「安藤健二」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 安藤健二とは

2009-11-01

萌えがわからない

もうタイトルどおり。これだけ日本橋行ったりしてるんだが、いわゆる萌え系(絵)の棚にはなるべく近づかないようにしてます。

「どれを指して萌え系?」

「どれもおんなじだろ」

という意見もあるかと思いますし、ものすごく線引きが難しいんですけども。

私の小学校高学年から中学生あたりまでの時代で使ってた言葉で言うと、パソパラで出てきた絵であり、PC98で一時代を築いたエロゲーの絵なんですよね、あれってそのまま。いや、直系の子孫というか(苦笑)

エロゲーアダルトビデオエロ本と同じく、性欲処理に使用するだけのツールであって、それを持っていることすらも恥ずかしく、押入れやベッドの下や机の引き出しの奥などに秘匿するものでした。そこにあるけどもないものとして扱われる、日陰の存在でしかなかった。たとえそこで使われているシステムだとかシナリオだとか絵が秀逸であれ。エロ、というジャンルに属しているという一点のために、さんざんお世話になっておきながら、後ろめたいだけのものでしたね、私にとっては。エロエロじゃん、ってバッサリでしたよ。まぁ当たり前っていえば当たり前ですかね。逆に言えば、後ろめたいものだからこそ存在しえうる表現方法でしかないだろうと。いくつもの条件付で評価したり酷評しなくちゃいけないジャンルなのだ、と。

萌え系の絵も、それを盲目的に肯定する層すらも、私はそう見てますね。エロゲーで使われてる絵の文法を押さえてるものなのは間違いないですし、実際原作エロゲーという例もかなり多かったりしますしね。限りなくエロゲーに近いか、ヘタするとそのものでしかないジャンルだと。いくら村上隆が評価されたりボーメの鬼娘やふんどし巻いた女の子フィギュアカルティエ財団現代美術館*7に飾られるいまでもね。それはそれ。萌えエロゲーなんかに興味のない人間がどう捉えてるのか?たとえキャラがかわいくても、エロというジャンルに属してたり、そう見なしうるものは頑として受け入れないし認めないんですよね。そこに実際にはあるけどないものとして扱おうとするのです。いくらテレビ萌えがこんなに広まってます、なんて声高に言ったところでもね。これが現実でしょうし永久に変わることはないと思います。

象徴的なのが2003年埼玉県健康福祉部医療整備課の監修でエロゲー水夏』のキャラを使った『水夏 ~おー・157章~』という教育ソフト学校現場に配布されかけた事件ですね。別にハダカが出るわけでもなく、手を洗いましょう~くらいの他愛のない内容だったらしいんですけどね。それでも一部の県会議員から

AV女優学校の授業に起用するのと同じことじゃないか!エロゲーとはなにごとだ!!」

クレームがつき、父兄からも問い合わせが殺到。結局配布は直前で撤回されソフトも回収されてしまいました。当時の産経新聞記者だった安藤健二がこの事件を当時紙面で採り上げ、さらに追加取材ののち出版したのがルポ封印作品の謎』でした。現役AV女優インタビュー

「私達は人間とは思われてなかったんですよね?」

などと答えてるのが印象に残ってますね。あれから何年も経ってますけど、いま同じことやってもやっぱり認められないでしょうね。萌えとかなんだのって、一般的に単語としては広まってますけども、実際のところそんな言葉すらなかった頃の日陰のままだと思いますよ。

「うわ、オレっていい歳してこんなもの見てるんだぞ~」

と、苦笑いしながらこっそり人目につかないところで自虐的にもて遊ぶべきものだと思いますね本質的にヤバイものなんですから。ヤバイものを扱ってるんだぞと開き直ればこれほどゆかいなものはありませんしね。

真剣に取りくんだり、間違ってもこれがアイデンティティだ、などと言い出したら目も当てられません。本当にただのイタいヤツですからねそうなったら。モノがモノだけに。取り返しがつかなくなる(苦笑)

大々的にメディアで採り上げられたり、いい大人が堂々とショップで買えるいまが異常なんですよ。単に日本産業界経済が落ち込んでるから仕方なくもてはやされてるだけだという意見もありますけどね。それにしてもやりすぎですよまったく。オタク的なものって基本的に後ろめたくてめちゃくちゃ恥ずかしいものなんですから。これが世界に誇る文化だ、と日本橋あたりで叫んでるようなヤツはいいかげんに認めたほうがいい。この売国奴が!、と優しく言ってあげたいですね(笑)そういう恥ずかしいものをいい歳した分別のつく大人が頭使って金使っていじくりまわすからこそ、愉悦感を味わうことのできる個人の倒錯趣味なんですよ本来は(苦笑)

なので、思春期当時を思い出すのか、直視するのが気恥ずかしい。これ、正直な気持ちです(笑)

 
アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん