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はてなキーワード: 大規模化とは

2021-06-15

anond:20210614101718

③ ソ連メタファー。90年代作品に多い。管理社会をもたらすものであり、人間性をもたないもの民主主義自由を褒めるストーリーにするために、導入する。

ほぼほぼオーウェル1984」の影響。ソ連もなくなったし、AIも高度になるにつれ機械っぽさが抜ける感じがしてきたし、今日あんまり流行らない。

このテーマが爆発したのは60年代コンピュータを高性能化には大規模化必要であり莫大な費用がかかるため、国家くらいしか所有できないという時代ビジョン

70年あたりからコンピュータ小型化し個人が所有できる可能性が出てきて衰退した。

2021-06-09

大規模ガチ農家がどうやって生きているか(続き)

初めて増田に書いたのだけど、思ったよりブクマ数が伸びた。

うかれてトラクター作業しながらコメントも大体全部読んで、

いろんな人がいろいろ、そして概ね好意的に書いてくれて面白かった。

いくつか触れておきたいトピックがあったので、農業中の人として個人的見解感想を書いておこうと思う。

そういえば、一つ書き忘れたんだけど、借地料について。

今の相場10aで年間6000円。

ミスタイプではないです。300坪、年間で6000円。

GPSドローン豪農の証?

豪農意味が大規模とイコールなら正解。

GPS直進機能は優秀だし必要

なんで直進が必要かというと、作物を均質に作るために均等な環境を用意するため。

まり同じ深さで耕して、同じ量の肥料を撒いて、同じだけの根圏を用意するためなんだけど、

圃場の長さが70mくらいなら目印なく直進できるけど、100m超えたあたりから絶対曲がるんだわ。

ただそんな圃場は当地にはほとんどないので、僕らの地域はいらんけど。

ドローンは主に水稲農薬散布で使われるイメージかな。

水稲農薬って剤形もいろいろあるんだけど、幅が40m超えたあたり?からどうやっても水田の中を歩かないといけなくなってくる。

水田の中なんてできれば、歩きたくないのよ。うちでも40枚くらい、ほんとの大規模なら何百枚も田んぼあるのよ。

体力勝負仕事から、体力はできるだけ温存したい。

当地では必要ないけど、ドローン使う気持ち理解できる。

農業って人間がやるような仕事じゃないんだよね。

それは違う。効率を重視しすぎた結果、人間対応できなくなっただけ。

効率的な肉体労働は、効率的に疲労を生み出し、効率的に人間の体を壊す。

ネギを抜くにしてもそう、手で抜くのか、腰で抜くのか、足で抜くのかを変えるんだ。

一番早いやり方でやり続ければ、必ず体のどこかが痛くなる。

でも足の置き方変えたり、肘を体につけて支点を変えたり、ネギを順手で持つか逆手で持つか変えたり、

出力に使う筋肉はできるだけ大きい筋肉、例えば背筋を使うのか大臀筋を使うのか、こういうのを意識的に変えたりすれば、

少し効率は悪くなるけど、ずっと続けて(休憩はいるけど)作業できる。

こういうのを教えるのは大変なんだ。言葉が通じないと尚更。

雇用外国人

うちは日本人。ここでいう外国人というのは、外国人技能実習生のことを指してのことだろう。

永住権を持つ外国人パートとして雇ったことはある。)

この制度に賛成か反対かは政治的議論になってしまうから避けたいところ。

農業に限った話ではないけれども実業家として見て、

利益リスクという観点から日本人雇用するという選択をした理由は以下2点。

1、制度の建前と実行内容が矛盾している。突然はしごをを外される可能性がある。

研修生という名目労働力を得ているのはよく言われる通りだと思う。

ただ、研修生技術を持ち帰るためではなく金を稼ぐために来ているというのもあり、どっちもどっちだとも思う。

技術を持ち帰るのであれば、きちんと農学を学んだ人が来るべきだと思う。

そもそも日本農業には参考になる点はあっても、技術をそのまま母国に持ち帰っても使えないはずだ。

日本気候特殊すぎる。暖かすぎず、寒すぎず、四季がある。世界で最も雪が降る。各地で気候が違いすぎる。

冬がなければ、土中の有機物が年中分解し続けてしまうので肥沃さが失われる。

寒すぎれば泥炭のように未分解の有機物が溜まりすぎてこれまた作れるものが限られる。

それに火山灰土が多い、当然だが火山がなければ火山灰土はない。

そんな絶妙バランスの中で培われた技術日本農業であって、だからこそ日本各地に農業改良普及センター存在する。

気候や土が違えば技術が変わるし、技術選択できる領域に達するのに2-3年は短すぎる。

業界比較して農業特殊性を訴えるアプローチは嫌いなのだけど、

農業はどうしても同じ環境経験を積めるのは年1回しかない。

僕も稲作はあと30回くらいしか経験改善ができないのだ。

からこそ世代を超えて経験値を蓄えていかなくてはいけない。

研修という名目で人を入れているのに、どう考えても研修自体が成立しないのだ、

大体、外国研修しなくても、モナコシンガポールのような都市国家は除いてどんな国にも自国農業はある。

国際世論からバッシングを受けたら制度自体が突然なくなっても不思議ではない。

人がいなくなってどうしようもなくなったら、規模縮小せざるをえない。

規模拡大の阻害要因農地の獲得だが、規模縮小の阻害要因借金だ。

一度大きくするために借金してしまったら、土地を返して済む話ではなくなってしまう。

それに農家はすでに減反廃止というはしご外しを経験している。

現在農家数が著しく減少している、それは農政が票田として魅力的ではなくなることを意味する。

はしご外しはされるべくしてされたのだ。

全然関係ないけど、ホンダアクティがなくなったのも農家数減少のせいだと思っている。

2.冬の仕事が作れない&変形労働制が使えない

当地は夏秋作が中心の地域だ。12月から3月までは農作物ほとんどできないし、土は凍結している。

一度、トラクターを動かそうと思って地面に置いてあったロータリー持ち上げたら爪が折れてしまった。氷は恐ろしく固い。

野菜ができても暖地とは生産量で勝負にならない。

日本人なら年間の変形労働制で対応できるが、外国人技能実習生はそれができないはずだ。(たぶん)

農業仕事がない時はないのだ。稼げる時にしっかり稼いで、稼げない時は充電期間だ。

強引に自然に逆らうと利益は出ない。ちょっと逆らうくらいがちょうどいい。

個人で売って儲けてる実績はある?農協喧嘩するとどうなる?

これは国が助成金をもらった新規就農者にアンケートを取って調査した実績がある。

内容がネットで公開されているかは分からないし、僕も見た後に捨ててしまったのでソースを示せないのが残念。

記憶では個人販売で儲かるのはコメ野菜は難しいという結果が出ている。

野菜はあっという間に悪くなるので在庫ほとんど持てない。取れる量も気温と日照で倍くらい余裕で変わる。

値段をつけられないが全量取ってくれる市場に出荷する方がロスが少なく圧倒的に楽。

農協手数料市場手数料で合わせて販売額の12%弱。

農協の取り分は3%ほど。なお運賃・予冷代・箱代などは別でかかる。

農協は優秀よ。運賃なんて1箱数十円、個人ではトラックチャーター便とか出せないからね。

あのインフラは生かすべき。

農協については、まず誤解を解くところから始めなければいけない。

今ここでいう農協とは単協、つまり農協組織の末端である地域農協のみを指す。

農協解体とか言われるのは単協の上部組織全農とか中央会とかの、つまり農協のための農協のことだ。

前提として、農協敵対する組織ではない。言うなれば農家自身だ。

農家が集まって作った協同組合という体になっていて、農家生産者であり出資者でもあり、顧客肥料などの購入)でもある。

株式会社との一番の違いは、出資額や出荷額に関係なく一人一票制という民主的組織であるという点。

意思決定において販売額が10万円でも1千万円でも権利は変わらない。

小さくても人が集まれ政治が発生する。農協がノーというのは、実は農業者の世論?がノーと言っているのである

僕が農協喧嘩をするということは、地域農家喧嘩をするということであり、それは絶対に得策ではない。

ましてや僕のような移住者を支えるのは、地元出身農業からの信頼と必要性だ。

外国人力士のようなものだと僕はよく言っている。

角界を維持し盛り上げるのに必要から存在が許されるのであって、役割を終えたら国に帰る。理事会にまで入ることはない。

(それほど相撲に詳しいわけではないので、間違ってたらすまん。でも年寄り相撲が好きだ。だからこの話は通じやすい。)

地域農業には歴史がある。それをちゃん理解し、説得し、それで初めて若者として提案ができる。

そう、若いだけで目立つ、目立ちすぎる。

なにせ60歳で「期待のルーキー」とか呼ばれる業界だ、40歳未満の若造なんてどう見られるか想像してもらいたい。

農協職員喧嘩はする。会議では論戦にもなる。

でも農協職員農協ではないのだ。彼らは転属になって数年でいなくなる。

でも農家死ぬまでそこにいるのだ。

僕らが向き合うのは農協職員ではなく、これまで地域農業を支えてきた方々だ。

青年就農給付金(現 農業次世代人材投資金)の効果はあったか

僕もこの制度は使わせてもらった。150万円ね。

150万の計算根拠は当時の最賃で月160時間程度働くと大体年間150万円くらいだから理解している。

個人で言えば本当にありがたく有効に使わせてもらった。もらったお金は全部農機具に変わった。

ただし全体で見れば追跡調査の結果、5年後の給付金打ち切りとともに経営が成り立たなくなるケースが多かったとのこと。

この調査結果は公開されていると思うので、興味があれば調べて欲しい。

当時は制度が始まったばかりでアラが多かったけれども、今はだいぶ洗練wされて、条件が厳しくなってもらいにくくなっているはず。

転職した理由が気になる

ここから雑談

当時の専門はWebプログラミングSE続けてもそこそこ稼げたと思う。

多分生まれるのが20年早くってメインフレーム触ってるような時代だったらそのまま続けていただろうね。

そういうプログラミングは大好きだった。

でもスマホが出たあたりから風向きが変わって、

ちょっと偉くなったところで社内で事業を立ち上げるようなものが求められるようになって、

僕にそういう企画力はなかった。

僕はHackしているのが好きだったのだ。

今は制度的にも複雑で、読めない自然相手

農業は実にHackしがいがある。いいところに流れ着いたものだ。

かに稼ぎは多くない。

でも、農家が稼げる時というのは食糧危機の時だ。そんな時はもうきてはならない。

農家がもらえる補助金はよく話題に上がるが、

実は農業に限らず法人がもらえる補助金はとても種類が多く、給与所得者の多くは遠回りに恩恵に預かっている。

DanKogaiツイートしていたように、雇用社会保障チャンネルになってしまっているからだ。

問題農業事業体がほとんどが個人であって、事業個人の財布が区別されていないことにある。

だけどこれもじきに解決していくと思う。

農業産業として意識されつつあり、大規模化が進んでいる。

大規模になればなるほど、個人財産では事業赤字負債を処理できなくなっていく。

税務署貸借対照表の左右が合わなくても受け取ってくれるそうだが、

いくら儲かっていくら払ってくれるの?ってのが分かれば、税務署的には問題ない)

そんな会計していたら回らない。

農家がどうやって食っているのかという元エントリーの話に戻すと、

兼業年金などで誤魔化していて農業では食っていないというのが、おじいちゃん農家の大多数の実情だ。

規模が小さければそれができる。プラマイゼロくらいには割と容易にできるし、それで十分だと思う。

時間はあるが金は最低限しか使うなという暮らしは辛い。

金を使わない最良の方法は、何かしら仕事をすることだ。

世の中に自分仕事が役立っているという実感があって、

その上食っていけているなら、それは仕事として必要十分ではないだろうか。

僕は定年後に農業を始めたいという60歳くらいの人は応援したいと思うし、ウェルカムです。

どうか、農家を生かさず殺さずにしておいてもらえればありがたい。

これは謙遜しているのではない。

全く手が届かないのはhack余地がない。

金をジャブジャブ投入されたら、それは何も考えなくなる。

金がありすぎるのは、ないよりも問題だ。少し足りないくらいが一番いい。

そうしてくれれば、あとは勝手に楽しむから

アグリテックについて書いて欲しいと言ってくれた人、ありがとう

今は過渡期で、ネットで言えばADSLを普及してるような段階だと思うよ。

続きはまた今度、面白そうなトピック見つけた時にするわ。

---

追記1:農地いねやってみようかなという人へ

農地農家でなければ借りられない。しか農家になるには農地がなければならない。

ニワトリタマゴみたいなこの参入障壁を非農家は越えなければいけない。

どうやって超えるかは書かないので調べてね。

追記2:ネギが1本5円になったらどうすんの?ってブコメがあったので。

それはネギ作るのやめるよ。機械投資の回収も全て諦める。これまで学んで身につけた栽培技術も全て捨てる。

未練はない。埋没原価は回収できないから埋没なんだ。何をしてきたかではなく、これから何ができるかだけを考える。

借金は?ってなるけど、詳しく書かないがそれをカバーする金融スキーム存在する。大丈夫

事業の失敗は事業で取り戻すしかないんだ。もう個人資産カバーできる範囲は超えてるんだから

僕はネギ農家だけど、「ネギしか作れない農家」ではない。

明日から5円になったら、ネギ畑を半分潰して5年経験があるブロッコリー作るかな。

6/15播種なら9/5には採れる、めっちゃギリだけどネギ収穫開始をカバーできるな。

育苗期間が25日ほどあるので、とりあえず播種だけして、その間がネギを潰すかの検討できる猶予期間になる。

作ったことない作型ではあるけど、技術的なフォロー種苗会社・普及センターがやってくれるし、栽培している仲間もいる。

計画立て直して、明後日には種発注してるだろうね。

それ以外にも考えられる方法はまだいくつかある。こんな感じでオプション存在する。

僕のネギを待っていてくれるお客さんがいて、その人が再生価格を出してくれるのであればその分は栽培は続ける。

価格暴落より、信頼を失う方が怖いです。

中国に勝てる?って言われても、僕は別に中国勝負してるわけじゃないし、

日本ネギ栽培運命背負ってるわけでもないので、戦わないという選択をするね。

前提を崩すようで悪いが、ネギ1本5円は産業構造上、実現しないと思われる。

輸入は青果業者がする。青果業者が全国に販売するには市場というインフラを使うわけだが、

市場手数料を売上からパーセンテージで取る商売なので、そもそもそんな安いくせにかさばるものは取り扱いたくない。

どんなスーパー外食チェーンであっても、市場の世話に全くならないところはないだろう。

それ故、そのネギシェアを取ることはできない。多分市場に到達する前にどこかで、市場価格まで上がるだろう。

普通に考えれば生産業者の総取りになり、5円でネギを作れる業者はウハウハだろうけど、

市場価格がそんなに暴落することにはならないし、

大量に作りすぎても販売上不利になってしまうので、ほどほどのところでやめるのではないか

風が吹けば桶屋が儲かるくらい遠い話のような気がするが、こう聞けば納得してもらえるだろう。

安いもの消費者は喜ぶだろう。でもそれに関わる業者は適切な利益が取れなければ、産業として成立しない。

農家はしぶといよ。じゃないとやってられない、心がもたない。

就農初年度に建てたビニールハウス100年に1度の大雪で潰れかけて徹夜雪下ろししてなんとか守ったのに、

翌年には突風でぶっ飛んでしまったなぁ。生き残った部材かき集めて、小さいハウス作り直して倉庫にした。

自然災害と価格変動ではもう心は動じなくなってしまったよ。

anond:20210608230420

2021-01-10

anond:20210109182629

はてぶの人は病院公立化、大規模化を言わないのかな。ヨーロッパ特にドイツ公営八割でしょ。この感染者で医療崩壊ってことは、元から医療の仕組みがクソだったってことでしょ。

2020-12-27

頭のおかし発達障害フェミ政治主張という名の狂った主張見るたびに思うけど

頭のおかしフェミ発達障害ネットお気持ち表明や政治的主張と称して意味不明なこと言ってるの見るたびに

昔はこんなこというアホは親がその場でぶん殴って「ンなこと言ってると誰から相手にされなくなるぞ」って躾けてたのにな

今その親が子供焚き付けてる時代からな、負の連鎖だよな

って思ってたけど

発達障害問題に詳しい増田達が「人前で殴られなきゃ解らない、強硬手段や最終手段起動させて強制停止しなければならんような発達のギリ健を殴ったらどういう解釈学習するか恐ろしすぎる」って意見が出てて言われてみれば確かにと思った

発達障害拗らせたフェミや陰の者なんか、性欲と食欲とその他諸々の承認欲求だけはあるけど、半年かけて教えたことの2週間前のこと忘れたり正しく思い出せないくら認知機能がないので逆効果だとも

トドメに今は社会仕事学習すべき量も内容も複雑化と大規模化してるから途中で教育修正必要になった時点で諦めろって

この手の問題に関しては口の悪い増田達の方がよっぽど身になる話をしてるよなって思ったよ

それはそうとして発達障害なんて奇病がなんでここ最近こんなにいっぱい出るようになったんだろうかな?俺が小学生だった2000年代の頃にはそんなん聞いたこともなかったんだが

2020-12-15

最近ゲームは開発にかかる人数が増えて若手が活躍しづらく ←は??適当すぎだろ

アンドロイドアプリ開発だったら1人で始められるし若い人にも活躍の機会がある

たとえば「どうぶつタワーバトル」なんて最たるものだ。

これを作ったとき作者は27歳ぐらい。

もちろん1人で作っている。

これでもまだ「最近ゲームは超大規模化していて陣頭指揮を取るのはどうしてもオッサンになりがち」とか抜かすか?

適当言い過ぎだろ?

ゲームの骨子はアイディアと手触り。

ビッグタイトル!超クオリティハイエンド!なんてのは結局の所そういった生存戦略を選んだ企業広告業界大金を払った結果作られた出来合いのブームしかない。

ゲームを実現するのに必要なのは結局の所テトリスグンペイみたいな最低限の記号で十分なんだ。

それだけだと他と差別化出来ないので仕方なくやたらとリッチ仕様にする会社が多いが、それは単にアイディアを思いついたりアイディア勝負をすることから逃げただけ。

身軽な少人数集団によるアイディア勝負は今でもゲーム業界で確かなパワーを持ってるよ。

その証拠として、数多くのビッグタイトルと肩を並べてUndertaleやMinecraftスマブラに参戦してるだろ?

そこまで行くのは一部の例外だと言うかもしれないが、それは単に相手にしなきゃいけないゲームがやたら長い歴史を持ったシリーズ物だらけないせいだ。

単品勝負でいいなら、少しゲームに詳しければ壺男やノベタのような確かな爪痕をゲーム史に残すような作品であればいくらでも名前が挙げられるだろう。

ゲームは多人数開発の時代になった(ドヤアァ」なんて言って人を見下ろすのは20年前までにしておいてくれ。

多人数開発というスタイル誕生し、それにしがみつくメーカーは確かに沢山あるが、同時に少人数開発をスタイルとするクリエイターメーカーいくらでも存在する。

そしてビッグタイトルの大規模な続編こそが絶対的に強いなんて言うことは全くないってことも事実なんだ。

2020-10-13

anond:20201013193105

でも今のシステムだと宣伝能力問題

商工会議所とか市職員関係者しか知らないとか

隣の市でやってる婚活システム参加者とはマッチングできないとかそんな感じでしょ。

システム統一大規模化は十分に意味がある。

2020-09-01

anond:20200901093154

風俗女性自由意志で働く前提が必要。実際には背景に貧困等があるので、「職業選択の自由から風俗は今後も今の規模でずっと存続していい」わけではない。国が大規模化インフラ化するのは論外。

2020-08-18

山川世界史

教科書に良い表現があったので残しておく。

近世ヨーロッパでは、カトリック教会神聖ローマ帝国がかつてもっていた普遍的権威が動揺した。諸国自国の利害を求めて戦争妥協をくりかえし、恒常的な緊張状態にあった。しか戦争は長期化・大規模化し、軍事技術進歩していた。増大する兵員軍事費調達のために、各国は徴税機構を中心に官僚制を備えた行政組織を整備し、国内統一支配を強める必要があった。

2020-07-22

anond:20200722093251

それでも今観光産業で働いている人を守るしかないんだよ。その人たちが有権者から。守るのは観光産業ではなく、いま観光産業で働いている人の票。

農業だって大切なのは農産物であって農業で働いている人ではないだろう?大規模化して収穫を維持したまま農業に関わる人を減らせば生産性は上がるのに、それができないのは農業に関わっている人が有権者から。その人たちを守らないと選挙に勝てない。

それから、ゆるゆると衰退するのはいいけど、突然倒産失業者が急増するのはダメ。他の産業が受け止められなくなる。

Goto キャンペーンとかやっても潰れるところは潰れるから、温かい目で見てあげてほしい。

2020-06-08

@nhk_sekaima の投稿したBLMのビデオ何が悪いんだ

アメリカ白人黒人格差について、オレが説明しヨーソロー

https://twitter.com/nhk_sekaima/status/1269558019316056064

これ炎上してるけど何が悪いんだ?

的外れからか?

この辺がBLMの争点なのに言及せずに貧富の差失業でキレてるように誘導していると思い込まれたために炎上したのだろうか?

しか批判コメントを読むとステレオタイプの増強をしているからキレている人が多く見える。でも貧富の差があって失業者が多いのは統計的事実なんじゃないのか?そしてコロナ失業者が増えて暇な人が増えてからデモ大規模化したのも事実なんじゃないの?

2020-03-27

個人にとってはそれほど怖くないが、それが大規模化したとき社会に与える負担が恐ろしい案件なんだから、そら個人がほいほい外出するのは当然やろ。

全員が強調しない前提であれば個人利益を確保すべきというのはトイペ買い占めと同じ仕組みやで。

2020-01-14

耕作放棄地を借りて週末に通って自力で耕すといい

anond:20200113205934

 仮に東京都住まいでも北関東とか甲信越地方まで電車で2時間もすれば農村地帯に行けるし、そこで耕作放棄地を借りて週末通って人力で開墾すればいい。

 

 耕作放棄地地域の悩みの種だから雑草を刈り取るだけでもメチャクチャ歓迎される。

 刈払機が2万くらい、耕運機が5万くらい、物置を5万くらい、あとは細々とした道具を揃えるのに2万。最初期の設備投資はそれくらいでいい。全部ホムセンで買える。コメリとかで買えば運ぶための軽トラを貸してもらえるから、車を買う必要も無い。

 それで時間をかけて作物を作って、慣れたら農地を増やして、定年後はそれを本職にすれば老後資金心配もかなり少なくなる。

 体を適度に動かすので健康にも良い。

 野菜は単価が安いし大規模化するのに設備投資がえらいかかるから果物なんかが良い。

2019-12-03

IT系カンファレンスとかイベントって限界じゃないの?

Twitterとかでよく当日スタッフ(ボランティア)募集ってやってるけど無料労働力に支えられなければ実現できないの?

志を同じくするメインスタッフ(コア)だけで運営できる範囲にするべきじゃないの?

10からイベントであれば2時間ぐらい前には集合して準備しているかも知れんが

ここにボランティアに手伝ってもらおうと思ったら「会社とは違う場所に朝8時に着く」とはどう言う方法を取るべきか?って考えれば

近くに自腹でホテルを取るか朝早起きするになる。

ボランティア同意してやってんだからいいじゃん!って言うのはわかる。

だが、集まらいからってTwitterいつまでも募集してるって違くない?

まらないのであれば雇うか開催を延期すべきじゃない?

そうやって自腹でも手伝ってくれる善意の人が居るとしてそう言った人らの総数は限られている。

その上でその人達が属するコミュニティイベント何かを手伝っていって数が増えれば自腹する額も増えて疲弊する。

会社日中は勤務扱いにしてくれてもホテル代まで出してくれる会社はあまりないだろう。

丸一日開催や複数日開催するイベントってそんなに数いる?最近増えてきているけど違くない?

から2時間でもよくない?

イベント大規模化して行く先には参加者可処分時間の取り合いと「ボランティアスタッフ」の疲弊

その結果ボランティアスタッフが集まらずに運営がキツくなる事だと思うので

イベント大規模化する前にコアなり運営委員会也の人らは「ボランティアスタッフ必要な規模がいるのか?」を考えるべき。

コアスタッフだけは運営からホテル代精算してるようなのもあるから

2019-08-26

LINEオープンチャットもまた個人情報収集目的

今は俺たちがネットレスを投げ合う場は、5ちゃんTwitterはてな、とかなわけだが、LINEチャットサービス大規模化を狙っているだろうから、いずれはそれに取って代わる(もしくは近づく)のが目的なのだろう

ネットの語り場が、LINEに移行すればユーザー現実での人間関係ネット上での人間関係リアルで表に出さな思考LINEに掌握されてしまうわけだが

まあ、個人情報収集といってもやれることはパーソナライズ広告と酷くても情弱カモを詐欺業者に売るぐらいのことしかできないだろうから実質ツイッターとそう変わらないのだろうが

しょっちゅう乗っ取りが起き、しょっちゅう芸能人LINE流失なんかしてるのに、それに対してなんの表明もしないような企業情報が渡るのは怖い

Twitterは娯楽的にしか使われていないが、LINEはやってる事が前提のリアルがあるしな

つかITインフラアメリカさんと韓国さんに掴まれてるの普通にきついわ

いっそ、国が国産LINE作りに助成金だしてくれればよかった

まあ今更やな

2019-08-14

コミケ準備会は転換期に来ていると思う

https://togetter.com/li/1389079

 

やっとこういう内情が出てきたか、という感じ

20年以上コミケに行ったり行かなかったりしているが、電車男のあたりくらいからか、かなり規模が大きくなり、いろいろ無理があると思い始めている

スタッフ意識が変わった

スタッフも歴戦の勇者であり、あの規模をボランティアで廻しているのはすごいと思うが、だが、20年前の、正直オタク以外に趣味があり、コミケ以外

オタクがまともに扱って貰える場所がなかった時代と比べ、スタッフ意識全然違う

昔のコミケ参加者スタッフにとって、あの場所は「普段迫害されている自分たちが唯一後ろ指指されずにいられる場所」だった。そこを守るためにスタッフ

手弁当文句一つ言わなかった

だが今の若い子たちにそんな覚悟必要であろうか

今はコミケに行かないオタクも多いし、オタクが昔ほど迫害される時代でもない。コミケで買えなくても通販網が整っているので本も買える

二十年頑張ってきたスタッフは年も取り、体力もなくなり、自分たちの声が上に行かないことに絶望し、こうして止めていく

若い人は激務を知っているのでなかなか参加したくない。もうボランティア報酬を上げないことには人は集まらない

スタッフ不足で開催できない日がいつか来るかもしれない

運営代替わりと高齢化長期政権

今回で終わるPRESSや、紙のカタログ等、運営の出す物には昭和臭がある。

それはそれで手作り感があってよいものではあるが、運営米沢さんから変わって、基本的方針は受け継がれているとは思うが、重鎮化しすぎていることと、

彼らの高齢化により、今のオタク界のニーズをどこまで取り込めているか難しい

今回だって運営3人衆はどこまで下の事情を分かっていたのだろうか。当日彼らがスタッフに混じって汗をかいてあれこれするわけがない

20年以上も繰り返され、ボランティアスタッフは言えば動く駒のような物だと無意識感謝の心も忘れているのではないだろうか

からといって、全然違う人がトップになるとこれはこれで今までのコミケはなくなるだろう。それが毒薬で一気に消える可能性もある

難しい

大規模化によるしがらみ

数年前、オリンピックで開催できないかも、という話が来たときから、周囲の古参オタクがよく言っていたが、

無理して開催する必要があるのか。会場をわけたり落選率を上げたり、日程を増やしても現場が苦労するだけだ

「休めばいいじゃないか。それで金を稼がないと生きていけない営利企業でもないんだから

しかし、今回も次回も、超無理矢理に会場をわけ、日程が増え、一般から金を取り強行されている

今回のトラブルを見るにつけ、「だから無理して開催すんなよ」としか言えない

企業なら分かるが、儲けはない、有志の集まりボランティアだ、と言うのであれば、無理して開催する必要はないのだ

なのに来年も5月に廻してまで強行する予定であり、そこにはコミケオタク業界で生きている人たちの利権垣間見える

もう大きくなりすぎて、停止することで倒産するかもしれない印刷所等のしがらみがあり、止められないのだろうと思う

運営ブラックボックス

結局はこれだ。

最終的にこれなんだと思う

大規模化してしまたことにより、もうコミケ上層部の一存で止められるイベントではなくなってしまい、その規模になったら当然経営の透明化

必要であるのだが、ボランティア営利企業でない、のお題目の下に収支は一切不明

それでもここ以外に息を吸える場所がなかったオタクばかりの昭和時代では見逃されていた物の、令和となり、オタクもそれなりの知名度立場

を持ってしまった現状では、コンプライアンスにメスが入るのも仕方がない

 

運営はそろそろ何かの改革をしないと、先細りしていくばかりであろう

まあ、コミケがなくなってもオタク死滅しないとは思うけれど、スタッフ待遇はもう少しよくしてやるべきだとおもうな

2019-05-03

anond:20190503172933

スマホゲーム開発してるけど、大規模化してるから分業が進んでて、広告課金周り担当じゃないなら別にできなくても困らないかなあ

2018-12-10

外国人労働者を受け入れて得するのは誰?

思いつく限りでは

1 農家外国人農奴農業大規模化の進展

2 大家空き家問題改善に貢献

3 ゾンビ企業奴隷が増える 社長の懐が潤う

ついでに、代替可能日本人社畜外国人との競争で劣位に立たされる

さあ、どうする?

2018-11-17

anond:20181117111647

グローバル経済原理原則としては、成熟国家となりつつある日本では農業のような生産性の低い産業消滅する運命にある。

まあ安全保障観点から、完全に消滅することはないだろうけど。

機械化・大規模化する余地もない先細りの農業からこそ、低賃金外国人に頼る構造になって延命している。

2018-10-19

釧路市の発展の要因をさぐる

本稿では、下記ブログで軽妙に紹介される釧路市の停滞について歴史的経緯から振り返ってみようと思う。

https://www.kansou-blog.jp/entry/2018/10/18/173838

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.kansou-blog.jp/entry/2018/10/18/173838

漁業築港

近世期には、釧路は「クスリ場所」という漁場が設定され、松前藩から委託された業者がそこから利益を独占していた。

そこでは鮭や昆布、鰊などの海産物のほか、内陸やその他獣の毛皮が収集されていた。

釧路には港がある。というか、大きな港を構築できた。これが大きかった。

函館から太平洋側に航路をとると、日高の小さな諸港を数えるばかりで、大きな築港ができない地形が続く。

例えば十勝国広尾港の小港を除けばずっと遠浅の地形が続く。内陸に続く十勝川河口も例外ではなく、ついに十勝では大規模な漁港を構築しえないまま現在に至っている。

苫小牧港は、実は昭和の初めから計画されたもので、陸地を魔改造した港。自然にできたものではない。

立地

釧路道東地域に程良く近い。厚岸にもいけるし、白糠にも近いし、内陸を通って今の北見国にも通ずる。

港を基点に色々なところに行ける。

採炭地と鉄道敷設

近世末~近代初期にかけて、釧路では石炭が取れることがわかってきた。

こうなると船舶だけでなく、鉄道敷設が期待されるようになる。

そもそも北海道鉄道濫觴は、採炭メインで三笠市小樽市とを接続したものファンが多い分野だからあえてここでは雑に触れる)。

っつーことで、明治34年釧路駅ができる。そこから十勝方面鉄路が伸びて、日高山脈と言うでかい山脈越えるのが明治40年

これで札幌小樽函館本州方面鉄路でモノを送れるようになる。

明治40年にここまで行けたのは結構重要結果的に、大正3年~の第一次世界大戦好景気に間に合う形になり、色々な階層を潤わせた。

林産と製紙工場

鉄道ができると、海産物石炭以外にも物資を運べるわけだ。

となりの十勝の連中は昔から今まで農畜産物本州輸送し続けてやがる。

釧路は何を集散したかというと、木材だ。

北海道森林資源豊富だが、でっかいどう過ぎて、山奥から運べないし、そもそも北海道から運べない。

鉄道ができたことで、山奥から何とか駅まで運べば何とかなることになった。

で、木材を運んだ先の釧路製紙工場ができる。

製紙業が発展するのが大正時代第一次世界大戦好景気後に「なんだ? 釧路工場作って船や鉄道で運べば産業になるじゃん」と本州資本が本腰入れ始めるわけだ。

王子製紙富士製紙なんかの巨大企業木材の切り出しか工場生産まで取り仕切るようになる。つまり、カネを投下してゴリゴリ生産し始める。まぁ切出しは下請けに任せるんだが。

また、水産加工業もまた、この時期にこうした大規模化がはかられる。ビートでんぷん工場も本格化する。

観光

昭和の初めになると、全国的観光ブームになる。すごいねJTB(の前身)。

そうなると、阿寒ですよ。成熟した鉄道路線の観光利用が始まる。

こうした中で、食品釧路ブランド化の萌芽が見られる。最近B級グルメブームまで尾を引いている。

まとめ 全て去ってゆく

さて、読んでいてわかる通り、釧路を支えてきた要因が全て転換期を迎えている。あるいは既に転換してしまっている。

魚は食が多様化してしまったし、石炭は使わねえし、紙はIT化で打撃を受けた。阿寒に行きたい? ちょっと一回くらい行きたいかなぁーーーくらいでしょう?

唯一の望みは工場敷設。釧路には、近隣の農水産物を加工する工場があるわけだが、そこも絶対的に振るっているかというとそうでもない。

輸送技術輸送ルート多様化して、釧路固有性が薄れてしまった。この辺りは正直詳しくない。

最近日本製紙釧路工場が規模縮小するというニュースがあった。また人口が減るねえ。

https://www.fukeiki.com/2018/05/nippon-paper-stop-production.html

ただし、釧路が栄えるにも衰えるにも、こうした地勢と歴史的要因にヒントがある。すべては地理とそこでの人の営みだ。

誰かがこうした地勢と歴史的経緯を持つ「クシロ」に、新たなビジネスの種を見出すことがあるかもしれない。

2018-08-02

anond:20180802174400

カルストっていうと四国山口が有名だけど、広島もやはり似たような地質なのかな?

しかしそうなってくると、中国地方で本当に人が住むことに適した土地ってどこなんだろうと考えてしまう。

広島工業化と港のシナジーで素晴らしく復興と発展したけれど、あまりに狭いところに人が密集していて災害が起きたとき大規模化やすいし対応も難しくなっていきそう。

なんとなくだけど、今回最も被災した岡山平野部の広さを考えると将来性のある土地という気はするなあ。

2018-07-22

anond:20180722134803

ネトゲ露天商みたいな形でWeb閲覧用のシリアルコードとかを売ればいいんでね?

ブラウザ上とかでアバターキャラが売るのが味気ないならVRにしてもいいし。

コードの生成や自鯖がない人用の入稿データ置き場など準備会が手配する感じで。会場設営するよりよっぽど楽だろ。

メインの薄い本類はそれで十分では。製本化したい人はそのコード印刷屋に渡すなりすればいい。

製本コスト同人作家が背負うより、購入者各自で背負うのが自然だと思うし。

そうすると頒布代は数十円とかになって、製本代は1冊千円超えとかになる(共同購入的な仕組みがあれば別だろうけど)かもしれないけどね。

というか、fantiaにアバターライブチャット機能をつけるか、Vtuberがやってる販売機能つきのライブ大規模化するだけだよ。

バーチャルじゃグッズ販売とかはできないけど、もともと二次グッズは実質グレーどころかブラックからバーチャル移行の際に切り捨てていいと思う。

オリジナル手芸品は同人イベントじゃなくて別の場で売ればいいだろうし。

コスプレとかは知らん。本は本質的データからデジタル親和性があるが、

コス本質的に生身だからバーチャルライブ上で再現するのもおかしい気がするし、コスコス独立した新しいイベントをやるべきじゃないかね。

2018-05-29

個人アフィリエイトで儲かる時代」の終焉

ここ数年アフィリエイトサイト作成個人が稼げる時代があった。

しかし、どうやらそれも終わりのようだ。

仮想通貨と同じで、バブルはそろそろはじけるだろう。

その理由を書く。



まず、自己紹介から入ろう。

私は副業として、個人アフィリエイトサイト複数運営している。

副業としては満足している、早く言えば、副業アフィリエイターだ。



それでも、稼げていた方だったのだが、ここ3年ほどの間に、アフィリエイト業界の規模は格段に大きくなり、私の稼ぎは鼻くそクラスになった。



稼いでいる奴らは頭が良かった。

ある商品で稼ぐノウハウがわかれば、あとは同じようなサイトを量産すれば儲かることに気づいたのだ。

そのサイトが年に10万円しか生み出さなくても、似たようなサイトを1000作れば1億円になることに気づいたのだ。



Aという化粧品サイトを作ったら、同じような作りでBという化粧品サイトを作ればいいだけなのだ

自分サイトを丸パクリするのだから著作権問題も発生しない。



他人記事を書かせればいい、と気づいた人が、ランサーズクラウドワークス記事作成を依頼。

その中から記事作成を専門に行なう企業も現れて、一気にアフィリエイト界隈が高度事業化していったのだ。

個人の力で月間100万円稼いでいるとか、数千万円稼いでいると言っているように見えるが、あれは企業代表者ファンタジーを語っているだけなので、ご注意。



アフィリエイトサイト事業として行なう企業アフィリエイト事業者)と、メーカーなどから依頼を受けて彼らに広告を依頼する代理店ASP)が、大規模化するに連れて、彼らの間には、「Googleを騙す」ノウハウが積み重なっている。

Googleも対抗しているが、相手商売がかかっているので、次々に対抗策を生み出していて、イタチごっこが続くだけで、アフィリエイト側があきらめることはない(大きなカネが動くから)。



Googleが被リンク数をもとに価値有るサイト判別していたら、たくさんのゴミサイトを作り(たった一人で数千ものゴミサイトを作る猛者もいる!)、そこからリンク自分メインサイトに送り込む。

このために、自動的サイトを作るツールが開発され、それが売れに売れた。

※ちなみに「楽の手」というツールね。(6/1 追記。こういうソフトが本当に有る、ということを知らない人用)



Google対策を講じて、言語間の関連性を数値化してアルゴリズムをつかって価値あるサイトかどうかを判断するようになると、検索上位サイトパクる、という方法で、自分サイト検索上位にあげるようになった。

単にパクる著作権違反になる。

そこで、あるツール辞書を内蔵、すべての単語を類語に自動的にすべて変換、間に適当文章勝手に入れてくれる機能を有していた。

※これも数万円で販売されている。あまり知られたくないデブリサイト製造ソフトなので、知りたい人は自分でググって欲しい。



こうして、Googleを騙して検索上位にたった一つでも自分の所有するサイトを食い込ませることができれば、そこから一気に似たようなサイトを量産化する。

元のサイトを巧妙に隠してパクるノウハウが積み重なり、もはや一般人に(作者にですら)区別することはできない。



ウェルクが問題になったけれども、あれは大手企業が1ドメインでやったから大きな問題となっただけで、もっとさな規模のパクリサイトを数百ドメイン運営しているものをとりしまることはできまい。

現にまったくばれていない。



ところが、だ。

法人化した人々が一定数に達し、検索上位が平均化していき、似たようなサイト検索上位を独占するようになり、情報の飽和状態が起こっているのが今なのだが、そこで始まったのがカルテル化、の流れだ。

人類歴史の縮図を見ているかのようである



どういうことか?

大規模アフィリエイト事業者と、ASPが、裏で組んで、キーワードを独占し始めたのだ。



いわゆるビッグワードと言われる言葉がある。

たとえば、脱毛エステアフィリエイト場合、「脱毛」がビッグワードとなる。

この検索語で検索上位に食い込めれば、多くの閲覧者の流入が見込め、かならず月間数百万円の売上を見込める。

だが、「脱毛」で検索してみればおわかりの通り、数百ページも記事のある大規模なサイト検索上位を独占していて、個人作成したサイトが上位に食い込むことは無理な状態だ。



そこで、個人アフィリエイターは、ビッグワードを外したキーワードを使い、なんとか検索上位に食い込むことを狙うのが今の主流だ。

たとえば「体毛 見苦しい」というキーワード検索すると、

http://www.soccer-weblog.com/%E7%94%B7%E3%82%82%E8%84%B1%E6%AF%9B%EF%BC%9F%E3%83%A0%E3%83%80%E6%AF%9B%E3%81%AF%E8%A6%8B%E8%8B%A6%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%8C%E3%82%84%E3%82%8A%E9%81%8E%E3%81%8E%E3%81%AF%E9%80%86%E3%81%AB%E3%82%AD/

のような数ページしかない個人が作ったクソアフィブログが引っかかるのだ。

※6/1修正 炎上対策か、リンクを張った記事が削除されたため、別サイトリンクを張った。



私の場合ちゃんと内容もしっかりしたサイトを作っていて、それでも目立たないキーワードを狙う、という作戦でやっていたのだが、最近、このようなキーワードで作ったサイトが、数ヶ月すると検索上位から落とされる、ということが何度もあった。



なぜだ?

滅多にないキーワード検索上位になるように作ったサイトが、どうしてバレて、転落していくのだろう?

しかも、自分サイトの代わりに上位に上がったのは、複数の大規模サイトであり、そこがなぜか自分がねらったキーワードでいっせいに同じ時期に記事を作っているのだ。


そのときに、法人化した結構大手アフィリエイトサイト作成から、教えてもらった。

ASPアフィリエイト広告代理店)が、そんなの教えてくれるよ」

と。



まりはこういうことだ。

法人化した大手アフィリエイトサイト側は、稼ぎ続けなければならない。

ASP側も、自分たちの売上の大半は、大規模アフィリエイト事業者によって生み出されているから、無下にはできない。

双方の利害が一致して、弱小ページから売上が上がれば、それをASP側が大規模アフィリエイト事業者に、

「『体毛 見苦しい』というキーワードで、一月に一個ほど売れているようですよ」

と耳打ちする。



事業でやっているアフィリエイターは、そのキーワードサイトを作ることなど数時間でできる。

ドメインを100円で購入して、上位にかならず食い込めるパターンでできた雛形サイトをもとに、キーワードを散りばめた記事作成ライターに依頼。

どんな小さな検索後の組み合わせでも、貪欲貪欲に奪っていく。

なにしろ、彼らも社員を食わせていかなければならないので必死だ。



こうして、個人アフィリエイターは大規模アフィリエイト事業者のための草刈場、となっているのだ。



大手ASP側にとっては、管理も難しいので、これ以上のアフィリエイターはいらない、というのが本音だという。

信用できる大手アフィリエイト事業者にまかせれば、いくらでも良質なパクリサイトを量産してくれる。

記事も代わりに書いてくれる会社がある。

彼らが裏でタッグを組んで、すべての情報を握り、彼らだけでアフィリエイト事業を回せるようになった現在個人が月間百万円稼げる、という時代は終わったのだ。



ときどきヒトデのような仮想通貨取引所を紹介して稼ごうとする人でなしが現れ、事業化にうまくいくケースもあるが、まれだろう。

(俺はこいつを信じてコインチェックの口座を開いて、大損をこいた口なので本当に腹が立つ。未だにコインチェックの口座を開け、という記事を消しやがらない。

https://megalodon.jp/2017-1212-2359-56/www.hitode-festival.com/entry/2017/12/12/221627



もう、個人で稼げる時代は終わったのだ。

稼いでいるアフィリエイターにあこがれて、続々と個人アフィリエイターを目指す人が増えている。

しかし、仮想通貨に群がって私のように大損した人々のようなもので、いずれ、私のような弱小アフィリエイターが次々に退却していき、もはや儲からない現実が明らかになるだろう。

だって、もう、大手アフィリエイト事業者とASP記事作成代行社などの一部の事業者間で、アフィリエイト事業は回せるから

それがそろそろ明らかになるので、アフィリエイターになろうとすること自体仮想通貨を買うようなダサいことになるだろう。



6/5修正

ブクマTwitter言及をいただいてありがたい。ただ、いくつかのコメントで、アフィリエイトブログをすべて否定するようなもの散見されたので、それに対して少し反論させてほしい。

アフィリエイトでも、内容が面白個人主観がいっぱい入ったブログサイトはたくさんある。

たとえば、私は会社給料が下がって副業のためにアフィリエイトサイトを始めたので、つまづいたことのある人のブログを、よく読む。

から派遣社員日常が詰まった「30歳からの敗者復活戦(http://blog.gyakushu.net/)」や、そのうさぎたんのブログ診断で知った「ワープアからニューリッチへ(https://workpoor.com/)」、あるいはたまたま見つけた「踊るバイエイターの敗者復活戦(http://www.bloglifer.net/)」や派遣を辞めた無念が詰め込まれた「20代派遣社員あんりがアフィリエイトで月収100万円を目指すブログhttp://henri0003.com/)」など、アフィリエイトがあったから、書いているであろうブログをよく読む。

この人たちって、アフィリエイトがなければ、わざわざ苦労したことブログとして書こうとはおもわなかったんじゃないかな。アフィリエイトという仕組みがあったからこそ読める記事だ。

ところが、個人感情たっぷりブログ検索でみつかりにくい。「分裂勘違い劇場http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/)」のような特別ブログを書いてくれる人が今後現れても、Googleですぐにみつからないし、アフィリエイトでも稼げないのは嫌な時代だよね。

2018-04-25

anond:20180425145021

九州が食肉生産どれだけやってると思うんだ

しろ畜産農業大規模化させて九州産業を生み出すべきでは

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