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はてなキーワード: 大都市とは

2022-03-13

anond:20220313153509

東京なみの人口を誇る大都市があり、国全体でも日本より人口が多く、土地に恵まれ原油レアメタルもあるのに貧乏過ぎて存在感ないんだよな。

ロシア人って世界一無能なのでは。

2022-03-12

妻がロシア人なので、ロシア人認識と現状を書く

プーチンの支持ついて

モスクワなど、西側大都市に住む若者ほとんどプーチンを支持していないが、ヒトラーのような独裁者であるという認識もない。

子供が生まれたら、粉ミルクおむつ離乳食無料でもらえたり、幼稚園はもちろん無料だし、医療費もほぼ無料だったり、意外と福祉国家からだ。

または、プーチン財閥解体し、独占企業による価格のつり上げを防ぐなど、庶民にやさしいこともしている。

しかし、選挙は信じていない。そのため、モスクワでは投票率が低い。

田舎では、プーチンの支持者は多い。田舎食料自給率が高いから、メシに困るレベルほどの貧困は目立たないが、ネットインフラが弱く、プロパガンダたっぷり国営放送しか見られない家庭が多いからだ。

戦争の支持について

国内でも政権でも賛否両論。意外と賛成者が多いのは、西側諸国ロシアは、異なる事実をもとに判断しているからだ。

日本を含む、西側諸国認識は、「ウクライナには一切の非がなく、ロシアがいきなり侵攻してきて、首都民間人攻撃している」だろう。

多くのロシア人の認識は、「ウクライナ政府は、アゾフなどの反ロシア過激派団体を援助し、ドンバスなど東部親ロシア地域クリミアオデッサロシア虐殺をしている。この戦争のゴールは、ゼレンスキーにそれをやめさせることだ。それに、ロシア民間人攻撃していない。民間人への攻撃は、ウクライナアゾフ自作自演だ。NATO西側諸国は、情報操作をしてロシア悪者しようとしている。ウクライナ軍事基地を作り、ロシア戦争を仕掛ける気だ。ロシアは国と、ロシア人を守るために戦う」

多くのロシア人は、この戦争についてかなり詳しい。自分であるし、プロパガンダ放送を見るからだろう。

ロシア人は、ウクライナ惨状も、民間人被害も知らない。アメリカ中東民主化するためにしかけた戦争を支持するように、当然ロシア人は自分たちを守るための戦争を支持している。

事実意見を分ける

実際のところ、ロシアの言い分が事実でないという証拠はない。結局のところ、9.11陰謀論も、原爆を落とす前に日本降伏していかも、従軍慰安婦がたんなる売春だったのかも、私たちには知るすべはないのと同様に、偏向報道をするメディアと、フェイクニュースを垂れ流す一般市民から情報を得るしかないので、何が真実なのかはわかりようがない。

ただ、アゾフ実在するし、ロシア人の迫害虐殺事実だ。

ロシア人の現状について

生活問題はない。いつも実家と連絡とっているし、こんな状況でも「日本での生活に困っていない?お茶でも送ろうか?」というメッセージがくる。

ただ、InstagramなどのSNSで「死ね」などのメッセージはたくさんきた。今はフォロー関係にない人をブロックしているで、そういうメッセージは来ないが。

知り合いは、鬱になり、ODしたらしい。その人は、いわゆるノマドワーカーで、英語ペラペラなので海外企業ウェブデザインなどのサービス提供していたらしい。

ところが使用していたクラウドソーシングサイト、UpWorkがロシア人のアカウントと口座を全部ブロックして、集客用のSNS死体写真を送り付けられたり、かなりひどい目に合っていたらしい。

2022-03-06

anond:20220306000619

核武装っては核弾頭だけじゃなくて運搬手段も含めた言葉

核弾頭のついたSLBMなりICBMなりを敵の大都市にブチ込むことができるって意味

モスクワはまあ距離的に若干ハードルがあがるにしても

ウラジオストクなり北京なりにIRBMをブチ込むことができるようになるのは可能

そして日本が核報復可能とき、中露は日本を大規模侵攻できない

(繰り返しになるが、小規模武力衝突、例えば尖閣への侵略核抑止できない。だが東京福岡札幌といった都市への大規模侵攻は核抑止できる。)

日本を滅ぼすために自国民大量死することになれば、独裁体制が維持できないからだ

2022-03-04

ミサイル攻撃されたら大惨事になるから原発作るな」

ダムでも堤防でもタワマンでも、民間用の大規模施設攻撃されたら死者数千人規模の大惨事になるし、だからこそ戦時国際法攻撃禁止されてるわけで…

国際法ガン無視キチガイ国家じゃないとそんなことやらないし、キチガイを想定しなきゃいけないなら原発以前に大都市に集中して住むこと自体高リスクだってことに…

2022-03-03

地下シェルターって

スイスみたいに各家庭に整備とか今からやるのは難しいかもしれないけど、大都市地下街を非常時にシェルターにできるように整備するとかは無理なのかね

2022-03-02

欧州議会の緊急会合ビデオ形式で参加したゼレンスキー大統領演説

ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領欧州議会演説しました。
ありがとうございました。皆さん、このところ、どう挨拶したらいいかからないんです。
なぜなら、"おはようございます"、"こんにちは"、"こんばんは "が言えないのです。
できないんです、これは絶対にそうです、毎日、その日は絶対ダメな人もいるし、その日の夕方最後な人もいるんです、毎日。
私は今日、今、ウクライナ市民について話しているのですが、彼らは命をかけて私たちの壁と自由を守っています。

私はここで見たものが、この団結したムードであることをとても嬉しく思っています今日、皆さん、つまりEU諸国を団結させたことは喜ばしいことですが、それがこのような代償を払うことになるとは思いもよりませんでした。
これは私にとっての悲劇であり、すべてのウクライナ人にとっての悲劇であり、すべての国家にとっての悲劇です。


私は新聞の話をしませんし、新聞を読みません。なぜなら、新聞は私の国の生活から消えてしまたからです。
この死体も含めて、すべてが現実出来事なのです。
そして、今日、我々は、価値権利自由のために犠牲を払っているのだと思います。
そして、私たちはよく「私たちは皆、勝つ」と言いますが、皆さんがそれを話すだけでなく、見てくれていることがとてもうれしいです。
そして、私たちは必ずや勝利する、私はそう確信しています。
このような表現があります。"ウクライナヨーロッパを選んでいる" 私たちが目指してきたもの、目指してきたもの、そして今も目指しているものです。
そして、私たちに向けた言葉をぜひ聞いてみたいのです。"今こそヨーロッパウクライナを選ぶ時だ"


小さな攻撃ミサイル攻撃があるので、2分ほどお話をさせていただきます。
今朝は私たち全員にとって悲劇的な出来事でした。巡航ミサイルが2発、ハリコフを直撃しました。
ロシアとの国境に近いこの街は、昔からロシア人が多く、友好的で、かつてはとても温かい関係にあり、
20以上の大学があり、昔も今も我が国で最も多くの大学を抱える拠点となっています若者たちは明るく、スマートで、休日はいつも我が国最大の広場に集まっています自由広場。また、ここはヨーロッパで一番大きな広場でもあります。
そして、これは本当です、想像してみてください、午前中2発の巡航ミサイル自由広場を直撃しました。
何十人もの死傷者が出ました。
これが自由の代償というわけです。


我々は単に我々の土地と「自由のために」戦っているのです。
信じてほしい、我々の国家のすべての大都市が封鎖されているという事実にもかかわらず、
誰も我々の自由国家侵入することはできない。
私を信じてください。今日のすべての広場は、それが何と呼ばれようとも、自由広場と呼ばれることになるだろう。
我々の州のすべての都市で。誰も我々を破ることはできない、
我々は強く立ち上がる、我々はウクライナ人だ。


我々は子供たちが生き続けることを望んでいる。これは公平なことだと思う。
昨日、16人の子供が死んだ。そしてまた、プーチン大統領は、これはある種の「作戦」であり、我々の軍事インフラだけを爆撃しているのだと言うだろう。
我々の子供たちはどこにいるのか?彼らはどの軍事工場で働いているのでしょうか?どのロケット弾操作しているのか?戦車運転しているのだろうか?
あなたは16人の子どもを殺した!


私たちには、とてもやる気のある人たちがいます私たちは、自由生命という私たち権利のために戦っています。
そして今、私たち生存のために戦っています。これは私たちの主な動機ですが、ヨーロッパ平等な一員になるためにも戦っています。
そして、今日私たちは皆、そうであることを示したと思います私たちが参加することで、EUは間違いなく強くなりますあなた方がいなければ、ウクライナ孤独になるでしょう。私たち自分たちの強さ、少なくともあなたたちと同じであることを証明したのです。
私たちと共にいることを証明してください。私たちを見捨てないことを証明し、あなた方が本当にヨーロッパであることを証明し、
そうすれば、生は死を、光は闇を打ち負かすだろう。


ウクライナ栄光あれ


www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。


ソースhttps://www.ukrinform.net/rubric-ato/3417029-ukrainian-president-volodymyr-zelenskys-address-to-european-parliament.html

President Volodymyr Zelensky of Ukraine has addressed the European Parliament.

Thank you very much! Ladies and gentlemen, you know, in recent days I don’t know how to greet anyone. Because I can't say "Good morning," or "Good afternoon," or "Good evening." I can't, and this is absolutely true because every day, that day is definitely not good for some, that evening is the last one for some, every day. I’m talking today, now, about my citizens of Ukraine, who are defending our walls and freedom at the cost of their lives.


I’m very glad that what I saw here is this unifying mood. I’m glad that we have united all of you today – the EU countries, but I didn’t know that it would be at such a price. And this is a tragedy for me, a tragedy for every Ukrainian, a tragedy for every state.


You know, I don’t speak from, I don’t read from papers because the papers are gone from my country’s life. All of this is real, including these dead bodies, this is real life. And you know, I believe that today we sacrifice for values, for rights, for freedom, just for our desire to be close, just like you, like everyone else, we sacrifice our best people: the strongest, mightiest, most extraordinary Ukrainians.


And we very often like to say that we will all win, and I’m very glad that you are not only talking about it, but also seeing it. And we will all win for sure, I'm positive. There is such an expression: "Ukraine is choosing Europe." That’s what we’ve been aspiring to, what we’ve been going, and still going toward. And I would very much to hear from you something addressed to us: "Now it’s Europe choosing Ukraine."


I have a couple of minutes to talk to you because there are small strikes and missile attacks. This morning was tragic to all of us. Two cruise missiles hit Kharkiv. The city, which is near the border with Russia, where there have always been a lot of Russians and they have always been friends, there used to be very warm relations, there are more than 20 universities there, it was and is the hub hosting the largest number of universities in our country. The youths there are bright, smart, always gathering for all holidays in our country’s largest square. Freedom Square. Also, this is the largest square in Europe. And this is true, it’s Freedom Square. Imagine this: in the morning, two cruise missiles hit Freedom Square. Dozens of casualties. So this is the price of freedom.


We are simply fighting for our land and our freedom, and believe me, despite the fact that all the big cities of our state are now under blockade, no one will penetrate our freedom and state. Believe me. Every square today, whatever it is called, will be referred to as Freedom Square. In every city of our state. Nobody will break us, we stand strong, we are Ukrainians.


We want our children to live on. It seems to me that this is fair. Yesterday, 16 children died. And again, President Putin will say that this is some kind of an “operation,” and that they are bombing only our military infrastructure. Where are our children? At what military plants do they work? Which rockets do they operate? Maybe they drive our tanks? You killed 16 children!


We have very motivated people, very much. We are fighting for our rights – freedom and life. And now we are fighting for survival, and this is our main motivation, but we are also fighting to be equal members of Europe. And I think today we are all showing that we are. With us on board, the EU will definitely be stronger. Without you, Ukraine will be lonely. We have proven our strength, that we are at least the same as you. Prove that you’re with us. Prove that you are not giving up on us, prove that you’re truly Europeans, and then life will beat death, and light will beat darkness.

Glory to Ukraine!

2022-02-28

anond:20220228234035

お試しに一発なら大都市はむしろ避けるんじゃないか

俺はド田舎百姓田畑もあるから、核攻撃されると辛いんだ

2022-02-27

ロシアにいる

twitter特に深刻な影響はないが、論文執筆のために利用していた欧米サイトアクセス拒否される。

VPN越しでもいくつかは見れない。UTMブラックリスト入りしてるっぽい。

ロシア人反戦争派が多いが、「デモ参加→拘束→仕事できない→給料発生しない→家族を養えない」という考えがロシアにも一部を除いて一般的なため、とても感情的ロマンチスト達がデモに参加している。

帰国は現時点では考えていない。もう何年もここに住んでいる。地方都市のためモスクワサンクトペテルブルクのような大都市でないのがいい。この町で在露ウクライナ人テロが起きることはないだろう。

ロシア人日本人みたいにわざわざ他人を注意しない。「キチガイは放っておく」が平穏生活のためのファーストステップだ。

日本人みたいにSNS挑発的なことはを書くのは教養がない証拠であり、人間関係がうまくいっていない人に非常に多い。

ここではそこまで人を見た目で判断しないため、善人(情弱または純粋な人)がよくカモられている。

生活の質は低くキチガイ率も高い、しか長所として社会貢献バカにする奴がいないことが挙げられる。

2022-01-30

anond:20220128135018

創作でないのなら、なんか中途半端

増田はどうして東京大学に行かなかったのでしょう?

下宿が遠いってのは、東京以外の大都市だと京阪神以外は考えにくい

名古屋札幌仙台広島福岡も、タクシーで2500円も行けば家賃はじゅうぶん安い)

大阪でも東京でも学生生活費はそんなに変わらない

首都圏以外での就活で、奨学金に見合った就職するのはなかなか困難だと思います

2022-01-20

anond:20220120031155

しか気候の点でも交通アクセスの点でも福島仙台は良いのだけれど、見方を変えると東北北海道には大都市仙台札幌くらいしか無いので、東京以西と比べるとその点が不利なのではないかと、、、

やはり名古屋京阪神あたりから遠くなるのは不利。

アメリカ都市から南部田舎移住する人が多いと聞いて調べたらマジだった

サンフランシスコNYからテキサスフロリダに引っ越す人が特に多いらしい

大都市検事軽犯罪放置を認めるレベル家賃が高騰してて

GAFA社員になれないならテキサス移住するしかない感じなんだろうね

同和地区に生まれ

同和地区に生まれ育ち、多分『それなり以上の同和教育を受けた最後世代』だと思っている私。

私は昭和の終わりかけに、関西大都市に生まれた。自営業の父と専業主婦の母のあいだに生まれ、1歳児の頃から公立保育所に通った。

現在幼児もつ親でもあり、『保活』『保育園落ちた』などのワードネットで見るにつけ、自分の育った地域時代現代のどちらがおかしいのかわからなくなるのだ。

まず、私の母は専業主婦だ。母方の祖父と同居だったが、その祖父が要介護だったとか、母自身病気だとか何もなかった。1ミリも『家庭での保育に欠け』てなどいない私が、普通に公立保育所に通った。

母は私を幼稚園に入れたいと思ったそうだ。しかし、親族を含む周りの多くの人たちが、いつ保育所に預けるのか、保育所の申し込みをまだしてないのかとものすごくうるさかったらしい。『保育所が当たり前だった。同じ小学校に行く子は町内のどこかの保育所出身で、幼稚園に行く子なんていない』と言われたらしい。

母は心配しながらも私を保育所に入所させた。まず、町内に公立保育所がいくつもあった。1学年1クラス、私が通った保育所はその中でも人数が少ないところだったので、年長クラスで一緒に卒園したのは12人だった。最近の『保育所が足りない』どころか、どう考ても当時の子供の数を考えれば保育所が多すぎるくらいだった。

運動会宿泊保育、遠足卒園式などは合同で行われた。保育士さんはどうだったか忘れたが、市の公務員である給食調理員さんたちは、その町内の保育所のどれかにしか転勤しない。(当時給食調理員だった知人が近所にいたため、知っている)

今、雨の日でもお昼寝布団セットを自転車で運んでいる保育園パパママさんを見かけるが、私が通った保育所ではお昼寝布団の他、給食で使うスプーンや箸など、肌に触れるものや口に入るものも持参する必要はなかった。かばんに入れて持って行ったものは連絡帳以外思い出せない。

私は二人の子供を私立幼稚園に通わせた。ひとりは卒園し、ひとりは在園中。まあ、これでもかというほど指定用品を買わされ、毎日スライド式のカトラリーセットを始めあれこれ通園鞄いっぱいに持って行く。最初自分の子時代とのあまりの違いに驚いたが、『あ、こっちのほうが普通なんだ』と最近では思うようになった。

保育所時代はほぼ同和教育はなかったが、小学校に入ると一変した。

まず、入学時に必要もののほぼ全てが無料支給だった。ランドセルまでタダだった。母と一緒に入学用品を近所の『会館』に取りに行ったことを覚えている。鉛筆消しゴムまであった。筆箱は自分のものを使えたかな。それが最初の一回だけではなく、『とくしゅうひ』というものがあって、冊子が配られて必要学用品に丸をつけて提出すると支給された。これはいつの間にかなくなった。高学年になる頃にはもうなかったかと思う。

私の実家貧乏ではなかった。後に書くが、学用品無料支給してもらわないと就学できないほど生活に困窮している同級生などいなかった。

ランドセルデザインも何もかも皆同じ。ほとんどの学用品が全員同じだった。出どころが一緒だからそうなるんだろうけど、他の学校のことを知らないのでそれが普通だと思っていた。給食で使うお箸、食後に使う歯ブラシまで皆同じ。歯ブラシの色選びでじゃんけんしたことも覚えている。

それから子供会』というものがあった。放課後に行くところで、別に親が働いているからとか何もなく、ほとんどの同級生が在籍していた。行くか行かないか自由だったが、小学校の下校時に集団になって歩いて行ったことを覚えている。おやつが出たり、遊んだり、土曜日は昼食も出た。学童保育のような感じだったが、違いは『(ほぼ)全額無料』で『まあまあゴリゴリ同和教育機関でもあった』こと。そこで働く人たちのことは、先生さん付けではなく、『指導員』と呼んでいた。(例 田中指導員)

主に教えられたのは狭山事件のことで、歌まであった。私はその歌をなぜか今でも覚えている。小学校1年生のときから教えられる。それから、何の日だったかは忘れてしまったが、5月23日10月31日が近づくと、狭山事件のことをいつもより色々聞かされた。

大人集会もやっていた。たまに祖父について行ったことがあったが、集会最後シュプレヒコールがお決まりだった。後になって祖父はその集会になぜ参加していたのか母に聞くと、『お父ちゃん、その年確か町内会の役しとったかちゃうかな』そんな理由だった。

小学校の名札のところに『差別裁判をゆるさない』とかワッペンをつけて登校する期間があったりもした。『ワッペン登校』と呼ばれていたが、今考えるとすごい。小学生制服に、別にの子意思でもなくそういうワッペンをつけさせていたのだ。

学校道徳の授業は、同和問題を始め、とにかく何かと差別を絡めた内容だった。在日コリアン問題とか。私の子供が入学して教科書名前を書いていたとき道徳教科書何気なく見ると、『金の斧 銀の斧』の話が載っていたりして、自分ときとの違いにまた地味に驚いた。

小学校1年生に狭山事件のことを話してこれは差別だ!とか言われても正直よくわからなかったし、狭山がどこかもあまりよく知らなかった。『かなり昔、遠い関東で無実の人が逮捕されて、裁判が何か差別らしくて………』といった感じで記憶している。

他にも後で特殊だと気づいたことがある。天皇制否定国歌を教えない、卒業式定番仰げば尊し』はなぜそこがダメなのか忘れたが『我が師の恩』のところに文句がついていたっけ。

ある日の子供会の集会とき、『天皇制おかしい』という話を聞いたのをおぼろげながら覚えている。『天皇誕生日祝日なのはおかしい』と力説されたが、子供心に『学校休みになるんだし祝日にまで差別とか言うのか』と思った。

洗脳レベル教育だったが、低学年頃にはなくなっていった(後述)こともあり、『差別に負けない大人になってほしい!!』だとか『(何にか忘れたが)誇りをもってほしい!!』と言われても全くピンとこなかった。

ワッペンをつけたり、子供向けの集会があったりというゴリゴリ同和教育は私が高学年になるより前くらいから一気になくなった。そのため、冒頭に『最後世代』だと書いたのだ。

理由は、狭山事件容疑者とされた人が仮出獄となったからだと思う。学用品がタダとかそういうのも、その頃からだんだんなくなっていった。

一世代上、私の母世代は、狭山事件が起こった頃に小学生くらいなので、大人になり、子育てをする頃までずっと続いたということになる。

母は私立高校卒業しているが、『タダだった』らしい。無料から私立高校を選んだわけではなく、公立高校に行く学力がなかったかららしい。高校無償化なんてつい最近一部の地域で始まったことだが、これも『同和特権』のひとつだろうか。それよりも驚いたのが、自動車教習所授業料も『タダだった』と言うのだ。私も運転免許をもっているが、確か教習所に入るときは30万円くらい払ったと思う。それもタダ?

それから、これは自分家族はいないが、市の公務員になれるルートみたいなものもあったそうだ。失礼な話だが、『この人、どうやって公務員になったんだろう?』と思うような人が、市の職員だったりした。

母も私と同じで、そういう環境で周りもそれが普通だったし、他のところのことを知らないので、疑問をもったことがなかったらしい。大人になってから、『あれは普通じゃなかったんだ』と思ったという。

江戸時代身分制度の名残で同和問題差別があるわけではないと、成長するにつれわかった。私が背負ったランドセルも、入学試験で特待生だったわけでもない母がタダで通った高校も、税金から…と考えたら、嫌われるようなこともしてるよなあ、知らなかったとはいえ…といつからか思うようになっていった。

その後、高校大学と進むうち、部落差別っぽいものは時々あった。というより、特に悪気のない、同和地区に対するイメージを誰かが話しているのを聞くことがあったというくらい。

まず、『あのへんは治安が悪くて行くもんじゃない。どんなやつがいて何をされるかわからない。最寄駅で降りないほうがいい』と言っていたバイト先のおじさんとか。

かにイメージとして、ガラ悪いとか治安が悪いとか思われがちだが、これが意外とそうでもない。麻痺してるのか慣れきってるのかとも思ったが、夜になると人通りはほぼなく、ガラの悪い人や治安を乱しそうな人もいない。夜の町は、『ここ?本当に関西大都市?』と思うほど人通りもほぼなく静か。逆にそれが不思議だとか怖いだとかで動画サイトに載っていたりするが。

かに治安がよくて人が住みたいイメージではないよなと長年思っていたが、最近では転入者も増えて、昔はボロボロ団地ばかりだったところに一戸建ての家が建ち並ぶようになった。相変わらず市営住宅が多く、整備されているものの見た目がほぼ同じ。スマホマップが普及するより前は、宅配ピザ配達員さんが迷って電話をかけてくることもあるくらいだった。

そういう街はここだけではない。似たようなところをたまたま電車などから見ると、『あ、ここ…同和地区かも』とわかるようになった。

人生で、『あ、これが部落差別?』と思ったのは一度だけある。結婚ときだった。目の前でやりとりしたわけではなかったが、夫の両親は同和地区の嫁が来るのは嫌だと言っていた。私に直接言ったことはなかったが、義母から夫へのメールを見たら結構すごかった。

結局結婚したのだが、10年経っても『ほら、同和地区の人となんか結婚するから』みたいになったことはない。結婚を反対されたことを知った両親も、『まあ、そりゃ、どうぞどうぞ大歓迎ですってことはないよな』というような反応だった。従姉妹たちも同和地区出身でない人と結婚している。親である伯父と伯母は、娘の結婚相手の両親に出自を話したらしいが、それを理由に反対や差別はされなかったという。

私が昔受けた同和教育の題材にもよく結婚差別が出てきたり、同和の子貧乏いじめられて排除されて…みたいな内容が多かったが、思い出してみれば小学校同級生には食べるのにも困るような生活をしている子は誰一人いなかった。それでも色々支給されたり…あれは何だったんだろう?と思う。

これもまた同和地区特有の話だと知ったのだが、とにかく近所の人達情報を何でも知っている。私達世代はそうでもないが。今時隣の家の人のこともあまり知らないのが普通みたいな世の中だが、母より上くらいになると、『全くの他人のことを何でそこまで知ってるの?』と驚くほどだ。

私は聞いているだけのことが多いが、たまたま何となく会話にAさんという人が出てきたとする。たとえば私が『Aちゃんのお母さんが入院したんやって、Aちゃん大変そうで心配やなぁ』とか言ったとする。

すると母と伯母が、

『A?ああ、あの子な!うちの一学年下の子旧姓増田やろ?増田おっちゃんとこは立ち退きなる前は◯◯に住んでて、今団地入ってるやろ?おばちゃん滋賀から来た人やったわ。Aは高校出て化粧品屋に勤めとって、学会の男の人連れてきて結婚して西宮のほう行ったけど、結局別れて娘二人連れて帰ってきてたなぁ。増田おっちゃん怒ってたわ。あの子入院したんや、それは心配やな』

増田おっちゃん覚えてるわぁ、Aちゃんて姉ちゃんの一個下やったら、うちの二個先輩やろ?その子の弟がうちと同級生やねんけどな、中学同級生のCと結婚して、夫婦で市に勤めとったから、お金持ってんで。団地出て関空とかあの辺りに家買うたらしいわ。増田のおばちゃん不倫しとったん覚えてる?近所同士でようやるわぁとかみんな言うとったなぁ』

こんな感じ。一体何の話だったかこちらが忘れそうになるが、私の友人の母親実家事情を、同学年で仲が良かったわけでもない二人が知り尽くしている。

これは、同和地区出身者同士の結婚が多かったこともあるからかなと個人的に思っている。大人になってからは、では近所に住む誰かの会話に『私』が出てきたとすると、ここまで知られているのかとゾッとして、母に聞いたこともある。

『まあ、このへんやったらそうやろうな。でも、若い子らはそこまででもないと思うけど。うちの娘ていうことはみんな知ってるやろうし、行ってた学校ぐらいは知ってるやろな』

と、当たり前のことのように言われた。

同和地区も、私のように町並みでわかる人でなければあまり他の町と変わらないようになってきた。それに、顔を見たら同和地区出身者とわかるわけでも、戸籍を見たらわかるわけでもない。有名な同和地区が現住所や本籍であった場合はわかるかもしれないが。

解放会館も人権センターとか名前を変えた後、いつの間にかなくなった。『部落差別をなくそう!』『差別落書きを見つけたら云々』という文言が書かれた町内会ポスター掲示板もなくなった。私が少し通ったあの子供会もなくなった。

今でも、『住まないほうがいい町』とかググると私の地元が出てきて、理由に同和地区がどうのこうのと書かれているが、外から人はたくさん来ている。市営団地の入居者は全員知り合いだとか、市会議員や解放同盟コネ団地簡単に入れるという話も聞かなくなった。

実際、24年ほど住んだが、事件らしい事件ひとつも見たことがない。通り魔ひったくりに遭った人が近所にいようものなら3分で噂になるはずだが、これも聞いたことすらない。いや、別にB地区とか犯罪がとかヤクザがどうの、治安悪いとか言われてるけど、全然怖くないですよ、町も綺麗で平和で、他のとことそんな変わりないですよ』とここで主張したいわけはない。

イメージしかない同和地区と、そこに生まれ育った私とでは、全く違うだろうなと思って書いたに過ぎない。

改めて、自分の生まれ育った場所を考えてみたとき、そこがたまたま特殊なところで、確かに差別されたり嫌われたりしても仕方のない面をもっていて、でも何だか普通生活の中で出さないほうがいい話題』のひとつであって…

何かそんなことを思って書いてみた駄文だ。

アメリカ大都市人口が減り南部の州の人口が激増している

やっぱ分裂するんやろか

アメリカフロンティア精神があっていいな

2022-01-19

エウテルペ君逆切れしないで…

1/15

「昨夏6,000辺りで検査限界に到達してるからなー 秋に能力を積み増した形跡も無いので…」

https://b.hatena.ne.jp/entry/4714028071946866562/comment/Euterpe2

1/18

「サチってるなあ…」

https://b.hatena.ne.jp/entry/4714167119436643138/comment/Euterpe2

1/19

「7,000人でドヤるなよ某掲示板で元気そうな偽ダッピさん 大都市ならこれより1〜2桁検出できるのがこの星の当たり前なんだからw|尾身氏の提言ちゃんと反映させられるんかな 岸田氏の腕の見せどころ(期待」

https://b.hatena.ne.jp/entry/4714210775105818882/comment/Euterpe2

anond:20220119211003

俺もそう思う。瀬戸内地方大都市と言えばまず広島だよね。国際的知名度も抜群だし。

anond:20220117153920

教えてくれてどうもありがとう!結局都市部への集中と住宅不足がトリガーっていう感じがするね。シングル親向けシェアハウスはいいね、本邦でもバンバン作って欲しい〜。しか世界中大都市地主は最高だなっていう感想なっちゃう。パリ大家最高な商売じゃない?

2022-01-11

anond:20220110134017

クルマ持って全国転勤してきたおっさんだけど、けっこう楽しかったぞ。東京都区内にも住んだ。電車自転車クルマ徒歩全部楽しい

ただ都市の楽しみという点では東京は圧倒的だったな。他とは次元が違う。都市の近くといっても、他の地方大都市と、東京都区内にフラッと思いつき無計画自転車で行けると行けないでは次元が違いすぎる。

クルマの楽しみは地図だな。都内の道ならおおかたのクルマなし東京都民よりは詳しくなったと思う。山手線ゲームでは負けても、道路ゲームならまず負けない。

まあ金はあまり貯まってないけど…

2022-01-10

anond:20220110092148

貧乏だって結婚する権利はあるし、実際に結婚してるじゃん。

収入が多くなくても支出が少なけりゃ問題無いんだし、結婚して共働きになれば生活費節約できる分むしろかになるよ。地方の方が大都市部より家賃とか交通費とか安上がりで済むでしょ。

大学進学率が上がれば出生率は下がるし地方過疎化するよね

理屈で考えたらわかるはずだ。大学出てから就職して30前後結婚してる現状では、ほとんどが高卒就職して20代結婚してた時代と比べたらそりゃ出生率は下がる。地方に住んでた高校生大学進学のために大都市に行ってそのまま大都市就職結婚すればもう元いた地方にはほとんど戻らない。

出生率を上げるには高卒でそのまま地元就職して若いうちに結婚して子供作る奴を増やすしかない。現に大学進学率が最低の沖縄出生率ではずっと日本一だ。日本中沖縄みたいになればそのうち出生率回復するだろう。

とはいえ、そんなの誰も望んでないだろうから人口減を受け入れて衰退していくか、低学歴移民を入れて地方単純労働させるしかないだろうね。みんな自分の子供には低学歴単純労働させたくないんだから

2022-01-06

anond:20220106033756

全くだよ。アフリカだったら当たり前とか、メキシコ中南米田舎太平洋の小さな島国とかね。どっちかと言うと日本都市部の方が異常というか、無理があるというか。特に東京なんかはね。

誰もが日本都市生活適応できないといけないわけじゃないし、向いてない人は無理して合わせようとしない方がいいよね。日本も広いんだし、地方都市もあれば農村もあるんだし、大都市固執するのは意味ないよね。

2022-01-05

この流れだと2月には全国的宣言出てもおかしくねえな

少なくとも大都市はなんらかの制限が入りそう

2月も行きたいライブいろいろあんだよね・・・

マスク手洗い密を避ける

たったこれだけのことをするだけでウイズコロナが実現できるのになぁ

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