はてなキーワード: 婿養子とは
祖父が数ヶ月前に亡くなった。
第6波真っ最中で、葬式もなくただ焼いただけなので葬儀には行っていない。
昭和のクソ親父を煮詰めたような、どうしようもないじーさんだった。
苦労人ではあった。祖母方の曽祖父の家業を継ぐために婿養子に入った五男坊。でも継ぐ前に家業が潰れてしまい、駐車場の警備員から身を起こして子供三人育てるための金を稼ぎ、最後には先生と呼ばれる職に就いていた。
定年まで飛行機の距離に単身赴任していて、その頃はまあ多少ウザいけど長期休みに会うくらいなら我慢できるレベルだった。
先生と呼ばれていた頃の名刺をいつまでも持っていて、私を含む孫に会うと、毎回必ず「何かあったらこれを見せろ、"○○先生の孫ならなんとかします"って言われるから」と言って名刺を渡してくる。祖母と話したくて電話をすると、必ず祖父が最初に出て開口一番しばらく電話をしなかったことの嫌味を言われる。「なんだ○○は。最近電話もしてこなくて何やってるんだ」毎回毎回毎回最初にこれを言われる。マッチがつけられないとか鉛筆をナイフで削れないとか、老人ができることができないとここぞとばかりに「なんだこんなこともできないのか。お前は馬鹿だなあ」と馬鹿にしてくる。アラフォーの今ならはいはいで済ませられるけど、高校生の自分には我慢ならなかった。
それでも祖母が好きだったから、電話はしたし祖母の家にも盆と正月には行ってた。それが大学生になったら、祖父は体を触ってくるようになった。最初はたまたまかと思ったが、運転中に助手席に座って太ももを触ってきたので意図的だと言うのがわかった。そのときは咄嗟に大声を出して振り払い怒鳴りつけた。普段は上から目線で嫌味ばかり言ってる癖に、こっちがガチギレするとビビって何も言わなくなる小心者だった。私より若かった従姉妹は、会うたびにデブだ痩せろと言われて泣いていたらしいことも同時期に知った。社会人になって祖母にPHSをプレゼントして、祖母の家には行かなくなった。
祖父は歳をとるにつれて本当に傍若無人になっていったらしい。祖母が足を悪くして、出かけるには祖父に車で送ってもらうしかなくなってしまったのだが、祖母が友人と会いに行くといっても連れて行かなかった。友人が祖母の家に遊びに行くと、怒鳴りつけて家にあげなかった。祖母の妹や自分の娘ですら、気に入らないことがあると怒鳴りつけて追い出していたらしい。認知症の兆候だったんだろうね。極め付けは、祖母が料理できなくなったので祖父がスーパーに弁当など買いに行くわけだけど、スーパーに入ると店員を呼びつけて、欲しいものをメモした紙を投げつけて「そこに書いてあるやつを持ってこい」とかやっていると。祖母の家のすぐ近くに祖父の妹が住んでいて、そのスーパーに行ったときにそんな話をされて針の筵だったそうだ。
そんな祖父が亡くなった。
客観的にみると、祖父は祖父なりに大変だったのだと思う。ああいう性格だから地元に友人は一人もおらず、定年後は家でテレビを見ているだけだった(だから電話にも毎回必ず祖父が出た)。でも何十年も、回数は少ないとはいえ話すだけで必ず嫌な思いをさせられる祖父を可哀想だとは思えない。かといって亡くなって嬉しいわけでもない。正直なところ、大学生の頃に亡くなっていたら大喜びしていたと思う。我ながら残酷だし勝手だけど、とにかく早く死んで祖母を解放して欲しかった。
嬉しいという感情はないけど、安堵の思いでいっぱいだ。もう祖父はいない。祖母も家にはいないしもう何もわからなくなっているから電話することはないんだけど、あの耳に残っている声、「なんだ○○は。最近電話もしてこなくて何やってるんだ」という言葉はもう二度と聞かなくて済む。そして書いていて気づいたけど、親戚がわざわざ私に祖父のあれこれを聞かせてくることがなくなるということに、多分一番ほっとしてる。自分のこういうクズさは祖父から受け継いだのかもしれない。
30代女だけど結婚した。
はっきりいって金目当ての結婚だった。相手もそれをわかってるし、皆承知の上だから特に不都合はない。
夫になった人は子供ができない親族の大金持ち夫婦の養子になった人だった。大人になってから墓守をするという条件で。
私はあの大金持ちの遺産は夫さんのものになるのよと言い聞かせられて嫁いだ。
だが実際は違っていた。
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大金持ち夫婦は婿養子で、旦那さんが家を切り盛りしてはいるが全ての最終決定は奥さんだった。
その奥さんが曲者である。自分の親族の若い子をしょっちゅう家に呼んで外商と共にはしゃいでいる。
お手伝いさんがいるのにその子達の食事がいちばん美味しいと若い子が作った重い料理を食べている。私の差し入れた食事は冷蔵庫に入れっぱなしなのに。
その若い子たちの母親を50年間養子にしたかったけどそこの家族が嫌がってできなかったという経緯があるのでそこの子達にまだ執着が消えないらしい。
私の夫は旦那側の親族なので冷たい。あくまで他人さん扱いである。私に買ってくれた車は国産車だったのに、親族には女の子ばかりだというのに外車を買っている。着物も、宝石も、全部あの子達の家に言っているようだ。
確かにその子たちは可愛い。若いと言っても私と5つほどしか変わらないが、全員目を惹く見た目だった。三人姉妹で長女が一番賢いのにニートでお料理上手、次女がしっかり者、三女が話とセンスがいい。全員モテて仕方なかったと奥さんに自慢したことがある。都心で駐車場を経営してる家なので彼氏とデートに来たらタダで勝手に止めるから歴代の彼氏の見た目や経歴や車種まで把握しているのだった。前の彼氏は国産車しか買えない子だから駄目ねと言うが私に買ってくれた車と変わらなかった。
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夫に結局遺産はどうなるのかと聞いたら、私達に回ってくる分はまあ夫婦が食うには一生困らないくらいのもので、残りは全部あちららしい。要するに貧乏くじだ。墓守だけさせられるのだ。
死んだ父方の爺さんから聞いた話でもするか
お盆のこの時期って親戚同士集まって飯食ったりすると思うんだけど、高校生くらいのときに何の拍子か忘れたけど、爺さんからこんな話を聞いた
じいちゃんはな、兄弟をみんな失くしてしまったけど、今こんなに家族に囲まれて幸せなんだよ
じいちゃんは頭のうしろくらいに死んだ兄ちゃんがずっと見守ってくれている気がするんだよ
ニコニコして優しいじいちゃんだったから、そんな暗い過去を抱えていたり、スピリチュアルな考え方をしているとは思わず驚いた覚えがある
ただ幸せでよかったねみたいなことを返した気がする
あとで両親のどっちかから聞いたんだけど、じいちゃんってばあちゃんの婿養子だったらしいんだよね
家族って増えるもんなんだなと思った話
https://anond.hatelabo.jp/20220613133321
https://anond.hatelabo.jp/20220614121244
https://anond.hatelabo.jp/20220614233346
場所は東京なので被るけど、スペックはITフリーランスの人よりもだいぶ低い。
その上で恋愛弱者。妻と会うまで彼女はおろか、女友達さえいない。
気になったコメントについて答えてみる。
そうか?私は許容できる年齢が広いほど夢があると活動してて感じたな。(年下〜同世代以外は無理!と思う人は読まなくてよい)
相談所には婚期逃した医者一族の秘蔵っ子や資産家の令嬢っぽい人も登録しているので、成婚退会まで行けば婿養子や専業主夫にもなれるかも。そうでなくともバリキャリ女性(年収1000万超え)が多く在籍していて、入籍まで行けば生活基盤はガッツリ安定する。私は仲人にはプラスマイナス5歳と伝えていたものの、年齢の括りがなかったので会えるだけ会ってた(流石に10歳差以上は話が合わないのでは?と考えてたので申し込まないし、断ってた)。考え方を変えれば、弱者男性が普通〜強者男性になる可能性に満ち溢れている感ある(深窓の令嬢は普通に生活していたら、まず会えないし)。
子供が欲しい場合は若い女性のほうが確率は高いものの、年齢が高くても可能性は0じゃない。
正直な話、結婚生活に必要なのは年齢や若さ、美人か否かじゃなくて、互いに折り合いつけて生活を切り盛りできるか?なので、考えや趣味嗜好が如何に合うかのほうが重要だと思うぞ。
徳川 斉順(とくがわ なりゆき)は、清水徳川家第3代当主、のち紀州藩第11代藩主。江戸幕府第14代将軍徳川家茂の実父である。
江戸幕府11代将軍・徳川家斉の七男。母は家斉の側室・妙操院。12代将軍・徳川家慶の異母弟であり、13代将軍・徳川家定は甥にあたる。正室は紀州藩10代藩主・徳川治宝の五女・豊姫、側室は実成院を含め3人。紀州藩13代藩主・14代将軍徳川家茂(慶福)の父である。しかし、家茂が生まれる前に没したため、家茂は実父の斉順に会ったことがない。また、水戸藩主徳川斉脩の正室峰姫は同母姉にあたる。
当初は異母兄敦之助の夭逝後に空跡となっていた清水徳川家を継いだが、紀州藩第10代藩主・徳川治宝の娘婿となっていた異母弟虎千代が早世したためこれに代わって、治宝の五女豊姫と結婚して治宝の婿養子となり、紀州藩主を継いだ。重倫、治宝の2人の隠居を抱えていながら贅沢な生活を送っていたので、藩の財政は傾いてしまった。また『和歌山市史』によると、治宝が政治の実権を握っていたため、山高石見守などの斉順側近と山中俊信などの治宝側近との間で深刻な対立が生じた。
先述のとおり、慶福が出生する前に死去し、他に嗣子がいないために、治宝は松平頼学を、附家老水野忠央は将軍家慶の十二男で自身の甥(妹お琴の所生)である田鶴若を擁立しようとしたが、結局異母弟の斉彊が家督を相続した。紀州藩主としての治世は21年11か月であり、この間の江戸参府8回、紀州帰国8回、紀州在国の通算は6年4か月であった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E6%96%89%E9%A0%86
こっちは特にこだわりがなく、あっちは姓を変えたくないと言ったので妻の姓を選んだ。
一応、
両親には「良いよね?」と聞いたら「良いよ」と言われたので問題なかった。
義両親には「良いの?」と聞かれたので「良いよ」と答えて問題がなかった。
やや面倒だったのは免許証とか銀行口座とかクレジットカードの姓の変更手続きだ。
引っ越しをしたことがある人なら住所変更手続きで疲れた経験があるんじゃないだろうか。あれと同じくらいの大変さだった。
「私にとっては」と一応つけるが手続きが済んでしまえば姓が変わっても特段の変化なく日々は続いている。
2回くらい「婿養子になったの?」と聞かれて「違うよ」と答えたり
そんなものあったらいいのに。
賛成派も反対派も感情論で語る論者が目立つ。
もっと現実的な法律婚が強制的に夫婦同姓しかないことへのデメリット、法律婚の中に夫婦別姓が混ざることでのデメリットを感情論抜きで議論しろよ。お互いに対立する派閥を見下すことに繋がるから感情論の論者が目立つのはダメなんだよ。
それと外国人との結婚とかいう例外を議論に出すのやめとけば?例外でしかないんだろうから。
改姓で結婚する片方にだけコストがかかる、海外やアカデミズムな分野では通称が使えない、現状通称利用が不十分などの現行制度によるデメリットはあるのは知ってる。
個人のコスト面だけ考えると法律婚しないか、法律婚すると強制的に夫婦別姓になるのが一番じゃないのか?選択肢を増やすだけと言うが他の人には本当に何の影響も出てこないのか?
賛成派の意見見てるとそう思う。
戸籍制度が、日本の伝統が、と言われても、昔の事例では婿養子として男が改姓するのもあったが、発言主は改姓したのか?改姓してないとしても、嫁に全部任せっきりじゃなく嫁のサポートなりしたのか?
反対派の意見見てるとそう思う。
大人である結婚する男女より、か弱い子どもの方が大事だろ。選択的夫婦別姓の優先順位を上げることで結婚率は増えるかもしれないが、出生率が上がると言い切れるのか?結婚と子どもを持つことは完全にイコールではないが、婚外子が少ない日本においては結婚制度と子どもは密接に繋がっていると言えるのではないだろうか。
独身世帯にだけの負担がない、出生率を上げる政策、子育てしやすい政策を重視した方がパートナーがいても独身でも生きやすい社会になると思うんだが。