はてなキーワード: 在庫とは
株式会社ジャパーン。
安倍社長の抜本的業績改善策が功を奏し、水面下に沈んでいた会社の業績に光が見えてきた。
ここ数年見向きもされなくなった海外企業からも熱い視線が寄せられ、ライバル企業からもやっかまれる。
海外の一流雑誌にも安倍社長の似顔絵が表紙を飾った。社員の給与は極々一部しか増えていないようだが、
先行きは決して暗くないと一部のひねくれ社員以外は考えているようだ。
そんな時、事件が起こる。
麻生副社長(経理部門のトップでもある)がZ銀行からの警告に従い、歴代の馬鹿社長達の失敗によって累積した
会社の赤字をできるだけ早急に返済するため、販売している商品の一斉値上げを予定通り行うよう要望したのだ。
「やっと競争力がついて値段を少しずつ引き上げられるようになった現状で一斉値上げをしたらまた売上が減ってしまう」
会議を開いて形ばかりの検討もしたが、結局一斉値上げは予定通り今年4月から実行されることに。
安倍社長の記者会見前に一斉値上げを断行するとのメディアの報道が流れてしまうという珍事もあった。
余談ながら、一斉値上げは野田前社長(現在は社外相談役)の積年の願いでもあったらしい。
そして4月が訪れた。
ジャパーンの業績はどうか。出先調査をしてみると確かに売上は落ちているようだ。しかし業界新聞の報道は
麻生副社長含め「よし!なんとかいける!」と気合が入る。Z銀行も満足顔だ。
なんとかいけるのではないか・・
との空気が社内にも広がる。アナリストの業績予想も売上落ち込みは軽微との評価。
「今回は想定外の影響もなさそうだから、本当になんとかなるのではないか・・・・」
上層部がそう思った矢先、売上の実態が徐々に判明しはじめる。5月、6月と悪化を示すデータが報告されたが、業界新聞の報道は「想定内」
の一言。それを鵜呑みにしたのか分からないが、本社の判断も想定内で据え置かれる。だが見通しは甘かった。出荷が減り、在庫が膨らむ中で
生産を減らしたにも関わらず、7月のデータでは在庫が膨らみ続けていることが報告されたのだ。
結果は震災時に匹敵する売り上げの大幅低下。年あたりに直すと6.8%の減少というのは痛い。
そういえば同じような事があった。17年前の橋本元社長の事だ。あの時も今ほどではなかったが、o銀行(z銀行の前身)からの勧告に従って一斉値上げを行った
結果は売上の大幅低下。その後ジャパーンは品物の値段を17年間そうじて引き下げ続ける羽目となった。
17年前の4-6月期の業績データを確認すると、年あたりに直して3.5%の減少。17年前と比べると値上げ幅は今回の方が大きいので影響は深刻ともいえたのだが、やはり
そうした見通しを裏付けた格好だ。
アナリストの業績予想は当初4.8%減といったものだったが、7月時点の情報から彼らは素早く予想を引き下げており「想定内だった」と涼しい顔。
中には気をまわしたのか9%を超える売上減を予想したところもあったようだが、それはそれとして。ともあれ知らぬうちに何事もなかったかのように進んでいく
さて6.8%の売上低下という厳しい結果に注目が集まる。
「わが社の1-3月期の決算をみると大幅黒字だった。4-6月期の決算は大幅赤字となったが、だがこれらは特殊要因によるものだ。1-3月期と4-6月期
の決算を平均してみれば、実は昨年10-12月期よりも良い結果だ」
四半期決算の話のはずが、なぜに半期で比較するのかというツッコミが出てこない所がメディアらしいが、4-6月期の決算が悪かったのは既に過去の話で
あるともいえる。
「今後の先行きはどうなのか?」との記者の問いに対する甘利常務への発言に注目が集まる。
本当に対策はあるのだろうか?
甘利常務は少し間をおいて答えた。
「4-6月期の決算は悪かった。だがアナリストの予想によれば、7-9月期の業績予想は4-6月期の決算の悪化を反映して
当初予想以上に改善すると見込まれています。一斉値上げ断行をみこして今年1月に販路開拓策も講じています。
多分大丈夫でありましょう。」
・・・・
・・・・
今年1月の販路開拓策が4-6月期に間に合わなかったことの責任をどう考えるのかという疑問はあるが、株式会社ジャパーンの先行きはどうなるのだろうか?
社長室の菅室長は安倍社長体制をあと3年くらいは続けたいようだ。経済音痴の石破専務が社長にでもなったらジャパーンの経営は再び右肩下がりとなるだろうと
いうのが大方のアナリストの見通しの模様。
「Z銀行としては、ぶっちゃけ社長なんて安倍でも石破でも甘利でも誰でも構わないんです。ただ一斉値上げをしてくれればね。」
来年10月にふたたび一斉値上げを行うとの報道もあるようだが、株式会社ジャパーンの行く末は?
本社前を物憂げに歩いていた野田前社長(現在は社外取締役)に聞いた。現状をどうみているのか。
「私は安倍君が心底うらやましい。なぜって? 一斉値上げをした社長は歴史に残る。竹下さんしかり、橋本さんしかりだ。安倍君は一斉値上げを二度もやることを
予定しているのだからすごい話だよ。・・でもね、それは私がZ銀行さんの協力をいただきながら計画した話。もっとそこんところを強調してもらわないと、私の事を
皆が忘れてしまうじゃないか。」
安倍社長は新たな経営計画の策定を指示しているようだ。形だけのような気もするが、再び経営コンサルタントを集めて会議を開くらしい。
時給は950円前後と悪くないのだが、高校生から働けるのがネックか。
テーブル裁きも悪く、とにかく客を待たすが悪びれもしない。
牛丼店なら務まりそうな人材をなぜ平均800~1000円クラスの店舗で使うのか疑問。
何回行っても人材が悪い。パッと見ても上下関係がなさそうで指導が行き届いていない。
レジに入ると必ずテンパっており、こちらにまで焦りが伝播するほど。
ホールだけではなく、時々とんかつが生焼けで不安を覚えることもある。
ご飯がおかわりできるYの方がよっぽどマシである
実例
http://www.nandemo-best10.com/f_restrant-family/z100.html
2位 電気屋Y
サッと買ってサッと帰るのが最も困難な店。
どこかから急に連れて来られたようなキョロ充がハッピを着て立っている。
値段を聞けばどもりながら端末を弄くりだす。
可能な限り目を合わさず、話しかけられているのを避けている。
値段はそこそこ安い事が多いがカカクコムを見せると過剰に嫌がる。
ポイントを強引につけて貰えるように交渉するとだいたいいけるが、下っ端に話しても全く進まない。
偉そうなおっさんを捕まえて現金を見せながら話すまでが時間がかかる。
安いんだから買いに来たんだろ?という態度からか買って良かった気分を根こそぎ奪っていく、
実例
http://matome.naver.jp/odai/2138711370471813401
客をカネを落とす動物だと思っている様子。
在庫その他を聞こうものなら不機嫌になりとにかく客を待たせる。
自分自身がオタクに対応してあげているという上から目線をヒシヒシと感じる。
もちろん、中学生など子供も相手にしなければいけないのだろうから
ある程度は上から目線でも構わないし、子供に叱るような言い方でもいいかもしれない。
でもそれを補うほどの柔軟な対応は一切行わない。
会社が売ってやっている、お前はカネを払う立場という考え方が透けて見える。
1分でも遅れたら追加料金という姿勢。
なら撮影前にチェックして断れよと思うが、事を荒立てたくない姿勢が非常に感じ悪い。
金を払わせて一瞬でもスタジオに入って撮影さえれば返金しなくてもいいという考え方なのだろう。
批判だけしても何なので接客の良い店も述べておく。
電気屋 B(Yよりも確実にいい。)
商品を少し抱えているだけでかごを持ってくる、悩んでいると相談に乗ってくれる。
主に20~40代の男性と30前後の女性が多く、冷静で真面目な接客が好印象。
一つの商品に対して、多くのブランドを扱っていることが多く品切れも少ない。
あとはホテルのラウンジ全般・中級以上のデパートコスメ/デパ地下全般、ジャンルで一番店舗の多いお店(コーヒーSやチョコレートGなど)
Yahoo!を匂わせる『ワイモバイル』とかいう名前になってしまうらしい。
某社長の「殺りましょう」でコスパ最強の芋場データ通信プランが改悪されてしまう前に、その素晴らしさを紹介したい。
オススメのプランは『EMOBILE LTE( http://emobile.jp/charge/emobilelte.html )』
プロバイダによりけりだが、月額3600円ほどで10GB/月の高速通信が可能だ。
例えば『Broad EMOBILE LTE( http://broad-lte.jp/em/price.php?refParts=header )』というプロバイダなら、初期費用13,606円、月額3085円で契約できる(端末代、事務手数料、消費税込み) 24ヶ月縛りなので、初期費用を24で割って月額利用料に加えると毎月3,651円で利用できることになる。
同じイーモバイルの料金プランでも『EMOBILE 4G( http://emobile.jp/charge/emobile4g.html )』はイマイチ。
実行速度と料金は『EMOBILE LTE』とさして変わらないのに、月の利用限度が7GBなのだ。
『EMOBILE 4G』対応端末だと勝手に利用回線が『4G』に切り替わってしまい、7GB/月の制約を受けてしまう。
『EMOBILE 4G』非対応で最も電池持ちが良く、Wi-Fiの通信速度も速いのが『GL06P( http://emobile.jp/products/gl06p/ )』だ。
某社長が芋場データ通信プランを公開レイプする可能性については冒頭で触れた。
かてて加えて、『EMOBILE 4G』非対応端末は在庫が払底しつつある。
今が買いだゾ。
というか自炊が一番いいというわけでもないしね。
学生時代を通していろいろ試行錯誤してきた結論として自炊とその他のメリットデメリットはこんな感じだと思う
・食材の選定、まとめ買いなどの工夫によっては費用を安く抑えられる
・慣れないうちは失敗する可能性がある
・外食とか買い食いと比べて安い。料理によっては自炊と同じものを作るよりも安い。
・毎回同じ味では飽きる。
・人に物食わしてるだけあって、ある程度以上は美味しい。二郎みたいな人を選ぶ系もあるけどまあ大体は大丈夫。
・早い。お金払えばあとは座ってるだけで飯が出てくるという楽チンさ。
・高い。毎日外食してたらいつの間にかお金がなくなっている。かといって牛丼屋ばかりでは外食のメリットが減るしそれほど安くもない。
・外食より安い。レトルトよりは高いが、少し贅沢した自炊よりは安くできる。
・時間がかからない。外食ですら、店に行って料理が出てくるまで待ってそれからやっと食べられるが、弁当買い食いなら帰宅途中にスーパーによって家で食べれば余計な時間は5分で済む。
・栄養が偏る。個別具体的にはスーパーとかで売ってる弁当は塩味がきつくて毎日食べるのは無理だった。
・ごみが沢山出る。
・味。特に安い弁当は閉店間際の売れ残りであるからして、米は硬く野菜は萎びていて不味い。売れ残りでなくてもまあ安い弁当の時点で大したこと無い。なにより作ってから時間がたっているのが痛い。
結局食事に関する大きいパラメーターは、「味」「金」「時間」「栄養」なので、各人が重要視する要素を取り入れた食生活を送ればよい。(その他「楽しさ」とか「スキル」とか「環境」とかもあるけど他の要素が満足できてから考えればいい。)
さらに言えば自分にあった食生活を送るためには、いろんなやり方をミックスさせる。
自分は『金≧味≒栄養>時間』だったのと弁当買い食いは無理だったので、結局今は自炊とレトルト系の混ざった食生活を送っている。ポイントとしては自炊でもなるべく手を抜けて金のかからないレパートリーを増やすこと、保存食を活用して不良在庫をなくすこと。レトルト系を使っても多少調理に手を加えたり自炊と組み合わせることとか。外食はたまにする。
人によっては、主食は弁当にして野菜だけ買っておいて毎日食べてもいいかもしれないし、米だけ作っておかずは外で買ってきたりとかも良いかもしれない。
最近、秋葉原界隈の企業や店舗に、以下のような文書が出回っている。
さて、当社は、昭和37年からJR秋葉原駅前に地上8階建てのビル「秋葉原ラジオ会館」(通称:「ラジオ会館」)を所有し、ビル賃貸業を営んでまいりました。
平成23年6月、当社は第三者のご要請を受け、当該第三者が中心となって新設した別会社「株式会社ラジオ会館」(東京都千代田区外神田一丁目2番13号、代表取締役篠原弘美)に一部出資をし、以後、同社に対して当社の登録商標である「世界の秋葉原ラジオ会館」「秋葉原ラジオ会館」「ラジオ会館」「ラジ館」などの名称を使用して商品を製造・販売し、電子商取引をすることなどを許諾する商標権使用許諾契約を締結いたしておりました。
しかしながら、当社は、このたび事情により、平成26年1月21日をもって「株式会社ラジオ会館」との間の上記商標権使用許諾契約を解除いたすとともに、直ちに上記当社登録商標の使用の禁止を同社に通知いたしました。
つきましては、もとより当社(「株式会社秋葉原ラジオ会館」)と「株式会社ラジオ会館」とは全く別個の法人ではありましたが、上記商標権使用許諾契約が終了いたしましたことをご通知申し上げ、当社と「株式会社ラジオ会館」とを混同されることが今後もございませんようご留意いただきたくお願い申し上げる次第です。
当社は、現在、上記ビルの建替工事を実施しており、お取引様及び関係者の皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、7月20日グランドオープンの予定ですので、今後ともよろしくご交誼の程お願い申し上げます。
まずは取り急ぎ用件のみにて失礼いたします。
一部の人間は「秋葉原に流布された怪文書」として楽しもうとしているが、これは誰かの陰謀でもなんでもなく、秋葉原に四半世紀以上に渡って居を構え、秋葉原好きなら誰もが知っている「秋葉原ラジオ会館」の所有会社「株式会社秋葉原ラジオ会館」から出された正式な通達だ。
この文書から分かるのは、ここには、長い歴史を持つ「株式会社秋葉原ラジオ会館」(以降、本家とも呼ぶ)と、3年前に設立された「株式会社ラジオ会館」(以降、分家とも呼ぶ)の二つの異なる会社が存在し、今年の頭までは本家が分家に対して商標権使用許諾を与えていたが、これが解除された、という状況と、どうやら本家は、分家の行っている活動を「迷惑」だと感じているようだ、ということ。
今月、「ラジオ会館」は建替工事を終了し、7月20日にはグランドオープンを控えている。何故この状況で、上記のような通達がなされたのかを考えてみる。
文書にもある通り、今から52年前の1962年、「秋葉原ラジオ会館」は秋葉原最初の高層ビルとして秋葉原駅前に誕生した。
詳細な経緯は要望があれば書くが、秋葉原の古いイメージである電子部品屋のメッカ「秋葉原」は、戦後の混乱に乗じて乱立した多様な露店の集合体、いわゆる闇市の延長線であった。この集合体には、他の類似する地域コミュニティと同様に、日々発生する様々な面倒事を解決するために不可欠な「元締め」という存在が必要だった。この物理的な力を持つ「元締め」と、金銭的な力を持った、ある「資産家」が出会い、GHQが露店の排除命令を出して限界を迎えていた秋葉原を、今度は「縦」に展開する秋葉原初の高層ビル「ラジオ会館電化ビル」構想が立ちあげられた。これが「秋葉原ラジオ会館」の歴史の始まりである。
ちなみに、ラジオ会館と言えば、周囲の景観を損ねるとまで言われつつ秋葉原の顔として定着した巨大なネオン看板が有名だが、あれは2001年8月に初めて設置されたもので、同8月に、有名な「パーソナルコンピュータ発祥の地」のプレート設置も行われた。ラジオ会館の歴史を語る上で重要なアイテムだが、その長い歴史の中では二つとも比較的新しい部類に入る。
そして、設立から50年以上、「秋葉原ラジオ会館」は秋葉原に在り続け、ラジオ・無線、パーソナルコンピューター、アニメ・フィギュアの興隆と、日本の文化成長に合わせて目まぐるしく変わっていく秋葉原に、時には保守的に、時には攻撃的に対応し続けて来た。多くの秋葉原ファンからは、「今の秋葉原を凝縮している」「秋葉原に来た際はまずここに来る」という評価を得て、今現在でも秋葉原を象徴する必須の存在となっている。
しかし、秋葉原ブランドの最たるもの、という評価も受けながら、本家「株式会社秋葉原ラジオ会館」は、賃貸業者以外の何者でもなかった。日本のポップカルチャーが世界から注目され始め、アニメ、ホビー商品が溢れる秋葉原が「ポップカルチャーの聖地」と呼称されるようになっても、秋葉原を象徴する存在である「ラジオ会館」は、ただそこに在り続けるだけだった。
そこに目を付けたのが、上記文書に「第三者」と書かれている人間だった。
当初、「第三者」は別の目的で本家にアプローチしていた。その目的は、老朽化したラジオ会館ビルの建替工事の受注だった。ラジオ会館ビルの建替の必要性は、実は、ある理由で相当昔から発生していたのだが、ここも詳細は省く。しばらくして「第三者」は、本家からの依頼を受け、ラジオ会館のテナントに対し、ビルの老朽化を理由に退去要請を始めた。2010年9月には、一部マスコミによって、老朽化を理由にした「ラジオ会館」の建替工事計画が報じられている。
さて、不動産関係者なら分かるが、不動産の業務の中で最も難しい部類に入るのが、こうした雑居ビルのテナントに対する退去要請である。ビルの建替工事には付き物の業務だが、様々な状況にあるテナントの説得には、非常に高いスキルが必要だ。昔、バブル期に暗躍した地上げ屋が起こした様々な事件が、その難度と複雑さを物語っている。一時引っ越し先にいくら良い物件をあてがっても、急な変化に対応するにはテナント側に手間と時間はどうしてもかかってしまう。それが何年もの間、そこに店を開いてきたテナントなら尚更だ。退去要請に全く応じないテナントに「第三者」は頭を抱えていた。
しかし、2011年3月11日、14時46分18秒、マグニチュード9.0の東日本大震災が発生。
東北で発生した地震にも関わらず、都内の古いビルにも結構な被害が発生する。秋葉原ラジオ会館の柱や壁にも大きな亀裂が入った。それでも、実は、ラジオ会館が受けた被害は、緊急建替が必要なほど大きなものでは無かった可能性が残されている。いずれによ震災被害という大義名分は、「第三者」のテナント退去要請に弾みを与えた。壁に入った大きな亀裂と、それを補強するように貼られたべニア板でさらに誇張された「被害」を見せられ、残っていたテナントは退去要請に続々と応じていった。震災の翌月、2011年4月16日には、ホワイトボードにお別れメッセージを残していく「ラジオ会館さよなら!!ウォール」イベントも開催された。
そして、様々なテナントとの話し合いを通じ、「第三者」はある構想を固めていた。
実は「第三者」は過去、アニメやマンガ、フィギュアなどの文化に一切触れたことが無く、秋葉原という街、そして、秋葉原を訪れる人々を深くは理解してはいなかった。ここも詳細は省くが、「第三者」は、テナントの退去要請を続けている際、大量に売れるフィギュアや書籍、異様な熱気を帯びた各種イベント、街中を闊歩する奇妙なオタク集団などに触れ、ただただそこに「何か物凄い力」を感じていたようだ。これは、秋葉原初心者が最初に必ず感じてしまう「アキバ熱」のようなものだ。過去、「アキバ熱」に触れたビジネスマンたちの中には、これをコントロールして金を生み出そうとチャレンジする者が何人もいた。そして、殆どの人間が失敗してきた。その姿は、熱によって生まれる蜃気楼に戦いを挑む滑稽な道化師と同じだった。秋葉原の住人達は、そうした道化師が発生する度に、冷やかな視線を送っている。
話を元に戻そう。ある時から「第三者」は「ラジオ会館は金になる」と考え始めるようになっていた。
ひとつのきっかけは、ある有名企業の代表が冗談で発した言葉にもあった。
「建替工事が終わって新生ラジオ会館が出来たら、しばらく入場費を取っても良いぐらい注目されるはずだ」
そして、イベントで集まったラジオ会館ファンの感動的なメッセージ群。
そして、閉店セールに集まって来た大量のオタクたちと、飛ぶように売れて行く在庫。
「第三者」は、退去要請の傍ら、ラジオ会館のブランドを使ってビジネスを始めるべく、本家の説得を始めていた。
東日本大震災から3ヵ月後の2011年6月、分家である株式会社ラジオ会館が設立された。
初期の株式会社ラジオ会館を構成したンバーについては省略する。ただひとつ言えるのは、「第三者」はビジネスを成功させるべく、様々な分野から実績のあるプロフェッショナルを引き抜いて来たらしいのだが、役員を筆頭に、殆どのメンバーが、アキバってどういうところ?オタクって気持ち悪い!みんな結局は金儲けがしたいだけでしょ?という、いわゆる秋葉原的な人間とは相反する人々だったようだ。「第三者」には、ラジオ会館、そして、秋葉原の一体何が人を惹きつけるのか、重要な部分への理解が欠けていたように思われる。
株式会社ラジオ会館は、設立後、様々なサービスの展開を始めている。ラジオ会館のテナントを中心にしたECモール「ラジオ会館オンライン」、フリーマガジン「ラジ館」、ニュースサイト「ラジ館プレス」などなど。大抵のプロジェクトが「第三者」の思いつきで始まっていたらしい。中には評価すべきものもあるが、ここでは詳細を紹介しない。
さて、設立から数年、株式会社ラジオ会館内部では様々な試行錯誤が繰り返されていたようだ。イベント企画や大型LEDビジョンの設置と声優番組企画など、華やかな企画も定期的に実施されていたが、売上は低迷していたらしい。そして、その予算の殆どは、本家である株式会社秋葉原ラジオ会館から出されていたらしい。
「第三者」は、「ラジオ会館」という印籠を使い、ビジネスを拡大し続けようと画策していた。短絡的な企画の中には、株式会社ラジオ会館が中心となって秋葉原店舗をまとめ、一大ネットワークを作ろうとしていたものもあったらしい。その中身は、会員になって分家の言うことを聞け、というお粗末なものだったらしいが、我々はラジオ会館だから秋葉原のみんなは言うことを聞くだろうと「第三者」が考えていたことに少し寒気を覚える。さらに、本気で新生ラジオ会館で入場料を取ろうとしていたらしく、その企画が本家の逆鱗に触れた、という話も聞いた。一向に上がらない売上、増え続ける予算、ブランドを利用した強引な営業、荒唐無稽な企画、本家が怒るのも無理は無い。
秋葉原界隈の人々には、香ばしい噂も流れている。ある企画で生じた損失を無関係の人間に補填させようとしたり、何度も支払遅延を繰り返したり、社内では秋葉原の店舗やオタクへの悪口のみならず、ラジオ会館のテナントの悪口まで言い合っている等など。最近では、本家との契約解消に伴い「本家が営業を邪魔している」などの暴言まで出ているとの話も聞いた。一応書いておくが、これらはあくまで噂だ。しかし、そうした社風に嫌気がさし、今年に入って大量に人材が辞めたという話も聞いた。
そして、今年に入って、ラジオ会館の仮囲いを使っていた広告枠営業は本家管轄に移行、3月にはラジオ会館1号館に設置されていた大型LEDビジョン「ラジカメVISION」が撤去され、事業の核とされてきたECモール「ラジオ会館オンライン」は今月7月末で終了予定となっている。残るはフリーマガジン「ラジ館」とニュースサイト「ラジ館プレス」。そんな折、本家から出された契約解除の通達は相当な痛手に違いない。
何故、今年の1月に契約が解除されても、依然として株式会社ラジオ会館は「株式会社ラジオ会館」であり、フリーマガジン「ラジ館」やニュースサイト「ラジ館プレス」は、その名前を使い続けているのかというと、「ラジオ会館」や「ラジ館」は確かに商標登録されているものの、社名は同意の下で命名された経緯があり、フリーマガジンとニュースサイトは商標区分が異なっているので問題無いそうだ。また、裁判沙汰になっても係争中は名前を変える義務は無い、とのこと。
そうした状況を踏まえ、本家は7月20日の新生ラジオ会館のグランドオープン前に、どうしても公私ともに関係性をクリアにしたかったのだろう。
通達も出たことだし、未だに株式会社ラジオ会館を、秋葉原の老舗のラジオ会館だと思ってお付き合いしている店舗さん、企業さんは居ないですよね?
以上、伝聞と類推だらけだが、株式会社ラジオ会館について、でした。
愛用しているスイス製の時計の革ベルトを交換することになったのだが、なんと納期が3ヶ月待ちという事態になった。
これは在庫がないので受注生産扱いになったのが直接の原因だが、裏事情(?)として、ベルトを作成するスイス本国の職人さんがバカンスに出かけた後だったという可能性が非常に高い。
一応、渡欧経験者2人(それぞれフランスとイタリア)にも確認してみたけど、この推測は間違っていないとのこと。曰く「彼らは遊ぶことしか考えてないから」。
ここは流石人権先進国の欧州(東欧は知らんけど)ということで諦めることにするが、先進国の高い人件費が値段に跳ね返るだけでなく、ヨーロッパ固有の事情が納期に絡んでくるのは想定外だった。
自分は仕事でもプライベートでも海外交流は皆無だから、恐らくグローバル()に活動している人間にとってはごく当然であろう話に今更驚いたというか。
お前が予約した分が、取り置き期限過ぎたのに
まだ取り置きされていたってこと?
店員さんの対応について具体的に書かれてなくて
何が丁寧なのかさっぱりわからない。
いや、「唆された」というよりも、「親に言われたから」という感じが近い。
昔から父親には逆らえない。
虐待されてたとか、殴られるとか怒鳴られるとか、そんなひどいことは一切されてない。
せいぜい、少し反論するとみるみる機嫌が悪くなるぐらい。
それなりに良い国立大にいかせてもらえたし、美味しい飯もたくさん食べさせてもらえた。
なのに、親の発言を否定するのが怖い。親の好意を無下にする勇気が出ない。親が怖い。
そうして流されて、地元に帰り、親の会社に入り、ついに起業するとこまできてしまった。
名ばかりの「自分の会社」では、親の作ったものを売ってる。正直、ほとんど売れてない。
無在庫商売だし、破格でおろしてもらっているのはありがたいのだけど、
「アレも売ればいい」が数ヵ月後には「どうしてアレを売らないんだ」になり、
「こうすれば良い」が数ヵ月後には「どうしてやらないんだ」になる。
給料もサラリーマン時代に比べると4割以下、ぎりぎり生活保護に引っかからないぐらい。
酒も控えてるし、服もみすぼらしくなるまで買い換えていない。
同棲中の彼女と旅行に行くことさえ、経済的な理由だけで躊躇ってしまう。
かたや同級生は何故かみんな公務員になって、兆レベルのプロジェクトを動かし、
もし親と離れたところでサラリーマンやってれば、毎月30万は貰えるようになってただろうなとは思う。
今月が更新月。どうしようか悩んでる。
Wimax2+試したらPCで11Mbps、タブで6Mbps前後。
体感でWimaxより速いし良い。回線一個で収まるし楽。新機種のNAD11もでてきた!
でも、調べたら2+に移行するからWimaxは2018年で停波するとか、
ルーターの在庫無くなったら受付終了とか噂が転がってるじゃん。
問題は通信速度制限。
http://www.uqwimax.jp/service/product/speed_wi-fi2.html
HDW14使ってLTE通信使用。
→月7GB制限。ノーリミットモードなら通信制限なし。(書いてある通り)
→上記URLより。「課金開始月から最大25ケ月間、通信速度制限(月間7GB超)を実施しません。」
これはHWD14だろうがNAD11だろうが25ヶ月間速度制限なし。
ただ、ただ、
「月間7GB超」の通信速度制限はされないのであって
回線が混んできたら「3日で1GB制限」は適用されるとのこと。(!!!)
「月間7GB超制限」はされないけど「3日で1GB制限」は適用される。
初めて聞いた。
ただこれはあくまでも予定であって、別にこんなことしないかもしれないって。
ちなみに「3日で1GB制限」が適用されるとしたら”2015年4月頃から”だって。
時期決まってるんだ…(笑)
もう一年も無いよ。
どっかのまとめブログに「UQが総務省に提出したスケジュール」なんちゃらが置いてある。
画像がへんな切り取られ方してるやつ。
要約すると、
”Wimax2+帯域広げるから2015年秋からWimax帯域狭めるよ”って言うグラフと
”2018年頃までには帯域全部Wimax2+にするからWimax終わりね”ってグラフが載ってる。
「通信制限かかってもノーリミットモード(Wimax回線)は制限なしでも、
来年秋には帯域狭まってるから結局Wimax回線も混雑する可能性あるってことですか?」って聞いた。
だって2+速度制限かかってWimaxで繋ごうって思っても混雑して不安定だったらクソやん。
そしたら
『あの画像、よく問い合わせくるけど公表した情報じゃないからそんな予定無い。』って。
へー、デマって可能性もあるんだ。まあ確かに画像のソース知らん。(対して調べても無いけど)
じゃあ予定より早くWimaxの帯域狭めたりその逆も然りって事かな。
まあ、『最終的にお客様で判断して契約するのが一番良い』って。
安くあがらせるために、家のPCもタブもスマホも全部Wimaxでやってるから
どうかな〜って思ったんだけど、別にWimaxのままでも良いかもね。
(スマホだけ格安126kbpsプラン入れて、タブは回線切ってWimax主体にしてる。)
っていうか、2+が1年契約の所が見つからないから(disを除く)
「3日で1GB制限」に怯えたまま2年縛るのは良くないよね。
またWimax1年で契約し直して特典貰いながらもうちょい様子見すんのが良いのかな。
でもそれだったら別に2+契約して制限かかったらWimaxいとくとか。でも二年って長いよな。
通信料も解約料も上がってる。解約料のためにキャッシュバック残しとくとかバカみたいじゃん。
PCは固定回線引いてスマホとタブでLTEテザればいいかなあ。
だれか、良い方法ございましたら教えてください。
横だけど。
ブックマーク欄でも「買わなきゃいいのに」「なんで読むんだよ」と言ってる人が多いようだが、「仕事で読んでる」っていう可能性もあるということをみんな忘れてるな。まあ、そこまで好意的に読み取ることもないけど。どうしてそんなことを言い出したかといえばかくいう自分がそうだからで、個人的には成年向け二次創作にあまり好感を抱いていない(なに、仕事をやめろだと?)。
どんなものにもスターなんとかの法則というのは働くので、中には「こ、これは」と思うものもなくはないが、多くは二次"創作"というのもおこがましいというか、単に設定やキャラクター性の剽窃でしかないような、元増田がいうようにオリジナルでやって在庫抱えてオロオロすればいいんじゃないかというようなものばかり(もちろん、表現の自由の名のもとに存在してもやむをえぬもの=法律その他によって規制されるべきものではないもの、とは思うけど)。
だいたいこういうのが"同人誌"の全てではないのだが、商業誌に一回二回載っただけとかそういうのではないプロでも、他人の作品でやるからなあ。「このキャラクターが好きでしょうがないから描いちゃいました」みたいなことを言って、そのキャラクターの性的な言動を表現し、それを少なからぬ人々が鑑賞するというのは、この文化に縁のない人から見れば奇妙、もっと言えば異常な行動とみられるだろうに、ネットで可視化された、こうした娯楽ではしゃいでる層には、そういう自覚が今ひとつ感じられないってのもある。
まあ、元増田に対しては「我々の世界でも我々の創作した世界でも、パラレルワールドはあらゆる機会を捉えて無限に発生し、さまざまな幸福と不幸が同時に並び立ち存在するのであって、すべてがあらゆる可能性から切り取られた断片にすぎないのだ」とでも言うしかないね。
これだけでどこのことだかわかってしまう飲食店があるとすれば、店側からすれば実に不名誉なことである。が、実際あるので仕方がない。聡明な読者の皆様におかれましては、俗世の情報を全てシャットアウトした寡黙な山の修行僧でもない限り、あるいは大地を踏みしめ草木を愛し日々必要な分だけの命を頂き神に感謝して暮らすトラディショナルな生き様が美しい異国の民族でもない限り、もうこれが何を指しているのかはスイッチを入れれば電球に明かりが灯るが如くおわかりかと思う。
半径200m以内に競合する三つの同業他社の店舗があるとしよう。今回話に出している、仮にA丼屋としよう、A丼屋という店は、同じ日の同じ時間に働いている従業員の数が他二店より必ず一人少ないのである。そしてこれは働いている側の実感からすると、「最低限の人数」ではなく、「最低限の人数-1人」なのだ。やってみると、これ結構大変である。
しかしながら、店舗に在中する人間の数を減らす、というだけならまだマシ。そう、それくらいならまだよかった。
真の問題はそのシステムにある。まずは営業報告書についての話をしよう。
A丼屋の営業報告書では、1日を4つの時間帯に分け、各時間帯ごとに営業報告書を記入し、本社へファックスを送るという仕組みだ。次の時間帯に切り替わるまでに売上データの集計、売上を計算し金庫に保管、ほぼすべての食材の在庫量をチェック、その時間帯に働いた従業員の労働時間、などを記入する。ちなみにここ、出勤はタイムカードではなくこちらの営業報告書への記入で申請する。他に勤怠報告書というのもあり出勤の度に2種類書かなければならないのだがこの話はここでは割愛する。
忙しくて営業報告書のファックスが間に合わないと、本社から催促の電話がかかってくる。毎度この本社電話口と店舗の温度差やべえな、とは思うがまあそれも本旨から外れるのでカット。慣れているアルバイトは催促の電話を無視して終わり次第送ったりすることもあるし、そもそも忙しすぎて電話を取れないこともある。(余談だがA丼屋の電話は顧客へ番号を公表していないため、本社や社員、ならびに業者からしかかかってこない)
この営業報告書には「労時売上」という項目がある。これがA丼屋のブラックたる由縁であると言って間違いはない。では、なんぞこれ。
先ほど営業報告書の記入項目に「その時間帯に働いた従業員の労働時間」を挙げた。これは、例えば昼帯の営業報告書に記入する際、「7時から12時まで3人働いた」ということであれば、5時間×3で「15時間」と記入する。全員の時間を足すとかちょっと何を言っているのかよくわからない。公式を覚えず数学の試験に臨んだエキセントリックな学生が、意味も根拠もないのに「とりあえず足してみるか…」と奇行に走る、なんかあの感じを彷彿とさせる。
そして件の「労時売上」というのは、総売上から消費税を除いた額を先の労働時間(例で言えば15時間)で割ったものである。つまるところ「1時間あたり従業員1人がどれだけ売り上げたか」の額であるらしい。へー。 なんか寒気が。
問題はここから。この労時売上が目標額(最初は5,000円と聞いていたが、エリアを管理する社員によって増減されることもあった)に満たない場合、なんと架空の休憩を取らされるのである。営業報告書に記入する労働時間を減らすのだ。そんなことを研修の段階から指導される。
熟練アルバイターは「もう今日は暇だな」と察すると、シューティングゲームで言うところの「置き」のように見越し休憩を回したりもする。その後混んだりすると悲惨だが。
僕らはこんなアコギな経営の片棒担ぐために義務教育で算数を習ったのだろうか?いや違う。隔月で高級ソープに通うためには毎月の生活費をいくらにすればいいか、ということを計算するためだ。と、童貞が申しております。筆者は素人童貞ですらないのだ。
いやらしい話にそれたが、それ以上にいやらしいのは売上目標とアルバイトのシフトを達成できるかできないかというギリギリのラインで組むというやり口だ。自分のいた店舗では、土日の昼、いわゆる稼ぎどきの店舗を高校生3人だけで回し、毎度どう時間を削るかの相談をしていたこともある。
その上、忙しすぎて残業をせざるを得ない状況においても、売上目標の達成だけが優先された。サービス残業の強要である。進んでサービス残業をするアルバイトまで現れる始末。「ほったらかしにして帰ることもできるが、この後に入る同僚のため、そして何より食べに来るお客様のため」と残業をし、しっかりとその時間分残業を申請したところ、「お前のせいで目標クリアできなかった」と長期間シフトを削られた。削られた分は別の社員からの他店舗ヘルプ要請に応じることで稼いでいたが、このときやっと何かがおかしいことに気付く。
ご存じの方も多いかもしれないが、このA丼屋には店長も社員も常駐しない。夕方の暇時は女子高生一人しか店にいないなんてこともある。もうこの時点で労働法の皆さんが握り拳をバキバキ鳴らす音が聞こえてくる。あ、目が赤く光ってる!
ちょっと思い出してみてほしい。もしくは現物を取り出して見てほしい。飲食店のアルバイト募集を見ると、ほとんどホールとキッチンで分かれていないだろうか。しかしこの店は分かれてない。一人勤務となれば、たった一人のアルバイトが「いらっしゃいませー!」と言ってお冷を出し注文を取り、調理をしてそれを提供し、お会計とお膳下げにテーブル拭き、食器洗浄からの食材仕込み、までやっているというわけだ。法的にアウトらしい、これ。能力的なできる・できないの話ではない。
最近アルバイトが辞め過ぎて閉店を強いられる店舗が多いと聞く。固形燃料で火をつける鍋物新メニューの提供があまりにエグい、というのが今まで我慢してきた従業員がプッツンした理由だ。
丼を二つ乗せたトレーを両手でバランスよく持ちダッシュで安全にお客様の元へ運ぶことを強いられる環境下にあって、このメニューの登場は致命的である。ファミレスなどとは違ってゆっくり歩いての接客はマニュアル違反となる。とにかくスピードを求められるのだ。
準備に時間がかかり火を使い危険、だというのにこの業界の客というのは5分待たされただけでキレるときたもんだからたまったものではない。一人勤務にされる深夜などは立地により終電後に大量の来客があるため、一人で仕事をしている中この鍋物メニューの注文が相次いだとなればまさに地獄絵図である。(ただでさえ深夜は清掃や配送された食材の受け取りなどこの時間帯限定の業務が多い)
基本的に人手が足りなかったり、退職者も多いため近隣他店舗へのヘルプ要請は多い。まあこれについてはどこでもあることだと思うのだが、そこはA丼屋。ヘルプで入ったら勝手のわからないその店を高校生が一人で営業していた、なんてこともある。
ヘルプで行ったまた別の店舗、こちらはエリア内でもかなりの大型店舗で、熟練者も多いところ。ここでは税金対策のため、多くの従業員が仮名を使い籍を二つ有していた。え?いいの?それ。。とにもかくにも滅茶苦茶に忙しい店舗であり、だいたいみんな働き過ぎである。
他にも別店舗に彼女を作った店長が会う時間を作るために深夜勤務をしなくなり必ず週1~2日の休みを取る中、副店長に深夜~午後などのハードワークで50連勤を押し付けるなど個人のパワハラなんかもあり、15名ほどいたアルバイトは12、3名ほどがごっそり辞めた。まあなんかこれは企業というより個人の悪質性によるものなので趣旨からは外れるのだが…。
疲れ果てた末に、労働法とか、人的資源管理とかっていうものを調べてみたりすると、頭の中の岡村靖幸が歌い出す。
いつだったか、近所に店舗のある別企業の従業員が自殺したという話を聞き、大手の飲食チェーンでは働くべきではないと胸に刻んだのだった。