように、総理意向だということが、平然と出てくる状況にある。構造改革特区のように、下からただ上がってきて、それを審査するというものでは、ないんですよ。区域だって、決めるのは、最後総理がきめてるんですから安倍:ええー!?)そこ、知らないんですね、知らないのがよく分かりましたよ。もう一つお伺いしたい、テレビ番組で、あ、これ違う、ラジオで、次官なら大臣と一緒に、私のところに確認に来ればいい、内閣府との議論で、なぜ反対しなかったのか、と文科省は反対していたけれど、前川個人が、自分のところに反対だと言いに来なかったと。だから、何で来なかったんだと、言いたいんですよね。総理のご意向だと言われても、私に聞けば分かったのにと。そもそも和泉首相補佐官から総理はいえないから私がいうと、かまされているんですよ。なんで、そういった状況で、総理に、これ、和泉さんの言ったことは本当ですか?藤原さんの言ったことは本当ですか、と聞きに行けますか?聞きに行けるはずないじゃないですか。違いますか?」

安倍

「あのー、まぁ宮崎委員が言ってることは、端から、端から破綻してますよ。今、総理が決めるということは、総理はご存じなかったと言ったんだけど。つまり、それは、私が決めてないから、私が知らなかった。これ、言ってることがですね、全くですね、全く論旨が破たんしてると思いますよ。いいですか、場所等をですね、決めるのは、まさに、まさに国家戦略特区諮問会議ですよ。あの、読みました?議事録オープンになってますが(宮崎:(元気よく)ゼンブ読みました!)いや、おそらく、いや、それは、私はなかなか、だから、読んでいるとは、いや、それはねー、あの(宮崎:だから大した量じゃないんですよ、公開されてんのは)いやいや、すみません、それはね、いま相当動揺されましたが、それは読解力の、読解力の問題だと思いますよ、読解力の問題なんですよ、その中で、その中で、じゃ、その中で、例えばですね、医学部獣医学部意味、についての議論もなされて、なされていますが、ご存じですか。(玄葉:いいから、答えなくていいから)あの、で、で、ご存じないようですが、つまり、それはですね、保険診療保険診療でやっている、医師とですね、自由診療でやっている医師獣医師かな)、これは、保険財政、あるいは国家財政にかかわりがないので、根本から自由にすべきだという議論が、これは結構強くありました。しかし、国家戦略特区というのは、その中で何とか、キリのように穴を開けていく、ということであります。そして、それに関わる人たちがいる、業界の人たちがいる中で、キリをあけていく(?)中で、議論を進めたわけで、ありまして、突然ですね、たとえば、加計学園のために、一校に絞るということにしたわけでは、ない、わけでありまして、広域的に、広域的に獣医師養成大学等の存在しない地域に限る、一校に限るという要件は、獣医師会等の慎重な意見配慮したものでありまして(これは山本大臣がすでに撤回した言い訳)。これは、獣医師会等から、こういう要請があったんですよ。これは常に、たとえば医学部を作る場合にもですね、医師会と、相談を、します。その中でですね、最初医師会、強い反対がありましたよ。厚生労働省もそうです、その中で、何とかということで、国際的大学を作るということで、成田を決めた、わけで、あります。また、安倍政権下においては、東北にも医学部を、作った。それは、いわば、被災地、あるいは、原子力災害から立ち直っていく中において、そうしたものも含めて、医学部を作ったわけでございますが、今回の場合においてはですね、今回の場合においては、鳥インフルエンザとかですね、口蹄疫狂牛病、これ、一気に広がっていく伝染病動物から動物動物から人にうつっていくと言うものに対して、産業医不足している、あるいは産業獣医が不足している、あるいは獣医公務員が不足している、獣医師地域に偏在をしているという中において、四国に一校もないというのは、どう考えてもおかしいわけであります四国の多くの議員、ま、獣医師特別関係ある人は別ですよ、四国の、多くの人たちも、これは強く望んでいることでありまして、これはまったく、私は、問題がないんだろうと、このように、考えているわけであります。いずれにせよ、私がですね、私の意志で、どこだということをですね、決めるということは、全く、あり、えない、ということは、ハッキリと申し上げます。」(はい答えてないー)

宮崎

「何か、質問を何をされたのか、忘れてしまったようで、最後まで答弁ありませんでしたけど。ま、色々、デタラメがありましたけれど、例えば、獣医学部ないのは、四国だけじゃないですよね、北陸もないし、信越もないし、北関東もないんです。そして、広域的にない部分に限る、という文章が、獣医師会の意向で入れたというのは、これは全くのデタラメです。これまでの答弁でも、山本幸三氏が、既に、それは撤回をされている答弁です。なぜなら獣医師会は、全国的見地からという石破4条件を尊重するべきだという考えだったからであります総理が長々と関係ないことを答弁してくれたので、時間がなくなりましたが、前川平氏証人喚問するように要求をして、私の質問を終りたいと思います。」

 今井雅人議員の質疑の中でも、山本幸三大臣加計学園はA42枚だった、京産大20枚だったということに対して、加計学園構造改革特区で、政府20枚とか26枚とか詳しいペーパーを提出しているんだとおっしゃっていましたけど、諮問会議議員はその資料を共有して無いでしょ。諮問会議が決めて、総理大臣ノータッチだって言うのなら、熟度を判断した諮問会議が得ていた情報以外のもの根拠にするバカみたいなことやめて欲しいんだけど。まぁこれは総理ウソだけど。

 あと平山佐知子議員に、4条件をクリアしているかと聞かれたときにそれを判断するのは今治分科会だといってたんだけど、これもウソだよね。

国家戦略特別区域法

五条  政府は、国家戦略特別区域における産業国際競争力の強化及び国際的経済活動拠点形成に関する施策総合的かつ集中的な推進を図るための基本的方針(以下「国家戦略特別区域基本方針」という。)を定めなければならない。

2  国家戦略特別区域基本方針には、次に掲げる事項を定めるものとする。

(略)

3  内閣総理大臣は、国家戦略特別区域諮問会議意見を聴いて、国家戦略特別区域基本方針の案を作成し、閣議の決定を求めなければならない。

4  内閣総理大臣は、前項の規定による閣議の決定があったときは、遅滞なく、国家戦略特別区域基本方針公表しなければならない。

5  政府は、情勢の推移により必要が生じた場合には、国家戦略特別区域基本方針を変更しなければならない。

6  第三項及び第四項の規定は、前項の規定による国家戦略特別区域基本方針の変更について準用する。

7  内閣総理大臣は、必要があると認めるときは、国家戦略特別区域基本方針に基づき、第二項第六号に規定する提案募集を行うものとする。

六条  内閣総理大臣は、国家戦略特別区域ごとに、国家戦略特別区域基本方針に即して、国家戦略特別区域における産業国際競争力の強化及び国際的経済活動拠点形成に関する方針(以下「区域方針」という。)を定めるものとする。

2  区域方針には、次に掲げる事項を定めるものとする。

一  国家戦略特別区域における産業国際競争力の強化及び国際的経済活動拠点形成に関する目標並びにその達成のために取り組むべき政策課題

3  内閣総理大臣は、区域方針を定めようとするときは、国家戦略特別区域諮問会議及び関係地方公共団体意見を聴かなければならない。


 安倍さん自分では国家戦略特区認定に介入する立場にないとか言ってたけど、残念だけど、国家戦略特区基本方針を定めるのも総理大臣だし、区域方針を決めるのも総理大臣なんだよね。その中の具体的な区域計画認定するのは区域会議だけど、そこから上がってきた計画の最終的な決定権はこれまた総理大臣なんだよね。何を持って、自分は関与できないとか言ってるのかさっぱりわからん構造改革特区は前も言ったけど、関係閣僚同意必要だけど、国家戦略特区にはそういうのは全然なくって、諮問会議役割も最終的に決定するわけじゃなくって、あくま意見をあげて、総理大臣がそれを決定するシステムになってるんだからいい加減なこというのやめてほしい。

 あと分科会役割については、国家戦略特別区域法には役割規定はされてないし、石破4条件のような「国家戦略特別区域における産業国際競争力の強化及び国際的経済活動拠点形成に関する目標並びにその達成のために取り組むべき政策課題」を定めるのは区域方針で、決定者は内閣総理大臣って書いてあるし。

これは参考資料2にこちらの特区区域方針をつけてございますけれども、この区域方針の早期実施に向けまして今治市分科会を設置させていただきまして、この区域方針記載してございます項目の中で今治市固有の具体的な事業資料3に小さな点で書いてございますが、7点でございますクールジャパン外国人材の就業促進から最後の小型無人機公共インフラ保守管理など、今治市で御活用いただける可能性のある項目につきまして、新たな制度改革規制改革について重点的、集中的に取り組む仕組みを、こういった分科会という形で議論いただくという趣旨でございます

って区域会議での分科会設置の趣旨説明でも、政策課題クリアしているかどうかを判断するかは諮問されてないし。どうみてもそれをするのは総理大臣だって、第6条に書いてあるし。専門家が入った分科会で、問題にされてないから、石破4条件クリアしてるっていう論理は単純に言って、頭おかしいとしか思えないし、それで自分関係ないっていうのは完全に印象操作しかいえないですわ。

2017-05-18

[]文科省リー文書の真偽を明らかにするのは政府側の責任

国会ウォッチャーです。

総理のご意向文書の真偽について

 例の文書に関して、菅さんとかが、怪文書だなんだのとおっしゃっておられました、今日朝日が追撃を出してきました。これは内閣府側が審議官参事官文科省側が課長課長補佐対応した、という構図ですが、この時点でもうお叱りであることが明らかですね。審議官は、藤原内閣官房審議官ではないか勝手に思っておりますが、官房審議官であっても、課長職よりはだいぶ上、参事官でも統括課長級です。文科省側の対応は当然高等教育局でしょうから、対等のカウンターパートであれば松尾審議官ですが、文科省側の黒塗りが長いので、おそらく高等教育企画課長専門教育課長などの名前が入っているのだと思います

 ちなみに玉木議員が「詠み人知らず」の文書作成することはよくあることだ、とおっしゃっていましたが、内部のメモの共有では当然誰が作成たかというのはそれほど重要ではないので、まずここは当然です。機微に関することで、署名がされていると、「いったい誰がこんなこと書いたんだ、俺は言っていない」というクレーム政治家から出たときに困ります(いままさにこういう状態ですが)ので、当然誰が作成たかはわからないようにするということもあるでしょうが、ここはおそらく単に課内あるいは局内での共有が目的で、理解されればいいのは、この件について、誰に聞けばわかるのか、というだけなので、課長、補佐までしか書いておらず作成者名がないというだけだと思います作成者はおそらく係員、係長クラスだと思います。彼らが審議官局長クラスから直接事情を聞かれることはないので、個人名は不要です。

 官僚同士のやり取りで、相手側に四の五の言わさないために、偉い人の名前を出すこともよくあります。これ自体は本当であったり、本当でなかったりするでしょう。たとえばですが、答弁書作成デマケで、原課以外の人に担当してもらいたいとき相手指名が直接なかった以上、早く帰りたいわけですから答弁書作成モチベーションゼロで、片側だけがとにかく帰らずにやって欲しい状況です。こういうときに下っ端が、「審議官のほうにもクリアもらってますからお願いします」とか言うときはほんとに了解を取ってなかったりもするでしょう。これは嘘つく側が切羽詰ってるからです。しかし、今回の場合内閣府のものに嘘ついてまでやるモチベーションがないので、おそらく官邸から要請されてる話だというところに嘘はないでしょう。なぜなら嘘つく必要がない場面だからです。

 予想でしかありませんが、「獣医学部新設にかかる内閣府からの伝達事項」は、カッコ位置のズレがあったり、概要であることから、おそらくネガチェックもやっていないメモ取りの書いたものでしょう。それに対して、「■■内閣府審議官との打合せ概要獣医学部新設)」のほうは、課内、あるいは局内共有用体裁を整えたものでしょう。

 今朝になって、北村直人議員からの石破、麻生大臣情報を得た旨の情報がかかられた文章の件に関して、モーニングショー確認を取っていて、「自分が書かれている部分はおおむね紙の通り」と取材に対してこたえているようです。ちなみにこの文書作成者専門教育課長補佐(26年8月から現職)だと思われます。(十中八九この人がリークしたわけではなく情報共有されていただけでしょう。)最低限この文書正当性確認されたといっていいでしょう。

18日、石破元大臣とあって話をした。ご発言は以下の通り。

・党プロセスは今後どうなるのか。党プロセスを省くのはおかしい。

・総務会には上がってくるマターではないのか。もし議題に上がってこないなら、私が総務会の場で持ち出すことはやぶさかではない。タイミングを教えてくれ。

*総務会には村上誠一郎議員北村誠吾議員自民党獣医師問題議運事務局長)が在籍

と書いてあります。これは要は義家副大臣のレク概要と合せて考えると、のちのち、この獣医学部の新設によって需給が崩れて問題化したときに、文科省責任を取らなくてもいいような体裁を求めているわけです。玉木議員質疑の中で、需給の問題は誰が確認したのか、と文科省が聞かれたさい、「それは農水省に聞いてください」ふっていて、おそらく農水省は完全に蚊帳の外だったのでしょうが、これは新たな需要から既存需給に影響は与えないから知らない、と答えて、内閣府が「概略的な確認」をしましたー。という答弁に顕著に現れています。つまり文科省農水省責任を取りたくないので、内閣から省に対して出た話ではなく、自民党の中でのクリア問題化したときに石破さんや麻生さんから非難されないように)をとった上で、成田医学部と同様(平成27年7月31日付け)三省合意文書のような体裁を整えてほしい、というのが、文科省の目論見だということが見えてきました。そのために、前大臣である石破さん、広く反対者として知られていた麻生さん(なぜ麻生さんが反対かというと、日本獣医師会会長である蔵石氏の長男福岡県から擁立しようとしていたのが麻生さんだったから。)、あるいは、安倍さん批判的な村上さんあたりに働きかけていたことが伺えます。この10月18日付けの北村直人さんに関する文章はおそらく、9月28日(だったと思う)の内閣府からのお叱りで、「党の部会で話しては、といったら官邸から怒られた」ということで、党のプロセスはすっ飛ばして、いいからさっさとやれ、といわれたことへの抵抗なんでしょう。振り返って考えれば、当初の森ゆうこ議員や、桜井充議員の質疑のなかでも、文科省役人から3省の共同告示に向けての省内での議論はなかった、というような話を持ち出していたのも、文科省としては頭ごなしに内閣府ががめてきたことに、相当怒っていたということだったんでしょう。想像ですが、森議員が追及していたように、3大臣合意文書もやっぱりなかったということでしょうね。

とにかく確認したくない藤原内閣府審議官萩生官房副長官

 この文書あるかないかなんて、共有フォルダ検索かければ1分でわかりそうなもんだけどね。

宮崎

9月28日に、内閣府文科省会議をもったことをはありますか、という質問です。ペーパーの真偽とは切り離して答えていただければ。」

義家

「日程を確認しないとわかりません」

宮崎

「日程はわからないけれども、この前後で、こういったメンバーで、話し合いをされたことはありますか」

義家

正式会議ではなくて、さまざまな協議、さまざまな話をしていたことは事実であります」(この辺まではちょっと評価してたんだけどねー)

宮崎

「この文書内閣府○○審議官と書かれている。特区担当藤原審議官だと認識しておりますが、藤原審議官にも本日おいでいただいておりますが、藤原審議官9月28日会議をもたれたことはございますか」

藤原

報道にありますこれらの文書につきましては、文科省にも確認をしておりますが、でもとがわからず、信憑性も定かではないということで、内閣府としてお答えをする立場ではございません(いやあんたの日程を答えるのは公務員義務だろ)。ただ報道にあるような昨年秋ごろということであれば、第一回目の今治市分科会が行われたこともありまして、各省庁と事務的議論を行ったことはありました。ただその日程、内容につきましては確認がとれておりません。また内閣府として、官邸の最高レベルが言っているとか、総理のご意向だと聞いているといったことを申し上げたことはございません。また総理からそういった指示もございません。」

宮崎

確認します。一連の報道によると、官邸の最高レベルの指示だとか、総理意向だということは内閣府から発言されたことになっております内閣府側であれば、藤原審議官、ご本人であれば総理意向だとか、官邸意向だとか、官邸の最高レベル意向だとかそういったニュアンスも含めて、一切発言をしたことはないということで言い切れますか」

藤原

「えー総理からのご指示を受けたり、総理、私個人で言えばですね、政府内の一職員でございますからそういった総理から指示を受けたり、ご意向を正確に確認する立場ではありません。仕事をする上で、支障をきたしてはいけませんので、総理のご下命そういったことには一切言及しないことを心がけております。私ども事務方しましては、総理のご発言、ご指示を受けられる、唯一の機会は、特区諮問会議でございます。高い頻度で月に、1、2度、総理にもご出席ただきまして、指示を頂戴しておりますけども、かなり2回に1回ぐらいはですね、これはー特区規制改革、これはスピード感をもって進めるべきだという旨のご発言をされております個別プロジェクトに関わらず、全体といたしまして、スピーディに行うようにご指示を受けておりますので、私どもとしても関係省庁と連携しているところでございます。」

宮崎

最初のほうを聞くと、言ってないような答弁なんですが、後のほうを聞くと、言うこともありえるような答弁でしたね、(略)私も総理から藤原審議官に直接指示があったといっているわけではないし、報道もそのように書いていたわけではない。ただ総理官邸から内閣府に強く伝えられたのではないかということを裏付け文書が出てきたな、ということでお伺いをしている。義家副大臣10月7日副大臣と、文科省側が、萩生副長官と面会をされましたでしょうか」

義家

萩生副長官とは常に政治お話をしております制作お話も。10月7日がどうであったかということですが、私自身さまざまな声が届きますので、調べてみましたところ、別の日程をしておりました。お会いしておりません。10月7日には。」

宮崎

「その日はお会いしていないと。10月7日萩生副長官ご発言概要とありますが、必ずしも義家副大臣名前が出てくるというわけではありません。そこで当然同席しなかったということがいいたいのかなと思います萩生副長官、10月7日、こういった話し合いをされたということはございますか」

義家

「昨日報から、こういった文書があることは承知しておりますが、その文書については、その内容が精査をされている最中でありますので、現時点でお答えをする立場ではないと考えております。日々、各省庁の担当者と頻繁に連絡をとりあっておりまして、その日に文科省の皆さんとあったかあわなかったか確認してみないとわかりません」(注:萩生田さんは浪人加計学園にお世話になってた人です)

宮崎

「通告済みです。明確に10月7日に会ったか会わなかったか、通告文に明確に書いてあります。お調べいただいているものと思います。お答えください。」

萩生

「私の公式日程につきましては、法令にのっとって、一定期間保存した後、処分しておりまして今日はこの委員会に出席するまでの間に確認で着ておりません。」

宮崎

「今のは処分したという意味ですか、調べなかった言う意味ですか。」

萩生

「昨日報道があった時点で自分なりにその日はどんな日だったカナと手帳などで確認してみたんですが、確認はできません。」

宮崎

副長官は公務で、他省庁の人とお会いするときに、ご自分手帳などに書く以外に、記録取らないんですか。そんなことないでしょ。夜の会食で会う、こういうときには記録取らないこともあると思いますが、昼日程で、官邸であうとか、文科省に出かけていくとか、ご本人じゃなく記録取られるんじゃないでしょうか。これは官房に聞いていますので、お答えいただけないでしょうか」

萩生

「日々の公務で、さまざまな人たちとの面談、あるいは決済等々日程にのっとって、一連の表がございます。これは昨年のことですので、今日の段階では確認ができなかったということです。」

宮崎

「廃棄したという意味ですか」

萩生

「廃棄した可能性もありますが、現時点では確認が取れていません」(これから廃棄するということだねwwちなみに、内閣府内閣の庶務に関する関係行政機関等との協議等に関する経緯に関する文書の保存期間は5年でございますよ)

宮崎

意味がわかんないですよ。時系列順に連なった公文書でしょ。そのページ開いてあるかないかじゃないですか。開いたんですかそのページ」

萩生

「昨日ご通告をいただいて、事務方のほうで、確認をいたしましたが、今日の時点で確認がとれていないということです、廃棄している可能性もございます。」

宮崎

「はなはだ不誠実な答弁です。官房副長官公務として、官邸で、あるいは文科省に出向いていって、話をする、夜呑みながらという話じゃないんですよ。その有無を確認している。廃棄しているといってもひどい話だが、廃棄したかどうかもわからない。これは確認してないってことじゃないですか。この文書は、本物か偽者かもわからないというものなんですよ。だから聞いている。義家副大臣のほうはお調べになって、そういうことだと思うんですが、まだ本物とも偽者ともいえないんですよね。それはまだ、新しい文書がこれから出てくる可能性もありますから、軽々に偽もんだといって本物だったら困るということだと思いますけども。今の萩生副長官の答弁は不誠実です。」

(略 やり取りの内部の妥当性について、記憶にない、通常の扱いじゃないかおかし文書だなと思った、文書信憑性に疑問を提示する、こういう話をした記憶はないという萩生田)

義家さんにも打ち合わせの有無を聞く、わからないという義家、宮崎、4,5人に確認したら、他省庁との面会は役付は必ず保存されているので、ご確認くださいという宮崎

さらに、10月4日のレク概要の内容(斉藤農水副大臣との話)について、確認たかという宮崎。日々レクを受けているといって、10月4日のレクの内容は確認していないという義家さんに対して

宮崎

確認してくださいという質問通告ですから確認していないということはどういうことでしょうか。確認したがわからなかったのか、確認していないのかどちらですか」

義家(この辺からダメなんだよなぁ)

そもそもですね、この文書事実文書であるかわからないわけでありまして、仮にじゃあ私がこれを指示をしたとしましょう、しかし私はこういう指示をしました、この文書でよろしいですね、という決済さえしていないわけですね。つまり何月何日に何をいったか、つまりこれは正式な私の副大臣レクで私がこういっていたとしても、正式文書でもなんでもないわけですよ。仮に私がこういっていたとしても。さまざまな指示は、特にことの時期は、連日のようにレクを受け、連日のように指示を出している、この資料に基づいて、こういうレクがあったんですかといわれましても、連日のようにやっていましたので、あったのかもしれないし、なかったかもしれないしこの文書正式文書ではないということです」(そういうことをレク担に聞くことを確認するというんですよ、義家さん)

宮崎

信憑性について確認したいか質問している、このレクの内容が本当かはまだ聞いてないんです。10月4日にレクがあったのかどうか確認してくださいと質問通告に明記したので、あったかどうかは答えていただかないと困ります。」

義家

質問通告を受けたという認識がございませんので、私の公務日程は調べておりませんが、随時レクをうけ、随時指示を出していたということであります。(切れ気味)」

宮崎

「通告文読み上げましょうか”義家副大臣は、10月4日に本件でレクを受けているか”こういう文ですが、通告していないということはないでしょう。調べなかっただけでしょう。」

義家

「今事務方からレク通告を見せていただきました。通告ありました。(いいわけつらつら)」

宮崎

「私副大臣個人プライベート手帳のことを言ってるんじゃないんです。役所管理している、公的スケジュール公的な記録として記録をされるんでしょう。そのことについてお伺いをしているので、ちゃんと副大臣日程作られていると思いますよ。別に、なんかプライベートで誰と会ったとか聞いてるわけじゃないんです。副大臣のづきの職員の方がちゃんと管理しておられる。そのことについて聞いているんです。」

ちゃっちゃと確認して、本物かどうかを明らかにするのは政府の責任なので、さっさとやってください。この書類捏造されたか、ではなく、話し合いの事実があるか、ということについて答えることは、朝日新聞民進党共産党ではなく、当然政府の責務です。ここんとこがわかってない人が多すぎてびっくりしますが。もちろん、調べた結果事実はない、ということでもかまわないけれど、確認なんかすぐ終わるんだから文科省高等教育局の共有フォルダで同名ファイル検索してください。ないならないで結構ですけどもね。こういう話。まぁ田崎スシローはこれをリークしたのが文科省役人であることは特定していると、暗に信憑性を高める発言をされていましたけれども、応援団のかたとしても応援の仕方は間違えないほうがよろしいかと思いますよ。

2017-05-17

[]朝日記事加計学園関連の文書に書かれていることを質疑する玉木雄一郎議員

国会ウォッチャーです。

 法務委員会は予想通り、不信任案でいったん休憩。本会議の開催は大島さんの日程の問題で、衆院通過は来週にずれ込む模様。参院日程を考えると、延長が見えてきました。

 さて今朝の朝日ですが、やっと加計学園関係内部文書が出てきましたね。今朝の玉木雄一郎議員の農水委員会質疑の中で、松野博一文科相存在可能性は認めて、書いてあるやり取りが行われたこと自体は認めているもよう。菅官房長官は、「誰が作成たかもわからない、こんな意味不明ものにいちいち政府は答えない」とか抜かしてたけど、松野さんが内容は大筋で認めちゃってるからなぁ。これは、多分内部リークだけど、この文書森ゆうこ議員宮崎岳志議員らが要求してた、内閣府文科省農水省の内部でのすり合わせの段階の資料なわけだけど、さっさと出さないかうそつきが発生するという話。

今朝の玉木雄一郎議員質疑

文部科学大臣ご指示事項との文書について、その真偽をただしたあと(確認していないという回答)

玉木

「そのなかにですね、”平成30年は早い、無理だと思う”という部分がありますね。つまり文科省としては設置認可申請がきても、教員が集まるのかどうかとか、いわれるような教育ができる施設が作れるのかどうか、当然確認しなければなりませんね。ですから、やらないといってるんじゃなくて、せめてもう一年平成31年開学にできないかなという提案をしているわけです。そういうことを議論した経過はありますか。あるいは大臣の指示として、大臣ご指示事項とありますが、松野大臣自身が、平成31年開学を目指すべきではないかと指示をされているんです、今言われているよりも1年先にする、大臣が、今文書があったなかったはまだ確認していないとして、大臣のご指示として、平成31年の開学にしたほうがいいのではないかと、内閣府確認しろ、といったほうがいいのではないかというような指示をだしたことがありますか。」

松野

「まずですね、この記事朝日)の中にある、大臣の指示事項という文書を私、見たことがないものですから、これがあるのかないのか、どういった性格のものなのかは承知しておりません。その上で、今玉木先生からご指摘がありました点について、私の記憶にある中で、お答えをさせていただきますと、まずあの、大学の設置認可というのは当然ながら設置審議会において専門的な議論をもとに認可が進められるものであるので、国家戦略特区の中にあるものであっても、審議会が始まって、その審議の中では、認められる場合も、認められない場合もある。その中において、設置の時期をあらかじめ書き込むというのは、設置審議会との関係において、これはどうなんだろうか、という話をした記憶、はございます。」

松野さんは、高市早苗大臣と並んでファッション右翼やってるんじゃないかと疑ってるんだけど、まぁ一応聞かれたらちゃんと答える点で、最低ラインを守ってない、安倍さん金田さんよりはずっとましだと思います

玉木

「それに対して内閣府からはどういう答えが来ましたか

松野

「今、私の記憶に頼った答弁になるので、詳細にどこまでいえるかわかりませんが、要はですね、私の、何年に開学を目指すというようなのは、設置審議会との関係において書き込めるものなのか、という質問に対してはですね、従前も戦略特区の中で目標として書き込んできたことがございます、と内閣府からではなく、文科省事務方から説明を受けた記憶がございます。」

(略)獣医師需給の話について、

1.既存獣医師とは異なる養成であること

2.ライフサイエンスなど新たに対応すべき分野で具体的需要があるもの

3.既存大学学部では対応が困難であること

4.獣医師需要全国的な動向に留意すること

という4条件を改めて確認して、農水省から地域偏在はあるけど、数は不足していないというこれまでの見解を繰り返させたうえで、160人という定員はいったい誰が決めたのか、と問いただしましたところ(この件に関しての山本幸三大臣の答弁については下に書く)

文科省は、「加計学園からの設置認可申請で160名とされている。内閣府農林水産省確認している。」

需給への影響がない確認はどのようにやったのかと農水省内閣府に聞くと

農水省は、「獣医師事務はつかさどっているが、大学の設置事務農水省の所管外である、設置については所管省庁が精査するが、新たな需要対応するための学部から従来の獣医師需要には影響がないと考えている」

内閣府は、「我々の担当規制緩和、定員の是非については所管官庁が、国家戦略特区が求めるニーズ対応しているか審査し、事業計画が愚弟的実現性があるか等を確認した。内閣府として、定員160名を含めて提案書全体から事業実現性確認した。」

玉木

「まったく答えになっていませんね、全体から判断されたと。または自分のところは大学設置に責任持ってませんと。じゃあ誰が責任持ってるんですか、これ(農水宮崎質疑でもダチョウ倶楽部状態になって最終的に山本大臣がきめたことになりました。)今、答えが出るかなと思ってあえて言いませんでしたが、私の手もとに、岡山理科大学獣医学科の入学定員等について2月28日愛媛県畜産課経由で加計学園より回答がありましたのでお知らせしますと、本年3月1日付けの文書があります。みなさんお持ちですか。皆さんお持ちですか。定員160名の定員の根拠について、問い合わせをしているんですね。それに対してどういう計算をしたかというと、平成26年度の獣医師法第22条に基づく就業獣医師の総数は39,098人。この人数を維持するため、獣医師一人が35年働くとして、年間1,117人これは39,098人を35で割っているだけですが、の獣医師必要現在ある全国の獣医師学科の定員は930人。このため年間187人が不足していると試算。年間定員を160名としているんです。これすごく矛盾しているのはなぜかというと、必要な、今のライフサイエンスとかじゃない獣医師が、180名不足しているから、160名要求してるんですね。でもずーっと説明あるのは、不足はないないない言ってるんですよ。農水省も、文科省も、内閣府も。でも加計学園は、後で必要なら出しますが、足りないから187名、160名の定員にしますと計算してるんですよ。こういうこときちんと調べておられますか。」

高等教育局長

「全体としての需給の話は農水省さんに聞いていただきたい」

小川参事官

「いま委員からご紹介ありました3月1日づけの文書については私ども承知してございません。計算の中にございました、39,000人を母体として、引き算をするものでございますが、現実獣医師免許所有者というのは、人間医者と違って、全員が獣医事についているというわけではございません。したがって39,000人がおられましても、その相当数が獣医事以外に従事されておりますので、これを元に考えるのは需給を考えるのに適当ではないと考えております

玉木

適当でないんです。そういう人もいれて、きちんと需給を評価するというのが農水省役割なんじゃないですか。今まさに答えありましたよ。そんなことで計算ダメだ、といわれた計算で、160名の定員が出されてるんですよ。なぜこれが適当なんですか。農水省適当でないといわれた。この計算で正しいとしたのは誰ですか。」

川上内閣府地方創生事務局次長

「本年の今治市分科会における、内閣府としての審査観点について申し上げます。(玉木:いやいや違うよ)獣医学部の設置認可とは異なりまして、医学部の設置自体や定員160名を認めるものではなく、あくまでも規制特例措置を受けて、設置認可申請を行える主体であるかということを審査いたしました。公募要綱に記載されましたとおり、11月9日諮問会議の決定への適合性、平成30年度開学についての確実性について確認したところでございます。」

答弁になってないという指摘を受けて再度

川上

獣医学部の設置事態や定員160名を認めるものではなく、その養成内容が、新たな獣医師ニーズに適合しているものであるか、また平成30年開設の確実性の一環として、入学定員が、学校施設や、教員の規模に比して著しくバランスを欠くものではないかという概略的な確認はしたものであります。」

玉木

「概略的確認てなんですか。閣議決定で、4条件を守ると、石破大臣ときも、これはしっかりと守ると明言しているのに、その確認もせずにどんどん手続きだけ進めてるんじゃないですか。今日時間がないのでもうやめますが、大臣確認事項の3爪なんかはですね。平成30年4月の開学に向け、11月上旬には本件を諮問会議にかける必要があり、と全部逆算でやろうとしてるんですね。しか官邸から内閣としてやろうとしていることを、党の部会として議論するなと怒られた(くっそ笑うわww)と、自民党内の中の議論まで口出してるんですよ。しか大臣確認事項の内閣府の回答の中に書いてあるんですよ。しかも、(義家副大臣レク概要の中で)斉藤(農水)副大臣に、需給のことちゃんとやってもらわないと困るよということで話したら、まったく聞いてない、これはやばい話じゃないかという反応があって、萩生官房副長官アポを取って、調整してくれとお願いをして、萩生官房副長官の回答概要がありまして、さっきの4条件の話がありましたけども、「既存大学がうちのほうでもできますよといわれると困難になる」、「平成30年4月は早い。無理だと思う」、「要するに加計学園が誰も文句が言えない、よい提案ができるかどうかだなぁ」、「学校ありきでやっているという誤解を招くので、無理をしないほうがいい」(結局無理をされたのでその後がめちゃくちゃなわけですが。)ですね、あとすごいのは、「福岡6区補欠選挙10月23日が終わってからではないか」。何でかというと、蔵内日本獣医師会会長の息子が補選に出ましたね。鳩山さんと争って負けることになるんですけども、そういうのも見守ったほうがいいんじゃないかと、親切丁寧に教えているわけで、これは大変疑惑が深まったといわざるを得ない。また大臣ご指示事項の中にも、福岡6区補選が終わってからではないか鳩山二郎氏、蔵内日本獣医師会会長長男林芳正大臣秘書候補と書いてある。ちょっとどうかな、と思いますが、さらに、閣内不一致、麻生財務大臣反対を何とかしてくれないと、文科省悪者になってしまう。文科省への悪影響を心配する詳細な分析ペーパーもあります。こういったことについて、きちんと提出を、公式にしていただいて、この間の獣医学部設置の不透明な部分の解明をしていきたいと思います。私、文科省はね、文科省立場でがんばってると思います行政おかしな方向に捻じ曲げられないように、麻生大臣心配されておりましたが、ロースクールの例をあげて、やたらめったら乱造してしまうと、需給が崩れて、結局困るのは獣医師だし、それを利用する利用者の方々と心配されておりましたが。現在審査しているところでしょうが、もう一度、必要資料を全部出していただいて、しっかりとした説明責任果たしていただくことを求めて、質問を終わります

これ朝日報道が回り暗くしたらり全体を提示してないのは、自分たちの持っている情報がどのぐらいあるのかを明かさないで、泳がすためのアレだったんだろうけど、玉木さんがだいぶ暴露してしまいましたね。

5月10日衆院地方創生特別委員会宮崎岳志議員質疑

宮崎

加計学園来年3月開校予定というのは極めて厳しいスケジュール。今年の1月公募して、来年1月には入試をやらないといけない。座学中心の文型ならわかるが、理系で、実験施設や実習必要だし、なぜこんなに急ぐのかという疑問があるが、平成30年開校という条件がでた経緯をご説明ください。」

山本幸三

国家戦略特区の特徴はスピーディなことでありまして、獣医学部の新設においても具体的な事業いちはやく実現することが重要と考え、まずは最速のスケジュールということで平成30年度を念頭において、平成30年度とした。その意味で30年度の開設ができると考えております。」

宮崎

理由を聞いているんではないんです。平成30年度の開設というのを、どういう検討をして、どの段階で決まったのかということをきいているんです。なぜなら今回の件も、加計学園に落とすために無理なスケジュールを決めたんじゃないかと。このスケジュールであれば到底加計学園以外はできないですよね、とそういうことなんじゃないかと疑われているんです。確かに、1月の共同告示には平成30年度開校とされている。では、事前に、文科省農水省とはどういうご検討をされたんでしょうか」

山本

「あのーえー新たな獣医師養成が急務であるからまずは平成30年度の開学が可能事業者公募したということは事実でありますぅ。獣医学部の新設については、具体的な事業をいち早く実現することが重要と考えておりましてー、まずは最速で事業が実現するスケジュールである平成30年4月の開校を念頭において、共同告示に開設を規定したものでありましてー、特に加計学園ありきというようなご指摘は当たらないと思います。この件に関しては、当然農水省文科省と、調整をした上でーえ、告示を決定したわけであります。」

宮崎

「調整をされたというが、いつ調整されたんですかとお伺いをしてるんです。前年の12月22日にまとめられたいう、三大臣合意ですか、文科省農水省との合意の中には平成30年ということばは出てこないですよね。じゃあその前なんですか、あとなんですか、どこなんですか。どういう調整でどういう協議でいつ合意したんですか」

佐々木内閣府地方創生事務局長

平成28年11月18日から行われたパブリックコメント資料におきまして、平成30年度に開設と明記がされております。」

宮崎

「昨年11月18日パブコメの時に決まったと。パブコメ文言っちゅうのは、何かに基づいて作るわけですよね。パブコメで突然出るって事はないですよ。じゃあその前のどの段階で決めたんですか。11月9日特区諮問会議ではでてきてますか」

佐々木

「開学時期につきましては、特区諮問会議では出てきておりません。(じゃあどういう経緯で)基本的にはですね、大学の設置に関することですので、加計学園あるいは今治市がですね、今治市はもちろん用地に対する支援とかをしておりますので、今治市のほうで、大学設置にはままあることだとおもいますけども、できるだけ早く設置したいという意向で、もっとスケジュールからいって早いのが、平成30年4月だとおそらく判断されて、それをパブリックコメント資料として、使わせていただいたことだと理解しております」(だから11月9日諮問会議では加計学園に決まってないはずなのに、なんで加計学園の言い分を資料に使ったとか堂々といってんのw)

宮崎

「今の話だと、加計学園今治市意向で、30年4月にしたと、そういう話になるじゃないですか。今までの話だと京都産業大学のことも含めて、この段階で決めうちしてたわけじゃないと。あの1月4日から募集したと、その段階でどこがくるかはわからなかったと。今治は来ると思ったけど、他だって可能性はあったんだってういういい方してたじゃないですか。今の言い方だと明らかに今治ありき、加計ありきじゃないですか。どういうことですか。」

佐々木

「もちろん先生おっしゃいますように、えー、きめうちというわけではございません。京都産業大学、今回一校に限るということで、最終的に今治になったんですが、京都産業大学についても、意向としてはできるだけ早くやりたいとそういう意向であったと思います11月パブコメを行いまして、二月に認可申請を行いまして、えーおそらく今年の夏ぐらいには文科省の認可ということになるわけですが、そうしますと、30年4月最近の最も近い開学時期となるということだと思います。」

続きはトラバ

2016-08-07

シンゴジラ政治的ヤバいと思うところ(ネタバレあり)

以下ゴジラネタバレ超注意

























































あの映画が本当に政治的ヤバいのは映画が進むにつれて矢口たちに決定の権限が集中するところ

最初の方は大河内総理大臣意思決定の最終権限を握っている。

自衛隊攻撃一つとっても現場から防衛大臣を通じて総理にうかがいを立てるシステムになっていた。

ところが大河内内閣が熱線総辞職し、里見内閣が成立してから矢口と巨災対のメンバー意思決定を行うようになる。

矢口官房副長官から昇進し、防災大臣になったとはい所詮一人の大臣にすぎない。

また巨災対も「はぐれもの官僚異端生物学者」が集まってできた集団である

役職も「〜課長」や「〜副長官」であり、官僚トップが集まっているわけではない。

矢口プラン提言する機関としての能力はあるかもしれないが、政府を主導していくメンバーではないはずだ

ところが里見内閣では矢口と巨災対が血液凝固剤を作るために官庁全体を動かしていくようになり、さらにはフランスに対して核発射遅延の要請まで行い始める。

その上、ヤシオリ作戦実行時には里見首相は完全に蚊帳の外で、矢口自衛隊指揮の権限が与えられていた。

自衛隊にかなりの死者が出たであろう作戦だったのに、里見首相はそれを見ている様子さえない。

自分政治に関しては全く素人だが、これはヤバいと思った。

なにがヤバいって権限のなさそうな人間ガンガン物事勝手に決めていくところ。

総理大臣事務次官実質的権限を握っているなら、ミスがあったときは彼らを交代させれば政策を変えることができる。

しかし、トップが完全な飾りで実質的権限をもっておらず、下の人間の独断ものごとが決まっているシステムではトップを変えても政策が変わることがない。

そして、このようなヤバゲなシステム採用しヤバゲな方向に失敗した島国が70年前に東アジアにあったはずなんですけどね

どこかは忘れましたが

サヨクの皆様におきましては、9条やアベ政治緊急事態条項の話をする前に意思決定総理大臣の手から離れていく問題を論じたほうがいいのではないでしょうか





















(上にシンゴジラネタバレがあるので、見てない人は気をつけてスクロールしてください)

2016-07-29

小池百合子は「東京トランプ

小池百合子は「東京トランプ

小池百合子日本会議会長らと「東京核ミサイル配備」をぶちあげていた! 小池は「東京トランプ」になる?

http://lite-ra.com/2016/07/post-2438.html

昨日、本サイト東京都知事候補小池百合子氏の本質が“極右ヘイト政治家であることを、多くの実例を交えて紹介した。だが、彼女の“危険性”はヘイトスピーチ放置し、歴史修正主義を邁進しているだけにとどまらない。

 小池氏が知事なったら、東京核ミサイルを配備されるかもしれない──。どう考えても悪い冗談しか思えないが、これは小池自身過去に語っていたことだ。小池氏は極右のお仲間と一緒に、なんと、“東京核ミサイルを配備しよう”と得意げに計画していたのである

 2003年保守論壇誌「Voice」(PHP研究所3月号所収の田久保忠衛西岡力両氏との鼎談記事でのことだ。田久保氏といえば現在日本最大の極右カルト団体日本会議」の会長を務めるタカ派言論人。また西岡氏は「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)の会長であり“対北強硬路線”“反北朝鮮”の世論日本軍事力増強を扇動する右派論客だ。

 タイトルは「日本有事 三つのシナリオ」。内容は小池氏、西岡氏、田久保氏の3名がそれぞれ議題を提示して討論するという企画なのだが、くだんの“東京核ミサイル配備”は田久保氏の「日米同盟か、核武装か」なる問題提起からまり北朝鮮の核保有日米安保がメインテーマになっている。

 そして、このなかで堂々と「東京核ミサイルを」なる小見出しまでつけて、西岡氏が「アメリカがほんとうに利己主義的になれば、彼らはアメリカまで届くテポドンだけはストップさせるが、日本を狙うノドン放置するでしょう」とぶつと、これに応じた小池氏はこう言い放つのだ。

軍事上、外交上判断において、核武装選択肢は十分ありうるのですが、それを明言した国会議員は、西村真悟氏だけです。わずかでも核武装ニュアンスが漂うような発言をしただけで、安部晋三官房副長官言論封殺に遭ってしまった。このあたりで、現実的議論ができるような国会にしないといけません」

 つまり小池氏は、“日本核兵器保有国会現実的議論せよ”と声高に主張しているのである

http://lite-ra.com/2016/07/post-2438_3.html

ちなみに、アメリカではドナルド・トランプ氏がまさにそういった扇情的ポピュリズム手法大統領一歩手前まで駆け上がっているが、そんなトランプ氏を小池氏はこのように論じている。

トランプに関しては、読めないことが多い。もし大統領当選したら、どのような行動を取るのか。どの人種的宗教的マイノリティーや外国に対して、最も侮蔑的振る舞うのか」

アメリカ共和党員は、そしてアメリカ国民全体はよく理解すべきだ。トランプ流の大衆扇動劇場と化した大統領戦は、世界の安定を、ことによると平和をも脅かしかねない(「ニューズウィーク日本版」16年7月5日号/CCCメディアハウス

 警告ごもっとである有権者はぜひ、この論評をそのまま小池氏にお返ししてあげようではないか

2015-06-27

政策芸術」=国策芸術ではないことについて

要約:「文化芸術懇話会設立趣意書にある「政策芸術」は国策芸術意味するのではなく、政策芸術作品との類比のもとで捉えることを意味する。後者問題性に目が向けられるためにも、前者のような誤解が本記事で少しでも訂正されることを望む。

産経新聞2015年6月25日に伝えたところでは、自民党の有志が立ち上げ、同日に第1回会合が行われた党内勉強会文化芸術懇話会」の設立趣意書は、会の目的として「心を打つ『政策芸術』を立案し、実行する知恵と力を習得すること」を掲げていた。

安倍首相支持の勉強会文化芸術懇話会」が発足 - 産経ニュース http://www.sankei.com/politics/news/150625/plt1506250043-n1.html

政策芸術」という耳慣れない言葉について、この段階ではそれ以上の情報はなかったものの、多くの人がこれを「政策によって推進される芸術さらには「プロパガンダ芸術」を意味するものと受け止めた。

第1回の会合で、講師を務めた作家百田尚樹氏だけでなく、出席した自民党議員からメディア統制を提案する発言があったと伝えられたことから、このように理解されるのも無理からぬところがあった。

自民党安保法案報道批判続出…改憲派勉強会 - 毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/20150626k0000m010122000c.html

ところが、翌26日の衆議院平和安全法制特別委員会で、民主党寺田議員がこれらの発言について追及した際、加藤勝信官房副長官から、改めて「文化芸術懇話会」の趣旨について説明する場面があった。下に引用するように、これは上述のような理解とは異なるものである

加藤官房副長官発言)「文化芸術懇話会、これは政治家に求められる教養想像力を得るため、芸術家と共通する創作手法と成果の普遍性を追及(原文ママ――引用者注)し、世界の中で輝ける日本創造し、デザインする上で必要不可欠であり、心打つ政策技術(「心を打つ政策芸術」の誤りか――引用者注)を立案し、実行する知恵と力を習得することを目的として開催されたものでありまして(後略)」

◇【安保審議詳報(1)】百田氏「沖縄2紙潰せ」発言で紛糾 民主寺田氏「由々しき発言だ。党総裁として処分すべき」 - 産経ニュース http://www.sankei.com/politics/news/150626/plt1506260020-n1.html

まり設立趣意書にあった「政策芸術」とは、政策のもの芸術作品になぞらえる考え方を示していたのだ。

これは政策国民の心理に訴える面を強化しようという動きであり、注意して見ていく必要があるだろう。(追記:「プロパガンダ」という言葉を使って言い直せば、「政策芸術」とは、手法レベル芸術を利用しながら、政策の実行過程のものプロパガンダとして機能させる動きだといえるだろう。そうした動きの一部として、政策を具体的に表現するために普通意味での芸術作品が利用されることも大いにありうる(そうなれば「プロパガンダ芸術」だ)。「政策芸術」=プロパガンダ芸術という理解は起こりうる現象の一部を捉えていた。しかし、「政策芸術」はそのような狭義の芸術作品の利用よりも幅広く、〈芸術作品〉のように政策立案・実行する現象総体を指しうる概念だと考える。このように広くとった場合、「芸術家と共通する創作手法と成果の普遍性」の政策への転用は、表面的には芸術関係しているとは思えないような、見えにくい形で行われることもあるだろう。)

さらに、いまのところはっきり表明されているわけではないが、政策に〈美〉の観念が持ち込まれるとすれば、より一層警戒されるべきだろう。〈美しい〉政策を打ち出すことと、〈美しい〉国家デザインするという発想は親和的である。(そうした〈美しい〉政策は、現在誤解に基づいて警戒されているように統制的な芸術政策という形をとることも考えられるが、対象は必ずしも文化芸術に限られない。その点では、単なる国策芸術の推進よりもたちが悪いかもしれない。)

政策芸術」=政策によって推進される芸術という誤解は、時間の経過とともに少しずつ訂正されつつあるものの、まだまだ残っているようだ。こうした状況では、上述のような問題性に目が向けられづらくなる。本記事は簡単なまとめにすぎないが、誤解の訂正に少しでも役立てばいいと思う。

(追記:タイトルと要約に1箇所ずつ「プロパガンダ芸術」とあったのを「国策芸術」に修正しておいた)

2012-05-20

発狂リガー発動www

はいはーい。ソース確認の時間ですよ

大飯原発、橋下市長が夏だけの再稼働案に言及  :日本経済新聞

はてなブックマーク - 大飯原発、橋下市長が夏だけの限定稼働案に言及  :日本経済新聞 (魚拓

見事にバカの見本市と化してますなぁw

当初の見出しが、「大飯原発、橋下市長がピーク限定稼働案に言及」だった事もあって、ソースを確認する程度の能力に欠けるバカが釣り放題ですなぁwww

もし発言が当初のタイトル通りならば、無理やりピーク時間解釈して論難攻撃をするというのも恥を知らなければありえるけど(あるのか?w)、

あれだけ虚構ネタソース確認とリテラシーは前提(キリッと吠えて数日しか立ってないのだから、せめてソースの確認はしましょうねw

朝日新聞・橋下番(@asahi_hb)による、関西広域連合首長会合会議での発言要旨のまとめを引用する。

細野氏は原発の「安全基準」について、(1)地震津波による全電源喪失という事情の進展を防止する安全対策、(2)福島第一原発を襲ったような地震津波が来襲しても燃料冷却が継続して燃料損傷には至らない対策、(3)さらなる安全性・信頼性向上のための対策・規制対応・事業姿勢の3点を提示。

(1)(2)はすでに満たしており、(3)はこれからだが再稼働に理解を求めるとの説明をしました。これに対し、反論の口火を切った橋下氏は(1)(2)は「津波対策」であって、国民が求めているのは(3)も含めて、国際基準も満たすような安全対策であると指摘。政権対応を改めて批判しました。

間が空きましたが、関西広域連合会議での主な発言から斎藤官房副長官国内の電力の30%を担ってきた原子力ただちに止めては現実日本経済国民に生活が成り立たなくなると思い、再稼働せざるをえないのではないかというのが政府の方針」。 #原発

細野原発相「再稼働の問題について常に頭におくのは福島の問題。福島から避難し、不自由暮らしをしている人のためにも絶対繰り替えしてはいけないという強い決意のもとやりたい」。 #原発

橋下氏「国民の多くは福島事故と同等の対策では安心できないという感覚。基準1、2は満たしてる。福島事故と同様の対策できるという。しか国民は3の部分をふくめ新しいもの必要と思ってる。政府の基準は国際標準の原子力規制、およそ国際基準からみてでたらめです」。 #原発

橋下氏「(政権としては)需給問題で必要性があり、3まで目指すに時間かかるから2までだと。それなら動かし方もいろいろあると思う。大飯が動けば電力会社は(他の原発も)どんどん稼働していくと言っている。(政権が)もし再稼働をするなら、臨時に1、2、3か月動かすやり方もあるのでは」。

「臨時的な稼働」という発言は波紋を広げました。橋下氏に会合後、報道陣が真意を尋ねました。記者期間限定の再稼働に初めて言及したが、これを容認するのか?」。橋下氏「いや違います野田首相が再稼働の判断を出しそうだという情報が伝わってきたので、細野大臣認識最初に探った」。

橋下氏「細野大臣は(原発稼働は)ゼロか100の頭しかなさそうだったので。次善の策としてこういうやり方もあるのではと、野田総理が(すべての原発の)稼働100%を考えているのであれば、それを少しでも食い止めるためにこういう考え方があると論理的に説明しただけ。容認はしてません」。

橋下氏の「臨時稼働」のロジックは、政権は再稼働の安全基準を示せていない→示したのは津波の対策だけ→政権として基準・対策が不十分だと認めるべき→政権がそれでも電力不足を理由に再稼働するなら国民に「臨時的に動かす」と理解を求めるべき、ということのようです。 #原発

広域連合会議での発言。和歌山の仁坂知事「電力が止まるのは困ると思っている。(経産省原発の)規制をやっていた人間からすると、なんだこれはと思うことが続いている。安全基準が後から出てくるのは良くない。専門家大丈夫だと言って政治家が従うべき。政治主導が先なのはどうかと思う」。



福島での事故を受けての原発再稼働に必要安全性確保の問題と電力供給量不足の問題という関電自身が関係ないと主張している問題を混同して捉える事しかできない知能指数の低いバカでも最低限↑の説明程度の事は理解できる事を期待したいのだが難しいだろうか?

これが難しければ、閣下本人が、当初からガバナンスの問題であると言っているのを拝聴するしかあるまい。

2012.4.16登庁時囲み取材 - YouTube

MBSのバカ記者の話には200万PVのヤジウマが湧いても、こちらが5000止まりとか日本人が土人でしかない事実にため息しかでないが。

それはともかく、見ての通り、閣下安全性の検証科学者によって行いお墨付きを与えるのではなく、科学者でもない政権勝手安全性を宣言する姿勢に対して異議を申し立てているだけである

すでに1ヶ月前から明確に大阪維新の会であれば50点の安全だが需給状況を鑑みて再稼働を決定すると発言しているのだよ。

事実に基づく姿勢を貫いていればさほど考えることもなく、この記事を見た時に発言内容の論旨を理解する事は可能なはずなのだが、この無様なブコメヘイトスピーチ垂れ流しとそれを咎める者の少なさから見るかぎり、はてなー知能指数ってIQ80ぐらいしかない集団だと思わざるを得ないわなw



敵を設定してしまえば、ここまで単純なfactであっても理解を拒絶するいわゆる「バカの壁」に見事にブチ当たっているサンプル達。




id:njamota まさか毎日時間だけ稼働するとか言うんじゃないよね?

id:daishi_n 原子力冷温停止に数日かかるんだから毎日止めて稼働させてを繰り返すのは無理。何度もECCS作動させたら炉が劣化するしな。負荷追従運転にしても日本国内では数カ所でしか試験やっとらんし、反対運動もあったのにな

id:aruzentina 原発, 無知, 橋下 そんな便利なことできねぇってw 口出しするなら、ちっとぐらいググれw

id:fazz0611 原子力ってそんなに簡単に稼働OnOffできんやろー的な

id:wideangle 原発は動かしたり止めたり難しいんじゃなかったの。

id:kyuuiti92 バカ, 資源, 社会 バカが居る…。知識がアホな反原発バカレベルだ…。

id:raderjp これはひどい, 原発, バカ, 橋下, 無知 これ、わざとだろ。適当なことを言って新聞に乗り続けると大阪愚民どもは喜び支持率が上がる。大阪政治家をやるってちょろいわ〜。簡単なお仕事だわ

id:miruna これはひどい, 頭が悪い アホちゃうかとしか言えなくてすごい。推進派反対派両方からボロクソに言われるんじゃないのこれ。

id:a-lex666 読売走狗 原発の仕組みしらんであれこれ言ってたのか

id:daihx Webネタ 思いつきではなく、もっと原子力発電の仕組みを勉強してからモノいったほうがいいと思います

id:shigeto2006 原発というのは簡単に点けたり消したりできる設備じゃないのだよ。「再稼働を容認したわけではない」というのはまったくの詭弁で、これで橋下徹脱原発派の看板を完全に下ろしたといっていいのだ。

id:vid 「ピーク時のみ」。自分の発言どおり、政治家が口出ししない方が良いですね。

id:Outfielder ぼくはげんしりょくにくわしいんだの人とどっちがマシだろうか

id:SiroKuro ふむ いや無理だって。そんなパソコンみたいにボタン押して数秒で起動できるほど甘くないんだって

id:baikoku_sensei 古賀、何とか言ってやれ

id:nakakzs 大阪, 原発, 政治 どうやらオイラの知らないところで、原発冷やし中華並に稼働もやめるのも簡単になるほど技術やその周辺の法改正が進んだらしい。

id:von_walde いやいや,原子力ってのはそんな風に運用できませんよ(笑

ソースを確認してからモノいったほうがいいと思うよww

id:REV 11時から15時まで原発を動かします、みたいな。

虚構に釣られた事を何年立っても悔やしいならこの程度のソースは確認したらどうかw

id:rebirthen 「夏の電力需要のピーク時に限定」というのは7月9月だけ稼働させるということでしょ。橋下はともかく、山田知事はそこまでアホではない。

から、橋下が7月9月だけ稼働させるという意味ではないというソースを出せよ。できないなら根拠無くアホ呼ばわりした事になるんだが。

id:kojitaken 橋下, 原発, これはひどい 橋下がついに原発再稼働を容認、というより橋下自身が提言。橋下十八番の「掌返し」が炸裂した

また勝手閣下原発反対だのと主張を捏造し、勝手に手のひら返しだと滑稽な脳内対戦を繰り広げているがw

統治の論理に基づかない再稼働に反対しているだけで、必要があれば稼働を決断する事は言明済み。

この稼働案はロジックとして提示しただけで、実需給予想データというカードを隠されたままの稼働であれば容認できないという、脱原発派にとっては一番論理的な主張だろ。

まぁ、二次テストと国際標準の安全性確保体制が整った際には稼働を主張するとは思うが、そこで戦うならともかく、アホサヨク反原発連中より余程まともな脱原発ロジック社会に提示している相手に向かって感謝しこそすれ、これを単純な再稼働容認だと批判するとかどれだけ背後から弾を撃ち込むんだよwww

大元シンプル事実に基づかなければ、ブログでいくら連日吠えてもシャドーボクシングしかならない。

おまえはグルグル同じ所を回転している事にずっと気づかずに自分尻尾を敵だと見做して追いかける犬かよww

id:atawi ハシズム, 原発, これはひどい 信念もなければ恥も知らない日和見維新、支離滅裂、掌返し、厳しいツッコミには逆ギレの橋下流無敵論法三原則で今日も大勝利。/話の肝は限定稼働のリスクって全稼働と変わらなくね、ってことだな

はいブーメランきましたーw

限定稼働のリスクって全稼働の危険物理的な差は無いし、閣下は元よりそこを問題にしているのではなく、可動理由というガバナンスの問題だと言っているのだが。

事実に基づかない放言が見事に自分自身に跳ね返っているという事をご理解頂けてますでしょうか?ww

id:hidamari1993 これはひどい, 社会, 政治 電気を貯蓄できると思ってるのと同レベル。「政治家安全を確認できるわけがない」っていうくらいなら専門家の判断を仰ぐまで一切意見しないでくれる?そもそも案になってないか野次馬と変わらない、迷惑

id:Hiro0138 原発, 無知, これはひどい 原発の特性を全然知らない事がわかる発言だな

id:georgew そんな簡単に停めたり動かしたりできへんやろ??

id:yasumu1975 大阪, これはひどい こんなん技術的に可能なん?

id:Dursan できるできないの問題は横に置いといて(できないんだけど)、ハブコウモリと化してしてしまい橋下さん自身にとって最悪の言動であることは間違いがない。

id:yajicco 家電製品じゃないんだからかしました、止めました、なんてできねえよ

なぜ3ヶ月の限定稼働ができないのか説明求む。夏季限定稼働自体は技術的には可能なんだがw。3の安全性が確保できない事より、電力供給を優先するという政治決断けが必要

id:j_whiskey ↓なんかしたり顔で「ピーク時とは夏の間だけという意味だ(キリッ」な人がたくさんいるけど、燃料を投入しちゃったら夏の間だけも一年中稼動もリスクは変わらないと思うんですけど(苦笑

からそのリスクを受け入れるように政府は説明しろと言う論なんだが、それが理解できないのは酒の飲み過ぎで脳が相当萎縮したのかね?社会問題を語る前にまず病院に行こう。

id:kani_shuumai 振り上げた拳をちょっとずつ下ろしていく様子がおもしろい

会見ビデオの通り閣下は当初から一切ブレていない。これはガバナンスのガの文字も理解していないバカに対して、この局面ではこのような案もあるよという提案であり、つまり民主のバカすぎる政治家ガバナンス概念を教えるという教育だよ。

id:wackunnpapa Gleichshaltung, ハシズム 原子力発電所蛍光灯じゃねーぞw

id:hokuto-hei 原発ってガスタービンとは違うんだからさ。6-10月とかならまだわかるけどさ。

id:legoboku 政治, 政府, 社会, 大阪, 橋下, 原発 蛍光灯みたい。

「6-10月とかならまだわかるけどさ」そういう話だよと言う事ぐらいは理解できた?w

id:zakinco よくわからないけど再稼動させないための努力ってどれくらいしたのかね?

いや、だからなぜ閣下にその責を?

id:yingbb これはひどい, あたまがわるい  えっ???ちょっと流石に橋下が馬鹿なんじゃないかと思えてきたぞ??

id:ArtSalt反原発派はこんなバカしかいないんだよ」というパロディーのつもりで言ってるとしたら、この人たいした役者だわ

バカはお前だwww

id:roadman2005 どのようなコンテクストでの発言なのかがわからないので判断保留。一市長エネルギー問題に前のめりなのは政治的野心からだろうが、自分権力の使い道を間違っている。側近にもアブナイ人が多いしな。

判断保留といいながら、結局批判ありきってバカを晒すなよw

id:myogab チキンレース自分で煽って、今からブレーキ踏んで止まれるのかねぇ。交渉手段のつもりで煽って止まれなくなるって、先の戦争を煽って止められなくなった連中とまんま重なる。経産相のがよっぽど先を見据えてる。

先の大戦と重なるのはどちらか、動画見て理解できないなら小学校からやり直した方がいいよw

id:agricola 政府の再稼働方針を「専門家差し置いて政治家が!」とか批判してたけど、その後保安院だか安全委員会だかの安全宣言って出たんだっけ>大飯原発。まさか「民意」とか言わないだろうな。

いつ出たの?ソース求むww

id:zions 橋下徹 限定稼働が短期間であれば、原発を理解してない事を意味し、長期間であるほど、再稼働反対との矛盾が大きくなる。

閣下が元より単純な再稼働反対論者ではない前提を踏まえて頂ければ矛盾という言葉は単なる藁人形

id:sora-papa これはひどい 詭弁の塊&居酒屋政治談議レベル。こんなんで原発政策が回ってるのかと思うと暗鬱な気分。

典型的な根拠のない決め付けによる中傷だよねw

id:rakusupu 地方, 政治 手のひら返しフラグの履行がじわじわと… /と思ったが、ピーク時だけ稼働の運用ができるのは水力で、原子力はそもそも長期間RUNさせる運用しか出来ないじゃん、寝言だよ寝言

事実確認を放棄したら、そりゃなんでも寝言一言で片付くんだろうお前の頭の中ではなwww

id:FTTH # |ω・)…… (反原発ではなく、電力不足時に何が起こるかへの興味の観点から日和るなよ橋下ォ!

この発言に停電で死者ガーはツッコミいれないのー?ww



ほんと、単純に

細野担当相、大飯再稼働理解求める 広域連合委、橋下市長は「期間限定稼働」言及 - MSN産経ニュース

かいくらでも発言内容を確認する手段なんか転がってるのに、相手が橋下なら左右問わず発狂しても許されるとか思っているブックバカーどもは自浄能力を無くしてしまったようで。

ま、王道を行くという事は、バカサヨと自称リアリスト双方の発狂リガーを刺激する証左としては興味深かったよwww

あと、再稼働推進派も反対派もこれ見ておくといいよ。

http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0519/index.html

2011-04-28

答えは、多分スルー

 自民党中川秀直幹事長は27日、内外ニュース東京懇談会で菅直人首相東日本大震災原発事故への対応を批判し、「非常時の首相にふさわしくない。民主党が後継を作れないなら大政奉還するのが憲政の常道だ。(自民党の)谷垣禎一総裁首相仙谷由人官房副長官副総理で、期間限定1年間の内閣なら自民公明両党はまとまる」と語った。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110427/stt11042723000005-n1.htm

さて、リフレ派の反応が見物であるリフレ理解者として持ち上げてきた中川幹事長が、反リフレ巨魁の一としてdisってきた仙谷副長官の下に入ってもいい、と爆弾発言したである

リフレ派が誠実なら、

  1. リフレの仙谷を担ぐとは中川は背教者だ、とdisる。
  2. 中川が認めたのは仙谷がリフレ派に転向したからに違いない、と妄想に逃げる。
  3. リフレ派の中川が反リフレ派の仙谷を担ぐのは期間1年の緊急措置であり仕方ない、と許容する。

のいずれかしか選択の余地はないんだけど、それぞれ不都合だ。1.は当面楽だけど、今後ずっと敵対していく覚悟ができるはずない。2.は、とりわけ復興国債引受の議論で、すぐに妄想であることがばれる。3.だと、1年間は国債引受の議論を封印しなければならないけど(だって引受反対の仙谷を担ぐことを「許容」するんだから)、そんな自制を課すなんて想像できない。

さて、どういう反応かな。

2011-04-26

ほんとお勉強が好きなようで・・・・・・

鳩山山岡氏ら「菅降ろし」勉強会、60人出席
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110426-OYT1T00369.htm
民主党鳩山首相山岡賢次副代表ら菅政権に批判的な同党議員が26日午前、東日本大震災への政権対応を検証することなどを目的した勉強会震災対応できる連立政権に向けた総調和の会」を発足させ、国会内で初会合を開いた。
党内では「倒閣目的の会」(幹部)との見方が強く、党内の「菅降ろし」が加速する可能性も出ている。
初会合には、原口一博総務相松野頼久官房副長官松木謙公農林水産政務官小沢一郎元代表に近い議員を中心に約60人が出席した
勉強会を主導する山岡氏は会合冒頭のあいさつで、統一地方選での敗北に関し、「両院議員総会を開き、議員による真摯な総括を行い、党を立て直していくべきだ」と述べ、執行部の責任を追及するため両院議員総会の開催を求める考えを強調した。会合では、両院総会の開催に必要な党所属議員3分の1以上の署名集めを急ぐ方針を確認した。また、鳩山氏は「己を捨てる覚悟を持った集団をつくりたい」とあいさつし、まとまって行動するよう呼びかけた。

なんつうか、そのぉ、死ぬまで勉強してろって感じですかね。

勉強させるために国会議員をやらせているわけではないんですが・・・・・・

2011-03-22

災害時の菅直人伝説

2011-03-18

発電器官はデンキウナギの夢を見るか

2011年、夏。

未曾有の災害と共に発生した史上最悪と言われる原子力発電所事故により関東以北では電力危機が生じていた。あらゆる場所電気が足りないため、経済は縮退し失業率は上昇、被災地復興すらもままならない状況に人々は疲弊し、絶望していた。日本はもう終わコンだ、と誰もが思っていた。

E官房長官は滝のように流れる汗をぬぐいながら、よりいっそうの節電の協力を求める会見を行っていた。

飛んでくる野次。頭を下げるたびにたかれるフラッシュのせいで会見会場には熱がこもり(もちろんクーラーなど不謹慎なのでご法度である)、うだるような暑さに拍車をかけている。

彼とてこれ以上の節電が無理だということは分かっていた。停電が頻繁に発生するせいで製造業は壊滅的なダメージを受け、GDP10%はおちこんでいた。失業率に至っては15%以上の上昇だ。物価の上昇率も著しい

「節電してればどうにかなるのかよ! お前がどうにかしろよ!」

国民死ねってのかよ! おい! Kを退陣させろ!」

Eは汗を拭った。マスコミ記者の態度は日に日に悪化している。それにともなって世論も完全な逆風となり、いま政府転覆寸前だった。震災の直前に外務省を辞任したMの運の良さには驚きを通り越して腹立ちさえ覚える。しかもこんな時に限ってHが「放射能シュレーディンガーの猫のようなもの、見てみるまでは存在しているかどうか分からない」などという素人にも間違いだとわかる迷言をのこしたりなどしている。後ろから味方に撃たれるとはこのことだ。

記者が静まるのを待って、Eは原稿を再び読み上げ始めた。

「まず一点は、首都圏における新規発電方式の、採用で、えー、ございます。本日より、首都圏の主要駅を中心に新方式の発電装置を稼働しております……」

後に有名になる首都圏発電所誕生の瞬間であった。

手始めに政府ラッシュ時の駅及び電車に床発電装置を埋め込んだ。発電量は微量で実用的ではないと言われていた床発電だったが、殺人的なラッシュ時の発熱量は彼らの予想を優に越え、鉄道への電力供給を賄うことができたのだった。

これはひとつ天啓だった。

人が活動するだけで電力が発生するのだ。しかもこの発電による排出物はせいぜいうんこである。なんというクリーンな発電方法だろう。

はじめは懐疑的な主張が主だった世論はこの実験によって一変し、一挙に床発電装置首都圏一帯にばらまかれた。道路は瞬く間に敷き替えられ人が歩くだけで発電が行われるようになり、なんと10キロワットの発電を可能したである。歩くだけで発電ができるという手軽さのためかあるいは通勤ラッシュの激化に嫌気がさしている人が多かったためか、またたくまに通勤、通学は徒歩もしくは自転車に変わった。政府の発表によれば、このことによって肥満人口は27%も減少したという。

この他にも、各産業は人の活動――正確に言えば活動による圧力変化が起こりうる場所を血眼になって探し、研究開発に人材を突っ込んだ。圧、とにかく圧力変化を探せ、何でもいい。特に大きかったのは繊維から電気が取れるようになったことだ。服の伸び縮みだけでなく、その繊維を使った布で作った服を着た人が押されたり押し返したり――要するにまたラッシュである――すると発電が起きる。充電程度の電力なら服からまかなえるようになったことで、電力所からの配分は若干減少した

この発電方式が予想外の供給可能したことを受け、すべての原発は停止した原発が停止したことにより25%程供給率が下がったが、人々は不足分を補うために一心に発電に励んだ。停電は頻発したが、それでも原発を使わないことを人々は選択したのだ。原子力発電所をすべて停止するというのはKの思いつきだった。世論もそれを求めていた。一部の識者がわかったような顔で発電所を止めると云々と述べたが、そんな言説は一捻りで闇の中に葬り去られた。

人々は自分たちの使う電力を作るために仕事をし、あえてラッシュ電車に乗り、あるいは車を捨て街を歩き回った。人の活動によって作られる電気は微々たるものではあったが、それでも彼らが活動をやめればとたんに電力不足が発生する。

から電力を作らない人々は糾弾され、あるいは疎ましがられるのは当然の流れだった。

電気を使う一方の病人、活動量が少ない老人に対する風当たりは日に日に強くなっていたし、さらには引きこもりに対して課税処置――のちに「動かざるもの食うべからず法」として後世に名を残す悪法満場一致で可決されて以来、彼らはただ風の前の塵の如き存在と成り下がっていった。

そして二年が過ぎた。

電力供給改善の成果が評価されたのか、あるいは非常時に国のトップがすげ替わることを世間が求めなかったせいなのか、幸いなことにK政権は低空飛行を続ける支持率を保ったまま存続していた。その間に首脳陣が国民を「発電装置」と呼んで批判を受けたり、病床者を「発電能力を失っても生きているってのは無駄で罪です」と発言して集中砲火を浴びていたりなどしたが概ねしばらくすれば収束する程度の騒ぎだった。

それよりもっと大きな問題が立ちふさがっていた。

自殺者十万人、過労死が二十万人を超えたことについてどうお考えですかぁ」

頭の中がさぞかし軽そうな女が無表情に近い薄ら笑いを浮かべて彼にマイクを向ける。

Eは汗を拭った。

日本経済は回復している、していたはずだった。だが、圧電装置運用が開始して以来、過労死の件数は増える一方だった。従来の経済活動を維持しながら、圧倒的に不足している電力供給を補うための活動が必要なのだから過労死もむべなるかなである。加えて効率的な発電を行うために電車の運行時間が制限されたことにより、通勤ラッシュが激化し、三日に一度は圧死者が出ているという報告も受けている。どうって、なにがどうだと言うんだ、と腹の中で毒づきながらEは原稿の文章を噛み砕き、どうとでも取れる無難な回答を続けた。

だってこんなことやりたくてやっているわけじゃない、とEは思った。会見中もひっきりなしに足踏みをして会場設備のために発電をする。記者が必死でキーボードを叩いているのだってキーボード打鍵で発電をしているからだ。そうでもしないと電力の供給が追いつかないのだから

しい代替発電方式を……と頭を抱えながらEは報告資料を読んでいた。震災から二年がたつというのに眠っている時間のほうが少ないのはどういうわけだろう。すっかり頬はこけ、目は落ち窪み、このままではEも過労死するに違いない。そして足元でひっきりなしに点滅するいまいましい力不足パネル

Kがあのとき原子力発電を廃止すると言いさえしなければ! あの男なやることなすことただ人気を取りたいだけなのだ。長期的な視野などあるわけがない。

くそっと彼が声を漏らしたちょうどその時、ふっとすべての電気が消えた。鼻先も見えない暗闇がEを包みこむ。

Eはあたりを見回した停電だ。停電予報が放送される程度には停電はよくあることだが議員宿舎での停電は初めてだった。よっぽど電力供給が足りないのだろうか。夜間だから工場の発電がないとしても10%程度の余裕があったはずではないのか。そういえば近々ストライキが起こるう可能性が高まっているという報告はうけていたが、ついに来たのだろうか。ストライキをするのはとても簡単なことだ。活動をやめればいいのだからプラカードを持って大声を出すよりもずっと簡単にできる、消極的ストライキ。静かな抵抗。それこそがEの最も恐れている事態に他ならない。

Eの考えがまとまる前に、携帯電話が振動を始めた。きっちり五回分のコールを待って――コール五回分の振動で約一分間話すことができる――電話を取る。声を聞いてすぐに分かった。官房副長官のSだ。

「おい、停電しているぞ! 一体これはどういう事なんだ、T社から事前に周知もなかったじゃないか

ちっと舌を打ちたいのをこらえてEは瞼を押さえた。いくらEの方が年下だとは言っても、長官はEだ。つまり彼はSの上長だ。なぜこの男はせめて丁寧語で話さないのだろうか。苛立たしい

「いえ、私の方にも報告は――」

「どういう事なんだ!」

「T社に問い合わせてください……」

「なんだと! 俺を誰だと――!」

思わずかちんと来てしまったことは否めない。だがEも限界だったのだ。

「それがあなた仕事でしょう! 私はT社のスポークスマンでもなければ、カスタマーセンターでもないんだ! 電力不足官邸で起きてるんじゃない! T社で起きてるんだ!」

怒声が耳に届く前に彼は通話を終了した携帯電話を机の上に放り出し、ベッドに潜り込む。腹の底からくつくつと笑いが漏れてくる。

彼は笑った。笑いながら眠りに落ちていった。夢は深い眠りの中に現れなかった。

※この話はフィクションです。実在の人物、団体、企業とは一切関係ありません。

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