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はてなキーワード: 地学とは

2018-01-04

anond:20180104132743

前提から間違ってるのであえて指摘するが

高等学校っていう意味わかってる?

高校一般教養以上の事を教える高等教育の場なのさ

小中で古文漢文もやらなかったでしょ?

専門的っていうなら数学物理化学生物地学全て専門的です

2017-12-23

1人でも怖くない!ディズニーの楽しみ方を提案してみる(専門知識編)

anond:20171223115316 の続き

専門的な知識で楽しむ

kubohashi タイトル想像した中身と違った、こういうのかと思った→ 地学 ~略~ 壁画解読 ~略~ あとどこかで建築関係の人が「ランドの鉄筋ゴイスー」的なこと書いてた気がしたけど見つからない

38、鉄道を観察する

https://togetter.com/li/1085202

39、地学的な視点から楽しむ

https://togetter.com/li/792488

40、フォートレスエクスプロレーションを解読する

https://togetter.com/li/36414

41、クレーンだけだって楽しい

http://www.cranenet.or.jp/kikansi/disneysea.html

1 つち形クレーン

 ミステリアスアイランドフォートレス要塞)・エクスプロレーションがあり大航海時代埠頭である埠頭には3本マスト帆船ガリレオ船)ルネサンス号が停泊している.長い航海から戻ったルネサンス号は,世界の珍しい物産の陸揚げに忙しい.埠頭荷役作業には木造の旋回式水平ジブクレーン活躍している.

  • もうほんとうにこういうのを教えてくれのはありがたいですね。見てる人は見てるんですね!
42、帆船からだって

http://conpetti.com/TDR/?p=1811

ガレオン船には船首楼船尾楼があり、船首楼の上の甲板を“フォクスルデッキ”(船首楼甲板)といいます船尾楼側の甲板は二層になっていますが、下段の甲板は“クォーターデッキ”(船尾甲板)、上段は“プーデッキ”(船尾楼甲板)と呼ばれますクォーターデッキの奥には操舵装置羅針盤(コンパス)、船長室などがあり、船の中枢部になっています

  • 観察力がすばらしいですね、ディズニー側のここまで理解してくれるとうれしいんではないでしょうかね。
43、PA的な楽しみ方も
  • ディズニースピーカーの置き方はすごいようですよ!たくさんの人に聴いてもらいたいですからね!
  • BBBは、後ろにPAさんがいるんですよね!後ろでもよく聞こえるので音の届け方とかすごいんだと思います
44、植物を見る

http://www.tokyodisneyresort.jp/magic/enjoy/flower/

45、ディズニービジネスモデルについて考えながら見て回る

46、音楽に耳を傾ける!
47、声優さんに注目!
48、心理分析学でショーを楽しむ

http://ure.pia.co.jp/articles/-/71328

49、建物視点で楽しむ

http://tdr-3d.blog.so-net.ne.jp/2007-06-16tatemono1

ハイ、ここはおなじみ。

 東京ディズニーランドワールドバザール入り口なんですが…。

 いきなりコリント柱頭がありました!(笑)

 ワールドバザールは19世紀から20世紀初頭にかけてのヴィクトリア様式

 つくられているのですが、古代ギリシャローマ時代からつづく柱頭伝統

 受け継がれているのですねー。

 うーん、今まで全然意識してませんでしたが、こんなとこに飾りがあったんだぁ。。。

  • からでも楽しめるのはやはりすごいです!
50、デザイン視点で見てみる!

https://note.mu/ken76a3/m/maed242c63599

プーさんのハニーハント」もローマン明朝使用されていますプーさんのハニーハントは、もっと可愛らしい丸みをフォント使用していてもいいなと思ったのですが、絵本内に使われてるフォントローマンで、そこと統一感をもたせたものなのかなと考察できます

あとがき

途中からもうやっつけかな、無理矢理50個書いてみました!みんなに迷惑を掛けないようにディズニーを楽しんでくれたらいいなと思うよ!自分楽しいを見つけてくれたらいいですね!

ではでは。

2017-11-07

けやき坂46(ひらがなけやき)全国ツアー2017 福岡サンパレスホール公演

2017/11/06 福岡サンパレスで開催された、

けやき坂46(ひらがなけやき)全国ツアー2017

感想をつらつらと。

セットリスト

MC

MC

  • 世界には愛しかない
  • 手を繋いで帰ろうか
  • 誰よりも高く跳べ!
  • 太陽は見上げる人を選ばない

アンコール

MC

  • W-KEYAKIZAKAの詩
詳細
  • AM1:27

 佐々木美玲齊藤京子東村芽依・影山優佳

 井口眞緒・加藤史帆佐々木久美・高瀬愛奈

 高瀬愛奈・齊藤京子東村芽依・影山優佳・井口眞緒

 ポエトリーパート

  平手友梨奈→影山優佳、長濱ねる東村芽依今泉佑唯柿崎芽実

  鈴本美愉→潮紗理菜、菅井友香佐々木美玲

総評

セットリストがとても良く、楽しいライブでした。

1stアルバムからも、漢字の曲をやったりと、全ツよりもかなり楽しめました。

「誰よりも高く跳べ!」は本当に盛り上がりますね。良い曲をもらったと思います

あと、名アレンジ目白押しですよね。特に好きな方々はこちら。

編曲野中“まさ”雄一

編曲杉山 勝彦・三谷秀甫・谷地学

かい感想

オープニングアクトカラーガード)

かい失敗はあったような気がしますが、みんながんばってました。

ただ、本日MCの中で今までのオープニングアクトについては触れてましたけど、

カラーガードの話はいっさいなかったような・・・そんなに好きじゃなかった?

ひらがなけやき
僕たちは付き合っている

最初は、明るい「けやき坂46」曲。良い選曲ですよね。

ひらがなけやきを印象付ける、良い始まりです。

AM1:27(漢字欅:カバー)…美玲・京子東村・影山
猫の名前漢字ひらがな混合ユニット)…井口加藤佐々木高瀬

そして、ダンスナンバー

AM1:27は激しかった!みんな踊る踊る。特にみーぱんに目を惹かれました。

猫の名前井口がまわりをちょっとずつ確認しながら踊ってたのにはちょっとウケましたw

久美ちゃんと時折目をあわせてた・・・

ここにない足跡漢字欅:カバー)…高瀬京子東村・影山・井口

1stアルバムからは本当に選曲が良い。

沈黙した恋人

杉山節炸裂の神曲

なっちょ笑顔なっちょのかわいらしい声。ああ、なっちょ

東京タワーはどこから見える?(漢字欅:カバー

これもダンスナンバー。カッコよかったなあ。

永遠白線

ひらがなさわやかナンバー再び。

1列になって、楽しそうに踊る、これがひらがなけやきの良さ。

世界には愛しかない(漢字欅:カバー

前奏が流れた瞬間沸いたよね。会場も沸いた。唯一の表題曲

5つある表題曲の中でも、これを選んでくれて本当によかった。

永遠白線からの、この疾走感、良い流れ。

手を繋いで帰ろうか(漢字欅:カバー

きょんこと高本が1F客席通路ケンカ。まあまあ近くを通った。

さわやか流れで良き。

誰よりも高く跳べ!

で、ここで、今までのエネルギーが爆発!みんな跳ぶ!

サビのフリまで真似しちゃうよね。

太陽は見上げる人を選ばない(全体)

みんなで「オーオー」言う、まさに最後の曲。

久々に、これでライブ終わるんだな、もうちょっと聞きたいなあ、と

思わせた、いいセトリの中の最後の曲。

アンコール>それでも歩いてる

この曲を披露するならアンコール1曲目だろうなあと思ったけど、まさに。

緞帳が上がる中、かき鳴らすアコギの音。いろいろ調べたら、この曲、「長渕」って言われてるけど、まさに笑

歌いだしのきょんこ、カッコいいよ。

みんなにソロパートがあって、良いよね。MCでも高本?が大事にしたいって言ってたけど、ほんとそうだよね。

まだまだ、ひらがなのみんなの声が聞き分けられないんだけど、きょんこ、なっちょだけわかる笑

あと、いいなあと思ってたところが、みーぱんのソロだった。

「拭うことなく嗚咽した日々よ」のところです。

アンコール>W-KEYAKIZAKAの詩

乃木坂の詩より、フリが簡単な気がする。やりやすい。

2017-08-06

20年ぶりに高校入試問題を解いてみた。

20年ぶりに高校入試問題を解いた。

36歳一人暮らし独身無職

当時は全教科とも80点は取れていたと思う。

まれ都道府県と違うけれど、そこは誤差みたいなものとして。

暇つぶしというか、自分を振り返るために。

国語

5択ではなく、筆記で書かせる問題が多くて、しか登場人物の心情を書かせたりで、難しいところがあった。

現代文センター試験よりも難しいくらいだと思ったが、自分センター試験を受けたのは遠い昔なので、なんともいえない。

現代文文法問題を解きながら、現代文文法古文のそれに比べて難しいように感じた。

いまいち型にはまりきってないし、解説を読んでも解釈余地があるような気がした。

古文はとてもやさしい。

高校での授業が単純に上位互換だったからだと思う。

数学

代数確率はすごく易しく感じた。

これも、高校での授業が中学の授業の上位互換だったせい。

図形に補助線を入れたりして、相似の三角形を見つけて、比を取って長さや面積を求める問題全然解けなかった。

余弦定理を使って解けないかと思ったが、やっぱり相似を見つける必要があって、結局全然無理だった。

中央値や最頻値を計算させるなど、データ処理の基礎が問題になってたりするのが、昔とカリキュラムが違うんだろうなという感じを受けた。

理科

マグニチュードが1違うとエネルギーはどれだけ違うか?

みたいな問題があった。

地震速報が間に合わない理由を書かせるとか、やっぱり震災の影響ってこういうところにもあるんだなと実感。

生物細胞の絵や模式図は、解くには問題ないが、ちょっと変で、中学校の授業大丈夫か?と感じた。

社会

地図グラフから読み取らせる問題が多かったりして、すっかり暗記科目だった高校社会科よりも、SPIに近い感じで面白かった。

18歳選挙権ネタに触れるのも、今っぽくてよかった。

歴史問題は、かなり易しかったが、その反面ちょっとどうかと思ったりした。

断片的に「~の改革」みたいなキーワードだけ覚えてもつまらないと思う。

歴史はある程度のボリュームを学ばないと、そうさせたダイナミズムを学ばないと楽しくないと思う。

英語

これはかなり易しく感じた。

これも、単純に高校の授業が中学上位互換だったからだと思う。

英文読解が、将来の夢だとか、未来地球にむけてとか、夢のあるテーマなのが中学生らしくて、泣きそうになった。

簡単文章で、こんな少ない語彙で、こんなにも人を感動させられるのかと思った。

総評

全体を通してみて、思いのほか楽しかった。

高校の授業が中学上位互換だった科目(古文代数英語)は、非常に易しく感じた半面、高校選択科目になったような幾何や、地学は久々に解くとかなり疲労した。

何事も慣れなんだなと思った。

出来ないのではなくて、難しいのではなくて、慣れていないだけ。

努力すれば、人はなんでも出来るようになる。

努力を怠り、時間が経過すると、どんなことも忘れてしまう。

それから、18歳選挙権や、地震についてかなりのボリュームが割かれてたのが、とてもよかった。

大学入試だと、多少の時事ネタはあるものの、これほどは割かれない。

少なくとも自分大学入試を受けた時代は。

あの時はわからなかったことが、今だとわかることもあった。

問題者の意図だったり、未来を担う子供たちへの希望だったり。

2017-07-08

アニメ漬けだった留学生

もう5年以上も前になるが、とある北欧の国の大学留学していた。

海外留学だったため、最初のころは何を見ても新鮮でとても元気にすごしていた。


しかしながら、そんな新鮮さは徐々に失われ、留学生活が日常になっていく中、英語コミュニケーション能力の不足、ほとんどグループワークを伴う課題などでストレスがかかり、

日照時間白夜に近づいていき、徐々に元気をなくし、授業にも出ずに引きこもりがちになっていた。


そんなとき、唯一外に出ていたのが、アニメを見るときだった。

日本留学していたアニメ好きの現地の友達の家にあそびに行って、ピザとかを頼んで一緒にアニメを見ていた。

その当時放映していた、偽物語あの花などのアニメを2週間に一度くらい一緒に見ていた。


そのほかにも、大学ギルドサークルみたいなもの)にオタクギルドがあって、毎週、大きな講義室を借りて上映会をしていた。

こちらは、主催者が用意したアニメを2~3話ずつ、3種類くらいを毎週続けて見ていた。

このとき見ていたのは、神霊狩AチャンネルSTEINS;GATEチーズスイートホームという猫アニメなどを見ていた。


アニメ見てただけじゃねーか、と思うかもしれないが、普通に日本アニメを見ているのと違った感覚で見られたことを鮮明に覚えている。

海外にも日本アニメは人気だということは知っていたが、実際にどんなふうにアニメに触れているのか、どのように楽しんでいるのか、全然知らなかった。

そこでまず自分が感じるのは、これだけ面白いアニメが生まれアニメ先進国民としての自負とか自尊心である

簡単にいえば、「こんな面白いアニメがたくさん生まれる、日本スゲーだろ」ということである

別に自分アニメ制作に関わっているわけではないので、何を誇らしげに思っているんだ、と思うかもしれないが、

留学して授業もろくに出ていない日本人が心の拠り所にした誇りみたいなもんだ。


しかし現地学生と一緒にアニメを見ているうちに、色々と思った。

まず、なぜ日本アニメ面白いと思って見ているのか、疑問に思った。

アニメを見る環境というのは、そのアニメ見方も大きく変える重要ものだ。

自分場合北欧人と一緒に見るのだが、そうすると相手がこのシーンをどのように捉えているのかという見方になる。

例えば、にらめっこのネタがあったとして、外国人にはそもそもにらめっこ」とはなんなのか分からない。

大抵そういう説明の要るものに対しては、別途字幕説明されていることが多いのだが、されないこともある。

すると、日本人なら分かるはずの面白さが本当に伝わっているのか、とても気になってくる。


すると逆に、日本では普通だったけど、海外では普通じゃないことの多くが見えてきた。

日本学校は決まりごとがたくさんあって独特の文化を築いていること、魂や霊から見える死生観友達のあり方など。

もちろん普通に留学してるだけでも、違いがたくさん見えてきて面白いことは多かった。

普通自分が異なる文化に飛び込んで、異文化や違いを学ぶものだと思う。

一方で、アニメという自分フィールドの中で、外国人と一緒にアニメを見るだけで、自分の中で見え方がこれほど異なり、多くの発見があったのはとても面白いことだった。


さな国に留学したことがあれば分かると思うが、小国外国からテレビ番組映画を輸入してくることが多く、海外文化に親しみやすい。

というのも、自国民向けの娯楽番組を作ったとしても、国民のものが少ないので利益に繋がりづらく、なかなか娯楽に投資できない。

そういう点において、日本大国であり、自国民向けの娯楽の作成に多くをつぎ込むことができる。

すると、国内の少数向けに作った娯楽が外国の人にも受けるものが出てくることがある。それがアニメだったわけだ。


彼らはカジュアルtorrentで最新アニメダウンロードして視聴し、そこから日本に興味を持ち日本語を学び、秋葉原までやってくる。

さらにそのまま留学に突き進むケースもよくある。

バイト先に、日本アニメに各国の字幕を付けて流す副業をしている人がいて話を聞いたが、かなり儲かるらしい。

キャラクターによって性格や口癖のタイプがあるので、それを考慮して字幕作成、その国の留学生バイトで雇っておかしなところを修正してもらい、流すらしい。

月収50万くらいって言ってたな。


留学自体は、その後立ち直って、授業にも出て色々学んだところ、社会人になって色々と役に立っている。

そういうわけで、アニメに救われ、アニメから色々学べた留学生活だった。

2017-05-01

http://anond.hatelabo.jp/20170501055742

昔の記憶によると、地学は一番簡単から

文系センター試験選択する率が高いので割と履修者いた気がするが。

今は違うの?

百田尚樹漢文授業の廃止を訴えたそうだが

政治的心情を抜きにしても漢文廃止には賛成であるだって役に立たないじゃん漢文

教養として必要だ!というのなら科目としては存在しているがほとんど教えられていない地学のように

選択科目にしてしまえばいい。

同時に古文も役に立たんので選択制にしてしまえば良い。だって役に立たないじゃん古文

俺は高校卒業以後古文漢文を使った記憶がない、それで困ったこともない。

無理やり役に立ったという点を挙げるとするならば東大入試国語で点が取りやすかったというくらいのものだろう。

東大現代文は本当に難解で安定して点が取れる漢文古文だけやり現代文は捨てるという戦法をとった。

ところで東大入学大手予備校バイトで行くようになり、そこで聞いた話がとても衝撃的だった。

2010年時点で高校生物理履修率は10%ほどだったらしい、今はもっといかもしれない。

2017-03-13

http://anond.hatelabo.jp/20170313152331

からブラタモリ人気あるんじゃないの。

歴史より地学趣味ぽいけど、歴史を考えてると必ず地形に行きつくし

2017-03-07

http://anond.hatelabo.jp/20170307091554

まじで理学部バイオ系とかの就職やばさとか無視して

理系就職が良いぞ!」

とか言ってる人達なんとかして欲しい。どうすればいいんだよ。

工学部しか無いどころか、工学部の中でも

電気電子工学機械工学工業化学ぐらいしか理系じゃないって思ってるんじゃないか

いいたくなるような人がまだまだ割りといてほんと嫌だ。

流石に最近情報系あたりの存在認知されてそうだけど……。

地学系とかもう地理から文系だよね!って言われそうだし。

2017-02-11

高1の思い出。先生予言東大への合格

地学の授業で先生プリント音読するように言われた。

凡例

という言葉が出てきた。なぜだか知らないが私はこの熟語の読み方と意味を知っていたので、その通りに読んだ。

すると先生は、おお君はこの言葉を読めるのか。素晴らしい。おそらく君は東大に受かるだろう。といった。

こう言われたときは私は何を適当なことを言っているんだとおもったが、実際に私は東大に現役で合格した。

あの先生は今でもお元気でいらっしゃるだろうか。

2017-01-07

[]

日本最古の石博物館に行ってきましたわ。

こちらでは現地に産する礫岩中に含まれていた片麻岩の礫が20億年前の日本最古のものであったことから

岩、そして地球歴史についての展示がなされています

25人も乗れるエレベーターが「タイムスリップ装置」になっていて、

光の演出後にエレベーターがガタンと動いて、太古の地球に行けますわ。

こ、子供だましですわ。緊張してなどいませんわ!

「太古の地球」には世界最古のアカスタ片麻岩からトロラトマイトなど

有名どころの岩石の立派な大型標本が展示されていて、

大学生学習にも使えそうなレベルでした。

特にカナダの大きなストロラトマイトが見事でしたわ。

始生代のマグネシウム豊富な火成岩「コマチアイト(コマネチアイトではありませんわ)」

円磨された石英が岩石になった大陸に特徴的な堆積岩「オーソコーツァイト」

などは聞き覚えがなくて興味深かったです。

本当にいくつになっても知らないことばかりですわねえ。

・・・・・・ただ、忘れているだけかもしれない事実がつらいところです。

なぜかモロッコの岩石を推していて、モササウルス頭骨標本も展示されていました。

説明文がウィキペディアから転載である点は残念でした。

でも、出典を明記しないよりはよろしくてよ。

また、入り口のところではモロッコ産サメの歯とアンモナイトが100円で二つまで「ハンティング」できて、

ついつい没頭してしまいましたわ。

入館プレゼントシトリンタンブルをいただきましたけど、

どうせなら現地のチャートを磨いた物のほうが欲しかったですわ。

展示をみるとなかなか綺麗ですし、昔の人も石器に加工していました。

地学博物館ありがちな動く地質立体模型でせり上がってきた地質断面図に

石灰岩レンズ状岩体があったのですが、

この岩体を含む地層の走向を追っても石灰岩が露頭していません。

どうしてこんな図が描けたのかしら?と注意してみると、

周囲の地層が褶曲構造をなしており、反対側の翼では石灰岩が露頭していました。

これが反対側では地中のあのあたりに現れると推定して描いたのでしょう、

徹底的に深いボーリングをしたのでなければ。

音声解説でも褶曲構造についての説明がありました。

やっぱり地学推理楽しいですわね。

最後にゆキャラのレッキーくんとレッキーちゃんについて。

礫岩から命名したそうです――博物館名と同じくどうにも安直ですわ。

デザインおにぎり型の岩でひねりがありませんわ。

ごろんと道路をふさいでレッカーされそうですわ。

わたくしなら岩の男の子からロック・・・・・・レッキーくんのお名前とっても素敵だと思いますわ。

おほほほ。ごめんあそばせ。

http://anond.hatelabo.jp/20161127194449

相補的な内容の「生命の海科学館」もあわせて訪問されるとよろしくてよ。

2016-02-19

宗教というのは、かつての科学だったのではないだろうか

宗教 vs 科学 のように相反するものとして語られることも多いけれど、本当にそうなのか?と考えてたどり着いた仮説。

宗教とは旧時代科学なのではないか?

科学の中でも数学起源は古く、紀元前万年壁画からもその記録が見つかっているそうだ。

だが「宇宙とは何か」「生命とは何か」に迫るような、例えば天文学地学生物学のような学問が大きく発展し始めたのは

せいぜいこの400年くらいだろうか。分野によっては更にずっと短い。

その理由としては、望遠鏡顕微鏡重機地球規模の移動・通信手段が発達しなければこれらの学問は発展出来なかった

のだろうと思う。

宗教の成り立ちとは

「今いるこの場所とはどこなのか」「自分や身の周りの生き物は何者か」

これらの疑問・不安に答えられる科学ほとんどない時代に、それでもなんとか合理的な仮説を見つけようとする作業から

始まったのではないだろうか。観測出来る状況から仮説を立てる作業というのは現代にも通用する科学姿勢である

現代から見ると真実とは思えないような神話も、当時の技術力では解明出来ない事象をなんとか説明するための

仮説と考えればつまり宗教とはその時代科学だったと言える。

たぶんその後宗教は人々の間に広まり権力と結びついたり対立したりするうちに色々ややこしいことになったのだとは思うけど、

そっちはあまり詳しくないので言及しない。

科学理論は発表された後も検証反証を繰り返して発展するものだ。

宗教も発展し続けていくといいと思う。

2015-11-08

http://anond.hatelabo.jp/20151107230147

現文は平均点ちょうど→上位50%

古典は平均点ちょうど→上位50%

数学は平均点ちょうど→上位50%

英語は平均点ちょうど→上位50%

化学は平均点ちょうど→上位50%

地学は平均点ちょうど→上位50%

歴史は平均点ちょうど→上位50%

公民は平均点ちょうど→上位50%

以上を統計学的に掛け合わせると上位0.39%になる。

簡単に言えば250人に1人の成績ってこと。

学年No. 1レベル

Q.E.D.

2015-09-10

世界いちばん遠回りな世界一周

http://anond.hatelabo.jp/20150910215231

からの続き

自分の本当の想いに気づいたなら、あとは現実的な算段をつけていくだけだ。

僕が主に学びたいのは経済学である。だから経済学部のある大学を目指す。それは確定として、どの大学を目指すべきだろうか。みんなどうやって志望大学を決めてるんだろう。調べても情報が多すぎて混乱してくる。旧帝とかMARCHとかってなんぞ。ゼミとか研究室とか修士とか博士とかもよくわからない。そもそも大学の仕組みがよくわからない。最初のうちは学ぶ側で、そのうち教える側だったり、最先端研究をする側にまわる、というのはなんとなく知ってる。以前は「4年勉強して卒業」としか思ってなかったので、これでも大学に対する理解はだいぶ進んだほうだけど、やっぱり前提知識がいろいろ足りてない気がする。

いや待て、そういった知識的な問題よりも何よりも、その前にまず僕には大学受験資格がない。僕は中卒なのである。正確には高校中退だけど、数ヶ月しか通っていないので取得した単位なんてないも同然だ。どこを志望するとか、大学に通う資金はどうするとか、それ以前の問題だ。受験資格を手に入れなければ、スタートラインに立つことさえできない。まずはその問題から片づけよう。あとのことはあとで考えよう。

そういうわけで大検について調べてみる。どうもいまは名前が変わっているようで、高等学校卒業程度認定試験、略して高認という名称になっているらしい。試験は年2回、8月と11月に行われる。科目は、国語英語世界史A/B、日本史A/B 、地理A/B 、現代社会政治・経済倫理、科学と人間生活化学基礎、物理基礎、生物基礎、地学基礎、数学I。これらの中から8〜10科目を受ける。合格ラインは40点前後らしい。半分正解できればいいのだ。しか高校で習う教科ってこんなに多いのか。けっこう大変そうだ。文科省サイト過去問が公開されているようなのでひとつずつ見ていく。

まずは国語。大問が4つで、現代文が2問、古文漢文が1問ずつ。現代文のほうは普段から本を読む習慣のある人なら普通に解けそうな感じだ。僕もいちおうコンスタントに本は読んでいるし、現代文に関しては問題なさそうだった。古文漢文に関しても文章の意味は7割以上わかるし、試しに問題を解いてみたら全問正解だった。あれ? 古文漢文って中学でやるんだっけ? 独学でやった覚えはないから中学でやったんだと思うけど、20年たっても意外と覚えてるものだと思った。文法とかはさっぱりわからんけど。

英語に関しても問題なさそうだった。英語は二十代のころに必死こいて勉強した時期がある。1回だけ受けたTOEICは680点だった。そのあと半年海外放浪して日常会話くらいなら問題なく喋れるようになったし、これで合格点を取れないってことはまずあるまい。

次は世界史。これに関しても最近やったばかりだし問題なさそうだった。AとかBとかどう違うんだろ、と思ったけど、Bのほうが範囲が広く、より深い内容になっているらしい。高認の試験ではかぶっている問題が多いし、そんなに違いは感じなかったけど。ちなみにA/Bどちらを受けるかは当日に試験問題を見てから決めていいらしい。

日本史、もしくは地理。これは願書提出時に事前選択するようだ。日本史はかなり難しい。半分正解できるか、ちょっとあやしい地理のほうが点数を取れそうだったので、こちらを選択することにした。半分は正解できそうだけど、これに関してはちょっと勉強しておいたほうがいいか。

公民は、現代社会、もしくは政治・経済倫理から選択する。科目数は少ないほうがいいので、現社でいくことにした。毎日ちゃんとニュースを見ている社会人なら誰でも普通に合格できそうな内容だ。これは勉強する必要はないかな。

理科系科目は、化学基礎、物理基礎、生物基礎、地学基礎のうちから3科目を選択するか、もしくは科学と人間生活+どれか1科目。これも科目数が少ない後者でいこう。

科学と人間生活って聞き慣れない教科名だと思ったけど、理科総合のことのようだ。学習指導要領改定されて、つい最近こうなったらしい。試験は基礎4科目からそれぞれ易しめの問題が出される感じ。でも半分いけるかちょっと微妙ラインだ。これは勉強必須だなあ。

あとの1科目は地学基礎にした。これも以前は地学Iとかだっけ。地学I→地学基礎、地学II→地学、みたいな感じで変わってるようだ。これも半分いけるか微妙。勉強必須

まあでも理科系科目がちょっと不安なくらいで、全体的にはけっこう余裕かな。なあんだ、身構えて損したよ。ハハ。ああ、そういや最後に数学が残ってたっけ。まあこれも余裕かな。ハハハ。じゃあちょっと過去問を見てみようかな。

え? これあれでしょ? 東大入試問題でしょ? ちょっと文科省さんしっかりしてくださいよアップするファイル間違えてますよやだなあもホントかんべんしてくださいよマジでマジで……。なんぞこれ……。1ミリわからん……。死にたい……。

マジやばい。本当に本気で1問もわからない。最初のほうのサービス問題っぽいのすらわからない。解き方がわからないとかじゃなくて問題文の意味すらわからない。なにこれマジやばい。というかいまさらだけど自分は文系だったのだとこのとき初めて気づいた。プログラミングで飯を食ってたりするんだからてっきり自分理系なのだとばかり……。マジかよ……。

嘆いていてもしかたない。これをどうにかしないことには大学には行けないのだ。ならどうにかするしかない。

まずは本屋で数Iの参考書立ち読みしてみる。なるほど、わからん。よし、次だ。中学数学参考書。なるほど、わからん。よし、次だ。算数の本。なるほど、わかります。でも、最大公約数とか最小公倍数とか通分とか約分とか、けっこう難しい。小学生ってこんなのやってるのか。すげえな。

参考書ドリルを何冊か買って帰り、勉強を始めた。地獄のような日々の始まりだった。

算数ドリルをやってみると、四則演算はさすがにできるけど、九九がところどころ記憶から抜け落ちてることに気づいた。やばい。そして分数の計算がまったくできない。分数の割り算ってなんだよ。割り算で割るってどういうことよ。意味わからん。と思いつつも、算数についてはなんとかなった。問題は中学数学からである

算数から数学になると急激に難易度が上がる。なんでマイナスマイナス掛けたらプラスになるの。分数の割り算が今度は逆数の掛け算になるとかどういうことよ。ちょっともう本当に意味がわからない。そうしているうちに1週間、2週間が過ぎる。やばい。それでもぜんぜんわからない。中学数学最初の段階でこれだけ時間かかってたら数Iを終えるまでに何年かかるんだ。本当にこんなので大学へ行けるのか。さすがに焦りが出てくる。心が折れそうになる。何より、やっていてまったくおもしろくない。つまらない。こんなの社会に出てから何の役に立つんだ。これを必修にするとか文科省陰謀だろ。あ、人が陰謀論に走るのは精神的にまいってるときなのか。ひとつ勉強になった。

そんな感じでウンウン唸りながらも参考書を読み進めていると、「-xは係数に1が隠れている」という一文が目に止まった。あ、そうか、-xは、-1x、-1掛けるxってことか。なるほど。でもこれって、マイナスだけじゃなくてプラスでも同じじゃないか? つまり、xは、1掛けるxなのだ。あ、これって文字じゃなくても同じか。つまり、5は、1掛ける5だ。あれ? もしかして、どんな数にも、係数として1が掛かっている……? ああなんだか考えすぎて頭がパンクしそうだ。脳みそギシギシと軋む音が聞こえる。でももうちょっと考えてみよう。

つまり、つまり分数も同じなのだ。1/2は、1掛ける1/2だ。算数的にいえば、ケーキ1個を半分にしたものがケーキ1/2個だ。うん、それでいい。でもよく考えたら、ケーキを半分にしたあとで他の誰かがやってきたら、その人は最初の大きさを知らないのだから、半分のサイズケーキを1個とカウントするはずである。1/2個とカウントするには、「半分にした」という事実認識必要なのだ。いや待て、そもそも、1/2という数字それ自体が「半分にする」という意味なのだ。これは、「半分」という名詞ではなく、「半分にする」という動詞なのだ。1/2というのは何か実体のあるものではなく、「いまからお前を半分にしてやる」という意思、考え方、概念なのだ

そのときバタン!」と音を立てて扉が開いた。それは数学の扉だった。

そうだ、数(すう)とは概念なのだ。いち、にぃ、さん、とものをかぞえるときに使う数(かず)とは違うのだ。そして前者を扱うのが数学であり、後者を扱うのが算数なのだ。僕はいままで数学をやっているようで、その実、算数をやっていたのだ。ぜんぜん違う教科をやっていたのだから、わからなくてあたりまえ、つまらなくてあたりまえだった。

数とは概念である。その前提を踏まえてみると、これまでとはまったく違う世界が見えてきた。数を感覚的に扱えるようになってきた。数式の手ざわりがわかるようになってきた。なにこれやばい。超おもしろい。いままで「数学おもしろい」っていう人のことがまったく理解できなかったけど、そうか、こういうことか。数の正体を知っている人と知らない人では、同じ数式を見ても、まったく違うものを見ているのだ。

それからはこれまでの苦悩が嘘のようにサクサクと勉強が進んだ。中学数学も予想より早く終わった。よし、ここからが本番だ。と気合いを入れて数Iに突入したけど、参考書パラパラとめくってすぐに拍子抜けした。なにこれ中学数学ちょっと発展させただけじゃん……。気合い入れて損した……。

よし、最大の懸念だった数学はなんとかなりそうだ。次は理科系科目にいってみよう。

まずはまた本屋参考書を何冊か購入し、読んでみる。数学ときほどまったくわからないということはないけど、なんだかいまいち頭に入ってこない。原子がどうの、位置エネルギーがどうのといわれても、なんだかいまいち実感がわかない。これはまた数学ときと同じく、勉強の仕方を間違えているのではないかと思った。こういうのを学校で習うときは、実験を行いながら、実感をともなって理解していくもののように思う。本を読むだけではその実感は得られないのは当然だ。でも個人で実験器具を揃えるなんて現実的じゃないし、わざわざこのためだけに予備校に行くのも大げさだ。そうだ、どこかの動画サイト実験映像がアップされてるんじゃないだろうか。それを見れば多少は実感もわくだろう。

いろいろとネット上を探していると、NHKの高校講座を発見した。どうやらNHKでは放送済みの高校講座をすべてネット配信しているようだ。理系科目はもちろん、文系科目もある。こんなんあったのか。もっと早く教えてくれよ。とかぼやきつつ、さっそく科学と人間生活の講座を見てみたら、バラエティ番組っぽい雰囲気ちょっと面食らった。NHKの高校講座ってこんなんだっけ。講師が延々と解説してるだけの、いかにも教育番組って感じの、おかたい雰囲気じゃなかったっけ。いまはタレントがメインで出ていて、講師あくまで補佐的な役割のようだ。そのぶん雰囲気はゆるくなっているけど、見ていて飽きない作りになっている。化学物理実験映像で見られるのもそうだけど、習った内容が社会の中で実際にどう活かされているのか、町工場や、最先端研究現場リポートもあったりして、興味をかきたてられる内容になっている。これを無料配信するとか、NHKすげえな。しかしやはりこういう講義形式はわかりやすい。本で独学だと、自分の理解が合ってるのかどうか、不安になることが多々あるし。

よし、どんどんいこう。化学基礎。いまはpHを「ペーハー」じゃなくて「ピーエイチ」って読むらしい。マジか。物理基礎。ダムの水が持つ位置エネルギーは何から与えられたエネルギーか。え、わからん。正解は太陽エネルギー。マジか。太陽パネェな。生物基礎。呼吸と燃焼の反応式は同じ。温度と反応速度が違うだけ。え? マジで? 生まれときから呼吸してるのに知らんかった……。ショック……。地学基礎。グリーンランド沖で沈み込んだ海水は、太平洋の表層に達するまでの5万kmを、1000年とか2000年とかかけて流れる。壮大すぎだろ。地球パネェな。地理。お、このケッペンの気候区分ってのは世界一周アプリに使えそうだ。GIS(地理情報システム)を本気で開発するなら、地理に関してはもっと突っ込んだところまで勉強しないといけないかもしれないな。

さら日本史世界史数学I……NHK高校講座おもしろすぎわろた、とかやってるうちに、試験本番の日がやってきた。


試験会場に集まっていたのは、ほとんどが二十歳前後若者だった。控え室には、参考書と格闘している人もいれば、友人同士で最終的な確認をしあう人たちもいる。そういえばこの人たちはベルリンの壁崩壊後に生まれてるんだよな。それはもはや教科書で習う「歴史なのだ。そして逆に、僕より上の世代にとっての東西冷戦は、自分たちが生きた時代のものだ。「あのままずっと世界は真っ二つに分かれたままだと思ってた」というような話はよく聞く。いまとなってはわからない感覚だけど、当時は誰もがそう思っていたようだ。僕はそのどちらでもない。十分に咀嚼された「歴史」でもなく、自分が生きた時代でもない。だからそれについて、誰よりも知らない。しかしだからこそ、誰よりも知りたくなったのかもしれない。そしてそのために、僕はいま、ここにいる。

高認の試験は2日間に分けて行われる。初日の1科目目は現代社会だった。まったく対策らしい対策をしなかったから、ここで初めて気づいたけど、グラフの読み取り問題がやたらと多い。間違い探しのように精査しなければならず、1問にかかる時間が長い。問題よりも時間配分の仕方がわからない。時間が足りない。もっとちゃんと過去問で練習しとくんだった……。

次は国語。問題文にちょっとおもしろい箇所があって、静まり返った試験会場で「デュフフwww」とかキモい笑いを漏らしてしまった。死にたいしかしおかげで緊張はほぐれた。

英語TOEICに比べたら楽勝だった。9割はいけたんじゃないだろうか。

そして数学。これがいちばん不安だったけど、落ち着いてやれば余裕だった。これも9割いけたんじゃないだろうか。あらためて問題を見てみると、捻った問題というか応用問題すらないので、基本的なことがわかっていれば確実に解けるようになっている。東大入試問題とかいってたやつ誰よ。

科学と人間生活。範囲が広いのであまり詳しく勉強してない箇所の問題もあったけど、半分はいけたはず。

1日目、無事終了。

2日目。地理海外放浪ときにまわった国の問題が多く出ていて、なんだか常識問題のようだった。ちょっとチートっぽいけど、こうやって実地で得た知識もれっきとした学力だ。うん。

世界史。これも範囲は広いけど、さほど突っ込んだ問題はない。9割いけたはず。

地学基礎。フズリナと同時期に繁栄した生物は、1.トリゴニア、2.カヘイ石(ヌンムリテス)、3.ロボク、4.デスモスチルス、そこまで詳しくしらんがな。クイズか。そんな感じの問題もあったけど、なんとか半分はクリアできた。

2日目も無事終了。

試験が終わると一気に力が抜けて、何もやる気が起こらなかった。しばらくは勉強もせずダラダラと過ごした。

1ヶ月後、試験結果が届いた。

全科目合格だった。

それが先週の話。

そしていま、こうして増田に投稿する文章を書いている。

からこのお話はここで終わりだ。正確にいうなら、ここから先の展開はまだわからない。


あらためて思う。世界は巨大で、そして複雑だ。

数学の扉を開いたとき、数式が以前とはまったく違って見えたように、新しい視座を得れば、世界がまったく別物に見えてくる。世界が変わる。そしてまた、以前は気づかなかった、新しい視座の存在に気づく。

あとどれくらい、そんなことを繰り返せばいいんだろうか。

方程式定理法則電気磁気エネルギー素粒子、宇宙、銀河太陽地球生命遺伝子、進化、化石燃料、製錬、農耕、富、労働、権力支配、隷従、社会自由イデオロギー宗教民族言語貨幣、法、国家議会政党福祉、教育、研究、産業、組合、企業、グローバリゼーション条約為替貿易経済

時間軸と空間軸を埋め尽くす、無数の点と線。それらが織りなすのは、世界という長大な書物。

そのことを考えると、なぜか胸が苦しくなってくる。無性に泣きたくなってくる。

人生のすべてを費やしても、その書物を読み解くことは決してできないと、どうしようもないほどに思い知らされるからかもしれない。

だけど、それでも僕は、次のページをめくらずにはいられない。

それはきっと、生まれながらに組み込まれた、僕の中の最もプリミティブなプログラム

未知の領域へ。さらその先へ

どんな権限をもってしても、そのプロセスを殺すことはできない。

から僕は、今日も本のページをめくり、旅をする。

たとえそれが、世界いちばん遠回りな世界一周の旅だとしても。

2015-09-06

中学高校って一般的に何を教わるんだろう?

鹿児島県知事発言から始まる一連の流れを眺めてて思うんだけど、中高では一般的にどんな科目を教わるんだろう?

私はずっと公立育ちだけど中高一貫だったからたまに認識のずれを感じる。

高校二年までに最終的に私文に行った人も全員数Ⅲまでやってたし、私(理系)も地理日本史世界史倫理政治経済全部やった。

まあ日本史江戸時代まで、世界史19世紀くらいまでで終わっちゃったんだけど。

(どっちかっていうと近現代史をやった方が良いと思うんだけどね)

私は(理系にもかかわらずw)数学物理苦手で国語英語社会が得意で得点源だったな。

一番好きな科目は倫理だった。

倫理だけ定期考査が150点満点で、100点分は普通テスト、50点分は800字小論文。この小論文のお題がいつも面白くて好きだった。

物理化学生物も全員必修だったはず。

物理化学は終わらなかったけど生物は高二までで範囲完了たから、高三のとき生物選択者はフィールドワークしたりマジックフルーツを食べる実験をしたりしてみんなの怒りを買っていた。

(できれば地学も習いたかった…!)

というか文理分けが遅かった。他校の友達は二年からで私は三年から

国語の授業は高三でも文理一緒だった。正確に言うと文理一緒に4コマ文系だけプラスで2コマ取れる、みたいな感じ。

理系必要ないと思う人は自習可だった。でもなんだかんだ言ってみんな授業受けてたな。

私は二次試験漢文までばっちり出たか普通にリガリやってたけど。国語好きだし。

私は勉強って好きでいろんな科目教われるの楽しかったなーって思うから科目減らすのには反対だな。

今でも将来的な専攻に関わる科目と同じくらい哲学とか英文学講義が楽しくてしょうがないし、

私と逆パターン数学好きすぎて経済に行くつもりだったけど理転して数学やることにした人も知ってるし、

可能性は狭めない方が良いと思うんだよね。

追記:私は現在大学一年生です。脱ゆとり最初世代

2015-02-10

天才すぎてつらい

初めて喋ったのが生後6ヶ月。九九を覚えたのが2歳。幼稚園に入る頃には小6レベル算数マスター幼稚園卒業時には公文式高校数学を修了。小3まではひたすら大学受験数学問題を解き、東大京大をはじめとする主要大学過去問をほぼ解き尽くす。小1から物理化学生物地学学習も始め、小2で高校程度の物理化学生物地学マスター。小4までに主要大学理科過去問を解き尽くす。中学高校大学教科書や専門書を読み続けて過ごす。しかし高2の春に家庭が崩壊精神的ショックが大きく、1年間まるまる引きこもり高校を辞める。仕方なく高卒認定を取得し、勉強を再開。現役で海外の某大学合格。この人生、敗北を知りたい。

2014-09-06

逆さ富士世界遺産

逆さ富士アナル世界複合遺産に登録しよう。

wikipediaより世界遺産の条件を抜粋してみた。

複合遺産文化自然の両方について、顕著な普遍的価値を兼ね備えるもの。)


自然遺産

(1) ひときわすぐれた自然美及び美的重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの

アナルはひときわすぐれた自然美を有する!!


(2) 地球歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには生物の記録、地形の発達における重要地学的進行過程重要な地形的特性自然地理的特性などが含まれる。

分からん


(3) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要生態学的、生物学プロセスを示す顕著な見本であるもの

進化と発達において進行しつつある重要生態学的、生物学プロセスだ!!なんせうんこが出るんだからな!!アナルは日々進化している!!


(4) 生物多様性本来保全にとって、もっと重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。

こういう地形的なのはダメだな。


文化遺産

(1) 人類創造的才能を表現する傑作。

アナル芸術だーー!!逆さに盛り上がったアナル人類創造的才能を表現している!!


(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築技術記念碑芸術都市計画景観デザインの発展に関し、人類価値重要交流を示すもの

建築物とかではないな。


(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠

知らん。


(4) 人類歴史重要時代例証する建築様式建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

関係なさそうだ。


(5) ある文化(または複数文化)を代表する伝統集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。

これも関係ない。


(6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事現存する伝統思想信仰または芸術的文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。

顕著で普遍的アナル思想アナル信仰だ!!さらAVという芸術作品と直接関連している!!



ということで、アナル自然遺産1,3、文化遺産1,6の条件に当てはまるのではないか?

増田アナル普及協会はアナル世界複合遺産への登録をめざします。

2014-06-18

大学生の間に私は成長したのだろうか。

大学生の間に私は成長したのだろうか。


生まれときから世界には完璧という概念存在しており
人間人間であることを放棄しない限り、人間は成長することはないと思っていたので
成長という表現を聞いたとき不快感がずっと存在しておりました。


私の頭の中は、相対評価ではなくて絶対評価であっても、小学生ときがピークでして
それから10年以上、ずっと退化するのに耐え抜くだけの時間を過ごしました。


中学受験塾という環境で過ごして、中学受験しました。

入学した学校は、とある物差しでは関西で5番目くらいの学校
希学園偏差値表で、灘が63、東大寺が61、甲陽が59、洛南(併願)が58、大阪星光が55
(当時は西大和は52、今はもう少し大きな数字だと思います)(女子神戸女学院が54)

星光の入試配点は国語120数学120理科80社会80の(傾斜)配点で、合格最低点は7割
7割というのは高い方(6割が平均的)で、得意不得意が日本一レベルだった私には無駄な難関でしかない。

母数のレベルが低いテストによる合否判定は、得意不得意が異常な私は生涯を通して最高でもE判定しか出ないシステムであり
私は当時からその仕組みが理解できたけど、まわりにいた無能たちはそれすらも理解できなくて話が通じることはありませんでした。

そしてその成績の私には、言及するには心理的抵抗が大きかったのですが、灘や甲陽の配点は国語200算数200理科100で合格最低は6割
私の心の奥底には、星光よりも灘の方が簡単ではないのか(妥協して甲陽)と思ったこともあったのですが
灘も甲陽も兵庫県で、非常に残念なことに星光は家の近所にあるという環境の違いもあったりしまして。

当時の私のテストの答案はいつも同じでして
算数は冒頭から順番にすべて正解、一番最後問題時間切れ。テストは毎週ありましたが、計算ミスもしないのですべてがその結果になります社会も冒頭から比較的には正解率が高かったのですが、正解に自信が持てないので非常に時間がかかり、100点中後半50点ほどは常に白紙での提出でした。
理科物理化学算数に同じ。生物地学は興味がなかったので社会と同じ。
国語文章問題2題が多くて、いつも片方しか読む時間がありませんでした。そして常にクラス最下位。塾全体の公開テストでも下から数人目。
公開テストは600人ほど受けていて、上から10位までは名前が公開されます。(科目ごと+3科目合計+4科目合計)
当時4科目合計で名前が載ってた人は、国際科学オリンピックメダルをとっていたり、当然のように東大医学部に行ったことまでは把握しています。
そして名前が載るのは「S1クラス」という能力クラスでの1番目のクラスばかりになるのですが、
算数時間が足りたことがあって、そのときに「H1」という平均以下のクラス所属で私の名前が載ったことがあります。

すごくどうでもいいですが、能力クラスでは定期的にクラス替えが行われるのですが、私の成績が算数クラストップ、国語クラスビリで安定していて
「H1」という所属クラスってふつうは変動するのですが、なぜか入塾時から小6の途中まですべてH1のままで動くことがありませんでした。
小5までは谷町九丁目教室ではS1からS5とH1からH3、小6からはS0からS8とH1からH6でした。つまりH1っていうのは偏差値では50以下です。
なので志望校として決定されるのは星光になるわけですね。また星光合格者の中では、私が一番下のクラス所属でした。





自分記憶力が残念なので想定外に長くなりました。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

さて、小6の3月から2年間にもなる長期間虐待の日々がはじまりました。

その結果、定期テストの前に、勉強するということもしたことがありません。

中3の時の、通知表の成績は、高校への内部進学の基準になります。

全科目の平均が60点が条件で、テストの点数そのままが通知表の点数になる科目もありますが、
平常点を用意したり、救済措置を用意して下駄を大量に用意すう教師もいます。

学年人数は200人で、毎年学校を追い出されるのは10人とか。他の学校よりも多いと思います中学受験での話を想定外に長く書いたので、少しここは省略します。


日本語を話してくれない教師への反発もあって、中3での通知表成績はビリから2番目の人(50よりは上)よりも10点くらい下です。

T野(体罰数学教師)の数学で、一番はじめて満点を達成したのは、M君ではなくて私だったりします。
名前が汚いからという減点は毎回受けていましたが。

英語のS水(中1中2での担任)も相当無能ゴミだったし、
国語の学年主任(中3での担任)もゴミだった。愛のかけらなどどこにもなかった。


テストのために勉強する、という行為はしたことがなかったですが、テスト最中中学受験時代での私の哲学をただただ耐え抜く日々でした。


そして、私の中には中学受験での自己評価をもとにした学力観というものがありまして

勉強したと言えるような時間は、授業中に教師が答える前に自分脳内で答える予習的学習テスト時間中における、問題作成者との、問題を通したコミュニケーション、その2つだけ。

私は私自身の美しい過去尊敬しており、またそう言えるためだけに命をかけております。


信じるかどうかは好きにすればいいと思いますが、勉強したと言えるような時間は上記以外には特にないまま
高校入試受験するみたいでした。(受け身)


甲陽の高校入試の配点は英語200数学200国語200理科150で、合格最低点は脅威の5割。
西大和高校入試の配点は忘れました5科目で、合格最低点は7割。

西大和高校入試数学レベルが高くても小6レベル以下の問題でびっくりしました。(過去問とかも知らない)計算用紙にポエムを書きました。(計算用紙も提出です)
そういえば、テスト最中にはテストに向かい続けるという呪縛を本当に無駄に守り耐えてきたのですが
さすがにあれなので、問題用紙に脳内ポエムを絞り出す習慣が発生していました。
私の問題用紙に書かれた脳内ポエムの絞り出し、見たことある人いるでしょうか。
その一部は高校時代にやっていたブログに模写投稿されていたりします。


といいますか、私は言葉から行動に移すような経験が一切ないと思います国語という科目が全くわからなくて、表現能力障害者しかないのです。

表現というものに、全く価値を感じる機会が今までずっとなかったのです。
(相手の意思とは関係ない)教えてくれる人間自分視点環境には存在しなかったってことです。


この世に信頼できる人間が1人もいなかった。
そうすれば、こうなります存在する存在空間の、表面結果が表現されるだけで、それだけでしょ。


伝えたいと本気で思える人間が私の前に現れることがなかった。



脱線しましたけど、西大和不合格になりました。人生初の不合格です。計算用紙になんだこの数学はアホかやるきあんのか、って書いたのが相手を激怒させたのかもしれません。

入試の科目で満点とれてるのは西大和数学人生初だと思う。(大学入試では同志社物理センター物理が満点。センター物理って小学生でもry)
(大学入試数学は私は全く訓練がされてないので、同志社レベルでさえ時間足りないです)

そして、甲陽おちた場合、出願は2校しかしていないので、いく高校がないです。

けど合格してた。勉強して合格したわけではないので、何も感じなかった。

自分人生他人事で、どうでもよかった。





人は過去を美化するという表現を見かけることがあります。

この表現意図はこうです。

そんなわけがない、人間なめるな。しかしすべてを説明するのは一生かけてもできない膨大さ。情報努力して絞り、本質的情報を簡略に表現する意図がある。

人間人間であるための努力だ。

そして過去存在しない人たちから言及をそらし、内心ほくそ笑むための表現です。


人間であることを放棄した人が、人間舐めるな。

人間は、人間人間だと信じている人たちだけで暮らせばいいです。(そう信じることしかできないんです。)





脱線の方が長くなってしまいました。ごめんなさい。



高校。高3で人生で初めて、通知表に0がつきました。

英語定期テストで選択問題が初めて0問で、(授業でやった)東大京大等の英訳和訳問題のみだったのです。がんばったけど0点でした。


けど留年とかされても高校にとって迷惑になるので、卒業という形で平和に追い出されました。

中学では宿題をだす教師はいて、平常点が存在しました。
高校では宿題をだす教師はおらず、自分勉強する人たちが自分意志医学部とかにいってた。



東工大大学入試の配点は理数系が68パーセントで、合格最低点は忘れました。(ふつう東大生であれば英語国語0点にしても東工大には合格する程度の合格最低点です)
ちなみに早稲田理工は理数系67パーセント慶応理工は70パーセントです


センター試験本番は現役時が47パーセントで、物理に関しても波長って何?λってなんてよむの?らむだってなに?って思いながら知恵とセンスを絞って問題に正解してました。

浪人した時は、波長とはなにか、λがらむだってよむんだって知りました。

一切の本も読まずに、微分とか極限の解釈でただ単に考え事をしていたら、テイラー展開って表現されているもの発見されました。

数学自分問題をつくって遊ぶことしかしてなくて、浪人時代の1月も2月も一回も過去問とかやらずに

自分問題つくっては遊んでました。

(1)30!の一の位は0である。ここから始めて十の位百の位と順に左に見ていく。最初に0でない数字が現れるまでに連続していくつの0が並ぶか。
(2)(1)において最初に現れる0でない数字を求めよ。
(3)ここで「n!は10^kの倍数である」これをみたす自然数kのうち最大のものをpとしてf(n)=10^pとする。このとき以下の数の一の位の数字を求めよ。
(イ)100!÷f(100)
(ロ)100000!÷f(100000)
(4)100兆の階乗10進法で表示したときから数えて25兆番目にある数字偶数である奇数であるか調べよ。
問題を読んでほしいためこのようにしてみた
→方法論は省略して
100兆(10進法)=101101400兆(5進法)
100兆!÷10^(25兆-2)≡2^(25兆-2)×4!1!1!1!1!≡6
…□6が4の倍数なので□は奇数です



普通電卓を使用して
2の常用対数小数10位の値を求めよ。


とかに関しては、あるごりずむかいうやつっぽい。



AA>Bと同値はA>√BまたはA<-√BまたはB<0(A実数)または-√(-B)<Ai<√(-B)である。ではAA<Bは?


とかに関してはすうがくっぽい。





大学に入ってからも痛感しますが、勉強したことがないので、勉強のやりかたが全くわからない。


環境というものは目には見えない力なのです。



クソみたいな社会に適合してたまるか、という環境も世の中には存在します。

社会に適合化された言葉を使ってしまうのは屈辱でもあります。




なにが世界破綻させているのか。それは現実主義者存在です。

「数学に対する価値観は、誤答を解答として提出したのであれば死刑にすべき」

の意図している意識共通認識となれば、世界平和になるのではないかと思います共通認識共通認識における努力さえあれば、別に死刑にする必要はないです。






いつかきっと、人類が私の意図理解することができればいいなって。


おなかがすきましたね。




http://anond.hatelabo.jp/20140617174318



2014-02-27

ちきりん氏の科学教育論をめぐる議論の本質とは

から7割の人のための理科算数教育 - Chikirinの日記

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20140225

ちきりん氏のお粗末な科学教育論 - バッタもん日記

http://d.hatena.ne.jp/locust0138/20140225/1393341659

「ただの知識」だけ学校で教えてもあまり役には立たない - 脱社畜ブログ

http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2014/02/26/200540

ちきりんさんの科学教育論をめぐる議論がすれ違ってる気がする - 雪見、月見花見

http://snowymoon.hateblo.jp/entry/2014/02/27/000005

結論から書くが、上記の一連の記事は、議論ではない。科学素人であるちきりん氏が、ネット上で科学教育について「素人考え」を述べた。これに対し、科学の心得のある人物が、「それは間違いですから信じてはなりませんよ」とネット上の大勢に向けて注意を促した。それだけのことである、というのが私の結論である

ことの発端はちきりん氏が、氏の考える理想的科学教育について記事を書いたことである。それがなかなか残念な内容であったことから、この記事に対する反論のような記事がいくつか提示されてきた。これらの記事には、相互に「共通する考え」と「異なる考え」の部分が存在する。

「共通する考え」とは、「社会のより多くの人が、科学リテラシー科学的考え方を持つようになるのは良いことである」というものである。「画一的教育ではなく、科学に適性を持つものにはより高度な教育を施し、人材を育成するのは良いことである」というのも恐らく共通している。この共通の考えについては、多くの人が同意できるものかと思う。

一方、「異なる考え」とは、上記の「良いこと」を達成するための方法の部分である特に科学がそれほど得意でないと考えている子供に、「何をどのように教えれば科学リテラシーが身につくのか」ということ。これは幅広いコンセンサスを得るのが難しいところだと思う。子供には個性があり、教育資源は有限である。どのような教育が最大限の成果をあげられるのかは、専門家の間でも意見が分かれるかもしれない。

さて、そもそもの議論の発端であるちきりん氏は、

”「あたしに理科とか数学とか教えるの、ほんとーに時間無駄!」 ”

” 私に必要だったのは小学校レベル理科だけであって、中学高校で、化学物理生物地学などを学ぶ必要は全くなかった ”

と、御自身で仰るほどに、科学には縁遠い人物である科学に関しては全くの門外漢、ずぶの素人であるといえる。また、教育に関しても(よく知らないが)専門家というわけでもないだろう。そうした人物が提示する「科学教育論」の具体論に、果たして検討に値するものがあるだろうか。

ちきりん氏は、「何をどのように教えれば科学リテラシーが身につくのか」について、かなり具体的な内容を記述している。例えば、「台形の面積を求める公式」など、ググればわかるものについては教える必要は無い、リトマス紙も無駄である。それよりも、「リボ払いを選んだ場合の利子の額」や、「副作用のあるワクチンを接種すべきかどうか」などの「生活に役立つ」知識を教えてほしい、としている。しかし一方では、>>科学的な思考とは何か、ということはしっかりと教えた方がいい<<ということも強調しており、多少の科学リテラシーを持つ者から見れば、全体としては破綻した内容に見えてしまう。

このように破綻して、あるいはお粗末に見えるのはなぜかと言うと、それはちきりん氏が科学に関して「素人同然」であるからに他ならない。

科学リテラシーを現に持っている人物は、それを自分がどのように身につけたのか、また他者がどのように身につけるのかについて、いくらか知っている部分があるが、持たない人物はそれを実感として知ることはできない。このように教えられたら身についたかもしれない、という空想しか語りようがないのである

ちきりん氏の記事が全くの無意味というわけではない。氏の記事は、「科学リテラシーを身につけることの出来なかった人物はこのように考えているのだな」という一例を知ることができる、貴重な機会であるといえる。

だが、ちきりん氏の記事を「有害」だと考える人存在する。それはちきりん氏が比較的大きな影響力を持つブロガーからである日本民主主義国家なので、自分の考えとは異なる「間違った考え」を持つ人が増えてしまっては困るのである科学に明るい者からすれば、ちきりん氏の科学教育に関する具体論が「間違っている」ことは明白なのだが、ちきりん氏の言うような「7割」の人たちが氏の考えを無批判に(あるいは自分で考えたうえでなお)受け入れてしまうと、困ったことになるわけである中高生が「ちきりんが言ってたから俺もう理科とか数学勉強しない」と言い出してしまうと親御さんは困るでしょう。

そういうわけで、科学リテラシーのある人物は、半ば義務感にかられながら「ちきりん氏の科学教育論」の間違いを指摘することになるのである。これは議論ではなく、単なる「間違いの指摘」であり、その記事の向けられた相手はちきりん氏ではなく、その他大勢なのである

2014-01-20

センター試験 ホリエモン と ひろゆき の 点数

1日目 ホリエモン

政経 72点  (よこくめ勝仁 84点 東大卒で元議員弁護士のはずなのに憲法関連問題で間違える)

国語 164点 (大森望 159点)

英語 161点 (苫米地英人 20分回答で194点)

コメント:何より苫米地英人存在感がスゴイ。本当に天才だ(脱洗脳

もともと附設の出だった堀江はなんとか8割をキープした。苫米地の凄みが際立つが、ホリエモンもすごい。


2日目 ひろゆき

地学 欠席 (大朝由美子がインフルエンザで欠席のため、その代わりに矢治健太郎が受験 56点)

数1A 欠席 (Tehu 100点)

2B 欠席 (山田真哉 33点 地学解説者の吉永賢一 92点)

コメントひろゆきが欠席するのは当然。吉永賢一はさすが離散の貫禄。

2014-01-15

http://anond.hatelabo.jp/20140114151838

火曜日高校講座の 第17地学 太陽からめぐみでも、水素自動車について同じことを言っていた・・・

旧来の自動車は 化石燃料を燃焼→運動エネルギー だったもの

水素自動車は 発電所化石燃料水素運動エネルギー

大量の二酸化炭素ができて困っていて、それをトマトに与える実験してるとかなんとか・・・

2013-12-21

ロジック・ロック・フェスティバル』と〈古典部シリーズの類似点

はじめに

中村あきの星海社FICTIONS新人賞を受賞したデビュー作『ロジック・ロック・フェスティバル』が、古野まほろメフィスト賞を受賞したデビュー作『天帝のはしたなき果実』と類似していると指摘され話題になっている。『ロジック・ロック・フェスティバル』は星海社ウェブサイトで無期限全文公開されている(http://sai-zen-sen.jp/works/awards/logic-lock-festival/01/01.html)ので読んでみた。その結果『天帝のはしたなき果実』だけでなく、米澤穂信の諸作品との類似点が見られたので検証したい。ちなみに現時点で私は『天帝のはしたなき果実』を未読であるが、これから読んでみる予定である

以前から米澤穂信作品との類似は指摘されていた

読書メーター12月4日投稿されたjinさんのレビューhttp://book.akahoshitakuya.com/cmt/33836748)。

読んだ印象としては、米澤穂信西尾維新になったつもりで古典部シリーズを書いたらこうなるんだろうなと思った文学部員が書いた同人誌と言った感じ。

読書メーター12月11日投稿された×(旧らっきーからー。)さんのレビューhttp://book.akahoshitakuya.com/cmt/34001390)。

米澤穂信とかを目指した結果、残念ながらそこに至らず。そんな印象。

物語構成

まず『ロジック・ロック・フェスティバル』の物語の流れを説明する。以下が『ロジック・ロック・フェスティバル』の章タイトルだ。

  1. 四人の申し分なき閑人
  2. 実行補佐
  3. 回想と回送
  4. モバイルコード
  5. 葉桜の季節
  6. 大脱出
  7. バス班室写真消失事件 前編
  8. バス班室写真消失事件 後編
  9. そして、時は来たれり
  10. フェスティバルフリーク
  11. 健康と対策
  12. アイの告白
  13. それは清き学び舎を妖しく濡らして
  14. さよならコージー
  15. 現場検証
  16. 見捨ていくプリコンディション
  17. 星のお告げと逆転密室(万亀千鶴告発
  18. 失われた血の絆(成宮鳴海告発
  19. 浪漫秘密の抜け穴(衿井雪の告発
  20. 犯人探偵中村あきの告白
  21. 名探偵』の復権(鋸りり子の告発
  22. 顚末
  23. 探偵の動機

全部で23章で構成されている。『ロジック・ロック・フェスティバル』のメインとなる事件は文化祭開催期間中に起きた密室殺人事件だが、文化祭が始まるのは「9.そして、時は来たれり」からだ。ではそれ以前はというと小さな謎解きが2,3あるという構成になっている。具体的には「4. モバイルコード」で携帯メール暗号の謎解き、「6. 大脱出」で閉じ込められた蔵から脱出、「7. 女バス班室写真消失事件 前編」「8. 女バス班室写真消失事件 前編」で写真盗難事件の謎解きが行われる。

次に米澤穂信デビュー作『氷菓』の物語の流れを説明する。以下が『氷菓』の章タイトルだ。

  1. ベナレスから手紙
  2. 伝統ある古典部再生
  3. 名誉ある古典部の活動
  4. 事情ある古典部末裔
  5. 由緒ある古典部封印
  6. 栄光ある古典部の昔日
  7. 歴史ある古典部真実
  8. 未来ある古典部の日々
  9. サラエヴォへの手紙

この章タイトルだけではどんな物語かわからない。『氷菓』のメインの物語ヒロインである千反田えるの叔父、関谷純が関わったと思われる33年前の事件を解明することであるしかし、その謎がはっきりするのは「4. 事情ある古典部末裔からであり、「2. 伝統ある古典部再生」では千反田える地学講義室に閉じ込められた謎解き、「3. 名誉ある古典部の活動」では、ある本が毎週借りられている「愛なき愛読者」の謎解きが行われる。

はじめに小さな謎解きがいくつかあり、中盤からメインの大きな謎解きになるという物語構成は特定作家専売特許ではない。であるが『ロジック・ロック・フェスティバル』と『氷菓』の物語構成が類似していると指摘するのは間違いではないだろう。

ヒロインのお屋敷にはじめて行くシーン

ロジック・ロック・フェスティバル』の「6. 大脱出」では、主人公中村あき)がヒロイン(鋸りり子)の家をはじめて訪れるシーンが描かれる。これを『氷菓』の「6. 栄光ある古典部の昔日」で、主人公折木奉太郎)がヒロイン千反田える)の家をはじめて訪れるシーンと比較したい。

 目に飛び込んできたのは圧巻の庭園だった。手入れの行き届いた刈り込まれた木々。配置を整えられた岩。雨粒を受けてなお静謐を湛える。その中を悠然と泳ぐ色とりどりの錦鯉。そしてそれらを統べるかのように鎮座する絵に描いたような日本家屋。その向こうには立派な蔵も見えた。

 道なりに設置された飛び石を歩きながら息を呑む。家柄でここまで住む世界が違うものなのか。自身の境遇比較すると、少しばかり悲しい気持ちになってしまう。

(中略)

 唖然としているうちに僕は言われるがまま三和土で靴を脱ぎ板張りの廊下彼女に説明された通りにんでいた。


ロジック・ロック・フェスティバル

 広大な田圃の中に建つ千反田家は、なるほどお屋敷と呼ぶに相応しかった。日本家屋らしい平屋建てが、生垣に囲まれている。水音がするところを見ると庭にはがあるらしいが、外からは綺麗に刈り込まれたしか見えない。大きく開かれた門の前には、水打ちがしてあった。

(中略)

 無視する。門をくぐり飛び石を飛んで、玄関先のベルを鳴らす。

(中略)

 石造りの三和土で靴を脱ぎ、千反田に先導されて板張りの廊下を進む。


氷菓角川文庫版、135~136頁

太字で示したのが二つの作品で完全に一致した箇所である。いくつか単語が一致しているが、文節単位での剽窃は行われていない。単語の一致も同じ「日本家屋を初めて訪れたシーン」を描いたのだからあって当然だ。むしろ庭園に入ってから周りを描写している『ロジック・ロック・フェスティバル』、生け垣の外から庭をうかがっている『氷菓』という点が大きく異なる。

そもそも、高校一年生のヒロイン日本家屋の豪邸に住んでいるという設定がめずらしいが、かといってこの設定が特定作家専売特許というわけでもない。

氷菓』において、千反田える日本家屋の豪邸に住んでいるのは、千反田家が桁上がりの四名家といわれる名家からだ。『ロジック・ロック・フェスティバル』において、鋸りり子が日本家屋の豪邸に住んでいる理由は説明されない。家柄は明らかにされていないし、両親も学者だ。一般的学者であれば豪邸を建てるほど高給とも思えない。シリーズ化されこれからの作品で明らかにされるのかもしれないが、現時点では主人公たちが閉じ込められる蔵を登場させるためぐらいしか物語必然性がない。背景が説明されないので、どうしても取ってつけたような印象を受けてしまう。

主人公ヒロインが閉じ込められるシーン

ロジック・ロック・フェスティバル』の「6. 大脱出」で描かれる主人公ヒロインが閉じ込められるシーンは、〈古典部シリーズの4作目『遠回りする雛』に収録されている短編「あきましておめでとう」と類似点が多い。例えば、どちらも冒頭に閉じ込められている主人公述懐を置き、時間を巻き戻す形でなぜ閉じ込められることになったのかを記述する形式をとっている。

あらすじはひとことでまとめると以下のようになる。

具体的に『ロジック・ロック・フェスティバル』では、

具体的に「あきましておめでとう」では、

となっている。

以下、『ロジック・ロック・フェスティバル』におい主人公中村あき)とヒロイン(鋸りり子)が小屋(蔵)に閉じ込められるシーンと、「あきましておめでとう」におい主人公折木奉太郎)とヒロイン千反田える)が小屋納屋)に閉じ込められるシーンを比較したい。

 目が慣れてくると、そこは本当に本の山だった。本しかないといってもいいくらい。備え付けの本棚に、そこらに積まれたボール箱に、ぎっしりと詰められた本、本、本――今すぐ古本屋が何件だって始められそうだ。

 りり子に案内され、その後ろに付いていく形で奥の方に歩いていく。中はそれほどの広さでもないようだったが、薄暗さと障害物のように設置された本棚のせいで、なんだか迷路に迷い込んだような眩暈感があった。

推理ものは確か……」

 一応分類されているのだろうか。背表紙を見流す限りでは全く統一感がないような気がするぞ。

 と、その時。

 ぎぎぎ、と何か引きずるような音がして、室内の明度が明らかに落ちた

 なんだろう?

 りり子も一度こっちに振り返り、異変があったことを確かめ合う。

 そして二人同時に思い当たった。

 扉が閉まったのだ。そんな当たり前の結論に到達するのにいやに時間がかかった。

 慌てて扉の方に引き返す僕ら。見るとやはり扉はぴっちりと閉められていた。風やなんかであの重い扉が閉まるだろうか。疑問に思いながらも、とりあえず僕は扉に近づいて手を掛けてみる。

「……あれ?」

 開かない。まさか

 がちゃがちゃがちゃがちゃ。

 扉の外側から響く、金属が打ち付けられるような硬質な音。

 いやいや、冗談でしょ?

「鍵が……閉められてる……?」

強く揺さぶってみると扉はほんの薄くだけ開いた。その間から無慈悲にも完全に閉じられた錠が覗けて。


ロジック・ロック・フェスティバル

 闇の中に手を突き出し摺り足で進んでいく。目が慣れればもう少しマシになるのだろうが、いまはこうしないと危ない。そろそろと奥に進み、手に酒粕が当たらないかと気をつけてみるが、どうも手ごたえがない。

「簡単なお使いかと思ったら、なんだか面倒なことになってきたな」

「あの、折木さん」

 いつの間に近づいてていたのか、千反田が俺のすぐ後ろで名前を呼んだ。背後でアルミドアが風に吹かれて閉まってしまい、納屋の中はいっそう光が入らなくなった


『遠回りする雛』角川文庫版、218~219頁

「おう、開いてるぞ」

 そして、なにやら不吉な、がこんという音。

「え? いまのは……」

 とピンと来ていない千反田。俺はすぐさまドアに、暗くてよくわからないので正確にはドアがあったと思しき場所に飛びついた。アルミノブの、冷たい感触はすぐに探り当てられた。

 しかし。

 がたがたと揺れるだけのドア。オレは千反田を振り返る。千反田の輪郭もはっきりしないけれど、なぜか、心配そうに小首をかしげるやつの顔が見えたように思う。

「どうしました?」

 どうせ見えないだろうけれど、肩をすくめてみせる。

「閉じ込められた」


『遠回りする雛』角川文庫版、221頁

 まず、このドアが閉められている構造をもう一度考える。このドア自体には鍵はない。だから強く押せば、ほんの少しだけ開く。それ以上開かないのは閂のためだ。


『遠回りする雛』角川文庫版、228頁

今度は先程と違い完全に一致する箇所ではなく、同じ事象を別の表現にしている箇所を太字にした(そもそも完全に一致する単語ほとんどない)。非常に似通ったシーンを描いているので、一致している箇所がいくつかあるが、文節単位での剽窃はおこなわれていない。

違和感があるとすれば『ロジック・ロック・フェスティバル』において、「扉はほんの薄くだけ開いた」という点だろう。「あきましておめでとう」では脱出が困難なことを示すために閂がどのようにかけられているか仔細に描写されており、「強く押せば、ほんの少しだけ開く」というのも話の流れから違和感がない。一方の『ロジック・ロック・フェスティバル』においては、どのような扉なのか、どのように錠がかけられているかは具体的に示されておらず、一般的な扉と錠であれば扉が薄く開き外の錠が覗けるというのはおかしい。

「あきましておめでとう」では、折木奉太郎脱出するために様々な方法を試す。そこにはどうやって脱出するのかというハウダニットの愉しみがあるが、『ロジック・ロック・フェスティバル』では、早い段階で窓から脱出できることがわかっている。謎解きの興味はほとんどなく、むしろそれまで葉桜仮名先輩一筋だった主人公中村あき)がヒロイン(鋸りり子)を女性として意識するシーンとして描かれている。

私感

ロジック・ロック・フェスティバル』と〈古典部シリーズ両方を読んでいる私としては、影響は受けていると感じた。しかし、文章の剽窃など著作権法違反に問われるような箇所はないと判断していいだろう。他にも中学時代探偵していたが、とあることをきっかけに探偵することをやめたという鋸りり子の設定が、〈小市民シリーズの小鳩常悟朗の設定と類似するなど気になるところがあるが、それはまたの機会に検証したい。

2013-12-10

受験雑談

予備校中学受験塾、あるいは小学校「お受験塾」の

 誕生から発展、競争歴史を解説している本って、あるのかな?

 「予備校御三家の興亡史」とか「浜学園希学園怨念の対決」とか

 「なぜTOMASは衰退し日能研は躍進したのか?」とか、

 200ページ程度の本にまとめされてもいいと思う。

予備校に限らず、受験産業教育産業歴史を総括した本があってもいい。

 「旺文社黄金時代と、その後の衰退」とか

 「オバチャンから介護へ転身した学研史」とか

 「個人情報入手でのし上がった福武ベネッセ」とか。

予備校学習塾教育産業の「歴史学」もいいが、

 「地理学」もあってもいい。

 特に首都圏ミクロ地理学

 「なぜ早稲田アカデミーは●駅に進出し、○駅に進出しないのか?」とか、

 「河合塾ターミナル戦略」とか。

★というか、首都圏おいて、消費者向け企業が、どの駅圏にブランチを構えるのか?

 というのは、立派な地理学の一カテゴリだと思うのだが。

 そういう「B To C産業の立地学」というのを研究している学者はいないのかな?

2013-09-08

バイオから文系公務員に行った俺が後悔と反省愚痴を記す

連日の欝と気持ちが混乱してままならないので,考えをまとめるためにもここに記す。書きかけだけど保存のやり方もわからいからとりあえず晒す。書いてみて思ったのはやはり俺が愚か者であったということだ。でもまだあがくことはやめないつもりだ。

・友人関係を経つことで追い詰められて無いだろうか?

確かに友人を話すことでストレスを発散したいと思ったことはある。でもそんな腹割って話せる友人なんていないのだ。俺は相当捻くれ者だから,捻くれ者の友達しかできないが,捻くれ者の同士は友情に発展しづらいのだ。大体俺は上辺だけの付き合いができない。群れるために使う時間が惜しくて仕方ない。親友自然にできるものだと思っている。でもそれは結果を残した人間けが言える言葉だ。試験の一つも突破できない俺のような者が言っても弱者社会的言い訳しか聞こえない。人から見ればただのコミュなのだ

コミュ症でも生き残れる生き方をすべきではないのだろうか

そうだ。同類が多い場所に行けば道も開けると思って今回転職に踏み切ったのだ。思えば今の職場は少し早まったかもしれない。公務員浪人でもして1年で合格すれば今頃こんな苦労しなくて済むのだ。しかし空白期間は親が許さなかった。大学同期の目線や,内定取得圧力とでも言おうか,煽られ仕事を得るプレッシャーの元何が何でも就業しようという気持ちだったから仕方ない。反省するならば新卒カードを糞ったれの公務員なんかに使うべきでなかったのだ。全く俺には先見性の欠片もない。楽な方楽な方に逃げてきた結果なのだ。そして次もまた楽な方に逃げようとしていた…失敗したけど。

大体俺は理系出身文系職場では形見が狭い。文系公務員の,世の中に興味を持たずに生きていられるのか本当に不思議しょうがない奴らはバイオ就職難のことなんてちっとも知らないから(まあ当然かもしれないけど),嫌味たっぷりに言ってくるのだ。「理系なのに勿体無い」と。「頭いいんでしょう」「なんでここに入ったの」って,それ婉曲にお前はこの職場相応しくないって言ってるように聞こえるんだよね。実際中年管理職からは嫌味言われますよ。でもそれお前ら何もしてなかったコンプのせいでしょう?本当に頭のいい人達知らないから,ちょっと管理職きどって増長してるからそういうこと言えるんでしょう?俺は大学の顔に泥塗ってる気分ですよ。

職場愚痴

研修の一つもまともに受けず,仕事人間関係がすべてだと思っている。偉い学者の言ってることなんてテレビでアホな芸能人が「何言ってるか分かんね」位に思ってるから仕事に役立つとは思っていない。それどころか学説法律真剣に学ぼうとするもの異端視する始末。中学校で底辺が真面目に勉強をしてる奴の足を引っ張ろうとしている姿そのもの

バイオが悪いんだよ!

気分が悪くなってきた。認識したくない。新卒カード有効に切れなかった俺が悪い。もっと考えて行動すべきだった。でも同期といえばSEMRCRO金融教員ときたもんだ。研究開発職少なくね?その中で,公務員という選択肢はありだったんだよ。俺のようにコミュ症で,面接不得意で,勉強も大してできない奴にはさ。でも公務員筆記みたいにコツコツやるのは得意だぜ。筆記だけは勉強時間が非常に少ない中それなりにとれたからな。だからもし,俺が工学部にいれば…って何度も思ったさ。負け惜しみだけど,工学部ならある程度のメーカーは入れただろ。バイオのこの感じは何だよ。あんなに実験勉強時間費やした俺を含めて学生の報われなさと言ったら…!数学科物理地学も同じか?でも偏差値就職釣り合わなさはバイオが上だろ!生物簡単だから?いやいや,費用効果ワーストだろ。潰せよこんな学部生物なんて教養に入れて大学院からでいいじゃん。一本化する意義が見いだせないよ。結局大学就職させてナンボなんだよ。純粋学問?思考方法?いやいや,世の中の人間が求めてるのは結果だよ。バイオ就職キツイから大学院工学部いきなさいってキャンペーン張れよ。大学生馬鹿って煽るんならそれくらい教えろよ馬鹿バイオって面白いんだよ。夢もあるし。でも世の中がまだ必要としてないんだよね。

仕事情熱を傾けたい

良いよね,好きな仕事につけてる奴は。え?そんなやつ少数だって?でも好きになってる人もいるでしょ。問題は俺が今の仕事になんの価値も見いだせないってことだ。だって,他人の給与計算とか休暇の管理なんてつまんなくない?ローテーションまで待てって?知ってる限り次もそんなんばっかだぜ?じゃあなんで公務員になったのさ。いや,社会に役に立つとか,市民との触れ合いかとかで満足感が…ねーよ。ちょっと就活の時は熱っぽくなってた。冷静に見たらやってる仕事の大半は仕事のための仕事だし。市民もアレな人ばっかりだし(そもそも普通の人って役所あまり利用しないよね)。リアルにサボってる職員多いし。市民から感謝よりクレームが多いし。これでやりがいなんて持てる?サボってる職員は首にしろよ,老害てめぇだよ!勤務中に抜け出すなよ!仕事のための仕事税金無駄だろ!合理化しろよ!ITしろよ!女は服装舐めすぎなんだよ!研修仕事目的はって聞かれて金のためって答えるのやめろよ!こんな雀の涙でお前は満足なのかよ!しか残業多すぎて自分時間もねぇよ!でもそれなのに真面目にやってる奴はいる。俺がつまんないと思っている仕事も熱心にやってる奴はいる。大抵そういう奴は大学まで野球やってましたとか体育会系。本当にクソ真面目に仕事してる。ああ,こういう奴がクソ真面目に出世して役に立つんだろうなぁ…と。そりゃ体育会系重宝されるよね。俺氏も見習えば?って,そうだよね。その通りだよ。コピー取り一つでもプロを目指せってね。そういう奴が仕事を貰って……楽しい?一生コピー取りの延長してんの?コピー取りでも一生懸命なんて吹聴してるの,誰だよ。俺は無理だよ。雀の涙のために働いてます!って言う同期とか,難しいことわかんねぇのが格好良いと思ってる中学生並みの先輩とか,男に色目使うのが生きがいみたいな女とか,仕事人間関係が全てっていう上司とか。仕事サボって笑ってる団塊老害とか。ここで出世することにも価値を見いだせないよ。ならコピー取りする意味もないし,でも雀の涙だけじゃつまんないし。家族作ればお前も変わるよ,って?変わんねぇよボケ!あと10年は絶対結婚しねぇよ。俺は何でも拘る人間なんだよ,仕事もできないくせに偉そうにって?体育会系の一部になれよって?…それはさすがに二十云年生きてきて無理だって分かってるんだよ。集団の一部になることがどれほど辛くて惨めか,価値の見いだせない穴掘りに今後の人生かけられるか?拘って生きたいって足掻いてる奴がこの世に沢山いるか高学歴ワープアとか,◯◯くずれとか,夢破れてって物語があるんだろ?俺からしたら今の職場は死んでるよ。じゃあ夢でも追いかけてみろよって?

・夢おいかけること

おいかけることほど幸せな時はないよ。誰だって活き活きと語ってるその姿,何よりも美しいよな。俺も今の職場を抜けだして夢を持って仕事をしたい。地に足なんて糞食らえだよ。ここで弾けられたらどんなに幸せだろうか…成功者言葉なんて聞いてると見が引き裂かれるような思いをするよな。次に自分の惨めさが哀れになる。俺割と重症だよな。頭の中もまだモラトリアム真っ最中だよ。でも一方で失敗が怖いんだよ。世間体とか考えちゃうし。何年もオーバードクターしてる先輩とか,バイト先で声優とか作家目指してフリーターやってる高齢とか,カフェ演劇について語ってる無名芸術系大学生とか,公認会計士とか司法試験崩れとか。夢叶える素晴らしさについて知ってる一方,彼らの事も知ってるから素直に夢を賛美できない。彼らは確かに輝いてるさ。実験に夢中だったり,ゼミ修士なじったりする姿は生き生きとしてたよな。でもさ,そのせいで彼女がいなかったり,任期の話になるととても見ていられない顔したりするのは正直こっちも見ていてキツイよ。まあ,俺の周りに実力者がいないっていうことかもしれないけどね。お前が言うなって感じだけど。成功者はさ,意外と地に足がついたキャリア指向してるよね。みんながみんなポスドクとかデッドオアアライブみたいなことしてないもんな。

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