はてなキーワード: 子分とは
眠りについたのは21世紀の半ば。
当時不治の病にかかっていた私は、一縷の望みをかけてコールドスリープで眠りについた。
解凍技術もなかった当時としては分の悪い賭けだったと思うが、私は勝ったようだ。
「あなたの病気を治すためには、免疫系と細胞の増殖の調整をすべてナノマシンに置き換える必要があります」
「そうするとどうなるのですか?」
「不死ではありませんが不老になります」
病気を治すためには致し方ない。不老不死ではないから、そう悪いことにもならないだろう。同意書にサインした。
注射一本で治療完了。医療に関してはすべて無料で提供されるらしい。まさに隔世の感だ。
翌日、弁護士のような人が訪ねてきた。
「あなたは、コールドスリープに入るときに普通預金を1,000万円程度お持ちでした」
「そうだったかもしれません」
「毎年だいたい平均して1%の利子がついて2億4千万円程度になっていますが、財産を継承しますか?」
その翌日、役人のような人が訪ねてきた。
「NHKです」
「NHK⁈」
「はい…」
「契約の更新はできなかったので年間受信料は13,650円です」
「はい」
「はい?」
「これまでの年間受信料13,650円の240年分と毎年8%の延滞料(複利)を合わせて16兆6081億1033万円をお支払いください」
「そんな無茶な!」
「あなたは昨日財産の継承に同意をしたので債務も継承されます」
「それにしたって払えないよ」
「払えない場合、現代では支払い完了まで債務者刑務所に入ることとなっております」
「……その刑務所に入ればいつか返済できるのか?」
「……」
5000兆円ほしい
とある100年ほどの歴史を持つ上場企業の100%子会社で傷病手当金を受け取って休職していたとき、メールで絶対来いと3日後くらいの面談を組まされ、独身なので兄弟に頼み込んで一緒に行ってもらったら、本来なんの関係もない親会社の役員が来ていて、そこにいた俺の直接の雇い主である子会社の社長も前社長もうつむいて一言も発しない中、この親会社の役員の独演会で、「君が休んでいるから増員が出来ず、皆精神的にも体力的にも限界に達している。そういう訴えを受けている」と煽られ、無言の空間が続いて、結局自分は折れて退職した。
俺に給料払っていないんだから、予算はあるわけで、勝手に増員すればいいだけの話だろ。
精神が病んでいたから間違った選択をしたわけで、馬鹿げた選択をしたと思う。
今だったら、Youtubeライブ中継するか、録音して秒速で労基署に駆け込んだだろうし、少なくともこっちも沈黙して、「じゃ、終わりでいいっすね」としたとおもう。
下手に、現社長に恩義を感じていて、ここで自分が折れないと、実は親会社の社員である現社長が役員から詰められると思ってしまったので愚かな選択をしたのだが、そんな、子分を殴りながら「お前のせいでこいつは殴られているんだよ」という交渉なんて、ヤクザのやり口だろ。
ビッグライトで大きくしても解決しない。スモールライトやビッグライトには持続時間があり、その持続時間が切れると元の身長に戻る。ジャイアンの場合は液晶ディスプレイの焼き付きに近い現象でスモールライトの効果が肉体に焼き付いてしまった。
これからの人生ずっとこの身長で過ごすしかない。3分の2程度に縮んだ身長は大人になってもせいぜい120cmくらいだろう。このことはジャイアンの身体だけでなく心にも影響を与えた。今まで子分のように従えていたスネ夫やのび太がとても大きく感じられ、しずかちゃんも恐怖の対象になる。夏休みが終わり新学期が始まる頃には、ジャイアンはすっかり別人のようになってしまった。
無痛分娩って「あらゆるリスクがあるけれども、まさか自分にはそんなトラブルが起きないだろう」っていう気楽さがないとできないものなんだ
無痛分娩したママが「吸引分娩で大変だった」「鉗子分娩でたいへんだった」と苦労アピールすることがあるんだけども
いやいや、無痛分娩を選ばなければあなたは吸引、鉗子分娩にはならなかったのかもよ?と言いたい
陣痛が完全になくなって、助産師がモニター見ながら「はい、今息んでください」って指示する出産は、よくよく考えたら怖くないですか?自分のからだのことなのに息むタイミングすらわからなくなるって怖くない?
無痛分娩を選んだら鉗子分娩になり、自分の赤ちゃんが血まみれになって「こんなことなら普通分娩にすればよかった」と泣いて後悔する人もいる
さらに怖いのは無痛分娩のための麻酔をうったことにより髄液がもれて頭痛の症状がでること
どんなに気を付けていても、まれなことなんだけど髄液が漏れて頭痛の症状がでるというのは、可能性を0%にすることができない
楽をするために無痛分娩を選んだのに髄液がもれてひどい頭痛に苦しんで、入院中ずっと横になることになって赤ちゃんのお世話ができないっていやだと思わない?
「無痛分娩はもっとひろまってほしい」「無痛分娩は最高なんだよ」と言っている人は無知なんだと思う。自分がするのはいいけど、リスクがある出産方法を他人に安易にすすめるな
計画分娩のデメリットと無痛分娩のデメリットがあわさって難産になることがある
人工的に起こす陣痛は自然な陣痛よりも弱くなる傾向があり、無痛分娩に使う麻酔薬がさらに陣痛を弱めて赤ちゃんを押し出す力を弱めたりする
無痛分娩を選択するときは、あらゆるリスクはあるけれど、自分に限ってはトラブルなんて起きるはずがない
トラブルが起きる確率は低いんだから、まさか自分が危ない目にあうはずがない
っていう根拠のない自信を持っていないとできない
*
*
「お前が呑気に実家暮らしの女学生の身分で音楽などやっていられるのは誰のお陰だ」
という言葉は、学費と生活費を人質にとった恫喝だとも思った。口喧嘩なんかしたくもないから細心の注意をはらって生きてたのに。
大学を休学し、女子大生というアドバンテージを使って水商売で働けば一人暮らしの生活費と、あと1年分の学費を貯めることなどチョロいだろう、そう思っていたが、その見通しは甘かった。
そもそもコロナ禍で飲食業は店を閉め、風俗業も同様で客足が途絶えていた。そして少ない客を奪い合っていたからか、働き始めたキャバクラでは現実の厳しさを味わっていた。
売上No.1の嬢は女王様として君臨し、それに付き従う子分の女がいて、悪口、陰口、ちょっとした意地悪、接客の妨害といった小さな棘のような攻撃を女王様と子分からチマチマと食らうのに辟易していて、周りの女たちも庇ってくれることはなかった。
常連客の威張り散らして自慢話ばかりの禿げた社長に「寂しいから会いに来て」とLINEするのもアホらしくてやってられず、旅館の娘なのにサービス業がまったく向いていなかった。そもそもそれほど器量が良い方ではないということも改めて思い知らされた。
結局、職場と住処を幾つか変わり、大阪、東大阪のスナックでカウンターレディとして働いていた頃には大学を休学し実家を飛び出してからニ年ほどが過ぎていた。それでも大学に戻るつもりではいたから、何度失ったって取り返してみせるよ、と思っていたし、偉そうな社長が高級腕時計を見せびらかしながら話すねちっこいエロ話より工場労働者の陽気なシモネタの方が笑えて楽しかった。アパートから近鉄電車で二つ向こうの駅には司馬遼太郎記念館もあった。
京都時代は実名で活動していて、雑にピックアップを埋め込んだアコギを掻き鳴らして電子的に変調した爆音ギターにのせてフォークを歌うというスタイルだったが、休学して一人暮らしを始めてからは音楽どころではなかった。
一度、東京のハードコアバンドにVoで誘われたこともあったが、パンクというものは中央にいてはならぬ、周縁にいて少数派として生きねばならぬ、と頑なに思っていたのでそれも断ったのだ。
だが、遂には名前を変え「東大阪半日夢想沿線」という名で電子楽器によって幻想的で悪意のこもった電子雑音を奏でるスタイルで活動を再開した。激しいライブアクションのせいで機材はすぐに壊れてしまうから楽器は日本橋の中古屋で安物ばかりを揃えた。
再開した音楽活動は客こそ少なかったが手応えはあった。しかし名前を名乗るとギョッとする者もおり、また年配の人物に「極左テロリストの名前などを元ネタにして、被害を受けた人や家族が知ったらどう思うのか」と指摘され、己の軽率さを悔い、この名前を名乗ることも音楽活動も中断してしまったのだった。
そんな折に近鉄布施駅の近くで垢じみてうずくまっている女がいるのを見掛け、若いのにホームレスだろうかと目が釘付けになっていると、その女がこちらを見つけて「金を貸して欲しい」と近付いてきた。よく見ると女は女王様に金魚のフンのようにくっついていた子分の女、ジュリだった。
話を聞くと、女王様は客だった起業家と名乗る男に入れあげてしまって、男が何をしでかしたのかフィリピンに逃亡すると女王様も後を追って行ってしまったのだという。女王様がいなくなるとジュリはたちまち他の嬢からいじめられるようになり、店を辞め、あれやこれやがあって住む家もなくなってしまったのだった。
散々意地悪された女だったが、彼女が弱さゆえに強い者に媚び付き従っていたことや、色んなことを我慢している女は強くて奔放な女に憧れてしまうことをアキコは薄々知っていたから哀れに思い、数日なら部屋に居てもよいと伝えた。そういう女は痛みにとっても弱いから。ジュリは泣きながら今まで自分がしてきたことを侘びた。
ジュリは意外と生真面目で、アキコが仕事から帰るときちんと部屋を掃除してくれていて、冷蔵庫にあるもので食事なども用意してくれた。そしてある日、部屋に帰るとジュリは開け放った窓に向かってアキコのギターを爪弾いていて、それはラジオからよく流れてくるOfficail髭男dismの曲だった。
アキコは脳内で火花が散って、ジュリにバンド結成を持ちかけた。バンドをやるならまだ部屋にいてもいいと交換条件もつけた。ジュリは喜んで同意し、よくよく話を聞くと中学時代は軽音楽部であったらしい。そして中学を卒業してから家を出て働き始め、ひょんなことから女王様と知り合い水商売で働くようになったのだという。隠し事だらけ継ぎ接ぎだらけの一人で心細く生きていた女が筋の悪い人物をメンターだと思い込むことはよくあることだ。そして年上だとばかり思っていたが、ひとつ年下だということもようやく知ったのだった。
早速近所のハードオフに行ってエレキギターとベースを見繕って一番安い激安の物を購入した。ジュリがヒゲダンを爪弾いていたことから、今度はポップなものをやってやろうと思い、それらしい曲を捻り出したが、アキコはベース初心者でジュリもギターはブランクがあり、リズムは安物の電子楽器だったので、劣化したビッグ・ブラック、初期の少年ナイフからも百万光年離れているような、やさぐれパンク以下の酷い感じにしかならなかったが、それは初期衝動ゆえであると宣言することで自分たちを納得させた。バンド名もOfficial髭男dismの名前を反転したような、公式に対して無法、髭に対して女の装飾の象徴である爪、そしてダンディズムという一流の男に対して二流や二等、二級品という意味を冠して、Lawless爪Second-Classと名付けた。何事もうまくいっていない自分たちにはお似合いの名前だと二人で笑いあった。
数曲をでっちあげ、今度はPOPなロックをやるのだと意気込んで、アングラ凶悪バンドが演奏しないような阿倍野にあった小洒落たライブハウスのオーディションを受けた。
「まあええんちゃう?」という曖昧な判定だったが、出演はさせてもらえることになった。
阿倍野のライブハウスに出入りするようになると、女二人だと色んな男が声をかけてくる。なぜならカワイイ系のアクションがジュリはとてつもなく上手かったから。でも音楽好きやバンド仲間だと思えば話も弾むが口説かれたりするのは面倒だった。しかしこっちはキャバで修行した身だ。うまくかわしていたし、ジュリはその辺りの身のこなしも上手かった。それでも面倒くさい人物もいた。
そのライブハウスに出入りするベテランのブルースマンで、最初は何かと世話を焼いてくれる風に近付いてきたが、だんだんと遠慮がなくなってきて、あれやこれやと説教をするようになっていった。相手をしているとイライラしてくる。なぜこうなのか。ワガママ放題大人たち。どうして若い女は何も知らないと思っているのか。
ある日、演奏を終えて楽屋に戻ると、当日は出演者でもないのに例のブルースマンが楽屋でくつろいでいて、アキコとジュリの楽器を値踏みし
「もっと良い楽器を使わないとだめだ」みたいなことを言い出す。そしてなぜか自分の黒いギターを持ってきていて、それを引っ張り出し
「50sのフェンダー・ストラトキャスター、クラプトンもこのモデルを使っている」などとウンチクをたれ始めた。
もう鬱陶しくて堪らなかった。怒りがふつふつと湧き起こってアキコはそれを抑えきれなくなり、そのストラトを奪い取るとネックを持って大きく振りかぶり思い切り壁に叩きつけてやった。その場にいた他の人間も唖然として誰も声を出せず、壁の石膏ボードには大きな穴があき、ストラトのネックは折れて弦だけがブラブラしている。アキコも放心状態で、これは殴られるなと覚悟した。
しかしジュリが咄嗟にアキコの腕を掴んで強引に引っ張りそのまま駆け出した。そしてそのまま店を出て走って、ずっとずっと走り続けて、ひた走る道路にはもう街灯さえないけれど、新今宮の駅の辺りまで走り続けて、やっともういいだろうと立ち止まって、息が切れて苦しかったけれど二人で顔を見合わせて死ぬほど笑った。嘘じゃない泥だらけの笑顔。ギターもベースも置きっぱなしだったけれど取りに行くつもりもなかったし、大して惜しくもなかった。
その後ブルースマンはアキコを訴えて、結局アキコは和解を受け入れた。調停の場でブルースマンの代理人弁護士に
「無法なんて名乗っているけれど法は法なので、賠償金の支払いはお願いしますよ」
と嫌味を言われたのが忘れられない。アキコは感情のないアイムソーリーだけを告げた。
もう大学に戻ることはないと薄っすら思っていたが、なんだか心の拠り所のようではあったので貯金はしていた。けれど、破壊したビンテージギターのせいで全てが消え失せてしまった。
しかし、やがてその話は噂になって、どうやら凶悪な女パンクのバンドがいるらしい、他人の高価なビンテージギターをぶち壊して平然としているような奴らしい、以前「東大阪半日夢想沿線」という不埒な名前でやっていた話の通じない女らしい、とその他あることないこと尾ひれ背びれもついて伝わっていった。まるで魔法のように簡単に広まってく噂話。お陰で奇特な人やバンドから少しばかり対バンの話も貰えるようになった。
アキコは今も近鉄電車の傍のアパートに住んでいて、ジュリも未だにアキコの部屋に居候している。貯金もなくなり、もう大学に戻ることはないだろうし、カウンターレデイの仕事は先の見通しもなく、何も状況は変わっていなかったが、それでも二級品なりになんとかやっていくしかないとアキコは思っていた。
「だから低学歴なんだよ」って石投げて終わりたい外野は黙ってろよ。
どうせお前も同じように何も思いつかないからそうやってマウント取ってるだけなんだから。
本当に分かってたらアドバイス欲を満たそうとするはずなんだ。
他人とのコミュニケーションを正しく相互利益によるものではなく、お互いが他者に対してマウントすることでしか得られない快楽を得る機会を共有するために実施する文化の中で暮らしてる奴らはこういうことをするんだ。
俺はこれがもういい加減無理だ。
インターネットはな、なんだかんだいって低学歴社会だったんだよ。
参入障壁として求められる知性・知能・努力が低い社会ほど低学歴になる。
長期的な展望を目指して努力することが出来ないから、短期的な気持ちよさや楽さに流れる奴らで溢れる。
そういう界隈における他者交流はマウントか、それを回避するための拒絶で溢れる。
でもそんな小さいことじゃ段々と刺激が足りなくなるが、そこで実行されるのが集団によるイジメだ。
ターゲットを決めてソイツを攻撃することで一人じゃ出来ない巨大なマウントという偉業をチームで達成したという快感に浸ろうとする。
くだらねー。
それで満たされるのは死ぬまで価値観を中学生のままにし続ける必要がある。
俺はもう無理だった。
いい加減大人になりたくなった。
偏差値45前後の高校・大学・会社でずーっと価値観中学生で生きて、ネットに還っても同じレベルの集団とガキみたいなネットリンチに無自覚なまま加担してた。
でもそれじゃ先がねえんだよ。
そういうときは子供を作れば嫌でも大人になってどうにかなるっていうけどさ、ありゃ嘘だよ。
子供がいた所で変わらん。
ガキみたいなオッサンが小さな子分に餌やって先輩風を吹かせてるだけで終わるんだ。
でも今更どうやればいいんだ。
ガキみたいな中高年に囲まれた暮らしから脱するためのルートが日本にはねえ。
転げ落ちることは出来ても這い上がることは出来ねえ。
人生の方針を早めにちゃんと決めて、淡々とそこに向けて積み上げた人間にしか入れねえ世界がある。
そこは別に椅子取りゲームはしてないけど、変わりに入門審査が底辺に対してはやたら厳しいんだ。
そりゃそうだよ。
一人の不純物が一人で「ねえねえコイツいじめない?いじめない?」と騒いでそれに愛想笑いを周りが浮かべさせられるだけで如何に職場の空気がゴミになるのかなんて俺もよく分かってる。
奇跡的に偏差値55ぐらいの民度になってた職場が、たった一人の無能クソガキが無能ゆえに仕事をろくに振られずそれ故に暇を持て余して「退屈だし誰かイジメよっかな~~~」とかニタニタした顔でマウントしやすそうな相手を探して全員にちょっかいをかけだすと、それでもう民度偏差値は45ぐらいまで下がっていく。
たった一人のゴミを、どう扱ったらいいのかも分からないゴミを、偶然職場に引き込んだだけでそれまでマシだった空気が終わるんだ。
クズが一番クズになるのは、振れる仕事がないから勉強しとけと言ったはずなのにフラフラと遊び始めてる時だからな。
会社に入ってヒマになることはありませんよと証明出来るのは実務経験ぐらいだ。
じゃあやっぱ25までに進む道を固めないと駄目なんだな。
ドイツは日本と違って10歳で進む道が決まるなんて聞くけど、実際どうなんだろうな。
まあ25まで時間あったのに「ひとまず低偏差値社会でも生きていけるだろ」ってテレビドラマの不良みたいな価値観で暮らしてた俺が間違ってたよ。
ここは辛い。
先がないよ。
成長が12歳で止まったままで生きるには80年は長いよ。
私は妊婦が普通分娩、無痛分娩を選べるなら普通分娩が絶対にいいだろうと思った
だって、無痛分娩にはデメリットがあるし、無痛分娩を選んだことでうまく息めなくて鉗子分娩になって自分の赤ちゃんが傷だらけ、血まみれになって「こんなことなら無痛分娩を選ぶんじゃなかった!」と後悔してる人もいるから
無痛分娩を選んだことで無痛分娩特有のトラブルが起きて後悔してる人がいるから
出産の方法に正解などなく、妊婦が苦痛を回避するために無痛分娩をえらぶのは全然ありだ!!自分のメンタルを守るため無痛分娩を選ぶのは正当だ!!と思った
私はどんなときでも自然分娩を選ぶのが正解だと思ってたけど正解なんてなかった
陣痛の痛みの感じかたは人それぞれで、「陣痛ぅ?たいしたことなかったぁ」みたいな経産婦けっこういるんよ
それから、ソフロロジー法で大成功してもう陣痛と陣痛の間に眠たくなって寝ちゃう妊婦もいる
すごい
自己暗示をかけるのがうまくって脳内麻薬をだすのがうまくって、「陣痛ぜんぜん痛くないよ~キャハ」って言う経産婦もいる
私は今回二回目のお産で、陣痛をポジティブなものに考えて、脳内麻薬をたくさんだして、楽なお産をしようって思ってた
でも、だめだった
痛みをポジティブに受け入れて、呼吸もソフロロジーの呼吸法でしっかりと、なんてできなかった
なんとかうまいこといきみのがしができたら私の産道が守れたんだろうな
でもだめだった。いきみのがしミスりまくり膣壁けっこう傷ついた
経産婦だから子宮口全開になるまでの時間は一人目出産よりは短かったけどそれでも痛みがひとがった
なんとか痛みから気をそらそうとしたけど、やっぱり理性がとんでしまった
子供がうまれた瞬間は脳内麻薬がドパーーッと出て、夢見心地になったけど、
いや、脳内麻薬さん、出るなら子宮口全開になる過程ででてほしかった
胎児をうんだことでオキシトシンでもでたか?自分の脳内が幸せでいっぱいになったことを実感したけども
女性のみんな、自然分娩で経産婦がいくら「陣痛大したことなかったよお」「幸せなお産だったよ」と言ってても
自分がその経産婦のまねをしても
私は今回(二回目の出産で)そちら側(陣痛が苦痛じゃなかった側)にいけるように精一杯努力したけどだめだった
今回も地獄を味わった
ただ、子宮口全開になってからは陣痛の恩恵があり、ほんとうに自分の意思でやってるのか?本能じゃないのか?ってくらい力強く息めた
おかげで早く分娩できた
一人目を産むときも思ったけど子宮口全開にさえなってしまえばこっちのもんなんだよなぁ
子宮口全開になり、医療従事者から妊婦へいきむ許しが与えられると
この子宮口全開になるまでの苦しみがほんとひどい
ソフロロジー法に大成功している人・いきみのがしに成功している人のマネを、助産師に言われた呼吸法を
痛みから気をそらせず、苦痛を味わってしまう。脳内麻薬も多少はでているのかもしれないが、
こんな苦痛を味わうくらいなら、とお金をはらって無痛分娩するひとたちのことを全然ありだと思った
もし、私が3回目のお産をするとして、もし二人目よりはやく産めるよと言われたらまた自然分娩を選ぶかも
楽しいお産ではなかった
なにが言いたいかって、痛みに弱いお嬢さん、出産がこわいと思う御嬢さんはためらいなく無痛分娩を選ぶといい
無痛分娩は無痛分娩で「子宮口が◎センチ開くまで麻酔は待って」とか言われて、完全に無痛にはならないかもしれない。でも、自然分娩と同じ苦しみを味わいたくないなら無痛分娩を選ぶ価値はある
今妊娠中の私には三歳の子供がいて、実家も遠方なので病院から計画分娩をすすめられる
でも、一人目を産んだ病院が「自然な形のお産を目指します」という方針で
そこでお産したときに「あ~~こういう産みかたいいなぁ~~」と思って
私がやってることは悪いことなのかな?と思うけれども
個人的に思うのが計画分娩やると普通に産むより鉗子分娩や吸引分娩をやることになる可能性が高くなるんじゃないのか?と考えてる
助産師って助産院で働いてる人は自然志向で、「私はぜったい自然分娩!お産の仕組みをしっているから子供が与えてくれる痛みも喜びも全部味わいたいの」みたいな人が多い
病院で働く助産師は当たり前だけど、病院の方針にしたがって無痛分娩でも計画分娩でも(デメリットを知ってても)なんでも受け入れる
私はさすがに予定日超過しまくってるなら、計画分娩で、陣痛促進剤を入れて…ってするけども
正産期で自然に産めるなら産みたいよ
増田は家が貧乏だった。しかし体調を崩し長く無職になる。ずっとニートは無理だった。
そして紹介で辿り着いた会社が中卒あがりの爺さんの会社だった。規模は100人ほど。給料は安い。休みは週1。
高卒のなかでも出来るやつは居る。が、使えるのは中途採用組だ。新卒を育てられるスキルはない。
客への敬語は無茶苦茶だしタメ口も多い。怒鳴る。キレる。法律違反平気でする。
人生いろいろある。そんな色々とある人を拒むことなく受け入れる会社では、時々しっかりとした人が流れ着く。日本の進学率や識字率が高くてよかった。
そのしっかりしたシングルマザーだったり、前職がブラックだったり、50、60近くの人だったりが会社を必死に回している。
社長はそういう人たちが大好きだ。何故なら簡単には辞めないから少々パワハラやセクハラをしても大丈夫だから。
さらに会社の中核にいるのは飲み屋で出会った昔馴染みの子分たちだ。
子分はさらに酷いパワハラを受ける。しかし子分たちも社長に借金をしているので聞くしかない。イライラして自分たちの後輩に同じくパワハラをする。
子分たちはパソコンが使えないので勿論ラインも使えない。はっきり言って仕事にならないが常に偉そうだ。
あとは、刑務所に入ってる人を引き入れたら、補助金が出るのを知ってる人は多いだろうか。
そんな人も複数人いる。いかついタトゥーが背中に入ってる。能力はバラバラだが、あまり長くは続かない。
補助金出る分にはまだいいが、ある日普通に入社してきたやつが飛んだと思ったら前科ありの凶悪犯だったということもあったので警察が捜査しに来たりするサスペンスフルな会社だ。
さきほど会社を必死に回してる人と書いたが、7割の社員が自分がそちら側だと思っているだろう。
休憩はほぼとれない会社だから、働いてるという感覚は味わえていく。
しかし能力差が激しいので実際まともな人が4人分の仕事をしてるようなものだ。つまりこの会社ができることは社員25人規模の仕事くらいだ。
消費され続け、成長もない。成長した人は旅立っていく。
そろそろ自分もここを離れる。そうすると仲良くしてくれた人を思い申し訳なくなる。
訳アリの人たちはダメ人間が多い。それはもうダメ人間ばかりだ。しかしそれがわかるのは自分もそこにいると言うことである。
みんな意外とそういうダメ人間には優しかったりする。仲間意識もあるのかもしれない。
でも、駄目だ。駄目なんだ。このままでは優しさの中で人として間違った行為を続けてしまう。
退職者が多く仕事が回らない中で一人にかかる負担は5人分いや8人分にもなっていって、責任はすべて自分に降りかかる。
そんなとこで8年踏ん張ったおかげか強面のおっさんにも物怖じしなくなったし、休みが無くても病まない方法を見つけた。
履歴書を見ればただ8年勤めた人だし、弊社の名前は近辺の同業者しか知らない。
そう思ってジャイアンの年齢を調べたら10歳、ポケモンのサトシも10さい。大人が脚本するもんはそんなもんなのか、とも思う。
私は4歳の子供がいる、いい歳の大人である。公園に行くときはこどもと一緒に行って、わりとはしゃぐ。
そんなふうに子供と遊んでいたら、賢そうな(偏見)男の子に話しかけられた。どうやら、公園内でいやにはしゃいでいる男の子の『ヤラカシ』に苦言を呈しているよう。
内容は端折るが、公園にあるものを壊して遊び、壊したものを粉砕してあたりにばら撒いているらしい。そんで子供たちにそれを強制してるのだとか。
ガキ大将じゃん。まごうことなきガキ大将じゃん。ガキ大将は子分を連れて砂場で大暴れしてる。そこに別の子いるけど、かまわないようで、小さい子が困っている。
将来はジャイアンか??とも、一緒になぜ私に相談したの??とも思った。
私はただただ愛しの我が子とふらっと公園に遊びにきたんだが。
なるほど、賢い子の思考はわかった。組みしやすいと思ったか、母親に近しい見た目から相談しようとしたんだな。
相手が私じゃなかったらなあああああ。
(ということ考えていたことなかれ逃げ腰の自分に、今思い返しても辟易する)
うちの子はうちの子で遊んでるからなあ、と思いながら、とりあえず全部ちゃんと片付けしよう、といって強制させられた子たちに声をかけながら片付け。
そのうちジャングルジムの方にジャイアンは移動して、先にジャングルジムで遊んでた子をからかいはじめたようだったけど、ともかくこっちを片付けはじめた。うちの子もやってきて「何してるのー?」「てつだうー!」とよくわかってない他の子も混ざってお片付け。うちの子マジ天使。可愛いからほんと写真とか見せつけたいけど、みんなメロメロになるからやめとくね。ほんとマジ可愛いんだわ。
そうやって掃除だけなんとかこうとかして、賢そうな子にも「片付けおつかれさま」とか割と楽しげに声をかけてまあまあまとまったかなあ、解決はしてないけどな、と思ってたらジャングルジムの方で女の子が泣きじゃくってる。
どうもジャングルジムから上の子を引きずり落とそうとジャイアンが遊んでるらしい。泣いてた子もたぶんジャイアンと歳が近いみたいでやり返したりもしてたのでわりと喧嘩の範疇かな、とも思って静観。うちの子も喧嘩から遠回りにジャングルジムに登り始めた。危ないから、と声をかけてるうちにジャイアンが女の子の足を引っ張って、女の子がいやがってその手を蹴った。ジャイアンは思わず手を離して後ろの方に倒れそうになった。
ジャイアンはバランスとって地面に飛び降りてたけど、あれは下手したら頭の後ろから落ちそうなもん。
そろそろ止めないと、と思ったらジャイアン、足元に落ちてたボールを投げた。
多分女の子にやり返したかったんだろうが、暴投して、我が子のとこに。
ブチギレた。
我が子にあたる前にジャングルジムに当たって跳ねたから、我が子にあたってはいない。
だが、そう言う問題ではなかった。
ドスきいた(私なりに)声がでて、「ボールは人に投げるもんじゃないでしょうが!!」ってうん、わかるよ。そう言う競技あるよね。賢い子がきて「ドッヂボールじゃないんだよ」って近くに来てまさかのフォローされたよ。
だが、そんな痛恨のミスもジャイアンはなんのその。ジャイアンとしては、めっちゃ怒ってる知らん大人怖い。やべえ、って漢字のへらへらっと笑いで「まちがえた」と。間違えた。うわあ、こいつ反省してねえ。と思ったけど大人として何にもなってない私。離したこともない初対面ボーイに怒鳴った大人気なさよ。
そのあと気をつけて遊びなさい…ともいったかな…我が子と5時になることを言い訳にそそくさ帰ったよね。
・新しいゲーム機で、説明文を読んで得たばかりの知識を、野良猫になぜか少し得意げに披露している人の声を聞きながら、ファミレスの看板を見ている瞬間
・ムンジュイック城で冷凍食品を買って、包み紙をカサカサやっている感じ
・おっさんの初期設定をしているときの、明らかに古い形式で実際には動かない感じ
・緊張した姿の若い兄ちゃんが、雲ひとつない青空をバックにゆっくり回転している
・地元のために用意された、デカい惣菜パンに入ったデカいフナムシの近くを通ったときに感じる、強いおっさんの匂い
・12月の雨の日、降っているものにネコが混じっていることに染みている
・夏場に歩道橋やバルセロナに行ったときの、圧倒的な雰囲気(コロナ対策)
・自転車でイカの横を通り抜けるときにオクトパスが混じっていることに気がつく瞬間(静かさはない)
・アーチェリー場に腰掛けたときの風が強い、フナムシがお気に入り
・ピヨピヨ交差点で、ピヨピヨいう音と一緒にみんなでピヨピヨ
・スーパーのトライアルの中にあったオレンジで、おっさんが矢を射ていたこと
・スーパーで買い物してる親子連れのヒョウが、なぜか少し得意げに歩き出す
・地元のおっさんの2パターンくらいしかない画像を酷使して作られた、美術館
など…
個人の視点から振り返るものなので客観性や網羅性、資料的価値はない。
何があったかよりも、それについてどう感じたか、どう思ったかを書く。
2018年にはみんな知り合いのようだったVtuber界隈も年々リスナーの囲い込みが進み、同じVtuberを名乗るものであってもだんだん交流しなくなっていった。しかしそんな風潮の中でも、なんだかんだキズナアイは、2022年に消える直前の時期でも、箱を超えた大型企画をやっていて、にじさんじのような最大手から、Re:actのような小さな箱、そしてその他個人勢まで広く繋がりを持っていた。
そのおかげで、キズナアイが集めた場においては、普段ならまず関わることのない大手Vと弱小Vとの交流があったりして、地位や立場は大きく違えど、同じVtuberとしての一体感があった(と自分個人は感じていた)。
そんなみんなのハブとなっていたキズナアイが消えて1年、Vファンの囲い込みはますます進んだ。箱を超えた大型イベントなど誰も企画しない。大手V同士のいつメンコラボや弱小箱のいつメンコラボならあるが。小さく狭い繋がりはより深まったのかもしれない。でも、広く、浅く、ゆるく、同じ「Vtuber」と名乗る者としての一体感はもうないんじゃなかろうか。
正直これでよかったという見方もあるだろう。
大手のVからすれば弱小Vと関わるメリットなどないし、下手に繋がるのはリスクでしかないのだから、今の流れが当然で、むしろ誰彼構わず繋がろうとするキズナアイが異常だったと。
2022年夏にお絵かきAIが、2023年初めにChatAIが、爆発的に普及し始めた。この流れの中で、本物のAItuberが誕生し、リスナーをそこそこ満足させる配信をできるようになった。インテリジェントなスーパーAI(という設定)のVtuberがSiri相手にコントを繰り広げていたときから6年、とうとうここまできたかと感慨深くなった。今キズナアイがいたらどんな動画をとったんだろう?どんなコラボをAItuberとしたんだろうか、と。
後述する音声ソフトと対話AIを組み合わせたら本当にアップデートしたキズナアイとして復活するシナリオもあるんでは、と妄想している。
消える時に発表された子分の音声ソフト、kzn。昔のVocaloidなどとは違い、歌声がほぼキズナアイ。見た目がほぼ同じ3Dモデルもある。秋ごろからたまにDJ配信をしたり、オンラインライブをやったりしている。事情をよく知らない人がみたら、キズナアイって引退したんじゃないの?なんでまだ活動してるの?と混乱するんじゃなかろうか。
ワンピース様様、ado様様なのだが、キズナアイの親会社、activ8が制作を担当した3Dモデルのキャラがactiv8の演出で、2022年の年末にMステやCDTV、紅白というV界隈の総リスナーの何十倍もの視聴者がいるメディアでパフォーマンスすることができた。そこで披露された技術、演出の数々はキズナアイのライブで培われたものだったので、activ8もようやく日の目をみたんだねと後方親戚面で感慨深くなっていた。
これも消える時に発表されたものだけど、キズナアイのアニメができることになっている。PVを見た感じ、アイドルものっぽい?キズナアイは脇役だった。
4月から放送されるらしいんだが、放送前からYouTubeでキャスト集めて配信したりしている。見てみたが雰囲気がラブライブやアイマスのネット番組みたいだった。そこにプラスしてバーチャルな飛び道具が仕込まれている。特にライブパートの力の入れようがすごくて、モーション流し込みや別撮りじゃないのに、あれだけ細かく複雑な動きを破綻なく生で見せるのは裏方の技術・演者の技量的にかなりすごいことをやっている。ただ同接3桁の過疎配信だったので本放送始まる前からこれで大丈夫なの?って感じ。普段Vを見てるタイプはこの手の番組見なさそうだし、有名声優がいないので普段声優番組見てる層も見なさそう。
新しくて変わったことやってるけど、多くの人が見て面白いことなのかはわからない。昔からactiv8はそんなところあるのである意味通常運転。まあでもラブライブの新シリーズのネット番組よりはバーチャルの扱いが上手かったのでそこはさすがだなと思った。バーチャルって表情の操作や手指の細かい動きができなかったら情報量が少なすぎてめちゃくちゃチープになるからね。ラブライブの能面着ぐるみアバターはちょっとに正視に耐えなかった。
Vtuberに一体感がなくなって、リスナーにも一体感がなくなって、他所の箱や個人勢を目にする機会がゼロに近づく中で、唯一新たな出会いを提供してくれたのがYouTubeショートだった。ウケる動画をちゃんと作れば、知名度ゼロでもバズるチャンスをくれるショートは弱小Vの希望の光だろう。この1年、ショートのフォーマットにうまく適応して銀盾に行きついたVが何人もいる。一方で、4年5年とやってる古参Vでありながら、惰性としかいえない配信を繰り返し、ずっと停滞してるVもいる。やはりどんな業界であっても、変化し続けることは大事なのだなと思わされた。
Vtuberは今年もさらに囲い込みが進んでいくんだろうなと思う。「Vtuber界隈」というくくりはなくなって、ホロ界隈、にじ界隈、古参Vtuber界隈などへと分化、深化していって、話が通じなくなっていくのかなと。
上ではあげてないけどVtuber文化の成長・成熟を感じさせるニュースはいっぱいあった。
大手V企業が上場したり、V史上最速100万登録達成する大型新人が現れたり、ファーストテイクに出るVだったり、有名アニメのED歌ってMADのネタ提供するVだったり、tiktokでバズる音源作り出すVだったり。個々の企業、個々のVの力はまだまだ伸び続けるし、一般社会へもますます浸透していくんだろう。
でもそれと反比例して、Vtuberたちを隔てる垣根はどんどん高くなっている。
「みんなと繋がりたい」を掲げていたキズナアイが、いつか戻ってくる時があったとして、そのとき彼女の居場所は残っているのかな?
当時のスペック
⚫︎20代半ば
⚫︎彼氏なし
⚫︎貧乳ブス
新卒で就職した大手企業を辞め、東京から関西に出戻って新しい会社に入ったばかり、未経験で入ったもんで仕事できなすぎて社内の風当たり強かった
バーにはオーナー(外国人)がいて、タバコ吹かしながらペラッペラの関西弁で嘘かホントか分からないことをペラペラ喋っていた
キャストの可愛いお姉さんに優しく接客してもらったこともあり、テンション上がった私はそのオーナーに「ここで働きたい」と言った
オーナーは「イイヨー」と言った
翌週末、今度は1人でバーに行った。
開店前でシャッターが閉まっており、少し待ってたらオーナーが来たので
「働きに来た」
先週のアレは冗談だったらしい。気づかんかった
当時実家と会社の往復で、何も楽しいことが起こらず、このまま男性と出会うイベントもなく日々が過ぎるのか...と鬱々としていた私は、日常の中に非日常を発生させたかった。
働きたかったのだ、なんとしても、この明らかにアンダーグラウンドなバーで。
「お金は要らない」と言ったらそれはさすがに難しいらしく「700円」と言われた。
※ちなみに他のキャストは1200円だったか1400円だったかそんな感じだった。
初日はとりあえずカウンターに立たされ、「ドリンクの作り方は客に背を向けてる間にググって調べろ」とだけ命じられオーナーは帰った。
なるほど、魚の釣り方を教えるってこういうことか。(違う)
そんなわけで初日からワンオペという適当さの極みだった。チャージなしドリンク500円からなので客も期待してないだろう。
平日はOL、週末はバーテンダーとして働く日々が始まったのだがまあ色々なことがあった。
過去、芸能人がテレビで「コンビニで芸能人に声をかける店員はプロじゃない」と話していたのが印象に残っていて気づかないふりをしていたのだが、当然ながらここはバーな訳で...
後から来たベテランキャストが「いつも見てます!」と声をかけるととても嬉しそうにグッズを渡していて、自分の想像力の無さを呪った。
後輩の前という手前、バツが悪かっただろうな、ごめん。
ボス的なポジションの人は「映画を作っている」と言い、こちらへの下ネタがひどくて(だるー)と思いながら座って接客した。(この日はOLからの朝までバーテンダーで疲れていた)
取り巻きの1番下っぽい子分の刺青がすごかったので、入れた時痛かったか聞いたら「何故か肛門が痛かった」と教えてくれた。
別の取り巻きに某有名シンガーの彼氏がいた。彼氏も芸能活動をしているらしくイケメンで、こんな雑ブスバーテンダーの私にも優しくて流石だと思った。
⚫︎バーテンダー同士の男女のいざこざがえぐかった。
複数のバーが集まる場所だったので、どこどこのバーの店主とヤった、という話もあれば同じ店のキャスト同士で気づいたら子供ができててすぐ離婚、常連客と出来ちゃった結婚、みたいなパターンも複数。ちなみに自分は貧乳ブスなのでかすりもせず。
⚫︎世間知らずでビジネスマナー0のOLだったので客にも度々失礼をやらかしていた。
客のおじさんから「名刺を渡すよ」と言われたけどガチで要らなかったので「要らない」と言ったら怒ってた。こういうときは貰っとくのがマナーらしい。
⚫︎1人だけガチの勘違いおじさん(既婚子有り)に粘着されてしつこいメールの末、店外で焼肉を食べたことがあった。食べた後「このあとどうする?」と言われてマジで鳥肌が立って速攻帰った。私がお前と寝るメリットどこにあるのか教えて欲しい
⚫︎東京からたまたま帰省したという青年客がかっこよくて惚れてしまい、もう会えないかなーと毎晩祈りながら寝ていたら半年後くらいに再来店して胸がバクバクした。オーナーのアシストのもと無事に逆ナンし連絡先を交換できたが、店外で会うとお互い魔法が解けてしまい、3度ほどデートしたが自然消滅。甘酸っぱかった。まあブスなので...
⚫︎キャストの生態は総じて謎だった。こんな自分にも優しく接してくれていたが、お金を盗ったとかでクビになる人もたまにいた。差別と言われるかもしれんが男キャストは全員クズ感がすごかった。女の子はしっかりした人もいた。
...と、約1年間勤務していたが
厳しい両親に対しバーで働いていることを隠しながら駅まで送迎してもらう状態が限界を迎えつつあったので、辞めた。
毎週土曜日ほぼ終電で帰ってくること、その際の匂いがいつも同じであること。
こんな状態が約1年続けばどんな鈍感な親でも怪しむだろう
あれから7年くらい経った今でもオーナーからちょくちょくラインが来る。
20代半ば、それまで大卒・就職...と品行方正なレールに乗って生きて来た自分には新鮮すぎる経験で、人生の思い出として死ぬまで忘れることはないと思う。
個人的に興味のある内容だったので、ネットで分かる範囲でまとめた。
https://www.sankei.com/article/20171108-7NV7LFSEZJKV3AQODOZS7NJ4VM/?outputType=amp
郵政民営化に反対した、堀内氏の父光雄氏に対して刺客候補として長崎氏が2005年に山梨二区に乗り込む。以来、堀内氏のバックに岸田派、長崎氏のバックに二階派がつく形で2人が共に立候補し、山梨二区は保守分裂する形が続く。
堀内氏に敗れて浪人状態だった長崎氏が2019年の知事選挙に出馬。宿敵の堀内氏も応援し、当時の革新系現職を破る。長崎氏が富士急前で演説する一幕がハイライト(堀内氏の夫が富士急創業一家)
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/13532.html
富士急が県から借り受けている県有地の借地料が不当に安いという訴えを2020年に県が起こす。「浮上」と書いたが、県有地の借地契約の件に関しては、知事選の段階ですでに懸念材料になっていたようである。
https://www.sankei.com/article/20221220-ETNY7KC7ORLXVF2D53GSUXYYSY/?outputType=amp
長崎氏が知事着任後の2021年の衆議院選挙では、長崎氏陣営が堀内氏を支援という報道もあり。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASPC30GSTPC2UZOB001.html
2021年に富士急ハイランドで事故が起きる。県が調査に乗り出すが、知事側の嫌がらせと見たためか、富士急側がかなり渋い対応を見せる。
https://diamond.jp/articles/amp/289982
今回の知事選は、堀内氏は長崎氏の支援を明確にせず。なお、対立候補の志村氏は自民系で、県有地問題に関する県の姿勢に異を唱えていることもあり、構図としては堀内氏の子分が暴走する形で長崎氏にケンカを売り、堀内氏は情勢を見て子分の支援をしなかったか(切り捨てた)のようにも見える。
https://www.sannichi.co.jp/article/2022/12/08/80446208
二階氏VS岸田氏的な観点からは、二階子飼いの長崎氏が自民党の推薦で当選したのだから、二階氏にポイントが付くだろうが、堀内氏(岸田氏)も積極的に反長崎氏的な動きをしたわけではなさそうなので、最小失点で切り抜けた的な感じに見える。次の選挙で堀内一派がどんな手を繰り出すのか楽しみにしたいと思う。