はてなキーワード: 宇宙論とは
付き添いでキリスト教の教会の礼拝に何度か参加したのですが、どうしても考えが相容れなくて困っています。
牧師にも直談判していくつか疑問をぶつけたのですが、細かいことだと言うのみでほとんど答えてもらえませんでした。
私個人としては不可知論(神や真理には人間はたどり着くことができない)であるが、世界は決められたルールによって動いていて科学的方法によって真理に近づくことはできるという立場(信仰?)です。
キリスト教のメインの主張の1つは、「旧約聖書・新約聖書が聖典である」ということであると思います。
福音派の聖書が全て正しいという主張を信じるなら、普遍史(聖書が叙述する内容に基づくキリスト教的史観から構成された世界史)が妥当だと思えますが、科学的な歴史(宇宙論、進化論)とは矛盾しています。世界五分前仮説などを持ち出せば(聖書には叙述トリックが用いられているとすれば)説明がつきますが、人類を騙すように世界を創造した神は、嘘のない聖書をもたらすとは思えません。
逆に聖書はストーリーであって字面とは違う本質を理解しなくてはいけないという主張をする人も多いですが、どのように解釈すればよいかのコンセンサスがとれるように思えません。
精霊によって正しい解釈は得られるという主張もありますが、霊感が得られたのか単なる思い込みなのかを区別する方法については語られず危険です。
教会で行われているのは、現代の常識に沿って聖書を解釈して活用しているようでしたが、もはや個人の思想を聖書の記述よりも上位に置いているように感じられました。
実際、「神は正しいので、戦争は間違っていると神は考えている」という主張をしていましたが、戦争は間違っているということの正しさについては語られませんでした。
変なことは教えていないと牧師は語っていましたが、もし聖書から真実を学べるというのなら、現代の常識と違う変なことこそを教えなくては意味がないのではないでしょうか。
また、牧師や信者の発言は、聖書に書いてあることそのもの、聖書を読んでいる人の間でコンセンサスがとれているもの、独自解釈のいずれであるかの区別がなされず、すべて同等の確度で成立する(あるいは自明の真実である)かのようになされていました。
さらに、説教の中で「この話を神様が今日私にするようにおっしゃいました」という主張がなされましたが、牧師には特別に神の指示があるのでしょうか。
この発言を許すと、神の名の下でのテロリズムを否定することも難しくなりますが、特に誰からも反論が出ていないようでした。
牧師に尋ねたところ、教会の上層部がこの発言を許したから間違えていないという答えを得ましたが、納得がいきません。
私のような素人の思いつくような疑問に対しても、過去の事例などを教えてくれず、信仰すればわかるが説明は難しいとの答えが返ってくるのみでした。
すでに我々は答えにたどり着いているので批判に対応する必要がないというスタンスのように思われました。
嘘も方便という東洋哲学的な思想も理解はできるのですが、キリスト教では嘘をつくことは良くないという教えのようでした。
もし相手を幸せにするためなら騙してもいいという考えで嘘の理屈を話していたとするならば、詐欺として訴えるのが妥当だと考えています。
大学は受け身で授業を受けるところではなく、自分で勉強していくところだ。
嘘だと思うなら好きな大学に潜り込んで授業を聞いてみるとよい。「こんなものか」と思うだろう。
もし東大に優秀な学生がいるとしたら、彼が優秀なのは「東大の授業を受けたから」ではなく彼自身が自力で勉強したからだ。
あなたのいる大学が東大だろうが偏差値の低い大学だろうが学問を学ぶためにやるべきことはあまりかわらない。
その分野の名著、定番書と呼ばれるものをどんどん読んでいこう。
ただ読むのではなく数年後に自分が研究者側になることを意識して考えながら読もう。
この記述は正しいのか?反例はないのか?全体の論理の流れはどうなっているのか?もっとエレガントに証明できないか?
東大生に比べて偏差値の低い大学の学生が不利なのはおそらく共に学ぶ人がいないことだ。
議論する相手や輪講をする相手が見つからないなら教授陣に相談に行こう。
どんな偏差値の大学だろうが教官はまともな研究者だ。彼らはあなたの強い味方になる。
そうしたらその研究室の教授にメールを出してみよう。東大だろうがハーバードだろうが臆することはない。
「研究生にしてください」「学科を転向したいのですが相談に乗ってください」「あなたの研究室に入るにはどうしたら良いですか?」
といったメールを彼らは国内外からよく受け取っているので対処に慣れている。
仮に返事がないならおそらくあなたのメールは迷惑メールフォルダに入ってしまったのだと思う。めげずに別の人にも送ってみよう。
(フリーメールアドレスは迷惑フォルダに入りやすいので大学のメールアドレス xxx.ac.jp から送った方がよいと思う)
あなたの知識と理解度が研究レベルに達していればどの大学でも入ることができる。
(ただし分野による。例えば物理学科なら素粒子理論と宇宙論は別格。どの大学でも入るのは厳しい。)
増田は悪くない。運が悪かった。
そして娘さんの人生は終わっていないよ。
ここがスタート地点だ。
よかったら娘さんに印刷して渡してほしい。(anond以下を削ってね)
それから検索すると「XX研究室に入るにはどうしたら良いですか?」といった FAQや、勉強法、心構えをまとめたページがたくさん出てくると思う。
数学は体力だ! - 筑波大学 理工学群数学類/大学院数学専攻
すぐに思い出せたもの3つだけ載せておく。
人文系の文献の取り扱いとか業績についてちょっとだけ - dlitの殴り書き
確かに異分野の事情をお互いにわかっていたほうがみんな幸せになりますよね。パーマネントや学振の採用とか。
素粒子分野は大きく分けて
に分かれています。これらの間には超えられない壁がありまして全てをまとめるのはちょっと難しいのですがなんとか書いてみます。
間違いを見つけたら教えてください。
素粒子の論文は全て英語で書かれます。国内雑誌としてはPTEP(旧PTP)がありますがこちらも英文です。当然どれも査読があります。
業績リストの論文(査読なし)には国際会議や研究会の proceeding を載せたりします。
素粒子分野には論文投稿前に arXiv に載せる慣習があります。
これは投稿前に業界の人たちに意見をもらい論文を修正するためです。accept 後に査読済みの論文に差し替えます。
arXiv に載っているのは基本的に 投稿前/査読中/査読済み の論文及び国際会議の proceeding です。
特に素晴らしい研究は Physical Review Letters (Phys. Rev. Lett) に投稿されます。IF8.839 です。
Nature や Science に投稿することはまずありません。
おそらくは [ 業界の人数 ] x [ 1年間に発表する論文数 ] に依存するはずです。まあ人数の少ない分野は引用数も少なくなるでしょうね。
同じ素粒子業界でもその専門ごとにかなり違うはずですが、とりあえず Inspires によると以下のように分類されています。
# of citations | |
---|---|
Renowned papers | 500+ |
Famous papers | 250-499 |
Very well-known papers | 100-249 |
Well-known papers | 50-99 |
Known papers | 10-49 |
Less known papers | 1-9 |
Unknown papers | 0 |
自分で確認したい人は Inspires で fin a s Masukawa などと打ってみてください。
素粒子実験、特に高エネルギー方面ではなかなか論文が出せないことがあります。
理由は簡単で実験計画から結果が出るまで多数の歳月がかかるからです。
例えばLHCは計画からヒッグス発見まで20年弱かかりました。論文の著者数は5000人を超えました。
このような事情なので「博士課程単位取得満期退学後に研究を続けて論文を出すと同時に博士を得る」というような方がたまにいらっしゃいます。
博士号をもっていない素粒子実験の人に出会っても決してバカにしてはいけません。
まず 場の量子論/超対称性理論/群論・リー代数 あたりは三分野共通で勉強すると思います。
加えてそれぞれの分野の専門的教科書、例えば弦理論なら String Theory (Polchinski) 格子なら Lattice Gauge Theories (Rothe) など。
分野によっては位相幾何学、微分幾何学を勉強しなければなりません。共形場理論もですね。
この辺りでようやく基礎ができてきましてこのあと30年分くらいの論文を読みます。
研究に入るまでの勉強に時間がかかるので修論はレビューになることが多いです。
当然学振は出せない・・はずだったのですが最近どうも事情が変わってきたようです。
学生の方が学振(DC1)に固執して勉強も途中に研究を始めてしまう、勉強途中のM1に研究できることなんてたかが知れているので
必然的にあまり重要ではない研究に貴重な時間を費やしてしまう、というような話をぼちぼち聞くようになりました。
学振についての考え方は人によるとは思うのですが、ちょっと危うい傾向だなと私は思うことがあります。
そこでちょっとお願いなのですが
「学振は研究者の登竜門!取れなかったらやめよう!」などとblogに書いて煽るのをやめていただけないでしょうか?
いや書いてもいいのですが主語を書いてください。「情報系では」「生物では」とかね。
「博士号は足の裏のご飯粒」と言われて久しいですが、弦理論では博士号を取るのはまだまだ難しいと思います。
まあとったところで「足の裏のご飯粒」なんですけれどもね・・・
放置していてすみません。まさか今頃上がるとは思っていませんでした。
new3 言いたいことはわかるけど、普通は「ヒッグス発見」を博論のテーマにせずもうちょっと控え目な研究に留めるものでは?日本でもJ-PARCからSuper-Kにニュートリノ撃てるんだし10年に1本はさすがに少ないと思う。
どうもありがとうございます。文章を少し修正いたしました。他にも間違ったところがありましたら教えてください。
niaoz 懐かしい。補足するとストリングやるなら一般相対論がベースの重力理論も必要/場の理論は確かに簡単じゃないけど楽しい。量子力学と特殊相対論(電磁気学含む)を修めたらやってみるとよいです。
monopole 素粒子理論分野では修士で論文書きにくいけどDC1の枠はあるので、採用者は実績によらずほぼランダムだったり有名研究室に偏ったりする。まあ論文なしでも通る可能性あるから学振は気合い入れて書け
kowa 素粒子系は知性の墓場だと感じてる。優秀な人材があまりに何もできなくて、消えている。魅力はわかるが、1/5000のcontributionだかでいいのだろうか
古書店の雑に積まれた本の中で存在感を放っていた「虚構世界の存在論」を手に取ってから20年くらいになるか。
一般向けの論理学入門でありながら理屈がハードで手応えのある二見書房の「論理パラドクス」シリーズは好評
のようだが、増田の好みではないので買ってない。
「サウンド・オブ・サンダー」として近年映画化されたブラッドベリのタイムパラドクスもの「雷のような音」を
「虚構世界の存在論」で取り上げていたこともあり、SFに強い哲学者として認識している。小説の方は合わなかった。
三浦俊彦の得意分野は、「可能世界」を用いたフィクション論、「人間原理」を用いた意識論。とサプリメント。
可能世界論、とは何かはwikipediaでも読んで欲しいが、もし暴走トロッコの先にドラッカーが居たら、とか
プロレスラー専用列車があれば、とか現実ではない仮定について、論理的に扱う仕組み。
そのハードコア一派に様相実在論というのがあり、そういう可能世界は仮定の存在や記述上の論理ではなくってな
全部実在してっから、いやマジで、と主張して、急にそんなこと言われてもいやソレはないわー、と異端視されてる。
その実在している他の可能世界と、我々が唯一認識している現実とを区別するものは、我々が居るという
真空のゆらぎからビッグバンが生じ、宇宙の各定数には様々なあり方が有り得たはずなのに、なんでこんなに人間が
存在するに都合よくできているのか。それはね、人間が見ているからだよ。
人間が宇宙を観察する時には、人間が存在できるような宇宙でなければならない。
こういう理屈は判るんだが理由を説明しきれない自己撞着的な話が人間原理。
宇宙は様々な形でありえた、また実際にある、というマルチヴァース、多世界解釈、サイクリック宇宙論、物理学の話。
それと様相実在論をつなげ虚構実在論にも踏み込み、フィクションをも真面目に哲学的に語る。
なろうもカクヨムも在るんだよ。
じゃぁ読まねぇよ、ったって誰が読めって言ったのかが分からんからなんとも…。^^;
それも分かんないのに価値あるかどうか聞かれても困る。ラノベって読む価値あるの? ってもっと若い子に増田が聞かれたら勧めるべきかどうか迷うでしょ?
読めるかどうかは、何を読むかだと思う。
ハッキリ言えばラノベの方が読解するのに遥かに知識が必要な場合もある(電子兵器や物理化学心理統計宇宙論等)し、短くて読み易い古典だって幾らでもある。
逆に古語や文法なんかが違えばそれを調べ、史実を前提に当時の生活まで想像しつつ読む、なんてのは読解力ってより周辺知識だよね。歴史とか文化とかの。
青空文庫のオススメを検索して出てきた数十サイトを「ええーいダメだダメだぁ! おまえもっ!オマエもお前も御前も分かってねぇっっ!!」と朝っぱらから一人で呟きながら厳選(笑)したページを二つだけ貼っときますね。
最終話編
・築城院真鍳ちゃん野放しだけどいいのか国外逃亡したしもうどうでもいいのか
・多元宇宙論がどうこう言ってるが多分誰もちゃんと理解してないけど本当に大丈夫なのか
・メテオラずっと残るらしいけどこれは世界の歪み的にはセーフな範囲なのか
・適当に話でっち上げて終わらせたぜってセリフはスタッフの本音漏れてないか
・真鍳ちゃん>アルタイル>>その他作中の全て みたいになってないか大丈夫なのかマジで
・クリエイターが雁首揃えて考えた攻略法がアルタイルを倒すためにアルタイルの下位互換を用意したましたは流石にショボくね
・セレジアの恋人カロンがハゲにかました皮肉を見事にスルーするハゲは創作者としてどうなんだろうかお前の話ワンパすぎんぞって言われてるぞ
・トレパク疑惑のある絵師が自分の創作キャラとイチャイチャしてるのを真剣に見守る統率の取れた観客
・アルタイルはベースが二次創作だから何でもありだぞというギミックに追加の説明は無かったですね
・承認力で全部説明つくならステマしてバズらせさえすりゃスーパーシンジやU1みたいな感じで他のキャラもチートし放題じゃねえか
・デウスエクスマキナクラスのキャラを都合よく使ってはいはい辻褄合わせましたよは本当よくないよ創作者の怠慢だよ盛り上がれないよ
ソレ以前編
・あじゃらかもくれんきゅうらいすは台詞がダサすぎて何でバズったのか不思議でならない
・というか承認力による設定改変をもっと積極的にやれよそれがこの作品の肝だろ
・どうせ設定の雑さなんて浮き彫りになりすぎてこれ以上どうしようもないんだからもっと派手に動くべきだったんだよ
・チャンバーフェスにネタを取っておこうとしたんだろうがそれならもう1クールでまとめろよ
・22話って中途半端だな本当に
以下駄文
いやーとりあえず最終話終わりましたね。
ラストを見るまでは分からないという事で今まで色んな事言うのは我慢してきましたが流石にもう言います。
ひどかったね今のアニメ。
最終回で大逆転することはなくて、やっぱ駄目だったかとため息がでるような話でした。
とりあえあず個人的に評価を100点満点で言えば40点ぐらいの作品でしょう。
そのうち大部分がネットでわいわい語り草にするのが楽しかった事による点数ですので、人に薦める場合の点数は100点満点で10点ぐらいです。
嫌いな奴に時間を無駄に使わせようって時か、糞アニメ大好きな人にアニメ紹介する時ぐらいしか名前を出すことはないでしょう。
放送前の期待値は70点ぐらいだったのでそこからかなり下がってます。
自分もまだまだ見る目無いなぁ。
1話の段階で「ん~~~~???これって伸びない可能性のほうが高いのでは~~~????」と思うには思ったのですが、それを放送前に感じ取れないと駄目ですね。
伸びないにしてももう少し低空飛行しそうに予想してたのですが、気づけば地中を潜っていたレベルになったのは予想外。
全体的な造りも荒いし細部の枝葉も荒かったですからねー。
たまーに細かい話を掘り下げようと頑張っていたのは見かけたんですが、世界観の造りが荒いせいかいまいちピンと来ない話ばかりになってた印象です。
「落とした?」としか思えない放送スケジュールもちょくちょくありましたけどねー。
そこまで頑張らんでいいのにと思って見てました。
確かに整合性がおかしいところは多い。私は3年のずれに気づかないことよりも、この広い宇宙で隕石が1200年周期で同じ場所を直撃することのほうが超天文学的確率というか、分母が10の何乗になるのか、そのほうがずっとありえないと思いながら見ていた。
http://anond.hatelabo.jp/20170122101332
ティアマト彗星の名は、シュメールの龍神ティアマトからとって新海監督が命名した。
ティアマトは神話では天地に引き裂かれて世界創造の元となった、また20世紀のヴェリコフスキー宇宙論ではティアマトも彗星として解釈されるのだという。
神話や宇宙論における役割は公開後まで新海監督は知らなかったそうだが、ふつうは人名の彗星の名前をティアマトとしたのは
監督がアカシックレコードに接続してこれら関連情報から無意識的に適切な命名をしたのだと、ムー1月号での新海監督インタビュー記事にて明かされた。
そしてムーではもう一点、作中で描かれているが気が付きにくい事が新海監督から発表されている。
テッシーがムー読者であり三葉の入れ替わりに並行世界やエヴェレット解釈、アカシックレコードを持ち出したのはセリフにもあるから皆さん覚えておいでだろう。
終盤、避難のために奔走する時にもテッシーはムーを持っていて、その表紙には「ティアマト彗星は人工天体」との見出しが書いてあるんだそうだ。
全然気づかなかった。
糸守には過去の隕石落下でできたと思しき場所がある。糸守湖と宮水神社の御神体のあるクレーターだ。
そして劇中では3度目の落下が描かれている。
1200年周期で巡ってくるティアマト彗星が毎度来るたびに地球付近で分裂して落ちてくる。偶然にしては出来過ぎ。
それも地球上にどこかへ落下、ではない。精確に糸守を狙っての着弾。大気圏で燃え尽きることなく地上に爪痕を残す龍。
ビッグバン宇宙論、私も学生の頃ハマって色々想像を楽しみました。
ただ、ビッグバン宇宙論がかつてそうであったように、どうやって理論と観測事実の辻褄あわせが出来る様に仮説を組み立てていくっていう歴史は面白いですよね。
アインシュタインが「宇宙は定常に決まってんだろ」と思い込んでたので意味不明な宇宙項を入れざるを得なかった話とか、それが観測で却下されて、「宇宙は膨張してんのが事実なんだよ、アホが」と言われてアインシュタインが一生の過ちと後悔したり。
なので、今後も宇宙論てどうなるのか予断は許さないと思いますね。
でもま、あの世紀の大天才といわれるアインシュタインですらも過ちを犯すんですから、思い込みは禁物かな、と。
一切は実体がない、ってそういう戒めの意味でもあるみたいですよ。
宇宙の歴史なんて150億年前とかそういうスケールの話らしいので、雲を掴むような話ですからね。
全く違う宇宙論が今後出ないとも限らないですし。
どうにも疑問がつきない。
T字路に差し掛かった俺が「左に行くか・右に行くか・それとも戻るか?」の選択肢があったときの俺は紛れもなく1人である。
左に行ったという事実の俺が今の俺だとする。
そのうちの1人が左に行った俺にすぎない、ここまでは分かる。
じゃあ連続しているような意識を持って左を行って今まで選択の結果を繰り返してきている
今の俺の自意識っていうのは何なのっていう。
だから「今」の自分は常に数秒前の体感すら引継ぎ続けているから違和感を覚えるわけか。
酷い話だな。
うん、酷い話だぞこれは。
自分だと思っていた存在は分岐させ続けられている上に全員その瞬間の自分を今の自分だと思い続けているわけだ。
ロボットを大量に生産して自分こそがオリジナルだと思うインプットをされ続けているに等しい。
自分が自分であって自分でないような感覚ってもしかしてこれに気付いた瞬間なんじゃないの?
俺から
↓
俺A・俺B・俺C
お前からも同時に
↓
お前A・お前B・お前Cって分岐されてるよな。
※A同士は同じ観測条件の結果とする。
俺
↓
俺Aに俺ゴーストがあって今の俺だったとして、
お前Aにはお前のゴースト入ってんの?
いや入ってるっていうか、俺のゴーストも無限の数だけあって無限にそれぞれの世界で俺は俺だって言ってるのか。
無限の世界に無限のゴーストがいてそれぞれの世界にいるんだったら何がオリジナルとかないよな。
なんか俺を無限に分割されてるのは理不尽なんだけど統合できないのか?
1つにできないんだろうか?
いや俺だと思ってるゴーストでも1人1人既に別の存在になってるから俺ではないのか。
じゃあ俺は俺だと思ってるゴーストはやっぱり固有存在なんだろうけど、
波に乗ってそれを体験し続けている俺ってやっぱり何なの?って話になる。
http://anond.hatelabo.jp/20161115114204
確率的に0に限りなく近い事象であっても起こった以上は何の不思議もないというのはそうかもしれないんだけど
数学的には確か限りなく可能性が低い場合は確率0と同等の扱いをしてもいいという話を聞いたんだけど
その解消のために量子論を元にしたパラレルワールド・多元宇宙論は支持されるのか、
またはそこまで関連付けて考える必要ないのか
地球発生の確率自体は非常に低いもので、確率が低いことをトライ&エラーできるかというとそういうわけではなく
発生まで一回こっきりのワンチャンスしかなかった、それが今現実として起こっている
10の15乗分の1?
http://anond.hatelabo.jp/20161113003515
文章を見ると子供のころは主観、大人になってからは客観でモノを見るようになったというように見えます。
限りなく客観性を高めて見ると、宇宙は930億光年の大きさで年齢は137億歳で、
世界もしくは地球は、宇宙からすればチリほどの大きさもありません。
時間的にみても、地球はいずれは崩壊するし、人類が移住を繰り返しても、いずれかの年月で消滅します。
最先端の宇宙論では宇宙自体も収縮して崩壊する可能性も半々くらい。遠い未来ではあるけれど。
何が言いたいかというと、限りなく客観性を高めていけば、地球もしくは人の意味なんて、怖くなるほど無に等しいという事です。
一切を疑って、「自分は本当は存在しないのではないか?」とまで疑っても、そう疑っている自分自身の存在は否定できない。
"意味"の話とはちょっと違うけど、共通する部分があると思います。
客観的な視点は重要ですが、意味に関していえば、そこに意味はないと思います。
灯台下暗しです。
1996年。物理学者アラン・ソーカルが人文科学誌 Social Text にデタラメな論文を投稿。
掲載された後でジョーク論文だった事を明かし、物理の専門用語で言葉遊びをしていた一部の「ポストモダニズム」研究者を皮肉った。
ソーカル事件から6年後、Annals of Physics と Classical and Quantum Gravity に掲載されていたある物理の論文が話題になる。
それらは「位相的場の理論」、「宇宙論」、「量子重力理論」などの複数分野にまたがる難解な論文で、
正しい専門用語を正しい文脈で用いていたが、論文全体では何も言っていないという代物であった。
悪質ないたずらが疑われ、ソーカル事件の逆襲ではないかと話題を集めたが真相は意外な方向へ。
兄弟ブルゴーニュ大学で学び、グリシュカは数学、イゴールは理論物理学で博士号を得ている。
ボグダノフ兄弟がサイエンス番組の人気司会者であったことからメディアをも巻き込んで騒ぎは大きくなっていった。
2人はネット上の議論に偽名で参加し、多重アカウントによる自作自演を繰り返した。
偽名には実在の物理学者や数学者の名前を勝手に使い、また、時には非実在の物理学者を名乗った。
兄弟の真意が何であったにしろ、全うな議論を捨てネットの印象操作を始めた時点で もはやまともな研究者とは呼べないであろう。
結果的にソーカル事件とは関係なかったものの、論文の査読精度や博士号授与の基準の見直しの議論のきっかけとなった事件である。